NO.5(作成:2001年8月26日)
(ホームテーブル) | (ビジターテーブル) | ||||
平田 | Drek Zen | ||||
K.L.Choy | Thomas NG | 林 | 前田 | ||
HANA | Peter Yeung |
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(ホームテーブル) (オークション) Eの1Hオープンは、スタンダードでは普通の選択と見なされている。 HANAが持っていたら、きっと2C(アーティフィシャルストロング)オープンしていただろう。 1Hオープンした場合、パートナーの1S、1Nレスポンス等に対するリビッドの居心地の悪さが大いに気になるところ。 3枚のCで3Cジャンプシフトする捌きは、HANAの好みではない。 それに、1Hオープンをパスされて、ゲームルーズする危険もある。 パートナーが(xxx xxx xxxxx xx)で、4Hのプレイがあるのだから、2枚Hの4〜5点のバランスハンドで、ゲームルーズする危険は十分にあると思う。 かといって、1Hオープンにパートナーが1S、1N等で繋いだ時は、3Cジャンプシフトするのだから、いっそのこと、ゲーム行く覚悟して2Cオープンし、ゆっくり相談をはじめる方がいいと考えている。 思うに、スタンダードナチュラルシステムは、ストロング1Cを持つシステムと比較して、1の代のスーツオープンの幅が広く、負担が重い。 そのの負担を軽くする意味でも、Eのハンドは2Cオープンに振り分けてしまいたい。 Wの1Nレスポンスは、フラナリ2H(4枚S&5+枚H、11−16)を使用している関係で、1Hに1Sレスポンスは5枚以上のSを保証する、という約束であろう。 (プレイ) 平凡なSリードで、ディクレアラーはHエスタブリッシュに向かう。 NのHQアンブロックで、Sからのプレイオプションを与えられる。 Dシフトも魅力的だが、NにDAJ以上を期待しないといけない。 Wの余裕のDディスカードから、DAはWにもたれていると見て、Cシフト(NにCKJx期待)したが、CKで勝ったNが、C9をリードしてきたので、ちょっとがっかり。 CAで取り、有りそうにないDAをパートナーに期待して、Dリードしたが、4メイドされ。 |
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(ホームテーブル) (オークション) Eの1Sオープンに対して、2Hオーバーコールするべきかどうか迷った。 Sが2枚であること、Hが6枚で、1098のミドルカードがある(2Hダブルでつかまる危険性が低くなる)ことを考え合わせて、積極的な2Hをビッドした。 Wのプリエンプティブ4Sレイズがあり、返されて来たトレイ(ビッディングカードをのせるお盆のこと)には、Nの5D、Eのダブルがのっかっていた。 5Dダブルのダミイとしては悪くないSのハンドと思ったが、Wが5Sへテイクアウトしたので、ちょっと「ほっ」とした気持ちにもなった。 パスパスで流れて来て、パスかダブルか? 結局、Wが「NSのバルの5Dダブルは落ちないよ」と、5Sへテイクアウトしたのだから、HANAは、「NSの5Dをサクリファイスされた」と考え、ペナルティダブルをすることにした。 バルが逆(EWだけバル)だったなら、パスで終わらせていたかもしれない。 (プレイ) 平凡なDリードから、ディクレアラーが、SA、SQでドロートランプする。 Nのディスカードを大いに注目していた。 ファーストディスカードはスーツプリファランスの約束だ。 従って、NのD2のディスカードで、NのCKを期待できるようになった。 次のD3は、D自身の枚数(D3をプレイする現時点で偶数枚、即ち元々は7枚)を示していると解釈していた。 WからCリードされ、EのC10に対して、スローインにならないように、CAで勝って、CQを続けたのは、ちょっとかっこいいアンブロッキングプレイ。 Nにオーバーテイクして貰い、Hリターンで、ディフェンス終了。 (ビジターテーブル) 「ハシム林の感想」ZENさんはおとなし。 でも、ダミイからCリードした時、CKでアップして、Hリードしたのはさすがでした。 |
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(ホームテーブル) (オークション) Eの2Dレスポンスから3Hレイズはフォーシング。 Wは、パートナースーツのDKをキュービッドしたが、シリアス3Nコンベンションを使っているので、ハンド全体の余力は示していない。 (プレイ) あまりにあっさりしたディフェンス。 CK、Aの後、パートナーにHKJ期待して、Sか、Cでイグジットしておくべき。 Dリターンして、Dラフの脅しを掛けてしまうと、HA、Hとプレイされやすくなるから。 (ビジターテーブル) (ハシム林の感想」Eの2Nは3枚サポートのリミット丁度の約束。 アンダービッドでは? |
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(ホームテーブル) (オークション) Eの1Nレスポンス(セミフォーシング1N)に対して、「頑張り過ぎかな」、と思いつつ2Sオーバーコールした。 パートナーが、2443程度で、深刻に2Sダブルで捕まる可能性もありえる状況だ。 だが、怖がってばかりはいられない。 パートナーが、4432で、使える8点あれば、4Sのゲームの可能性もある。 例えば、N(AJxx Kxxx xxx xx)とか。 「微妙な選択で迷ったら、積極的な方を選択せよ」、という心得で、結局、2Sをビッドした。 Nの3Sは、当然のレイズ。 Sがもっとアンバランスなハンドの時、4Sの可能性があるのでシングルレイズは必須である。 対してSだが、3Sレイズでは4Sへは行かない。 3Hのインビテイショナルキュービッドならば4Sへ行く。 (プレイ) 9トリック目に、ハンドからスモールSをリードしたのは、大甘のプレイと言われても仕方ない。 3Sは出来てるから、もしもHAラフされたら、という弱気な気持ちがあった。 どう見ても、Wは1543で、Eは4234だ。 HAでNに渡ってS7を流せば、4メイドする。 Eは、SAで上がっても、やはりトランプしかないので、ダミイのS9で勝って、グランクーとなる形。 微妙な判断の−10IMPよりも、ただで失った1IMPの方がどれだけ重要であるか、を認識しなければならない。 (ビジターテーブル) 「ハシム林の感想」プレイのゲスが思いっきり悪く、3ダウンもしてしまいました。 |
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(1RR−第1試合、VS香港戦) 結果:46IMP−17IMP。 21VP。 トトロの感想:「まずまずのスタート。 これから、これから。」 |
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