IF(判断)又は,条件を評価する.実行用プログラムの次にとる動作は,条件の値が真か偽かによって定まる.
【書き方】
(1) | 文-1及び文-2は,条件文(conditional statement)又は無条件文(imperative statement)とする.それぞれの文の前に無条件文があってもよい.
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(2) | ELSE NEXT SENTENCE(さもなければ次の完結文)指定の直後に分離符の終止符を書く場合には,この指定を省略してもよい. |
(3) | END-IF(IF文の終わり)指定を書く場合には,NEXT SENTENCE指定を書いてはならない. |
(1) | IF文の範囲は,次のいずれかで終わる.
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(2) | IF文を実行すると,次のように制御を移す.
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(3) | 文-1及び文-2の中にIF文を書いてもよい.この場合,IF文は,入れ子(nest)になっているという.入れ子の詳細な規則は,
IF文の中のIF文は,左から右に向かってIF,ELSE及びEND-IFの組を作っているものとみなす.一つのELSE又はEND-IFには,その左側でまだほかのELSE又はEND-IFと組になっていないIFのうち,最も右側にあるIFが対応する.
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図3.5 入れ子になっているIF文
図3.6 入れ子になっているIF文の論理的な流れ