NO.2(更新:2001年8月18日)

(1RR−第1試合) VS 香港(#5〜#8) 裏のオークション追加(8/23)

2001/06/08 夕(15:00〜17:30)
(ホームテーブル) (ビジターテーブル)
平田 Drek Zen
 K.L.Choy Thomas NG 前田
HANA Peter Yeung

(ホームテーブル) 
3C S/2 −200
 N  E  S  W
 平  N  花  C
 P  P 1C 2S
3C  P  P  P
 OL:A 
1:HA H7 H4 H3
2:H10 H9 HK H2 
3:H5 HQ C7 C8 
4:D3 D5 DK D2
5:D6 D4 D10 DJ
6:H8 HJ C5 C6
7:CA C2 C4 S2
8:DQ D8 S3 S5
9:D9 DA C9
日本: 0 IMP
#5
ディーラーN
NSバル
96
97
Q1093
AJ863

AQJ752
A10
742
75

K8654
AJ85
Q102

K1083
QJ32
K6
K94 

(ビジターテーブル)
3C S/2 +200
 N  E  S  W
 Z  前  Y  林 
 P  P 1C 1S 
2C  P  P 2S 
3C  P  P  P

1:      
2:      
3:      
4:    
(ホームテーブル)
(オークション)
 Wの2Sのウィークジャンプオーバーコールは、Eがパストハンドだから、という判断だろうが、立派なハンドだから、HANAなら間違いなく1Sオーバーコールする。 まだ自分達にハンドの建設的可能性があるのを、プリエンプティブすることで台無しにしたくはないから。
 Nの3Cレイズは、プリエンプティブ2Sの後なので、8−12点の強さのレイズ。 
 
(プレイ)
 結局、Nで考えて、S2、H2、D1、C1=6個のルーザーでなんとか収まった、というところ。

(ホームテーブル) 
6H E6 −1430
 N  E  S  W
 平  N  花  C
   1H  P 2C
 P 2N  P 3H
 P 3S  P 3N
 P 4C  P 4S
 P 5D  P 6H
 P  P  P D7
 OL:7 
1:D7 DK D2 D6
2:HQ H4 H3 HA
3:D4 DQ D3
日本: 0 IMP
#6
ディーラーE
EWバル
864
94
9532
J643

AJ107
Q107
KQ
AK85
K93
KJ653
AJ6
Q7

Q52
A82
10874
1092 

(ビジターテーブル)
6H E6 +1430
 N  E  S  W 
 Z  前  Y  林 
   1H  P 2C 
 P 2H  P 3H 
 P 3S  P 4N 
 P 5H  P 6H 
 P  P  P

1:      
2:      
3:      
4:    
(ホームテーブル)
(オークション)
 スムーズなEWの6Hスラムビッドだった。 2/1レスポンスから3Hレイズのスローアライバルで、3枚Hでのスラムトライの提案をWがした。 Eの3Sキュービッドに対し、Wの3Nは、「シリアス3N」と呼ばれているコンベンション。 シリアス3Nの内容は、「自分には余力が十分ある。 大いにスラムトライしよう。」 3Sに対し、Wが単に4C、4Dとキュービッドをした時は、「示した以上の余力は無いけど、どうですか?」という内容になる。 Wのシリアス3Nに対してEの4Cキュービッドが洒落たキュービッド。 パートナーのメインスーツのCQは、大いに評価し、紹介したいアナーだ。 パートナースーツのボイド、シングルトンは、さほどで無いので、原則としてキュービッドはしない。 
 HANAは、パートナースーツのQをキュービッドした記憶の中で、98年の神戸PABFトライアルの準決勝でのラストラウンドを思い出す。 4チームから上位2チームの決勝に行くために、強力なオポーネント相手にして最終戦(25−3)勝ちを目指さなければ自力は無い絶望的状況だった。 その試合の中盤、#9ボード;
WのHANAのハンド(KJxx Q9 AJxx QJx)で、パートナーが1Hオープン。 1Sレスポンスしたら、パートナーが4Dのスプリンターレイズしてきた。 適当に4NでRKCBして飛んでいっても良かったかもしれないが、Hキュービッドし、4Sなら5Dトライで任せよう、とプランして4HのHQキュービッドを選択した。 すると4NのRKCBが来て、5Hの2KCの返事に7S。 Cリードでダミイを見たら、
Eのハンド(AQxx AJ8xxx K A10)。 HKフィネスと少々良いブレイクが必要の7Sだった。
幸運にも出来る配置で、出入り30IMPをラッキーして、23−7。 「仕方ないないな」と思っていたら、一方の最終戦での思わぬ結果によって、際どく2位になり、決勝進出。 そして、勢いで代表になった経緯は、今回のPABFトライアルでの我々のチーム経過とオーバーラップされる。 気持ちの上で、「どうせ駄目だろう」とか、少しでも思ってしまうと、決して良い結果はやってこない。 「ブリッジで先ず大事なのは気力」と、HANAは思っている。 「弱気に逃げない」、「あきらめない」、「後悔しない決断」で、テーブルについている。

 話をオポーネントのビッドに戻して、Wの4SはHのRKCBの取り決め(キックバックという)。 Eの5Dは2KC+HQ無し、の意味。

(ホームテーブル) 
2H E3 −140
 N  E  S  W
 平  N  花  C 
      1N  P 
 P 2H  P  P
 P   
 OL:
1:DK D2 D5 D7
2:DQ D8 D3 H3 
3:H4 H8 HJ HK 
4:S2 S3 SK S7
5:DA DJ D6 H6
日本:−6 IMP
#7
ディーラーS
ボスバル
982
K9
109653
764

107
J105
J82
AK532
AQJ653
A7643


K4
Q82
AKQ4
J1098 

(ビジターテーブル)
4S E/1 −100
 N  E  S  W
 Z  前  Y  林 
      1N  P 
 P 2D  P 2H 
 P 2S  P 3S 
 P 4S  P  P 
 P
(ホームテーブル)
(オークション)       
 Eの2Hは、SとHの2スーターを紹介しているノンフォーシング。(DONTコンベンション) 
 日本でよく使われるカペレッティ(ハミルトン)コンベンションならば、2Dで両メジャー紹介し、Wが2Hなら2Sとワントライ、2Sなら3Sレイズで誘う決断をするハンドか。 

(ホームテーブル) 
4S N4 +420
 N  E  S  W
 平  N  花  C 
         1H
1S 3H 3S  P
4S  P  P  P
 OL:
1:DQ DK D9 D8
2:SJ S2 S6 SQ 
3:D10 D4 D2 DA 
4:SA S3 S5 S4
日本:−1 IMP
#8
ディーラーW
ノンバル
AK1076

A8
J7532

842
AK864
92
A96
Q3
Q1095
QJ1053
84

J95
732
K764
KQ10 

(ビジターテーブル)
4S N5 −450
 N  E  S  W
 Z  前  Y  林 
         1H 
1S 3H 3S  P 
4S  P  P  P

1:      
2:      
3:      
4:    
   
(ホームテーブル)
(オークション)       
 Wの1Hに対するNの1Sオーバーコールは賛成だ。 5−5あるのでマイケルズキュービッドを使う事も可能なハンドだが、スーツの内容の違いが問題。 N(Jxxxx J Ax AK10xx)ならば、2Hマイケルズをしたいと思う。 その使い分けで、「強い、弱い」はマイケルズで、「中くらい」はオーバーコールから、というのがあるらしいが、HANAは理解していない。 弱いハンドでマイケルズをすべき理由はさして無いし、中くらい(10−13HCPくらいか)の強さの場合、オーバーコールから参加して、セカンドスーツを上手く紹介できるのだろうか。 全体のHCPで区分けするのではなく、スーツの長さ、形、その内容によって判断されるべきところだ。 
 ノンバル同士、1Hオープンに対して;
(AQxxx x x AQJxxx ) → 2C : 後に、Sを頃合いよくビッドするプラン。 
(Jxxxx xx x KJxxx ) → パス : 弱い手で無理に参加する必要無し。
(AKJ10xx x x KJxxx ) → 1S : 時に、6−2、6−1の4Sを狙う。
(AJxxx − AJxxx Kxx) → ダブル: 格言:「ボイドはダブルから」。 

(プレイ)
 Dリードなので、WのSが、Qの3枚、Qの4枚の時に得しようと、いきなりSJ流すが不運。

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