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 院長略歴   

 

 院長略歴
 1978年   東京大学薬学部卒業
 1982年
 大阪大学医学部卒業、同・第4内科研修
 1983年  
 静岡市立静岡病院・内科
 1992年   
 同院・内科医長
 1993年
 同院・内分泌代謝科医長
 1998年
 同院・市民健診センター科長 (内分泌代謝科医長兼任)
 2004年5月
 呉服町土屋内科院長

 1994年9月〜2003年3月 東海大学短期大学部 食物栄養学科非常勤講師

 

医師
薬剤師
日本糖尿病学会専門医、指導医
日本内分泌学会専門医
日本内科学会認定医
日本人間ドック学会認定医
所属学会: 日本内科学会、日本糖尿病学会、日本内分泌学会、日本甲状腺学会、
  日本病態栄養学会(評議員)、日本心身医学会、日本人間ドック学会




 

   院長ごあいさつ


糖尿病は、体質(遺伝)的背景と生活習慣的背景から、膵臓から出てくるインスリンというホルモンが作用不足になり、高血糖を中心とした代謝障害から各種の合併症を引き起こしてくる疾患です。
2008年厚生労働省発表によると、2007年の日本の糖尿病が強く疑われる人(糖尿病)は890万人、糖尿病の可能性が否定できない人(糖尿病予備軍)は1320万人、合計2210万人で、日本人成人の5人に1人が糖尿病または糖尿病予備軍ということになります。
1997年糖尿病690万人、糖尿病予備軍680万人、合計1370万人、2002年糖尿病740万人、糖尿病予備軍880万人、合計1620万人の数字から年次を追うごとに増加し続け、今回糖尿病または糖尿病予備軍で2000万人の大台を突破しました。しかし2007年現在糖尿病の治療を受けている人の割合は55.7%(496万人)、ほとんど治療を受けてない人が39.2%(349万人)ということでした。
2016年厚生労働省の「国民健康・栄養調査平成28年」によると、「糖尿病が強く疑われるもの」は約1,000万人と推計され、平成9年(1997年)以降増加しています。
また、「糖尿病の可能性を否定できない者」も約1,000万人と推計され、平成9年(1997年)以降増加していましたが、平成19年(2007年)以降減少しています。「糖尿病が強く疑われる者」のうち、現在治療を受けている者の割合は76.6%です。男女別に見ると男性で78.7%、女性で74.1%であり、男女ともに有意に増加しています。

現在糖尿病を消し去る有効な方法はなく、糖尿病の治療は血糖を管理し、合併症を予防することにあります。糖尿病患者さんは、基本である食事療法・運動療法をしっかり行った上で、必要ならば薬を使うことになります。糖尿病治療薬は、食事・運動などの自己管理を十分に行わないと効果が上がらないという点で他の疾患の薬とは大きく異なっています。高血圧症、高脂血症、高尿酸血症、肥満症なども、糖尿病と同じく体質(遺伝)的背景と生活習慣的背景から起こってくるいわゆる「生活習慣病」です。これらは放っておくと動脈硬化の原因となり、症状のないまま進行し、突然脳卒中や心筋梗塞をひきおこす原因となります。

私は静岡市立静岡病院に約20年間勤務し、糖尿病・内分泌代謝疾患を中心に診療・指導・教育・研究を行って参りました。この間、患者会活動や研究会活動を通し、多くの患者様や患者会である静岡県糖尿病協会の役員のかた、総合病院や開業の先生がたとも交流をもってまいりました。こういう横の繋がりも大事にし、患者様の健康・福祉に貢献できればと考えております。
私どものクリニックでは、糖尿病専門医として糖尿病を中心として、各種の生活習慣病の診断・治療・管理・指導・予防に力を入れております。また内分泌代謝科専門医として、甲状腺疾患(内科的治療の必要なバセドウ病や慢性甲状腺炎、亜急性甲状腺炎)、脳下垂体、副甲状腺、副腎などのホルモンに関連した疾患の診断・治療を行っています。初診時は時間をかけて診察・検査・指導を行いますので時間的余裕をもっておこし下さい。また再診は原則として予約制とし、生活習慣病のかたには検査のほか食事指導・生活・看護指導も一人一人行います。疑問・相談は遠慮なくスタッフにお申し付け下さい。


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