(1) |
指標名は,OCCURS句のINDEXED BY指定で記述することによって,その表と関係付けられる.
|
(2) |
指標名-1を書くとき,SET文の実行後の指標名-1の値は,指標名-1と関係付けられた表の出現番号に対応しなければならない.PERFORM文又はSEARCH文の実行後,指標名に対応する指標の値は,関連する表の範囲外の出現番号であってもよい.
指標名-2を書くとき,SET文の実行前の指標名-2の値は,指標名-1と関係付けられた表の出現番号に対応していなければならない.
指標名-3を書くとき,SET文の実行前及び実行後の指標名-3の値は,指標名-3と関係付けられた表の出現番号に対応していなければならない.
|
(3) |
書き方1の動作は,次のいずれかとする.
(a) |
指標名-1に,指標名-2,一意名-2又は整数-1の値に対応する出現番号の値を設定する.一意名-2が指標データ項目であるか,又は指標名-2が指標名-1と同じ表に関連しているときには,変換は行わない.
|
(b) |
一意名-1が指標データ項目のとき,一意名-1は,指標名-2又は一意名-2の内容に等しく設定される.このとき一意名-2は,指標データ項目でなければならない.いずれの場合にも,変換は行わない.
|
(c) |
一意名-1が整数項目のときは,TOの後には指標名-2だけを書くことができる.一意名-1に指標名-2の値に対応する出現番号の値を設定する.
|
(d) |
指標名-1,一意名-1の繰返しが書いてあれば,処理を繰り返す.指標名-2又は一意名-2のデータ項目の値は,文実行当初の値が使用される.一意名-1に添字付けがあるときは,繰返しごとに一つずつ順番に評価する.
|
|
(4) |
書き方2では,指標名-3の内容が,整数-2又は一意名-3のデータ項目の値で表される出現番号に対応する値だけ増やされる(UP BY)か減らされる(DOWN BY).更に,指標名-3の繰返しに対して処理を繰り返す.各繰返しにおいて,一意名-3のデータ項目の値は,文実行当初の値が使用される.
|
(5) |
書き方1のSET文における各作用対象の組合せの可否を表3.20に示す.
表3.20 書き方1のSET文の作用対象の組合せの可否
送出し側
|
受 取 り 側
|
整数データ項目
|
指標名
|
指標データ項目
|
整数
|
−/(3)(c)
|
○/(3)(a)
|
−/(3)(b)
|
整数データ項目
|
−/(3)(c)
|
○/(3)(a)
|
−/(3)(b)
|
指標名
|
○/(3)(c)
|
○/(3)(a)
|
○/(3)(b)*
|
指標データ項目
|
−/(3)(c)
|
○/(3)(a)*
|
○/(3)(b)*
|
○ :組合せができる
− :組合せができない
(n):一般規則の番号
* :変換が行われない組合せ
|