2008年3月22日(土) 初物出ました 那珂川(小川地区)
■釣行プラン■ 先週は夕方1時間だけの釣行で気配なしであった。今週は週の半ばに雨が降り水量も回復気味、今日は昼間の気温が20℃近くまで上昇し、水温も上昇しただろうと読み、夕方の1時間だけヤマメ狙いで川へ向かう。 ■概況■ 先週と同じ、定点観測ポイントへ。16時半になっても、車の気温計は19℃と暖かい。上流ではアイソ漁の準備をしている人が見えるが、ポイントに先行者の姿はなかった。先週はウェーダーも履かずに釣りをしが、釣りたいポイントにルアーが届かなかったので、今日はウェーダーを履いて釣りをする。 西日で影が差してしまうので、ポイントからやや離れてキャストを開始する。使用するルアーは50ミリサイズのミノー。今の時期は鮭の稚魚が多いので、それがベイトだろうと読んでのことだ。 キャストすること数投目、去年と同じメソッド、ロッドを立てたトゥイッチで探っていると、ボトムに擦ったとも、バイトとも取れる感触が手に伝わった。まあ、バイトではないだろうと、その時はあまり気にも留めずに釣りを続ける。 釣り座を徐々に上流へと移動。左手の瀬から流芯に流れが集まり、その芯のすぐ脇にあるちょっとだけ淀んだポイントを狙う。ちょっとだけトゥイッチのピッチが早いかなと、ポーズの時間を長めにしたとき、コツンと小さなバイト。魚体を確かめたいので、慎重に対応する。 初めは小気味よい振動がロッドを伝わってきたが、近くまで寄ってくるとそれもなくなり、ニジマスと思っていたら、ヤマメだった。そっとネットを差し出しランディング。サイズは25センチと小ぶりであるが、銀化がかった本流ヤマメ。今年の初物である。どうせ釣れないだろうとデジカメを持ってこなかったので、携帯カメラで画像に残す。ネットではおとなしかったが、元気に戻っていった。ヒットタイムは16時55分。 この魚をリリース後、急に西風が強くなった。フリース1枚で釣りをしていたが、その格好では寒くなった。それでも我慢して、30分だけスプーンを交えて探ったものの、2匹目の反応を得ることは出来なかった。予定時間の1時間となったので、釣りを終了した。 ■ポイント&メソッド■ 上にも書いたが、ポイントは流芯と芯脇の淀みの境界あたり。トゥイッチ後のステイでヒット。去年もそうだが、ポーズは長めにした方が、今の時期の魚には効くように思う。先週は気付かなかったが、今日の瀬には鮭の稚魚が多く見られた。 ■反省と今後■ 初物は4月に入ってからと思っていたら、今日釣れた。17時ごろ瀬で水温を測ったら13℃あった。虫もたくさん飛んでいたので、気温と水温が上昇したおかげで魚の活性も上がったのだろう。このサイズであれば、同じ場所に溜まっているはず。去年は、同じポイントで複数匹釣る事ができなかったので、今年はそこを修正したい。
|