涙なしには見られない作品
皆さんに伝えたい・・・まっすぐに泣ける生き方がここにある・・・。
壬生義士伝 新撰組でいちばん強かった男
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壬生義士伝 新撰組でいちばん強かった男
- 第一部「遥かなる故郷」
- 原作:浅田次郎
- 監督:松原信吾、脚本:古田求、本篇95分
- 出演:渡辺謙(吉村貫一郎)、高島礼子(しづ)、渡辺大(貫一郎:青年)、安倍なつみ(しづ:少女)、
- 高杉瑞穂(吉村嘉一郎)内藤剛志(大野次郎右衛門)、村田雄浩(佐助)、岸田今日子(ひさ)、
- 芦屋雁之助(江藤彦左衛門)、柄本明(近藤勇)金子賢(沖田聡司)、伊原剛志(土方歳三)、
- 竹中直人(齋藤一)、荻原流行(伊東甲子太郎)、岡本綾(あや)、坂井真紀(おその)、
- 夏八木勲(中島三郎助)、津川雅彦(八木源之丞)、浅田次郎(井上源三郎)、他・・・。
- あらすじ:南部盛岡藩・・・吉村貫一郎と大野次郎右衛門は寺子屋で学ぶ幼馴染だった。青年となった二人の前に花のような美少女、しづが現れ、たちまち夢中になる二人だったが、本家の兄の死によって四百石の組頭に出世した大野と百姓の娘では結婚が許されるはずはなかった。夏祭りの日、貫一郎はしづに求婚する。祝言の夜、貫一郎はしづに二つの誓いをたてる。「文武に精進して、身をば立て、子にひもじい思いはさせぬ」「たとい病であれ戦であれ、幼子ば残して死ぬような無体はせぬ」この二つこそが、吉村貫一郎の「義」となるのであった。
- 元治元年、南部盛岡は凶作にみまわれていた。藩校で学問と武術の助教を勤めるまでになっていた貫一郎だったが、身分はわずか二人扶持の足軽同心、さらに二人の子をなした吉村家には飢餓の恐怖がせまっていた。
- その頃、京都では池田屋事件が起き、新撰組の名が天下に轟く。身分の差など一切なく、腕さえ立てばどんな素性の者でものし上がることができる義士集団の存在は南部でも聞こえていた・・・。
- 吉村の家では、母の千代が二人の孫に食べさせるため、自ら食を絶ち餓死する事態にまで貧窮は進んでいた。そして、しづの妊娠・・・貫一郎は大野に尊皇攘夷の志をもって京に出ることを告げる。別れの日、妻と子に脱藩者の家族という汚名を着せることを泣いて詫びながら、京へ向かうのであった・・・
- 第二部「京都雫石恋唄」
- 第三部「龍馬暗殺」
- 第四部「鳥羽伏見から五稜郭へ」
第二部から第四部のあらすじはあえて割愛しました。原作・脚本があまりにも良く、予備情報を「無」の状態で見ていただき感動していただきかったからです。第四部では涙がとまりませんでした・・・。この作品は2002年正月2日テレビ東京系で放映したものがDVDになったものです。僕の座右の銘(購入し、座右のDVD)になった作品です。 多くの方々に是非是非みてもらいたいそう感じてます・・・。
壬生義士伝 (劇場版)
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壬生義士伝 (劇場版)
- 監督:滝田洋二郎、本篇137分
- 出演:中井貴一(吉村貫一郎役)、三宅裕司(大野次郎右衛門役)、山田辰夫(佐助役)、夏川結衣(しづ役)、中谷美紀(ぬい)
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- あらすじ:死を恐れない武士の世界において、吉村貫一郎は、生き残りたいと熱望し、金銭を得るために戦った。全ては故郷の妻と子供をたちを守るためだった・・・。大義名分、権力、名誉。そんなものはどうでもよかった。愚直なまでに「愛する者のために生きる」。家族だけではない。友、仲間、心を通わせた相手のために貫一郎は生き抜いた。やがて「守銭奴」と彼をさげすんでいた隊士も気づき始める。この男の「義」は、「人としての愛」なのだと・・・。
壬生義士伝(新撰組でいちばん強かった男)を凝縮した作品。音楽は宮崎駿映画等で活躍している久石譲さん、荘厳な曲、朴訥な田舎の風景を感じさせる曲スバラシイ。中井貴一の吉村貫一郎もよかったです。五稜郭までの脚本があればもっとよい作品になったのではと僕は感じました。