2月1日(火)
 
 さあ、2月だ。
 と、言っても特にネタはありませんが。
 
 とか言ってたら、知人から手紙。
 いや、知人および手紙の内容ではなく、貼られていた切手が、鋼錬切手。
 ほう、こいつの名前はロ〇・マス〇ングだったのか…。
 
 
 2月2日(水)
 
 地デジ普及率が90%を超えた……という記事に、本当かな、と首をかしげたり。
 もちろん未対応ですよ。(笑)
 というか、このアパート……高任が入居した際に、アナログ放送すら対応してませんでしたから。(笑)
 多分、アパートの公共アンテナからの引き込みラインにおいて断線してるのではないかと。
 
 2月3日(木)
 
 さて、今日のスポーツ新聞一面は、全て大相撲のこと。
 昨年の野球賭博の騒ぎの際に押収された携帯電話というか、そこから八百長を示唆するようなメールのやりとりが云々。
 おいおい、そんなメール残しておくなよ……と高任は思いますが、いや、消したメールを復元されたのか。だから今まで時間がかかったとみるのが妥当ですな。
 ま、それはさておき、高任が気になったのは、某スポーツ紙の一面に『十両から横綱まで』と書いてあったことです。
 一般紙、およびスポーツ新聞数紙を購入して目を通してみたところ……『主なメールのやりとり』などと、メールの一部が掲載。
 メールのやりとりをしていた力士達。
 メールに名前の出てきた力士達。
 などと、内容はどれもほぼ同じなのですが……。
 
 あえて、『十両から横綱まで』と一面にそう書いたスポーツ紙でさえ、メールのやりとり、メールに名前が出てきた力士に、それを載せていないのです。
 この問題の本質がそこにあるわけではありませんが、わざわざ一面に『横綱まで』と書いたからには、それに関する記事を載せてしかるべきではないかと。
 つまり……何らかの圧力、および自粛によってそれが伏せられたのかどうか。
 だとすれば、何故一面から『横綱まで』の文字を消さなかったのか。
 この部分、ものすごく気になりますね……。
 
 
 2月4日(金)
 
 よっし、読み通り。
 いや、先月末の例の電話からちょうど1週間ぐらい……で、やっぱりかかってきました。
 というか、電話を切ってから、今、5回目か6回目の電話のコールが鳴ってる最中だったり。(留守電に切り替わると一端きり、もう一度かけてくる…の繰り返し)
 
 あ、電話切れた。諦めたか。(笑)
 
 最近は特にネタもないのか、例によってアパート暮らしの方に対して住宅がどうのこうの…と。
 昼間に何度かうかがったんですが、あいにく留守だったようで……もう、このあたりの台詞も鉄板というか、多分マニュアル通りなんでしょうね。(笑)
 ちなみに、電話の向こうから、複数人が電話かけまくってるというか、電話で話してる感じの音が聞こえてくるわけで。
 まあ、普通に考えて夜の8時に、大勢の社員が電話かけまくる状況こそが不審以外の何者でもないんですが、その聞こえてくる声というか内容が『昼間うかがったんですけど…』とか『住宅云々…』……まあ、大変っちゃあ大変なんでしょうね、色々。
 
 『今日はたまたまお帰りが早かったんですか?』
 
 『ええ、まあ…』
 
 『と、すると、製造関係にお勤めですか…最近帰りが早い方は、大抵そうですから』
 
 『あの、僕大学生なんですけど?どこか間違って電話をかけてませんか』
 
 『え?』
 
 ここでの沈黙が、なんというかもう最高。(笑)
 
 『じゃ、関係なさそうなので切りますね。お疲れ様でした』
 
 まあ、最後の一言が余計だったか…。
 さって、次はかかってくるかな…。
 
 
 2月5日(土)
 
 まあ、シーズンオフで、ネタがないんだろうな……と思えるぐらい、スポーツ新聞は、大相撲一色で。
 正直高任としては、八百長があったからどうなのよ……というスタンスなので、全然平気です。(笑)
 クンロク(9勝6敗)大関やら、8勝7敗の三役そろい踏みとか……千秋楽に、8勝6敗の力士と、7勝7敗の力士が対戦すると、7割以上の確率で7勝7敗の力士が勝って、勝ち越しを決めるとか……別に今更だよね、としか。(笑)
 
 そういうのを含めて、見て楽しむのが相撲……ぐらいに達観してるというか。
 
 競馬場なんかで、自分が望む結果とならなかったときに『こんなの八百長だ』と声を荒げる人が結構いますが、ギャンブルで八百長はむしろ狙い目というか。
 八百長があると信じているなら、それを予想して馬券を買えばいいだけの話というか。
 
 そういうのも含めて、金をかけるのが競馬です……まで達観できないなあ、こっちは。
 
 まあ、それはさておき……スポーツやってた人間は、肌でわかると思いますが、スポーツの世界って本当に強い人間はとことん強いというか。
 『あ、こいつには勝てない…』
 と、思った人間は、それはもう大関というか、横綱なんか目指せないのは当然でしょう。
 多分、上を目指さなくなった人間だったり、怪我をしたくない、長く現役を続けて関取としての権利を長く享受したい……みたいな人間が、そういうのに絡んでくるんじゃないでしょうか。
 さすがに、100%八百長とまでは思いませんね。
 それなら、場所中のけが人とか出ませんでしょうし。
 
 あ、ついでに言うと……八百長には、『超一流の技術』が必要ですね。
 
 
 ……さて、家に帰ってきてから、電話が鳴る鳴る。(笑)
 留守電に切り替わった瞬間切れて……しばらくしてからまたかかってくる…の繰り返し。
 まあ、高任の知人でないのは明らかですし、留守電にメッセージいれない時点で、急ぎのと言うか、切実な用事でないのも明らか。
 と、すると…やっぱり昨日の電話なんでしょうね。
 正直、こういう連中の後頭部をバットでフルスイングしたら気持ちよいだろうな…と。
 
 
 2月7日(月)
 
 さて、大相撲の春場所中止決定とか、エジプト(というより、アラブ?)の行方に隠れて……いや、隠れてはいないか。
 愛知県知事選および、名古屋市長選挙が行われ……まあ、正直なところ、日本人の政治センスに絶望する結果になったというか。
 接戦ならまだしも、圧勝ですか……。
 
 それなりに、ニュースになったのであんまり説明の必要性を認めませんが、後日にこれを読むというケースも踏まえて、ちょっとだけ状況補足。
 まず、基本として名古屋市長と市議会の対立。
 この対立の根っこはともかくとして、市長の提案『市民税の10%減税および、議員報酬の50%カット』を、市議会が拒否したことから、それが始まりました。
 さて、マスコミの報道にもちょいと問題があったと思いますが、この後の市長さんは、あらゆるメディアを利用して、自分の提案を拒否した市議会を(減税、議員報酬カット)というお題目だけを取り上げたうえでつるし上げ、自分が改革者であり、市議会が既存の抵抗勢力であるというイメージを作り上げました。
 で、今回の愛知県知事選に合わせて、任期半ばで市長を辞任して、市議会解散の賛否を問う住民投票、市長選、知事選(もちろん、市長と連携して減税を訴える知事立候補者が存在)の、トリプル選挙にうってでたというか。
 まあ、結果は、元市長であり、新市長の全勝というか、圧倒的な勝利ですので、市民はこの市長および、市長の提案を支持したことになります。
 本人は『歴史的な日』などとご満悦の様子ですが、歴史的も何もアンタ……近くはどこかの総理大臣がやった郵政選挙の構図と同じですし、選挙に限らずたとえば戦争におけるメディア戦略も基本は同じですし……昔から使われている手段を踏襲したに過ぎません。
 ただまあ、モデルを作ったという意味では先駆者になるのか……そこは認めてもいいです。
 
 何がモデルなの……というと、この市長さんがやったこと、全国どこでも出来るという意味でかなりまずい。
 
 たとえば、ある地方に市長がいます。
 自分が思うとおりに政治をしたいのですが、議会の抵抗が激しいというか、自分の味方をしてくれる議員が少なくて、うまくいきません。
 ここで市長、市議会に提案します。
 今、世間で政治の無駄をなくすという事が叫ばれているが、我々もそれを目標に掲げ、最大限の努力をするという決意を示すために、市民税減税を、まず市民達に約束しよう。そして手始めに議員報酬をカットしよう。
 
 は?いきなり何言ってんだお前?
 いいか、そもそも政治というのは、見込みとか、ギャンブル的手法とは最も遠いところになければいけないモノなんだぞ?
 調査、具体的な数字、ほぼ実現可能と判断できたところで計画を実行に移す……それを、いきなりまず減税を約束してそれからその目標のために何かをやろうって、寝ぼけてるのか?
 
 などと、当然市議会は反発するでしょう。
 
 皆さん聞きましたか?
 減税、議員報酬カットという私の提案を拒否する市議会……これは、まず市民のために存在するはずの議員としてあるべき姿とは思えません。
 減税、これは市民のためです。
 議員の報酬カット……みなさんではなく、まず自分たちが血を流す、これは当たり前の…(以下略)。
 
 おっと、気がつけば市議会は悪者扱い……というか、そもそも市議会で扱われる数多くの提案の中の1つを拒否しただけというのに、何故か市長対市議会という対立構図のイメージができあがってしまっているではありませんか。
 挙げ句の果てに、『市民のために本当に頑張ろうとしている私が正しいのか、それに抵抗する市議会が正しいのか、みなさんに問いかけてみたいと思います、ええ、この国は民主主義の国ですからねえ』
 
 ……なんて、恐ろしい。
 
 大衆の支持を引き出して、それを支えにする……まあ、行き着く先は、ポピュリズムスパイラルか、大衆を利用した独裁であって、民主主義における最大の罠というか、民主主義の大きな欠陥として、歴史に刻まれているとおりです。
 
 そもそも、民主主義において何故議会政治が存在するか。
 これは、民主主義の欠点というか、それを補うために議会主義の発生というか………市長と議会の対立?
 はっきり言えば、あって当然なんですそんなもん。
 どちらが民主的とか、良いとか悪いとか、そういうことではなくて、議会というのは、ある意味権力の分散を意味するわけで。
 民主主義とか、そういうものがどういう歴史を経て成立したか……ぐらいのことを、義務教育で仕込んでおかないのも問題ありますが、民主主義の国に生まれてそれを学ぼうとしない側により多くの問題があるというと、言い過ぎかも知れませんが。
 
 いや、まてよ……冷静に考えると。
 敵対勢力などと、構図の単純化によって民衆の支持を確保……『民意』をたてに権限を集中させた某小泉さんに始まって、官僚を仮想敵としつつ、無駄を削減などと民衆に媚びて選挙を制した民主党……。
 
 なるほど、今日本は歴史に学ぶのではなく、自ら経験することによってみんしゅしゅぎを学ぼうとしていると思えなくもない。
 でも、このぐらい中学生レベルが、本を2冊程度読むだけで、回避できるはずの、壮大な時間の無駄のような気がしないでも。
 
 つまり、高任が最初に書いた『結果に絶望』…というのはこういうことです。
 昔、『ベンチがアホやから、野球でけへん』といったプロ野球選手がいましたが、国民がアホだと政治が出来ない…という側面を確実に持つのが民主主義です。
 
 
 2月10日(木)
 
 ああ、そういやもうそんな時期か。
 いえ、去年の春に買ったジーンズ2本の内の1本がダメになったというか。
 1年で2本、計ったようにダメになる……変わらぬ品質の証明ですね。
 新しく買いに行きたいのは山々ですが……ちなみに、まだ歯医者には行けてません。
 
 
 2月11日(金)
 
 雪は夜明け前に、雨に変わって、積もった雪を溶かしてくれました。
 でも、この後雪に変わるとかなんとか。
 
 電話。
 でも出ない。
 多分、9割以上の確率で、この前の電話の続きだから……とはいえ、他にかかってきそうな状況だから、見送るのもあれなんだよなあ。
 たとえば、アパートの契約更新の件。
 少なくとも、管理会社に届いてから1週間以上すぎてるはずですが……送った書類に何か問題があって、こっちと連絡とろうとしてるけどつながらない、とか。
 なら留守電にいれとけ。
 つーか、1月13日に連絡……書類作成1月17日……高任のアパートに直接やってきて郵便受けに入れる1月22日。
 という、そんなに忙しいのか、それとも仕事の段取り悪すぎるのか……という担当者故に、多分違うような気がする。
 もうひとつは、例の母校の甲子園出場の件。
 同級がひとりOB会の役員やってるから、そのからみで誰かから連絡が来る可能性は多少ある……けど、それはそれで、留守電に何かメッセージをいれておくだろうという気はする。
 
 雨は雪になり、雪は雨になり天…なんというか、日中は微妙な状況ですが、夜になると雪でしょう。
 とすると、これは積もるかなあ…。
 
 
 2月12日(土)
 
 7戦目で世界奪取。
 ミニマム級初代世界チャンピオン(当時はストロー級という呼び方でしたが)の井岡選手の甥っ子の井岡選手が、ミニマム級のベルトを井岡一族の元へ取り戻したのか。(笑)
 まあ、本来ライトフライ級なので……6月の初防衛戦後にベルトを返上し、本来の階級での世界挑戦、二階級制覇を目指すとか。
 まあ、それはさておき……ミニマム級という軽いクラスで、ボディ一発でダウンを奪えるのは珍しいというか、すごいなあと。
 今後の活躍に期待。
 
 さて、雪になりそうでならず、雨のまま……この感じだと、雪が積もって大変なことにはならずにすみそう。
 
 
 2月13日(日)
 
 アイスバーン完成。(笑)
 陽のあたる場所はセーフなのですが、日陰が全部スケートリンク。
 家に帰ってくるのに、いつもの倍の時間がかかりました……ついでに、転んだ人間を10人ほど見かけました。
 
 
 2月14日(月)
 
 雨は夜から雪に変わって……うわあ、ホワイトバレンタインですね。(笑)
 雪にロマンを求めるのは、所詮雪国以外に住む人間のあれだからして。
 
 まあ、せっかくだからバレンタインというかチョコの話でも。
 昔は全然平気でしたが、最近どうやら体質が変化したらしく……チョコを(大量に)食べると、お腹を下す体質になったようです。
 チ〇ルチョコ30個とかね。
 
 
 2月15日(火)
 
 はて、野球部のOB会発足の際、入る入らないは任意だったような気がしたが……野球部の用具および設備購入などの、野球部に必要なものの購入費として使用される寄付金が任意で、OB会会費が必須のように書かれているのは何故だろう?(笑)
 まあ、いいや。
 入ったつもりがない(名簿にもないしね)から会費は払わないけど、寄付金(甲子園出場のための寄付金とは別)は出す。
 ……この前競馬で勝った金が出所というのは少し引っかかるが、金は金…つーか、あぶく銭だからぽーんと。(笑)
 
 しかし、経験から言うと……現役の立場から、本当に必要と思われるモノに対して、金が使われることはほとんどないんだよな。
 ついでに言うと、OB会の定期総会を某観光ホテルなどで行う意味も理由も、高任には見つけられないというか。
 たかだか30人程度の参加者なんだから、学校の会議室でも借りて……そこにかかるはずだった費用も全部、現役の野球部に回せばいいんじゃないの、とも思う。
 つーか、去年度の『総会費』で計上された(十ぴー)万円が、おそらくはこういう場所を借りた費用のはずで……金属バットが何本も買えるし、公式ボールが何ダースも買える金額……つーか、学校側から支給される部費(高任の現役当時)の半分以上だぜ。
 いや、もちろん学校から支給される部費では全然足りなくて、選手の親が出す部費は当然、遠征の際にはその費用が必要だったし、そもそも個人が使う用具は全額選手側の負担で……今は学校側にその設備があるかどうか不明だが、高任が現役だった頃は、筋力トレーニングのために、ジムに入会し、そこを使用する金も必要でした。
 少なくとも、かつて現役だった人間なら……いや、金属バットとか練習球と試合球の値段の違いも知らないやつもいた……な。
 多分、学校側からどのぐらいの部費を支給されてるか……も知らないやつがほとんどだったような気もする。
 所詮、親が出していた……のは確かですが、社会人となった現在、それをわからずにOB会とか、会費とか……無頓着な連中に金の管理を任せたくないなあ。(笑)
 まあ、高任が社会的に偏屈な人間なのは間違いないのでしょうが……一応、自分では正論を吐いていると思っているのです。
 
 余談ですが……大学の時在籍した陸上部において、成績(陸上の)優秀者が、各地に遠征する費用などに対する援助を目的とした会費というか、基金に対する寄付を、高任は断っています。
 こっちはOB会費を払っているのに、高校の時在籍していた野球部とは逆なんだな……と思われるかも知れませんが、これにはやっぱり高任なりの理由があって。
 まず、大学の陸上部の場合……OB会には全員強制入会と最初に決まっていたから。(笑)
 強制じゃなきゃ払わないのかよ…というのは置いといて。
 成績優秀者の、個人遠征に対する援助……これは、高任が在籍していた大学に、そういった部分の援助システムがないことに端を発するというか、ある年に全日本クラスの選手が入学したというか……まあ、そういう感じで出来たというか。
 基本、陸上は個人競技(と、高任は思ってます)ですが、それなりの実力を持っている人間が、わざわざこの大学を選んで入学した……なら、その代償は払え、と。
 でも、陸上部全体に対する援助はする……つまり、そういうことです。
 
 で、今回の野球部の……野球部全体に対する費用に使われる寄付金は出す。
 ほら、主義一貫してるでしょ。(笑)
 ま、ちょっとごまかし入ってるのは確かですが……高任は、こういう部分に対して誠実な人間だと自分では思ってます。
 
 
 2月16日(水)
 
 雪やこんこん、あられやこんこん。
 降っても降っても、融けていく。
 
 とは、全く関係ないのですが。
 近所の痛車が、またモデルチェンジ。
 今度は何のエロゲーかなあ……と思ったのですが、なんというか、別ジャンル?
 パチスロのキャラというか、今期にアニメになって放送されてるらしいから、それかも知れません。
 そういや、最近アニメはおろかテレビすら見ないのですが……仕事先の同僚が熱く語るところによると、今期アニメでは、スタートダッシュはともかく、今は某魔法少女(?)が熱いのだとか。
 ゾンビはちょっと停滞気味で、パチスロキャラのアニメは一発ネタで終わりそう…と。
 
 
 2月19日(土)
 
 4つの内から3つを選ぶ……これが引けないから、弱いのだな。
 
 
 2月20日(日)
 
 眠かったので、朝一で競馬場に行って……夕方目覚めて、テレビ中継でパドックを見た瞬間、馬券を破り捨てたくなる衝動に襲われるのが切ない。
 で、こういう予想はほぼ100%実現し、14着に沈む軸馬。
 
 南無…。
 
 そういえば最近、パドックの解説で『10点満点で90点はあげられる』の名言をかました人を見ていないような気がする。
 
 
 2月22日(火)
 
 2が3つでにゃんにゃんにゃん…今日は猫の日です〜♪
 などというくだらない知識を高任に植え付けてくれたゲームが何だったかを考えると、口元が半笑いになります。(笑)
 
 まあ、それはさておき……春ですね。
 いや、花粉じゃなくて、気温が。
 
 
 さて、どうやらオーストラリアにおける農作物(まあ、ぶっちゃけ小麦と大豆)も今ひとつの出来どころか、今3つというところなのがはっきりしましたし、昨年のアメリカ、ロシアあたりを鑑みて、今年は日本でも色々な食料品が値上げに入るんでしょうね。
 うどんとかインスタントラーメンなんかの乾麺類が、ぎゅっと値上げされたのは記憶に新しいですが、はてさて。
 
 などと考える人間もいれば、『チャンスやっ!』などと、農作物の先物取引に走る人もいるはずで。(はっきりわかってから動いてもほぼ手遅れで、その派生商品の派生商品……レベルで、どうにかなるかという段階だと思いますが)
 
 まあ、既に主要作物価格は高騰していて、途上国では食料が手に入らない状況になっており……などと書くと、最近の話のように思えますが、10年以上という長いスパンでそういう状況になっているので今更ではありますが。
 値上げは避けられないにしろ、少なくとも食料を手に入れられるのは結局日本が豊かだからで。
 日本国内の格差問題なんかより、世界レベルでの格差の方がよっぽどシビアで……ああ、資本主義経済において、人間は金を稼ぐことでしか人間として扱ってもらえないのだなあということが実感できます。
 
 
 そういや、一人暮らしの大学生に対する両親の仕送り額が、30年前の水準とほぼ同じになったとか。つーか、どうやってそんな調査するんだろう……と、高任は首をひねってしまうのですが。
 そんな調査あったっけ…?
 まあ、最近でこそ、バブル崩壊やら価格破壊やら何やらで、物価の上昇そのものは30年前からそれほどの上昇を見せていないようですが、いわゆる家賃に関してはだけは、30年前の2.7倍になっているのだとか。
 一人暮らしの大学生にとって、家賃は絶対に節約できない項目だから……バイトを増やし、食費と交際費の節約、および学費を節約(笑)して生活しているわけですね。
 高任も、家賃の高さにびっくりした口で……6万、なにもせずに毎月6万円が、1階あたり18室の4階建てで、管理人雇って月30万円払う他に、管理費もかかるんだろうけど、毎月400万円近くの金が、このマンションの持ち主の懐に入るのか。
 おのれ、バブルははじけたが、やっぱり日本における不動産は偉大だ…というか、回転の良い学生マンションってのはぼろい商売だよなあ……などと、感慨にふけったモノです。(笑)
 ちょっと話が逸れました…そう、家賃じゃなくて学費の節約。(笑)
 まあ、他人のレポート書くかわりに、金とテキストをもらってた高任が言うのも何ですが、1冊3000円のテキストって、正直ふざけるなとしか思えないわけで。
 半期で授業が10個以上入るわけで……全員がそうではないけど、教授が指定したテキストと参考書をセットで購入させられ……つーか、自分で書いた本をテキスト指定するのは……いや、そもそもその教授の授業なんだから正しいのか……まあ、なんだかんだ言って、半期だけで教科書代が3万を越えるのがざらで。
 金は出したくないけど勉強はしたい、いや本音を言うと単位が欲しい……つーか、買った教科書を見せないと授業を受けさせてもらえない(授業を聞くのはよいけど、教授のチェックが入って名簿から消される…つまり、どうあがいても単位がもらえない)……くそう、これが資本主義における搾取か、経済学部だもんな……などと歯ぎしりしながら、先輩のレポートを仕上げて教科書をもらい、知人のレポートを仕上げて、他の授業(レポートじゃなくて試験オンリー)の教科書をもらう……など。
 まあ、他の大学の授業とかも聞きに行ってたので比較対照が出来るのですが……この、教授が自分の書いた本を教科書として無理矢理買わせるシステムってのは、私立大学ではほとんど存在しなかったように思います。
 時代の流れ的なことを考えると、今は国公立でも、そこまで露骨なのは少なくなってるんじゃないかなあとは思うのですが。
 まあ、実際に大学に入るまで多少なりとも幻想めいたモノを持っていたというか……授業というか講義というか、結局中学校の授業の延長線というか、経済のダイナミズムについて学生同士で熱く語り合うなんて事が出来るはずもなく、授業は単位をもらうための儀式で、勉強したいなら図書室に行って調べたり、他の大学の教授の講義を聴きに行ったりして、自分なりに知識を仕入れて思索の幅を広げるしかない事に気づくまで、それほど時間は必要なかったわけで。
 何の話ですかというと、今はネットの存在も踏まえて、かつて語られたような人と人が直接関わり合うことによって、思索の幅を広げるという手段が困難になっているというか。
 つまり、本および、ネット上で飛び交う情報を相手に、自分自身で問いと答えを繰り返して地道に進んでいく時代というとあれですが、それが主流なのだなあと。
 
 あれ、そんな話だったっけ?(笑)
 
 さてここで、あふれかえる情報を自分自身で取捨選択するだけでなく、かみ砕き、己の血肉に変えていく行為が為されているのかどうか……と思っていたのですが、どうもそれ以前の問題というか。
 この前読んだ本の中に、思考のスキップ機能という表現が使われてて、なるほどと膝をうちました。
 情報があふれかえっているから、『ん、この部分は何?』という疑問で立ち止まる事が出来ない人間が増えている……との趣旨です。
 この部分がわからない、わからないからそこを飛ばして次へ進む。
 小さい頃からそれを繰り返すことで……疑問そのものを持たない。もしくは疑問に対して問いかける事をしないというか。
 
 たとえばコンビニでは、食品を扱ってますから当然温度チェックがあります。
 1日に3回から4回、アイスケースの中、弁当やおにぎりのあるオープンケースや、その他諸々。
 そりゃ、氷やアイスが入っているのに、そこの温度が10度だったら融けます。
 要するに、機械に異常がないかのチェックですね。
 前にいたコンビニで、新人(といっても、もう1ヶ月ぐらい経ってる)に温度チェックをやるように言いました。
 チェック表には、基準温度が明記されてます(この機械は何度から何度までが正常…みたいな感じ)
 さて、温度チェックが終わって1時間後……バックルームに警報音が鳴り響きました。
 調べてみたら、アイスケースの故障というか異常発生というか、ここで新人が一言。
 
『ああ、さっきの温度チェックで温度が高いからおかしいなと思ったんですよ』
 
 日本には、どうやらこのアホを殴り飛ばしてはいけないという法律が存在していて。
 まあ、業者に連絡いれて、まだ何とかなりそうな商品を選別して別のアイスケースに避難……ダメなモノは、まあ、買い取りというか。
 
 ちなみに、このアホ……『おかしいなあ』と思うだけ優秀なのです。(笑)
 冗談抜きで、『おかしいなあ』と思っても何も行動しない、『おかしいなあ』と感じることさえできない人間が、ここ数年で急増しているように思えます。
 たとえば商品の品出しで、いつもいつもちょうどの数を棚に並べることは出来ません。
 在庫の牛乳で、1本だけ日付の古いのが残っているところに新しく入荷……品出しの時は当然日付をチェックしてからやるので余計なお世話かと思いましたが、その古い日付の牛乳だけ向きを変えて(上から見て、紙パックを閉じてある方向がひとつだけ縦)在庫の箱に置くと、どうなるか。
 何も言わずにそうしておくと、だいたい半分の人間が『なんでこれだけ向きが逆?』と気づいてくれます。
 まあ、それに気づいたからといって、日付の古い順に品出ししてくれるとは限りませんが。(笑)
 
 いつもと違う、何か変……『これが、わざとされているものなら、これには何の意味があるのか』という疑問を持った上で、『なら、今自分はこうすることを求められている』という風に、あうんの呼吸というか、そういうのが成り立ってこそ仕事は成立するというか、そうでなきゃ仕事できないというか。
 今、そういうことが出来る人間が本当に減っているとすると……なかなか怖い想像というか、実際にそういう羽目に陥っているので、日本社会がきちんと動いていくのかなあと心配になります。
 
 余談ですが…『あうんの呼吸に頼らず、メモと伝言残せよ』という意見の方もいらっしゃるでしょう。
 伝言は当事者まで伝わらず、メモは名指しであるにも関わらず読んでくれなかったり、自分には関係ないからゴミだ、と勝手に捨てる人がいたり……通常、コンビニでは20人以上のバイトが存在しますが、朝〜昼〜夜と、重要項目を伝えるホットラインというか、それを伝えられる人の流れは、経験上数人しかいませんね。
 もちろん、店によっては5割ぐらいまで上昇しますが、ひどいと2割未満になるような……。
 
 
 2月23日(水)
 
 そいや、そいや、そいや。
 などと、かけ声と共に、杉花粉が高任の周りで手を繋ぎ、マイムマイムを踊り狂っているような。
 どうやらこの週末は、ぐっと気温が上がる模様……多分、ブアーッとくるので、これぐらいでひるんではいられない。
 
 ニュージーランドで地震……はて、去年にも大きな地震があったような記憶が。
 それはさておき、ニュージーランドのクライストチャーチ市と言われても、大聖堂しかイメージできない自分が哀しい。
 日本では邦人の安否を気遣うニュースが主ですが、出来るだけ被害が少なくなることを……今後の色々も含めてそうなることを願う。
 
 この前日記に書いたばっかりだっていうのに、農林水産省が4月から輸入した小麦の売り渡し価格を5銘柄平均で18%値上げするとか発表しやがりました。
 それはつまり、高任が日記のネタとして書くのには遅すぎたというわけで……本音を言うと消去したいところですが、まあ愚かしさの証明というのも必要なので、なんとか思いとどまってみる。
 前回の値上げは……多分平成20年の4月。
 基本、輸入小麦の売り渡し価格は年に2回の半年分、4月と10月決定だから、4月だったのは間違いないと思います。
 この時は、30%だか、40%だか……そのぐらい?だったはず。
 
 次は、リビアのカダフィ大佐か…。
 高任個人としては、この連鎖に何らかの恣意的なモノを感じて仕方がないのですが……あまり多くの血が流れないことを望むのみです。
 
 
 2月24日(木)
 
 いやあ、サ〇デーとマガ〇ンが早々と売り切れた日のシフトに入ると、気分がいいですね。(笑)
 いや、マナーの悪い立ち読みの客がいなくなるから。
 ……まあ、本当にマナーの悪い客というか犯罪者は、八つ当たりのように他の本を手にとって乱暴に投げ捨てたり(読まない)するので、いなくなるというわけでは。
 あれですね、昔アメリカなんかに旅行に行く人に対して、路上強盗に襲われたときのために、金はあまり持ち歩かない……みたいなアドバイスがされてましたが、実際は金をほとんど持ってないとか、持ってなかった場合、犯人が怒って殺されるケースが増えたみたいな。(笑)
 最近、漫画なんかが立ち読みできない本屋のみならず、コンビニも増えてきてますが、立ち読みの恩恵を受けているはずの人間が、立ち読み出来なくなる方向の行動を取るのは愚かとしか。
 漫画読んでるくせに、多分想像力がないんでしょう。
 まあ、流れ的に……コンビニ全店で、主要漫画誌の立ち読みが出来なくなる日も近いのではないのでしょうか。
 
 
 2月26日(土)
 
 ふむ、今月というか、先月下旬から今月中旬の1ヶ月間の電気使用量が60か……もう少しで記録更新だったな。
 
 3DS発売。
 初回出荷は40万台だとか。
 
 
 2月27日(日)
 
 東京マラソン。
 気がつけば5回目か。
 
 ほう、大学試験中に、携帯で試験問題を……って事は、試験管がいるから、ばれないように、利き腕じゃない方に筆記用具を持って、利き腕でポケットの中の携帯をブラインドメールってわけですか。
 むう、プロですね。
 
 いや、協力者がいればカメラで撮って即メール、で、協力者が書き込み……というのもありか。
 
 ま、それはさておき……高任は詳しくないのでさっぱりなんですが、携帯で掲示板に書き込みなんかしたら、一発で身元とかばれるんじゃないんでしょうか。
 さすがにこの操作に関して、情報公開を拒むって事はないでしょうから。
 可哀想に、仮に合格してたとしても取り消しの上に前科がついて、他の大学で合格としてたとしても、非社会的な行為云々…で、合格を取り消されるのは確実。
 いや、他人の携帯とか…拾った携帯なんかでやってたらわかんねえか。
 まあ、それはそれとして……今頃、犯人はどんな心境なんでしょうか。(笑)
 漫画、アニメ世代では誤解している人が多いですが、上からの圧力がかからない限り、日本の警察は優秀です。
 
 ああ、でもこの大学の2次試験の英訳文の形式とか、すげえなつかしいなあ……今でもあの頃と同じ形式なんだ。
 と、いうか……このベストアンサー、なんかおかしくね?
 いや、高任は英語に自信が全く持てない人だからアレなんですが……。
 
 
 3DS、売れ行き好調だとか?
 まあ、買う人間は最初から買うから、好調なのかどうかがちょいと疑問ですが。
 2010年度の、国内家庭用ゲーム機およびソフトの販売額は約5000億円……2007年度からの3年で3割減。
 3年で3割ってことは、年平均で12%の減少というとこでしょうか。
 パソゲーはちょっと変わってくるかも知れませんが、パソゲーにおいてユーザー(?)4人に3人が、違法コピー、ダウンロードによってそれを手に入れて、残りの半分が中古販売などの利用と言われていて……まあ、事実だとしたら終わってますね、マジで。
 中古販売において、制作者に利益が還元される仕組みが出来ればまた状況も変わってくると思うんですが……制作後5年とかの期限付きでも。
 
 
 2月28日(月)
 
 2月も終わりか……。
 アパートの更新契約の書類が送られてこないのですが……まあ、最低でも2月の3日には管理会社のところについたはずで。(2月1日に速達で郵送)
 そこから書類を作成して……というか、書類は作成されてるから、確認して、こちらに控えを送るだけ……なんですけどね。
 何か問題があったら、電話で……ああ、出てないな。(笑)
 それはそれで、こちらに何らかのアクションを送ってくるのは間違いないし……正直、知るかってな心境なんですが、後々にこちらが不利にならないような事だけはしておきたいなあ。 

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