レビュー番号19

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乗車券(チケットトゥライド)〜メルクリン〜
作者:アラン・ムーン

金メダル 
総合評価:☆☆☆☆☆
ルール難度:普通
人数:2〜5人
ドイツの地理わかんね!度:☆☆☆☆☆
カードが綺麗!!度:☆☆☆☆☆


りんさんとの乗車券対決第二弾!!


屈辱の敗戦

悔しさも残るうちから早速プレイ!


マップはアメリカからドイツに変わり
新たに「乗客」のルールが追加された。
基本的なゲームの流れは変わってないが
より、戦略性が増したことは言うまでもない。



紫駒が俺。りんさんは赤駒





マップ全景。

サイズ的にはバンダイ版とかわらないか。

でも綺麗さや重厚感は全然上。



列車駒はたいして違いはない。

奥にいる人型のコマが「乗客」

これをうまく使っていきたいところだが・・・





最長路線のルールは無くなったものの
基本は一緒。
駅が完成した際に置ける乗客駒をうまく使い
列車や目的地連結達成時以外での
得点パターンが増えたので
この辺を要注意したいのだが・・・・・


正直、乗車券での敗戦で自信を失っていたw
ましてや、より戦略が重要になった
また効率のいい配置とか
絶対、
りんさんには敵わないし。
いやーーーな予感はしていた。





今回も基本的な戦術は一緒。

とにかくカードを集める策だ。

りんさんとの枚数の差を見て欲しい。



正直、マップを見ただけでは

どうしたらいいかわからんかった。

地名もピンとこないし。





序盤は割と静かに進む。
りんさんも俺も「乗客」での得点の高い
ベルリンのあたりからスタート。


網の目のように列車を配置するりんさん。
この辺は狡猾だ。

俺もこの辺は遅れないように。
そして、前回の失敗をよく踏まえて配置する。


「乗客」を使える機会があったので使ってみる
事にする俺。
最初に乗客駒は3個もらえるのだが
2個の乗客を使ったところで・・・・・


「あ、わり。乗客は一回使ったら無くなるんだわ。」

「ドアホ!!それ早く言わんかい!!」


これはりんさんの
インストのミス。


早くに乗客駒を配置して縦横無尽に駆け巡らせる
作戦だったが、根本から覆された。
2個の乗客はたった2点ずつしか稼がないで消えていった・・・
かたや、3個まるまる残ってるりんさん。
ころすど。






画像が小さくてみえないだろうが

右上に最後の乗客をひっそりと配置した。

コレにかけるしかない。






淡々と時間は流れ、ゲームを進行させていく・・・・


ゲームを動かしたのはりんさん。
ベルリン周辺の駅のほとんどを網羅した
りんさんが最初の乗客を動かして点数を荒稼ぎした。


やはり・・・・
これは想定内。
だが、ここで俺は気付く。

こやつの配置見てたら
乗客の事でいっぱいいっぱいだろ・・・・


このゲーム、やっぱりきちんと路線引いてこそやろがい!


その点、俺はカード集めと
目的地への連結に重きを置いていたので
幸いカードは沢山あるし、目的地も達成している・・・・
列車駒を結構使っていたのでゲームの終盤だと気付いたのだ。


そして乗客は
うまくりんさんが路線を作ってくるから
それを横取りしてやれ・・・・。


さっき配置した
最後の乗客を出発させる。
最後の乗客と言えば余談だが
昔、ド田舎に住んでいて
その路線の最後の客になったことがあったっけ。
ちょっぴりノスタルジックな気分になる。
バックミュージックは
「なごり雪」あたりがよろしい。


って、話は
脱線したが
乗客は功奏した。
りんさんと同じくらい得点を荒稼ぎ!
差を縮められる事無く済んだ。


そして一気にカードの物量に物を言わして
列車を配置してゲーム終了!!


さくっと逃げ切り勝ち!!!

155対94で快勝!





最終配置。ベルリンへの配置は

りんさんが上手だったが

得点で大きくリードを奪えた。



列車カードはカラフルで美しい。

ひとつひとつ列車も違う。

カードもいい質感。

こういう芸の細かい部分は満足。





「最初やった時は『乗客』で負けたから乗客の事ばっか
かんがえてたんだけどなぁ・・・・。」

ふへへへへーーーー
カリは返したぜ。




ぐり総評
 金メダル 総合評価:☆☆☆☆☆

基本的には乗車券とほとんどルールは変わってないので
だれでも遊びやすい。
乗客のルールのおかげで
色々な要素があって考えるのが楽しくなってくる。

コンポーネントも抜群に雰囲気があっていい。


乗客用の得点チップを最初に積むのメンドイが(笑)


なんか本当にドイツに旅行している気分にさせてくれる。


しいて言えば乗車券よりちょっとだけ難しいので
初心者にちょっとだけ敷居は高くなったかな。
ゲーム自体はけしてそんなに難しいもんじゃないけど。


あー、これも沢山の人間で
ワイワイやってみたいな〜。

またやりたいと思えるゲームは絶対名作。
他のマップのもやってみたい。



りんさん買ってくれwwww