HOME | 第77回 2004.9/18 9:30 〜 10:00 |
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FURACHIになって既成概念を捨てて新しい発見を。 GacktのFURACHIなオトコたち。 GacktのFURACHIなオトコたち。 テレフラ。悩めるリスナーとFURACHIな電話相談です。 こんなのリスナーは福井県のともこ、高校1年生。 まずメールを読んでみましょう。 「Gacktさん、わたしはなんとか学校の先生を説得したいんです。 わたしは高校では珍しい福祉科という学校に行っています。 学校生活は楽しいのですが、わたしたちの福祉科は普通科に比べ、 特別校則が非常に厳しいんです。化粧はもちろんのこと、 髪の毛の色、スカートの丈に至るまで、細かくチェックします。 先生達は口をそろえて福祉科は人を相手にする仕事だから、 みだしなみはしっかりと、校則のもとでは みんな平等なんだから仕方ないの繰り返しです。 でもこれって平等でしょうか。 平等の意味がわからなくなってしまいました。 Gacktさん教えてください」 G:う〜ん。。。。もりもり。 T:もりもり。 G:もりもり。。。。 え〜ともこちゃん16歳。福祉科、福祉科。。。。どんな学科ですか。 T:そうですね、普通の5教科に加えて、 福祉に関する専門的な勉強をするんですよ。 それで高校の卒業と同時に、 介護福祉士の資格をとれる受験資格をくれるんですよ。 G:ということは実習とかあるのかな。 T:はい、あるんです。 ことし夏休み、そのときに1週間老人ホームで、実習したんですよ。 G:その実習のその細かい内容、行ってみよう。 T:例えばですね、お年寄りの方のベッドメイキングとかをするんです。 でもベッドメイキング、学校でも何回も練習したんですけど、 結構わたしはクラスで早いほうだったんですよ。 なのに、職場の方と比べると、 すごい全然早さが違って、すごいもう、ショックでした。 G:なるほどね。まあ。。。。しょうがないよね。 それで実習生の方が早かったらさ、職場の人間はクビだね。お手上げ! 。。。。1週間の実習は実際にどうだったわけ? T:思ってたよりすごい大変で、毎日家に帰ったら、バタン!みたいな。 G:いまのぼくと同じだね!うん。。。。 T:そうなんですか!でも、すごい楽しかったんですよ。 お年寄りの方に笑顔でお礼とかを言われると、すごい感激しましたね。 G:なるほどね。。。。。 そうかぁ、なんでともこちゃん、福祉科に行ったの? T:わたしもともと、お年寄りの方がすごい大好きだったんですね。 お年寄りの方が最近社会の邪魔者みたいに、扱われてるじゃないですか、 家族の中ででも。だからそれがすごい哀しいなと思って。 ちょっとでもそういう考えにみんななってほしいなぁと、 わたしみたいな考えになって欲しいなあと思って。 G:まあ十人十色だからね。 う〜ん、まあ、個人差あるよね。 ぼくもね、おばあちゃんとかすっごい大切にしてるんだけどね、 でもおじいちゃんを大切にしてたかっていわれると、そうでもなかったからね! 選り好みだよね。年なんて関係ない、みたいな。 おじいちゃん、ばりばり怖くてねぇ、 ぼくの姉貴なんてしゃべってもらえなかったからね。 ぼくの兄弟の中で唯一ぼくだけだったね、しゃべってたの。 ほんと怖い人だったからね。全然周りの人としゃべんなくてね。 ぼくだけいつも、手つないで、ふたりで、よくあの国際通りの道をこう、 ゆっくりゆっくり歩きながら手つないで、 そこから市場の方に向かって歩いて、 ヤクルト買ってもらって帰ってく。。。 いやいやほんとなんだよ、毎回日課だったんだよね。 え〜そんな福祉科はとても校則が厳しいらしいね。 T:そうなんですよ。 すごいなんか、お年寄りの方と触れ合うことが 多い学科だっていうのはわかってるんですよ、わたしも。 でもやっぱり、高校1年生だから、おしゃれとかしたいじゃないですか。 ちゃんと自分でけじめつけて、ちゃんとした範囲でなら、 おしゃれとかもしていいと思うんですよね。 でも、それが私たちだけには許されないっていうのが、 すごいなんか違うんじゃないかなと思うんですよ。 G:平等って難しいよね。なにが平等なのか。 じゃあともこちゃんが考える平等ってなに? T:校則を守るんだったら、全員が守ればいいと思うんですよ。 学科とか関係なく、先輩も後輩も関係なく。 G:日本ってね、しょうがないよね。 う〜ん、なんかこう平等平等っていうけど、全然平等なとこってないんだよね。 それはなんでかっていうと、学校のルールで、学校の都合でね、 作られてるものなんだよね。基本的に、校則とかっていうのは。 まあ。。。。しょうがないっちゃあしょうがない。 ただ、それを直していくっていうのは、ともこちゃん自身の問題だからね。 T:それはどういうことですかね。 G:だから校長室に行って、成仏!!! 。。。。ってひどすぎる? T:だめですよね? G:全然ありだと思うよ。言っていいんじゃないの? 福祉科のともこです、成仏!みたいな。 もっと優しい言葉?もっとうまい言葉? T:あります? G:う〜ん。。。。そうだなぁ。。。。 じゃあ金八先生のセリフのように、「お別れです」みたいな。 。。。。ははは。。。これが最後のお別れです、みたいな。 あの、ルールにしても校則にしても、一部の誰かのための、ものなんだよね。 みんな平等にってことはありえないわけさ。 ただ自分たちにとって、例えばさっきともこちゃんのいうような、 みんな平等だったらいいっていうのは、 それはともこちゃんにとっての都合のいいルールなんだよね。うん、解決。 微妙に?そうかな。うん、だからね、 そういう部分においては、ともこちゃんにおいての、 都合のいいルールをしきたいっていうのであれば、 ともこちゃんがなにか、自分から行動しないと、絶対出てこないよね。 それを先生とかに言いに行くのっていうのは非常に億劫だけれど、 それをやり続けることで、こう、なんていうのかな、 新しい校則になったときに、自分の証が出るかもしれない。 ただ基本的に校則っていうのは生徒を縛り付けるためにできてるものだから、 縛り付ける、もう少しわかりやすくいうと、円滑に学校生活を送れるような、 先生にとっての都合のいいルールなんだよね。 それだけでしかない。まあ、ともこちゃんもね、そこの教員になるとか。 それが一番早いかもしれないな。 いまの時点で、もしルールを変えたいっていうのであれば、 よっぽど荒れるしかないかもね。まじめに言っても通じないかもしれないね。 最近すごいでしょう、日本って、中学や高校の荒れ方って。 栃木ではどうなの、栃木じゃない、福井か。 T:福井もそうですね、みんな荒れてるみたいな。 G:ああそうなんだ。まずはドアの蹴破り方から練習。 ぼくも何回かドアを蹴破ったことあるんだけどね、 意外とドアってね、蹴破れないんだよね。 普通に蹴破ったあとに、手であけてはいってたもんね。 ガン!すいません、って言って。 T:すごい恥ずかしくないですか? G:いやあ、足痛かったほんと。 ちょっとかっこ悪いんだよね、まわりがみてるとね。 あ、失敗したな、みたいな。え〜、まあ。。。。ああ。。。 先生に対してストライキ起こせばいいかな。いまの野球球団みたいに。 うん。。。。もう学校行かないぞみたいな。うん。。。。 もう学校の生徒が全員が来ないっていいだしたら、 間違いなく動くだろうね。それをともこちゃんがどこまで真剣に、 それをどこまで伝えきれるかだね。そこにかかってるかな。 T:なるほど。 G:ん?なに、バルサン?なに?ああ、なるほどって言ったんだ。 いま時差ボケだから!ふふ。。。いやこれがまたぼくのルールなんだよ。 そうそう、きょうのぼくのルールなんだよ。 そうそうそう、ぼくに都合のいいようにできてるルールだからさ。 これもまた、つながりだよね!ルールつながり。 ともこちゃん、 校則をね、変えたいと思うんであれば、 自分が働きかけなければいけない。 しかも自分が先生だけではなくて、 自分が生徒に働きかけなければいけないっていうところがまずポイントだよね。 そこをまず、やってみましょう。わかった? T:はい。 G:そんなわけで。大切なのは自分のまわりにいる生徒に働きかけて、 生徒全員で行くと。それを、考えなさい。そして実行してください。はい。 T:ありがとうございました。 G:がんばってね。 T:はい、がんばってください時差ボケ。 G:がんばってるよ!じゃあね。 FURACHIになって既成概念を捨てて新しい発見を。 GacktのFURACHIなオトコたち。 (CM) FURACHIになって既成概念を捨てて新しい発見を。 GacktのFURACHIなオトコたち。 成仏!!GacktのFURACHIなオトコたち。 というわけで、きょうのテレフラは高校1年生のともこちゃん。 成仏についてでした。あ、平等。。。。。いいじゃない! まあ大きな意味で、だいぶ括りは広いけど 大きな意味でつながってるからさ。 あの、平等っていうのは、誰かの都合によってできているもの、 誰かのためにできているもの、その言葉そのものも。 それを理解するのであれば、誰のために、 できているものにすることが近道なのか、それを考えるべきです。 そして行動してください。 すべてのメールの宛先は、メールアドレス全部小文字で。。。。 スペルはgackt。成仏係!!!最後に番組からのお知らせ。 この番組はインターネットでも放送しています。 番組のホームページとか携帯電話のサイトもチェックしてみてください。。。 。そんなわけで。。。。今夜は最後まで聞いてくれてありがとう。 ん?。。。。よくがんばった? いやあでもね、たぶん来週もね、時差ボケだと思うよ。 まだ、まだ!ぼく時差ぼけしないんだけどね。。。。 なんでだろうなぁ。。。。なんか時差ボケ。。。。。 どうなんだろうね。。。。ちょっと普通になってきたのかな。 そんなわけで、 FURACHIなオトコが君を変えてみせよう。 (終) |
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