[剱岳] テント泊3泊4日
2006年8月
@自宅−新宿-(JRあずさ)-信濃大町駅−(バス)-扇沢-アルペンルート-室堂-雷鳥沢キャンプ場(テント泊)
A
雷鳥沢キャンプ場-雷鳥坂-剱御前小屋-別山乗越-剱沢キャンプ場(テント泊)
B
剱沢キャンプ場-剱山荘-一服剱(2,618M)-前剱(2,813M)-平蔵の頭&コル-カニのタテバイ-本峰(剱岳山頂,2,999M)-カニのヨコバイ-前剱-一服剱-剱沢キャンプ場(テント泊)
C剱沢キャンプ場-剱御前小屋-雷鳥坂-雷鳥沢キャンプ場
-みくりが池-室堂-アルペンルート-扇沢-(バス)-信濃大町駅-(JRあずさ)-新宿-自宅

鹿島槍ヶ岳と八ッ峰

山頂から後立山連峰


ひと目で解る尖った山が鹿島槍です。
手前には八ッ峰上半の岩峰と長次郎谷が見下ろせます。

長次郎谷上部は雪渓が融け砂礫が出ていました。
持参の双眼鏡を覗くとテントが 1つ見えました。

立山連峰
【真夏の青空】

天気が良くて何よりです。
祠にお神酒を上げている年配の登山者が私にそのお神酒を
飲めと言うので少し頂きました。元気な人もいるなぁと感心し
ました。
立山三山そして遠く薬師岳方面まで見ることができます。
展望を満喫後、リュックの中の行動食を取り、下山開始です。

カニのヨコバイ

【カニのヨコバイ】


山頂で話をした登山者たちにここでまた会いました。
通過するのに時間がかかる様子です。渋滞中です。

鎖がついていて安全ですが、滑落したら大きな事故になります。
足を置く場所にコツがいるようです。



平蔵谷上部の岩稜帯の通過 


【岩稜】

カニのヨコバイを通過してから長い鉄梯子をくだります。

狭い岩棚をトラバースして鋭い岩稜を登り返します。

ここも落石に注意しながら三点支持で通過します。

必ずしも鎖の下がっている場所が登りやすい所ではない

ので自分の目で岩を確認することが大切です。

テント場に到着
【テント場に到着】

強い日差しと尾根道のアップダウンでかなりバテましたが、
午後三時過ぎにテントまで無事帰ってくる事ができました。

テントを撤収して更に雷鳥沢を下ることはしんどいので
今晩も剱沢キャンプ場に停泊することに決めました。


午後の紅茶
【午後の紅茶】

水場の生水は飲めません。
煮沸して飲料水にしたほうが、お腹が痛くなりません。

私は「アールグレイ」と言う柑橘系の香りのする紅茶を
コッヘルに入れAfternoon teaを楽しみました。

山ではこんな事も贅沢に感じられます。

雷鳥沢 


【雷鳥沢】


雷鳥坂を下りやっとキャンプ場が見えてきました。

室堂まではもう少し歩かなければなりません。

雪渓の残雪と樹林の緑のコントラストが鮮やかです。

みくりが池

【みくりが池】

室堂から観光客の散策コースになっている為たくさんの人が
眺めを楽しんでいる様子です。

魚は棲んでいないこの池は水深20メートル程の大きな池です。
「みくり」とは神様の食事を作る場所と言う意味だそうです。

ハイ松の影に雷鳥の姿も見かけました。

黒部湖

【黒部湖】

室堂から観光客に混じって扇沢までアルペンルートを下ります。

ダムによって出来た黒部湖が写真の様に見る事ができます。

扇沢まで無事下山できました。