12月1日(火)
 
 さて、師走です。
 バイト帰りに映画館をのぞいてみたのですが……今ひとつそそられるタイトルがなかったのでスルー。
 映画料金そのものより、2時間が惜しい今日この頃。
 
 今年はサンマがちょい高め。
 いや、去年が安くて、今年は平年並みなんですけどね……サンマご飯〜などと書きまくった去年の日記のようには。
 つーか、12月になったから、もう冷凍物が出回る時期だったり。
 
 そうか、甦ることはできなかったか……。
 スポーツ新聞夕刊紙のひとつ(夕刊レジャー紙ともいう)である、内〇タイムス。
 高任は良く知りませんが、かなりの歴史があったそうで……まあ、不況やら販売不振やらで名前をリ〇ルスポーツにあらためたのが、6月だったか9月だったか。
 まあ、〇外タイムスが名前を変えて生まれ変わります……などと予告して、甦る内外〇イムスと銘打ってた時期もあったわけですが。
 今日、唐突に、何の予告もなく……新聞そのものがやってきませんでした。(笑)
 関係者にとっては笑い話じゃないんでしょうけど、どうせなら『さようなら〇外タイムス(リアルスポーツ)』とか銘打ってラストにすれば良かったのになあ……。
 しかし、高任が関わっていたコンビニ等で、それの売り上げは、ゲンダイとかフジとさほど変わりはなかったわけで……まあ、親会社の体力の違いとも言うか。
 
 
 12月3日(木)
 
 某怪盗3世のテーマ曲(危険な夢と言われても〜♪の方)を頭の中で流しながら、きっと雨が降り始めるまでに家に帰れるはず……と、バイトに出かけたのですが、朝の9時過ぎから雨とか言ってたくせに、朝の5時前から降り始めたり。
 ちなみに、今日は一日中というか、夜半過ぎまで雨らしいから、洗い直しは明日。
 
 
 12月4日(金)
 
 夜更けには雨は止み、良く晴れた一日だったのですが……夕方になっても、雨で濡れた道路は乾かないまま。(笑)
 いや、洗い直した洗濯物がかわくわけねえってはなしですよ。
 ちなみに、明日は午後から雨……おーい。
 コインランドリーの乾燥機で乾かすしかないですか、そうですか。
 
 某釣り既知三平のあれが、ついに完結……って、このシリーズ5年以上かけたのか。
 まあ、それはさておき『釣りシーンのない話の展開にストレスを感じ』という作者のコメントでちょっと笑いました。
 
 
 12月5日(土)
 
 世界最高の閣議。
 という新聞記事の見出しに、『はて、どこの国のことかいな』と読んでみたら、ネパール政府が、標高約5545メートルのところで閣議を開いたのだとか。
 なるほど。
 ちなみに、ヘリコプターで現地集合だったとか。
 一応、ヒマラヤ山脈では気温上昇における影響によって、氷河の後退や、新しくできた池や湖(氷河が溶けて現れたモノ)が決壊して洪水を起こす危険性が指摘されており点…まあ、そういうことをアピールするためなんだとか。
 
 ちょっとよそ見をしました(笑)が、今日の本命は昨日東京地裁で行われた訴訟判決について。
 2005年12月8日、東証マザースに新規上場した人材派遣会社ジェ〇コムの売買において、某み〇ほ証券が、『一株61万円で売却』するところを『一円で61万株売却』と過って注文。
 もちろん、間違いに気付いてすぐに取り消し注文をした(1分25秒後)のですが、東証のシステムはこれを受け付けず、そもそもジェ〇コムの全発行済み株数は一万四五〇〇株にすぎないというのに、約一四万株の売却が成立。
 某み〇ほ証券は買い戻しや、同株を買った投資家に現金で決済するなどし、約400億円の損失を出し……。
 
 まあ、早い話、東証のシステムの不具合が原因だとして、某みずほ証券が東証に約415億円の損害賠償を求めた……という訴訟です。
 
 判決を簡略にまとめると、誤発注から約5分30秒の時点で全発行株数の3倍の売買が成立しており、この時点で東証は異常に気付きべきだった、と。
 なお、誤発注から約7分後には売買停止が可能だったはずあり、これ以降に生じた損害約150億円について、東証の過失は7割として、賠償額を約107億円と算出。
 ちなみに、注文取り消し義務については某み〇ほ証券の主張を退けた、という感じ。
 
 株式注文を勝手に止める権利を取引所が持っているかどうかについて高任は疑問ですし、そもそもシステム開発を請け負った某富士通の責任について言及する必要はなかったのかとか、納得できるような、納得できないような、正直しっくりしない判決だなあと。
 まあ、全発行済み株数が約1万5千しかないのに、61万株を売却するという注文そのものを受け付け(以下略)
 
 などと、色々書いても正直なところ意味がありません。(笑)
 何故なら、本質的な原因がどこにあるかを考えると……これは、東証でも、某み〇ほ証券にも存在しないと思うからです。
 株の取引の場合、同じようには言えないのですが……以前、パソコンの値段を間違って登録し、普通なら考えつかないような極安のパソコンを個人で100台ほど購入し、販売者側に文句を言ってごねまくったケースがありました。
 一言で言うと、『向こうのミスってすぐにわかるだろ、ボケ』って事です。
 向こうがミスしているとわかっているのに、『これは大チャンスだぜ』とばかりにつけ込むような行為……本質的な原因というか、高任としては結局はここが大きな問題としか思えません。
 株の場合、成り行きで買い……とか注文してて、結果1円で購入できたみたいなケースがほとんどだったと思いたいし、少なくとも初期の取引はそうだったんでしょうけどね。
 新規上場したジェ〇コムの株価に悪影響を与えたのは事実ですし、まあいろんな混乱を招いたことも確かなんでしょうが……『一円で買えると理解して、それを買った人間にもっとも大きな責任があった』と高任は考えます。
 
 
 サッカー、某鹿島の3連覇。
 優勝チームの勝ち点が66で、最下位の勝ち点が27、降格の最上位が34……。
 よく言えば混戦なんでしょうけど、正直なところレベルの低下なんじゃないかと高任は思います。
 J2も合わせて、プロサッカーチームが36。(加盟団体とかおいといて)
 まあ、素人考えでも、各ポジションの定数プラス1の主力をそろえるってのが、基本的スタイルだとおもいますので、常時試合に参加できる人間を1チーム15人と仮定、一線級でプレイする人間は540人ってことですね。
 ちなみに、日本のプロ野球は12球団で1軍枠……まあ、2軍のトップクラスも含めて30人として、360人。
 正直なところ、日本サッカーにおいて、プロというか、これだけの規模を支える基盤がないと高任は思うのですが、どんなもんでしょう。
 各チームの選手層が厚くなりすぎて、活躍の場を与えられない選手が増えてどうしようもない……というわけじゃなく、まず規模の拡大にとりかかり、その後内面の充実を図るという図式が必ずしも間違ってるとは思いませんが……。
 
 そういや、ワールドカップの組み合わせが決まったんですね。
 オランダ(3?)、カメルーン(11)、デンマーク(26)……()内は、世界ランキング。
 まあ、勝負に絶対はないとは言いますが……最高に良くて1勝2敗か。
 願望も含めて(笑)2敗1分の可能性が一番高くて、その次に3敗、次に1敗2分……程度?
 
 事件処理の手間を省くため、銃刀法に抵触するカッターナイフの刃を折り、軽犯罪法違反で立件した……などで、警視庁は昨日証拠隠滅と、虚偽有印公文書作成・同行使の教唆の疑いで男性警部を書類送検したとか。
 停職一ヶ月の懲戒処分となった警部は、依頼退職したとか。
 
 ……だけじゃあ、多くの人には何のことかわかりませんよね?(笑)
 
 2007年4月、部下3人が職務質問した30代の男性の車の中にカッターナイフを見つけ、交番に連行。
 さて、このカッターナイフは刃渡りが8センチあり、刃渡り6センチ以上に適用される銃刀法違反にあたいしたわけですが……そうなると、警察署の生活安全課に引き継ぐ必要があり、それに伴う書類作成など……事件処理の煩雑さを嫌って、男の隙を見てカッターナイフの刃を折り、5センチほどにして、軽犯罪法違反の書類を部下に作成させてお終いにした……という事です。
 
 ……と、大抵の人間はこれを読んで『むう、けしからんっ!』などと怒りを覚えるよりも先に、『え、カッターナイフ持ち歩いてたら捕まるのっ!?』という驚きにとらわれるんじゃないでしょうか。
 まあ、そもそも職務質問された男性がどういう状況で……ということが、記事にはまったく書かれてないのであれなんですが、はっきり言うと捕まるのです。(笑)
 まあ、その気になれば警察が捕まえられない国民は1人もいない……というか、狭い道で前から車がきたから、他人の敷地内に足を踏み入れてやり過ごした……などでも充分に捕まりますしね。
 何はともあれ、この記事から得られる教訓は……。
 
 カッターナイフを持ち歩くとき、刃渡りは3センチ未満におさえましょう。
 
 え、6センチじゃねえのかよ?
 と首をひねった方、良い機会ですから少し調べてみてはどうでしょうか。
 
 
 12月6日(日)
 
 某石川選手が、史上最年少の賞金王……ゴルフの話。
 なんか、前日のサッカーと話がかぶりますが……若手の躍進と言うより?
 ちなみに、5年前……年間29試合しかなかった日本ゴルフツアーにおいて、外国人による勝利は約半分の14。(15だったかも、うろ覚え)
 今期、外国人の勝利は1つ。
 素晴らしい、日本人選手の底力だぜ……などと手放しで拍手するのは、多分病的な国粋主義者のみかと。(笑)
 わずか5年前、アジアンツアーおよび、日本ツアーで腕を磨き、世界最高峰の舞台であるアメリカツアーへと羽ばたく事を考えていた外国人選手はものすごく多かったのです。
 そして現在、アジアンツアーはさておき……日本ツアーに参加する外国人選手の数は激減というか、相対的なレベルが低下してます。
 なんか、前に言ってることと矛盾してないかと突っ込まれるかも知れませんが、ゴルフにおいて、日本ツアーという舞台は世界から見捨てられつつある……いや、既に見捨てられた舞台と言えるでしょう。
 別に、某石川選手がどうこうではなくて……それのみを話題の中心にすえ、依存状態のかいま見える日本男子ゴルフ界に、ちょっと危ういモノを感じるの高任だけでしょうか。
 まあ、それを承知の上で御輿を担いでいる面も多分にはあるんでしょうけど。
 いや、ラグビーとか、バレーとか、バスケとか、ハンドボールとか、危ういなんてレベルじゃないスポーツは腐るほどあるんですけどね。(笑)
 まあ、正直なところそれほど興味のない人がほとんどでしょうし、そういう人たちがマスコミのそういう甘ったるい意見だけを耳にするのは危険かな、とおもって敢えてここに書いた次第です。
 
 さて、例の定額給付金。
 金額にして予算の約1%が国庫に戻ることになったとか。(11月末時点での総務省まとめ)
 対象約5500万世帯のうち、約130万世帯の申請がなかった……ということは、97.5%程度の世帯が受け取ったと。
 まあ、給付金の趣旨に反対で申請しなかったのか、、自治体が転居先をつかめずに申請書そのものが届かなかったのかは不明ですが、世論調査であれだけ反対してたのに、結局最大限で2.5%の世帯だけが行動にうつしたってことですか。
 まあ、あの手の世論調査がどの程度正しいのか高任は疑問に思ってますが、結局受け取るぐらいなら最初から反対するなよ、ぐらいの捨てぜりふは吐きたいですね。(笑)
 もちろん、高任の以前の日記にも書きましたが、多数の自治体が『使い道が決まってないとか、受け取る意志がないなら』自治体に寄付してください……と呼びかけたようなので、97.5%の中に、寄付した世帯が含まれるって事は明記しておきます。
 まあ、わざわざ『受け取ったという実績を残したくないので寄付なんかしたくねえ』などと考える高任みたいなパターンはそれほど多くないと思うんですけど。
 それはさておき、給付金を一旦受け取って、そののちに寄付……という手段をとった自治体が多かったようで、あまり寄付は集まらなかったとか。
 ただ、給付金申請書の封筒の中に、寄付申込書も入れて、申請書と一緒にそれを提出すれば自動的に寄付にまわるようにした自治体などでは、それなりに寄付が集まったという話も聞きます。
 積極的な善意に期待せず、一手間だけですむようにすれば集まる寄付金の額が増えるぐらいは、簡単に想像できるだろうに……などと思ったのですが、それも善し悪しがあるというのは、某横浜市の例。(笑)
 1万1千件あまり、総額にして約1億円の寄付(給付金だけの寄付かどうかは不明……というか、12円という半端があるから、多分それだけじゃないと思う)が集まった某横浜市では、給金申請書と一緒に寄付申込書を入れて手間がかからないようにしたのが功を奏したのは事実でしょう。
 しかし、クレジットカードでも寄付できるようにシステムをつくり……寄付金申請書などの費用が全部で約1800万円。
 いや、かけた費用以上に集まったから成功だよね……と言えなくもないですが。(苦笑)
 
 ちなみに、申請書を入れた封筒の裏にふるさと納税での寄付を呼びかけた某大阪市の場合、給付金と同額の寄付を集計したところ、10月末で60件、99万2千円だったとか。
 封筒の裏に、それを印刷する費用はいくらだったんだろう……。
 
 総額約2兆円の給付金を支給するにあたって、各自治体が、各世帯に送る申請書を作成し、給付のシステムを整え……日記でも書きましたが、『申請をお忘れではありませんか?』などの呼びかけの書類など……今更ですが、それだけ手間暇かけてやることかよ、などと、ほんとーに今更なんですけどね。(苦笑)
 そういう意味では、高任は居住する自治体に余計な金と手間をかけさせたわけです……いや、趣旨に反対だからいらないって送ったんだけど。
 何はともあれ、97.5%の世帯がそれを受け取ったという実績が残っちゃったわけですよ。
 一応、傾向で言うと地方における給付金申請の割合は高く、都市部では低かったらしいです。(といっても、東京や愛知で、95%代という数値)
 
 ああ、これが世論調査で6割から7割が反対なんてでていた結果通りに、そのぐらいの人間が受け取り拒否してたらなあ……と。
 その結果を受けて、もう少し政治家と呼ばれる人間も何か考えたんじゃないかというのは、高任の愚考ですか。
 高任個人としては、選挙以上に意義のある意志発表の舞台だと思ってたので、残念ですな。
 
 
 12月7日(月)
 
 
 へえ。
 最近日本では、危険だからと公園から撤去されている回転遊具。
 まあ、あれと同じ形というわけじゃないですが、基本的にグルグル回して乗ったりする遊具をポンプと連動させて、地下水を汲み上げるという機械が、アフリカで広がりつつあるのだとか。
 遊具は『プレー・ポンプ』というらしく、回転させると地中でシリンダーが動き、地下40メートルの水を吸い上げて地上のタンク(2500リットル)にためるのだとか。毎分16回転で1時間回せば1400リットルの水が得られる計算で、使用電力は無し。
 もちろん気になるのは設置費ですが、約120万円……でこれは寄付で賄い、修理などの維持費は貯水タンクに貼り付けた広告の収益を…?
 び、微妙に不安が残りますが、地域によっては何時間もかけて川や沼に水くみに行く女性の負担が解消される事は、いろんな意味でよいことでしょう。
 ただ、地下水云々の問題はもちろん、根本的な問題の解消にはなってないところがあれでしょうが……少なくとも悪い話ではないはず。
 ちなみに、南部アフリカを中心に現在1500基を導入……東アフリカでも設置が検討されている……。
 
 ふむ、南部アフリカが中心ね……とすると、やはり設置場所はどこでもいいなんていう単純な話でもなさそうですな。
 実際、干ばつに悩まされている他の地域で、それが機能するかどうか……など、記事には書かれていませんが問題は多そう。
 つーか、ライフラインそのものが標的になりうるわけですし…。
 
 
 12月8日(火)
 
 不思議な場所。
 いや、多分科学的に言うと不思議でも何でもないんでしょうけどね……多分、大抵の人間は、その光景にちょっと首を傾げるというか、自分の目を疑うんじゃないかと……バイトの帰りに、どこか近道はないかと寄り道しててそういう場所を発見しました。
 
 12月の寒空の下、太陽に向かって咲くヒマワリの花。
 
 ビニールハウスの中なんてオチじゃなくて、冗談抜きで、ヒマワリが咲いてるんです。
 まあ、権力者の顔色をうかがうような花(笑)というたとえもありますが、やはり夏の花という固定観念があるだけに……。
 
 
 12月12日(土)
 
 
ちょっとネタ的に遅いのですが、今年のプロ野球ドラフト(某チーム3位)にかかった少年O。
 地元の居酒屋で同級生3人と3合瓶の泡盛を飲んでいたところ、客に通報されて警察に補導されたとか。
 学校からは2週間の停学処分……これを受けて球団側が契約条件見直しを検討つーか、そもそも入団会見欠席の裏にはこういう事情がありましたか。
 まあ、時代の流れ的に飲酒に関する世間の目は厳しくなりつつありますが、正直なところ、そんな大騒ぎすることか。
 まあ、居酒屋で飲酒…という迂闊さは責められても文句いえんでしょうが。
 
 
 冷蔵庫の中の大根(1本丸ごとじゃなくて、半分にカットしたモノ)を手に、しばし呆然。
 
 おとーさん、こんな『す』の入った大根買ってくるような子供に育てた覚えないんじゃ、こらあっ!
 
 いや、そういや昨日寝ぼけた状態で買い物行って、大根買ったよなあ確かに……などと、自分が悪いから、怒りの持っていきようがないと言うか。
 つーか、こんな一目でダメじゃんってわかるような大根買って、それをレジに持っていって『うわ、この人こんなの買ってる。全然野菜とかわかってない人なのね、くくくっ』などと心の中でであざ笑われていたのかと思うと、高任は、高任はもうっ!
 
 まあ、それはさておき……値下げ合戦だかデフレだか、最近はコンビニにおいても、100円ショップのような感じの商品が次々に登場し、レジ打ちしながら『105円、105円、105円、105円……』などと針の飛んだレコードよろしく読み上げ登録する事が多くなって、いろんな意味であれだったり。
 つーか、商品を手にとって『え、これ105円だって、安いよね』などと語り合う客連中を見ていると、いかにこの世の中、物の値段をわかってない連中が多いのがよくわかります。
 多分、こういう連中はスーパーのチラシの安売りなんかで騙されっぱなしというか。
 
 毎日とまでは言わないモノの、ある程度定期的に買い物さえしていればいろんな商品の底値ってやつがわかってくるものなのですふつーは。
 安いというだけで買う人間が主流になったとき、それこそ『悪貨は良貨を駆逐する』というセオリーが機能するので、結局自分たちの首を絞めるだけっつーか。
 
 つまり、こんな大根を買った高任は……おおおおおおっ、どちくしょうがっ!
 
 
 大学の先輩からハガキ。
 
 
 12月13日(日)
 
 さて、タイガーはいかなる時もタイガーだった……などと、面白おかしくネタにされまくり、ついにはしばらくゴルフを休業するとまで(以下略)
 まあ、アメリカは基本的にキリスト教の国だから、こうなるんだろうなあ……などと、高任は一応同情する立場で。
 そもそもこんな大騒ぎになる事が、某タイガーの知名度によるものであるのは明かですし、借金のカタに無理矢理……とかいう関係じゃない限り、そういうのは本人同士の問題に過ぎないとしか思えませんし。
 つーか高任は男なので、確実に偏った見方になってるのはわかってますが……一度関係しただけの人間を愛人とは呼ばないと思う。(笑)
 そんなこと言ってたら、世の中の男女って、愛人だらけじゃね?
 結局、数を水増しした方が記事として面白おかしくなるので、そういうのも全部含めて……って事なんでしょうけどね。
 まあ、一度関係を持っただけで、しかも口止め料を百何十万ドルもらっておきながら、マスコミ関係に自分のことは棚に上げてぺらぺらしゃべる人間は、水の入ったペットボトルで100発ぐらい殴ってもケガ1つしないぐらい面の皮が厚いんでしょうねえ。
 タイガーが結婚してるのは承知で関係を持った女性だって、同じ程度に責められるべき存在じゃあないのかなあ……と高任は首をひねらざるを得ないのです。
 奥さんなり、家族が……まあ、ビジネスの関係者も含めようか……それを責めるのは理解できますが、そもそもなんの関係ない人間が責めることに何の意味があるのか?
 つーか、どう考えてもここまで騒ぎが大きくなった根本的な理由は、『ゴルフが強くて、何百億も稼いで、綺麗な奥さんもらって、そのまま紳士で死んでいったら許さんっ!』みたいな、やっかみの感情からくるもんとしか。(笑)
 
 まあ、それはさておき、家族思いというクリーンなキャラで売ってるタイガーだけに、一連の騒ぎはまさに痛恨の一撃とよべるものでしょう。
 
 どうやら、本の販売が21年ぶりに2兆円を割り込むことが確実になったとか。
 まあ、雑誌が次々と休刊になっている現状から、そりゃそうだろうと頷ける数字ではあるのですが、それだけじゃあないよなあと。
 たとえば、雑誌に対して書籍……これ、2008年において、返品率40%を越えてます。
 そして、新刊の発行件数(よーするに、どれだけの種類の本が出版されたか)に関して、20年前の約2倍。
 もう、深く考えるまでもなく、少しでも売り上げを増やそうとして刊行点数を増やす出版社に対して、箱の容量は変わらない所かむしろ減少しているから、返本するまでの期間が短縮され(以下略)。
 あ、ついでに言うとこの売り上げには、古書店での販売額は含みません。
 
 それにしても、某ジ〇ンプの600万部越えとか、正気の沙汰じゃないよなあ、今思うと。(笑)
 まあ、今月始めに販売された某ワ〇ピースの単行本は、初版が約280万部とか帯に書かれてるんだけど本当でしょうか……つーか、いつになく売れ残ってるんですけどね。(笑)
 ここまで古書店云々が大規模になってくると、売り切ったら再販という従来の姿勢ではまずいからなんでしょうね……ゲームなんかの、販売から最初の2週間で、最終実績の7割から8割にたっするというスタイルにならざるを得ないというか。
 ちなみに、コンビや書店において万引きされた漫画は、ダイレクトに販売実数という形では現れませんが、委託販売という形を取っており、返本するモノがない故に、結局は販売数になります……多分。(笑)
 そして、万引きされた漫画は、その多くが古書店に売り払われ……いや、万引きは犯罪だけど、せめて自分が欲しいんだけど、お金がなくて買えないものを万引きしようよ。
 
そもそも貨幣は何らかの権力を基に、ある地域に住む人間全員が了解した上での簡便道具に過ぎず、買い物は貨幣を含んだ物々交換の姿なわけで。
 交換するモノをもってないのに、それを求めるということは……つまり、そういう代価をしかるべき形で払うことなんだけど。
 うん、懲役とか、罰金刑でね。(笑)
 
 ふたご座流星群。
 今日から明日にかけてピークだとか……ただ、高任はあまり流星とかには興味はなかったり。(笑)
 のんびりと、夜空を見上げる方が好きです。
 
 
 12月14日(月)
 
 ん、やっと冬到来か。
 やはり、最高気温が一桁じゃないとね。
 北海道の釧路あたりと比べると、20度近く違ってくるのはさておいて。(笑)
 例のヒマワリが、朝霜にやられてしおれてました。
 
 某サミュエルソンさんが亡くなられたとか。
 この人のために、ノーベル賞の経済学賞は創設された……と噂されるぐらい(1969年創設、氏は70年受賞)、いろんな意味で現在の経済学に影響を与えた人間です。
 つーか、大学で経済を学ぶ人間はほぼ例外なくこの人の著書を目にすることになるはずで(以下略)。
 
 
 12月17日(木)
 
 秋葉原へ。
 また1つ、馴染みの店が消えてました……某銀河鉄道の歌を口ずさみながら、チラシを押しつけようとするメイドさんから逃げまくり……つーか、競争すごいんだろうな。
 冬コミのカタログを買い、何かネタになりそうなゲームを探してうろうろし……多分面白いんだろうなというゲームはあっても、いわゆるはっちゃけたゲームは見つからず。
 それにしても相変わらず、いざというときの避難経路が難しい店が多い。
 
 いつも行くスーパーで、筍の水煮の安売り。
 ……はて、例年正月前になると需要が増える(おせち料理なんかで)ので、この時期に安売りって事は、何か問題ある商品なのか……と、手にとって観察。
 よくわからなかったので、とりあえず一袋購入。
 まあ、筍ご飯にでもしてみるか…。
 
 
 12月19日(土)
 
 コペ〇ハーゲン合意。
 
 何が合意なんだか……。
 まあ、京都議定書が延長されなかったことは、ある種の救いといえなくもない……という意見もあるでしょうが、その実質は偽装延長でしかないですしね。
 それと同時に、ある意味これが精一杯の結果という、諦念じみたモノもありますが。
 結局、経済闘争意外の何物でも…。
 
 やはり、それなりに有名な人間が当事者になると、記事の扱いも大きくなるみたいですね。
 いや、例の元レーサーで、今は冒険家だかなんだか知らないけど、富士山における遭難の件。
 ただ、『冬の富士山はヒマラヤ以上に危険』という一文は、いかがなものか。(笑)
 そりゃ、独立峰なんだから風が強くなるのは当たり前で……つーか、多分警告の意味も含めた脅し文句としてこういうコメントを採用したというところですか。
 
 バレー。
 全日本選手権(女子)で、プレミアリーグ勢を連続で破ってベスト4に名を連ねた東〇州龍谷高校(大分)。
 全国選抜優勝大会(春高バレー)、全国高校総体、国体の年間3冠完全制覇を成し遂げたチームですが、やはり『全国に敵なし、今後これより強い高校生チームが現れるかどうか』……と(一部で)評されただけあって、強かったようです。
 バレー雑誌などを見てからじゃないときちんと書けませんのでメモ程度に。
 
 何かと騒がしかった某タイガー。
 米ゴルフツアーは、選手間の投票による年間最優秀選手に某タイガーを選手したとか。
 
 
 12月21日(月)
 
 痴漢撃退のためにカメラを設置。
 むう、意味あるのかなあ……まあ、被害者と周囲の男性の位置関係を特定するという意味では、それなりの意義はあるような。
 プライバシーを人権と言う言葉に置きかえてみると、痴漢という人権侵害行為を、人権侵害で賛否両論の防犯カメラで防ぐ……。
 まあ、わざとカオスな表現にしてみましたが、こういうことか。(笑)
 ちなみに、設置を検討しているのは埼玉と東京を結ぶ埼京線の、最も激しい混雑を見せる一部の車両。
 今年、東京都内における1〜9月の痴漢被害件数の約8分の1が、この埼京線において発生しているとか。
 もちろん被害件数だから、報告されなかった分は……なんですけどね。
 
 まあ、高任は高校の時に未遂現場を目撃したことがあります。
 つーか、知人から『あの人痴漢なの』と相談を受け、田舎の電車は本数が少ないことも幸いし、朝にそいつが乗る車両が同じなだけでなく、乗る駅が同じだったので徹底マークする事が可能だったからですが。
 現場を押さえて警察に突き出す……のは、当時の状況からちょいと困難だったので(鉄道警察とか、被害女性の同伴が必要とかそういうことね)、高任は友人に協力を頼んで、その男の社会的地位を脅かす手段にでました。
 などと面倒な言い方はさておき、まあ、簡単な方法です。
 高任は、その男の未遂行為を目撃しており、さらにその男も高任にそれを見られたことをわかっている……という状況でしたので。
 電車の中、これ見よがしにその男を指さしてひそひそ話を繰り返し、周囲の人間に『その男が痴漢常習者であることを認識させた(犯罪)』のです。
 田舎の電車、少ない本数、総合すると少ない利用客……それを繰り返すと、高任らが監視しなくとも、周囲の人間の視線がその男に対して厳しくなります。
 今なら名誉毀損で面倒なことになりそうですが、当時はあれでしたしね。
 
 と、まあ……都会の満員電車でこんな手段が通用するはずもないですしね。
 とりあえず、男性は電車に乗るとき両手を挙げてバンザイ(完全降伏)を周囲にアピールするぐらいしか。
 あ、それでも局部を女性に押しつけた……などというケースで訴えられる可能性もありますか。
 正直、女性が近くに来ると逃げる男性は多いと思います。(笑)
 とするとあれですか、昔の学校みたいに、完全に男女別々の車両にわけて……ぐらいですかね。
 大きな目で見ると問題はありますし、乗客の男女構成比なんかどうすんだよって困難もありますが、基本的に困る人はいないはず。
 あ、学校の帰りに離ればなれになってしまうカップルみたいな甘酸っぱい状況は抜きにして。(笑)
 
 
 12月24日(木)
 
 あ、風邪だ。
 とりあえず、お湯を沸かして、飲んで飲んで飲んで、回って回って……いや、回ってどうする。(笑)
 ひどくなるか、どうかは今のところ不明。
 
 
 12月25日(金)
 
 ……ひどくなった。(笑)
 今日は、素敵なクリスマス。(棒読み)
 
 
 12月27日(日)
 
 どうやら風邪も峠を過ぎ、昨日は中国地方などで黄砂が観測されたとか。(低気圧の通過がなんたらかんたら)
 
 さて、有馬記念。
 毎年冬コミと期間が重なることが多いため、あまり生で観戦できたことはないのですが、今年は違います。
 つーわけで、今年のはじめから週末毎に財布の中の500円玉を有馬資金として貯めてきた総額4万3500円を抱えて中山競馬場に突撃。
 
 うん、まあ、去年もそうだったけど、ついてないときはこんなもんですよね。(笑)
 1着9番、2着2番、3着6番、の馬券を100円しか持ってないのに、1着2番、2着9番、3着6番の馬券を2000円持ってるとか、冷静に考えると、高任はバカなんじゃないだろうか、などと悩んだり。(笑)
 基本的に一点突破主義的な買い方を、少し見直した方がよいのかも。
 
 あ、ちなみに4万3500円は、約2万9千円に減少しました。
 まあ、0にならなかっただけマシとしよう。
 
 
 12月28日(月)
 
 あれ、また風邪がひどく……つーか、違う風邪をもらったか、これは?
 
 
 12月30日(水)
 
 うう、体調が…。
 
 例年、12月28日を御用納めとしている官庁ですが、今年はどこかの首相がインドから帰ってきて休む間もなく出勤し、閣議を開いて経済成長戦略の骨格を決めるんだとか。
 
 そっかー、休むことなく働いてえらいねえ……
 
 などと、この安っぽいパフォーマンスに騙される人間が、この国には2人に1人ぐらいはいるんでしょうか。(笑)
 正直、政権が交代してから呆れてモノが言えない状態が続いたため、最近はほとんどニュースなどに気を留めてないので本当のところはわかりませんと前置きはしておきますが。
 
 来年度予算案が決まった後で、何の骨格を決めるって?
 
 順番が逆じゃね?
 
 まあ、仮にこの成長戦略とやらが、長期的なモノで、来年度からすぐに始まるモノではないとすると(つまり、来年度予算案とは離れたモノ)、なんでわざわざ年内にこだわらなきゃいけないのか
 じゃあ、単に休日出勤で休む間もなく頑張ってるぜ……という姿を国民にアピールするためだけの茶番という推理が成り立ちます。
 そんなパフォーマンスに付き合わされて、仕事をしなきゃいけない国家公務員の人間がかわいそう……などと考える高任は少数派でしょうか。
 
 
 12月31日(木)
 
 おおみそか。
 昨日ほどではないにせよ、体調悪いまま……でも、コミケには行ってきたぜ。だって、今日は仕事が休みだから。(笑)
 
 体調不良やら何やらで、昨日書けなかったネタを。
 中国では、ヘロイン50グラム以上の所持で死刑になります。
 パキスタン系英国人男性が、2007年9月にタジキスタンからウイグル自治区のウルムチ空港に到着した際、スーツケースに約4キロを所持しているのが見つかって逮捕されました。
 ちなみに、この男性は『中国で知り合った男からスーツケースを渡された。中身は知らない』等と主張したらしいですが、中国の捜査云々に色々問題があるのは百も承知ですが、高任も男性の主張を信用しなかったと思います。
 まあ、自治区の裁判所で2008年の10月に死刑判決。
 男性の控訴は今年の10月に棄却されて死刑が確定……そして、この12月29日に刑が執行された、と。
 
 まあ、それだけといえばそれだけなんですけどね……問題は、英政府と同国の人権団体が『死刑囚には躁鬱病と妄想癖がある』などと、再三に渡って中国の国家主席などに書簡を送って、精神鑑定の実施と減刑を求め続けてきた経緯があるって事でしょうか。
 まあ、死刑そのものに反対してるお国柄ってのもあるんでしょうが、精神鑑定および減刑を求める彼らの反応からして、男性が中国にヘロイン4キロを持ち込んだという根本的な問題そのものは認めていると判断した上でと前置きしますが。
 死刑が確定してから3年近くも執行されていない人間がいたりするのに、今回は刑が確定してからわずか2ヶ月で執行。
 まあ、このあたり間違いなく中国と英国の政治的な確執(ダライラマ14世と会見するなどの人権問題批判など)が影響した感は否めませんが……正直ちょっと待てよ、と。
 
 中国当局の味方をするつもりはありませんが、どう考えても英国政府や人権団体云々のそれは内政干渉って言うか、中国の主権に対して敬意のない対応としか高任には思えません。
 まあ、高任も敬意は持ってませんけどね。
 敬意はもってなくても、尊重はする……というのが、現代社会を支える最低限のあれのような気が。
 
 さて、さすがに眠いので寝ます。
 
 さようなら2009年。

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