オガライトの種類&製造風景


   
オガライトの種類と書きますと、オガライトを御存知の方は、
   オガライトに種類があるのとおっしゃる事でしょう。
   爺はオガライト製造機械が完成したもので、これ以上進化
   するものではないとは考えないで、より目的に合った人工原木を
   作る製型機があっていいのではと、色々工夫をし、
   技術開発に取り組み頑張って来ました。
   オガライトを御存知の方も、八角形、四角形また丸状な品物で、
   中心に成型時に必要なガス抜き穴を有するものしか知らないかと
   思います。
   爺はこの中心穴のないオガライトを作る製型機を開発しました。
   初めてある程度の間、品物が悪くとも、
   連続運転が出来た時は本当に嬉しかったですよ。
   中心穴がなくなると、何の工夫もなければ、爆発し鉄砲玉の
   ようにオガライトの塊が飛び出すのですから・・・。
   最初に成功し、連続運転可能になっても、オガライトの製品として、
   特にオガ炭の原木とするには、ちょっと粗悪であったので、
   その後一種の趣味、道楽やなと思いながらも、
   改良、改良に努め、現在の機械があり、ここに単に
   人工の薪としての製型機でなく、炭の原木にふさわしい、
   人工原木を作る製型機が完成したんだと思っております。
   その最終の技術NOW HOWは完全に隠し、秘密にしております。
   機械メーカーになる気はさらさらないものですから・・・。
   穴なしオガライトの技術を身に付けると、極細中空オガライト、
   パイプ状オガライトも製造出来ます。
   現在の穴なしオガライトの機械は本当に今までの
   一般オガライト製型機と違って、非常に複雑な部品を使っている、
   オガライトの精密機械といっていいでしょう。
   その部品の互換性を有するためには、40年前爺は機械科を
   出たのですが、その学生時代には一般にはなかった
   工作技術が必要なのですから。
   オガライトの写真で種類を、また、工場の製造、製型風景の
   写真を載せることにします。

    (1)穴あきオガライト&オガ炭(一般市販品)
      
       四角形オガライト               オガ炭
     原木サイズ 一辺52mm        炭サイズ 一辺39mm

    (2)溝付き穴なしオガライト&オガ炭
      
    原木サイズ 直径52mm           炭サイズ 直径39mm
     爺の会社のみで製造販売10年以上の販売実績があります
         
    (3)〜(5)当分の間削除します。(企業秘密上?)


       
    (6)オガライトの製造風景
     
      穴ありオガライト            穴なしオガライト
      上の写真二枚で製造時の大きな違いを見ていただける
      でしょうか、煙の発生状況の違いを・・・
      左の穴あり写真では中心左側にオガライトの中心穴から
      出る煙が観測出来ますが、右写真では煙の発生は
      見られません。
      煙は何処へ行ったのでしょうかねえ。
      煙の発生は両方共同じようにあるのに・・・。

      オガライト製型後コンベアーに流れてくるオガライトを
      荷車、トロッコに積載し、それぞれ土釜、トロリー釜に
      持ち込み炭化します。
      
       荷車に積載中             トロッコに積載中
       写真左の荷車には、燃料用穴ありオガライトです。
       トロッコへの積み方は他のメーカーさんと違って
       オガライトを井ゲタ状に積みます。
       穴なしですので、ねらし時にエアーが
       充分炭材に廻るようにする為です

      炭化風景は別のコーナーでスライドショーにて、ご覧下さい。

(元に戻る)