2003年3月29日() 凧と場所?
3月最後の土曜日となった今日も管釣り、BIGROCKへ。今週は最低気温も氷点下の日はなく、だいぶ春らしくなった。そのぶん釣果も期待して、目標を30匹に設定。結果はいかに。6時半に家を出発。

7時10分頃に駐車場に着いた。春休みで混んでるだろうと思ったら、意外に空いていた。受付をすませ、釣り場へ。第2ポンドは狙いの場所がに先客がいたので、第1ポンド、排水わきへ入る。水の色は普通、魚の活性は見た目ではいい感じ。隣のルアーマンは順調にキャッチしている。朝いちなので派手な色のレオンをチョイスして第1投。表層よりやや下を狙うとあっさりヒット。幸先のいいすべりだし。

この感じでは1時間で10匹ぐらいキャッチできるだろうと踏んだが、甘かった。隣は順調にキャッチしているにもかかわらず、こっちはバイトはあるものの、ヒットには至らない。魚は盛んにライズしているので棚は上の方だと思うのだが、なぜか駄目。周りを見ても、ヒットしているのは隣だけで、意外とロッドは曲がっていない。なんでだろう?

上が駄目ならボトムは?とハルコのジギング。いつもならルアーをしつこく追う姿が見れるのだが、今日はそれも少ない。たまにバイトはあるが、掛かりが浅くすぐバレる。このまま続けていいものか、釣り方を変更するべきか迷うが、ミノーに変えて移動しながら釣る事に。

まずは先週、東北フィッシングパークで調子の良かったX−70で様子をみる。激しくジャークさせるが、追いはイマイチ。足元でもチェイスはあるが、こちらの姿が見えると戻ってしまう。1時間程ルアーを変えたり場所を変えたりいろいろやってみたが、岩魚の数回のヒットのみですべてバラし。

スプーンのただ巻きも駄目、ジギングも駄目、ミノーも駄目。さて、攻略法は他にないのか?このまま10時の放流に期待するしかないか?時間は9時20分ぐらい。朝から曇りの天気であるが、今になって太陽が少し顔をだした。若干ではあるが、見える魚の数が増えた気もする。こうなりゃ、水面ギリギリを狙ってみるしかないか。表層のただ巻きは、チェイスの割にバイトが少なく、ルアーを咥えても乗らない事が多いので、効率の悪い釣りとの印象があった。でも、他に手はない。この状況にマッチしたルアーという事で、スカジットデザインズの凧スプーンをチョイスした。

盛んにライズのある沖にフルキャスト。1gなので、池の中央まで飛べばいい方だ。その後は、ロッドを立て気味にして水面ギリギリ、沈んでも10センチ未満になるように巻いた。ルアーの後を魚がついて来るのが見える。いつもここまではいいんだよなぁと思っていると、今日はあっさりヒットした。実に1時間以上ぶりの魚だ。

次のキャストも似た感じでやってみる。すると、意外に簡単にヒット。この後も連釣で他の釣り人が沈黙のなか、まくりまくった。魚の出方は、チェイスしてそっと咥えるパターンが多かったが、下からいきなり咥えるパターンもあった。魚がバイトしても、今日は絶対に魚が反転するまであわせなかった。それが良かったようで、バイトした魚は8割ぐらいキャッチできて、9時50分ぐらいの間に11〜12匹ぐらいキャッチできた。うち1匹はサクラの40センチクラスも混じった。

さすがにスレた感じがしたので、この釣りの定番であるディックナイトを試すが、凧ほどヒットさせる事はできない。凧ぐらいのスピードで巻くと、ルアーが沈んでしまうのだ。飛距離も凧ほどは飛ばないので、そのせいもあるかも。ディックナイトでのヒットは足元で1匹。スペリオールでも試すが、カケアガリで1匹のヒットに終わる。

その後放流があり、レオンで5〜6匹ヒットさせたものの、思った程は釣れない。周りもそうだが、放流後30分ほどで爆釣は終わってしまった。残りの時間は、なんとか数を稼ごうとミノー、ボトム、表層を繰り返し攻め、12時の終了時間までになんとか26匹釣る事が出来た。凧以外のスプーンでは、アルフが良かった。

目標の30匹には及ばなかったが、9時過ぎのまくりでなんとか25匹まで持ってくる事ができた。9時の段階では、もう今日は20匹も駄目かと諦めそうななったが、運良く突破口が見つかってよかった。キモはいくつかあったと思うが、なんといっても凧スプーンだろう。あのスピードであの動きは他の表層用のルアーでも難しいのではないか。そういえば、2週間前も爆釣もコイツであった。

それと、もうひとつのキモは場所だ。排水わきは正面に噴水状の流れがあって、その周り、沖に表層を常に意識した魚がいたからだと思う。ヒットしたのはほとんどが沖で、足元の魚はこちらを警戒してか、ほとんどヒットさせる事はできなかった。その他、ロッドにも助けられた。ほとんどはじかれずにヒットまで持ちこめたのは、ソリッドティップのロッドのおかげだ。このロッドでこんなに表層の魚が獲れるとは思わなかった。

とまあ、いろいろ好条件が重なった訳だが、正直言って釣り味としてはいまいち物足りない。釣れない時間がちょっと長すぎた。もう少しコンスタントに釣れないとな。魚の様子を見ていると、確実に春パターンになっている。天気にもよるが、もう少し表層を意識した釣りをしないといけないのかと反省。





(終了後の第2ポンドの様子。活性の割に釣果はイマイチ。風が吹けばもっとよかったか。)












■釣行データ■
釣行時間 7:20〜12:00
天気 曇り
気温 6〜11℃
水の色 普通
風向き 南西・北東・弱い


■使用タックル■
     ミノー用 スプーン用
ロッド ジャクソン
SR6F−702
ティムコ
TT68SUL
リール リョービ
ザウバーVS1000Zi
シマノ
ツインパワー1000MgS
ライン よつあみ
ニトロントラウト6LB(dia.0.205mm)
イマージュ
トラウティーク・スレッド2LB
(dia.0.104mm)
ルアー
リグ
ハルコ不発、ミノーもイマイチ
スプーン各種
(凧スプーン1gで爆釣、他はアルフ、
放流直後はレオン)


■経費■
分類 内容・数量 代金(税込)
食費 缶コーヒー(2) サンドイッチ(1) 492円
遊興費 午前券(1) 3000円
燃料費 リッター当たり10.5キロ、100円として
走行距離約64キロ
640円
合計   4132円



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