8月1日(日)
 
 ……冷凍庫に玉子をいれるバカがいた。
 
 7月30日から予選ラウンドの始まった世界大学野球。
 
 ……世界?
 
 あ、いや、高任はちょっとだけ大人だから、それ以上は言うまい。
 言うけど。
 まあ、日本、アメリカ、キューバ、韓国、カナダ、、台湾、中国…あたりの参加国はさておき、やはり首を傾げざるを得ないのが、スリランカ。
 
 初戦の対アメリカ戦で、コールド負けは仕方ないにしても……のべ打者17人のうち、14人が3振。
 いや、それもう参加しちゃダメだろ……のレベルなのは明らか。
 
 つーか、何故スリランカ。
 野球が盛んという話は聞いたことがないし、そもそも盛んならもうちょっとレベルが上のはずで……つーか、レベルだけを考えるなら他に適当な参加国がいくらでもあるはずで…オランダなり、イタリアなり、オーストラリアなり……と、すると。
 スリランカが参加したというか、参加国になったのは、なんらかの政治的、経済的な思惑が絡んだ上での話なのは間違いなく。
 まだまだ内戦直後というか、そういうイメージ払拭の一環か、それとも復興に向けて、この大会のスポンサーが利権に食い込もうとしているのか……興味は尽きない。
 
 
 8月2日(月)
 
 『……高任さん、稚内の最高気温は24度らしいですよ』
 
 などと、遠い目をしながら全国天気予報を眺める同僚。
 何やら、エアコンに弱い体質らしく、最近まともに睡眠がとれていないご様子。
 
 油断してたら、最終回まであと3話……などとあおりが入ってしまった『カ〇タン』。(笑)
 うん、まあ…どうしようもないよね。
 
 
 国内最高齢とされている女性の行方がわからないとかなんとか。
 先日、111歳で存命中とされていた男性が、おそらくは何十年も前に死んでいたことが判明し、慌てて確認に走った感じでしょうか。
 まあ、ニュースになった方は、金銭的な問題も絡んで刑事事件にまで発展しそうな気配濃厚で、やさぐれた今の時代にぴったりな感じですが、こっちはちょっと無縁っぽく。(今のところ)
 
 まあ、なんにせよ……長寿のお祝いの贈り物なんかで、直接本人を確認してないこと自体に手落ちがあるのか。
 生きてると見せかけて金を取る……のは、当然許されないことですが、生きてるか死んでるか、身内でも知らない……その方が、ちょいと背筋の寒いお話なのかもしれません。
 
 
 8月3日(火)
 
 ゴミを捨てるとき、自治体の指定したゴミ袋に入れて……というのは、現段階で日本全国でほぼ共通した施策と思っていたのですが、そうでもなかったのでしょうか。
 まあ、燃えるゴミは全部庭で燃やす……みたいなところもあるけど。(笑)
 いや、今日コンビニでゴミ袋についてものすごく心配そうに聞いてきたお客様がいたというか……『アパートは初めてで…』などとも言ってましたが、一軒家だろうがアパートだろうが、指定のゴミ袋に入れなきゃいけないところは関係ないような気もしましたが、ぐっと堪えて、15分ほど説明を強要されました。
 つーか、引っ越してきたなら、住所移したときに市役所からゴミ捨てについての説明書をもらうはずなんだが。
 
 まあ、高任のアパートには未だに指定のゴミ袋の存在を知らない人間が最低2人はいるので、驚くようなことでもないか。(笑)
 
 
 8月5日(木)
 
 インターネットによる調査だかなんだか言ってましたが、小学生の4人に3人が缶蹴りで遊んだことがない……などとラジオから流れてきたのを聞きました。
 どうも、『缶蹴りで遊んだ経験のある子供の割合がそんなにも少ないのか?』という感じのニュースでしたが、高任としては『おお、今の世の中、4人に1人の子供が缶蹴りで遊んだ経験があるのか。思っていたよりかなり高い割合だな…』と感じました。
 
 いや、今更ここで缶蹴りのルールは書きませんけども……缶蹴りで遊ぶのに適したフィールドが、今の世の中でどれだけ確保できるかという話ですよ。
 そもそも、日本の人口の7割程度は、いわゆる都会というか、都市部に住んでいるわけで……地方の高齢化問題もふまえると、いわゆる子供というか、小学生の世代の分布も、それに準じていると思って間違いないでしょう。
 校庭のようなだだっ広いフィールドでの缶蹴りは、鬼がやたら不利というか……高任の感覚としては、小さな公園程度の……ちょっとした空間および、すぐ近くに障害物が複数存在するような場所。
 さて、公園ではそういった遊びが禁止されてますし、道路はもちろん危険で……なら、どこでやるかって、話になりませんかね?
 
 と、ゲーム機の普及なんかも含め……こういう事をふまえた上で、『4人に1人か、なんだかんだいっても、子供はたくましいぜ』などという想いを高任が抱いたとしてもそれは不自然なこととは思えません。
 いや、むしろ『そんなに少ないのか?』みたいな感じのニュースにした人間の感覚の方が不自然とは言えまいか?
 
 さて、みなさんはどう思いますか?
 
 
 ……一応自分でツッコミいれておきますが、上の文章はちょいっと主題がすれ違ってますからね。(笑)
 それに気付かない人は、現代社会において食い物にされている恐れがあります。 
 
 
 8月8日(日)
 
 おや、マヨネーズの賞味期限が……。
 
 なんか久しぶりに食べたけど、マヨネーズご飯、おいしいなあ。(笑)
 
 
 ぐわ……。
 しばらくおとなしくしておこう。
 
 
 8月9日(月)
 
 ふむ、なんとなく夏も終わりに近い気配ですな。
 いや、気温が下がってきたからと言う単純な話ではなくて。
 夏独特の、陰影の強い雲ももうすぐ見納めか…。
 
 24時間営業、コンビニエンスストア。
 その光に誘われて、夜はカナブンやら蝉やらが入り口のドアに体当たりを決行し、客が開けた隙を突いて店内に進入したりするのは、毎年の光景ですが。
 
業 者:「じゃ、お疲れ様です」
高 任:「お疲れ様でーす……って、どうしました?」
業 者:「いや、ドアの向こうに蝉がいて…開けたら入ってきそうで」
高 任:「はあ……(逆のドアを開け、蝉を捕まえて投擲)……どうぞ」
業 者:「すごいですね」
高 任:「え?」
業 者:「いや、僕は怖くて蝉をつかめないですよ」
高 任:「……はい?」
 
お客様:「あの、すみません」
高 任:「はい、なんでしょう?」
お客様:「えっと、ちょっとこちらへ…」
高 任:「はい…?」
お客様:「あの…商品に…」
高 任:「(商品の棚にいた、カナブンを捕まえて、店の外へ投げ捨て)……これで、よろしいですか?」
お客様:「あ、はい…(でも、買わない)」
高 任:「……(なぜ大の大人が、カナブンごときにびくびくと)」
 
高 任:「おや、こんなところに……(床を這っていたそれを捕まえて同僚に見せる)」
同 僚:「うわっ(慌てて後ずさる)」
高 任:「……いや、クワガタだよ、コクワガタ」
同 僚:「いや、そのぐらいはわかりますが…」
 
高 任:「お、カマキリだ…」
 
 以下略。
 
高 任:「お、待てバッタ」
 
 以下略。
 
 カナブン、蝉、バッタ、カマキリ……。
 まあ、女の子というか、女性が虫とかそういうものにキャーキャー言うのはわからなくもないですが(つっても、半分ぐらいは男性に対する演技だと高任には思われます)……男性が、それも大人がキャーキャー言うのに、ものすごく違和感を覚えるのは高任だけでしょうか。
 ちなみに、例に挙げたお客様が多いわけではありませんが、珍しくもありません。
 
 
 8月10日(火)
 
 さて、週末の夏コミの天気は…。
 
 ふむ、最高気温が33度……ということは、割と涼しめ(この夏で比較して)か。
 そろそろ、麦茶とか凍らせ始めるか。
 
 
 8月12日(木)
 
 昨日の昼から何も食べてません。
 あまり美しい理由ではありませんが、ぶっちゃけ、おなかを壊して……壊れ続けているからです。(笑)
 まあ、食べると……少々タイムラグをおいて、トイレに。
 つーか、昨日はトイレの中で過ごしたと言っても過言では……まあ、痛みはないので、苦しくはないのです。
 で、これだと仕事にならないなあ……と、絶食開始。
 つーか、水分もよろしくないのですが、さすがに季節柄脱水症状も怖いので、数分おきに口の中をしめらす程度に……ぐらいなら、大丈夫そうで。
 ちなみに、本当に何も食べなかったらまずいので、ひたすら飴をなめています。
 
 
 8月13日(金)
 
 よし、治った……ような気がするようなしないような。
 いや、だって実際に食べてみないとわからないじゃないですか。(笑)
 ふむ、こんな時はうどんかおじやだよ……。
 
 計ったな、孔明っ!?
 
 
 8月20日(金)
 
 なんだろう、コミケの後は流れるように時間が過ぎていきますね。(笑)
 
 むう、ゾンビが、ゾンビが…。
 
 8月22日(日)
 
 この二日間、主食はちくわとかまぼこです。
 
 かまぼこ、うめー。
 
 ……などという楽しい理由ではありませんが、まあ、美味いのは事実です。
 基本的に、高任は何かを食べ飽きるまでの期間がかなり長いタイプらしく……まあ、それは幸運なことだなあと。
 昔、1日3食、ご飯と味噌汁(具は乾燥わかめ)……を1ヶ月続けたことがありましたが、別に最後までおいしくいただけたというか。
 まあ、ご飯と味噌汁は飽きない食べ物の代表格やんけ…という意見はおいといて。(笑)
 
 
 8月23日(月)
 
 ああ、『カイ〇ン』終了か…。
 
 よし、やっと魔王を倒した。
 
 
8月24日(火)
 
 気温は相変わらずの高止まりですが、やっぱり陽射しに陰りが見えるというか……まあ、秋の気配ですね。
 
 
 8月28日(土)
 
 夏競馬も終わり…。
 今年はほとんど稼げなかったな…。
 
 洗濯物を干しているロープが切れて、地面に散乱。
 洗い直し……なのですが。
 同時に3本のロープが切れるってのは……どうも作為的な何かを感じてなりません。
 そもそも、荷重とか全然違うしね。
 
 ……いたずら、かなあ?
 
 
 8月29日(日)
 
 ふう、世界一のカジノ王になりました。(笑)
 
 発注作業のために、去年のデータを見ていて……『去年の8月31日の最高気温が20度』になっていて、データ壊れてるんじゃないの、などと。
 去年の日記を見てみたら、その通りでした。
 例の総選挙の翌日のことで、前日から10度さがって、その次の日はまた10度以上気温が上昇という、ジェットコースター(以下略)。
 
 
 8月30日(月)
 
 8月は当然、7月の中旬ぐらいから、ずっと真夏日なのでは?
 夏コミの直前に、台風が日本海を走った影響でちょっと涼しくなって、31〜32度の日があったけど、それ以外は毎日毎日33〜34度の最高気温推移だったような。
 というわけで、空を見上げたら秋の訪れを告げる筋雲発見。
 
 
 8月31日(火)
 
 某民主党の代表戦を間近に控えて……つくづく、小沢さんは嫌われているのだなあ、と。(笑)
 まあ、こういう世論が存在する限り、日本という国はある意味安心とも言えるし、別の意味でものすごく安心できないとも言えるわけですが。
 参院選が終わってというか、参院選のために首相をすげ替えた後………まあ、今度の首相も何もできないなあってのは、わかってもいいような気が。
 まあ、政治家に何を求めるかという世論そのものを考えると、『毒にも薬にもならなくて、見た目いい人という、本質的に何もできない人間が、この国における理想の政治家像』っぽいので、国民の意思を反映してしまうと、こうなりますよね。(笑)
 まあ、今更そういうこと言ってもあれですので……夏も終わりですし、マスコミの表現に注意してみようということで、格好のテキストを見つけましたので、それを。
 
 『過去の歴史をひもとくと、支持率が低い政権時に経済再建というか、不景気からの脱却がなされている。』
 
 ……まあ、こういう文章が何を意味するかというと、『国民の支持が高い』ことは、そのまま政治力というか、そういうものに直結しない……という流れにもっていきたいわけで、じゃあ、この文章は誰を支持したものか……ぐらいは、10秒とかからずに読まないと、現代社会ではかなり厳しいものがあるでしょう。
 
 と、まあこれがレベル1だとすると……『支持率が低い政権時に、経済を〜』というデータに対してのアプローチがレベル2。
 よし、このデータが正しいかどうか調べればいいんだね……ってのは、小学校の夏休みの宿題意識レベルです。
 しかも、『(データを調べて)本当だ、じゃあ、支持率が低い方が政治力は信頼できるんだね』などと、馬鹿丸出しで感心すると、マスコミというか、誰かの手のひらでころころ転がされる羽目になるでしょう。
 データの良い部分だけ抽出するなんてのは、マスコミの常套手段ですが……ここはあえて、このデータが全面的に正しいと仮定した上で、このデータにどういう意味があるのかを考えてみようではありませんか。
 
 ……つーか、データの正誤を調べなくても、『あ、たぶんこのデータはある程度正しいんじゃないかな』……と、推測できて、レベル2です。
 
 『わからない』と思った人でも、たぶん説明されるとあっさり理解できると思います。
 ただ、『説明されたらすぐに理解できた』……高任が思うに、これが一番危険。
 なぜなら、どこかの誰かの『こういう風に理解してほしい』という狙いに一番引っかかる人種だからです。
 ちまたにあふれかえる『わかりやすい…』『一目でわかる…』『誰でもできる…』ってな書籍の多さに、心が冷えるのは高任だけじゃありますまい。
 
 どうでもいいから、さっさと答えを…などという方に。
 あえて詳しくは説明しませんが。(笑)
 
 まず、景気は循環します。
 景気が悪いとき、基本的に支持率は低くなります。
 
 つまり、支持率が低い政権が誕生したとき……既に不景気が底をうっていて、もしくは時期的に景気回復に向かう期間への転換期に政権が位置した可能性は非常に高い。
 
 支持率の低い政権が、どういう状況でどういう政策を打ち出し、それがどういう効果を及ぼして……などという具体例を、複数の政権に渡って説明がなされない限り、例のテキストが導こうとする理論は全く成り立ちません。
 つーか、支持率高い政権について、説明してない時点であれですしね。
 
 と、すると……こういうテキストを書いた上で、『世論の支持は必ずしも…』という論調で文章を展開させる人間は、『データの裏に潜む原因というか、必然というか、そういうものを読み取る見識がない馬鹿』か、『意識的に読者を馬鹿にした詐欺師』のどちらかであるわけで。
 少なくとも、マスコミとは呼べない人種です。
 
 
 ……はい、レベル3。(笑)
 
 上の高任の文章には、論理の飛躍というか、おかしな部分が散見できます……つーかできるはずです、そーいう風に書いたんだから。(笑)
 つーか、レベル2のあれで『なるほど』などと、ぽんと膝を打つ人間は危険ですよ。
 
 まあ、たまにはこういうことを考えるのも良いのでは。
 ただ『ニュース』とやらを目にして、耳に入れるだけでは、民主主義国家の一員としては不十分というか、みんしゅしゅぎに成り下がってしまいますし。

前のページに戻る