◆いすゞ KC-LR系
左側面 右側面
会津乗合自動車 KC-LR233J

<概要>
 平成6年排出ガス規制(KC-)適合のいすゞ自動車製中型バスで、1995〜1999年に製造された。
富士重製の車体を架装した場合、R18型ボディー(8E、8B)が架装される。
他の車体架装例には、標準のアイケー(96年以降はIBUS) および西工が存在する。

 新規制に対応してエンジンが変更になった車輛で、そのほか軸距など細部が変更されている。
また床構造は、ワンステップ車が設定されている。
 このKC-の車両から、いすゞ中型車も8Eのみが架装されるようになった。
また、KK-LR系への架装例が存在しないことから、いすゞの8Eといえば、大半がこの系列になる。

<8E架装車の特徴>
・右側面最後部窓下に凸の字をひっくり返した形状のエンジン開口部(パンチ孔)がある。
 中央に桟があり上下2段に別れている。
 なお、立川バスのKC-LR333Jは、3段に分割された特殊なものになっている。

立川バス
立川バス KC-LR333J
(現在は岩手県交通に移籍)

<型式内容>
 1983年(P-車)〜現在まで使用されている型式基準で、大型のLV、9mのLTと同様である。
(5)は軸距である。このアルファベットは範囲を表し、発売車種の軸距が含まれるものが適用される。
 このため、中型のKC-LT系と同じ記号が適用されるが、オーバーハング値が異なり全長はこちらのほうが1mほど短い。

KC- L R 2 33 J
(1) (2) (3) (4) (5)
意味 当系列の適用例 他系列の適用例(参考)
排出ガス規制 KC=平成6年規制  
(1) エンジン配置 L=リヤエンジン  
(2) 車種 R=中型以下 T=9m車
V=大型
(3) サスペンション 2=エア
3=リーフ
 
(4) エンジン 33=6HH1-S 80=8PE1-N(大型路線車)
(5) 軸距 F=3.51〜3.75m(3.75m)
J=4.26〜4.50m(4.40m)
J=4.26〜4.50m(9m車 4.30m)
L=4.76〜5.00m(大型路線車 4.80m)
N=5.26〜5.50m(大型路線車 5.30m)
Q=5.75〜6.00m(大型路線車 5.80m)

<KC-LR + 8E 採用事業者>
事業者名型式扉配置窓形状導入数備考
南部バスKC-LR233J折――2段1
KC-LR333J1
八戸市交通部KC-LR333F折折―2段1
秋田中央交通KC-LR233J折引―2段4
宮城交通KC-LR333J折引―2段1
庄内交通KC-LR333J折―折2段3
会津乗合自動車KC-LR233J折――2段14
関東鉄道KC-LR333J折引―2段2
東武鉄道KC-LR233J折4―2段2昭和観光自動車(茨城県)、南部バスに移籍。
KC-LR333J6一部、美唄自動車学校、南部バス、茨城交通、鹿児島交通(グループ)、ブルーライン交通に移籍。
逆T字3ワンステップ車。1台がブルーライン交通に移籍
折―折2段41朝日自動車、国際十王交通、茨城急行自動車に移管。朝日自動車から関越交通に、国際十王交通から日光交通に移籍。
(上記各社を含めて)、関越交通、福島交通、南部バス、秋北バス、茨城交通、関東鉄道(グループ)、山梨交通(グループ)、鹿児島交通(グループ)、那覇バスに移籍
川越観光自動車KC-LR333J折―引2段2
京成電鉄KC-LR333J折4―逆T字11ワンステップ車。
山交バス、日立電鉄交通サービス、茨城交通、関東鉄道(グループ)、館山日東バス、加越能バス、熊本都市バスに移籍
千葉中央バスKC-LR333J折引―2段1九州産交バスに移籍
小湊鉄道KC-LR333J折―引2段11
立川バスKC-LR333J折引―2段4岩手県交通に1台が移籍
川崎市交通局KC-LR333J折引―2段9フィールドあが(新潟市横越地区住民バス)、都市交通タクシー(千葉県印西市コミュニティバス)、鹿児島交通に移籍
KC-LR333J折グ―2段1中扉リフト付き
川崎鶴見臨港バスKC-LR333J折引―逆T字6ワンステップ車。福島交通、堀川バス、因の島運輸に移籍
横浜市交通局KC-LR333J折4―逆T字6松江市交通局に移籍
相模鉄道KC-LR333J折引―2段4群馬バスに移籍
神奈川中央交通KC-LR333J折引―2段2
東海自動車KC-LR333F折――メトロ21台が南越後観光バスに移籍。
KC-LR333J1
頸城自動車KC-LR333J折引―逆T字2ワンステップ車。
頸南バス
東頸バス
KC-LR333J折―折2段6
静岡鉄道KC-LR333J折―折2段7
井笠鉄道KC-LR233J折折―2段1
昭和自動車KC-LR233J折折―T字1

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