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COMPUTE

【用途】
自由度の一番高い計算命令。はっきり言ってコレがあれば他の算術式は不要。
でも、余り計算とかの場合はDIVIDEのほうがヨカッタり。記述方法はそのまんま。必須なので憶えましょう。

【使用例】
・A=A+1    COMPUTE A = A + 1
・A=A+B    COMPUTE A = A + B
・C=A-B    COMPUTE C = A - B
・D=(A+B)*C  COMPUTE D = (A + B) * C
・E=A*(B-C)/D   COMPUTE E = A * (B - C) / D
・B=A/10 (四捨五入)  COMPUTE B ROUNDED = A / 10

COMPUTE文


機能

COMPUTE(計算)文は,算術式又はブール式の値を一つ以上のデータ項目に収める.


一般形式

【書き方1】
Image

【書き方2】
Image

備考.
“=”は,他の記号との混同を避けるために下線を付けていない.

構文規則

(1)

一意名-1は数字項目又は数字編集項目でなければならない.

(2)

一意名-2はブール項目でなければならない.


一般規則

(1)

算術式が,一つの一意名だけ又は一つの定数だけの場合,その一意名のデータ項目又はその定数の値を一意名-1のデータ項目に入れる.

(2)

等号の左辺に二つ以上の一意名-1を書くと,算術式の値が計算され,その結果を順番に各一意名-1のデータ項目に入れる.

(3)

COMPUTE(計算)文で算術演算を組み合わせるときには,ADD(加算)文,SUBTRACT(減算)文,MULTIPLY(乗算文)及びDIVIDE(除算)文における作用対象の合成及び受取り側データ項目に関する規則の影響を受けない.

(4)

この文に関連する追加の規則及び説明は,ASPマニュアルを参照されたし.

(5)

ブール式が一つの一意名だけ又は一つの定数だけの場合,その一意名のデータ項目又はその定数の値を一意名-2のデータ項目に入れる.

(6)

等号の左辺に二つ以上の一意名-2を書くと,ブール式の値が計算され,その結果を順番に各一意名-2のデータ項目に入れる.


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