2004年10月24日(日) 粘り勝ち
今朝は明るくなってからでも間に合うと思い5時半起床、南防へと向かう。気温は7℃と冷えこんだが、海に向かうにつれ、気温が上がっていった。しかし、風が冷たいので、上下ともしっかり防寒対策をし、ポイントを目指す。 狙いの場所には、先端付近に先行者あり。しかし、ポイントが点在している場所なので、手前から丁寧に探りを入れる。テトラが沈んでいるとの事であったが、なるほど、コリコリとした感触が伝わってくる。1ヶ所目、2ヶ所目と探るが、バイトはない。潮をみると、何となく動いてない感じで、良くないのかも。先行者の近くまで行き、戻りながら探っていると、7時ぐらいになってから、ようやく流れを感じるようになった。ひょっとしたらこれからが時合かもしれないが、激戦区と聞いており、休みの日はあまり良い結果が出そうにないので、水路へと移動する。 水路は水路でも、今日は新漁港の入り口に来た。いつもは混雑している釣り場であるが、今は2人しかいない。こういう時はチャンスである。思う存分、ルアーを投げまくる。タイドグラフでは、すでに逆流が始っていてもおかしくないのだが、開始時ではやや順流のようである。水もゆうべから引き続き、濁ったままである。 手前テトラを狙うという手もあるが、船道で深く掘れている場所を狙う。遠投が必要なため、ジグへッドも10gを使用する。ワームはボディーキールシャッド3S。たまたまセットされているのがあったので、それをラインに結んだ。 しばらくして、はっきりと逆流が始った。時間が経つにつれ、水の色も違いがわかるようになった。そして、バイトも出るようになり、本日1匹目がヒット。 1匹目はカジカであった。8時25分。 しかし、後が続かない。見切りをつけ、対岸へ移動する事に。 リグは10gジグヘッド+ボディーキール3Sのまま。こちらは、新漁港入り口と違い、流れがかなり早い。干潮からの上げで水位が低いので、根掛かりに気を付けて流していると、すぐに反応があった。 22センチほどのソイである。ヒットタイムは9時25分。ボディーキールもそれなりにボリュームがあるはずなのだが、コイツはあっさり釣れてしまった。 が、しかし、それ以後は昨日同様、バイトはあるが乗らないといった状況が続く。キャスト後着底し、ひとシャクリ後のフォールにバイトが集中。どうにかして正体を確かめたいと、ズルズル釣りを続けているうちに、時間は10時を過ぎてしまった。 いい加減諦めようと思っていると、何やら下流が騒がしい。見ると、何やら大物がヒットし、タモを準備していた。おそらく鮭だろうと思って見ていたが、すくわれた魚の正体はヒラメだった。それをみて、またやる気復活。もうしばらく粘ってみる事にした。 ヒラメがヒットしたのは10時20分頃だろうか。単純にヒラメも狙えそうと、パワーシャッド3インチにチェンジし、流芯付近を流す。そして、10時35分、待望のヒット。 魚はソイだが、ややサイズアップして25センチほど。流れも水の色も良くなり、もう少し釣れそうな気がして、釣りを続けた。 そして、その5分後の10時40分。今までの中でもいちばんいい引きをする魚を掛けた。慎重にやり取りし、抜き上げると、アイナメだった。パッと見て30センチは確実。コイツはキープし、どんこで測定してもらう事にする。 早速どんこに持って行き、測定してもらう。サイズは33.5センチ。暫定だが、アイナメの部ではトップとなった。しかし、トップをキープするには、40センチは必要だろう。抜かれるのも時間の問題か。店長に状況を報告し、お昼なので家に戻る。 15時を過ぎにまた水路に。本当は、お昼前の釣りでやめるつもりだったが、夕マズメにどうしても釣りをしたくなってしまった。明日から仕事で、早く帰らねばならぬというのに。 さすがに連日釣りをしてるせいか、夕マズメでも、簡単にバイトは来なかった。しかし、日が傾くにつれ、バイトが多くなる。流れも開始時よりは緩やかになり、その影響もあるのかもしれないが。 釣り開始から約1時間後の16時50分に、25センチほどのソイがヒット。その5分後に、またソイがヒット。時合突入のようである。 そして17時5分、今度はアイナメがヒット。サイズは30センチぐらいあり、卵をもっている。これは、キープできないので、リリース。 リリース後の1投目、またヒット。コイツもアイナメで、やはり30センチぐらいあった。最初のヒットから15分で4匹ヒット。これだけ釣れれば、もう満足。残りの車までの復路で一応キャストを続けるが、こういう時は集中力が途切れるようで、根掛かり発生。ラインを切った所で、本日の釣りを終えた。 今日は数も釣れたし、型もエントリーサイズが釣れたことで、満足である。特に午前中は、まわりの釣果から続行を決め、諦めずに粘ったことが良かった。。いつも粘る事が良いとは思わないが、水路のような激流地帯は、タイドグラフ通りに潮が動かない事が多いので、粘る事も必要だと感じた。次回も相馬に釣行予定。いまから楽しみである。 ■釣行データ■
■使用タックル■
■経費■
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