11月2日(金)
昨日と今日で、もりもりと弁当9個食べた。
まあ、お菓子やガムよりはましな食生活なのか?
11月6日(火)
うわあ、このツアー客遭難事故って、3年前のトムラウシ山系遭難と同じとこかよ。
まあ、現地のことはきちんと把握してなかったという正直すぎるコメントがでましたし、実際、そのあたりの現地の判断云々まで責任云々言われたら、旅行会社はやってられないよなあ、とも思う。
……ただ、問題の根っこがどこにあるかというと、やっぱりコストカットとしか思えないんですけどね……というと、乱暴だと言われそうですが。
現地の天候予想の判断が甘かった。
下見の不十分(旅行会社本社)。
それを徹底しようと思えば、人材確保やらなんやらでコストがかさみ、それは旅行代金に反映され……(以下略)。
冬コミの当落通知は明日かなあ?
11月8日(木)
精神状態はよろしくないが、それを垂れ流し続けるのもあれなので……まあ、久しぶりに真面目そうな話でお茶を濁すことにしよう。
……つっても、お米の国の大統領選挙なんですけどね、結局。
オ〇マ再選というより、ロ〇ニーの負け……というより、むしろ、共和党の負けか。
本来〇ムニーさんは、ばりばりの保守党ではなく、中庸な感じの政治家なはずですが……ここ最近のアメリカの共和党は、保守まっしぐらの傾向があるため、共和党の候補者として選ばれるために、保守党を演じる必要がありましたからなあ。
……そういう分析はおいといて。(笑)
今回の大統領選挙、高任は別の意味で注目してたというか、『ああ、美しい構図だなあ』……などというと、首を傾げられるかも知れませんが、2大政党制について考えさせるお米の国の状況というか。
まあ、4年前にオ〇マさんが『団結するアメリカ』を掲げて圧勝したのが嘘のように、すごい皮肉な状況とも言えますが。
財政赤字半減を掲げながら、実際の施策はいわゆる『大きな政府』で、国家における富の再分配政策は、民主党…特にリベラル派には歓迎されたようですが、保守側からは猛反発。
そのあたりの、『アメリカらしさの否定』という言葉に苦笑を浮かべるだけですませるのは、ちょいともったいないでしょう。
二大政党制を目指して色々と制度を整えたはずの日本という国で、政策理念の対立が感じ取れないのに比べて……国家のあり方、対外姿勢、倫理や信仰、政府と国民の関係、経済における官民の関係……など、選挙テクニックによって、ぼかしたり強調したりするのは確かですが、これだけの対立する項目が並んでこその二代政党制だよなあ……と。
理念は社会の必要によって生まれてくるというか……ああ、美しいなあ……と、高任が思ってしまったのはこのあたりです。
11月9日(金)
頭ではわかっていても……。
いや、賞味期限から1ヶ月過ぎた卵。(笑)
冷蔵庫に保管して、ヒビとかはいってなくて……大丈夫、何の問題もないと頭ではわかっているのですが……さすがにちょっと躊躇いが。
割ってみて、匂いをかいで……『大丈夫、ボク全然平気だおー!食べちゃってね!』などと脳内妄想で補完してみましたが、やめました。
いや、万が一にも外れたときが怖いから。
11月11日(日)
うわあ、死んだはずだよ、ヨシトミさん…。
だが、生きていた。(笑)
そして、誰かが生きれば、変わりに誰かが死ぬは必定。
背中を丸めて、競馬場を後にする高任に降りかかる涙雨、ああ、涙雨。
つーか、いつも思うというかわかってるんだけど、精神状態がよろしくないときに競馬やっても当たりません。
まぐれ当たりはあってもね。
11月12日(月)
ん、オザワさん、無罪確定。
あれだけ騒いで、煽った新聞各社の明日の朝刊は、たぶん静かにスルーだろう。
11月13日(火)
静かに、スルー。
11月14日(水)
はて、どうやら先週に当落通知が送付されたようなのだが……いや、冬コミの話。
何故か、1週間遅れで届く。(笑)
11月15日(木)
おお、来たぁ。
ついに来た。
いや、解散じゃなくて。
へえ、こんな風になってるのか……ふふーん。
と、いうわけで、明日解散。
来月4日公示の、16日投開票。
そういや、東京都知事選挙も同じ日になるのでは……ああ、記事になってるや。
あはは、東京の世田谷区、葛飾区、八王子市では、都議補選も重なるんだとか……つまり、衆議院選挙の小選挙区と比例区、最高裁判事の国民審査、都知事選、都議補選の、5つの投票箱が必要になるんですね。
それで、世田谷区選管では、投票所一カ所に対して用意してる投票箱が4つしかないらしく……ということで、党首討論直後から調整のために電話かけっぱなし状態なんだとか。
それにしても……東京都知事選ともなると、有権者1千万人を超えるだけに、選挙費用は50億円を超えるとか。
まあ、それはそれとして……。
テレビ中継のある党首討論の席でそれを言い出すって事は、民主党内におけるノダさんの立場ってすっごいやばいんでしょうね。(笑)
党内で解散の了承を求めたところで潰されるのは目に見えているというか……つまり、このまま解散しなかったところで、民主党におけるノダさんは死に体なのは明らか。
と、すると……ノダさん個人に関して言うなら、こういう形で解散を宣言した方が活路があるといえなくもない。
自民党が政権に復帰したとすれば、某政経塾がらみのノダさん一派と保守合同できなくもないし。
そうとう面の皮が厚くないとできませんが、なんか、結構しぶといというか、図太いような印象も。
11月17日(土)
さあ、政界生き残りをかけて、図太くも醜い打算の始まり始まり〜♪
つーか、ローマは一日にしてナッシングじゃねえけど、某太陽がさらりと沈んでしまいましたなあ。(笑)
合流のネックになっている政策は…?
の、記者の問いかけに対して、『原発、TPP、消費税』などと、合併協議に同席していた某人物が答えたとか。
全部じゃねえかよ。(笑)
つーか、その場でツッコミいれろよ、記者連中。
それはそれとして、さーて、一般新聞がいつものように、世論の調整に入ったというか……民主党が大勝した前回の衆院選挙の前後の記事なんか、もうみんな忘れてるんでしょうか。
当時の、自分の日記読んでたら泣けてきました、マジで。
一般新聞が記事として出す、支持率の数字が全くあてにならないことは既に明らからしいですが、それでも高年齢層に対する新聞の影響力はバカにできないと思います。
今日は、某朝〇新聞が、電話による緊急世論調査を発表……全開調査に比べて、自民の支持急落、民主横這い……はい、混ぜてます混ぜてます。
11月18日(日)
……その手があったか。
競馬場で、ズッこける。
いや、精神的に……つーか、これからレースが始まるというモニターを見た瞬間、どっと疲れを感じました。
はぁ、J〇A補完計画って、気でも狂ったか?
例のアレ、映画公開にあわせてのタイアップ企画……はあ、この企画そのものは、博〇堂がプレゼンして……はぁ。
まあ、他の企画なんかも含めてですが…その狙いとして。
『新規層が競馬場に行ってみたくなる』
『全国的に参加できる』
『新規参入のきっかけづくりに競馬以外のコンテンツパワーを導入する』
はあ、それで、エヴァですか……なんでやねん。
ちなみに、春はA〇Bとのコラボとかやってたらしいですわ。そういや、スポーツ新聞の予想とかやってたなあ……と、今さら気付く。
まあ、言いたいことは色々あるが……PR企画そのものを外注するってとこが、一番の問題だと思う。
つーか、この補完計画って、競馬関係ねえ。(笑)
しいていうなら、映画の宣伝?
11月19日(月)
おお、そういやもうオリオン座の季節であるか。
そりゃそうだ、もう12月間近だもん。
空は季節の贈り物とは、とく言ったモノだ。
11月20日(火)
コンビニ弁当3個と、お菓子5千円分。
ひどい食生活が続いてるけど、意外と太らない……何せ、体重計ってませんから。(笑)
たぶん……ま、ちょっと覚悟はしておけ。(笑)
11月21日(水)
ほう、ハ〇ヤマさんは、不出馬ですか。
名目としては、民主党の公約『消費税増税』などに賛成できない云々……まあ、実質選挙が厳しかった……でもないか。
あの区の自民の代表も、ぱっとしない相手だったはずだし。
11月22日(木)
雨。
結構寒い。
何の気無しに冷蔵庫を開け、中身半分がお菓子なのをおもいだして死にそうになる。(笑)
11月23日(金)
勤労感謝の日。
働けることに感謝して、もりもり働かなければいけない日。
11月25日(日)
今日は、ラオウさんが昼過ぎに来るから……というわけで、仕事あがってその足で競馬場に行って、メインレースの馬券買って……あー、ついでに直近のレース買っちゃえ。
……当たる。
換金……なんとなく、そのまま倍プッシュで次のレースに、適当に散らして買う。
……当たる。
換金……まあ、元千円だし……と、さらに倍プッシュ…。
等と繰りかえしている内に、いつの間にか昼が来てしまう。(笑)
つーか、何?
本命サイドではないけれども、買うレース全部当たってるんですけど?
これは、あれか?
数年ぶりに、あの日がやってきたというのか?
ただ、当たってはいるけど、地道に増えていくと言う感じだから、ちょっと違うか。
だが、それはそれとして、ラオウさんがいつ家にやってくるかわからないので、さっさと家に帰らなければ……ああ、増えた全額(秘密)メインレースにいったらあ。(笑)
あ、千円余ってる……えい、このレース買って、帰るぞ……と。
帰って速攻で寝……そうだ、ドアの鍵を開けておかなきゃ……寝る。
ドアの開く音で目覚め……あ、夜かと思ったら夕方の5時過ぎ。
買うレース全部当たって、倍プッシュで賭けちゃったよ…結果は知らないけど、などとラオウさんに言うと、高任の馬券をしばらく見つめて『知らないなら、調べればいいじゃない』などと、高任のパソコンになにやら取り付けてワイヤレスでネットに接続。
ラオウ:「……えーと、さすがにレース映像のデータは厳しそう」
高 任:「いや、レースの実況聞いてりゃ、展開はほぼ把握できるよ」
ラオウ:「つーか、ここまでやってあれだけど、結果見ちゃっていいの?」
高 任:「いいよん」
さあ、高任の倍倍倍倍倍倍プッシュ(元金千円)の結果やいかに?
高 任:「……むう、本命じゃないけど一応拾えてるなあ(微増)」
ラオウ:「ふむ、そうか…」
高 任:「そういや、ちょっとだけど別のレース買ってるけどそっちは……ああ、突っ込むんだったらこっちだったか」
ラオウ:「じゃあ、高任さん、今日のレース全勝?」
高 任:「……まあ、本当の意味で全勝だったら、四桁に届いてる(笑)」
ラオウ:「……この子は、いつからこんなアホの子に」
ラオウ:「つーか、一旦荷物置きに来ただけというか、飯食いに行こうと…?」
高 任:「俺は寝る」
ラオウ:「ああ、そう…」
高 任:「あ、そういや、某店の食事券1000円分あるや……行けたら行こうと思ってたんだけど、結局無理っぽいからあげる」
ラオウ:「最寄り駅前の店やんけ」
高 任:「きちんとお腹が空いている、ゆっくり食事できる時間がある……という条件を満たすのって、3ヶ月に1回あるかどうか…」
ラオウ:「良し、今すぐ寝ろ」
だが、運命は高任を眠らせることあたわず。(笑)
高 任:「おかえり」
ラオウ:「あれ、起きてた?」
高 任:「いや、なんか眠いけど、眠れない」
ラオウ:「むう、そりゃすまんかった」
高 任:「まあ、なんとかなるだろ」
高任は、寝不足というか、寝不足の状態で眠りを中断すると、吐き気に襲われる体質です……つーか、最近、その傾向強くなりました。
高 任:「ああ、忘れない内にカギわたしとく……明日早いんだろ?カギかけたら中に放りこんどいて」
ラオウ:「うむ」
と、いう感じにすれ違い感ありありですが、今回は結構会話できたほうです。
11月26日(月)
うう、吐きそう…寝ます。
起きたお。
今日は新商品来るから、早く出るのだ。
当然、給料でないけど。
11月27日(火)
ああ、やっぱりラオウさんがパソコンにゲーム(複数)いれていってるや。(笑)
まあ、それはそれとして。
このゲーム、普通に〇学生とか表記してるけど、大丈夫なのか?
登場人物は全て一八歳以上です……などという逃げすらうってないし。
反対に心配になってくる。
……つーか、スタッフロール見てふいた。(笑)
いや、何かテキスト読みながら、ある種の予感はあったんだけど……きゃつめ、足を洗ったはずの業界に舞い戻ってましたか。
もしくは、偶然名前が同じなだけか。
さて、寝ます。
ゲームは一日二時間まで…。
まあ、2時間で終わるゲームってっこった。
11月28日(水)
そうか……某マガジンの某ボクシング漫画は、次で連載1000話目かぁ。
夏コミ前のために買ったカップ麺……賞味期限過ぎまくり。
いや、食べますよ、もちろん。
11月29日(木)
あ、大食い漫画終わっちゃった…。
気温急降下……あれ、ジャンパーがない……あ、そうか、破れたから捨てた記憶がある。
11月30日(金)
戦場のメリー〇リスマスのネタで噴いた……。
なんか、負けた気分。
明日から12月、冬競馬。
先週の勝ちを、さらに転がすかどうか考え中。
競馬と言えば、勝ち金を申告してない云々で裁判になってるのが話題になってますが、勝ち分しか合計しないのはおかしいと思う。
つーか、高任だって、外れた分を度外視して、単純に当たった分を年間で合計したら……ねえ?(笑)
仮に、2万円もって競馬場に行って、最後まで馬券を買い続けたとしたら、合計で10万円近く馬券を購入してたなんてのは珍しくない。
で、家に帰るときに……財布の中身をチェックして、2万円以下なら負けてるって事になるわけで。
でも、この裁判の言い分だと……合計でマイナスになったとしても、当たった分の金額だけを合計して、一時利益として計算してることになってる。
わかりやすく言うと、丁半ばくち(2倍)で1万円からスタート。
10回連続で当てて、11回目に外したとしたら、これは当然1万円マイナス。
でも、法律的な計算にのっとると…こうなります。
1回目……1万の勝ち。
2回目……2万の勝ち。
3回目……4万の勝ち。
10回目……512万円の勝ち。
11回目……1024万円賭けて、全てを失う。(合計1万マイナス)
で、1万円ですごいスリルを楽しめたぜ……と、帰ろうとしたところを肩を叩かれ。
『あなたは、1023万円(1+2+4+8+……+512)の一時所得を得ましたので、申告して税金を払ってください』
などと、ふざけたこと(感情的にはね)を言われるわけです。
『いや、俺今日は1万円負けたんですけど?』
などと反抗してみたくなるのは当たり前ですが、『あなたが一時所得をどのように使ったのかまでは、私どもには興味有りません。ですが、あなたが1023万円の一時所得を得た事は確かですので、その分の税金を払ってください』……ふうう。
で、今回の裁判を反映させた簡略化モデルはというと……。
高任は割と『倍プッシュ』と言う言葉を、勝った金をそのままプッシュという意味合いで使いますが、本来は『負けた後、次を倍額で勝負する』という意味です。
たぶん、聞いたことはあると思いますが……丁半ばくちというか、ルーレットの赤黒(2倍)勝負で、負けたら次の勝負を倍額でやり、勝つまでやめないという必勝法。
仮に1万円を賭け、次の勝負を2万円、その次は4万円と勝つまで続けたら、1万円勝てます。
……資金が続けばね。(笑)
確率2分の1の勝負で10回連続で裏目を引くなんてざらにあることですからね。
ちなみに、10回目の勝負は512万円。
資金が尽きる前に、心が折れるよ。
ちょいと話がそれましたが……。
1回目の勝負で1万円賭けて負け。
2日目の勝負で2万円賭けて負け。
10回目の勝負で512万円賭けて負け。
で、11回目の勝負で1024万円賭けて、ようやく勝ち。
1〜10回目の勝負で合計1023万円負けてるから、11回目の勝ち1024万円と相殺して、1万円の勝ち。
よし、今日はこれでオッケー…と、帰ろうとしたところ肩をたたかれ。
『今の勝負、貴方は1024万円の一時所得を得ましたね。申告して税金を払ってください』
……そういう感じです。(笑)
いや、こういう書き方してますけど、高任は両者の言い分どちらも理解できるんです。
その上で、法律の方が、ギャンブルというか、競馬で勝ってる人間のスタイルというものを理解していない現状に問題があるというか。
つっても、高任は現実に競馬で勝ってる、もしくは勝ってた人間を1人しか知りませんので、雑誌その他等で得た情報ということになりますが。
現状、競馬で勝ってる人間のほとんどは、競馬そのものをシステム化しているというか、投資の対象としてとらえて勝負してます。
最近はごく当たり前に目にする回収率という言葉……これは、投資した資本に対して、どれだけ資本を回収できたかということです。
これだけでもわかるように、オッズとリスクを計算し、回収率が100%以上になるシステムを確立し、微調整をくわえながらそれを続けていける人間が、いわゆる競馬における勝ち組と言えます。
つまり、一昔前は……勝負レースを絞り込み、1点勝負。
狙えるレースが来るまで、1ヶ月でも2ヶ月でも、情報を集めつつ待ち続けるというスタンスがほとんどでした。
つまり、的中率重視。
ここぞといえるレースは絶対に外さない……そういう、映画や小説で出てくる、勝負師のスタイルですね。
でも最近は、過去データを分析し……的中が20回に1回であろうとも、回収率が100%以上の買い方…プログラムに乗っ取って、買い続ける。
たとえば、1番人気の単勝オッズが1.5倍未満の時。
1、新馬戦(7〜8月が望ましい)は、1番人気を外して2〜5番人気の単勝を買い続ける。
2、某競馬場の芝1800メートル以上のレースにおいては、1番人気を軸にして4〜8番人気への馬連5点買い。
3、某競馬場のダート1200メートルのレースにおいては、4〜6番人気の馬を1着にして、1番人気の馬を2着にした馬単の馬券を3点買い。
ちなみに、1の的中額の平均値は1000円程度になるので、5レースに2回当たれば回収率は100%を越えます。
2は的中額2000円程度なので、4レースに1度当たれば100%以上。
3は、3000円程度なので、10レースに1度で100%以上。
あくまでもこれは適当に……と、いっても、数年前まではきちんとプラス計上することができた(笑)条件なんですけどね(今も一部でプラスですが)、そういう回収率100%を越える条件というのは、いろんな人間がデータを集めまくって検証しているので、高い回収率を誇るデータほど2ヶ月もたたない内に人気が集中し、回収率が100%を切ってしまいます。
だから、大抵100%を越える回収率の買い方と言っても……105%ぐらいにに落ち着いてしまうんです。
ほら、基本的にギャンブルって一攫千金を夢見るドリーマー連中が多いわけですから、そういう数字には反発を覚えてしまうんですね。
で、データだけを頼りにする連中の肥料になってしまうわけですが。(笑)
ちなみに、今人気なのは、統計の揺らぎというか、人気の揺らぎができやすく、回収率高めの条件が生まれやすい(以下略)。
またちょっと話がそれましたが……何が言いたいかというと、こういう買い方をしてる人間にとって、外れ馬券も投資の一部でしかないと言うことです。
下手な鉄砲も数うちゃ当たるってわけではありませんが、短期的に損をするかも知れないが、長期的に見れば必ずプラスになるシステムに乗っ取って投資を続けているのだから、何も慌てる必要はなく、プログラムの微調整さえ続けていけばいい……というスタンスです。
で、この裁判……当たった馬券しか相手にしてくれません。
つまり、外れ馬券も含めて回収率100%ちょいで資金をどんどん回転させていってる人間に対して、当たった馬券だけ見て、それで得た利益を一時所得ととらえて税金を払えといってるわけです。
仮に、的中率10%、回収率110%の買い方に乗っ取って投資をしていたとすると。
当たった投資単独で見ると、回収率は1100%……投資額に対して11倍のリターンになります。
で、このリターンに税金かけられて抜かれたとすると、総合で必ず赤字になります。
投資としてとらえると、赤字のプログラムは即中止です。
つまり、税金を払えと訴えられた側の言い分『外れ馬券を必要経費として認めろ』というのは、ごくまっとうな言い分なのですが、当然向こうはそれを認めるわけにはいきません。
この人は、馬券購入を全てインターネットで行ったため、馬券購入のデータが残っています……が、競馬場で直接勝ってる人間はどうなるでしょう?
つまり、現在の税法を守るために、向こうはその必要経費という言い分を認めるわけにはいきません。
そもそも、両者の言い分がかみ合わないのがこの裁判の実態です。
つーか、銀行口座データのやりとりを閲覧するなんて、裁判所のそれがないと不可能なはずですから…こうして裁判になったことは、内偵とかそんなレベル以上の確証を持って行われたとしか思えません。
もしかして、みんな競馬場に足を運ぼう……という狙いでこの裁判をおこしたんじゃないだろうな、などと勘ぐってしまいそう。
いや、直接の馬券購入なら、証拠もへったくれもないですからね。
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