2003年1月25日(土) 辛かった・・・
今日ももちろん管釣り。場所はいろいろ考えたあげく、地下水利用、魚種が豊富という理由で増井養魚場へ。午後からの釣行のため混み具合が心配だったが、まぁなんとかなるだろうと、11時半に家を出た。 出発時は晴れてはいたが北風の暴風状態であった。釣り場もさぞ風が強いのかと思いきや、近づくにつれて風はおさまってきた。ここはまったく那須山系の影響は受けないようである。遠くに釣り場が見え、混雑状況を確認すると、ほぼ満杯状態。事務所側に車を止め、くわしく見てみるがやはり満杯。しかし、ここで帰るわけにはいかないので半日券を購入し、トイレの前あたりが空いていたのでそこにはいる。 この人出ではいわゆる管釣りルアーにはスレたと思い、コータック、ウラン等の3gのルアーをキャストするが、反応無し。釣りの最中、周りをキョロキョロ見渡すがほとんど釣れてない。どうした事だろう。濁りが入っているので警戒心が薄くなってもいいものだが。 お昼の時間が過ぎて、休んでいた人たちが自分の釣り座にもどり釣りを再開し始めた。自分の右隣の人たちがポツポツではあるが釣っているので、ルアーを良く見るとアルフレッドのような黒を使っていたので、自分も真似をしてエリアピクシー黒をキャスト。そしてようやく本日初バイトがあったがのらず。バイトはその後続かず。 それにしても釣れなすぎである。ちょっと一服と缶コーヒーを買い、ついでに販売機前でキャストしてみた。すると1投目でヤマメがヒットした。開始から40分後、ルアーはウラン。なんだいるじゃんと思ったら、ここでもそれ1匹であった。 場所の問題なのかと、空いた場所はないかと周りを見渡す。1人分はいれるくらいのスペースが出来たので、そこへ入る。ピュアに換えて、風が弱くなったのでロッドを立ててリトリーブすると、クッーっと重くなってヒット。ようやく2匹目である。棚は上のほうだったので、その辺の棚を意識して重さを変えたり、形を変えたりいろいろ試すが、連釣とはいかない。そのうちバイトはパッタリやみ、周りで釣れていた人のロッドも全然曲がらなくなった。14時〜15時過ぎぐらいまでは、沈黙の時間が続いた。 あまりのバイトの無さに辛くなり、気分転換に風下である最北部へ移動。ルアーはアルフの青に換え、フルキャスト。とにかくスローリトリーブを心がけていると、ようやくヒット。この時間になると、ライズも盛んになっているが、ヒットした棚はボトム近くであった。2匹目を狙い、キャストを続けているとしばらくしてヒット。どうやら、ルアーはアルフのような形がいいように思えた。 色を変えようとしたが、若干違った形はどうかとデュエルのエリアスプーンをキャスト。これもデッドスローに巻いて1匹追加。形、スピード、棚、だいたい狙いが絞れてきた。こんどはアルフのカラシをキャスト。これもデッドスローでバイトが連発するが、なかなかフッキングしない。針先は爪に刺さるぐらい鋭かったが、一応新しいフックと交換。次のキャストで一発でフッキング成功。フックのRが開きすぎていたのかもしれない。 ダイワのムーブでも1匹追加し、これで計8匹となった。時間も16時半を過ぎ、とりあえず2ケタの10匹を目標に最後まで粘ろうと頑張ったが、だんだんバイトが少なくなった。隣の中学生なミノーでストライパーなんぞヒットさせているし、16時ごろから風が急に北東に変わったので、自分もミノーにチェンジする。終了時間の17時までジャークしまくったが、自分のミノーには何もヒットしないまま、時間となった。 今日は、釣果には全然満足できない結果となった。全体的に渋めとはいえ、ポツポツ釣っていた人はいたし、攻めて2ケタは釣りたかった。今までの経験から、釣りをしたことのある場所に入ったのだが、対岸の空いてる場所に入ったほうが、人のプレッシャーが少なかったので、ひょっとして数は出たかもしれない。最初の何分かは、粘らずに様子を見に歩いた方がいいようだ。 余談だが、さすが宇都宮にある管釣りだなぁと思ったことがある。それは、シマノ製のロッドを使う人が多かった事。もっとも何年か前から本格的にエリア用のロッドを作っていたので、使用率は高くなるのは当然なのだが、4〜5年前にはほとんどお目にかからなかった。主観だが、これは村田基氏の影響が大きいものと思われる。つまり、TVや雑誌の影響が大きいということだ。都市部に近い釣り場ほど、その傾向は顕著だと思っている。 当然使うルアー、釣り方などもそういう所から情報を得るわけで、やたら有名なルアーなどは、今日のような混雑時には使う場所を選ばないと釣れる魚も釣れないようだ。前半苦戦したのは、その影響があったように思う。今後増井養魚場では、混んでたら人気のないルアーか、人のあまりいな場所で釣る、空いてる時は人気のルアーを使う、という戦略がいいのかも。 (16時頃の釣り場の様子。北東の風により細波が立つ) ■釣行データ■
■使用タックル■
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