春 駒
おどりの種目へ
末から明治にかけて、春先になると越前の油坂峠を越えてやって来た鯖売りの呼声が、はやしとなり踊化されたという一説もありますが、日本的マンボの旋律を有する威勢の良い踊りは、逸馬(はやり馬)を制する反り身の姿勢から両手綱をさばきながら横飛びに廻転し、磨墨の名馬以来、馬にゆかりの深い郡上にもっともふさわしい踊りです。
七両三分の春駒 春駒
ホイ 郡上はーうまーどこ ホイ あのすーるすーみのーーめいばーー ホイ
だしたーもーー ササ けらーのーーさーとー
七両三分の春駒 春駒 (かけ声・返し言葉以下、同じ)
私しゃ郡上の 山奥育ち 主と馬ひく ササ 糸もひく
金のど標は 馬術の誉れ 江戸じゃあかざや ササ 郡上藩
駒は売られて 嘶きかわす 土用七日の ササ 毛付け市
なんと若い衆よ たのみがござる 今宵一夜は ササ 夜明けまで
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