NO.2(作成:2002年2月28日)

バーミューダボール 2001

第2日目−第6試合: VS イスラエル戦 (#5〜#8)

2001/10/23(火)(17:20〜20:10)
(ホームテーブル) (ビジターテーブル)
平田 Israel YADLIN
Michael BAREL Yoram AVIRAM 前田
HANA Doron YADLIN

(ホームテーブル) 
4H N4 +620
 W  N  E  S
 B  平  A  花
   1N  P 2D
 P 2H  P 3N
 P 4H  P  P
 P
OL:
1:S7 SA S5 S2
2:H4 H6 HK H3
3:HA HJ H5 C8
日本:−1 IMP
#5
ディーラーN
NSバル
J32
AK92
K87
AJ6

KQ95

A9
987532
10764
QJ3
10642
Q10

A8
108754
QJ53
K4

(ビジターテーブル)
4H S5 −650
 W  N  E  S
 林  I  前  D
   1N  P 2D
 P 3H  P 4H
 P  P  P
 OL:
1:S6 SA S5 S2
2:H4 H6 HA H3
3:HK HJ H5 C2
4:C6 C10 CK C3
5:C4 C5 CA CQ
6:CJ HQ S8 C7
(ホームテーブル)
(オークション)
 Nの1Nオープンは普通。 Sの2Dジャコビートランスファーに対して、Nは3HのジャンプアクセプトをするのがHANA好み。 (3433)だが、6コントロールは魅力的。 Sがアンバランス(5521、5431)な、5−8点の時、2Hならパスだが、3Hなら4Hのゲームに行くチャンスが広がる。 例えば、Sが(xx Qxxxx Axxxx x)、(x Qxxxx Qxx Kxxx)のハンドの時など。

(プレイ)
 T2で、SからH4の代わりにH10をリードしてみるのは、ネコダマシ的効果が希にあるかも。 実戦のSからのH4に対して、WがH6をフォローした時だが、Dラフが無ければ、H2−2、H3−1はOKなので、WのHQJxxに備えて、ディープフィネスをするのは考慮されるハンド。 でも、H3で無くH6のフォローだから、WのHQJ63は無さそう、と判断してHAで叩くのは普通。 HAKの後は、ビジターテーブルでされたCQダブルトンを試すボーナスプレイは逃してはならない。

(ホームテーブル) 
4H E5 −650
 W  N  E  S
 B  平  A  花
      1H  P
3C  P 4H  P
 P  P
 OL:
1:SJ SK SA S5
2:S2 S4 SQ S3
3:S9 S7 HQ HK
日本:−1 IMP
#6
ディーラーE
EWバル
A2

10876
A109753

K1073
A965
94
J82
54
KJ10843
AK53

QJ986
72
QJ2
K64

(ビジターテーブル)
4H E4 +620
 W  N  E  S
 林  I  前  D
      1H 1S
2S  X 4H  P
 P  P
  OL:
1:SQ SK SA S5
2:C10 CQ CK C2
3:C6 C8 C9 H3
4:H4 H2 HA HQ
5:H5 C3 HK H7
6:S4 SJ
(ホームテーブル)
(オークション)
 Eの1Hオープンに対して、Sの1Sオーバーコールは魅力的には見えない。 Nがパストハンドで無いので、つまらないオーバーコールは慎みたい状況だから。 1Sオープンに近いバリューがあるとか、8、9点でも(5134)をしているとか、5−5の2スーターであるとかでなければ、ここでアクションするメリットはさほど無い、と考えている。
 Wの3Cはアーティフィシャルレイズで、3枚Hサポートのリミットレイズか、4枚Hサポートの6−9点。 Nは立派なハンドなので、ダブルでCスーツを紹介する(3Cオーバーコールするごとく)チャンスであった。

(プレイ)
 T2のNのS2のリターンでは、いろいろ考えるところ。 Eが3枚S持っていて、Sラフが実現すれば話は易しいが、Eが3枚Sを持っていたら、すぐにSKをカバーするだろうか? Dリターン、CAキャッシュ、Cアンダーリード(C9とか)、そしてSリターン、それぞれ考える価値のあるディフェンスに見える。 残念ながらディフェンスの決め手に欠けるのは、NS側のオークションでの情報交換不足に責任がある。 このハンドのディフェンスでは、1IMPの損で済んだのだが。

(ホームテーブル) 
1N E1 −90
 W  N  E  S
 B  平  A  花
          P
 P  P 1C 1S
 P  P 1N  P
 P  P
 OL:10
1:S10 S8 S7 SK
2:DQ D3 D2 DA
3:SQ S3 SA S9
4:SJ H4 D8 S2
5:S5 C2 H2 C6
6:S4 D5 C4 C8
7:S6 D6 C5 C9
8:H7
日本:−7 IMP
#7
ディーラーS
ボスバル
Q7
10832
A8
KJ1054

98
A654
J7652
32
K32
KQ
KQ9
AQ986

AJ10654
J97
1043

(ビジターテーブル)
3N E/2 −200
 W  N  E  S
 林  I  前  D
         2D
 P 2H  X 2S
 P  P 2N  P
3C  X XX  P
3N  P  P  P
 OL:J
1:SJ S8 SQ SK
2:DK D3 D2 DA
3:S7 S2 S10 S9
 :SA、SSS。
(ホームテーブル)
(オークション)
 このSのハンドは、ウィーク2Sオープンされることを喜ばない。 パートナーが、5枚以上のHスーツを持っている時に、プレイアブルな3枚Hサポートと、その時こそ非常に有用となるCシングルトンを持っているのが大きな理由である。 2Sオープンすることで、自分達の良いHフィットを逃すことの損は計り知れない。 パートナーが、(x Axxxx AKx Axxx)などで、4Hの代わりに、3N、4Sをプレイすることがあってはならない。
 Eの1Cオープンに対して、おもむろにウィークジャンプ2Sオーバーコールをする判断はあるが、今さらプリエンプティブするメリットは少ないと考え、HANAスタイルな1Sオーバーコールをした。
 Wの慎重なパス(積極的なネガティブダブルはあり得る)に対して、Nのパスはどうだったか。 自然な1Nレスポンスすることに問題は無い。

(プレイ)
 Sリードの振り込みが致命的。

(ビジターテーブル)
(オークション)
 Sのマルチ2Dオープンから、Nのパスオアコレクトの2Hレスポンスに対するEのテイクアウトダブルは賛成。 単に2Nオーバーコール(15−17)よりも良いハンドだから。 Sの2Sコレクトが流れてきてのアクションだが、2Nと3Cビッドは微妙なところ。 Wの3Cステイマンからの積極的ゲームビッドは納得するアクション。

(HANAの7IMP失点の感想)
 Sのハンドでウィーク2Sオープンしなかった事が、直接では無いにしろ、結果的に失点の原因となった。 「ウィーク2オープンした事による失点」のサンプルはたくさん持っているが、オープンしなかった事による失点の例は少なかったので、ちょっとした驚きだった。 オポーネントを押し上げて、ダウンをさせないといけないディールの場合は、確かに。

(ホームテーブル) 
3NX S/2 −300
 W  N  E  S
 B  平  A  花
1H  X 1S  P
2H 3C  P 3N
 P  P  X  P
 P  P
 OL:
1:S2 SJ S4 SQ
2:CJ S6 C3 CK
3:D4 D6 DQ D2
4:D3 D9 DA D10
5:D7 H4 DK DJ
6:HA HQ H7 H6
7:D5 C5 D8
日本:−10IMP
#8
ディーラーW
ノンバル
AKJ

J92
AQ10953

962
AJ10932
KQ53
−−
10743

A874
K742

Q85
K8654
106
J86

(ビジターテーブル)
3H W/3 −150
 W  N  E  S
 林  I  前  D
1H 2C  X  P
2D 3C 3D  P
3H  P  P  P
 OL:
1:SA S3 S5 S2
2:SK S4 S8 S6
3:SJ S7 SQ S9
4:D10 D3 D2 DA
5:H7 H4 HJ HQ
6:DJ D4 D6 DK
7:HA C3 C2 H5
   
(ホームテーブル)
(オークション)
 Wの1Hオープンに対するNのアクションだが、ダブルしてC紹介か、2Cオーバーコールから後のダブルか?
 3136形では、立派な17HCPがその判断の境目と考えている。 (AQx x KJx AKxxxx)がボーダーハンド。 Nのダブルからの3Cビッドに対して、Sは微妙な3Nのゲームビッドを頑張った。 3Cより3Nの方が、SのHのホールディングを生かす事が出来るし、同じ9トリックなら、ゲームボーナスを目指すのは自然な積極的判断だから。 Eにペナルティと思しきダブルをされ、逃げるべき確かな理由も無いので、それをスタンドすることになった。

(プレイ)
 ハンドのSQで勝って、利いてないだろうCKフィネスをするという馬鹿正直なプレイは、紛れの無いディフェンスとなって、2ダウンの結果。 Eのダブルについてだが、試合における「アクションダブル」と呼べるものかもしれない。 というのは、このダブルが成功した場合、実質のIMPの得以上に、オポーネントに与えるプレッシャーによる得が期待できるから。 白状すると、現実に、#7、#8の失点を少なからず意識することになり(「気にしないで」と、心では思っていても)、この試合のその後の変調の原因となったことは否定しない。

(ビジターテーブル)
(オークション)
 Eの3Dレイズは、悩ましい判断。 「4枚サポートは極力レイズ」という教えもあるし、「8枚フィットで3の代をかぶせず」という教えもある。 CKの4枚もあるので、3Dレイズを辛抱する方がいいのだろう。 WがCシングルトンだったり、5枚D持っているような競るべきハンドの場合ならば、リオープンでWが頑張ってくれる可能性がある。

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