3月1日(火)
下手したら雪になるかも……とか予報してたので、わくわくしてたのですが。
雪の中、近所の紅梅を鑑賞する希望は、はかなく消えました。
ちょっと遅れましたが、先月のアイルランド総選挙で、14年政権を守っていた共和党は、まあ財政危機を招いたやら何やらで第3党まで低迷。
統一アイルランド党(中道右派)、労働党が、それぞれ1党、2党で……いずれも過半数には届かないが、この両党が連立を組んで(以下略)。
まあ、ギリシャより高い利率で貸し付けとなって、どうにもならなくなるのでは……と、アイルランドの国債がかなりリスクの高いモノとして、市場に認識されているのは間違いなく。
多分、誰がトップになろうとも、なかなかに厳しい道のりが予想されます。
平成22年の、ひったくり認知件数で大阪が35年ぶりに全国ワースト1の座から脱出したとか。
ああ、また大阪の名物が1つ消えたのか……などと言うと、失礼な言い方だなと眉をひそめる方もいるかも知れませんが、多分大阪の人間は笑ってくれると思います。
まあ、平成10〜12年頃がピークというか、この頃は年間1万件を超えてた記憶があるので、平成22年の約2100件ってのは、すごいなあ、減ったよなあ…と感心してしまいます。
ある意味名物の、某橋下知事の公約、治安回復ってのは、こういうところを含めてでの公約であったわけですが……防犯カメラ8千台とか、ビデオカメラ付きのバイク、パトロールなどの努力、啓蒙活動……などの積み重ねが、ワースト1からの脱出につながったのは間違いありません。
ちなみに、去年のワースト1は千葉県で……大阪とは僅差の約2200件。
じゃあ、かつての大阪の1万件って、どんだけぶっちぎりだったんだよ…などと。1日平均27件ってあんた…(笑)
まあ……ローマは一日にしてならずと言うことですね。
というわけで、日本の政治に短期の何かを求めるのは、そもそも無理があると思う。
ティーンズ向けのファッション雑誌の付録がカジュアル眼鏡。
この雑誌は、いずれ世界を取るやもしれん。
もしくは、眼鏡属性の人間の野望が人知れず始まっているのかも。
3月3日(木)
ん、自殺はしなかったか……下手すりゃそういうケースもあるだろうなと思っていたので、そういう意味では良かったな、と。
新聞で報道されるのは当然なのですが、ワイドショーで大きくとり上げて追跡するようなネタではないよね、根本的に。(笑)
3月4日(金)
あれあれ、なんか一部の報道関係が妙に逮捕された予備校生に同情的なのは、反対に何かあるのかな……などと勘ぐってしまいそう。
少なくとも、多少なりとも常識のある人間なら、これがばれたら世間から袋だたきにあう……ぐらいの想像はたやすいはずで。
マスコミの本質とかそういうのは抜きにして(少なくとも、現実としてこの国はこんな感じですし)、少なくともその自分の愚かさに対して代償を払わされるのは仕方がないと、高任は思います。
土下座コミックを購入。
3月5日(土)
今日は、何も考えずに8番を塗っ……たら、複勝はもちろん、単勝でも元返し(倍率1倍)になりそうで、さすがにスリルだけ味わうようなマゾいプレイは勘弁願いたい。
と、すると…。
8番と10番の……馬連(1着、2着を当てる)は、10番がやや不安……で、オッズは2.2倍あたりを行ったり来たり。
ワイドだと……高任の感覚では8割方いける感じがあって、オッズは1.4〜1.5倍程度。
うーむ。
いや、ちょっと視野を広げてみよう……そもそも、8番が1着なのは、99.99%程度決まり。
桜花賞のトライアルと言うこともあって、3着以内を狙って(桜花賞の優先出走権が得られる)来る馬がほとんど……というか、多少なりとも色気を持ってる陣営はおそらく10番のみだが、その10番の馬にしても賞金額が不安なため、、無理に8番を倒しに行くレースにはならないはず。
と、すると……レースとはいいつつ、ほとんどの馬は8番を無視してレースをするというか……基本は逃げて粘りに行く馬が有利なのですが、今回に限っては逃げていく馬は反対に目標にされてつらいはず。
と、すると……そもそも、馬券に絡んできそうな馬は6頭。
8番から流すと……10番がネック。
とか、レースのおさらいをしている内に、10分ほど経過。
6頭の内、10番だけはかなり信頼感があるが、残りの5頭は、レースの展開次第でどうなるか不明の団子状態。
と、すると、8番と10番の2頭を軸にした馬券と、8番の1頭軸で、10番を除いた5頭をボックスで買う二本立て……前者を厚めにすることでおそらくトリガミ(賭けた金額より少ないリターンになる事)を防げるはず。
で、ひたすらオッズチェックと、掛け金暗算の繰り返し。
というわけで、合算してお金が約1.7倍になりました。
3月6日(日)
両親兄弟やら、知人やら、ラオウさんやらに聞いて想像していた花粉症の症状ですが、実際になってみると想像とは全然違うなあ……などとしみじみ思う、今日この頃。
高任個人としては、くしゃみやら鼻水やらは、それほどつらくありません……が。
目の中にゴミを入れ、優しくまぶたをこすれられ続けるような感覚はちょっと。
ごーろごーろ、ごーろごーり。
3月7日(月)
外相が辞任。
まあ、週明けの予算委員会で集中砲火を浴びる前にあっさりと辞任を決めたって感じですね。
ただ、現内閣のための辞任ではなく、自分がこの後再起するための辞任としか見えませんし、ま、いいか。
つーか、北方領土に関してロシアにごく当たり前のことを言ってる姿だけは認めてたので……んー、まあメドベージェフの政権も永遠に続くというわけじゃないしね。(笑)
さて、それはおいといて。
雪か。
こう、雪が降るのを見ていると、本当に時間を忘れるというか……多分高任が、雪国の人間じゃないからでしょう。
ちなみに今、窓も開けて……ぼーっと、雪が降るのを眺めているのです。
まあ、基本的に高任は暖房をつけない人なので、窓を開けていても、風さえ吹かなきゃそれほど寒くもなく……いいなあ、雪。
そうか、雪が降ると花粉も飛ばないよね…。
3月8日(火)
雪が解けて、川となって〜♪
大牧場が緑になる日も間近ですね。
3月9日(水)
お、このゆったりしたリズムの地震は遠いな、と思ったら宮城沖。
大きな被害が出てなければ幸い。
3月10日(木)
日本は、単一〇族国家……と書いて大丈夫なのか、この漫画。
と、ちょっと心配になりましたが、最近の政治家の方がよっぽどやばい事に口にしてるから平気か。
お米の国の国務省日本部長が、正確にはどういうことを語った(昨年の12月)か……は、正直不明ですが、学生らが作成した発言録によると『日本人は、合意文化を強請の道具に使う。合意を追い求めるふりをして、出来るだけ多くの金を得ようとする』などと語った云々。
まあ……それ自体は一概に間違いとも思えませんが、それは日本に限ったことでは。(笑)
つーか、ここまで問題が大きく(辞任つーか更迭?)なってるってことは、多分、沖縄の普天間基地に絡めた発言が色々あったと見るべきでしょう。
人間は、とか、日本人は……で、語られるならまだしも、沖縄、で語るなら、これは現状不謹慎な発言としか言えません。
下手すりゃ、内政干渉もんですからね。
かつて沖縄総領事を務めたこともあり、知日派として知られているらしいですが……まあ、『合意文化』などとさらりと出てくるところ、確かに日本のことをよく知ってるんじゃないでしょうか。(笑)
アメリカ、というか、欧米社会の価値観に属する人間にとって、日本における民主主義感覚というか、価値観そのものを歪に感じるのはむしろ自然なはずですし。
自分の立場をわきまえずに、そういう発言をした……という意味では責められるべきでしょう。
でも、その発言の場において、学生達に『ここでの発言はオフレコで』と念を押したらしいので……その発言録を作った学生に、常識が欠けていたのも事実ですか。
そういう意味では、『オフレコっつっただろ。誰が外部に漏らしたんだよ』などと憤る権利が部長にはあると思いますし、多少同情しなくもないです。
つーか、竹島の領有権主張中止の共同宣言文(案)に署名した腰抜け議員の方がよっぽど問題というか。
色々言ってますが、相手の勢いに負けて中身もろくに確認せず、署名した……あたりが真相じゃないでしょうか。
正直、民主党政権になってから、領有問題で隙がありすぎですからね……あの手でこの手で少しでも有利な立場を得ようと、各国から仕掛けられているのが見え見えですし。
多分、この2月末の共同宣言文とやらも、そういった仕掛けの一環ではないかと。
そもそも、日韓キリスト教議員連盟の日本側代表として訪韓した議員が、なんでそんなおもいっきり政治色の高いどころか、国策を左右するような共同宣言文(案)に署名する必要があるのか。
普通に考えたら、絶対におかしい。(笑)
国策に関する案件、それも2カ国の共同宣言案に……本当の意味で日本の代表じゃない議員が署名する?
どー考えても、罠じゃん。
そこで、そんなものをこっちに渡して署名を求める韓国側の員の行動そのものが非常識だし、それに気安く……まあ、『署名しないと、無事には返さないぜ』、もしくは『まあ、今回の集まりで確認する内容です』みたいな雰囲気だったかも知れませんが、政治家が人を信用するなよ。
ついでに、脅されても命をかけて突っぱねてください。
それは、最低限の政治家の義務だと高任は思いますし。
パンダの名前が決まったよ。(笑)
一般新聞の一面に持ってくるようなことかっ!?
つーか、2頭で1年間1億円から値切って、8000万だかどーだか知らないけど……1頭の日当が10万か。
しかも、世話代はこっち側負担…。
まあ、パンダがいる…動物園の入場者がふえる……結果的に、年1億円の負担で、動物園という、国民というか、この地域の住民に、文化的な機会を与える場を継続することが出来る…などと考えると高くないのかも知れませんが。
動物つながりというか、千葉県の保健所(18カ所)では買えなくなったペットをすぐには、引き取らないことにするとか。(事前予約が必要)
全国的にどうなのかは知りませんが、現状、成犬・猫2000円、子犬・猫400円の手数料も、この4月からは5割アップ。(3000円と600円)
ちなみに去年1年間で、犬が約1500匹、猫が6200匹……もちろん、これに加えて、迷子などを引き取った分を合計すると、年完1万匹以上。
このうち8割以上が、殺処分。
まあ、手数料がかかると聞いて、そのまま持って帰り……多分、どこかに捨てたなんて飼い主もいるでしょうし、手数料を払った飼い主でも『飽きた』『思ったより大きくなった』などの理由を臆面もなく述べた剛の者もいるとか。
まあ、大抵は『ひっこしのため、飼えなくなった』とか『子供が生まれてしまった』という理由らしいです……身勝手な理由に変わりはないと高任は思いますが。
つーか、昔田舎では普通にやってたように、子供が生まれて飼えないなら、自分の手で殺してやる……のが、個人的には正しいような。
まあ、動物愛護協会から大目玉食らうような意見なんでしょうけど。
動物を飼うという行為そのものが、人間のエゴから生じる身勝手さから来るモノである以上、子供が生まれた、飼い主も見つからない……自分の手で殺してやる事が、間違いだと、高任には思えないのです。
保健所に預けるってことは、それはほぼイコールで殺処分を意味するわけで。
他人に殺させるなら、自分の手で殺す……動物を飼うことを決めたなら、それぐらいの覚悟は必要ではないかと。
自分で殺すのは耐えられない、だから他人に任せる……それは、ちょっと待てよ、としか高任には思えません。
…じゃ、寝ます。
3月11日(金)
んー、だいぶ暖かくなってきましたね。
今日は、目がかゆくないけど鼻が止まりません。
お
……いや、わりと大きな地震でした。
間違いなく、震度5以上ではあるんでしょうけど……まあ、ガスの元栓を閉めて、中身の入った鍋を流しに移動させるぐらいの余裕はありました。
あの揺れ方からして震源地はわりと遠いところだと思うんですが、ここであれだけ揺れたとすると、震源地近くの揺れを想像するとさすがに怖い。
つーか、どこだろ。
とか、こぼれないように流しに移動させたラーメンを食べながら書いてたら、余震が来たよ……いや、余震だとは思うんですが、揺れ方が変というか、さっきよりも全然震源地が近い感じがする。
まあ、震度のそのものはさっきの1つ下という感じで、揺れている時間も短かったんですが。
それはそれとして……どうやら、引っ越しを余儀なくされるような気配。
いや、今さっき気づいたんですが、窓が閉まりません。(サッシが傾いてる)
ドアも閉まりません……つーか、開けるまで苦労したが、閉めるのにはもっと苦労するというか…なるほど、大きな地震が来たら閉じ込められないようにまずドアを開けろとは、こういうことか。(笑)
おっと、よく見たら、壁にヒビ(縦プラス横)が。
つーか、よくよく見てみたら、壁の傾きが…いや、前からだけど、今は確実に目視というか、目認できる。
あれ、え、震源地って一昨日と同じ宮城なの?
その後の余震と思ってた…いや、余震なのか…は茨城沖。
……って、なんかすごいことになってる?
と、いうか、本来なら高任のアパートがまずいんですが、これはそれどころでは…。
そろそろ寝なきゃいけないんだけど、そういう状況ではないですね。
貴重品に保険証まとめて…でも、家の鍵がかからない状況か……どうしよう、バイト先のオーナーに貴重品だけでも預かっててもらうか。
新しいアパート探して……つーか、うーうーうー。
4月過ぎまで耐えないと、物件が…。(笑)
原発の非常発電が動いてなくて、早ければ22時にバッテリーが切れ……おいおい、それって、結構重要なニュースと思うんだが。
そんな慎ましく放送するようなニュースかよ、おい。
非常発電が動かないって事は、地震やら、津波で現場がむちゃくちゃってことでしょうし、仮に電源車をそこまでたどり着かせても、意味がないって事もあるわけで。
つーか、それ…後先考えずに、海水ぶち込んで冷却した方がよいような……は、言い過ぎか。(笑)
素人に言われるまでもなく、専門家のあれですしね。
まあ、めちゃめちゃ気になるが、仕事には行かねば。
3月12日(土)
昨日寝てなかったので、仕事から帰ってすぐに眠りにつきました。
で、夕方5時過ぎ、ラオウさんから電話。
某国営放送じゃないテレビを見ろ、と
昨日の日記の最後でちょっと書きましたが、まさかそんなことになっていて……あんな事になっているとは夢にも思わず、グースカ寝てましたよ。
……あー、正直なところ仕事がなかったら逃げ出したい。
爆発的事象て……日本語って便利なのかあれなのか。
つーか、爆発から2時間あまり経ってからのコメントがそれか…。(笑)
いや、(笑)じゃないんだけど、笑うしかないというか。
でもまあ、爆発した瞬間に総員退避……放射線計測、それから内部の確認…とかやってると、下手な情報は出せないだけに、2時間経っても『爆発がありました、未だ詳細は不明です』という情報しか上げられない、もしくは上の方で発表できないってのはありがちか。
まあ、それはそれとして…冷却水の水位云々から考えると、冷却水注入作業……か。
だとすると、水蒸気爆発…じゃなくて、水素爆発……高任の理性が、水素爆発だったらいいな、水素爆発の方が多分状況がマシだよな…などと。
ほら、圧力弁から水素が抜けて、建屋の部分で水素爆発……ならね、爆発の衝撃にも、原子炉はもちろん、格納容器も普通に耐えられる作りになってるから。
なってんだよ。
だから、水素爆発なんだ、そうに決まってる。
水素爆発条件って、6%ぐらいでしたっけ?
一応、地図上では200キロ……月曜日は雨予報か。
そういえば、このあたりは震度6弱、もしくは震度5強だったのか。
まあ、阪神大震災の時の揺れが、高任の中では最高水準なので……。
それにしても、宮城沖が震源地で、関西地方に震度3を送り出したか……つくづく、すげえな、今回の地震。
午後7時。
原発からの避難対象地区が半径10キロから20キロに拡大。
爆発的事象が3時半(?)……から、3時間あまりか。
第一原発だけじゃなく、第二原発からも半径20キロ……というのが、事態の深刻さをうかがわせますな。
これだけ情報を抑制しているのが明確な状態で、『爆発的事象』と情報を提示するまで2時間あまり、そこから1時間で範囲拡大……ですから。
まあ、本当なら……爆発的事象が起った瞬間、『何が起こったかわからないから、すぐさあ周辺地域の住民を避難させる…』のが本筋ですが、まあ、その決断が出来る人間なら、国会であれだけ迷走しませんわな。
ただ、初動の(非常電源動かない…のあたり)鈍さというか、あのあたりは東電の見込み違いが大きいのではないかと。
すくなくとも、福島原発そのものを今後も継続して使いたい……という意志が働くと、選択肢がぐっと狭まりますし。
つーか、冷却のために海水をぶち込んだら、廃炉にする可能性高まりますしね……で、この廃炉にする費用も馬鹿にならないというか、経営の部分だけで言うなら、絶対に避けたい選択であることは素人でもわかります。
午後8時。
情報が錯綜してるのか。
第二原発の避難範囲、20キロから10キロに修正。
これが、情報統制のたまものではないことを祈る。
ああ、そりゃそうか。
外国の地震で、日本に津波がやってくることを考えたら、今回の地震が外国に津波をもたらす事は当然あるわな。
で、係留してたヨットが流されたり、津波の様子を撮影しようとして行方不明になった人間……は、自業自得だろ。
午後9時。
原子炉ではなく、建屋の壁が崩壊云々……よし、予想通り…と思いたいんだけど、ここまで信用できない政府発表ってのもある意味珍しい。
某官房長官は眼が泳いでるし、首相は首相で原稿読み上げるだけだよ、おい。(笑)
まあ、それはさておき……万が一を考えて、爆発の圧力を外に逃がすように原子炉を囲む建物が作られているという話を聞いたことはあるし、建屋上部の派手な吹き飛び方はむしろ設計通りのはず。
そもそも、単純に考えても、建屋内の圧力を上部に逃がして格納容器の破損を防ぐってのはごく当たり前の構造のような気がしますし、だから上が吹き飛んだ……ってのも、まあ普通。
つーか、中の爆発なら、あのぐらいの規模じゃすまずに建屋全部吹っ飛ぶはず……というのは、高任の論理的思考なのかそれとも願望なのか。
ただ、緊急停止そのものは稼働した……とすると、燃料棒が全部融けるというか、最悪の爆発のケースとはさすがに思えない。
やはり、冷却水注水作業の過程で……とすると、水蒸気爆発か、水素爆発かの2択。
水素爆発を防ぐため、格納容器内は窒素……だああ、こんなやきもきするぐらいなら、もうちょっと真面目に勉強しとくんだった。
なんか、後日ラオウさんあたりに、日常から何も学ぶ意欲がなくなったら、人間として敗北なんだよ、ボケ……などと悪態をつかれそう。
つーか、言い返せねえ…。
まあ、ここは1つ発表を信じることにして……原子炉の圧力容器や、格納容器が破損することに比べたらかなりというかものすごくというか、全然マシ……まあ、現地周辺住民あたりには、『ふざけんな』と言われそうですが、マシなものはマシとしかいいようがない。
何はともあれ、現地の、福島県対策本部に情報が入らず、国の方に入っている状況……かなり情報統制が入ってるな、と思われます。
つーか、結局昨日の夜の時点の電源の復帰ができなかったということか……ってことは、1号機だけの問題じゃないって事なんだよな。
そっちはうまくいってると思いたい。
3月13日(日)
家に帰ってすぐ、ニュースのチェック……はともかく。
昨日夜から、今朝までは情報源がないので、そわそわそわ。
まあ、普通に夜道を歩いている人間を見て、『大丈夫、大丈夫だよな、あんなのんきに外歩いているんだから』などと、自分を納得させていたのですが。
いつものように新聞が届けられ……一面の見出しを見て、正直逃げたくなる。(笑)
ちなみに、ここには一般新聞として、日経、読売、朝日、産経、東京……の5紙が納品されるのですが、読売だけが『放射能漏れ』というマイルドな表現を用い、残りの4紙は容赦なく『爆発』の表現。
まあ、どの新聞も政府の対応に(以下略)……なのは、ほぼ同じ。
でも、この時間に届けられる新聞に載ってる記事の情報はテレビのニュースで流れているはずで……当然この時間に起きている人間はニュースをチェックしてるはず…はず。
夜中に電話。(仕事先)
普段ならまだしも、この状況でかかってくる電話(商品配送に関する連絡は、電話回線保護のため、連絡をとらないことを決めている)なんか嫌な予感しかしないわけで。
『今、そこに卵と野菜はありますか?』
災害時の電話使用は、(以下略)。
朝、お年寄りが、犬の散歩をさせているのをみて、多少心が和む。
道行く人は特に慌てた様子もなく……でも、高任も不勉強だけど、高任以上に原発のことを理解していない人間はごろごろしてるわけで。
うわあ、今度は別の冷却装置が……。
ストレスで体内のビタミンCが壊れる音が聞こえるような気がして、とりあえずビタミン剤を飲み……新聞とテレビのニュースをチェック。
で、日記の冒頭につながります。
輪番停電か……発展途上国では珍しくもないですが、正直日本でそういう目に遭うとは思ってませんでした。
停電か、使えるかの二択というか。
でもまあ、首都圏の電力供給能力云々に関しては以前から色々語られていたことですし……まあ、こうなると、なるほどなあ…と頷くしか。
3月14日(月)
コンビニで、電気が止まると……。
情報の重要さを痛感した朝でした。(笑)
情報が入ってこないから、ばっちり電気が止まることを想定して準備してたのですが……まあ、余談の許さない状況ですか。
いつ落ちるかわからない状況ってのはストレスたまる……自宅なら寝るだけですが、仕事となるとそういうわけにもいかず。
つーか、日販……えーと、一日の売り上げの事ね…が、平均60万程度の店で、朝の6時20分から7時35分の1時間ちょっとの間の売り上げが12万って。
ちなみに客数は約150人だから、1人平均の客単価が約800円……新聞、缶コーヒー、たばこ、だけの買い物の割合が多く、朝は基本的に客単価がものすごく低くなるモノなのですが……どんだけ、まとめ買いの客が朝からやってきたかと言うことですね。
正直、カロリーメイト4種類、棚にあるモノ全部持ってきたやつは、馬鹿だと思いました。(笑)
既に売り物が限られていて焦ったのか、色々買ったあげく、塩らっきょうを全部(5パック)買っていた若い女性とか……そんなに食うか?
この2年で、この人がらっきょうを買っていった記憶なんか一回もないけど。
つーか、ここは、被災地じゃないのに、被災者面した人間が多すぎる。(笑)
それにしても……。
6時20分から10時。
9時20分から13時。
16時50分から20時30分。
18時20分から22時。
これが、高任の住んでいる地域で、電気を止められる(可能性のある)時間帯……オラ、なんだかわくわくしてきたぞ。(笑)
あ、いや夜は仕事ですから、目が覚めたら真っ暗の可能性があるわけで…身動きとれないよ、部屋の中がジャングル状態ですし。(笑)
そういや、最近のガス給湯器は、電気が止まると(以下略)。
まあ、現実の被災者に比べたらなんでもないですし、阪神大震災の時みたく、真冬に野宿するわけでもなく、食べ物飲み物はあるし、まあどうしようもないことに、口を出しても仕方がないですね。
それはおいといて……なんだろう、普段から非常食とか備蓄してない人間がほとんどなのかな、と高任は客に商品を売りながら首をかしげるばかり。
これが、被災者……なら、家がなくなって、備蓄した食料もへったくれもなくなりますけどね……。
とりあえず高任は、昨日から冷蔵庫の中の食料を消費にかかってます。
今日は、冷凍の野菜でチャーハン……明日は焼きうどん……タマネギ入れて。
まあ、何にせよ、以前から指摘されていた首都圏のもろさを痛感してます。
つーか、何よりも住民がもろい。
田舎の人間だと、『ないもんはない』と、割り切ることが簡単にできるし、それなりの備えを欠かさないもんなんですが、なまじ普段から、近くに店があって、いつでも買える、いつでもお金が下ろせる…などと勘違いしてる人間は、『ない』という状態に耐えられないらしいです。
原発爆発の映像(3号機)は……やはり、背筋が凍る思いがする。
今度は2号機か……というか、3号機も結局は冷やせてないっぽい発言で……素人目に見ても、対応が後手に回りすぎてるような。
まあ、社員の数というか技術者の人数を考えたら、1号機がまずい、1号機に……で、2号機、3号機が手薄になって問題発生……というパターンですか。
……だとしたら、最悪だ。
つーか、外部に協力を仰げば……いいと思うんだけどな、初動の鈍さといい、どうも現場ではなく、東電のトップの判断というか決断力に問題があるような気がする。
……などと、他人事のように書いてられる状況でもないような気もしますが。
高任に出来ることは逃げることだけで、実際その手段が封じられている以上、日記でも書いて冷静さを取り戻すぐらいしかできないというか。
ほら、文章を書くということは、ある程度客観的な視点が求められますから……全てとは言いませんが、客観的な自分を取り戻すためのきっかけとなり得ます。
そういや、高任の記憶が確かなら、福島原発の3号機の燃料はプルトニウムとウランの混合化合物(使用済み燃料を加工したモノ)じゃなかったかなあ。
プルサーマルというか、そのあたりの報道が過熱したときに耳に入れた知識なので、今も正確なのかどうかわからないけど……通常の燃料より毒性は強いが、重いために拡散しにくいとかなんとか。
毒性が強いって事は……放射線以外に、総合的な発熱量が多くなるという意味でもあるのかな?
と、すると、温度が高くなりやすい?それとも、長く続く?
ひょっとすると、1号機の爆発より3号機の爆発の方が事態が深刻なのかどうか。
まあ、わからん……多分、ラオウさんに聞けばわかるんだろうが。
輪番停電発動……らしい。
多分、今日の対応について色々と批判されるんでしょうが、会社設立されてから初めてのことで、しかも地震という災害で、いきなりそれを決めるしかなかったのだから、不手際があるのはむしろ当然のはず。
それをぎゃあぎゃあ騒ぎ立て、責め立てるのは大人の対応とは言えないというか……権利だけを主張する、モンスターピープルといえましょう。
つーか、現状、しゃあねえやん……で、終わりなんですけどね高任的には。
事業仕分けで、大津波対策のスーパー堤防の廃止を判定しようとしたどこかの議員が、節電啓発担当相に任命されたとか。
やるなあ、管首相。
この状況で、黒いジョークを飛ばせるとは、頼りないと思ってたけど、少なくとも心に余裕はありそうだ。
後日、この日記を笑い話として読み返せることを希望。
3月15日(火)
昨夜、ラオウ氏から電話……なんでそんなにすんなりとつながるのか?(笑)
ちなみに、状況が状況だけに高任はかなり電話の回数を抑えてるというが、無事を伝えたりとか……3回に1回ぐらいしかつながらないな、という感覚。
まあ、直接の被災地ではないのもあるでしょうけど…阪神の時は携帯がつながったけど、携帯が普及した今となっては逆になるのか。
それはさておき……ラオウさんも大変だ。
それ以上はここでは書けません。
さて、家に帰って早々、ちょっと待てよ……というニュースが続々と飛び込んでくる。
現実逃避のため、ちょっと違うことを書く……つーか、ぼやぼやしてると、いつ停電するかわからない時間帯になるのだよ。(笑)
コンビニにやってきて、『あぁ、何もないねえ』などとぼやきながら、ようやく入ってきた食パン(6枚切りが3個)を、棚に並べる前に全部奪い取って買っていく人間とは、口をききたくありません。(笑)
まあ、別にこの人が特別というわけじゃなくて……そこ、トイレットペーパー(4ロール入り)を3つも買っていく必要あるのかよ?
昨日書いた、首都圏のもろさ、住民のもろさってのはこういう部分というか……想像力ないのかなあ、と。
物流の仕組みとか、そんなこと知るまでもなく、どういう行動を取ったら、全体レベルでもっとも効率よく回るか……ぐらいは、学校生活で自然と学べるし、そういうのを学べなかったとしても、理詰めで到達できる結論のはずで。
つーか、砂糖とか、小麦粉とか、塩とか、売れ残っている時点で、何を必要とするかが理解できてないとしか。
カップ味噌汁を買いあさるぐらいなら、味噌を買っていけば良いのに。
味噌を椀に入れて、お湯を注げば一緒……インスタントになれているなら、そこに顆粒状のダシ粉末いれときゃ、そうなる。
正直、他の買い物にしても、ものすごい無駄な資源の使い方というか……なまじそういうものが売れるから、生産側もそちらに生産力を傾けざるを得ず、結果として全体として生産される加工食品の総カロリー量が減少する上に、手間は余計にかかる(以下略)
ああ、輪番停電に関して、騒いでる騒いでる。
高任の感覚的には、最初からほとんど混乱もなく実施できる方が怖い(笑)んですが…。
さて、カレーを作るか……それとも、山菜の水煮で炊き込みご飯を作るか。
なんだろう、あの地震の後、食生活が豊かになったような気がする今日この頃。
はい、現実逃避終了。
福島第一原発。
おいおいおいおいおいおいおい…。
いや、現地で作業している人間は比べものにならない、緊張と焦慮の中にいるでしょうから、ある意味口出しできる状況ではないですが。
つーか、今のところは微量だろうけど絶対にこっちまで飛んできてるはず……外出はしないけど、地震のせいで閉まらない窓と、ドアの隙間からやってくるすきま風が、高任の心にも冷たい風を吹かせます。
こうなると、ネットでも妙な情報飛び交いそうだなあ。
まあ、それはさておき。
福島原発とは対照的に、宮城の女川原発は、タイプもほぼ同じ、地震の被害はそれ以上だったと思われるのに、機能的な大事故は起きなかったようで。現状はさておき、非常用のバックアップ電源さえ破壊されなければ、今回のような騒ぎは起きていなかった……そう考えると、やはり原発の安全基準というか、そういう仕組みというか、すごいんだなあと思ってしまいます。
昔、どこだったか、非常停止装置が働いた、みろ、原発は危険なんだ…と騒ぐニュースを鼻で笑いつつ、ラオウさんが『非常停止装置がきちんと働くことに意味があることもわからないやつは馬鹿だ』と、高任を馬鹿にした目で…(以下略)。
地震、大津波という過酷な状況で、原発の防御システムはきちんと機能した……多分、そう言っていいんだと思う。
むしろ、ここで本質的な問題は、首都圏で消費される電力の生産地が福島にあることで、今、周辺住民に過酷な状況を強いている背景なのだが……多分、原発のシステムではなく、国としてのあり方というかシステムのひずみが、具現化されている……まあ、こういう議論も、事がある程度無事に終わってからのことですね。
さて、輪番停電に関して詳細は、東電HPにて…とのことらしく。
知 人:「高任さん、携帯は?」
高 任:「嫌いだから持たないッす」
ラオウ:「おまえ、いいかげんネットつなげ」
高 任:「俺の生活的に、費用対効果が悪い…というか、毎月6千円から7千円の出費はなあ…(ゲーム代はどうなんだよ…(笑)」
以上により、確認できません。(笑)
これが逆境か。
つーか、初日の新聞を手に入れたと思ったら、2日目でグループ変更があった……などという怪情報が。(笑)
いや、本当か嘘か、確かめるためには……。
新聞によって、中身違うんですけどっ!?
もちろん、コンビニ本部からやってくる情報も。
ああ、被災者の人は、今こんな感じかなあ……などと別の意味で納得したり。
つーか、結局変電所の操作で停電させるわけだよな……だったら、ここは、色々入り組んだ地形だし、どっちに引っ張られるのか…。
わあ、関東のあちこちで通常以上の放射線検出だよお……まあ、数値を信じるなら、今のところ全然問題ない(笑)レベル。
強力な西風が吹いて全部海に吹き飛ばせ……などというと、多分誰かに怒られる。
とはいえ、高任も人間ですので、北風が憎い……ああ、気温下がって、冬型の気圧配置だもんなあ、そりゃ北風にもなるさ。
いやいや人としてここは被災地の気温が下がることとか、雨なり雪の心配をするべきで…。
おお、町長生きてたか。
あと、92時間ぶりに救出された人間のニュースに、多少心を和ませる。
ああ、そうだ一応書いておこう。
以前から言われているけど、テレ東は神だな、うん。
災害一色の報道の中で、アニメ全開だぜ……その意気込みや、なんだか知らんがとにかく良し。(笑)
よし、停電時間帯がちかづいてきました……寝ます。
ちなみに、今日は仕事が休み……こんなに嬉しくない休みは久しぶりだが、おそらくこれから1ヶ月以上休みなしが続くことになるので、有難く休むことにする。
いや、懐中電灯と、着替えと貴重用品の詰まったバックを枕元において……靴下をはいたままで寝る。これは基本。
ついでに言うと、懐中電灯も常備状態……まあ、問題は眼鏡なんだよな。
地震……目が覚める、電気はついている…遠そうだが、揺れ方がなんか変。
時計を見て、今が夜であることを認識……パソコンを立ち上げる。
静岡というか富士山付近で直下型の地震っぽい。
富士山という言葉に、なんとなく日〇沈没の漫画を連想。
つーか、あのあたりってプレートじゃなくて、断層関係か。
大きな被害は……というと語弊がありますが、大きな範囲で被害は出ていないよう。
……って、原発っ。
原発の情報が欲しいんだが、どのチャンネルも地震の放送ばっかりで。
とりあえず、食べられるときに飯を……関連性は薄そうだが、複数要因が絡んで地震が起きることを警戒し、火は使わないことにする。
まあ、ぶっちゃけ、ご飯を炊く。
そういや、阪神大震災の時は、タイマーで炊いてたご飯が部屋の中にぶちまけられて、悲しい思いをしたなあ……などと、ちょっと辛くなる。
深夜、ようやく原発に関しての情報というか発表が…。
何故だろう、12時間前に得た情報と何も変わらない。(笑)
1,2,3号機は、以前注水作業中。
1,3号機は建屋爆発。
2号機の爆発は、圧力抑制室損傷の疑い。
定期点検中で、使用済みの核燃料を保管していた4号機で火事、爆発。
この爆発直後から、放射線レベルが急上昇……なるほど、このせいで、人が近づけないから新しい情報がそれほど得られない状態か。
いや、やばいだろ、それ。
職業被爆というか、作業員が浴びていい基準の引き上げ……100ミリーシーベルトから250ミリシーベルトへ。
4号機建屋に穴(側面)……火災は鎮火したと発表してるけど、近づけない状態での確認できるのか…などの疑問が浮かぶ。
それはさておき、とにかく冷やしたいから、米軍に、ヘリによる放水を依頼……多分意味がない(山火事などで放水の様子を見たことがあるけど、確か7千リットルぐらいだから、原発の冷却水容量を考えると、焼け石に水程度と思われる)上に、無駄に危険だから米軍は承知しないと思う。
ちょっと、流れる情報にあおられてる自覚が出たので、テレビを消して考えて……ああ、そうか、使用済み燃料だもんな、と理解する。
自身としては冷静なつもりなのだが、どうやらあまり冷静でないっぽい。
そりゃそうだよ、水につけたまま冷却を続けて保管するよな……多分それが止まってて、水温が上がって蒸発して……。
とすると、爆発そのものは……いや、ちょっと待って、それって地震直後から、1、2、3号機への対応で慌てていて……使用済み燃料の冷却装置が止まっていることに気づかず……いやいやいや。
保管するときは、ちゃんと距離を取って保管するし……いや、地震で燃料同士の距離が……いやいやいや、考えたくない。
とは書いたけど、まあ、臨界はないか……精々、水蒸気爆発や水素爆発で、使用済み核燃料が空気中に爆散するぐらいだよね。(笑)
……っていうか、冷静に考えたら、1、2,3号機の上部にも使用済み燃料の保管プールあるはずじゃん。
今になってそれに気づくって、ただいま高任、かなり冷静さを失ってます。
そうだよ、そもそも、建屋脇に立ってる鉄塔って、使用済み燃料を移すための鉄塔じゃねえかよ。
……ちょっと、のどの所まで言いたい言葉がでかかっているのだが、しゃれでも何でもなく命がけで作業にあたっている、東電社員がいる以上、ここでこれ以上はさすがに書きたくないし、責めるのはさらに問題外。
そもそも、東電社員および、関連会社の作業員も含めて、マンパワーには限りがあるわけで……つーか、電源が確保できない状況で、被曝量を考えながらの作業だから、困難を極めているのは簡単に想像できるし。
これ、結局、米軍やら自衛隊やらに押しつけるんだろうな。
同じ押しつけるなら、手持ちのカードで、どうにかしようなんて考えずに、今どういう手段がとれるか……で、カードを選んで欲しい。
高任の乏しい知識と、あまり冷静でない状態でモノを考えると、とてつもなく嫌な結論にいきそうなので、おとなしく情報を待つことに。
つーか、結論も何も、仕事さえなければ逃げてる……周囲が逃げてオッケーと認めてくれない限り逃げられない。
日本人の思考だなあ…。
まあ、それはさておき、観測された放射線量に対し、健康に問題ないとX線カメラやCTスキャンの数値がたびたび持ち出されてますが、1年間ぶっ通しでX線カメラをとり続けたら、ほぼ間違いなく健康に問題が出ると思う。
急性被爆と、通常的被爆を……まあ、意図的に混同させて説明しているんだろうけど、まあ、言わない方が確かにマシか。
少なくとも、地震直後に緊急停止はしてる……原子炉への注水作業が行えるということは、多分、代替注水設備も生きている……良かった、本当に良かった。非常用電源が失われただけじゃなく、この注水設備が失われていたらと思うと、本当にぞっとするし、そもそも緊急停止装置が働いていなかったら、既に、高任はここにはいなかったはずで。
緊急停止と言えば、そうそう、懐かしいなあ、ラジ〇マン。
緊急停止さえしてれば、格納容器がぶっ壊れて、水素爆発がおころうが、水蒸気爆発がおころうが、核燃料がばらばらになって空気中に吹き飛ぶだけだから全然安全。
……さっき書いたネタじゃん。(笑)
そういや、あれでネタにされたプルート君とかすごかったよなあ。飲んでも全然平気とか。フランスからモノすっごい抗議を受けた代物らしく。
ネット(メール)で、ヨウ素の含まれているうがい薬やのどスプレーが放射線障害に対して有効……などというデマが流れているとか。
いや、それなら海草食ってろよ……などとジョークで即答できる程度に知識はあるので、口元半笑いになる。
でもまあ、これに騙される……人間がいないとは言えないか。
やだなあ、コンビニでモン〇ミンとか馬鹿売れしてたら。
そういや、利尿作用があるから…とかいって、ビールが有効とかいうネタも出てきてるんだろうな…。
朝が近づく。
首都圏の、買い占めがニュースに……というか、多分広報的な意味でのニュースなんだろうなあ。
まあ、ニュースとして流れてないのか、それとも数値が出てないだけなのかはわかりませんが、既に大気中に放射性物質が出ているという意味にまだ気づいていない人間が多いのか。
確かに、放射線に続いて、水道水から放射線というか、放射性物質が検出されたというニュースを流す度胸は高任にはありません。
まあ、いずれそのニュースが流れるだろうけど、また首都圏ではちょっとした(笑)騒ぎになるんでしょうね。
再び、4号機の側面(穴)から煙が……火事との発表。
消火活動開始、まだ鎮火は認められず。
さて、今日の停電はどうなのか。
昨日と同じグループだとしたら……午後3時から?
んー。
3月16日(水)
マガジンとサンデーの発売が明日に延期になった。
これを、非常事態といわずして何という。
週刊漫画が、週刊であることの、偉大さ。
つーか、青森在住とか、仙台在住の漫画家は大丈夫なんだろうか。
今日はカレー。(ニンジン抜き)
明日は……かまぼことタマネギで、お好み焼きかなあ。
今日でデザートのヨーグルトはおしまい。
現実逃避終了。
しかし、一概に注水作業とかニュースでは言ってるけど。
おそらく、制御関係も含めて全ての作業に電源を必要とし、そのために次から次へと、バッテリーを運び入れたりしてるはずなんだけど、その想像をしていないコメンテイターは大丈夫なんだろうか。
電気止まってるんだぜ、現地は。
そのあたり、ちゃんと考えてるんでしょうか?
あれから数日経ちましたが、そこんとこ考慮に入れてない発言をかます人間が多すぎるような気がする。
ついでにいえば、おそらく内部は真っ暗だ。
懐中電灯もって、必要ならばバッテリー抱えて、制御室に行って交換したり、数値を確認したり、被曝量が限度に近づくともどって、代わりの人間が、同じように…。
2日前だったか、テレビで誰かが『職業被爆を恐れず作業に立ち向かってもらいたい』という発言をかまして、正直背筋がぞっとした。
まあ、正直なだけかもしれませんが……その言葉の意味をきちんと理解して口に出したのなら、それはそれですごいというか……ある意味、今の日本の政治家には欠けているトップの資質に溢れた人間なのだと思う。
レベル4事故の例として、東海村のあれが何度となく登場しますが、あの時の作業員の職業的義務感と勇敢さを賞賛はしても、それを強制するためにどれだけの意志の力が必要か。
あの時のニュースによると、3分で交代……ぐらいの状況で、20人を2人1組で順繰りに……そういう状況だったと記憶してます。
実際、被害も出たし。
あくまでも高任の推測ですが、状況の確認が遅いとか、情報がうまく伝わってないとかは、こういった状況がかなり影響してるはず。
作業を交代して、情報を伝える……ではなく、作業から戻ったらすぐに水で徐染作業に入って、健康チェックしながら報告……みたいな順番じゃないかと思う。
つまり、その情報を、交代して突入した作業の人間に伝えようとすると、その都度作業がストップする。
ある程度方針を決めて、上がってきた情報を整理して作戦の変更を考える前に、次の作業員が内部にいって作業……つまり、ワンテンポ遅い形で作業が重なり、そしてまた違う情報が上がってくる。
……そういう感じではないかと。
その一方、地震と津波による死者の数がどんどん増える…というか、不明者がへって、その分死人が増える。
ニュースを見るたび、物資が届いてない……という悲鳴が流される。
物資を運ぶ車に必要なガソリンが……まあ、なるほどとは思うけど。
多分、どこかの首相の意識が原発の方に傾いていて、それをサポートできる人間がいないのか。
物資輸送の計画まで、首相が引き受ける必要はないと思う……そもそも、入り組んだ事態を収拾できる能力がないのはもう明らかなんだから。
つーか、それならそれで、自発的に動く人間もいないって……小学生かよ。
マスコミからも情報が伝わってくる……情報を引き受けて分析するチームさえ組めば、大きな骨組みも見えてくるはず。
マスコミはマスコミで、批判するばかりじゃなく、マスコミ同士で連絡取り合って、局所的な情報を垂れ流すんじゃなく、全体的にこういう状況になっている…という建設的な情報というか意見を出すことが出来ると思う。
ま、それはそれとして、ヘリはもちろん輸送機で、毛布や食料云々の物資に関しては、上空から落とせばいいような気がするが、素人考えなのかなあ。
……などと書きっぱだと不公平だから補足。
阪神大震災の時も、物資は集まりました……でも、それが必要な場所へ届けるという部分で齟齬が生じてました。
何かしてあげたい……と集まったボランティアの数は多かったですが、ここにこれがあるから、こうして、こうすれば…などと自発的に考えて動ける人間はほとんどおらず、結局、目に見える範囲で……で無駄に動いて(以下略)。
結局、人をきちんと動かせる人間がそこにいるかいないか……で、効率は恐ろしく上下にぶれるというか。
今回は、範囲が広く、被害も甚大なだけに、そういった部分が眼についてしまうのでしょうが……まあ、あんまり言いたくない。
それはさておき、阪神大震災の時みたく、仮設住宅がもんのすごい大量に必要になるのは間違いなく。
確か、阪神の時は4万戸を超えたと記憶してます。
今はどうか知らないけど、当時国内に仮設住宅用の資材が2万戸分しかなく、カナダやら海外から融通してもらったような。
多分今回も、海外からかなりの数を支援してもらうということになるでしょう……つーか、一体どのぐらい必要になるんだか。
まあ、まだそういう話が出来る状況にないですが、少なくとも政府というか震災対策本部ではそういう事が語られているだろうし、海外に対して足りない分の打診というか、そういう話が着々と進んでいる……はずなんだよなあ。
なんか、どこかの首相の眼が原発だけ向いてて、そういう事ほったらかしになってるんじゃないか……などと、危惧してしまうのは高任だけか。(笑)
上がそれでも……下は下で動ける部分は当然あるし、それが出来るし、やる気もあるから政治家になったんじゃねえのか……などと、思ってしまうのはダメなのか。
でも、原発がどうにかなってしまえば、非常事態宣言が出て、地震そのものが脇役になって、それどころじゃなくなってしまう……そうならないことを祈るのみ。
つーか、この状況でまだ非常事態宣言を出さない首相は、大物なのか、決断が出来ないだけなのか。
まあ、今日は風が強くて、しかも北風だぜ。
絶対外にはでねえ……いや、仕事には行かなきゃならんけど。
今ふと思ったけど、大気中の放射線の数字が取り上げられてるが、普段から観測してるはずの、原発の排水周辺の放射線というか、放射性物質の数値ってどうなってるんだろ。
当然、数値は上昇してるはずですが……状況が状況だけに観測してないのか、それとも水道水と同じで数字を出さない(出てない)だけなのか?
もちろん、原発そのものに全力を傾ける状況なのは当然ですが……。
地震…これはわりと近い。
おそらく茨城沖よりこっち側。
そういや、マグニチュード7クラスの余震が起こる確率が、今日までで70%か。
ようやく、外部被曝ではなく、内部被曝そのものに対してテレビでコメントされてきたなあ。
3月17日(木)
やっと、不動産屋と連絡がつく。
この状況なのでばたばたしてるらしく、時間の都合がつき次第、アパートの様子を見に来るとのこと。
ついでに、気になっていたことを聞いてみることにした。
高 任:「2月の頭にそっちに送った契約更新の書類はどうなってますか?」
担当者:「ああ、もうちょっとでそっちに送れる状態になってます。そうですね、ではそちらにうかがったときに手渡しする方向で…」
これ、高任って怒っていいんですよね?(笑)
1月、2月の日記を参考にして頂くとあれですが。
3月の11日に地震があった……ので、まあ3月の10日までということで考えよう。
2月の頭に高任が管理会社に送ったアパートの契約更新書類……それがね、1ヶ月以上経って、まだ完成してないって言ってるんですよこの人。
つまり、それは……高任は、このアパートに住んでいちゃいけないって事で。(笑)
契約書にサインして、お互いがその契約書を一部ずつ持つことで、契約完了ですからね。
2月の日記の最後に書いた…書いてねえ。(笑)
えーと、アパートを借りるときに、同時に火災保険に入らなきゃいけないんですが……ああ、地震保険未加入のやつだ、ちくしょう……まあ、その契約書類がね、保険会社から送られてきたんです。
期間が、1月26日から2年間で。
ちなみに、アパートの契約が切れるのが、1月の22日でした。
つまり、継続して住んでいるということは、この保険の期間は1月23日から始まってなければいけません。
なのに、26日から。
アパートを借りる条件として、火災保険に加入すること……という取り決めがある以上、空白の期間があるというのは、契約的にかなり怪しい。
つまり、書類が間に合わなかった。
説明とか手続きが面倒になり、前に住んでいた住人が1月の22日に退去し、新しい住人が26日から入りました…。
とかやってんじゃねえだろうな、こいつ。
新しい人間が入るなら、当然部屋をクリーニングする必要があり……クリーニングにかかった費用はこれだけです…などと、大家に請求して、差額を自分の懐、もしくは会社に入れる……できなくはないな。
あ、違う……1月末までに振り込めって言われてた保険料を、高任が振り込んだのが1月の26日だからか。
……それはそれで問題あるよな、この手続き。
仕事がらみでちょっとした知人の中国人が、中国に逃げ帰るそうです。
うらやましい。
運送屋の人の話によると、『日本のマスコミ信用できない』と言って、モンゴル人とタイ人が自分の国に逃げ帰ったとか。(笑)
まあ、彼らに限ったことではなく、首都近辺の外国人が次々と脱出してますが……結果的に間に合ったのかも知れませんが、判断が遅すぎる。
本当なら3日前には逃げてなきゃ。
それはそれとして。
泣くな雁、どっこも同じ、浮き世ぞや。
という、小林一茶の俳句を彼らに送ろう。
高任は、この句がわりと好きです(笑)
ちょっと切ないお話。
コンビニの常連さんで、仕事で仙台から帰ってきた(直接見てきたそうですが、ひどい有様だったそうです)ばかりなのに、再び上司から仙台行きを命令されたらしく。
まあ、応援のための人員というか、複数人が交代で……なんだけど、上司は絶対に行かないと。
『被爆したくないもん』
部下なら被爆しても良い。
なんて正直な人間だ……だが、上司としては最低だな。どこにでもごろごろしてそうだけど、こんな上司。
なんというか……とにかく、原発関連で望んでいるのは、電源の復活。
放射線の障害さえなければ、おそらくどうにかなってる頃だと思うんですが……放射線の障害しかり、電線の問題しかり……。
もちろん、電源が復活したからと言って、冷却装置が動くかどうかはまた別の問題で……でも、明かりがつくだけで、かなり作業そのものはやりやすくなると思う。
株安、そして円高。
保険会社なり、日本の会社が外貨を売って、円を保有するのでは……という思惑での投機的動きがどうのこうの言ってますが。
高任個人として、それはちょっと違うんじゃね、と思います。
円の保有云々ではなく、この後の円安(協調介入をも見越しての)を見込んでの円買いじゃないのかなあ…と。
あ、リスク的に金利の安い円を持つって選択もありか。
さて、ちなみに原発が問題になった12日(土)から、仕事以外では外に出ない生活もさすがにそろそろ限界か…。
コンビニ。
安定供給のために、品数をしぼって、全店同じ数の供給。
納品された商品を並べながら、ああ、いまここは店じゃなくて配給所なんだなと、口元半笑いになる。
つーか、納品業者の後を、ぞろぞろついて店に入ってくる姿は、まさにハイエナというか。
彼らの合い言葉は『何もないねえ』。
ちなみに、商品が並んでない棚もあるが、食べ物がないわけではありません。
無駄に『何もない、何もない』と周囲に言葉をばらまくのは、納品された商品を根こそぎ持って行くことに対する罪悪感が言わせているのかも知れません。
物流云々じゃなくて、自分の行動で消費者心理を形成する方が、自分のデメリットを招く……ぐらいの良識は、民主主義国家の人間としてわきまえて頂きたい。
輪番停電。
今日は寒いね、これが三寒四温ってやつだね、暖房つけようか。
などと、この状況でお気楽に暖房をつけた馬鹿が首都圏にはかなりの数でいたらしく。
まあ、ふだんから節電を意識していない人間が、我慢するのなんて2日や3日でメッキがはげるって事ですね。
つーか、ちょっと考えろよ……。
そういや、市民生活に不便を与えるぐらいなら、起業の電力抑制を先にするのが筋だろう……などと新聞でコメントしてる馬鹿もいた。
企業活動が、市民の生活を支えてるんだよ……つーか、市民の生活があるから、企業活動があるんだよ、切り離せるもんじゃない。
余談ですが、高任の上の住人は、マイペースに1日何度も掃除機をかけてます。
まあ、高任もちょっと掃除した方が良いんでしょうね。
3月18日(金)
1週間ぶりに、仕事の行き帰り以外で娑婆に出る。
牛乳とヨーグルトが全く手に入らないので、カルシウムとビタミンのサプリメントを購入。
むう、駅前のスーパーが、高任のアパートとは別の節電グループに所属しているのを初めて知る。これか、グループが変更になったとか言う噂の元は。
本屋で雑誌買って、帰る……途中で財布を拾ってしまう。
交番にいくのは何年ぶりか。
権利を放棄する旨を告げて、さっさと書類を仕上げてもらって……ああ、この警察官花粉症なんだ、辛そうだなあ。
さて、停電中のはずなのだが電気が消えない。(これを書いているのは、時間帯が終了してから)
本当に、ここは高任が認識しているグループに属しているのかどうか、自信がなくなってくる。
一応、仕事先の人間の1人が高任の近所に住んでいて、『あ、高任さんの住所、(ぴー)グループですよ。東電のHPに書いてました』などと言ってくれたので、それが根拠なのですが。
これだけ買い占めについてニュースになっている現状、さすがにそろそろ、『何もないねえ』を聞くと腹が立ってくる。
供給力というか、物流の回復は明らかなのですが……好意的に判断して『自分の買いたいものは何もないねえ』の省略形だったとしたら……何故買い物をしていく?
つーか、阪神大震災の後の『本当に何もなくなった』コンビニなり店を見てないからそんなぬるい事が言える。
何かしらの食べ物、飲み物が棚に並んでいる状態で、『何もない』なんて言葉を口にしてはいけません。
この程度で、被害者面すんな。
それにしても……原発ではどうやって発電してるのかとか、専門的な話はさておき、大まかなことさえわかっていない人間がごろごろしてることに最近ようやく気づく。
まあ、基本、水を沸騰させてタービンを回すんだよ……というレベルがわかってない人間がいて、ある意味ショック。
とりあえずみんな、北斗の拳を読もう。
聞い〜たかぁっ!天帝様がお嘆きだぁっ!
あ、すんません、ちょっとした現実逃避なんです。ええ、被災者の気持ちを考えてないとかそういうことではなくて。
大学の漫研の先輩から電話。
ちょっとごたごたしてるらしく、30分後にかけ直すとのこと……寝直すのもあれなので、日記でも書きながら待つことにする。
ぐあああああっ、この時間帯って、東電が発表した高任の住所の属するグループでは輪番停電じゃなかったんとちゃうんかっ!?
ええ、いきなりやられました。(笑)
良くわかりませんが、ニュースでは1グループに対する1日2回の停電は行わなかったとコメントしてます。
やりましたやん、思いっきり。
いや、まて……今日の高任の住所は、グループ変更でもあったのか?
確かにあの時間帯の停電は……高任が認識していたグループの時間帯にしては…?
というわけで、順序は前後するが先輩からかかってきた電話をとる。
大学の先輩が亡くなったという連絡でした。
それにしても、茨城にいるはずの先輩は今大阪にいるらしく…。
今月の日記……特に地震の後は、きちんと調べてないことをずらずら書いてるから、後で読み返したら、いつも以上に赤っ恥モノなんでしょうね。
ええ、無事に読み返せることが出来ればいいんですが…ホント。
3月19日(土)
一体…ここは、輪番停電のどのグループに属するのか?
同じグループに属しているはずの仕事先では停電はなく、同じグループに住んでいる2人の内、1人は停電があって、1人はなかったとのこと。
謎は深まる…。
さて、今日は、東電発表によると停電がない予定。
なんてこといったら、電気を馬鹿使いする馬鹿が出てくると思うんだが。
そういやこの一週間、知人によると、ゲーセンもパチスロも、普通に営業してるとか……まあ、結局、冬場と夏場に電力消費量がガツンと上がるって事は、暖房と冷房なんですよね、電気を食うのは。
暑いのはさておき、寒いのは毛布か重ね着でどうにかなるんだから……そのぐらいは想像してください。
まあ、関東南部では基本的に暖房いらねえだろ……と、暴言を吐いてみる。
高任は、一応室温4度でも普通に生活してるから、このぐらいは言っても良いと思われるが。
協調介入、始まりましたね。
円急落というか……結局、この動きは予想できたわけですし、平均79円あたりで仕込めた人間は、利ざやが稼げるということですね。
そういや、義援金詐欺が横行してるとか。
義援金じゃないけど、先日(木曜日)高任のところにも妙な人間が来ました。
なんか、住宅関連っぽい名前を出して、どこにお勤めですかとか、この時間帯にご在宅と言うことは……とか。
『名刺いただけますか、確認したいんで』というと、何故か不機嫌そうに帰って行きましたけど。
そもそも、サラリーマンが普通に働いている時間に訪問して、ご在宅も何もないだろとしか……つーか、セーターに綿パンのカジュアルな格好が怪しすぎ。
住宅街をうろついてもおかしくない格好……とまでは、考え過ぎか。
結局、先月および、先々月の妙な電話のグループとしか思えない。
そういや、震災の後というか……住宅の修理で、高額をふっかける詐欺が横行するんだよな、その類かも。
つーか、いつなら留守か……という窃盗グループじゃねえだろうな。
高任はいつも、『シフト回転制なので、いつ家にいるかはわかりません』…と、回答する事に決めてますが。
ふと思ったんですが。
先月のニュージーランドの大地震。
日本人の身元確認のニュースとか、まったく消えてなくなりましたけど……何か進展はあったんでしょうか。
まだ一カ月も経ってないのに……遠い昔のことのようだ。
まったく、人間の心ってのは便利に出来ている。
そのくせ、忘れてしまいたいことは絶対に忘れることが出来ず、永遠に血を流し続けることを強要する。
多分、人間が生きていく上で、痛みは必要なモノなのでしょう。
あぁ……某き〇らの新シリーズの雑誌、一応買ってみたけどひどすぎる。
専門学校生をとりあえず一度だけデビューさせるための雑誌……と推測してたんですが、予想を超えていろんな意味でひどい。
先月、新創刊された同じ出版社のあれも、読んだときは頭痛がしましたが……これに比べたらものすごいマシ。
正直、高任にここまで言われる漫画雑誌は貴重かと。
ぐあっ、そういや15日は、某谷川先生の単行本が2冊同時発売される日だった……と、本屋で天を仰ぎ……やっぱり、片方しか見つからず。
『関西に向かって走る〜あの列車に乗っていこう〜♪』
『〜裸足のままで飛び出して〜日本じゃない場所へ行こう〜♪』
3月20日(日)
ちなみに、先週は中央競馬中止でした。
今週は、東日本での開催はなく、北海道を除く東日本地域で馬券が買えません……えっと、会員登録してるパソコンでは購入できるそうです。(携帯での購入は不可)
先週もそうでしたが、かなり自信のあるレースがあるのに……これが、大自然の脅威ってやつですね。
原発。
2号機に電源接続……まあ、機械が壊れてないかとかチェックもあるし、先は長い。
その一方で、自動放水の3号機。
放水を続けているということは、当然電源を接続できない状況で……電源接続を放棄したような状態は、それだけ内部が深刻であることを推測させるのです。
でも、1〜3号機とも、悪燃料棒の一部は依然として露出をしていると見られているわけで……3号機への放水は、4号機の状態故なのか、それとも記事に出てきてない内部事情のせいなのか。
食品のサンプル検査で、規制値を超す放射性物質がでた……などに関心が向いているっぽいですが、今それに関心を向ける人間は、これまでの報道の中身を全く理解してないということを示しているのと同時に、『原発』という現実を直視することに疲れたのかも知れません。
日本人って、そういうとこありますよね。
危機的情報を流し続けると、どこかが麻痺して、わけわかんなくなると言うか。
しかし、放水車やら、生コンの圧送機を使ったらどうかとか……色々出てきたのはいいのですが。
何故、あれから1週間以上経ってそうなるのか……という至極当然な疑問をもつのも馬鹿馬鹿しいと感じてしまう。
つーか、4号機で火事、爆発が、3月の15日。
もう、とにかく冷やせ……と。
消防車、機動隊の特殊車両、ヘリによる放水、屈折放水塔車……。
これはどうだ、だめだ、ならこれで、うまくいかない、だったらこれは……どれだけ場当たり的なんだか。
で、挙げ句の果てに……自衛隊に危険を押しつける。
まあ、今に至るまでのつなぎの処置……とは思うんだけど。
野球。
電力に配慮して、開幕がどうのこうの。
停電のレベルでしか言い訳が出来ないって、レベル低いよなあ。
どーせなら、『試合やらねえと経営的に死活問題なんだよ』と本音で勝負したらどうでしょう。
選手側は選手側で、開幕延期をすると球団側の収益が悪化するのは明らかなんだから、年俸いくら以上の選手は給料カットを申し出る……ぐらいのことも言えないのか。
年俸はそのままで、開幕延期……心情的にはともかく、ムシが良すぎる発言なのは確かだと高任は思います。
自民党、管首相からの入閣要請に反発。
そりゃそーだろ。
地震というか、災害が発生した後、野党は全て『全面的に協力する、やりたいようにやってくれ』と、国会での休戦を申し出ました。
別に足を引っ張っている様子もない……その相手に連立?協力を要請?
正直、高任にはふざけた話としか思えません……まあ、この話に乗って、指導力を発揮して、次の選挙で勝って次期総理の椅子に……というルートもあるんでしょうが。
つーか、この話を聞いて『ああ、少なくとも管首相は原発はどうにかなりそうなんだと判断したんだな…』と思って、ちょっとだけ高任がほっとしたのも事実ですが。(笑)
み〇ほ銀行のシステム障害。
早く復旧してくれるといいなあ…。
スーパーで。
500(450?)グラムの、プレーンヨーグルトを10個買っていったあの人は馬鹿だろう。
地震の後、家の外に出ない生活を続けたために、スーパーにおける商品の推移がわからないのであれですが、これまで入ってこなかった商品が入荷したとすれば、基本的に物流の回復を意味します。
つまり、今日まとめ買いしたところで、これから断続的に入荷されていくのは明らか。
まあ、1日や2日であれ全部食べるというなら、別の意味で馬鹿。
……でも、こんな馬鹿が1人じゃないから、世の中ってのは油断がなりません。(笑)
あ、違うわ。
そもそもなんでヨーグルトが品薄状態なのかといったら、原料そのものと言うより、輪番停電のせいで、発酵過程というか、処理があれだから……だよね。
だとすると、ヨーグルトの物流は全回復しないってことだ。
でも、買い占めするやつは馬鹿だと思う。
そこは譲れない。
3月21日(月)
春分の日。
雨。
これで大気中の放射性物質がたたき落とされ、ほぼ確実に水道に影響が出ますね。
つーか、高任の読みではもう出てるはずだと思うんだけど……ひょっとしたら、情報統制かけてるかな。
まあ、福島原発、大気中に、つづいて水道水から……と連続して情報を出すのは、高任でもちょっと躊躇うってのは前にも書きましたが。
だから、ワンクッション置いて、『いやあ、このぐらいでは全然健康に影響ありませんよ』をひたすらメディアで垂れ流して、国民を教化した上で、おっと水道水からも検出されたね、でも大丈夫ですよ直ちに健康に影響を与える数値ではありません、なんだったら、私が飲んでみましょうか、ほら、この通りです、何も怖いことはありません、ははは……などと、専門家に語らせて……というシナリオでしょう。
……まあ、ちょっと悪意の入った表現ですが、多分こんな感じになるのが目に見えるようです。
さて、17日に連絡がついたアパートの管理会社。
いつになったら、見に来るのかな。(笑)
うかがう前には連絡入れます…と、言質は取ったが。
これで、4月過ぎてやってくるようなら……まあ、多分、忙しいのは事実にしても、仕事の手際が悪い人間なのは、ほぼ間違いない。
で、終わると一方的な悪口になりそうなので、一応弁護を。
大地震、大津波による災害……と、東北地方がクローズアップされ流ノは当然で、原発についても世間の耳目が集まるのも道理。
だがその一方で、首都圏で死亡者は出ているし、茨城県、千葉県も千波の被害は受けている。
茨城空港は一時閉鎖、大洗町では町の中心まで津波が到達……最大とは言え、約5000人が避難した。
千葉県は旭市で多くの家屋が倒壊したし、避難生活を続ける人も多い。某ネズミーランドの駐車場の鋭気浄化云々はニュースになったようだが、当然同じ浦安地区では地盤がそれと同じようになって、ライフラインが、ものすごいことに……1万戸を越えていたが、今は4000戸程度まで回復したようだが。
静岡での直下型地震では、火災が起きたと聞いた……が、高任の目にとまるほどニュースに出てこなかった。
新潟というか、長野北部の地震はどうだったのか……震度6が観測されたのなら、やはり何かしらの被害は出たのではなかろうか。
そういう意味で、こういうときニュースは残酷なモノだと痛感する。
規模云々ではなく、被害者はそこにいるのに……ニュースは、不特定多数の人間に、それを知らしめるために発信される。
東北地方、そして原発……。
あまりにも大勢の人が犠牲になったが故に、限られた時間ではニュースとして伝えきれない。
そして、ニュースとして放送されないと……不特定多数の人間は、その存在がわからなくなる。
挙げ句の果てに、被災地というか避難所が、輪番停電を食らう……などと言うことが起こるのも、被害は東北という部分に目が行きすぎているからでしょう。
……話が逸れた。
まあ、なんというか浦安地域。
高任の住むアパートの管理会社……の、ここを担当している人間は、おそらくというかかなりの確率で浦安地域の物件をも担当しているのは間違いない。
下手をすれば、全滅状態。
ただでさえ、首都圏における物件に対しての管理会社の数は少ない状態で……今は、説明するまでもなく引っ越しシーズン真っ盛りだ。
つまり、この担当者は……どう考えてもキャパをオーバーした問題を抱えている上に、時期が時期だけに他人の手も借りられない……そういう状況であることは想像に難くない。
ついでに、多分要領も悪い……いや、地震前のあれからして、仕事が出来る人間って事は100%ない。(笑)
まあ、そういうこと考えると……しゃあねーな、と。
さて、コンビニでは相変わらず、向こうが勝手に送りつけてくる商品を棚に並べて、ひたすら掃除を繰り返し、頭の悪い客に頭を下げて言い訳するだけの毎日が続いているのですが。
おにぎりや弁当やパンが、コンビニで買えない事による社会不安……などという、たいそうなことを考えたのかも知れませんが、とにかく数だ、生産できるおにぎり、弁当、パンで棚を埋めてしまえ……と、おにぎり3(4)種類、弁当2種類が大量に送りつけられ始めて早4日。
さて、その弁当の一種について……ひょっとしたら、別の地区から商品を回してもらっているのかも知れません。
通常、1便(まあ、深夜納品と考えてください)のおにぎり、弁当の消費期限は、その日の午後9時ぐらいまで…販売期限はもっと短く、午後7時なり8時になればその商品は廃棄となり売り場から下げてしまいます。
が、大量に送りつけられてくるこの弁当……『配送に時間がかかるため、通常1便で納品される商品を2便で届けます』などと。
通勤前というか、通勤時間に納品される2便で、午後9時ぐらいが消費期限の弁当を大量に入荷。
店によって納品時間が違うのであれですが、一番まずいケースは……通勤ラッシュが終わった後に、棚に大量に並ぶ弁当。
そして、仕事が終わって帰ってくるのが早くて午後7時……午後の8〜10時ぐらいがピークでしょうか。
はい、おわかりですね。
通勤客が会社に向かった後、棚に並べられた弁当は、通勤客が帰ってくる前に棚から下げられるのです。(笑)
つまり、昼間に弁当、おにぎりが売れるという、オフィス街の立地ならいざ知らず、いわゆるベッドタウンのコンビニでは、『一応3分の1だけ棚に並べて、後はそのまま控え室の廃棄ボックスに入れた方が手間にならないんじゃない?』という事態に。
もちろんこれは、店側が発注できるなら、自分の店の来店客数ピークを計算して発注するから、普段はそんなことにはなりません。
でも、機械的に、全ての店に平等に納品すると……。
同 僚:「客には売る事の出来ない廃棄商品を、金を出して買わされる俺らって…」
高 任:「それは言わない約束でしょう…コンビニ店員の宿命だよそれは」
さて、もう1種類の弁当についてですが……基本的にコンビニは、選択肢を重要視してきたビジネスモデルです。
松〇、吉〇屋、す〇屋などの競争はすさまじいですが、200円台で、できたての牛丼が食べられるのに、わざわざ400円だしてコンビニの牛丼買う人いるか?
同 僚:「高任さん、また牛丼入荷されたんですけどっ!?」
高 任:「そのまま裏へ」
いや、捨てるんじゃなくて、おにぎり弁当系は1日3回納品……で、1便が納品されたときに、前日の2便が棚にそのまま残ってるの。(笑)
まあ、すぐにそれは廃棄になるのですが……そして、前日の3便で納品された牛丼を並べて……。
店内放送:『ただいま(ぴー)では、東日本巨大地震のため…(中略)…優先的に被災地に救援物資を送り…』
1時間に1回は流される店内放送を聞きながら、口元半笑いになりますよそりゃ。
同 僚:「これ、被災地に送れませんかね?」
高 任:「そうだよなあ……納品する場所を完全に間違ってるよなあ」
ちなみに高任、シフトに入って休憩時に廃棄の弁当を買って食べ、シフトを上がってから廃棄の弁当を買って食べ……やばい、こいつら俺を太らせてから食うつもりなのか。(笑)
だって、食べ物が無駄に捨てられるのを見てると、胸のあたりがきりきり締め付けられるんだもん、高任ってば。
つーか、高任が買ったところで、どこかの原発じゃないけど、まさに焼け石に水なんですが。
どーせ挙げ句の果てに、『廃棄分に関しては、店側が7割負担』とか言い出すんだぜきっと。(笑)
で、おにぎりがまたひど(以下略)。
サンドイッチも(以下略)
で、今日は3連休の最終日なのですが……連休中だってのに、いつもと同じどころか、供給量をむしろ増して、弁当、おにぎり、サンドイッチがとんでもないことに。
あのなー、コンビニのなー、供給量が回復するって事はなー、同じようになー、他の店なり飲食店もなー、回復するって事でなー、普段以上にもりもり商品を供給してもなー、客はコンビニ以外で買い物をするって選択肢があるわけでなー……。
コンビニがなくなれば、日本の食糧自給率は少し上がると思う。
……生存者のニュースを耳に出来るのは、これが最後かなあ。
217時間ぶりの生還。
孫と祖母の2人。
自力でがれきから這い出せたのは、余震のせいだったのだろうか……。
3月22日(火)
天気予報で、一時雪などと……そういや、去年は4月に雪が降ったんだっけ。
関西に向かって走る〜あの列車に乗っていこう〜♪(笑)
やっぱり、モーターとか、部品取っ替えですか……それはさておき、3号機から灰色の煙。ついでに2号機から白い煙。
スポーツ紙の一部では、『立ち上る黒煙』などと表現してましたが……黒煙を見たことないのかな。
煙の色が、灰色か黒色かで、全然内容が変わってくるんだけど……正直、その自覚もない人間に記事なんか書いて欲しくないですね。(笑)
仕事の同僚が、津波の映像を見せてくれた……というか、津波から脱出出来た英雄の映像というか。
自宅でのんきに、津波の様子をビデオ撮影……こりゃやばい、と慌てまくるシーンの最中に、自室の抱き枕が一瞬映ってて、高任は腹を抱えたのですが、同僚はそれを理解してないご様子。(笑)
水で埋まって脱出不可能……の撮影者と飼い犬の前に流れてきた船に飛び乗り、その船はビルの窓を破ってとまり、そこへ避難。
あんな都合良く船が流れてくるなんて、どんだけ主人公属性なんだよ。しかも、その船が流されて、高いビルに引っかかるって……とか、これは生きてたから言えるだけで、多分、この撮影者と同じく、津波の撮影してて逃げ遅れてお亡くなりになった方が大勢いるのではないのかなあ、と。
何はともあれ、主人公としての才能はたっぷりありそうなので、せっかく助かった命を、大事に、大胆に、活かしていけるといいですね。
普通の災害というか、震災で一般的に言われるのは、死んだ人間は運が悪い……ですが、今回に限って言えば、運の良い人間だけが死なずにすんだ……のかも知れません。
まあ、これから原発がどうなるか…とか、余震の恐れも十分にあるんで、気の早い話ですけど。
3月23日(水)
電源回復……意外と、3号機4号機の方が、1、2号機よりも早いかもと。
なんか、もう一山ありそうな気がするけど、収まってくれるならそれに越したことはありません。
と、いうか……高任が気になってるのは、むしろ人間の方。
機械は、ある程度コンスタントに異常を訴えるというか壊れますが、人間もまた壊れてしまう生き物だと言うこと。
地震発生というか、原発異常発生から10日あまり……積算放射線の問題もあるし、気力、体力、その他諸々の面でどうしても限界があるというか。
電源が回復したとなると、これから作業は複雑になっていくことぐらい素人の高任でもわかります。
放射線量を気にしながらの交代作業、削られていく気力……普段なら、ミスを誰かがカバーしてくれる体制ですが、今度のような非常時だとてん…それが出来なくなる可能性も高い。
あまり書くと暗い話になるからおいときますが……つまるところ、これから長期戦になるはずですが、人員の確保は出来ているのかどうか。
人が壊れるというか、何かが破綻するときはあっという間です……。
あ、原発周辺の海の放射性物質の観測データが出た。
なるほど、状況が状況だけに、観測してなかったのね。そりゃ、避難してたら観測できないか。
まあ、放射性物質が雨で海に落ちた……放水の水に放射性物質が含まれて海に流れ出た……そのあたり。
データそのものを信用するなら、今回の事故そのものは、危機的状況だったのは確かなんでしょうが、かなり軽微な状態で食い止めつつ推移していたと見るべきでしょう。
まあ、それはそれとして。
首相指示による出荷停止措置。
これについて、否定的な見方も肯定的な見方もあるでしょうが……多分首相がそれを指示するまでもなく、消費者がそれを敬遠していたでしょう。
消費活動そのものだけではないですが、日本人はまさに草のなびきというか……。
どちらを選択するにしても、所詮はデータでしかないのですが……この、否定的なデータの方を強く信じるあたり、基本的に日本人の価値観というか、取捨選択パターンは保守的なんでしょう。
大災害の後の、整然とした様子に各国メディアが賞賛の声を……とか言ってましたが、義援金詐欺に、空き巣に、ガソリン強奪に……挙げ句の果てに募金活動をしていた高校生を殴って金を奪うとか、コンビニの募金箱を盗もうとした高校生とか……。
被災地の弱みにつけ込んでやってくる人間が……とかもね。
わあ、震災被害の銀行で盗難か……やるなあ、とほめるべきかどうか。
ただ、この手の情報は、一般新聞およびテレビでは流れず……ゴシップ新聞とか、週刊誌なんかでだらだら書かれることがほとんどです。
そういう意味ではどちらも信用できないのは一緒なんだけど、まあ、火事場泥棒というか、その手の犯罪はやはりあるんだけど、外国で見られるほど大規模ではない……というのが正解に近いのではないかと。
余談……でもないですが、世界各国における大災害のとき民衆がどういう行動を取ったか、に対して阪神大震災の時のケースは……という内容の本が、今年初めだったか、去年の年末だったかに出たと記憶してるのですが。
この本、恐ろしいことに、阪神大震災において、世界では普通に見られる無法地帯というか、そういう現象がなかった……などという断言で書かれてたというか。
んなことねえよ、情報統制の結果というか、情報が表に出てこなかっただけだ……と思う高任としては、この本は結局日本賛美の本でしかないのだな、と。
そういう意味では、今回の大災害におけるマスコミのあり方や、海外からの励ましや、日本の整然とした様子への賞賛やらは、眉唾だよなあ……としか思えないわけで。
高任は東北の人間……複数と親しく付き合った経験がないので、いわゆる東北人の気質というモノに対して良くわかってないのですが。
農業、漁業に従事する人間の割合が他の地域と比べて高いことなどから察するに、政府の対応やら、そういうものに黙って耐える姿に賞賛の声が上がっていることにもちょっと首をかしげるというか。
地方の、農業に従事している人間……それもお年寄りと接するとわりと理解できるのですが、もちろん忍耐力があるのは確かですが、政府というか行政に対する諦めが根っこにあるような。
そういう意味では……テレビなどで、出てくる言葉は、何かずれているような気がしてなりません。
まあ、関西の人間の気質でいうと…こんな感じですね。
『上の人間のやること待ってても、らちあかへん。うちらで何とかしてまお』
どこか通ずるモノがあると思います。
さて、輪番停電……夏まで続くとか言ってますが。
いや、そもそも関東圏の電気使用量は、冬場と夏場で最大6000万キロワットにのぼるわけで。
停止中の火力発電所などを再稼働させたところで、出力合計は4500万キロワットの見込み。
つまり、夏まで、とかいつまで続く、とか……何を寝ぼけたことを、とか思ってしまうわけで。
それはさておき、工業生産的には、輪番停電よりも総量規制のほうが計画を立てやすいんだろうなあ……このあたりは、暖房を必要としなくなる4月から冷房がほとんど稼働しない5月の間に、産業界やら、いろいろなとこと議論してすりあわせて行かなきゃいけないところで。
ふむ、電気を大切にね……か。
む、2号機のタービン室での放射線数値が高く、作業中断。
圧力抑制室が一部破損の疑い……あたりの影響か。
で、1号機の炉心温度が、設定上限の302度より高い400度……冷却続行。
やはり、先は長そう……なのはともかく。
1号機がまずいのはさておき、3号機の火事は…?
いや、空気中の放射線というか、放射性物質が検出されたら、そりゃ水にもでるさ。
何を今更。
あれ、日本に水道水の基準なんてあったのか……知らなかった。
国際保健機構というか、あのあたりのだす基準値は、わりと無茶なモノが多いですが……あれより一桁違う基準値か。
3月24日(木)
ああ、水がばかばか売れる。
気持ちとしては、ばかばか売れるを『馬鹿馬鹿売れる』と書き表したいぐらいだが。
売れもしない商品を、無理矢理押しつけられていた格好だったので、正直某ミネラルウォーターが全部売れてラッキーだった。
自分たちの飲み水確保の客はさておき、赤ちゃんのミルクにミネラルウォーターを使うのはあまり良くない……とか、高任が言うまでもなく、世の中の母親、父親はご存じだと思う。
とはいえ、彼らは多分親として子供のことを一生懸命に思っての行為なのだから、高任にそれをとやかく言う資格はない。
ところで、ミネラルウォータとカップ麺を買っていた客……コンビニのポットからお湯を入れていきましたが。(笑)
なんだろう、優しい眼で見守りたくなる。
つーか、昨日の日記で書いた水道水の基準なんてなかったんですね。
原子力安全委員会が定める『飲食物摂取制限に関する指標』を暫定的に用いているのだとか……なるほど、道理で国際基準に比べて緩いはずだわ。
どこかの都知事さんが、『ごくごく飲んでも大丈夫』などと、小さなコップで2杯ほど水道水を飲み干すパフォーマンスをやってました。
失礼を承知で言わせてもらえば、日本人男性の平均寿命に達した年齢の人間が、ごくごく飲んだところで安全とか言っても……ねえ。(笑)
子供の親としては、うなずけない話だと思う……基準そのものの話は置いといて。(笑)
んー、作業員3人が被爆。
3月25日(金)
警報が誤作動だと思って、そのまま作業を…。
まあ、無理矢理作業を続行させられたという見方と、精神的疲労が、一刻も早くこの状況から脱したいという楽観的な判断を生んだという見方……。
高任は、後者かな…と。
正直、この不安定な状態がこれから数ヶ月以上のレベルで続くと高任は思ってるのですが……。
しかし、高濃度の汚染水ねえ……3号機だけなら、放水のあれとも考えられますが、1号機、2号機でも見つかったとなると。
原子炉そのものは、高圧を保っている……その情報が正しいとしたら、やはり配管関係……か。
某漫画ゴ〇クの某漫画。
前の大相撲ネタといい、今回の原発ネタといい……デス漫画の名にふさわしい。
まあ、あまりにタイムリーすぎて休載の憂き目に。
輪番停電の1〜5グループを、さらにA〜Eの5つにわけて、どこが停電するかをわかりやすく……。
いや、ぜんぜんわかんねえよ……つーか、細分化したのはいいけど、そのまんまじゃねえか。(笑)
まあ、結局は1次変電所の問題なんだろうな……高任の住む場所は、住所とは別に、隣の市の一体として電気を供給されているというわけか。
さて、輪番停電が始まってからコンビニでは暖房を切り、看板の電気を切り、店内の蛍光灯の灯火半分程度に……さて、3月分の電気代の請求がやってきたところ。
実質10日程度の節電にあるにも関わらず、電気代が2万円ほど安くなりました。
まあ、単純に考えると、1ヶ月で6万円安くなるということか……ふうむ。
ああ、春の選抜甲子園開幕してたんだ…。
はっきり言わせてもらうと、それどころじゃねえわ、やっぱり。(笑)
3月26日(土)
仕事中、配達された日経新聞をぺらりとめくり……泣きそうになりました。
いや、本当に言ったかどうかは怪しいですが、『俺は原子力には詳しいんだ』と豪語したらしい某首相が、原発が問題になってから専門家を招いて意見を聞いた会の途中で『臨界ってなんだ?』と尋ねたとか書いてたから。
いや、誰だって、泣きたくもなりますよね……臨界もしらねえのかよ。
つーか、東海村の臨界の事故の時、既に政治家だった人間だよね、この人……。
いや、待て。
もし、本当にそうだったら、こんな事が何故今記事になるのか?
首相の『俺は原子力に詳しいんだ』の発言は、他の新聞でも皮肉混じりに採り上げられていたから、それはそれとして。
先端医療に携わる医者が、1年間休んで復帰するとついて行けない……という話が珍しくないように、科学の世界は日進月歩。
まあ、良い大学で学んだとしても、何十年も昔の知識は正直クソみたいなもんだから、詳しいもへったくれもないだろうと高任は思いますが。
また、ちょっと話が逸れた…。
何故、今になってこんな記事になるか……日経新聞は、わりと政治からは距離を置いたスタンスですが、経団連は民主党から距離を置きつつあるように思います。
つまり、このタイミングでわざと出した……とは考えられないか。
考えてみると。
『臨界って何だ?』
その台詞だけを抜き出すと、『臨界という言葉の意味を教えてくれ』というニュアンスになりますが、会話の流れの中で、たとえば…
『緊急停止装置は発動したと聞いている。なのに、臨界って何だ(どういうことだ)?』
などと、専門家の説明にし対して発した問いかけの一部を抜き出して、悪意混じりに記事にした…ということは十分に考えられます。
と、いうか……あの大学を出て、弁護士になった人間が、『臨界』という言葉の意味を知らないってのは、そもそもあり得ない。
そもそも、知らないから馬鹿にした記事になるんであって、知らない方が不自然に過ぎるというか、無理がある。
だとすると、悪意を込めた記事……という解釈の方が、自然。
……そういうことにしておいた方が、精神衛生的にもよいしね。
総理の頭を叩いてみれば、すっからかん(管)の音がする。
これを聞いて、かなり笑いました。(笑)
さて、続いて納品された某新聞の一面の写真に、子供達が写ってて『みんなと一緒に会いたい』などと願い事を書いた紙を持って……ふっと、隣の子供に目を移すと。
『ゲームが欲しい』
甘えてんじゃねえぞ、このクソガキ……などと、思った高任は、やはり人間的にあれなのでしょう。(笑)
つーか、こどもなら自分で遊びぐらい考えろ。
子供達の笑顔が周囲の大人達の活力になる……とは良く聞く話ですが、避難所でひたすら子供達がモン〇ンやってる姿を見て、はたして大人達は活力がわくのかどうか。
まあ、ゲームってのは、オセロとかコマとか、将棋とか、そういうモノをさしてる可能性もあるけど……多分、テレビゲームというか、ゲーム機とか、そういった類のモノだろうと高任は思いました。
しかし、今回は募金の集まりがすごいっす。(笑)
客が、千円札をばしばしと募金箱に入れていきますから。
3月27日(日)
今週も競馬できねえよ……などといらいらしながら新聞を読んでいた同僚が顔を上げ。
同 僚:「高任さん、ここって高任さんが言ってた母校じゃないんですか?」
高 任:「え?」
同 僚:「いや、今日の甲子園の第一試合ですよ?」
高 任:「わお、知らなんだ……って、相手は報徳かよ。初出場で思いっきりアウェー(報徳は甲子園のほぼ地元で常連)か(笑)」
ま、一応テレビで応援すんべ……と。
なんか、応援団の校歌斉唱が下手すぎる…とか、学校紹介とか、その他色々ツッコミどころが満載だったんですが、見てたらどうも相手の調子が良くない……。
先取点がとれて、『よっしゃ』とか叫んでる高任がいる。(笑)
さらに追加点…最高の展開…とか思ってたら、即座に1点差に追い上げられる。
そうだよな、向こうは甲子園腐るほど出てるからこのあたりの経験値が……すんません、後輩に経験値を残せなくてごめんなさい、ダメな先輩でした。
つーか、学校の紹介でとにかく、『T県でもっとも歴史があり、野球部創設を最初に行った……』が繰り返し説明され(多分、それ以外に紹介のしようがないんだろうな)、野球部OBとしては『そんなに歴史があるのに、これまで一回も甲子園に出られなかったんだ。これまでの部員は何してたんだろうねえ?』などと、全国各地でそんな会話が為されているかと思うと、布団をかぶってうめき声を上げたくなる。
点を取ったり取られたり…でも、常にリードしている……ケースによっては負担になるけど、甲子園という舞台でリードできているのはむしろプラスの面が大きいか。
正直、初回の攻防を見た限りでは、まともにやったら勝ち目ないなと思ったんですが(実際、3回まではノーヒットに抑えられ、点が取れそうな気配なし)……4回、おそらくはベンチから狙い球を絞る云々の指示が出たところで、明暗を分けたというか。
多分、投手は投手で自分の速球に自信を持っていたのもあるでしょうが、露骨に狙い球を絞られているにも関わらずキャッチャーが配球を変えなかったのが、敗因の1つでしょう。
速球を打ち返され、決め球となるはずの縦のスライダーを見送られ……しかも、これがきわどいところでストライクが取れず。
動揺が球に出て、それでもキャッチャーは何もしてやれなかった……一応キャッチャー出身なので、キャッチャーに対する点が辛くなりがちの高任ですが、それが悪く連鎖してこうなった……という感じですか。
野球は怖い…と言うより、高校生はやっぱり精神的に若いと言うことでしょう。
まあ、それはそれとして……9回、なんとかもう一点…の場面で無効の投手がワイルドピッチ(暴投)…明らかに低めを意識しすぎだし、キャッチャーはもちろん、内野も声をかけられず、投手を孤立させすぎて、ちょっと可哀想な気がする。
まあ、典型的な自滅のケースというか。
とどめの3ラン。
きゃー、最高。(笑)
9回裏に2点取られたけど、勝てました。
わーい。
四国勢、全部一回戦負けにならなくて良かった。
つーか、21世紀枠の最後の砦でもあったから、勝って良かった。
まあ、頑張ったのは現役生で、だからどうしたというわけでもないです。
たまーに、そのあたりを勘違いする人間がいる……つーか、高任が現役の時も、勘違いしてるOBがいて、嫌悪の対象だったので、絶対にああはなるまい。
OBは、黙って金だけ出して、応援だけする……そうあるべき。
どうやら、東電は怒られすぎてわけがわかんなくなってる模様。(笑)
それはそれとして、人の身体的特徴を笑いものにするのはいけないと思う。
いや、『自分の頭皮すらさらせない人間が、原発の情報をきちんと開示できるはずがない…』とか。
たばこ。
国内6工場のうち2つが被災して……まあ、JTでは4月からしばらく出荷云々の情報が出るやいなや、『たばこくれ。たばこ、たばこぉぉぉっ!』という客が殺到しやがってデスね、まあ、ひどい有様ですよ。
だからな、出荷を停止するのはJT。
アンタの吸ってるたばこは、外国たばこだろ、無関係だよ。
まあ、ストレスがたまるとたばこの消費量が増えるというデータが示すとおり、震災以後、たばこの売れ行きはなかなかに。
『ビールねえのか、何でだ、何でなんだよっ!?』
いやあ、高任が思っているよりも、世の中はアル中さんが多いようで。
まあ、悲惨な症状を想像するまでもなく、毎日一本缶ビール(発泡酒もな)……なんてのも、立派なアル中さんですから。
『ビールないの?他の店にはあるのに』
『だったら、よそいけや。よそにもないから、ここ来てるんだろうが』
などと、客の頭つかんで酒の棚に打ち付けたくなることもしばしばですが、某コンビニでは在庫を、23区の店だけに出荷するという戦略をとってるとかとってないとか。
それ、他のチェーンから文句来ないのかなあ……などと。
ついでに言うと、外国産のミネラルウォーターなども含めて、今外国の船が日本の港に入るのを嫌がってる状態です。(笑)
つまり、首都圏のあれは、消費者の醜さも含めて、色々な事情が折り重なっているわけですが……そんなもん、ちょっと考えればわかることで……まあ、わからないから、人間は所詮わかり合えない。
3月28日(月)
週刊ジャンプが来ない。
なにやら、2週間ほど休むらしいよ……などの怪情報も。
つーか、それならそれで、末端に何かしらの情報が降りてきそうなモノだが。
む、マグニチュード6.5……ここ数日で言えばわりと大物。
宮城の石巻市で震度5弱。
余震は、プレートの端で起こりやすいという定説を信じるならば、千葉県沖が震源地になるケースは十分に考えられるんだが。
どうも、茨城県あたりで止まってるっぽい……それが安全の保証になるわけでは全くないし、次に震度6が来たら、ダメだろうな、ここ。
何故か、本日発売のスポーツ新聞を全紙購入してる高任がいたりする。(笑)
世界の某レースで、日本の馬がワンツーフィニッシュを決めた……などという記事が読みたいわけではなく、昨日の甲子園の記事を眺めてにやにやして『扱いが小さいな、ここの新聞はわかってない…』などと、ある種の親ばかぶりを発揮してる真っ最中でございます。
『チームの悪いところが全部出た』というコメントが、試合そのものを的確に表してるなあと思います。
相手に悪いところをださせれば、多少の力の差は何とでもなる……と、割り切れば、高任の時も甲子園に行けただろうか。
ちなみに、一般新聞のスポーツ欄では甲子園3試合の中で、もっとも扱いが大きい感じだったのですが、スポーツ新聞だと反対に扱いが小さく。
まあ、下馬評低かったしね。
でも、負けたチームのコメントだけの記事はあんまりだと思う……とか。
ただ、次は勝てないなあ。(笑)
正直、打ち合いに持ち込むしかないというか……さすがに昨日の報徳みたいに、ぶんぶん振り回しては来ないだろうから、かなり打ち込まれるはず。
正直、引きつけて右打ち……を心がければ、そう攻略が難しい投手とも思えないので。
だとすると、あの投手から、8点取れるかどうか……あたりがラインか。
駅前のスーパーに行くと、『本日の輪番停電はなし』などと張り紙が。
いや、行わない……と発表しても、電力消費量の推移によってはやると、高任は理解してるんですが。
企業としてはあれかも知れませんが、少なくとも住民レベルで『やるかやらないかはっきりしろ』という意見はちょっと違うような気がする。
はっきりなんて出来るはずがないし。
予想を立てて、行わない予定……予想が外れたらそりゃやらざるを得ないでしょう。
そういや、ついに東電の社長が、過労で倒れたとか……まあ、なんと言えばいいか。
多分、福島原発の作業員はそれどころじゃない劣悪な環境での待機というか、生活を強いられていると、高任は想像するのですが。
ほら、まず避難対象地域だから、物資の運び入れが困難。
つまり、原発近くの建物で待機……おそらくは喚気が出来ない状態だから、食事は固形物、風呂も入れず……そんな感じでしょうね。
3月29日(火)
え、プルート君がでたんだ…。
さて、事情が事情だけに、まだ来月分の家賃を振り込んでないのですが……管理会社来ないし、一応振り込んでおくべきか。
被災地というか、甲子園出場校である東北高校は宮城県の仙台市にあるわけで。
まあ、その対戦相手に脅迫じみた電話『勝ったらどうなるかわかってるやろな』などが数十件……ああ、やだやだ。
まあ、勝った後は『空気読めよ』などと……そんなこと言われてもなあ。
3月30日(水)
さて、昨秋の九州大会を制した某実業が相手。
ん、リードが逃げてる、捕まるな……と思ったら、いきなり5連打か。
あそこまで踏み込まれて、アウトコースを狙い打たれてるのに対して、キャッチャーがインコースのボール球なりで、球を散らさないのは舞い上がってるのか、それともそれ以前の問題か……。
その後、何とか耐えてる……と思ったけど、5回の追加点で選手の半分ぐらいの気持ちが切れたのが明確にわかって、スイッチを切りたくなる。
まあ、最期まで見届けてやるのが義務かな、と。
ある程度点差がついたせいで、相手チームの心に隙が出来ればなあ……と、願ってはいるのだが。
なるほど、相手投手は左投げなのですが、右腕の引きが球種とコースによって微妙に違う……んだけど、投げる腕とは違う方の動きに注目して判断を下し、打つのは難しい。
だから、フォームを修正してないのだろう。
ラッキー。
スクイズ失敗で1点(記録上はホームスチールか?……あ、ダブルスチールになったそうです)……これで流れが変われば。
変わらない。(笑)
5回で11本。
1イニングで、平均2本以上打たれまくっている事を考えると、よくこの点数ですんでるな…とも言えるか。
とか書いてたら、プラス3本で、2点追加。
つーか、もうインコースが攻められない状態だから、打つ方はやりたい放題だろうな。
福島原発のニュースが始まる。
つーか、原子炉周辺に防護壁作るとか、そういうことはやらないんだろうか。
試合…じゃなくて放送再開。
いきなり反撃開始……などと、都合の良い展開は待って……いた。(笑)
3連打で満塁。
ワイルドピッチで、1点返す……四球で、再び満塁。
ぎゃあ、焦んな……ふう、ダブルプレーにはならず。
2死、満塁、バッター4番……点差は5点。
よっ……おのれ、敵ながらあっぱれ。
投手ライナーをたたき落として、追加点ならず。
でも、選手に気力が戻って……きてないな。
点差がついたせいで開き直って、堅さがとれただけか…まあ、萎縮してるよりはマシ。
ん、最後の山場か。
8回、2死から死球と四球で1,2塁。
点差は5点。
ここで、最悪3点差まで詰めないと、勝負にならない。
根拠はないけど、そういうもんです。(笑)
はい、3振。(笑)
ん、ダメだな……終わった。
前の回の投手ライナーがちょっと左右にずれてたら……というところで、何かが逃げたのかも。
それにしても、相手の4番バッターは雰囲気あるな…。
8回しのいだ……にしても、8イニングでヒット15本か。滅多打ちと言いたいところだけど、良く7点で収まったもんだ。
9回。
ん、ダメだった。
個々人の力云々ではなく、バッテリーの配球のレベルが全然違ったように思う。
悪いなら悪いなりのまとめ方(高任が見る限り、相手投手の調子は良くなかったと思う)を、キャッチャーだけでなく、投手も理解しているというか。
左右、緩急、ボールの出し入れ……。
言葉は悪いが、母校の方は、コースを狙って投げているだけ……配球に意志というか意図が感じられないように思えた。
夏、また甲子園に戻ってこれるかというと……選抜の地区予選と違って、夏の予選はスケジュールがきつくなり、いくらバッティングが優れていても、エースの他に誰かいないと、厳しいのではないかと。
まあ、甲子園の常連校になってくれ……とは思わないが、忘れた頃に、その名前を聞く……ぐらいになってくれると嬉しいような気がする。
それはそれとして、高校の時のチームメイトの率いる学校も一度出たからあれとして、高校時代の恩師というか、監督の率いる学校が出てきたら、多分一番興奮する。(笑)
頑張ってください、監督。
今回で母校が出場したから、もう残ってるのは監督だけですぜ。
甲子園に出場して、テレビカメラの前で、選手の面を張り飛ばしてみるのも一興かと。
殴られもせずに、一人前になったやつなどいるものか。(笑)
3月31日(木)
ふ、ふふ……携帯持ってないと、人間扱いされない世の中か。
さて、日本の対応に堪忍袋の緒が切れたのか、フランス大統領がやってきました。
原発安定のために支援云々……まあ、この事故のせいで、原発が敬遠されたら、フランスとしてはダメージ大きいし……などという、斜めのものの見方はやめておこう。
勝たないと、記事にならない、甲子園。
うむ、五七五。(笑)
でも、甲子園は季語にならないな。
さて、今ざっと今月の日記を読み返していたのですが…(笑)
ろくに知識もないことを調べ直しもせず、あまり冷静でない状態で書き連ねているので、おそらく内容的にツッコミどころ満載なんだろうな、と。
正直、削除したり訂正したい部分が、ありますか、これはこれで日記の姿かなあとも思ったり、他人に読まれるという前提がある以上、まずいんじゃないかとも思ったり。
あれから約3週間経ったわけですが……まあ、原発も含めて、現地の復興への道のりの厳しさを思うと背筋が凍るような思いとともに、言うべき言葉を見失います。
本当は、復興などという言葉を軽々しく使いたくはないのですが……おそらく、それ以外の言葉を使いようがないとも言えるのでしょう。
住居を失ったり、家族、知人を失ったり……モノを失う事で、心の一部をもぎ取られるような喪失感もあり……いわゆる、被災者には『わかってもらえない』という諦めとともに、生きていくことを余儀なくされると思います。
家が建つ、町が同じような形を取り戻していくという意味での復興も大事ですが、多分一番大事なのは、『助かって良かった』と、思って生きていけるかどうか。
『あの時、死んでいれば良かった』……などという悔悟の中で日々を暮らしていくのであれば、いろんな支援は本人にとって何の意味もなかったと言えるはずです。
それにしても……忘れていたという感覚はないのですが、今回の件で、阪神大震災のことを結構思い出しました。
まあ、高任は直接の被災者ではありませんでしたが……あの時、高任は自分自身の愚かしさをかみしめる機会を得たと思います。
得たからと言って、どうなのだ……と聞かれると、苦笑する他はありませんが。(笑)
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