7月1日(水)
 
 うむ、7月。
 
 
 7月2日(木)
 
 うわお、プラレス三四郎だ…ほとんど違和感を覚えないのがすげえ。(笑)
 
 
 7月4日(土)
 
 ニュースを見たり読んだりしていると、たまに懐かしい光景に出会うことがあります。
 某池田小学校の殺人事件がそうでしたし、某福知山線の電車事故のニュースもそうでした。
 さて、今日出会った懐かしい光景というか……まあ、なんというか。
 高校生男子が、同じ高校に通う生徒……友人というか、かつて友人だったと言うべきか……まあ、以前は仲が良かったけど、仲違いして険悪な仲と周囲に認識されるような関係というか。
 学校に向かう同じ電車に乗っていて、先に降りて駅のホームで生徒がやってくるのを待ち伏せ……包丁で背中と腹を刺して殺害。
 やられてやり返すという感じではなく、殺害された生徒は3月に『暴力を受けた』などと担任に相談しており……その意趣返しともとれますが、ある意味力関係が存在した関係っぽいですけど。
 
 いや、懐かしい光景云々に関しては、その現場の映像をみて……『ああ、近鉄の駅だなあ、懐かしいなあ…』と思っただけの話です。
 
 ま、それはさておき……高校生にもなれば、相手を殺すことでしか発散することが出来ないぐらい深い憎しみを抱くことなんかそう珍しくもないでしょうし(実際にやるかどうかは別の話)、ああ、やっちゃったのか……とも思うんですが。
 
 朝の出勤、通学の時間帯。
 まわりは人でいっぱい。
 高校生男子が、数日前に前もって包丁を購入。
 
 あの……もうちょっとばれないようにとか、そういうことは考えないんでしょうか?
 例えば、高任が誰かを殺す……と決意したとしましょう。
 まず、仲が悪いなどと周囲に思われていると、後々不利になりますから、端から見て関係が修復した……程度に演技をします。
 次に、時をかけます。
 いくら仲がよい、もしくは普通……という偽装に成功していたとしても、人間関係というのは一言で片づけられるほど簡単なモノではないので、『昔は知り合いだったけど、今はまったく交流が無いなあ…』……と言う程度に、疎遠な関係になるのをひたすら待ちます。
 凶器とか、殺害日時とか、場所なり方法とかはおいといて……最低でも、自分が疑われないように手間暇をかけろと言うか。
 もちろん……目的によって変わってくるのは当たり前ですが。
 わざとセンセーショナルな犯行にして、相手の何らかを暴露するとか、そういうのが目的なら、こういうのもありでしょうけど。
 
 人を殺す……その行為の中に『相手は殺されて当然だ』という感情があってこそ、人間ってのはその行為のラインを踏み越えるような気がします。
 いわゆる、『相手は誰でも良かった』という感じの無差別殺人においても、己の境遇とか、世間の状況とか……相手が誰であろうとも、この行為はある程度正当化されるという、多少歪んではいても、そういう理屈が心理の中に存在すると思うわけで。
 他人の命を軽視云々……は、己の行為を正当化するハードルを下げるベクトルでしょうし、『世の中が悪い、相手が悪い、自分は悪くない…』結局は己の正当化であり、正当化そのものは、己の精神の防御反応でもあります。
 だとすると……己の行為が正しいと思っているにもかかわらず、自分の行為によって裁かれるのを受け入れる……というのは矛盾してるはずです。
 己の行為は正しい……とすると、自分が捕まるようなことがあってはならないはず。
 それは同時に、自分自身に対する防衛本能でもあり……罪を犯した人間がよく『怖くなって逃げた』と供述しますが、あれは『自分が犯した罪が怖くなった』というより、『自分が犯した罪によって、罰を受けさせられることが怖くなった』という方がより正確だと思います。
 もちろん、何から何まで覚悟の上で淡々と……という珍しいケースがないとは言いませんが、大抵は『自分の保身よりも大事なモノがあると考えた上での犯行である事がほとんど』です。
 保身を考えて逃走する、犯行を隠蔽する……それは、本人の大事なモノを踏みにじる事であり、それが怖いが故に淡々と罪を受け入れる……と高任は思います。
 最近の、いわゆる連続殺人事件というか、無差別殺人の犯人のほとんどは、『自己の保身を考えていない』ことと、『取り調べに対して、後悔や謝罪の言葉を口にしない』ケースが多いように思えます。
 社会的に受け入れられないにせよ、いわゆる『自分ルール』の判断によって、自分にとって何らかの大事なモノを守るための行為であり……『動機などを語りたがらない』のは、そもそも自分が周囲というか世間に受け入れられないという諦めがある……つーか、そういう諦めがなきゃ、もしくは周囲につながりを持っている人間なら、それがしがらみとなって犯行に踏み切れないような気がしますし。
 
 まあ、『どうせ他人に話しても理解してもらえない』なんてのは、絶望がまだまだ不足しているなとしか高任には思えませんが。
 他人に話してもわかってもらえないなんてのは、人と人が分かり合えるという幻想が捨てきれない人種の言いぐさです、多分。
 つーか、『わかりあえる相手としか仲良くなれない』という考えのなんと傲慢なことか。(笑)
 
 ちょいと話が脱線したどころが、宇宙に向かって旅立ってしまった感がありますが(笑)……さて、この加害者の高校生。
 自分の保身を顧みず、守るべき何かのためにこの行為におよんだんでしょうか……多分違うと思います。
 
 
 さて、何やら面白くなってきた……などと書くと不謹慎と怒られそうですが、厚生労働省の前局長の……えーと、障害者団体のあれで、郵便物を安く送って、あのあれな件です。(笑)
 起訴された4人のうち、3人は罪を認めており、残る1人が完全否認……ある事件においてこういう状況は珍しくも何ともありませんが、この問題がニュースになった時から、ものすごく珍しいケースとして高任はそれなりに注目してます。
 何が珍しいかって、『公務員』『不正』が合体した瞬間、最近のマスコミは国民に媚びるためなのか叩きに叩く傾向が強いです。
 会社のトイレットペーパーを家に持って帰るOLも、自分が飲んだ分を申告してみんなでお金を出して買うコーヒーやお茶のそれをごまかす人間も、特に仕事もないのにだらだらと時間を潰して会社から残業代を横領する人間も、そりゃもう、公務員の不正に目くじらを立てる立てる。(笑)
 会社によって、給料が違うことに納得しているにもかかわらず、公務員の給料が自分たちより高いのは許せない、いや、そもそも給料は自分たちの税金から出ているのだから、自分たちの給料より安くて当たり前だ、給料を安くして、そして公務員は国民の奴隷なのだから、誠実に、自分たちより高い能力を発揮して働け働け働け働けっ!
 
 政治家とか、自衛隊とか、教師とか、警官とか、いわゆる公務員とかに対して……この国の人間のすさまじくも理不尽な感情は一体どこからやってきてどこに行くんでしょうかと、高任はいつも首をひねります。
 
 すみません、話が逸れました。
 えーと、何が珍しいケースかというと……起訴された4人のうち、1人否認している人間に対して、弁護の声を示す記事の書き方をしていることでしょうか。
 通常が大パッシングというか、そういうコメントがぎっしり埋め尽くす記事の書き方をするだけに、この件に関してはその異様さがやけに目立ちます。
 
 まあ、詳しい捜査の状況や経過はわからないのでアレですが、否認している人間の部下が『指示されてやった』という証言を鵜呑みにしていいかどうかぐらい、子供でもわかると思います。
 そりゃ、『上司に指示されてそれをやった』という方が罪が軽くなりますからね。(笑)
 実際、虚偽有印公文書作成、同行使罪について、この部下は『関与が薄い』として不起訴(起訴猶予)になってます。
 もし、上司に罪をなすりつけて……というのが事実であったとしたら、この人はほくそ笑んでいる事でしょう。(笑)
 書類に本人の印が押してある……のが、証拠になるとはこれぽっちも高任は思いません。つーか、会社勤めを経験した人なら、上司の印の管理がどういうモノかよくわかっていると思います。
 一応説明すると、下っ端がせっせと書類を作成し、上司に判をもらうために直接渡して……なんてのは、忙しい部署ならほとんどありません。(よほどの緊急事項なら別ですが)
 上司の机の上にある箱の中に書類を入れ……みんなが帰ったあとで、真夜中まで残業して書類に目を通し、不明な点があれば翌日に部下に問いただし……。
 
 いや、だから本人の判が……。
 
 課長が、出張なり、仕事関係で席をはずしています……でも、この書類は今日中にどうにかしなければいけません。
 電話で連絡を取り、『あの書類の件ですが…』と確認をとってから、チーフというか、主任クラスが課長の判を押し、部長に回す……なんてケースは珍しくも何ともない。
 
 起訴されて罪を認めている人間の上司が罪を否認している……で、罪を否認している人間の上司は、その件について対応せよと……。
 
 この否認している人間が、実際に関わったかどうかは別にして、この状況なら本人を関与させずに書類を作成したりするのはとても簡単だと高任は思います。
 簡単な図式にすると。
 
 係長(起訴、罪を認めている)……課長(起訴、現在完全否認)……部長。
 
 この部長が、国会議員から対応を依頼され……部下である課長に対応せよとだけ指示したと供述しているらしく。
 ここでの指示は、『依頼を受けろ』という指示ではなく、『依頼を受けるにせよ、突っぱねるにせよ、お前が何とかしろ』といういわゆる丸投げの指示。
 で、係長は課長から指示されてやったと供述。
 こんなの、課長をスルーして、係長と部長が結託すればそのまんまですし。
 係長は上司の指示だったと責任回避。
 部長は、全て課長に任せたとこれも責任回避。
 つまり、この2人の証言は、自分が関与していない、もしくはそれほど責任が重くはない……というベクトルの証言なのです。
 例えば、部長が課長に『依頼を受けてやってくれ』俊治下が課長がこれを突っぱね……仕方なく部長は、その下の係長に指示。
 係長は文書作成し、課長の印を勝手に拝借し、(部長が指示してるんだから、当然スルー)……ありそうです。(笑)
 まあ、周囲の人間によると、この課長は『コーヒー一杯でも割り勘で、不正に厳しかった』人間らしいので、部長は課長をスルーして直接係長に指示したことも考えられます。
 いや、本当にそこまで不正に厳しい人間だったら、不正をする人間には相当煙たがられたはずですしね。(笑)
 
 まあ、厚生労働省の前局長ともなると……政治のきな臭い部分の影響をもろに受ける地位ですし、そもそも部長に依頼したのが某政党の国会議員だったり……マスコミの報道も、どこまで正確で、公平なのか知れたモノじゃありません。(笑)
 まあ、大阪地検特捜部の動きも……などと考えると、これはもうお手上げになりますからあれですが。
 
 結局、書類の存在と部下の供述、団体からの依頼の流れ……で、否認している人間が政争に巻き込まれた、かつての恨みによって偽の供述を仕掛けられた……というのも、それほど苦しくはないような気がします。
 当時、障害者自立支援法案はまだまだ構想段階で、依頼してきた議員に配慮する必要など全くない……という証言にもそれなりに説得力があります。
 
 今までの流れを見ていると……否認している本人の証言をそれほど必要としているならば、結局は部下と上司の証言頼みに過ぎず、先に述べたように、この2人の証言は信頼するに値しないと高任は思うのですが、みなさんはどうでしょうか。
 
 
 7月5日(日)
 
 らっきーっ。(笑)
 
 ……何がラッキーだったのかは書かない。だって、ポリ〇ンナだもん。(ラッキーの定義が)
 多分、数年後に読み返すと、自分だけにはわかる……うむ、これが正しい日記の姿。ただ、ネットで公表する日記としては失格ですが。
 
 
 7月6日(月)
 
 うわ…ぁ。
 パチンコ店の入り口にガソリンまいて、放火ですか。
 
 不況知らずのパチンコ産業……などとかつては言われてましたが、今やれっきとした斜陽産業というか、以前、この2年でゲームセンターの数が半減したと書きましたが、パチンコ店というか、パチスロ店というか……いわゆる、ホールの数は激減中です。
 バイト仲間曰く、とにかくここ数年でパチスロはパチスロじゃなくなった……らしく、いわゆる規制に継ぐ規制で、射幸性の低下というか…まあ、周囲の詳しい人に聞いてください。(笑)
 つーか、最近の萌えスロ云々の機種は、規制によって咲いた徒花っぽいですね。
 そんな中で、パチスロ離れに比べるとパチンコ離れはそれほどでもないらしいですが、いわゆる、当たるときはすごいけど落ちるときは真っ逆様……のパチスロが規制されたため、ホールの収益力はがた落ち、客離れも重なって……まあ、そんな感じ。
 
 とはいえ、日曜日の午後……店内は満員だったとか。
 残りの入り口に向けて、客が殺到……大騒ぎの中、店内に散乱したパチンコの玉で客が転んで……などと、状況が状況なら笑い話なのですが、正直あまり洒落にならなかったらしく、店員も含めて4人が亡くなられました。
 
 この記事を読みながら、バイト仲間と…
 
『負けた腹いせですかね?』
『いや、そんなこと言ってたら競馬なんかどうなるよ?』
『いや、競馬で負けるのは自己責任ですけど、パチンコで負けるのは店の責任ですから』
『え?』
『いや、前も言いましたけど、パチンコやパチスロはほぼ設定だけなんですよ。つまり、客が負けるのは、設定をいじれる店の責任です。競馬とは違います
『……負けても、放火しないでね』
放火はしませんが、負けが3万越えると、台をたたき壊したくなる衝動に駆られます(笑)』
 
 などと会話してました。
 
 
 7月7日(火)
 
 笹の葉、さ〜らさら〜♪
 
 七夕です。
 先月の夏至の日に続いて、今日もまた『クールアースデー』と言うことで、夜の8時からライトアップ施設やネオンなどを消灯して『ライトダウン』を実施するとか。
 あくまでも呼びかけであり、強制ではないのでアレですが……まわりに何もない田舎のコンビニの看板を消灯したらどうなるんだろう…などと想像してしまいました。
 
 ウインブルドン。
 フェデラー優勝……なんつーか、選手生命がそれほど長くないと言われるテニスの世界で、大きな怪我もなく、コンスタントに4大大会で成績を残すのは素直にすげえなあ、と。
 ちなみに、4大大会で21回連続でベスト4以上に残り、そのうち17回だか18回だかは決勝に進み……いや、すげえ。
 
 昨日のパチンコ店放火の犯人が、出頭してきたとか。
 どうやらパチンコで負けて……とかではなく『人生に嫌気がさして、誰でもいいから通り魔みたいに人を殺したいと思って、火をつけた』とのこと。
 某新聞では、『常連客が台を叩いて店員に注意されていた…』などの客の証言を載せており、字数が制限される新聞が掲載したと言うことは、おそらくかなりの率でこの人が犯人だろうと思ってたのですが、違ったんですかね。
 もちろん、どこからか圧力がかかって『放火の前にパチンコで負けた』とかいう文を書かなかったのかも知れませんし、記者が『この事件で、パチンコで負けた云々はあまり関係がない』と判断して書かなかったという可能性はあります……が、高任が『パチンコで負けた客が腹いせに』という風に判断したのは、前日の記事の書き方によるモノです。
 実際の所はわかりませんが、情報を発信するという行為は、なかなかに恐ろしいモノですね。
 と、話が逸れました……つーか、大阪で火をつけて、山口で出頭か……ガソリンの容器買って、ガソリン買って、放火したその足で電車に乗って岡山で一泊、そのまま西へ向かって山口に辿り着き、警察に出頭。
 なんだろう……人生に嫌気がさした割には、かなりバイタリティに溢れているような気がします。少なくとも、高任よりはよっぽどバイタリティありまくり。
 
 ちなみに、この容疑者の名前は、素直(すなお)だとか……。
 
 うん、ある意味、自分の感情に素直な人だったのかも。
 『誰でも良かった』という言葉は、遺族の方にとってやりきれない気持ちを増幅させたでしょうが、何はともあれ亡くなられた人の冥福を祈りたいと思います。
 
 
 さて、アメリカでお亡くなりになられたロバート・マクナマラ氏……上の世代だと多少知っている人が増え、高任より下の世代はほぼ全滅という感じではないでしょうか。
 ちなみにアメリカでは未だに非難する人が多いらしいですが、高任としては、不運とか悲運の人という印象が強いです。
 1961年にケネディ大統領が新政権を発足したわけですが、この時マクナマラ氏はフォード社の社長を務めていました。
 別に本人は政治指導者を目指したわけでもなく、国防問題に詳しかったわけでもありません。ハーバード大学で経営学を教えたあと、フォード社に入り、社長を務めて気鋭の企業経営家として、これからさらに飛躍を……と言うときに、なんとケネディ大統領によって国防長官に指名されたのです。
 でも、結局は引き受けたんだろ……と、言われそうですが、当時の状況を思うと、多分断れなかったと思います、いろんな意味で。(笑)
 と、ここまで書くと想像はつくんじゃないでしょうか……ケネディ、ジョンソン両政権において、国防長官を7年間……そう、ベトナム戦争における、事実上の最高指揮官なのです、彼は。
 情報分析を誤り、米兵増強を続けて戦争を泥沼化させ……『若者を無為に死地に追いやった彼を許せない』などと、国民の非難は彼に集中。
 確かに彼はミスを犯したかも知れません……ケネディ大統領に指名されたとき、命をかけてそれを突っぱねなかったという意味で。
 1968年に退任したあとは、世界銀行の総裁を務めたりしたような……正直、あんまり覚えてません。
 1990年代に、ベトナム戦争を批判した回顧録……えーと、『ベトナム戦争の悲劇と教訓』だったか、を出版。
 
 人間はミスを犯す生き物である、それは政治指導者も例外ではない。
 理性だけでは危機を回避できない。最も大事なのは自分のミスを正すことに臆病にならないことだ…。
 
 まあ、ぎゅっとまとめるとこんな感じの内容です。(まとめすぎ)
 人間、多くの人に責められすぎると、いろんな意味で悟りを開く(おかしくなるとも言う)ものですが、結局マクナマラ氏は93年という長い生涯の中で、国防長官を務めた7年間という短い期間によって、何十年も批判され続けたという……まあ、政治指導者が批判されないよりもマシかも知れませんが、ケネディ大統領や、ジョンソン大統領の方がより強い批判を受けるべきだと高任は思います。
 
 なんだろう、この目の死んだ人。
 あ、いや某漫画雑誌のグラビアの話なんですけどね。
 漫画雑誌に漫画以外のモノなんか必要ない……と、スルーする高任の手を止めさせるほどに、ダークな何かを感じさせたもので。
 こう、やる気がないとかそういう感じじゃなくて……なんか、見ていてものすごく心配になると言うか。
 まあ、殺し屋のコスプレっつーか、イメージのグラビアだからこれでいいのか…?
 
 
 7月8日(水)
 
 ふむ、ウイグル自治区で暴動ですか…つーか、区都ウルムチは観光名所なので、そっちの方がイメージ的にピンと来る人が多いでしょうか。
 発生そのものは7月5日で、中国の新華社通信がそれを伝えたのは6日、それを受けて日本の新聞等で報道されたのは、7日……昨日の事です。
 中国中央テレビでは、警官隊に石を投げつけて抵抗するウイグル族の暴徒や、頭から血を流して座り込む漢族市民の映像を繰り返し放送……いろんな意味で露骨だなあ。(笑)
 まあ、根本的な原因はさておき……6月下旬(26日)、広東省の工場に出稼ぎ中のウイグル族労働者2人が、漢族に殴り殺されたという事件があり(もちろん、そのものずばりがニュースになったわけではなさそうですが)、その事件の処理に対する中国当局への不満が……という感じではないか、とのこと。
 
 この暴動は5日の夜には鎮圧されて、外国人メディアが押し寄せたのは6日の朝(午前中)……目撃者が語る『焼けた車』『多数の遺体』はもちろん、壊れた商店やガラスの破片などは影も形もなく、警察車両と共に忙しく走り回る清掃車両だけが目立ったとか。
 うむ、日本でこれだけのことが出来るかどうか…。
 
 去年の北京オリンピック前の暴動もウイグル自治区で、その前の3月にはチベット地区……今年の10月に建国60年を迎える中国当局の、愛国主義宣伝がいろんな意味で刺激してるんでしょう……などと、どっかで聞いたようなことしか書けない高任は、やっぱり勉強不足だからして。
 まあ、高任みたいな人間がやたら情報通だったら、それはそれで怪しいですが。
 
 
 7月9日(木)
 
 プレーンヨーグルトに蜂蜜垂らして食べたら美味いんじゃなかろうか……などと思い立ってしまい、雨の中蜂蜜を買いにスーパーまで。
 まあ、蜂蜜も偽装がどうのこうので騒いでましたが、モノによってものすごく値段が違います。
 高任はこれまで3回ほど買ったことがありますが、基本的に高任の食生活からするとあまり日常的に使うモノではなく(以下略)
 1回目は、人生初の1人暮らしに浮かれてホットケーキ地獄……などとやらかしたときに購入したのはいいんですが、何も考えずに冷蔵庫で保管してしまい(以下略)。
 2回目は、ゼリーに凝っていた時のこと。
 いや、食べるんじゃなくて、自分で作るのな。ゼラチン買って、いろんな食材で……まあ、蜂蜜が何かに使えないか……などと。
 3回目は、『はちみつレモン』って自分で作れるんじゃね……などと(以下略)。
 
 まあ、ふつーに使い切れたのは2回目の時だけ。(笑)
 しかも、200グラムぐらいの小さなモノなのに。
 
 ……いえ、何を血迷ったのか、1キロ(中国産の輸入物)買っちゃいました。
 いや、プレーンヨーグルト云々は、予想通り美味しかったんですけど……って、蜂蜜の容器に美味しい召し上がり方の例に、ヨーグルトとか書いてやんの。(笑)
 
 
 7月11日(土)
 
 東京都議選……まあ、民主が第一党になるんでしょうね。
 つーか、某都知事の『国政で吹いた妙な風で、何故都議会や都政が挫折しなければいけないのか』という言葉は、まったくもって正しいと思います。
 個人的には嫌いな人ですが、誰が語っても正しいことは正しいことですし。
 
 まあ、『こいつでは選挙に勝てない』という理由で総理大臣の首をすげ替えようという根性そのものが問題なのですが、この都議選で負けたら首相交代をという大合唱に対して、続投して自ら解散総選挙の道を選び責任をとりたいと、某首相は決意を固めたとか。(笑)
 そもそも、選挙で勝つために選ばれた総理だからして、色々複雑な感情というか、そのあたりは死なばもろとも……みたいな感覚があるかも知れませんが。
 
 
 7月12日(日)
 
 夏の甲子園予選の開会式に向かうバスが横転して、部員が1人死亡。
 運転していたのは、野球部副部長の教諭。
 大学卒業後に大阪の高校で勤務……『高校野球に携わりたい』と、知人の紹介で九州は大分の高校で去年から働き始めたのだとか。
 高校野球に携わりたいだけなら、もともと勤務していた高校でも携われたはずなので……もう少し穿った味方をすると『甲子園に行くような強い学校の野球部に関わりたい』というのが正しいところでしょうか。
 まあ、それが悪いとは思いませんが……いろんな意味で、この人の人生終わったかなと思うと、亡くなった生徒の関係者に申し訳ないですが、運が悪かったのかな、と。
 ちなみに、この亡くなった生徒も『甲子園に行きたい』と関西からの野球留学生だったようです。
 
 ん、予想通りというか、都議選で民主が第一党になりそうですね。
 とすると、この夏は解散総選挙か。
 
 
 7月14日(火)
 
 ふむ、実写版ドラゴンボールの映画のDVDの発売が決まったようで。
 映画の倍の値段ってのがなかなかに……一回見て馬鹿笑いしてお終いの内容だけに、お勧めしません。(笑)
 
 
 7月15日(水)
 
 ぎゃーっ!
 眼鏡がっ、眼鏡がっ!
 離れた場所(机の上)に置いていたはずなのに、何故か目が覚めると高任の背中の下にっ!
 つーか、あからさまにご臨終っぽい感じなんですが、みなさまいかがお過ごしでしょうか?(多少錯乱中
 いや、まあ考えてみればこの眼鏡も長いし……いや、眼鏡は身体の一部という言葉が正しいとすると、これは眼鏡が壊れたのでなく、高任が壊れたと言うことであって(錯乱中
 ちなみに今、左手でレンズを持ってウルトラマン状態でこれを書いてます。(笑)
 ……うわーん、テレビより先に眼鏡が必要なんじゃよー。
 
 多少気を取り直して、ボクシング。(試合は昨日ですが)
 防衛戦が2つに、挑戦が1つ。
 某長谷川選手が、前回に続いて1Rでノックアウト勝ち、9度目の防衛に成功。
 最近の日本人世界チャンピオンには珍しく(笑)9度の防衛戦において日本人との試合が1つもありません。ついでにいうと、挑戦者の世界ランキング1位は4人で残りは全て1桁、人気防衛戦の相手はのべ6カ国……世界チャンピオンらしい世界チャンピオンと言えましょう。
 
 あ、後の2人は判定負け。
 
 
 7月17日(金)
 
 さて、某ドラ〇エ9などが発売されて一週間ほど経ったわけですが……評判はあまり芳しくなさそうです。
 予約だけで500万本に迫ったと聞いてますが、日本国民の60人に1人が、今複雑な気持ちでアレなんですかね…。
 
 
 7月18日(土)
 
 ゴルフの全英オープン……某石川選手をプッシュせざるを得ないところが苦笑を誘いますが、一緒の組で回ったウッズのトラブルでリズムが狂った云々……の言いぐさ(別に選手本人が言ってるわけでなく、新聞がそういう風な書き方をしてる)は、なんだかなあ、と。
 それ言ったら、日本のマスコミが大挙して某石川選手を追いかける事に対する、同伴競技者への影響はどうよ……などと高任は思いますが。
 もちろんまともな記者がほとんどですが、スポーツ観戦というか、そういうマナーというか、基本的知識すら欠如した連中が、某石川選手の後を追っかけている……のを考えると、なんかやらかしてないだろうなと心配になります。
 
 さて、山は怖いというより……人は怖いと言うべきですかね。
 北海道の大雪山系トムラウシ山における遭難事故で、死亡者が…。
 いわゆる、ツアー登山といいますか、旭岳からトムラウシ山などを……2泊3日で縦断する感じの。
 まあ、あんまりピンとこないでしょうが、標高は2000メートルレベル……とはいえ、北海道の2000メートルですから、本州で言うところの3000メートル級に匹敵する(気象条件という意味で)と思います。
 まあ、そんな風に説明されても、ピンとこないものはピンとこないでしょうね。
 客15人に、ガイドが3人……ガイドの2人は、登山そのものの経験は豊富なんでしょうが、今回のコースが初めてだったとか。
 2泊3日の縦走ともなれば、初心者お断りというか……『やや健脚コース』のツアーで、参加した客は、それなりに経験を積んだ……と言っても、この時期の平日ツアーだからして、いわゆる登山ブーム世代のお年寄りがメイン(客はみな50代〜60代だったとか)だとは思うんですが。
 ちなみに、3日間で約40キロ……しかも山道。
 これで『やや健脚コース』だから、登山というのは、未経験者にとってはなかなかに敷居が高い。
 鎖の輪の法則と言いますか、登山においてグループの能力は最も弱い人間を基準にしたモノになります。そもそも、慣れ親しんだグループならいざ知らず、初対面の人間同士で、お互いの力量というか、体力を判断するのは困難でしょう。
 予備日の設定はなし、悪天候……疲労による低体温症などで歩行困難となった人間も出て、グループはバラバラに(ガイドもそれぞれに付き添ったため)ならざるを得ず、最終的に縦走を続行したのは10人の客と1人のガイド(おそらく、状況から察するにこのコースに慣れたガイドだろうと思います)。
 こっちのグループも、ガイドのペースが速かったなどではぐれ……最終的に、ガイドの側に客は2人だけ。
 ただ、はぐれた8人のうち何人かは自力下山に成功。
 結局、歩行困難に陥った5人の客(付き添いのガイド2名)のうち、4人が死亡。ここに付き添ったガイドは、山頂付近で携帯電話が通じる状況だったにもかかわらず、救助要請を怠っていたとのこと。
 野営を始めてから5時間後の夕方に、自社の社長に『救助要請』と『4人ぐらいダメかも知れない』という切迫したメールを送ったわけだから……いかにも遅い。
 死亡原因は、当然疲労による凍死。
 翌朝4時に始まった捜索において、野営していた7人が発見されたのは午前7時前。
 時間にして3時間なわけですから、歩行困難になった時点(お昼頃)で救助要請をしていれば、3時……いや、捜索までの準備があるからそう単純じゃないにしても、少なくとも何人かはどうにかなったのではないか。
 午後から天気は回復する……というヨミが外れたのまではまだしも、そこから先は、ツアーを優先させようとしたガイドによる、もしくはガイドにそう行動させた会社、および会社をそうさせた社会のあり方……ひっくるめての人災ですな。
 
 あ、この時別のツアーにおいても、2人が死亡してます。(ガイドと客)
 
 
 7月20日(月)
 
 海の日。
 うむ、正しいな。
 
 さて、眼鏡をかけてない人には理解しづらいかも知れませんが、使い慣れた眼鏡ではなく、新しい眼鏡をかけると普通はものすごいストレスを感じます。
 肌に触れるフレームの感触の違いがストレス。
 大抵は、それまでのレンズとは度数が変化しているので、そのストレス。
 それによって引き起こされる目の奧の鈍痛など……まあ、なんというか。
 
 ようするに、今高任はストレスがマックスです。
 
 
 へえ、あの人国会議員を引退するのか……まあ、自民の公認というか、他の人間との兼ね合いでそういうのがとれなくて苦戦してるとは聞いてましたが。
 いわゆる小泉チルドレンの中で有名だった(世間知らずとか、そういうマイナスな意味で)某杉村氏……約4年の政治家生活で、見切りの能力だけはついたようです。
 
 
 7月21日(火)
 
 おや、夏コミに向けてなのか、近所のイタ車がモデルチェンジ中。
 なるほど、次はあのゲームか。
 
 通りがかった駐車場の看板にこんな文字が。
 
 駐車場の空きあり。
 1月1日から使用できます。
 
 ……気の長い話よのう。(笑)
 つーか、半年先って、それは空いてないって言わね?
 
 
 7月22日(水)
 
 朝から雨なの。(笑)
 そういえば、皆既日食が見られるラインというか、鹿児島沖の島などに、許可を得てないのに上陸して、帰れと言われてる連中がいるとか先週ニュースで言ってたなあ……。
 どういう事かと言いますと、そもそも旅行者を受け入れられるような島じゃないから、貯水タンクを増設したり、食料品を運び込んだり……と、限定ツアー客のために設備投資をし、その投資分をツアー料金に上乗せしているわけです。
 つまり、自分で食料を持参して島に居座る……人間の場合、ツアー客のそれとは不公平が存在するわけ。
 その島にいるという行為に対してお金を払っているのがツアー客で、勝手に……そもそも島の人間かツアー客以外は乗ることが出来ないはずの船に乗ってやってきた人間は、その対価を払っていない。
 自分で、食料と水を持参してきてるならいいじゃない……と反論してるんでしょうが、そういう問題じゃなくて、いわゆる税金の観念に近いというか……密入国者は、国が提供するサービスを受ける資格がないというより強い、そこにいる資格がない……あたりは、国家論とかそういうあれだから、わからない人にはわからないんでしょうね。 
 
 
 7月24日(金)
 
 解散して5ヶ月後に再結成……何がしたいんだろう。
 ちなみに、これで5回目の再結成……某バンドのお話。
 
 
 7月25日(土)
 
 九州で集中豪雨……などと聞いたから勘違いしてましたが、関東甲信越地方は、もう梅雨明けしたんだとか。
 
 
 7月27日(月)
 
 衆院選に向けて、ばらまき公約まっしぐらという感じで、口元半笑いですな。(笑)
 もし、それが最善の政策と信じているのならば、政権を担当しているしていないに関わらず、政治家として、実現に向かって努力すればいいんじゃないかなあ、と。
 つーか、建前として政治家ってのはそういうもんのはず。
 まあ、政党で理念が食い違うのはむしろ当然ですが、国のためとか、国民のためという基本的な理念が食い違うことは(以下略)。
 だとすると、与党、野党に関わらずに意見を出し……それが、国なり国民なりにプラスに働き、かつ実行可能だと判断すれば……と、高任は政治家の条件をまず、ここにおきます
 解散、総選挙が本決まりになってから、国会ではちらともみせなかった政策を公約に掲げる時点で、高任は彼らを政治家とは認めませんし、それに対抗してうろうろする連中も、政治家と呼ぶにはあまりにも低俗でしょう。
 
 
 7月28日(火)
 
 おお、早いな……。
 高校の恩師を含め、高任の知人で高校野球に関わっている人間が数人いるのですが、その内の1人が甲子園出場を決めたようです。
 ちなみに、その知人はもちろん甲子園初出場……つーか、監督というポジションではないので、世間的には甲子園出場というニュアンスではないような気もしますが、何はともあれ、おめでとう…と。
 甲子園出場が決まったあとは、ものすごい忙しいでしょうから、さすがに電話は控えます。
 まあ、連絡を取るのは終わった後か…。
 
 
 7月30日(木)
 
 今日は秋葉原へ……行く途中、電車の中でドクロ柄のスカートを身につけた女性を発見。
 むう、こんな服売ってるのか…。
 
 しかし、いつまで秋葉原駅の工事は続くのか……それはさておき、通行人相手にせっせとチラシを配っているメイドさんを見ると、心が痛む今日この頃。
 正直、見たくないのでメイン道路から逃げるように裏道へ。
 ……ふむ、色々建物が新しく……ここのお店はどこへ行ったの?
 カタログ買って、中古ゲームをぶらぶらと眺めて……何かどの店も品揃えが悪くなったような。
 やっぱり、アレの影響ですか。
 結局、カタログ以外は何も買わずに帰宅……書店売りのカタログはただでさえ高いのに、電車賃もプラスした形になってしまったり。
 
 
 ……って、あいつもかっ!?
 いや、高任の知人が、甲子園出場を決めたような。(笑)
 火曜日の日記とは別ね、当然ですが。
 まあ、こっちの場合は素直におめでとうという気持ちはもちろんあるのですが……なんというか、恩師がまだなのに先に行くか…などという、複雑なモノも。(笑)
 つっても、大学野球の実績とかその他の件が絡んで、あまり有力ではない高校を回されている恩師に比べて、この男は割と有力な学校を回っているような……とは思ってましたが、今年赴任先が変わっていたとはな。
 てっきり、途中で負けたと思っていたよ。(笑)
 え、ということは……あれか。
 4月から赴任した高校で、この夏にいきなり甲子園ということか……ふむ。好意的な人間は、『指導のたまもの』というだろうし、否定的な人間は、『運が良かっただけ』というんだろうなあ。
 人間社会って難しい。
 
 ……有力な学校を回されているとか、微妙な表現を用いてますが、ほとんど私立校のない高任の地元における、高校野球の闇に関する事柄ですので、あまり突っ込まないでください。(笑)
 
 まあ、何はともあれ、祝いの連絡を……って、あれ、こいつも甲子園初出場だし、学校自体も初出場だし、そもそも創立されてまだ10年ちょっとの学校だから……うわ、ひょっとして今かなり面倒なことになってるのでは。
 まあ、甲子園の宿とかは、同じ監督仲間に相談すれば何とかなるだろうけど……寄付金とか、費用の面を考えると……。
 校長とか、教頭あたりが陰で『余計なことを…』などと呟いてたりして。(笑)
 
 いろんな意味で、健闘を祈る。
 
 
 7月31日(金)
 
 へえ、『こち亀』がドラマになるんだ……などと思った後に、コンビニ店内でドラマの主題歌が流れ出したのですが。
 いや、ひどいなこれは。
 作った人間はやる気なさそうなのは明確ですが、歌ってる人間はやる気がないと言うより、多分やけくそ。(笑)
 まあ、内容とはまったく関係ない歌よりはマシ……と思いたいですが、いくら何でもこれはないだろ…とほほ。
 

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