日本との関係を描いた映画
太陽が弾ける日
ミッドナイトイーグル
- 製作2007年、日本
- 監督成島出
- 出演大沢たかお、竹内結子、玉木宏、吉田栄作、藤竜也
核を搭載した在日米軍のステルス機を墜落させ、爆破させるべく日本に潜入した東アジア某国の兵士たちと自衛隊との死闘、アメリカとの関係に配慮する日本政府、秘密裏に進行する事件を取材するジャーナリストの姿などを描いたポリティカルアクションです。高嶋哲夫の同名小説を映画化したものです。
明日への遺言
- 製作2007年、日本
- 監督小泉堯史
- 出演藤田まこと、富司純子、ロバート・レッサー、フレッド・マックィーン、リチャード・ニール、西村雅彦、蒼井優
昭和20年5月、名古屋市外への無差別爆撃を行なった米軍搭乗員名を略式裁判によって処刑した罪状で、敗戦後、連合軍に戦犯として起訴された岡田資中将の「法戦」を描いた法廷映画です。アメリカ人弁護士のフェアな態度も描いています。
ハブと拳骨
- 製作2006年、日本
- 監督中井庸友
- 出演尚玄、虎牙光揮、宮崎あおい、石田えり、大口広司、辰巳蒼生
アメリカ占領下にあった返還前の沖縄のコザを舞台に、ソーキソバ屋を営む女とその息子と娘が、貧しさと米軍が支配する植民地状況と土着文化と沖縄の自然の中で生きていく姿を、蒸し暑い南国の雰囲気あふれる映像で描いています。
SPIRIT スピリット
- 製作2006年、香港・アメリカ
- 監督ロニー・ユー
- 出演ジェット・リー、中村獅童、スン・リー、ドン・ヨン、原田眞人
列強の食い物になっていた清末の中国を舞台に、世界初の異種格闘技大会に中国人の誇りを賭けて出場した武術家の悲愴な戦いを描いたアクション映画。中村獅童演じる日本の武術家との戦いがクライマックスになっています。
バベル
- 製作2006年、アメリカ
- 監督アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ
- 出演ブラッド・ピット、ケイト・ブランシェット、ガエル・ガルシア・ベルナル、役所広司、菊地凛子
モロッコ、アメリカ、メキシコ、日本を舞台に、一挺のライフル銃がつなぐ意図せざる関係の下に浮かび上がっていく人間群像にスポットライトを当て、人間の愚かさや孤独を描写した作品です。
めぐみ〜引き裂かれた家族の30年
- 製作2006年、アメリカ
- 監督クリス・シェリダン、パティ・キム
- 出演横田滋、横田早紀江、増元照明、横田哲也
1977年、新潟に暮らしていた13歳の横田めぐみさんが中学校への登校途中に北朝鮮工作員に拉致されます。めぐみさんの両親を中心に、拉致被害者家族の活動をアメリカ在住のジャーナリスト夫妻が追跡したドキュメンタリー映画です。素顔の拉致被害者家族を捉えています。
硫黄島からの手紙
- 製作2006年、アメリカ
- 監督クリント・イーストウッド
- 出演渡辺謙、二宮和也、伊原剛志、加瀬亮、中村獅童
本土防衛の捨石として玉砕するまで戦うことを期待された硫黄島を舞台に、最後の指揮官として赴任した開明的リベラリストの栗林忠道中将が率いる日本軍が、絶望的な戦況の中でアメリカ軍と善戦しつつも敗れていく姿を描いています。日米両国の視点から硫黄島の戦いを描く2部作の2作目です。
父親たちの星条旗
- 製作2006年、アメリカ
- 監督クリント・イーストウッド
- 出演ライアン・フィリップ、アダム・ビーチ、ジェシー・ブラッドフォード
日米両国の視点から硫黄島の戦いを描く2部作の1作目です。硫黄島を陥落させ、擂鉢山の頂上に星条旗を立てた6名の兵士が国家的英雄になり、戦費を調達するための戦時国債キャンペーンの広告塔として政府に利用される姿を描いています。
亡国のイージス
- 製作2005年、日本
- 監督阪本順治
- 出演真田広之、勝地涼、寺尾聰、中井貴一、佐藤浩市
イージス艦を副長と某国(モデルは北朝鮮)工作員が共謀して乗っ取り、弾頭に東京を壊滅させる力のある特殊兵器を搭載したミサイルを首都圏に向け、日本の国防上の矛盾を明らかにすることを政府に要求します。原作は福井晴敏の小説。防衛庁の全面的協力を得て制作されています。
アバウト・ラブ/関於愛
- 製作2004年、日本・中国
- 監督下山天、イー・ツーイェン、チャン・イーパイ
- 出演伊藤美咲、チェン・ボーリン、市川由衣、加瀬亮、メイビス・ファン、塚本高史、リー・シャオルー
東京・台北・上海を舞台に、日本人と中国人との恋愛を水彩画のようなタッチで描いたおしゃれなオムニバス・ラブストーリーです。日本・台湾・中国の監督が演出し、現代アジアのスターたちが共演しています。
爆裂都市
- 製作2004年、中国・香港
- 監督サム・レオン
- 出演アレックス・フォン、しらたひさこ、サイモン・ヤム、千葉真一
世界各国から子供を誘拐してテロリストに養成している日露ハーフの「オトウサン」と香港警察との攻防を、オトウサンに子供を誘拐された警察官とオトウサンに裏切られて組織から離脱した日本人女性に焦点を当てて描いたアクション映画です。
珈琲時光
- 製作2003年、日本
- 監督ホー・シャオシェン(侯孝賢)
- 出演一青窈、浅野忠信、余貴美子、小林稔侍、萩原聖人
小津安二郎生誕百年を記念作品で、台湾の巨匠侯孝賢がメガホンを取っています。台湾関係の仕事をしているフリーライターの日本人女性が、台湾のテレビ局の依頼で日本で活動した台湾人作曲家の生涯を調査しています。それを軸にして、彼女の家庭の問題が交差するというストーリーです。
この世の外へ クラブ進駐軍
- 製作2003年、日本
- 監督阪本順治
- 出演萩原聖人、オダギリジョー、松岡俊介、MITCH、村上淳、ピーター・ミュラン、シェー・ウィガム、前田亜季
敗戦後の占領下の東京を舞台に、戦場から帰還し、米軍基地内のクラブで演奏する陸軍軍楽隊出身の日本人ジャズメンと、兵士として基地に来ているアメリカ人ジャズメンの葛藤と友情を描いた作品です。焼け跡の情景が見事に再現されています。
チルソクの夏
- 製作2003年、日本
- 監督佐々部清
- 出演水谷妃里、淳評、山本譲二、上野樹里
1970年代の下関と釜山を舞台に、日本と韓国の高校生の恋愛を描いた作品です。チルソクとは韓国語で七夕のことで、二人の関係を織姫と彦星になぞらえています。民族の壁に囚われていない若い世代と、偏見を持っている親の世代とのギャップを描いています。
KT
- 製作2002年、日本・韓国
- 監督阪本順治
- 出演佐藤浩市、キム・ガプス、チェ・イルファ、筒井道隆、ヤン・ウニョン、原田芳雄
1973年に日本で起こったKCIA(韓国中央情報部)による金大中拉致事件を描いた作品です。現代史の謎を追求したフィクションですが、歴史的背景や時代考証はしっかりしています。原作は中薗英助の小説『拉致〜知られざる金大中事件』。
ドッジGO!GO!
- 製作2002年、日本・韓国
- 監督三原光尋
- 出演田島有魅香、筧利夫、温水洋一、益子直美、ファン・ナラ
廃部寸前で大会にも出られないドッジボールチームのメンバーの少女が、父親の仕事で韓国に引っ越すことに。そこでできた韓国人の友達を日本のドッジボールチームの助っ人にして、大会に出場するというスポ根映画です。日韓の小学生たちが本州から九州に行くぐらいの感覚で両国を行き来しています。
ROUND1
- 製作2002年、日本・韓国
- 監督山田大樹
- 出演畑山隆則、ソン・ソンミ、西村和彦、カン・ソンピル
日本と韓国を舞台に、日韓の詐欺師とやくざが入り乱れて、騙し合い、追いつ追われつする日韓合作アクション・コメディです。俳優志望の日本人詐欺師にボクシングの元世界チャンピオン畑山隆則、日本人の女詐欺師にソン・ソンミ、日韓ハーフの詐欺師に西村和彦という面白いキャスティングです。
爆烈野球団!
- 製作2002年、韓国
- 監督キム・ヒョンソク
- 出演ソン・ガンホ、キム・ヘス、鈴木一真、伊武雅刀
日本が朝鮮を保護国にした乙巳条約締結後のソウルを舞台に、朝鮮初の野球チーム「皇城YMCA野球団」と、朝鮮に駐留する関東軍の将校が率いる日本チームとの対決を、抗日運動をからめながら描いたスポ根映画です。野球を通じての近代化というテーマも描かれています。
サウラビ
- 製作2002年、韓国・日本
- 監督ムン・チョングム
- 出演チェ・ジェソン、榎木孝明、イ・サンフン、梅宮万紗子、ナムグン・ウォン、ヤン・テッチョ、勝野洋
百済滅亡後、宮崎の南郷村に定住した末裔たちが数百年後も百済復興を願って雌伏し、南郷村の若者がサムライの姫と恋に落ちるという歴史ファンタジーです。サウラビとは古代朝鮮の武士を意味し、韓国にはサムライの起源とする説があります。
ホタル
- 製作2001年、日本
- 監督降旗康男
- 出演高倉健、田中裕子、奈良岡朋子、小澤征悦
戦死した朝鮮人特攻隊員と、戦後生き残った彼の周囲の人々のそれぞれの人生を描いた作品です。亡くなった朝鮮人特攻隊員の婚約者を妻とした戦友が、不治の病になって死を前にした妻と一緒に、半世紀ぶりに戦友の遺品を遺族に届けるために渡韓するというストーリーです。
少年義勇兵
- 製作2001年、タイ
- 監督ユッタナー・ムクダーサニット
- 出演ルンルアン・アナンタヤ、テーヤー・ロジャーズ、ワラヨット・パニチャタライポップ
1941年のタイで、切迫する国際情勢に備えるために少年義勇兵が組織されました。同年十二月八日、タイ領を通過するために沿岸に上陸した日本軍と少年義勇兵を含むタイ軍の間で戦闘が行なわれた史実に基づいた作品です。
ロスト・メモリーズ
- 製作2001年、韓国
- 監督イ・シミョン
- 出演チャン・ドンゴン、仲村トオル
1909年、もしハルピン駅で朝鮮統監伊藤博文がアン・ジュングン(安重根)に狙撃されなかったとしたらその後の歴史はどのように変わっていたかという設定のSFです。伊藤博文が暗殺されずに百年経ち、完全に日本と一体化している2009年の朝鮮半島における民族独立運動を描いています。
宣戦布告
- 製作2001年、日本
- 監督石侍露堂
- 出演古谷一行、佐藤慶、夏八木勲、杉本哲太
某国(モデルは北朝鮮)特殊部隊の侵入事件に対する日本政府の対応を描いた危機管理シュミレーション映画です。原作は麻生幾の同名小説。危機に直面して右往左往する政治家、法文解釈ばかりしている官僚、実際に現場に当たる自衛官の苦労などが描かれています。スパイ物としての面白さもあります。
黒水仙
- 製作2001年、韓国
- 監督ペ・チャンホ
- 出演イ・ジョンジェ、イ・ミヨン、アン・ソンギ
朝鮮戦争中に北朝鮮と連帯して活動していた反体制活動家たちがいました。半世紀後、謎の殺人事件に関連して彼らの存在が浮かび上ってきます。反体制活動家の一人が日本に密航して日本人になりすまし、成功しているというストーリー展開になっていて、日本ロケも行なわれています。
恋するブラジャー大作戦(仮)
- 製作2001年、香港
- 監督パトリック・レオン、チャン・ヒンカイ
- 出演ラウ・チンワン、 ルイス・クー、カリーナ・ラウ、ジジ・リョン
日本の女性下着メーカーが男性デザイナーを起用する方針に変更、香港支社で二人の中国人男性が採用になります。女たらしでいい加減な性格のために問題を起こしながらも、新しいブラジャーを開発していく二人の姿をコミカルに描いています。
ムルデカ 17805
- 製作2001年、日本
- 監督藤由紀夫
- 出演山田純大、保坂尚輝、榎木孝明、ローラ・アマリア
第二次世界大戦終結後、オランダとイギリスに支配されていたインドネシアの独立戦争に義勇兵として参加し、インドネシア独立の英雄となった日本兵たちを描いた歴史映画です。ムルデカとはインドネシア語で独立を意味し、17805は独立を宣言した日付で、皇紀2605年8月17日のことです。
純愛譜
- 製作2000年、日本・韓国
- 監督イ・ジェヨン
- 出演イ・ジョンジェ、橘実里
東京とソウルを舞台に、バイトでインターネットの覗き見サイトに出演している東京の少女を、ソウルの公務員の青年が好きになるという恋愛映画です。日韓合作で、監督は韓国人です。日韓の若者たちが無目的に日々を漂流している現実を描いています。
ゴースト・ドッグ
- 製作1999年、アメリカ・フランス・ドイツ・日本
- 監督ジム・ジャームッシュ
- 出演フォレスト・ウィッテカー、ジョン・トーメイ、カミール・ウィンブッシュ、イザアック・ド・バンコレ
ニューヨークを舞台に、江戸時代の日本の武士道の書『葉隠』をバイブルにして、現代の武士としてストイックに生きる殺し屋の黒人青年の生活を描いています。『葉隠』の文章を端々に散りばめ、その思想を忠実に映像化しています。
プライド 運命の瞬間
- 製作1998年、日本
- 監督伊藤俊也
- 出演津川雅彦、スッコット・ウィルソン、ロニー・コックス、大鶴義丹、戸田菜穂、奥田瑛二、いしだあゆみ
極東国際軍事裁判を舞台に、A級戦犯として裁かれた東絛英機元首相と、インド代表として裁判に参加して法的な立場から日本無罪論を展開したパール判事の二人を主人公に、第二次世界大戦の歴史と敗戦日本の人間像を描いています。
三たびの海峡
- 製作1995年、日本
- 監督神山征二郎
- 出演三国連太郎、李鐘浩、南野陽子、隆大介、永島敏行
戦時中に朝鮮半島から徴用されて炭鉱で働かされた経験を持つ河時根は、半世紀後、釜山で実業家として成功していました。河には日本に二つの心残りがありました。一つは日本人の労務監督への恨み。もう一つは秘かに愛し合った戦争未亡人の日本人女性との間に生まれ、日本に暮らす息子のことでした。
多桑〜父さん〜
- 製作1994年、台湾
- 監督ウー・ニェンツェン(呉念真)
- 出演ツァイ・チェンナン、ツァイ・チョウホン、チェン・クェイチョン、フー・ウォー、チュン・ヨハン
日本の統治下で日本人としての教育を受けた世代の台湾人男性の生涯を描いています。多桑とは日本語の父さんの音をそのまま漢字に移したもので、主人公は家族から多桑と呼ばれています。台湾人にとっての日本を認識することができる作品です。
パール・ハーバー
- 製作1991年、アメリカ
- 監督マイケル・ベイ
- 出演ベン・アフレック、ジョシュ・ハートネット、ケイト・ベッキンセイル
同じ女性を愛することになった幼馴染みの戦闘機乗りの二人の青年を主人公に、日本軍の真珠湾攻撃をめぐるドラマを描いています。歴史的なリアリティが無視されていて、戦争映画というより三角関係を描いたメロドラマと言うべき映画です。
てなもんやコネクション
- 製作1990年、日本
- 監督山本政志
- 出演ツェ・ワイ・キット、新井令子、鈴木みち子、室田日出男、近藤等則、リ・チェオン、チュイ・クォン・ラン
クイズ番組で日本旅行が当たった香港の青年が、日本で有り金を盗まれて無一文に。運良く遊園地で香港旅行が当たり、親しくなった女性ガイドを伴なって香港に帰りますが、故郷では日本の地上げ屋が実家周辺の再開発を狙っていました。
将軍の息子
- 製作1990年、韓国
- 監督イム・グォンテク
- 出演パク・サイミン、シン・ヒョンジュン、イー・イルチェ、パン・ウニ、キム・ヒョンイル
1930年代の日本統治時代のソウルを舞台に、朝鮮独立運動の英雄の息子で浮浪児として育った青年が、ソウルの歓楽街鐘路のやくざになり、日本人から鐘路の縄張りを守るために戦うという物語です。3部作の第1作。
北京的西瓜
- 製作1989年、日本
- 監督大林宣彦
- 出演ベンガル、もたいまさこ、中国人留学生たち
日本で苦学している中国人留学生たちを、家業を傾けてまで面倒を見た船橋市郊外の八百屋の主人が、帰国後に出世した留学生たちから北京に招待されるという実話に基づく映画です。撮影中に天安門事件が発生し、中国ロケができなかったという曰くがある作品です。
悲情城市
- 製作1989年、台湾
- 監督ホー・シャオシェン(侯孝賢)
- 出演トニー・レオン、シン・シューフェン、リー・ティエンルー、チェン・ソンヨン、カオ・ジエ
日本の敗戦から国民党政府樹立までの四年間の台湾を舞台に、ある台湾人家族の運命を描いています。二・二八事件などタブーだった国民党の圧制を描いているため、日本で編集して完成させた作品です。ヴェネチア国際映画祭グランプリを受賞。
太陽の帝国
- 製作1987年、アメリカ
- 監督スティーヴン・スピルバーグ
- 出演クリスチャン・ベール、ジョン・マルコヴィッチ、ミランダ・リチャードソン、伊武雅刀、ガッツ石松
第二次世界大戦中の上海租界を舞台に、日本の零戦に強烈に憧れるイギリス人少年が、日本軍の上海侵攻の混乱の中で両親とはぐれ、捕虜収容所で暮らすことになる体験を描いています。原作はイギリスのSF作家J・G・バラードの半自伝的小説。
ガン・ホー
- 製作1986年、アメリカ
- 監督ロン・ハワード
- 出演マイケル・キートン、ゲディ・ワタナベ、ミミ・ロジャース、 山村聡
日本企業の傘下に入ったアメリカの自動車工場を舞台に、日本流経営に反発する労働者、労資の板挟みになって苦悩するアメリカ人中間管理職、会社人間の日本人社員などの人間模様を描いた作品です。勝者に学ぶアメリカ人の姿が描かれています。
トラ・トラ・トラ!
- 製作1970年、アメリカ・日本
- 監督リチャード・フライシャー・舛田利雄・深作欣二
- 出演マーティン・バルサム、山村聡、ジョセフ・コットン、東野英治朗、E・G・マーシャル、田村高廣
日米の緊張が高まって行き、日本軍が真珠湾攻撃するまでの過程を、日米双方の立場から描いた戦争映画です。アメリカは真珠湾攻撃の計画を事前に知っていたという説に立って描いています。日本軍の描写が見事です。
フィリピンのスラムに生まれ育った日本人とフィリピン人との混血児「ジャッピーノ」の血縁のない三人兄妹が、貧しさと屈辱から這い上がろうと足掻きながら暗黒街で生きる姿を描いたアクション映画です。
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