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PROCEDURE DIVISION 手続き部

【用途】
実際のプログラムを記述する4番目に登場する手続き部。ここを書かないコボルプログラムは存在しないはずです。


手続き部


概説

手続き部(procedure division)は,宣言部分と手続き部分からなる.


宣言部分

手続き部の始めに必要語DECLARATIVESを書き,宣言部分(declaratives)の節(section)を続けて書いて,必要語END DECLARATIVESを書いてとめる.


手続き部分

手続き部における手続き部分(procedure)は,一つの段落,連続した幾つかの段落の組,一つの節,又は連続した幾つかの節の組で構成する.ある段落がどれかの節に属するときは,すべての段落は,節にまとめて書く.手続き名とは,原始プログラム中に書いた段落や節を参照するときに使う語である.手続き名は,段落名,修飾された段落名又は節名とする.

節(section)は,節の見出しとその後の連続した幾つかの段落からなる.段落は書かなくてもよい.節の終わりは,次の節の直前,手続き部の終わり,又は手続き部の宣言部分では,必要語END DECLARATIVESとする.

段落(paragraph)は,終止符と空白でとめられた段落名とその後の連続した幾つかの完結文からなる.完結文は書かなくてもよい.段落の終わりは,次の段落名か節名の直前,手続き部の終わり,又は手続き部の宣言部分における必要語END DECLARATIVESとする.

完結文(sentence)は,幾つかの文からなり,分離符の終止符で終わる.

文(statement)とは,COBOLの動詞の後に,語,定数及び分離符を構文的に正しく組み合わせて書いたものとする.

一意名(identifier)とは,データ項目を一意に参照するのに必要な語又は語の組とする.


実行

実行は,手続き部の宣言部分でない最初の文から始まる.文群は,原則として原始プログラムに書いてある順序で実行される.ただし,その順序と異なる場合は,規則で示す.


手続き部の構造

  手続き部の見出し
  

手続き部の最初には,次の見出しを書かなければならない.

【書き方】




サブプログラムの場合など、外部よりパラメータを受け取る場合はこちら


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