リモコンエンジンスターター取り付け |
私は雪国に住んでいるので、寒い日の朝は窓が凍ったりして大変です。
で、エンジンスターターを取り付けることにしました。
純正品は高かったので、ユピテルのアンサーバックモデルにしました。
ハリアーは、スターターの他にイモビアダプターが必要です。
しかし、その取り付けにはディーラーのメカニックも嫌がる程大変だそうで・・・
私はDIYで取り付けしましたが、実際すごく大変でした・・・
マネされる方は心してください。
スターターでエンジンが掛かっている間はキーレスが効かなくなりますが、
スターターのリモコンでロック・アンロックができるように配線しました。
この配線は、前期型と後期型では違うようです。
後期型でも多重通信アダプタはなくてもいけますよ。
ちょっと難ありですが・・・(キーレスの注意)
イモビアダプターの取り付け キーレスの配線 コンライトの配線 本体・アンテナの取り付け
ユピテル
エンジンスターター |
VE−E720R |
\24,490 |
車種別ハーネス |
T−119 |
\3,360 |
イモビアダプター |
A-85 |
\8,232 |
ギボシ、ケーブル等 |
家にありました |
当時\600位? |
購入先 |
楽天市場 |
作業時間 |
2日間位?
イモビアダプター取り付け 4〜5時間
その他取り付け 4〜5時間 |
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購入したのはこちらです。
ユピテル エンジンスターター VE−E720R
ハーネス T-119
イモビアダプター A-85
楽天市場で持っていたポイントを使って買いました。 |
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− イモビアダプターの取り付け − |
まずは、イモビアダプターを取り付けます。
この作業がハリアーへ取り付けでのキモであり、一番大変なところです。
これができれば他は楽勝です。
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バッテリーのマイナスを外します。
電気パーツ類をいじるときは必ず行います。
何かが起きてからでは遅いです。 |
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シフト周りのパネルを外します。 |
シガーソケットのパネルも同じように外します。
裏のソケットも外します。 |
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オーディオパネルの取り付けネジ4つ(六角)を外します。
私のハリアーは奥の2つのネジをなくしてしまったので、手前2つしかありません・・・
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オーディオを外したところです。 |
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続いてインフォメーションディスプレイを外します。
引っ張れば外れます。 |
中心部が外れました。
まだまだ外しますよ。 |
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運転席側のスカッフプレートを手前に引っ張ります。
ツメが上下の2つ外れたらそこで止めます。
それ以上は外さなくて良いです。 |
足元のカバーを横に引っ張り、外します。 |
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スカッフプレートをずらし、見えるネジ(六角)を外します。 |
続いて、ハンドル下のアンダーカバー外します。
ここに隠しネジがありますので、カバーを外します。 |
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見えるネジを外します。 |
後はクリップだけなので、引っ張れば外れます。 |
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アンダーカバーに付いてるコネクタ類はそのままにしておきます。
中吊りになりますがその状態でOKです。 |
次にメーターを外します。
メーターパネルの手前に引っ張り外します。
クリップ4つですが、けっこう固いです。 |
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メーターの上下4つのネジを外します。
裏のコネクタを外してメーターを外します。
ハンドルを下げて、うまく回転させないと取れません。 |
メーターを取り外したところです。 |
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助手席側の足元のパネルを外します。
外し方は運転席側と一緒です。 |
グローブボックスのアンダーカバーを外します。 |
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写真位置に内張りはがしを入れ、コジルと外れます。
左右と真ん中の3箇所あります。 |
アンダーカバーを外したところです。 |
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グローブボックスを外します。
まずはスカッフプレートをずらし、見えるボルトを外します。 |
グローブボックスを開けて上部2箇所のネジを外します。 |
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右下のボルトを外します。 |
手前に引けばゴッソリ外れます。
コネクタがささってますので注意します。 |
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続いて、運転席側のエアコンの吹き出し口を外します。
左手前にツメが上下2つ見えます。
そこに細めのマイナスドライバーを突っ込んで、右に持ち上げるとパチンと外れます。
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吹き出し口の下のネジを外します。 |
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手前に引けば外れます。 |
助手席側です。
こちらも同じように外します。 |
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外したところです。 |
ここまで外れました。
まだまだ外していきます。
これ以降は、セキュリティの関係上、ボルト・ネジの位置等の写真を端折ります。
(単に撮り忘れかも・・・) |
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フロントピラーの内張りを外します。
これを外さないと、ダッシュボードがフリーになりません。
写真の位置にクリップがありますので、ニッパーを隙間から入れ切り取ります。
切り取っても固定には問題ないです。 |
切り取ったところです。
カケラを落とさないようします。 |
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フロントピラーを外したところです。
後でここを通してスターターのアンテナを配線します。 |
助手席側も同じように外していきます。 |
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シフト手前のネジを外します(写真より手前の位置) |
シフト周りのカバーを外します。
運転席と助手席の足元から外していきます。
ネジとクリップで固定されています。 |
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ダッシュボードを固定しているボルト、ネジを外していきます。
助手席側のスカッフプレートの裏のボルトを外します。 |
ハンドル上奥のネジを外します。 |
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ハンドル左下のボルトを外します。 |
運転席側のスカッフプレートの上のボルトを外します。 |
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グローブボックスのあったところの上奥のボルトを外します。
だんだんダッシュボードがグラついてきたと思います。
その他、ボルト、ネジ等がある場合は見つけて外します。
ダッシュボードが完全にフリーになったら、イモビアダプターの取り付けです。
セキュリティ上お見せできませんが、イモビライザー本体は、中央のフロントガラスに近い辺りにあります。
かなり奥の方です |
ユピテルの取り付け方には、ダッシュボードを手前に引いてフロントガラスの隙間に手を入れて・・・とありますが、隙間がちょっとしか開かず、自分の手は入りませんでした・・・
で、写真の矢印の辺りからアクセスします。
グローブボックスのあった所に肩を入れ、ダッシュボードを肩で持ち上げながら奥に手を伸ばすとうまく届きます。
イモビアダプターをがんばって取り付けます。
イモビアダプターから出ているケーブルは、運転席のハンドル下まではわせておきます。 |
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− キーレスの配線 − |
エンジンスターターでエンジン掛かっている間は、純正キーレスが効かなくなります。
これでは不便なので、エンジンスターターのリモコンでロック/アンロックができるようにしました。
前期型は、助手席のドアからくる足元のコネクタ付近に結線すればOKですが、
後期型には助手席にカギ穴がないためこの配線自体がありません。
で、いろいろ調べたところ、ハリアーハイブリッドのキーレスの配線が同じだということに気が付きました。
ユピテルでは多重通信アダプタを使うように指示されてますが、なくても大丈夫です。
ただ、ちょっと難ありですが・・・(キーレスの注意)
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まずは、キーレスの配線を行います。
キーレスエントリー(A-17SF)を購入してもいいですが、ちょっと高いかなと思ったので改造&自作しました。
付属のハーネスには、キーレスエントリー(A-17SF)用のコネクタが付いてます。
先端部を切って、ギボシ端子を取り付けました。
前に買っていたものが家にありました。
車体側には、必ずメス端子を取り付けます。
オス端子を付けた場合、走行中ギボシが外れた時に車体にショートしてトラブルの原因になります。
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運転席ドアのパワーウィンドウのコントローラを外します。
ロック/アンロックの配線は、このユニットのコネクタに配線します。
ドアから車内へのケーブル引き込みを行います。
防水を考えるとちょっと大変かもしれません。 |
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ドアノブのカバーを外し、現れたネジを外します。 |
マット(?)の下の隠しネジを外します。 |
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ミラー裏のパネルを外します。 |
ピンを外します。
真ん中のポッチを押してから外側をこじると外れます |
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内張りはクリップで止められてますので、ドアの下の方から内張りはがしを突っ込んでグイッとやれば外れます。
後はバキバキはがしていきます。
窓に近い部分が外れづらいですが、上に強引に引っ張ればOKです。
外れたらドアベゼルの照明のコネクタと、ロックとノブのワイヤーを外します。 |
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まず、10cmくらいのケーブルにメスのギボシ端子を付けたものを作成します。
青と黄色の2本必要です。
パワーウィンドウのコントローラのコネクタ付近に、今作ったケーブルを結線します。
場所は右の図の位置です。
ちなみに右の図はケーブル側から見たところです。
ワンタッチコネクタでもいいですが、確実に結線するために私はハンダ付けしました。
必ず仮接続して確認してから結線します。
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結線したところです。
ハンダ付けしたところは、ビニールテープで確実に保護します。 |
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続いて車内へ引き込む配線を作ります。
用意したのはギボシ端子、ケーブル、ケーブルカバー、ビニールテープです。
長さはおよそ2mほど必要です。
両端にオスのギボシ端子をかしめて完成です。
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スピーカーを外します。
ネジ4つとコネクタで固定されてます。
外してみてわかったのですが、純正スピーカーってすごく軽いです。
これではたいした音は・・・ |
作ったケーブルを接続し、ドアから車体へケーブルを通します。
ドア内は雨等で思ったよりも濡れるものです。
ケーブルカバーでしっかり保護します。
純正の配線に沿って取り回すといいです。 |
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車体とドアの間に見える蛇腹のホースの中を通します。
車体側はビニールテープでぐるぐる巻きになってますので、蛇腹のホースを引き抜き、ケーブルを通してから同じようにテープで巻いてから戻します。
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スピーカーの外した穴から覗いたドアの内部です。
ケーブルは一度下に下ろして、水が伝わってこないようにします。
また、ガラスをいっぱいに下ろしたときに干渉しないように気をつけます。
純正の配線に沿ってタイラップ等で固定すればほぼ大丈夫です。
この配線でエンジンスターターのリモコンでロック/アンロックはできますが、注意すべきこともあります(キーレスの注意) |
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− コンライトの配線 − |
コンライトキャンセルの配線を行いました。
オートライトのままだと、夜にエンジンスターターでエンジンを掛けて、
アイドリング終了後、ライトが点きっぱなしになります。
バッテリ上がりを防ぐために、ライトを消灯させるための配線です。
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10cmくらいのケーブルにメスのギボシ端子を付けたものを作成します。
8K6のシールが張ってある白いコネクタに、今作ったケーブルを結線します。
場所は右の図の位置です。
ちなみに右の図はケーブル側から見たところです。
ワンタッチコネクタでもいいですが、確実に結線するために私はハンダ付けしました。
必ず仮接続して確認してから結線します。
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エンジンスターター本体までのケーブルも作成しておきます。
片端にはオスのギボシ端子を付け、もう片端には写真のギボシ端子(平メス)を加工して付けます。
先端の丸まってるところを縦半分に切り、片側だけにします。
少しずつ広げ、エンジンスターター本体にギリギリ挿せる所まで広げて調整します。
長さは1mもあれば十分です。 |
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− 本体・アンテナの取り付け − |
エンジンスターター本体とアンテナの取り付けです。
簡単です
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キーシリンダーのコネクタにハーネスを割り込ませます。
ハーネスがちょっと長いので、負担を掛けないようにうまく取り回します。
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本体はここにタイラップで固定しました。
イモビアダプターからのケーブル、キーレスからのケーブル、コンライトキャンセルからのケーブルを本体に接続します。
アース線は忘れずに接続してください。 |
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アンテナはここに取り付けました。
アンテナのケーブルは、フロントピラーの中を通して運転席まで引き込んでいます。
天井とフロントガラスの間をこじって広げ、中に押し込み隠しました。
キーを差し込んだ状態でエンジンスターターを起動させ(OFFのままでよい)、イモビアダプターに覚えさせます。
また、キーレス・コンライト等、一通り確認しておきます。
確認が済んだら外したものをすべて戻します。
外すのも大変ですが、戻すのも大変です・・・
ネジ・ボルト等を余らせないようにします。
これで完成です。
お疲れ様でした!
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− キーレスの注意 − |
キーレスを多重通信アダプタを使わないで配線しましたが、エンジンスターターのリモコンでロック/アンロックを使う上で注意しなくてはいけないことがあります。
結構重要ですよ!
「エンジンスターターのリモコンでのアンロックは、必ずアイドリング中に行いましょう」
私が行ったキーレスの配線は、カギを回してロック/アンロックするのと同等の動きになります。
やってしまったことがある人はわかりますが、純正キーレスでロックして、カギを回してアンロックするとイモビ警報が高らかに鳴ります(わたしもやってしまったことありますw)
これと同じことが起きます。
つまり、純正キーレスでロックしてイモビアラームが効いてる間にスターターのリモコンでアンロックすると、警報が鳴りますw
エンジンスターターでアイドリング中は、車は走行中と勘違いしているので、アンロックしても警報は鳴りません。
安心してください。
スターターのリモコンを小さい子にイタズラされたり、間違って押してしまった、なんてことがないようにしましょう。
車が離れた所に停めてある人は、純正キーレスより遥かに遠くまで電波が飛ぶので大変なことになりますよw
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