R17/18型ボディー架装例

・17型E/17型B
7E 17型E

路線専用ボディーは15型内でのモデルチェンジを経ずに17型へ移行。
17型E(7E)は15型HDシリーズの延長上にある角張ったボディーになる。
バンパーにヘッドライトを埋め込む先駆けとなった。

大分バス 日野 P-HT233BA

(2012.5)
7Eノンステップ 17型E(ノンステップ車)

1997年春、日産ディーゼル初のノンステップバスに架装。
屋根が厚い。

京都市交通局 日デ UA460KAM

(2012.1)
7Eノンステップ 17型E(ノンステップ車)

1998年に量産化に向けて、ノンステップ車は屋根を薄くするなどの改良を受ける。
前面方向幕回りの分割など、一部は次の17E改称型を先取りしたものとなった。

旭川電気軌道 日デ KC-UA460KAM

(2007.5)
新7E 17型E改良型

17型Eは、2000年に軽量化などのマイナーチェンジを受け
通称「新7E」と呼ばれるタイプになる。
外観も窓下モールの廃止やパネル分割ラインの変更を受ける

広島バス 日デ KL-UA452MAN

(2011.5)
新7Eノンステップ 17型E改良型(ノンステップ車)

ノンステップ車は先に一部が新7Eに準じた仕様になっていたこともあり
従来型と改良型の差が通常の17型Eに比べて顕著ではない。

京成バス いすゞ KL-LV834N1

(2013.7)
7B 17型B

13型B、15型Bは標準床貸切用として、貸切・路線双方のシャーシに対応してきたが、
17型の時代になると貸切シャーシはハイデッカ−化が進み、この対応はできなくなる。
17型B(7B)も標準床貸切用であるが、路線シャーシへの架装例のみだった。
車体も7Eのフロントガラス周辺を変更した程度にとどまる

大島旅客自動車 日デ U-UA520RAN

(2009.3)
新7B 17型B 改良型

7E同様に、2000年にマイナーチェンジをする。
新7Eに倣って、新7Bと呼ぶ向きもある。

関東自動車(埼玉) 日デ KL-UA452MAN

(2013.6)

・16型E/16型B
8E 18型E

7Eの狭幅版の18型E(8E)。
大型と中型が同一デザインなのは富士重工の特徴だった。

九州産交バス 日デ U-RM210GSN

(2012.5)
8E京王 18型E(前面変形)

8Eのうち京王帝都電鉄(京王バス)の一部は前面のデザインが変更された特別仕様である。
他に関東バスのKC-RN210CSNで採用例あり 。

京王バス 日デ KC-RM210GSN

(1999.7)
8E最終期 18型E

8Eも最終期には17型E改良型に準じた車体にマイナーチェンジする。

龍神自動車 日デ KK-RM252GSN

(2014.2)
8B 18型B

7Bの狭幅版にあたる18型B(8B)。自家用での採用が多い。

札幌市交通局 日デ U-RM210GAN

(2003.8)
8B 18型B

8BはKC-の途中から、バンパーが丸みを持ったデザインに変更される
(ごく一部、8Eで採用した事例あり)。

岩手県北自動車 日デ KC-RM250GAN

(2012.9)

・17型M 17型S
7M 17型M

7HDとよばれることが多かった17型M。
17型のハイデッカー貸切車であるが、路線用の7Eとは基本の車体断面が異なり、
この時点で貸切と路線は袂を分かったことになる。

会津乗合自動車 日野 U-RU1FTAB

(2000.6)
7M 17型M

7HDにもカーブガラス車が存在した。

頸城自動車 三菱ふそう U-MS725S

(2005.10)
7S 17型S3

17型のスーパーハイデッカーは先ずアステローペが登場した。
7型S3が正式呼称で、特徴の後部2階建て仕様やフロントグリルは15型HD−IIIを受け継いでいる。
また、ハイデッカ−の7HDとは全く異なる外観をもち、曲面を多用した前頭部に富士重工らしさを感じることができる。

光洋観光バス ボルボ U-B10M

(2002.6)
7S 17型S2

続いてボルボ以外のシャーシに架装される17型S2が登場する。ただし、基本的な部分は17型S3と変わりはなく、どちらとも「7S」と呼ばれる。

はとバス いすゞ KC-LV781R

(2008.9)
7S 17型S3

アステローペは1997年6月、平成6年排出ガス規制適合にあわせてモデルチェンジした。
前面のグリル形状等が変更された。

羽後交通 ボルボ KC-B10M

(2005.9)

・21型
1M 21型M

富士重工最後のボディーとなった21型は貸切用のみだった 17型ではデザインが異なっていたハイデッカーとスーパーハイデッカーは ここで再び合流する。 こちらはハイデッカーの21型M(1M)。画像の車両は富士重工のバス最終生産車である。

東濃鉄道 日デ KL-RA552RBN

(2008.3)
HU(UFC) 21型S

スーパーハイデッカーは21型S(1S)

加越能バス 日デ KL-RA552RBN

(2008.8)

▲ 富士重工製バス概要へ