5月1日(木)
さて、ガソリン税率復活というか……これはこれで、いろんな新聞を読む醍醐味があるだろうと思ったわけで。
ガソリン料金が一ヶ月の間に上がったり下がったりに関しては、余計な手間を増やしたという意味でアレですけどね……値下げ、値上げ、増税、減税……などの言葉をむやみやたらと用いる人間は、つまるところ、読み手なり聞き手を馬鹿にしているとしか思えなくて、高任的には不愉快です。
ちょいと昔、不況打破のための特別減税がありましたが……それを段階的に、元に戻すという所で、『増税だっ!』と騒いでいた連中は、国民におもねるようでいて、じつはただの煽動者としか思えない部分が。
あれと同じで。
左の代表っぽい某新聞……ここ数日の流れを見ていると、ガソリンの値上げが家計を直撃、車に頼る地方の(4世帯10人家族で車6台)の例を取り上げ、一ヶ月で22万のガソリン代がかかると、読み手にやたらインパクトを与える(でも、もう一つの例は具体的な数字が出てこない)記事を作ることに集中……値上げが、家計が……強調されるのはそればかり。
道路特定財源が果たして必要なのか……その記事の場合は、金が無駄遣いされている事だったり、造った道路が充分に活用されていない事だったり。
……何故、地方では交通が車だよりになるのか、とか、本来は包括的にとらえなければいけない政治を……財源にしても無駄遣いされていることは事実にしても、無くしてしまえってのは、子供の喧嘩で……。
結局、多かれ少なかれ他の新聞もそうですが……『読者に、こう思わせたい』『読者の共感を得つつ、それをこっちの方向に導きたい』……と言う意識の元に、1つ1つの記事に対して、有効なネタだけを使用しているのが、この新聞の場合かなり顕著です。
それは、ディベートとして有効な戦術かも知れませんが……高任の考える、マスコミ論とは基本的に相容れないわけで。
つーか、マスコミが読み手に対してディベートを仕掛けてどうするつもりやねん……思想教育か?
ついでに言うと、自分に不利なことは語ろうとしない……それは、日頃この新聞が散々叩いてる、『悪しき官庁』やら、『汚職議員』と同じレベルの事と思うわけで。
正しいことは誰が言っても正しい……のは確かに真理ではありますが、高任的には、『お前らが言うなよ』という印象しか受けません。
まあ、政治や、思想ネタだけが新聞記事ではありませんが……高任がひねくれているのは確かですけど、この手の記事になると、やたら嘘つきオーラを感じる新聞だなあ、と。
そんな感じで、今朝の某新聞は、えらいことになってます。(笑)
高任に子供がいたら、絶対読ませたくない新聞の見本というか……いや、この件に関しては、の話ですよ。(笑)
さて、やや右よりと見られている某新聞。
淡々と、事実だけを述べている文から、ひしひしと怒りが伝わってきます。(笑)
値段を下げたままにすることで生じる、2兆6000億円の歳入欠陥……それはいずれ、納税者のツケに回る。
憲法の規定において、再可決によって関連法を成立させたのは、政府・与党としての責務である……と、再可決そのものは是としており。
なら、何に怒っているのかというと……一般財源化の約束を必ず果たさなければいけないと……その事で。
今後10年、ガソリン税収を道路特定財源に充てるという道路整備費財源特例法改正案と、来年度から全額一般財源化という首相の方針とのずれを危惧しており、この後の動きを注視している……そういうスタンスですか。
個人的には、割と建設的だと思うんですよ……いや、この件に関しては、の話ですが。(笑)
まあ、後は中道、エブリデイとか、エコノミーとか……この件に関しては、紙面全体では、それなりにプラス面とマイナス面のバランスのとれた記事になってたと思います。
それはさておき、3分の2の賛成で衆議院再可決できるのはわかってたことで……だとすると、だらだらと引き延ばして参議院で賛否の可決すら取らず、値下げと値上げで余計な手間をかけさせた、参議院第一党の民主党は何だったのか……という事に触れた新聞はあまりありません。
賛否すら決せずに時間を引き延ばし、再可決で参議院の存在を否定されることになっても、少なくとも一ヶ月の間ガソリンは安くなり、国民はそれを享受する……その後の値上げは、国民のさらなる反発を呼ぶだろう、これを政権奪取のチャンスとしたい。
上記は高任の想像で、他に何か理由があるのかも知れませんが、現政権に対して不満を持たせるためだけの駆け引きとしか……ゲームやスポーツなら、それは許せます。
勝ち負けという概念が存在しますから。
でも、民主主義の政治の世界に、勝ち負けを持ち込むなというか……政権奪取のために、国民によって選ばれた代表者が、何もせずに…。
政治は現実以外の何物でもありませんから、綺麗事だけですまないのは承知ですが。
与えられた権力を行使することなく、ただ黙ってみてただけの政党の支持率が上昇しているそうです……現与党を是とはしませんが、どこかの国の有名な言葉を思い出していただきたい。
リーダーを追放してみても、結局は最初にリーダーになれなかったモノばかり。
5年、10年のスパンで考えてみて欲しいんですが……本当に有能で、人の心をがっしり掴むことが出来る人材がそろっていたなら、とっくに民主党は政権を奪取してるはずですよね。
ま、こういうのを言いっぱなしだと片手おちというか……。
『野党の仕事とは何ですか?』
『それは、キミ、何が何でもその時の政権を倒すことだ、政策も何もなく、とにかく政権を倒す事が、野党の仕事だ』
と答えたのは、某中曽根元首相。
1993年の総選挙で敗れ、いわゆる細川政権の元で、自民党が野党を経験することになった時のやりとりだとか。
そういう意味では、今の民主党は間違いなく野党の仕事をしているのかも知れません。
ただ、この言葉の表面的な意味だけをとってしまうと誤解が生じるので補足すると、あの当時の政治改革の流れというか、某中曽根首相のインタビューの内容から鑑みるに、二大政党制への移行というか……政権交代可能な政治システムの構築を主眼とした上での言葉だろうとおもいます。
ま、その目的が正しいかどうかの判断は個人の価値観によりますが……とりあえず高任の認識では、いずれはそうならざるを得ないでしょうが、二大政党制をきちんと運営できるほど、国民が民主制度と言うモノに対して成熟していないよな、と。
つーか、今の状況見ればそのまんまですし。(笑)
さて、フェーン現象によって北海道のオホーツク海側で真夏日を観測しまくったとか。
北海道をのぞき、日本全国、南国沖縄にいたるまで真夏日を観測した地点はなく、国内の気温トップ10を北海道が独占したとか。
面白いネタというわけではありませんが、あまりに珍しいからとりあえず。
5月3日(土)
さあ、ゴールデンッ!!
と言っても、休暇を満喫するために提供されるサービスは、これまた他の人間によって生産されるモノであるからして……他人に手間をかけさせようとする休暇を目論む人間が多くなればなるほど、サービス提供のために労働力を必要とするわけです。
まあ、ガソリンの値段も上がって、車で出かけるのって面倒だよね、家族そろって、家でごろごろしてようよ……などとうそぶく旦那さんに向かって、『ご飯と掃除洗濯を、貴方がやってくれるならそれでも結構です』……と、怖い目で口にする光景を想像していただければ、理解しやすいと思います。
昔と違って、共働きの夫婦が多かったりするわけだからちょっとずれた言葉かも知れませんが、『休みになるとお母さんの仕事が増える』ってのは、割と昔から言われてることです。
ゴールデンウイークだかなんだか知りませんが、あまり世間に迷惑をかけないように休日を過ごしましょう。(笑)
と、言うわけで……気がつくと、もう4時間ほどミニゲームのピンボールに熱中していたわけですが。(笑)
さて、某伊達選手の現役復帰について、先月の日記でちょっと触れましたが……岐阜メ〇リアルセンターで、行われているカン〇ルー杯。
予選をトップ通過し、日本ランキング3位の某選手を撃破し……ダブルスと共に、シングルスで決勝に進出したとか。
やっぱり強いと言うべきなのか……とりあえず、シングルス決勝進出のポイントを獲得し、11月に行われる全日本選手権の本戦出場権をほぼ獲得(ポイントプラス、年間出場試合数などの兼ね合いがある)したとか。
どういうテニスをするのか……の部分で有利だったというのは事実でしょうけどね。
はて、アラビアンガルフって何だ……と思ったら、アラビア湾岸諸国の連合代表チームだとか。
あ、ラグビーのアジア五カ国対抗戦の話です。
つーか、選手同士の連携が重要になってくるラグビーで、言葉は悪いですが寄せ集めチームですか……100点差つけたところで、あまり意味があるとも思えませんが。
昨秋のワールドカップの反省をいかして、攻撃力アップに力を注いでいるらしいですが……攻撃力と言っても、選手一人一人の基礎力から、戦術面にわたるわけで。
基本的に、世界へ行くと選手個人の能力が劣る状況なわけですが……それと逆の状況で、展開ラグビーを繰り広げたところで意味があるんでしょうか。
いや、指導者なり選手の話ではなくて……新聞等の記事が好意的に過ぎるような。
5月4日(日)
一体何があったんだろう……いや、一ヶ月ほど前からの変貌というか、行きつけの理髪店の壁いっぱいに、某韓国スターのポスターがべたべたと貼られていたわけで。(笑)
ひたすらピンボール……どうしても、15分から20分ぐらいで緊張の糸が切れてしまい、ボールアウト。
しかし、元帥まで昇進しようと思ったら、1時間以上かかるような気が……。
5月5日(月)
柱の傷は〜♪
何故5月5日の背比べの柱の傷がおととしなのか……去年はやらなかったのか、それとも、去年から出来なくなったのか、何故今年になって、それを懐かしく思うような心境になったのか。
ひな祭りの歌は、曲調からして暗い曲だったが、この曲は一見(聴?)明るい。
ひょっとしたら、この明るさの影に、家族だったり、兄弟だったりの、死の影が潜んでいるのではないか……などと、子供の頃考えたことありませんでしたか?(笑)
昔、日記で書いたような気もしますが……つーか、途中に中断したりした期間もありましたが、これだけ続けてると絶対同じネタなり、似たようなネタを書いてるだろうなとも思いますが……最近音楽の教科書で掲載されているかどうか怪しい『グ〇ーン・グ〇ーン』なんかも、実際は母親が死んで……父親が息子に向かって、生きること死ぬことについて語るという内容だとか。(時が過ぎて息子が大人になって妻に死なれたときにそれを思い出す……あたりは異説あり)
それを知った上で、サビの部分『青空には小鳥が歌い〜』に目を向けると、なかなかに趣のある歌だなあと思ったり。
丘の上にはララ……のあたりは、歌詞を訳した人の苦心の跡がうかがえますが。(笑)
まあ、某探偵漫画(最終回を迎えましたが)で、これを熱唱するキャラが出てきますけど、泣ける歌というよりは……透徹した想いを抱いてしまう歌という感じでしょう。
まあ、ドナドナの歌ででてくる子牛はナチスに連行されるユダヤ人……が真実かどうかはさておき……アレに比べたら。(笑)
5月6日(火)
日本はゴールデンウィークでも、世界が休みとは限らず……つーか、高任が大学を卒業して会社の新人研修が終わっ後、配属先で最初に色々覚えなきゃいけなかった内の1つに、各国の祝日がありました。
まあ、早い話……日本でも銀行振り込みなどで、祝日の前日の夕方に振り込み手続きすると、実際の手続きは祝日開けに行われるとかありますよね。
あれと同じで、海外への支払いにおいて……支払先の祝日をきちんと把握してないと、払わなきゃいけない日に支払いが出来なかったりして(その国の銀行が休みだから)……それはもちろん取引の時に、きちんと、物品受納から30日以内に対価を支払う……などの条件を交わすわけで、30日以内だと、まさに30日に支払うのが普通の企業というか。(キャッシュフロー管理というか、まあ、色々あるんです)
で、この日で30日……が、その国では祝日だった場合。(笑)
実際に支払われるのは、31日後になったりします……もちろんこれは契約違反です。
まあ、契約違反だけですめばまだいいのですが……。
こちらの会社が、この日に支払うべき金額は……などと、前もってキャッシュフロー計算をしているのと同様、向こうの会社もこの日にいくらのお金が入って、いくらの支払いをする……などとキャッシュフローの計算をして、お金の準備(口座残高)をしています。
で、企業は資本に対する利益率を追求するというか……早い話、余分なお金を眠らせておく企業を、物言う株主は見逃しません。
その結果……ギリギリのギリギリまで、必要なお金を計算し、余分なお金はよそに回す……そういう綱渡りの上で、企業会計というか、経営は成り立ってます……って、なんか学校の授業みたいですが、知ってる人は苦笑しつつ読み飛ばし、知らない人はへえ、なるほど、などと思いつつ読んでくだされば。
つまり、その日が祝日だった場合、その前の日に支払いを済ませておかねばなりませんし、向こうの会社はその計算で、資金の流れを計算しています……つまり。
『なにいっ、予定されていた振り込みが無く、某企業に対する支払いが出来なかっただとっ!』
たかが祝日、たかが1日……で、そういう洒落にならない状況を引き起こし、大騒ぎになることも。(最近は、振り込み予定などの情報をやりとりし、シミュレートしたりするので昔ほどは…ですが)
というわけで、毎月毎月、各国の祝日をプリントした用紙が配られ、伝票をひたすらチェックしたりしなかったり。
ちなみに、高任は一度、キャッシュフローの計算しくって、大騒ぎを引き起こしかけました……まあ、何が怖いかって、そんな重要な高任のミスをだれ一人(上司含む)チェック出来るシステムが存在しなかったということですけどね。(笑)
もっと怖いのは、新入社員にそれをさせるってことかもしれませんが……税務署の相手させられたり……。(笑)
ちょいと話が逸れましたが……ゴールデンウィークで日本市場はお休みですが、世界の市場は動いていますし、いくら日本に住んでいてもそれに関わる日本人は当然お休みというわけにいきません。
で。ニューヨーク原油先物相場も、元気良く動いてます。
なんか、100ドルの壁が……と言ってた頃が懐かしいというか、ここ4ヶ月で20ドルほど上昇し、120ドルを突破しました。
余談ですが、ニューヨーク原油先物相場ときくと……そこで世界に流通する原油全て(大部分)の金額が決められている等と思うかも知れませんが、実際に先物相場で扱われる量は……。
まあ、全否定も全肯定もしませんが、ここに投機筋の金がなだれ込むと、投資家の思惑だけで、全世界の原油の価格が影響を受けざるを得ない……みたいな批判もあります。
実際の需給バランスではなく、値上がりを期待しての買い、利益確定のための売り……など、端から見ていて商品を売り買いしているという実感を抱ける人はごくまれでしょう。
実際に、今活発に取り引きしているのは金融機関のオプション取引だそうで。
全部が全部ではありませんが、穀物の価格高騰の何割かも……値上がりを見越した、投機筋の投資による影響と見られています。
マイク〇ソフトによる、ヤ〇ー買収交渉決裂を受けて、ヤ〇ー株が一時2割近い急落を見せたのも、その類のあれで。
確か……買収提案を発表したのが2月に入ってからで、その頃株価は20ドルに届いてなかったレベルだったのですが……いつの間にか30ドルを超え、今は23ドルから24ドル、と。
まあ、高任個人としては世の中全てのモノに値段が付けられるとまで豪語するつもりもありませんが、ある両者の間で合意があれば、両者が処分できる全てのモノに値段がつけられる世の中であることは否定しません。
金が全て、いや、そうじゃない……そういう話のレベルを越え、今となっては、モノに値段を付けるセンスが問われているんでしょうね。
ただ、これは経済を学んだ人間として最低限のマナーとして肝に銘じているのですが……資本主義経済の恩恵を受ける、もしくは利用する人間が、資本主義経済そのものなり、システムを破壊するような行為を行ってはならない、と。
極端な例を挙げると、ある投資をして利益を得る……が、それによって、世界中の経済が大打撃を受けるような事は慎むべきだと。
経済のサイクルを破壊するような行為と言った方が、いいかも知れません。
まあ、これは経済に限った話じゃないんですけどね。
ただ、高任はもちろん凡夫連中からすると……どこまでやったら、壊れるのかが判断できないわけで。
値段を付けるセンスが他人に影響を受けない独自の価値観を持つことだとすると、どこまでやったら壊れるかがわからない人間は、己が属するシステムを維持するために周囲との協調性が必須となります。
一見相容れない2つの両立ですが……このあたりが、民主主義と、資本主義という矛盾する2つのシステムから来る齟齬でしょうし、単純に資本主義という観点から見ても、コストミニマム的な価値観から、持続性リスクミニマム(まあ、地球に優しくとかのアレです)への転換期に伴う齟齬なんかもあるわけで。
いや、『なんでシステム維持しなきゃいけないんだ』とか、真剣に言う人には……そういう人、いるんでしょうなあ。(笑)
価値観が1つだけだと、楽ですしね……考える必要が無くなりますから。
別に、原油と、穀物価格に限った話ではありませんが……資本主義は、核兵器以上に、人間の手に余るモノだった……なんて、後の時代に語り継がれているかも知れませんね。
後の時代があれば…ですが。
5月7日(水)
さあ、某マガジン、MMRの後編。
まずは、石垣先生のあとがきから。(笑)
久々のMMRいかがでしたか?
当時の大変さが甦りました。今度の予言、信じるも信じないもあなた次第です。
……漫画読んでいてやっぱり面白いなあと、高任は思ってたんですが、このコメント読んじゃうと。(笑)
作者本人のコメントかどうかわかりませんが……微妙に他人事オーラというか。
まあ、某キバヤシさんも名前が一人歩きして色々苦労されたと聞きますし……読み手としての楽しみとは別に、作り手側の心労は格別のモノがあるのかも知れません。
さて、何やら昨日はものすごく湿度が低かったとか……関東地方で10、この時期では異様なほど低いとか何とか。
ありゃ、それなら昨日毛布を洗うべきだったか……と、今日洗ったんですが。
9日(土曜)には天気が崩れるらしく……さて、明日中、もしくは9日、雨が降るまでに乾くかどうか。
まあ、ダメならもう一回洗うだけで。
5月9日(金)
ほう、そう来たか……ヤングア〇マルで連載中の、次で最終回を迎える『ホー〇ーランド』の漫画の事です。
ストリート格闘という部分で取り上げられることが多い作品で、ドラマになったときもそれを強調しつつ、なのに格闘演出は最低(高任主観)な感じでしたが……基本的には、個人の内面に踏み込んだ描写の多い、私小説というか、そういう系統の作品だと高任は思ってます。
まあ、そういう意味では……作者の価値観が強く影響した流れなのかな、と。
5月11日(日)
今更、三国志7をプレイ……というか、昔断念したエンディングを目指したというのが本当のところですが。
全都市の内政値をほぼマックスにするのはともかく、配下武将の人数×1万人より兵士の数のを少なくする……というのがミソ。
何故かというと……武将というか、プレイヤーの行動力を算出する値は政治力なのですが、政治力最大、政治力プラス10のアイテム、行動力が多くもらえる『行動』の特技取得をしても、毎月最大で180程しか与えられません。(上限は200で、それ以上には蓄積できない)
で、当然全土を統一するわけだから、支配する年の数が20、30になってくると配下武将に委任する羽目になるのですが……。
まあ、内政しろと言えばせっせと内政し、技術を高めろと言えばせっせと技術を高め、防備に努めろといえば、徴兵し、訓練し、装備を充実させていき……一部の武将をのぞけば、きちんと言うことをきいてくれます。
ただ……言うことをききはするのですが、それと同時に徴兵してしまうというか。
早い話、支配下の都市の内政値は全部マックスだけど、兵士数が多すぎてそのエンディングが見られなかった……という感じですか。
ちなみに、待機という命令があり、これは余計なことをするな、じっとしてろ……という命令で、なるほど基本的になにもしないのですが、何故かせっせと徴兵だけはしてくれます。(笑)
結局……内政値もマックスにした都市は無人にし、他国のとの国境都市に精鋭部隊を配置し、それ以外の武将は、全部プレイヤーのいる都市に集めて、とにかく兵士のいない武将を集めて集めて集め膜って、無駄飯を食わせ続けるしかないのです。
もちろん、都市ごとに独立採算をとっていて……100人の武将が集まっていれば、当然季節ごとに支払う給料で財政は思いっきり赤字です。
各都市に武将を派遣し、兵糧はともかく、金を輸送して、赤字分を埋める作業の繰り返し……で、全土を統一。
もちろん、戦闘を任せる統一部隊は兵士がいるので……その分の赤字(兵士数が多ければ多いほど、武将を増やしてその平均値を下げる必要がある)を埋めるために、配下武将を増やさなければいけません。
このゲーム、何が面倒かというと、一旦徴兵した兵士は、ずっと兵士であり続けるという所でしょうか。ごくまれに、特定の都市の予備兵士を民に戻せという命が下ったりもしますが、高任はこれまでに2回しかお目にかかったことがありません。
敵国を滅ぼす……捕らえた敵の武将を配下にしたり、解放したり、首を斬ったりするわけですが、敵国の武将が抱えている兵士は自国の兵士になってしまいます。
序盤は、いかに被害を少なくして圧倒的勝利を収めるかがポイント(被害が大きいと、他の国が速攻で攻め込んでくる)になってきますが、中盤から終盤になると、自国の抱えている兵士を減らすために、いかに被害を多くして戦闘に勝つか(言うまでもなく、前者より難しい)がポイントになってきます。
本来なら、敵国の兵士を遥に上回る戦力を用意して、結果的に被害を微少にして勝利するのが戦争の常道ですが……このゲームでそのエンディングを目指す場合、全土に大量の血を吸わせる戦いが必要になってきます。
戦略シュミレーションからするとタブーとも言える、無駄な消耗戦をひたすら繰り返し……そして辿り着くエンディング。
断固たる決意を持って臨まないと、心がくじけて途中で投げ出したくなると言うか……まあ、そんなこんなで全土を統一。
お目当てのエンディング……なるほど、こんな風になるんですね。(笑)
なんか、ベストエンディングって感じじゃないけど。
しかし……冷えますな。(笑)
10度近く気温が下がると、さすがに寒いというか。
洗った毛布を、もう一度引っ張り出して……まあ、またもう一度洗うと言うことで。
5月12日(月)
ちょいといい話……というか、本質的に世知辛い話かも知れませんが。
お米の国の人材情報会社である、サ〇リー・ドッ〇コムが、昨日11日の母の日に合わせて、子供がいる専業主婦がこなす家事や育児は合計で年俸約11万7000ドル(約1200万)に相当するとの試算を発表したとか。
まあ、母親の仕事の重大さを認識してもらうきっかけに……ってな事を期待して、試算をまとめたとのこと。
ちなみに同社の試算は……主婦1万8千人の作業時間を集計して分類。
料理をコック、子供の世話を保育士、車での送迎を運転手などにそれぞれ依頼したと仮定し、外注費用を積算したものだとか。
専業主婦の母親の作業時間は、平均で毎日13.5時間に上ったため、超過勤務手当が発生し、年俸が膨らんだとのことです。
例によってツッコミどころ満載ですが、いわゆる主婦業が大変な仕事である事を否定するつもりはないので、ツッコミは個人にお任せします。
ただ1つだけ……母親としての作業時間が、13.5時間しかないのかよ、と高任は思ったりしましたが。
もっと長いよな、ふつー。
地震。
中国の四川省で、大規模地震……学校の倒壊で生徒達が、また工場などで数百人が生き埋めになっているとのこと。
続報待ち。
ただ、サイクロンに見舞われたミャンマーと理由こそ違え、中国は災害時に他国からの救助活動を頑なに拒む傾向があるため、精々援助物資を送ることぐらいしかできないでしょうけど。
5月14日(水)
低気温、雨……。
さて、日本においてケシの花は栽培が禁止されています……まあ、ケシの花と言っても色々種類があって、いわゆるあへん法によって、栽培しては行けないケシの花の種類が定められています。
というわけで、某県某所のフラワーフェスティバル会場……5ヘクタールの広さに植えられた約500万本のポピーの花が、月末の開催に向けて咲き誇って……おや。(笑)
よく見ると、この花……ポピーじゃないぞ。
というわけで、慌てて刈り取った花の数、数十万本。
まあ、広さ約5ヘクタールの内、1ヘクタールがそうだった……というか、ケシの花(アツミゲシ)がさきまくっていたらしく。
なんでも、ポピーの花の種を購入した時に、芥子の花の種が混ざっていたのではないか……とのことらしいです。
まあ、予想はつくと思いますが……ポピーもケシの一種で、花の色や形からは分かりにくい(しかも、会場一面花だらけのわけですし)……つーか、高任は見分ける自信ないです。
5月16日(金)
日本からの国際緊急援助隊第一陣が、中国の被災地で活動を始めたとか。
高任はてっきり中国側が他国の救助隊を受け入れることはないだろうと思っていたのですが、予想が外れたというか……ミャンマーの対応が非難されているのを考慮してのことかも知れません。
まあ、そのミャンマーにしてもインドなどの医療救援チームの受け入れを表明し、周辺国の救援は受け入れる方針を固めたとのことです。
とはいえ、依然日本や欧米からの派遣は拒んでいるとのこと。
これを、軍事政権の情報操作……とみるのは簡単ですが、日本なり、欧米に対する別の意味での警戒心がそういう措置をとらせているのかもしれません。
ちょいとうろ覚えですが、今月上旬の国連安全保障理事会の非公式協議で、国際援助を拒み続けているミャンマーの軍事政権の問題を巡り、フランスと中国がかなりやり合ったようなニュースを見聞きした記憶があります。
もちろん、フランスは強制介入すべきだの側で、中国は内政干渉だ……と。
とりあえず……2005年に国連で採択された『保護する責任』と呼ばれる合意に対しての解釈の違いが根本。
全ての国家は、国民を守る責任を負う……それができなければ、国際社会が強制代行する責任がある。
……と、これがいわゆる『保護する責任』ってやつです。
もっともなことだなあ……と思うよりも先に、言葉の裏に隠れた黒いモノを感じる高任は、ちょっとばかりひねくれ者って事でしょうか。(笑)
他国にいる自国民の安全を守るために戦争ふっかけたり、他国の一部の人間の人権擁護のため、その他大勢の人権を蹂躙したり……立派な言葉ってのは、解釈次第でどうにでもなるというか。
もちろん、拡大解釈できない法律というか、取り決めなんぞ、クソの役にも立たないのは承知ですけど……最初から拡大解釈を想定して作られた法律や取り決めはクソだろうと高任は思うわけで。
まあ、そもそもこの合意で主に想定されてたのは、集団虐殺や、民族浄化などの政治的暴力や迫害であって……自然災害への対処が、強制介入の発動対象に含まれるかどうかに関しては論議すらなかったらしく。
で、フランス側は……『自力で救助活動を十分に施す能力がないのに、国際援助を拒む。これはもう、政治的行為に他ならない。その結果として大量の人命が危機にさらされるとするなら、これは政治的な暴力である』……なるほど。
対して中国側……『保護する責任が、天災に対して適用される道理はない…』……の後に、こういう場では珍しいというか、ちょいと相手を挑発というか、怒らせるような発言を繰り出して、結果激しくやり合うことになった……らしいですが、詳しくはわかりません。
まあ、フランスの言い分はある意味立派ですが……同時に、『政治によって、国民が安全を害されている』と判断すれば強制介入される……という、ちょっと背中に冷たいモノを感じる部分が。(笑)
これと、いわゆる数の暴力というか強者の理論が結びついたときどうなるか……は、一応民主主義国家に属する人間としては考えたくないですね。
国民がどう思っていようが関係なく、仮に一部の人間が『この国は…』と騒ぎ、それを利用し(もしくは最初から不満分子まで整えて)己の国に都合のいいように体制を変更させるべく、強制介入を……うわあ、つい最近どこかの国であったよね、これ。(笑)
中国側の強い反発も……それを根拠にされたら、当然北挑戦への介入が可能になり、チベット問題にまで発展しかねないわけですから……これは当然の反応といえて。
高任ですら、その程度の想像は出来るわけだから……現実はもっと複雑でしょう。
まあ、強制介入が出来るのかどうか……は別問題ですが。
だって、援助物資を運び込むためには、港を解放させて軍艦等を接岸する必要があり、活動も領内に多数のヘリを飛ばしたりするわけだから……これは、相手国が認めない限り、戦争以外の何物でもなく。
国民と国家体制、優先すべきは……その問いかけが、常に個人に向けられるあたりに、ちょいと欺瞞の香りを感じるわけで。
国家体制は全ての国民を等しく保護する……国が考える等しくの意味と個人が考えるそれとの差異はさておき、それはそれでよし。
等しく保護できないとき……そもそも、全員の満足曲線を同一に考える事自体に無理があるんですが、その時どうするか。
自分の命と他人の命、優先すべきは……。
国民と国家体制……の問いかけに限ったことではありませんが、結局いきつくのはこの問いかけでしかないと高任は思います。
自分の命を優先する(もしくは逆)時点で……最初の問いかけは意味をなくすというか、矛盾を抱えた人間が関わるものに過剰な整合性を求めると……。
結局、この世の中にどこまで整合性を求めるか……その時代ごとのバランスの模索の繰り返しが歴史でしょうな。
ゴルゴの顔が描かれた缶コーヒー……はたして、どのあたりを購買層としているのか。
ま、それはそれとして……アニメの評判は高いのか低いのかわかりませんが、頑張ってるなあという部分と、ここはもうちょっとどうにかならなかったのかという部分が混在してて、高任個人の評価としては、可は与えても、優とか秀の評価は与えられないなと言う感じで。
主題歌については、最初から期待してなかったのでアレですが……オープニングソングで、一人称に『僕』を使う歌を持ってくるあたり、無神経にも程があるだろう、などと。
まあ、ゴルゴの歌じゃなかったらふつーなんでしょうけど。
基本的には、30分1シナリオ……に収まりそうな話を選んでいるようですが、尺の関係もあるんでしょうけど、『常人には不可能な狙撃』であることを視聴者に示す場面がほとんどないのは……好きな人間から見てそれですから、ほとんど読んだことない人間を、ゴルゴの世界に引きずり込もうという作品ではないし、元々最近のアニメというか、深夜枠のアニメはそういう部分が極端だから仕方ないんですかね。
ちなみに、本日のゴルゴの台詞は……多分3つか4つ。(笑)
5月18日(日)
7年前の犯罪が発覚した某サッカー選手……が、解雇されたのはさておき、社長等に減給処分はどうなのだろう。
まあ、わかる人にはこれだけでわかるネタですが……一応、軽く説明すると。
めきめきと頭角を現しつつあった某サッカー選手……が、酔って(?)住居侵入というか、まあそういう件で捕まって解雇されたのが3年ほど前だと思ってください。
反省を示し、地域のボランティア等に参加しつつ……黙々と一人で練習を続ける日々を続けること1年。
反省もしているようだし、これなら……と、前に所属していたチームとは別のチームに入団し、もちろんボランティア活動などは続けながら、ついには日本代表候補にも選ばれ……た矢先、今から7年ほど前の、窃盗容疑で逮捕。
まあ、DNA鑑定とかそういうのの流れというか……スポーツ新聞などでは大きく『二度目の…』などと取り上げられましたが、実際はちょいと順番が違うわけで。
早い話、一度捕まって……反省しているような生活を過ごしながら、再び犯罪を犯したっていうのと、今回では与えるイメージが全然違うというか。
別に、罪を許してやれとか、そういうこと言ってるんじゃなくて……この一連の騒ぎにおいて、ちょいとマスコミ側に問題はなかったか、と。
もちろん、反省しているフリして云々は本人の心の中だけの話なので何とも言えませんが……ひょっとしたら、心の底から反省し、品行方正な生活を続けていた可能性だってあるわけで。
その場合……日々の生活ぶりなどを観察して、選手を入団させたチーム関係者に落ち度はあったのかどうか。
もちろん、責任者ってのは責任をとるのが仕事ですが……今回、逮捕から起訴に至った事件当時に所属していたチームの関係者に(プロの選手、しかも社会人に監督不行届もへったくれもないような気もしますが)まず責任を負わせるべきでしょう。
まあ、現在がチームとは無関係な人がほとんどでしょうから、責任の取りようが無いとも言いますが。
それだけの話です。
ついでにもう一つサッカーのネタ。
昨日埼玉スタジアムで行われた浦和対G大阪の試合で……サポーターの小競り合いというか、大競り合いというか。
浦和サポーター約5000人が出入り口を封鎖し、大阪サポーター約1000人をスタンドに閉じこめ……まあ、色々と。(笑)
事の発端は……試合に勝利したG大阪の選手が、ピッチの中央で円陣を作って歓喜のパフォーマンスを繰り広げていた事から。
浦和の選手が近寄り、やるんだったら自分たちの(G大阪)サポーターがいる方でやれ……と、注意したところ、まあ、選手同士がヒートアップというか。
それをみたサポーターが、選手にペットボトルを投げつけ……サポーター同士の争いへと飛び火。
どうも、試合前にG大阪サポーターが浦和サポーター席に向かって威嚇で投げつけた水風船が子供に直撃していた……などの伏線もあったようですが、とりあえずはそんな感じらしく。
これを聞いて高任が思い出したのは、中学の頃のこと。
メジャーリーガーはホームランを打っても、打たれた相手投手のことを思いやってガッツポーズなどを取らない云々。
ホームランを打った、嬉しい……が、打たれた方は口惜しい。
打った喜びを強く表に表せば、相手はさらに口惜しい想いをする……それゆえに、静かに一周しそのままベンチの中へと入っていく。
まあ、メジャーリーガーはそういう風に考えるというか、そういう文化の元で野球をやっていると聞き、それが正しいかどうかはともかく、ああ、そういう考え方もあるか……と、高任は思ったもんでした。
アウェーでの勝利、そしてピッチの中央で我が物顔にパフォーマンス。
上記の精神を支持する人間の目には、G大阪側の行為は、スポーツマンとして恥ずべき行為として映るでしょうし、事実場所を移動しろと注意しにいった選手は、『相手を傷つけるような喜び方はして欲しくない』とのコメントを残しています。
それに対して、G大阪側の選手は……『負けたら何も言えないでしょ』『何で怒ってるのかわからなかった』などとコメントを残しています。
勝った、いいプレイをした、それを喜んで何が悪い……というか、むりやり、自分の感情を抑えつける方が不自然、という考え方もまあ、当然と言えるでしょう。
高任はどっちかというと後者の考え方に近いです。
ただ、試合終了の瞬間、よっしゃー、勝ったぜー……ってな喜びの表現はむしろ自然だと思うし、それすら抑え込むというのは高任にはちょいと受け入れがたいものがありますが、試合が終わって、選手同士の挨拶が終わって……その後フィールドに居残って、ピッチの中央でパフォーマンス……それはなんのためのパフォーマンスなのかという疑問は感じます。
注意しにいった選手の『自チームのサポーターがいる方でやれ』という言葉を支持するわけではありませんが、自分たちのサポーターがいる近くでのパフォーマンスなら、まだそれは理解できなくもありません。
それは応援に対するある種の感謝表現と受け取れなくもないですので。
高任が考える普通の流れでいうと……試合が終わった、相手選手と握手、自軍のサポーターに礼、相手サポーターにも礼(これは挑発行為と取られるらしいですが、プロなら敵味方関係なく観客に感謝を示すのは当然だと高任は思います)をして、そのまま引き上げる……なんですが。
というか、高任はサッカーの得点後のパフォーマンスとか今ひとつ理解できない人なので……しょうもないことで試合中断させんなとしか……試合が終わった後はどうでもいいというか。
しかし、ピッチの中央って事は……観客席から最も離れた位置ってことで。
そこで、歓喜のパフォーマンス……実際に、その試合の、その光景を見てないので何とも言えませんが、ものすごい寂しい光景のような。
自軍のサポーターと喜びを分かち合うでもなく……さすがに、敵のサポーターに喜びを分かち合えとは言わないでしょうし。
例えば、某巨人の選手がホームランを打ち、阪神スタンドのファンに向かってガッツポーズとか連発したら……最近はともかく、昔の元気いっぱいの阪神ファンの頃なら間違いなくファンがグランドになだれ込んでくるでしょう。
『負けたら何も言えないっしょ』……って事は、そのパフォーマンスは、動物のマーキングみたいなモノなんでしょうか。
まあ……どうでもいいや。(笑)
ええい、ついでにもう一つスポーツ。
これはちょっと眉唾のネタというか……オリックス対ロッテの試合。
9回、5点差を追うオリックスのローズが三振……後ろを振り返った矢先、主審が電光石火の退場宣告。
え、一体何があったの……?
某秋村球審のコメント。(某スポーツ新聞より抜粋)
『三振した後に後ろを向いて寄ってきた。英語で何をいったかはわからないが、ただ振り向いただけでは退場にしない、あの時の顔が侮辱行為と感じた』
顔が侮辱行為。
それはつまり、『おいおい、今のがストライクかよ』という感情が顔に表れ、言葉はわからずとも、自分が侮辱されていると感じて退場を命じた……ということか。
そりゃ、振り向いてベロ出して……とかならともかく。
多分、これまで通算12度の退場を食らっているローズ選手という先入観が、電光石火の退場宣告へとつながったとしか思えません。
あ、これで13回目……自身の持つプロ野球記録を更新したわけですが。
しかし、顔が侮辱行為って……。(笑)
裁判に訴えられたら負けるよ、それ。
5月20日(火)
以前対談で少し触れましたが、高任は大学受験に失敗して浪人生活の経験があります。
田舎ですから、ろくな予備校が無く(高任主観)……高任を含め、高校の同じクラスの人間で6名ほどが浪人生となったのですが、予備校に通うために大阪に下宿した人間がいたことから、いわゆるまともな予備校がないというのは、あながち高任の主観だけじゃなかったのかも知れません。
まあ、今思うと浪人生活は浪人しないと出来ないし、予備校に通うことも出来ないから……どういうモノなのか、見学ぐらいはしても良かったかなと思ったり。
なんでこんなネタになったかというと、高任のバイト先で予備校に通っている人間がいて、そういう話になったというか。
まあ、昨日徹夜で、これからバイトで、バイトが終わったら予備校行って、夕方から知り合いと野球観戦に行くんです。
いつ寝るんだ、お前。
などと、100人中99人が入れる平凡なツッコミをやったわけですが、『やっぱ寝た方がいいですかね…予備校の授業キャンセルしようかな…』
キャンセル?
キャンセルも何も、授業に行かないだけの話では……と思ってちょっと尋ねてみると、どうも授業料というか、受けた授業数に合わせて費用がかかるような感じで、しかも予約した上でそれをキャンセルすると、キャンセル料まで発生するとか。
しかし考えてみると、予備校に在籍するだけ在籍して、入試の資料というか情報だけを利用するってのもありかな、と。
高任は自宅浪人生でしたが、何がやばかったかというと、センター出願の締め切りとか、手続きとか、ついうっかりしそうだったというか。
これが、予備校にもよるでしょうが、そのあたりの手続きなり情報が楽になると言うか……授業を受けなくても在籍するだけで、メリットはあるのではないかと。
そういう意味で、キャンセル料云々が生まれたのかな……。
で、キャンセル料が300円なんですけど、予備校に行く電車賃が320円かかるんですよ……つまり、無理に予備校行って授業受けるより、キャンセルしてキャンセル料金払った方が20円安くすむんです。
……そうか。
彼が、志望校に合格できますように。(笑)
後9ヶ月、生暖かく見守っていきたいと思います。
ああ、某時代劇漫画雑誌が静かにお亡くなりになられたようで。
5月21日(水)
ネタが向こうからやってきたというか……ドアの郵便受けに差し込まれていた一枚のハガキ。
幸福への羅針盤、風水。
もう、この時点で口元半笑いというか……アンケートに答えてくれた方には、無料で姓名判断鑑定書をプレゼントなどと。
姓名判断の割には、えらく個人情報書き込む部分が多いんだが……これって、絶対うさんくさいところに情報垂れ流し一直線のような気がする。
まあ、有料の詳しい運勢鑑定を希望しますか……なんつー、質問まであるんですが。
それはさておき……このハガキに、『自分で出来る風水調査』などという項目がありまして。
門と玄関が一直線上にある。
家が四角でなく、張り欠けが多い。
廊下が家を二分している。
家の一階の一部に駐車場がある。
家の近くに墓地、神社がある。
玄関を入ると正面に階段がある。
玄関を入ってすぐに水回りがある。
増改築をしたことがある。
家の中心(対極)が居間以外にあたる。
土地が四角ではなく張り、欠け、変形している。
家が袋小路や、T磁路の突き当たりにある。
玄関や窓の正面に、電信柱や木が見える。
玄関が向かいの家の玄関と向き合っている。
……2個以上の場合は風水対策をお勧めします。
まあ、ちょびっとでも書物を読むなどして風水かじったことのある人間なら、せっせと眉に唾をすりつけている最中だと思いますが……とりあえず、今の日本で上記の項目に該当しない建築物はかなり希有でしょう。
もちろん、そんなツッコミを入れたところでこの国全体が大地の気を散じているため、世の中が……などと煙に巻かれるのは目に見えてますから言いませんけど。
門と玄関が一直線……は、風水以前に昔からある程度言われていることですが、建て売り住宅などではそんなこと関係ないのが普通です。
後……家の中心が居間になる云々に関しては、神社というか、社を想像するとわかりやすいと思います。まあ、一般家屋でそういう家にしようとすると……以下略。
廊下、階段……家の強度を決める柱の位置やら、そこから割り振られる部屋の数と大きさ。
まあ、家としてのあり方と、風水の理念……がぶつかって、建設的な話し合いをする方が難しいのでツッコミを入れるだけ無駄です。
というか、アパートの各戸にこのハガキを差し込んでいく(笑)時点で、こんなの、ただの付け足しのなのは明かというか。
5月22日(木)
知人に教えられて読み始めた某漫画……毎度毎度ではありませんが、時折とてつもない爆発力を有していていい感じです。
ただ、面白いことは面白いのですが……ネタがネタなので、いつまで続くんだろうと心配になるというか。
まあ、仏陀とキリストが人間世界(日本)で2人暮らしを始める……すみません、もういいですか。(笑)
敬虔な宗教関係者の目に留まらないことを祈りつつ。
くたばれマ〇ドナルド……とか書くとまた誤解されそうですが、ただ単純に、高任が昔からマクドが嫌いなだけです。
まあ、日本マクド〇ルドが20日に、全国直営店の店長など約2000人について、管理職から外した上で、残業代を支払う方針を発表したと聞いたので、なんとなくネタに。
職務手当を無くして残業代に振り分けつつ、店長の残業が少ない店ほど業績がよいという社内調査結果が出たとして、今後は残業を減らす方向で取り組む云々。
まあ、あれですね……多分、名ばかり管理職という言葉を誰もが聞いたことあるんじゃないでしょうか。
管理職は残業代の支給対象から外れると言うことで、ちょっとばかり職務手当を付けた上で、店長を形の上で管理職扱いにして……という、主に外食産業で問題化されているあれが根底にあるわけで。
ちなみに、残業代が増えた場合は成果給を減らす等の調整を行うため、人件費の総額は今と変わらない……意味無いだろ。(笑)
まあ、今年の一月に東京地裁が『店長は労働基準法上の管理監督者とは言えないとして、残業代の支払いを命じる』という判決を受けてのあれでしょうけど。(控訴中)
残業代は支払うが他の手当を削る……そこをもう少し掘り下げて考えると、いわゆるそういう事が問題になっている業種では、店長職の割合がやたら高いってのがあります。
各店舗の店長、複数の店舗を担当するアドバイザーというか、いわゆる本部の人間……店で働いている人間は全部バイト。
おそらく、全社員の半分以上が店長職……という構造になっていることも珍しくはないでしょう。
直営店の店長に残業代を支払うようになった某セ〇ンイレブンなんかも、店長手当が減ったために実質収入はほぼ同じになったとか。
結局、これ以上人件費をかけることが出来ない……そういう収益モデルに過ぎないと言うか。
さて、駅前の交番のポスターにちょいと目を奪われました。
いや、栽培してはいけない草花というか……この前日記で書いた、アツミゲシとかそういう写真が色々あって、ふーんほー、へー、などと。
確かに、ポピーとよく似てる……と言っても、ポピーにも色々種類があって、似てるけど大丈夫な草花の例でアイルランドポピーとかありましたし。
でもまあ、ケシはケシでもひなげしとかの方が知られてるんでしょうか……ひょっとして、虞美人草とかの方が通りがいいかも知れませんけど。
いや、それだけなんですけどね。
5月23日(金)
この前日記で書いた某ヤングアニマル連載の……おや、8年も連載してたのか。
なんだかんだ言っても、隔週雑誌だからそんなモノなのか……あああああぁぁぁっ!?
まあ、高任を納得させる必要はないんでしょうが、個人的には納得いかない最終回でした。
全体的な構成を考えると筋は通ってるんでしょうけど……。
今日は、電話のやりとりがあったから、ゴルゴの台詞はわりと多め。
5月25日(日)
天気図を見る限りでは、梅雨間近ですな。
知人に、『上野の〇美術館に行かへん?』と声をかけられたんですが、唐突だったので『なんかあるん?』などと聞き返しました。
これだけで、何のことかわかった人間が多ければ多いほど、高任が非常識と言うことになってしまうんでしょうか。
まあ、早い話某井上先生が、『最後のマ〇ガ展』と銘打って館内全てを使い切って展示を行っているというか。
バカ〇ンドの連載の方は、吉岡一門との戦いが終わったとこですが、展示物にはずっと先の武蔵が描かれていたとか。
伝聞ってことは、高任は見に行ってないってことです。(笑)
そういえば、あの漫画も最初はペンで描かれていたのに、いつの間にか筆に代わってるよなあ……。
5月28日(水)
某高級料亭が廃業するとか。
とはいえ、高任は例の偽装表示のニュースになるまで聞いたことがなかったわけで……そういう意味では、何の感慨もないのが本音ですね。
ただ、偽装表示の責任をとって前の社長が辞任し、今年の一月に今の社長が就任……で、例の使い回しがどうのこうの……。
何というか、社長って大変だなあと思うしか。
使い回し云々も、今の社長がやっていた(やらせていた)わけではなく、今年の一月に営業を再開してからは(嘘かホントかはさておき)してないわけで……。
結局、現社長は会社の最期をみとるために就任したというかさせられたようなモノなのかなあ……と。
自分のやったことの責任さえ満足に取ることが出来ない人間が多い世の中で、他人の責任をとらされることになる……それが仕事と言われたらそれまでですが、やはり大変な仕事だな、と。
え、これに関しては、前社長と今の社長は他人とは言えないだろうって?(笑)
ついでにもう一つ。
新〇コマ劇場の年内閉館が決定したとか。
これまた、高任は関東にやってくるまで知らなかった(ひょっとしたら耳にしたことはあったかも知れないけど)んで、これと言った感慨はありませんが。
まあ…
知 人:「じゃあ、〇マ劇場前で待ち合わせってことで」
高 任:「コ〇劇場というと?」
知 人:「……」
高 任:「もしもし?」
知 人:「……行けばわかる」
ちなみにこの知人は関西出身で、高任と同じ時期に関東にやってきたわけだから……多分、ものすごい有名だったのかも知れません。
いや、もちろん大阪にあった『梅田〇マ劇場』は知ってましたよ。(笑)
ちなみに、『梅田コ〇劇場』は、3年ぐらい前に閉鎖されたと聞いてますが。
『そんなに暇か』
……名言ですなあ。
だけじゃ、わけが分からないでしょうからちょっと補足。
えーと、某国営放送の記者のインサイダー取引に関連して、職員らの株取引調査がちょいとニュースになってますが……まあ、職員の何人というか、数十人が、勤務中に株取引をしていたという事がわかり、〇村官房長官が記者会見で呟いた言葉の一部です。
まあ、みんながやっているから許されるというわけではありませんが……これをネタに、非難することが出来るというか、資格を持つ人間がそれほど多いとは高任には思えませんけどね。(笑)
いや、インサイダー云々じゃなくて、勤務時間中に……という意味で。
勤務時間中に、100%仕事に没頭している人間は皆無だと高任は思ってます。
ふっと時計に目をやって……『もう〇時か…』などと、しばらく憂鬱な気分になったりした経験は誰にだってあると思いますし、トイレでちょっと一息とかも、ある意味時間を無駄に過ごしていると言えなくもないでしょう。
つーか、勤務時間外に株の取引をする方が難しいというか……まあ、海外市場なら話は別ですが。(笑)
それはそうと、町〇官房長官ですが……わりと口数が多いというか、政治家にしては脇の甘い発言をする印象を高任は持ってます。
先日も、東大での講演で『早くいい相手を見つけて結婚して、次の世代を作る。これはみなさん方の義務だと思う』などと発言したとのこと……もちろん、この発言が問題とされているわけではないようですが、『私はちゃんと義務を果たして2人の子供を作った』などと続けるあたり、高任と同じ認識を持たれる方も多いのではと思います。(笑)
数字的なモノで言うなら、一組の夫婦が2人の子供を作ったとしても、人口は減少していく(流入人口は抜き)んですけどね。
結婚するまでに、事故なり病気で減少する分が計算に入ってないというか。
5月29日(木)
むう、ヤングサ〇デー廃刊(休刊)とか言う噂が……今のところ、続きがものすごい気になる漫画が多いのですが。
やはり小〇館の経営が……。
ネパールの王制が廃止だとか。
18世紀中頃に、シャー王朝が成立してからだから……約250年ってとこですね。
もちろん、250年と言っても山あり谷ありと言うか、19世紀の中頃には摂政家のラナ家によって専制政治が開始され……王政復古までおよそ100年かかったり。
それから10年ぐらいで、マヘ……なんとかいう国王が憲法を停止し、国王親政になり……1990年に、ビレンドラ国王が、民主化運動に屈する形で国王親政から議会制民主主義に方向転換。
まあ、議会制民主政治のはじまりはどこの国も同じというか、政党間の勢力争いと汚職の広がりで政情不安定になり、挙げ句の果てに共産党毛沢東主義が王制打倒を求めて武装闘争を始める始末。
2001年の、王宮内での銃乱射事件は覚えている人も多いんじゃないでしょうか……この事件でビレンドラ国王は殺害され、事件当時地方にいた弟のギャネンドラさんが国王に。
そもそも、この人が事件の首謀者だったのでは……などと囁かれていたわけですが、国王となってすぐに、下院を解散し、何年か前には全閣僚を解任して直接統治を始め……これがいわゆる致命傷。(笑)
抗議運動、下院復活による新政権発足、暫定憲法に共和制移行を明記……制憲議会で王制廃止、の流れに。
絵に描いたような……というか、誰かが本当に絵を描いたのかも知れませんが(笑)、民主的な手続きを経て王制が廃止されるのは世界的にも珍しいケースと言えましょう。
いや、多分珍しいと思います……調べたわけじゃありませんけど。
まあ、王制廃止はさておき……新元首となる大統領の権限を巡って、第一党であるネパール共産党毛沢東主義派と、他党が事前折衝で激しく対立して制憲議会がなかなか開会できなかった……などというおまけ付き。
民主的な王制廃止と言っても、結局は……。(笑)
主人公、もしくは某キャラを襲う銃弾……『(……)の形見が守ってくれた…』の展開はベタもベタですが。
銃弾を受け止める、もしくは威力を削ぐモノも、ペンダントだったり、ナイフだったり、金属製のカードだったり……ギャグなところでは写真だったり、もういろんなバリエーションが……あ、胸パッドってのもありましたな。『彼女自身の見栄が命を救ったんだ……やかましいっ!』等のやりとりとか。
まあ、銃弾というわけではありませんが……相変わらずギャグなのかシリアスなのか、今ひとつ不明の某チャンピオンのギャンブル漫画。
妻の下着で危機を脱するってのも、なかなかに新しいと思う。(笑)
ついでに、某ヤングジャンプの皇帝が、ただのいい子ちゃんに成り下がって反吐が出ました。(笑)
もちろん、裏はありそうですが。
5月30日(金)
前日の日記、ネパールの件。
つっても、何種類かの新聞を読んで、適当に編集するだけだから手抜き以外の何物でもないですが、高任自身のための覚え書きみたいなもんです。
第一党のネパール共産党毛沢東主義派……は、全面的に実権を持つフランス型大統領制を主張しているらしく、同派のプラチャンダ議長を初代大統領に就任させ、首相も自派から出したい意向。
まあ、ようするに過半数を占めてはいない第一党だけど、俺達に権力を集中させろやって狙いが露骨すぎる考えですな。
第2党に転落した(今年4月の選挙で共産党が575議席中277議席を獲得して第一党になった。それまでは、こちらが第一党)ネパール会議派は、『政治全般の最高実力者は首相だが、軍の指揮権は大統領が持つ』とする案を提示しているとのこと。
これはまあ、それまで第一党だった会議派のコイララさんが現首相なわけで……この人を大統領に格上げしたいという視野があるらしく。
首相は、そちらからどうぞ……と、言ってるように見せかけて、軍の指揮権を自分の派で抑えておきたいあたりに、この国の暗い未来というか、現状がかいま見えます。
まあ、共産党のプラチャンダ議長は、ほんの2,3年前まで国軍と内戦を戦っていた人民解放軍の指揮官であり、今もその地位を放棄していないので……軍としても、プラチャンダ議長の指揮下にはいるのを嫌っている人が多いのではないか。それを見越しての、主張なんだろうなあ……ぐらいは推測できますが。
結局……どの派閥に、どの国の息がかかっているのかが重要ですけどね。
インドネシアが、今年12月末で石油輸出機構から脱退するとか。
と言っても、数年前からインドネシアは原油の輸入量が輸出量を上回る、純輸入国に転じて加盟条件を満たせない状況が続いていたわけで。
純輸出国に戻れば、再加盟できる……と、脱退は一時的な措置であることを強調していますが、さて……ここから先はちょっときな臭い感じですね。
本日のゴルゴの台詞……などと、こんなもん日記でシリーズ化してどうするんだか。(笑)
5月31日(土)
明日は、ダービー。
一番人気にツッコム予定……いや、去年の有馬と違っておとなしい額で。
バレーのラリーポイント制で、24対17からひっくり返されるというのもなかなか珍しいというか。(笑)
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