修理と買い替え
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いいお仏壇は、使っているうちにだんだん味がでてくるものです。しかし、あまり永い間使っていたり、不用意な扱
いをしていると、傷や汚れの付着、木地のそり、虫食い、金具の破損、彫刻の欠け、金箔の剥がれなどによって見
栄えが悪くなります。そんな時は、修復や買い替えを考えましょう。
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*お洗濯 |
お仏壇を全面的に修理してクリーニングすることを「お洗濯」といいます。お洗濯をすると、まるで新品のようになります。特に金仏壇のお洗濯がよく行われますが、唐木仏壇のお洗濯も可能です。
ですが、どんなお仏壇でもお洗濯ができるわけではありませんし、できてもお得だとは限りません。高価なお仏壇、特に金仏壇をお持ちの方は、買い替えよりもお洗濯を検討した方がいいです。
お洗濯にはいくらかかるか、見積もりをしてもらいましょう。
洗濯の作業では、お仏壇を解体して、洗い、木地、彫刻、金具などの補修、部品交換、締めなおしなどを行い、塗装、金箔、蒔絵をし直します。
金仏壇のお洗濯には2〜4月ほどかかるります。
また、お洗濯の前後には、魂抜きと魂入れの儀式が必要です。
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*古いお仏壇の処理 |
買い替えをする場合は、古いお仏壇を処理しなければいけません。
まず、檀那寺に頼んで「魂抜き(み霊抜き)」をしてもらいます。その後、お寺でお焚き上げをしてもらうか、お仏壇店や業者に頼んで廃棄します。
古い仏壇は、下取りで引き取ってもらえることはほとんどありませんし、もらえたとしても値段はほとんど付かないでしょう。
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寝る前には、一日の感謝を込めて礼拝をします。
そして、ローソクやお線香の火が消えていることを確認をしてから扉を閉めます。くれぐれも火事を起こさないように気をつけましょう。
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