(1) |
ACCEPT文は,以下のハードウェア装置からデータを読み込み,一意名-1に格納する.読み込まれたデータの編集や誤りの検査は行わない.
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システム論理操作卓(CONSOLE)
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システム論理入力装置(SYSIN)
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システム論理操作卓(STATION)
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(2) |
FROM指定を省略すると,SYSINが指定されたものとみなされる.
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(3) |
ACCEPT文によって指定された入出力装置がREAD文で指定した装置と同じであるときには,結果は規定しない.
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(4) |
CONSOLE又はSTATIONに対応付けられた呼び名-1を指定したACCEPT文を実行すると,次の処理が行われる.
(a) |
システムによって作られたメッセージが自動的にシステム論理操作卓に表示される.
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(b) |
実行が中断される.システムが操作卓からメッセージを受けると,ACCEPT文が再開され,メッセージはPICTURE句に関係なく,左端から一意名-1に移される.
もし一意名-1がいっぱいにならなければ,下位のバイトには空白がつめられる.
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(5) |
SYSINに対応付けられた呼び名-1を指定したACCEPT文を実行すると,次の処理が行われる.
(a) |
一つの入力レコードを読む.
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(b) |
受取り側データ項目のバイト数又は受取り側データ項目の残りの部分のバイト数が入力レコードのバイト数と同じである場合には,入力レコードはそのまま受取り側データ項目の残りの部分に格納される.
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(c) |
受取り側データ項目のバイト数又は受取り側データ項目の残りの部分のバイト数が入力レコードのバイト数より大きいとき,入力レコードは受取り側データ項目又は受取り側データ項目の残りの部分の左端に位置を合わせて格納される.ふたたび(a)から処理が行われる.
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(d) |
受取り側データ項目のバイト数又は受取り側データ項目の残り部分のバイト数が入力レコードのバイト数より小さいとき,入力レコードの左端の部分だけが受取り側データ項目,又は受取り側データ項目の残りの部分に格納される.
このとき,入力レコードの残りの部分は,切り捨てられる.
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