げんげんばらばら                              おどりの種目へ

  • げんげんばらばらは、徳川中期以後に童女の手鞠唄として伝承され踊り化されたものであり、踊りは「内掛」の裾を足にさばき、長い垂れ袖を手にうけて交互にかざすみやびやかな動作は、盆踊りというよりは、哀調優雅で殿中舞といった風の踊りです。

     

        ハアーげんげんばらばら何事じゃ 親も無いが子も無いが アドッコイショ
        一人もろうた男の子 鷹に取られて今日七日 アドッコイショ
        七日と思えば四十九日 四十九日の墓参り おばんどころへちょいとよりて アドッコイショ
        羽織と袴を貸しとくれ 有るもの無いとて貸せなんだ アドッコイショ
        おっぱら立ちや腹立ちや 腹立ちィ川へ水汲みに アドッコイショ
        上ではとんびがつつくやら 下ではからすがつつくやら 助けておくれよ長兵えさん アドッコイショ
        助けてあげるが何くれる 千でも万でも上げまする アイヤマカ サッサイ ヤットコセ



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