先読みの場合には、カウントはWriteしたカウントではなく読込んだデータの件数を示します。1頁に明細を5行印刷する場合、5回WRITEして頁計を印刷するのは良いとして、次に1行スキップするのか、総計を印刷するのかは、次の頁に印刷すべきデータの有無を認識しない限り制御出来ません。
そのため読込んだ件数が6件目だったら[行スキップ][改頁][見出し]を行ってから明細の処理をします。カウンタの初期値は00ですが01は最初の一回だけで、後は 01〜06の間で変化します。カウンタが06ということは、既に次頁に印刷すべきデータを読んでいる状態なので、カウンタは01に戻します。こうすることで、明細・改頁・見出しといった機能の独立性が保たれます。?? の部分は指定された1頁の明細行の値で入れ替えます。
***** 印 刷 制 御 ドライバ(1) [先読み] ***** [LSTDV1] (20 F10) * [ 1頁に指定される明細行数によって ? 印の値を変更する ] * ( ) 内に命令等を記述する procedure division. ********** [ 制御-module ] ********** open input (入力f) output (出力f) * ***** [1件の先読み] ***** perform 読込処理 thru 読込出口 * ***** [ファイル終了までの繰返し] ***** perform until (入力fステータス) not = "00" add 1 to cnt * ***** [印刷処理の制御] ***** evaluate cnt when 01 perform 改頁処理 thru 改頁出口 perform 見出処理 thru 見出出口 when 06 perform 頁計処理 thru 頁計出口 * ?? perform 行送処理 thru 行送出口 perform 改頁処理 thru 改頁出口 perform 見出処理 thru 見出出口 move 1 to cnt when other continue end-evaluate * ***** [1件の処理] ***** perform 明細処理 thru 明細出口 * ***** [次の読込み] ***** perform 読込処理 thru 読込出口 end-perform * ***** [ファイル終了後の処理] ***** perform 行送処理 thru 行送出口 until cnt = 5 * ? perform 頁計処理 thru 頁計出口 perform 総計処理 thru 総計出口 perform 改頁処理 thru 改頁出口 close (入力f) (出力f) stop run. ********** [ 機能-module ] ********** 改頁処理. (改頁処理に必要な機能) 改頁出口. exit. 見出処理. (見出処理に必要な機能) 見出出口. exit. 明細処理. (明細1件の処理に必要な機能) 明細出口. exit. 頁計処理. (頁計処理に必要な機能と累計域のクリア) 頁計出口. exit. 総計処理. (総計処理に必要な機能) 総計出口. exit. 行送処理. (行送りに必要な機能と cnt + 1) 行送出口. exit. 読込処理. read (入力f) end continue not end continue end-read. 読込出口. exit.