2003年版 tulip 映画日記
鑑賞日 | 映画タイトル | キャスト等 | ひと言感想 | 星印 |
2/7 | スパイキッズ | アントニオ.バンデラス、アラン.カミング | 予告編で観たら、家族で観る映画としては丁度いいかな?と思って観ましたが。。確かに大作でお金のかかった映画だけど。途中でネットチェックしちゃった。いまひとつ。最近はずれ続きだなぁ。でも観て良かった点もあります。思いがけずアラン・カミングが登場していたから!!この役者さん以前から注目してたんだよね。数年前トニー賞を取った実力派です。アランの持ち味が出た役だったから嬉しかったです♪いい声してるんだよね〜。 | ★★★ |
2/3 | バ−バ− | ビリー・ボブ・ソーントン フランシス・マクドーマンド | う〜ん。期待はずれ。確かに脚本展開は面白いのかもしれないけれど。。フランシス・マクドーマンドは「ファーゴ」の警察所長役が良すぎたせいかなぁ。主演のビリー・ボブ・ソーントンって、カメレオン役者の典型だよね?いつ観てもびっくりしちゃう。映画によってイメージが全く違うから。。キャストとか意識しないで映画を観てる方々だと「アルマゲドン」「スリング・ブレイド」そして、この「バーバー」のビリーの写真を並べても、絶対同じ人だとは気付かないと思う。ベネチオ・デル・トロとビリーは、カメレオンチェックするだけでも面白いです。。 | ★★★ |
1/31 | 白い犬と ワルツを |
仲代達矢 | 「白い犬が家族にも見える場面は鳥肌ものです」と・・ツタヤのポップに書かれていたんですけど。私が鈍感なのか?全然、鳥肌立ちませんでした。最初4人で観ていたのが、ひとり去り、ふたり去り、私もついついメールチェックしながら観たり。。はっきり言って、はずれかな? | ★★ |
1/19 | キス・オブ・ザ・ ドラゴン |
ジェット・リー ブリジット・フォンダ |
ジェット・リー主役のリュック・ベッソン映画。かなり評判良かった映画だけれど、ジェット・リーに、どうしても魅力感じなくて・・。でも、家族用に借りて観たら、面白かった〜!ベッソンのシリアスな映画、久しぶりに観せてもらったかんじ。んがしかし、「ニキータ」にどうしてもかなわないような気がするのは・・、ハリウッド超大作、大衆ウケする作り方に走ったところ・・・かな。 パリが舞台なのに、全員、英語。中国人同士が会話している時だって、英語。これじゃあ、ある意味、英語圏の人向けの吹き替え版?細かなチェックポイント結構あって・・・。荒探ししてる自分、映画ずれしちゃってて嫌なかんじ・・汗 でも、ジェット・リーに対する偏見はなくなりました。小柄な少年の風貌で、デカい筋肉モリモリ君をバッタバタ、やっつける、そのやっつけ方が気持ちよかった! |
★★★★ |
1/19 | 海辺の家 | ケヴィン・クライン | バラバラになっていた家族の絆が修復されていく様子が、 リアルに優しく伝わる佳作です。大好きなケヴィン・クラインは末期ガンということもあり疲れ果てた様子でしたが、主役の貫禄十分!素敵でした。そしてスターウォーズでブレイク中のヘイゼン君の美形っぷりは注目です!ほ〜んとキレイなの!!今回の心に残るセリフは、”悪い事から、いい事が生まれることもある”「悪い子だから、いい子になれる」以前、日記にも書いたことあったけれど、同じような意味かな。その実例が出てきます。しばらくしてから、また観たくなる映画。泣けました! |
★★★★☆ |
1/17 | シックスセンス | ブルース・ウィリス他 | 金曜ロードショーってホント久しぶりに観ました。この映画は公開初日、映画館で観たのですが、ホントびっくりした〜って印象が強くて、細かなところを結構、忘れていたので、今回、細かなところをおさらい。オープニングシーン、お部屋をロマンチックに演出していたロウソクとか、コール(ハーレイ)の通う学校の入り口の扉が「真っ赤で大きくて素敵だな〜」とかね。どうでもいいところを熱心に観ちゃった。監督&脚本のN・M・シャマランが精神科の先生役でカメオ出演してたんだよね、そう言えば。前半はブルース・ウィリスの視点で描かれていて、後半は、ハーレイ君の視点に変わるんだよね。だから後半は、怖い幽霊がたくさ〜ん。ハーレイ君のママ役のトニ・コレットはオーストラリア出身の女優さんで結構好きなんだよな。「ベルベット・ゴールドマイン」にも出てたし、「ミュリエルの結婚」では、体重を20キロ増減させて役者根性見せてくれます♪ | ★★★★ |
1/13 | 山の郵便配達 | 中国 93分 | 「ついついまた映画館に行って観てきました」という話を以前、何度か聞いていたので、凄く気になっていたのですが、何せ地味な作品。なかなか借りることが出来なかったのですが、いっしょにビデオ屋さんに行った夫が「観たい!」と言うので借りてきました。(前書き、長っ)・・中国の壮大な大自然、山里の風景が素晴らしかったです。大自然なのだけれど、それは人間が長い時間をかけて開拓して作った自然。その大自然の山を3日もかけて手紙を配る郵便配達人。父から子に引き継ぐプロセスを優しい視点で描き出しています。観た後、夫に「どこが良かった?大自然?親子愛?」・・でも、夫は首をふるので「何?」って詰め寄ると「次男坊がほしい」・・。確かに、この映画に登場した次男坊という名前のシェパード犬が助演賞ものの存在感なの!犬は人間にとって癒しの存在っていうけれど、違うんだよね。ここに登場する次男坊は、絶対いなくてはいけないサポーター助手なの。大の犬好きの夫は将来、次男坊のようなワンコと絶対いっしょに暮すんだろうな。(ってことは私もか?) | ★★★★ |
1/13 | ロック・ユー! | 米 132分 | 14世紀、ヨーロッパ中世コスチュームものなのに、冒頭、いきなり群集がクイーンの「WE WILL ROCK YOU」を熱唱するんだよ〜。20世紀ロックが600年の時を超え、見事に融合している映像とサウンドに感動!ストーリーはよくあるパターンで先も読めるのだけれど、ハマってしまったらこっちのモノ!主役の彼等に惚れました。大好き!冒頭シーンは毎朝でも観たいな。プロモみたいなかんじでね!今回テーマにもなっている?お言葉は「運命は変えられる!」階級がなんだ!運命は切り開ける!強気のエナジーが全編に溢れています。あ。あと、この映画もエンドロールの後にサービス映像あります。んがしかし・・ふざけんな!ってかんじの映像です。くさっ。 | ★★★★ |
1/12 | グリーン フィンガーズ |
00.英 91分 | 囚人達にガーデニングで更生特別プログラム!この映画、前々から凄く気になっていたのですが、やっと観れた♪休日の今日、朝から家族で観ました。なかなか良かったです!「逆境と友達なのさ!」とか・・「庭いじりは、神を見つける一番の早道・・」とか、名セリフが沢山でてきます。 | ★★★★ |
1/12 | オーブラザー! | 米 108分 | ジョージ・クルーニ主演。脱獄囚?3人の宝捜しロードムービー。これは〜!!3回チャレンジしたけど、どうしても途中で眠くなる意味不明な映画。結局、謎の老人が天使だったのかな?わっかんない。 | ★★ |
1/5 | モンスターズ・インク | 米 | アメリカ版「となりのトトロ」というか・・。アメリカ版「ドラえもん〜どこでもドアがいっぱいだ♪」っていうか。(は?)・・。とにかくCGの上手さ、ブーの表情の細やかさ、リアルさは感嘆ものでした。でも、基本的にアメリカタッチの漫画は苦手なので、何度も観たい映画には発展しないんだよね・・。 | ★★★☆ |
1/4 | 時計じかけの オレンジ |
英 | これが・・30年前に出来た作品とは、びっくり。。。何というか・・今までこの映画を観ていなかったなんて。。映画サイトを運営するなら基本バイブルに入れておかなきゃいけないような作品だと思いました。残酷で”やっちゃ駄目なこと”が前編、溢れるように出てくるのですが、「悪い子だったから、いい子になれる」荒治療の青春バイブルの原型というか・・・。この映画は悪い子に戻って終わっていますが、原作では、その後、また変化するみたいですね。。。 |
★★★☆ |
1/3 | サウンド・オブ サイレンス |
■米 マイケル・ダグラス |
精神分析医役にマイケル・ダグラス。誘拐された大事な幼少の娘を救出するために、精神を病んでいる強暴な女性から、6文字の暗号を聞き出す・・という映画・・。まぁ、結構、面白かったのだけど。。。やはり・・いかにもハリウッド映画というかんじ。同じような映画、今まで、ブルース・ウィリス、メル・ギブソン、ジョニー・デップ、トム・クルーズ、ハリソン・フォード。。観たかんじする。。。マイケル・ダグラスって、多分60歳くらいだよね?でも、娘は7歳くらい。。男性は、子作りに年齢制限ないところが、凄いです。。(本題とはかなり、それてしまいました・・汗)・・この手のハリウッド映画って、戦う気のない平和主義の主人公が、無理矢理、戦わなければいけない状況になって・・敵は救いようのないほど、悪人で。。家族が人質とかになるんだけれど、家族はどんな過酷な状況になっても絶対死なないの。で、敵は必ず、最後は悲惨な死に方。(崖から落とされるなら、まだいい方で、ミンチにされたパターン、今まで5回は観たかな)敵は完全悪!味方は天使!善と悪がはっきりしてるんだよね。最後はミンチになっちゃう映画でも「ファーゴ」は大好きだけど。結局はやはり感情移入できる対象があるか、ないかなのでしょう。 |
★★★ |
1/2 | クライムアンド パニッシュメント |
■米 ヴィンセント・カーシーザー |
店員さんが間違えて、このビデオを入れてくれたらしく、最近では全く観ることのないアメリカ青春サイコものを観るハメに・・。でも、これが以外に面白かった。お話を簡単に説明すると、学園一の人気者の女の子を好きになったストーカー少年と人気者女の子の青春サイコストーリー。そう、サイコなんだよね。この女の子、義父をボーイフレンドに手伝わせて殺しちゃうの。んで、その場面も全てカメラに納めつつ見守るストーカー少年。周囲の友達は女の子を見捨てちゃうんだけど、ストーカー少年は、以前と変わらず愛し続けてくれるんだよね。で、実は凄い美少年で・・。何かね。変な映画なんだけど、印象深かった。こういう映画って、結構色あせないんだよね、不思議と。 | ★★★ |
1/1 | トラフィック | ■米 ■キャスト マイケル・ダグラス/キャサリーン・セダ・ジョーンズ/ベネチオ・デル・トロ |
麻薬捜査が絡んむ3つに分けられた人間模様が、同時進行で微妙に絡み合い進行していく・・最初、麻薬捜査に絡む人間模様が、複雑なかんじがして「理解できるのだろうか?」ちょっと不安でしたが大丈夫でした。マイケル・ダグラス、キャサリン・セダ・ジョーンズ素晴らしい存在感。そして、ベネチオ・デル・トロが〜!!!頭の切れる心優しい捜査官?を名演。こんなにも、普通にカッコいいデル・トロを観るのは初めてかも〜・・・。美味しい役だったよな〜。アカデミー賞を始め、数々の賞を授賞した意味は、凄く分かりました。トラフィックに出てくる3人の主人公は、どんどん追い詰められて行きます。そして大きな分岐点に立たされたとき、どちらの道を選ぶか。それが運命の分かれ道になるわけですが。。この映画、サスペンスでありながら、ストーリーの最終目標が犯人探しではないんですよね。サスペンスの形を借りて、人生の選択肢の決断方法を教えてもらったような気がします。人生の分岐点に立たされた時、目の前の名声、富みに惑わされないこと。自分にとって今、一番守らなければいけない大切なモノは何か?このポイントを見逃さないことが大切・・なのかな。 |
★★★★ |