「ヌルヌル疑惑の真相はどこぞや」 2007/1/8


―2006年12月31日、京セラ大阪・京セラドームで事件はおこった。
メインイベント、HEROsに電撃移籍した桜庭和志が試合終了後も納得のいかぬまま会場をあとにした。
あの桜庭和志をこれほどまで怒らせた事実は何か、真相はどこにあるのか。

容疑者:秋山成勲 被害者:桜庭和志 共犯:梅木良則


 秋山のセコンドには清原和博、桜庭のセコンドには下柳。セコンド対決としても俄に注目されたこの試合は呆気なかった。

試合開始、両者打撃で牽制。一、二度桜庭がタックルを試みるもスッポリ足を抜かれる。
打撃では秋山がやや優勢に試合を進め、三度目のタックルもいとも簡単に抜かれる。
そして四度目のタックル、秋山がまたもやスッポリ足を抜いてそのままパウンド。

そしてそのままゴングが鳴った。TKO。

しかしこの試合の中に疑惑が所々隠されていた。

疑惑

@秋山の過去
 ウィキでも参考にしてもらうのが一番。こちら
秋山成勲は日本名。在日韓国人で秋成勲(チェ・ソンフン)という。在日韓国人として大阪に生まれる。
大学卒業後、韓国へ渡りその後日本に帰化。柔道をするために日本国籍を得た、ことにより韓国メディアからはバッシング。

柔道現役時代はそこそこの成績を収めるもワセリンをつけて滑りやすくしているとの疑惑が出る。しかも秋山と戦ったフランス、トルコ、モンゴルの三ヶ国から指摘されている。

柔道からは身を引き総合格闘家に転向。デビュー戦は2004年大晦日「Dynamite!!]にて対フランソワ・ボタ(元ボクシング世界王者。
見事一本勝ちを収める。その後もボクシング出身の選手を中心に総合では未知数の選手とばかり戦いを繰り広げる。
そしてHEROsのライトヘビートーナメントに出場。決勝戦でメルヴィンマヌーフを倒し、世間に認められるようになり谷川Pの秋山政策も実ってきた。

そして今回本来トーナメントで戦うはずだった桜庭和志との対戦が実現した。

A秋山のセコンド、不可解な言葉
 試合開始まもなく、秋山のセコンドからこんな言葉が発せられている「滑らせろ、滑らせろ
これだけで疑うのはあれですがどういった意図での掛け声でしょうか。

B桜庭必死の訴え
 桜庭がタイムの意味を表す「T」の文字を手でレフェリーに示しています。
それにパウンドでのとき必死に「滑るよ」らしきことを口にしています。それでもレフェリーは「アクション」をひたすら言います。この行動が後に国民から大きな反感を買うことになりました。試合がとめられたあとも桜庭は「えっ!?何で??だってすっごい滑るよ、滑る」と口にしている。
 あまりの怒りに試合終了後のインタビューもせず会場を後にしました。

C甘いチェック
 試合前のボディチェックでは柔道着を触る。しかし試合ではその柔道着を脱いでいる。裸の状態をボディチェックしないまま試合開始。
そして何度も秋山のボディチェックを訴えていた桜庭の要求が試合終了後、適当に上半身を触るだけで終る。足は全く触らず

D秋山のグローブ
 秋山のグローブは左右で大きく形が違い不自然に膨れています。
片方にあるロゴがモウ片方にはありません

E放送局
 過去に亀田世界戦を受け、疑惑の判定として大きく視聴者から批判を受けたのを放送したのもTBS。HEROsで桜庭が戦意喪失にも関わらずロープブレイクでリング中央に戻し無理に試合をさせたのを放送したのもTBS。そして今回もTBS。単なる偶然なのでしょうか。

F世論
 ターザン山本氏がこの試合を批判する記事を書いている。
参考資料。その1その2その3その4。その他国民大勢がこのことを批判。


 ここまで条件が揃っていると、疑惑というか・・・・・。

 「滑らせろ、滑らせろ」がどういう意図でしゃべられたか・・・・・一番納得いく答えは「体にワセリンを塗っていたから」・・・・たしかにそれ以外の理由も考えようとすればいくつでも考えられますがねぇ・・・・。

 桜庭がダメージを少しでも休憩したいが為にタイムや滑ることをアピールしたかもしれません。それでも今までの桜庭を見れば、それは考えがたい。
ここまで怒るのは異例だと言いざるを得ません。それでもこれは私の個人的な感情の問題なんで何も意味を持ちませんが。

 そもそもチェック甘すぎるでしょ。やっぱり思うんですけど試合中の柔道着用のことは事前に発表する、あるいは柔道着着用ルール自体なくすとか。
グローブのこともそうです。何かあってから遅いのです。この前のスミノヴァルス戦もそうですし何モ無かったのは本当に奇跡で運が良かっただけ
そういったことを考えられないHEROs関係者は興業をする資格がないのでは。勿論私にこんなことを言われる筋合いもありませんが。

 そしてTBSは相変わらず、放送が・・・・・。まぁこれで視聴率とれているなら文句は言えませんが。ただ、過去の試合をいかにも今やっているように流すのは何にも引っかからないのでしょうか。

余波

・この試合を裁いた梅木レフェリーのブログのコメント欄が15000件以上。
こちら

・FEGのオフィシャルサイトで恒例のfite vote の投票がありましたが、ベストバウトではメーンの桜庭対秋山が最下位に陥っています。MVPではその敗者桜庭が一位に輝いています。ファンが言いたい事は分かりますよね?
こちらこちら


 秋山は嫌いです。だから今回のことがもし、シロだとしても疑われるような行為をする秋山が悪いで片付けます。勿論そんなの理不尽ですが。
しかし思うんですが秋山は今回、クロだとしたらこんなにあからさまにやるなんて、ばれるに決まってるんじゃ。セコンドも何の迷いもなく滑らせろ滑らせろって。それとも、大会関係者もグルでそんなことを心配する必要はなかったわけ?これだから韓○人は・・・・

秋山「何かを言っているのは分かったけれど言葉までは聞こえなかった。それに試合中にタイムと言われてタイムする格闘家はいない。興奮もしてますし。接近戦で止まるヤツはいないですよ」

何か、私にはこういっているように聞こえます。
「何かを言っているのは分かったけど聞こえていないことにした。試合中に真相に迫られて、真実を言う格闘家はいない。」

谷川EPは「いろんな試合があって、いろんな課題も残ったんですが……。結果的には、いいイベントになったんじゃないかと思います」

これがいいイベントねぇ・・・・・課題しか残ってないんじゃ。

何か秋山自身は滑ったのは自分が多汗症だからではないかとわけの分からないことを。桜庭が今まで何戦やってきてるかは知っているでしょうに、汗と油の区別がつかないわけないでしょ。

まぁそんなわけで、今まで中邑対イグナショフのときのように幾度か試合結果の覆りがありましたが、谷川さん自体はその気は全くないですし、もうこの疑惑は一生疑惑のままで終ってしまう気がします。

これだから

K-1≒HEROs=プロレス

って言われても異論できないんじゃ。