4月1日(火)
さて、エープリルフールというか何というか……まあ、嘘に対して寛容なのはあくまでも仲間内だけで、見ず知らずの人間に嘘をついたらどうなるか。
つまるところ、何事も程々にせよ、と。
それはさておき、『エープリルフール』を『本当のことを言ってはいけない日』であり、それを破ったモノには刑事罰が与えられる……という設定で、知人と色々話を考えてみたんですが、己が病んでいるのが丸わかりの話ばっかり思いついて知人と笑い転げたのは随分と昔のことです。(笑)
こんな設定だけに、もちろんどたばた騒ぎのお話に終始する話もありましたが……人々がほとんど口も利かずにひっそりと1日を終えるという都市の話、連続殺人犯が街の人間を殺すのを目撃した子供が大人達にそれを告げ、犯人は捕まったがその子供に罰を与えられたというお話やら、交通事故にあった瀕死の患者が医者に向かって、『私はどこも悪くありません』と告げてから血を吐いて死ぬお話やら……まあ、今考えても病みまくりですね。(高任と知人のどっちが考えたかは秘密)
まあ、本当のことが1つかどうかはさておいて……本当に対しての嘘は対義語として使われますが、嘘にも色々あります。
例えば。
『高任は、昨日、野球をした』
という事柄に対して、
『高任は、昨日、野球をしなかった』
という、ある事象なり行為を肯定するか否定するかの本当か嘘かなら、それは1対1の関係となり得ますが、
『高任は、昨日、テニスをした』
『高任は、3日前、相撲を取った』
という感じの嘘だと、これはもう無限の力というか、無限の広がりを見せます。
これをふまえた上で、『本当のことを言ってはいけない日』という状況を逆手に取れば、相手にきちんと情報を伝えることが出来ます。
早い話、1対1の関係にある嘘ばかりつくってことですね。
『俺は、お前に机の上の鞄を取ってきて貰いたくない』とか。
まあ、お笑いというか、『いいか、絶対に後ろから押すなよ』と宣言されて、敢えて後ろから押し、『前フリだろ?』あたりのやりとりは、この手の類のコミニュケーションになるんでしょうけど。
そういや何年か前に、モテモテになるけど嘘しか言えなくなるとかいう、エロゲーがありましたが……あれは、(シナリオ制作者にとって)都合のいい時だけ1対1の嘘になり、他は(シナリオ制作者にとって)都合のいい無軌道な嘘の羅列のオンパレードでしたが。(笑)
せっかくだから(笑)、嘘について色々考える日と思えば……それはなかなかに有意義に過ごせるかも知れません。
さあ、値上げだ値上げだ……牛乳やら、なんやらかんやら……まあ、前からわかっていたことですし。
というか……ここ10年、20年のレベルで価格変動が小さすぎただけに、基本的に物価は上昇していくモノだという事を失念した人が騒ぐでしょうな。
4月4日(金)
さあ、月刊ジ〇ンプを叩きのめし、ス〇エアもそれほどでもない……これで一人勝ちだぜ(まあ、月刊漫画誌は他にも色々ありますが)とでも判断したのか、講〇社が新たに創刊した月刊ライバル。
名は体を表すというか、少年誌らしく、そういう系統の漫画を……なるほど、努力・友情・勝利のジ〇ンプが迷走している間に、その土俵で(以下略)。
まあ、ス〇エアセカンドとかいう増刊の雑誌が中旬に出るんだけど。
というわけで、月刊ライバル創刊です。
……うん、まあ結局主力漫画家を既刊雑誌からそうそう動かせるわけもないですし。
高任個人の感覚で言うと、いまいちというか……名前負けというか、何らかの戦略に従っての雑誌創刊ではなく、漫画家に場を与えるための雑誌っぽいですね。
ひっそりと春の選抜高校野球が終わり……某沖縄尚学が9年ぶり二度目の優勝。
もう、高任が現役の頃とは高校野球の勢力図が全然違ってて、ふとした拍子に戸惑うことばかりです。
まあ、沖縄県勢としても2度目の優勝で、監督は9年前に全国制覇したときの投手だったりもします。大学の時に肘を故障し、指導者へ……らしいですが。
4月8日(火)
聖火ランナーというか、なんというか……まあ、例のチベット問題をめぐって中国政府を批判するアレなんでしょうけど、抗議活動が相次いでいるようです。
チベット問題についての抗議云々までとやかく言うつもりはありませんが、はたしてその抗議方法が適当なのかどうかには疑問が残りますな。
ついでに言うと、今世界を見渡せばチベット以外でも似たような状況ある国はいくらでもある……にもかかわらず、何故欧米はこれまでにチベットに特別の関心を寄せるのか。
結局、世界の政争のネタに使われているだけ……というか、政争のネタに仕立て上げるために、一般人が利用されているだけとしか、高任は思えません。
さて、12年……だったか、とにかく10年以上ぶりに、女子プロテニス選手の伊達……あ、結婚したから名前変わったんだっけ?(笑)
まあ、表向きは怪我がどうのこうのという理由でしたが、一部の(笑)マスコミに対する不信感からテニスそのものに嫌気が差して、まだ若いのに引退したってのは有名な話です。
まあ、『復帰と言うより挑戦ですね』と本人が語る事からわかるように、世界のトップレベルと渡り合う……ではなく、ダブルス等で国内ツアーに参戦するらしく。
そのあたりはよくわかりませんが……どういう理由であれ、またテニスをやりたいと本人と思ったのならそれはそれで喜ばしいことだと思います。
それはそれとして、テニスも日本協会が試合会場で募金を募るなど強化費の不足というか、かなり寂しい状況になってるらしく……元女王の復帰に冷めた視線を向ける人間もいれば、何かの話題になればと期待する人間もいるんでしょう。
本人の思惑とは別の部分で、また余計な騒動が起こらなければいいのですが。
4月9日(水)
高任が子供の頃……ちょいと成績がよい生徒というか子供に対して、親たちは口をそろえて『医者になれ』と言ったもんでした。
つーか、田舎だったから大人達の医者信仰はさらに根強かったようで、高任も割と成績は良かった方(と、思われていた)なので言われましたが……小学校の高学年ともなれば、それなりに自分の性質なり先に対しての見通しも見えてくる年頃ですから、はっきりと『イヤだ』と言う事が出来ます。
もちろん、『まだ子供だから、損得勘定ができないのと、幼い反抗心がそんな風に言わせているのだろう』と両親が思ったのは間違いなく……『医者になれ』『弁護士になれ』『会計士はどうだ』……最初の一回だけはきちんと『イヤだ』と反論はしますが、2度目3度目になるともう、なんというか。(笑)
能力云々も必要ですが、どう考えても高任の性格的に向かない職業なのは明らかですし、親が言うように、その職業が将来どうなっていくか……とか、子供ながらに色々と考えて答えたつもりなんですが。
基本的に、高任は他人様の人生を左右するような職業に就くことが許されない性格の持ち主です……小学生の頃からそう思ってましたが、どうも両親にはわかってもらえなかったというか、両親だからわかってくれるだろうと考えていた部分が、やはり幼かったのは確かですな。(笑)
さて……そんなわけでもないでしょうが、高任が通っていた塾の生徒だったり、学校の同級生には割と医者が多いというか、高校の時のクラスメイトに至っては、ほぼ4人に1人が医者(親が医者ってのも多いですが)という高確率だったりするわけで。
そういう絡みからも、色々と生々しい話を耳にする機会が多いわけですが……高任が想像していた以上に、医者という職業は大変です。
漫画や小説で、そういう情報に触れることも多くなってきましたし、最近はニュース等で、勤務医の過酷な状況を採りあげられることも多くなってきました……が、世代間の認識の違いが大きくなっていってるだけのような気がします。
『20年前と同じお値段です…』と言えば、連想するのは物干し竿でしょうけど……実は、これって医者の世界でもあてはまります。(笑)
病気や怪我は、24時間いつでも……という事で、病院の規模にもよりますが医者には通常勤務とは別に、宿直というか、夜間も病院に待機して患者に備えています。
いつからいつまでが通常勤務で、いつからが宿直(特別勤務)なのかという問題はありますが……1日8時間労働という事を基準にするとあら不思議。
宿直勤務手当を時給に換算すると、700円を割り込みます。
病院によって違うかも知れませんが、国立病院の宿直手当は基本的にどこも同じのようです……20年前から同じというか、都道府県によっては最低賃金水準を下回ります。
こういったら何ですが、高任のコンビニのバイトの方が時給高いです……職業に貴賤はありませんが、医者の時給よりコンビニの店員の時給のバイトの方が高いのはどこか間違ってると思う人がほとんどではないでしょうか。
医は仁術であり、算術ではない……のが望ましいのは確かですが、教師と同様に、労働者個人の情熱と奉仕精神だけに期待するシステムは必ず破綻しますし、民主政治として正しいあり方とも思えませんし、資本主義としてはそもそもお話にもなりません。
少数の美談をとりあげ、みなにそれを強制するのはただのごまかしです……美談は少数だからこそ美談ですから。
その証拠に、優秀な医者が外国というか、アメリカに渡るケースが多い事が挙げられます。
永住権を取る取らないに関しては、日本に戻ってくるの意志の有無ではなく、勤務上必要な処置だったりもするから何とも言えませんが……医者の多くは『今の日本ではやってられん』ってのが本音でしょう。
何故そうなったのか、どうすればいいのか……は、最近ようやく形として出始めましたが(40歳以上の検診義務とか)、基本的に日本は国民も含めて泥縄の国です。
国の政策が早いに越したことはありませんし、政治家には本来それだけの力量を求めたいですが……民主主義の基本理念として、国の動きが後手に回るのはある意味仕方がないと思います。
でも、国の動きが後手に回り、国民(その他多数という意味合い)の動きがさらに後手に回るのは……個人主義的民主主義とでも言うのか。(笑)
何故かというと、民主主義について、資本主義について、国について語れ……と言われて、自分なりの考えを持っている人が極端に少ないからでしょう。全体としてモノを見ることが出来ない(よりによって高任が言うか…)とも言うかも知れません。
それが極端に少ないということは、家庭を含めて教育のあり方に問題が……は、短絡的と言われるかも知れませんけど。
昔ちょろっと日記で書きましたが、『日本に生まれたから日本が好きだ』という価値観の形成が正しいかどうかは別にしても、自分が生まれ育った国のシステムを知ろうとしない、誰も教えようとはしない、そもそも『そんなの関係ねえ』で社会に出ていく国ってのは、ある意味天然記念物だと思います。
以前、ネットに掲載した日記のプライバシーを訴える誰かさんがいたようですが、そもそもグループ内もへったくれも、他人に読まれることを前提とした日記のプライバシーって何だ、とかだれもツッコミ入れなかったのか。(笑)
と言うわけで、重いネタの後は軽いネタというか。
ひたすら高任の価値観を暴走させた内容だと、ただでさえ少ない読み手に申し訳ないですし。(笑)
軽いネタと言っていいのかどうかですが、ポケモンのカードゲーム大会が中止になったとか。
主催者である、株式会社「ポケ〇ン」……あれがヒットしなければ、絶対この世に生まれることが無かった会社でしょうけど……に脅迫状というか、大会の中止を求める内容の手紙が届き、客の安全を考えて、4月12日、13日の関東大会、20日の名古屋大会、29日の九州大会、5月の全国大会の中止を決定したとか。
既に、札幌大会、大阪大会は開催されていたわけですが……まあ、参加する子供達に何かあった時、ものすごい非難を受けるのは明かですし、主催者としては苦渋の決断だと言えましょう。
コミケも、毎回毎回脅迫状が届いているようですが、昔に比べて警備費を3倍5倍と費やして開催を……というか、反対に中止したら参加者が暴動を起こしかねないけどな。(笑)
まあ、この手にイベントにはかならず中止を求める手紙が届く……というか、届かない方が普通じゃないと言われているほどで、今回主催者が中止を決定したのも、ただの悪戯とは思えない何かを感じたからでしょう。
参加者の多くが子供達であること、ビジネスとしての市場の大きさや、何かあったときに世間に与える衝撃と、自分たちに対するダメージ……それらを秤に掛けての決定ですから、高任がどうこう言うつもりもありません。
もちろん、この決定に対して『腰抜けの対応だ』とか『いや、当然の決定だ』などと意見が分かれることでしょうけど……主催者に怒りをぶつけるのだけは間違っているとだけ言えます。
怒りの対象は、悪戯であれ、本気であれ、そういう強迫状を送った人間に対してであるべきです。
ただ……大きな声では言えませんが、強迫状が送られてきたことを幸いと、イベントの中止を決定する主催者がいたりすることも事実ですが。(笑)
それはさておきこのカードゲーム、高任は実際に遊んだことはありませんが……他のいろんなカードゲームと違って、『相手を気絶させれば勝ち』という部分が、口元半笑いになるネタというか。(笑)
子供向けのゲームだから、親に対しての配慮なんだろう……とはわかるんですけどね。
つーか、そもそもの内容が、野良モンスターを捕まえて、自分の意のままに従わせる(以下略)。
まあ、バケツでモンスターを捕まえ、略してバ〇モン……という、某ネタが、高任には一番記憶に残ってます。
4月10日(木)
今日は大荒れの天気というか……雨と言えば、やはり傘。
朝雨が降って、夜には止んでいる……こんな時、電車とか店とか、傘の忘れ物がとてつもなく多くなるようです。
高任のバイト先では20本から30本ぐらいの忘れ物……忘れ物というか、確信犯というか、『他人のモノは俺のモノ』というジャイアニズムを発揮して、雨が降ってるときはどこかで傘を調達(窃盗)し、雨が止んだらそのまま放置……というケースが、おそらくは半分ぐらいだと思います。
いや、高任も店のバイトやってなかったときなら、『半分ってまた大げさな…』などと苦笑したと思います……が、自分の傘をきちんと使っている人間で、ついうっかり忘れてしまうというケースは、それほど多くないとしか思えません。
例えば、夜中に雨が降ってきて店の前で雨宿りしているお客様が、他のお客様が店に入ってきた瞬間、傘立ての傘をひっつかんで去っていく……などという、ほろりと来るシーンを何度目撃したことか。(笑)
後、風が強い日は……傘が壊れるといいますか、壊れた傘は店にそのまま置いて帰る事が多いようです。
まあ、ゴミ捨てが面倒ですからね……家庭のゴミを、せっせと捨てに来るのと同じケースというか。
余談ですが、空のペットボトルをぱんぱんに詰めたビニール袋(自治体のプラスティックゴミ袋)3つ持ってきて店の前のゴミ箱に捨てていたおばさんに注意したところ、『客に向かってっ!』などと逆ギレされ、挙げ句の果てに、チェーン店本部のHPに『……店のゴミ箱に、ペットボトルをたった3つ捨てようとしたところ店員に…』などと、ものすごい抗議メールが寄せられ……問題は量ではないんですが、少なく申告するところをみると、多分悪いことをしているという自覚はあるんでしょうに……ちょっとした騒動が持ち上がる事も珍しくありません。(笑)
その後エスカレートして、汚物を詰めたビニール袋をゴミ箱に投げ込むなどと泥沼化したりしなかったり。
と、話が逸れました。
まあ、忘れていった傘をどうするかと言いますと……1週間ほど経って取りに来なかった傘は捨てているという店が多いようです。
ここからが本題ですが、傘を捨てる……自治体によって差はあると思いますが、基本的にそのまま捨ててオッケーな所と、きちんと分解してから捨てる所の二択ですか。
分解と言っても……まあ、傘の骨だけにすればいいって所や、取っ手と先端もきちんと分けなきゃいけない所など、色々あるようで。
で、高任のバイト先ですが……この4月からシステムが変更され、傘を捨てるときはきっちりと分解しなきゃいけない事になりまして。(笑)
さて、40本ばかり分解しなきゃ……ビニール傘ならいいんですが、いわゆる布というか、それなりの値段の傘の場合やはり分解するのは大変です。
糸を切断し、取っ手をねじ切り、先端を……ちょっと待って。(笑)
ものすごい手間がかかるというか、これはおもいっきり店にとってのコスト増というか……ちょっと話が戻りますけど、大抵のコンビニはゴミ処理を金を払って業者に頼んでます。
一般家庭のゴミを持ち込むなっていうのは、早い話、店以外のゴミの処理を、店が金を出して処理するなんておかしいからです。
それを考えると、そもそも店とは関係ない傘を、店の人間が時間をかけて分解して、あまつさえ金を払って処理してもらう……むう。(笑)
なんだろう……今ひとつ釈然としないモノが。
壊れた傘はともかくとして、まだ使える傘ならどこか寄付すれば……というわけにもいかないらしく、現役バリバリの傘を分解してから捨てるという事に。(笑)
いろんな意味でどうにかならないモノか……。
4月12日(土)
道を歩いていると、いきなり鳥の鳴き声が響き始めて、なんだろうと調べてみたら……まあ、いわゆる鳥の集団性というか、あるお宅の庭の樹にびっしりと百羽単位の鳥が集まっていたという話で。
通行人が聞くならむしろ心が和むかもしれませんが、住人にとってはとんでもない騒音かも。(笑)
知人から教えてもらったネタですが、ひょっとすると大阪道頓堀で一番知名度が高いのでは……の食い倒れ人形(確か正式名は、くいだおれ太郎だったと)。
この7月でお店が閉店するんだとか。
まあ……あの人形を生で見ても、楽しいモノでもありませんけどね。(笑)
ビラ配布に違法判決…。
まあ、立ち入りを強く拒まれている場所でビラを配れば犯罪になる……そういう司法判断が下されたって話ですが。
ちょいと説明すると、自衛隊のイラク派遣反対のビラを、自衛隊官舎で配った市民団体のメンバーが住居侵入罪に問われていた裁判の最高裁判決がでた……と。
1審は無罪で、2審は有罪という流れで。
まあ、官舎には関係者以外の立ち入りやビラ配布を禁じる掲示板があったらしく、それにもかかわらず月に一回ほどの頻度で各戸の前まで立ち入り、新聞受けに配布を繰り返したようで……立ち入りを強く拒まれている場所でってところにつながるわけですな。
つまり、いつもいつもピザやら何やらのチラシを、ぽいぽいぽいぽい入れていく奴らを撃退するための方法が……いやいやいや、そうじゃなくて。(笑)
この裁判の要点は、表現の自由と、住民が平穏に暮らす権利のどちらを優先させるか……であり、ビラの配布は「表現の自由の行使」とは認めたモノの、その一方でたとえ思想を外部に発表するための手段であっても、他人の権利を不当に害するようなモノは許されないと……今の社会の流れそのままですね。
憲法で保証されている各個人の権利は、他人の権利を不当に害しない範囲で許される……わけですな。
まあ、『不当に』の言葉がくせものなんですが。(笑)
本人が不当に感じることと、一般的感覚が不当と認める事柄ってずれているモノですからね。
例えば……宅配ピザのチラシ等、他人の権利を不当に害していると判断されたら違憲になるって事です。
ネットの書き込みなんかも同じ、それが他人の権利を不当に害していると判断されたら……少しばかり、首筋のあたりが涼しくなるような気がしませんか。(笑)
今のところ、ネットの表現云々は司法も模索中という感じですが……個人の権利を主張すればするほど、締め付けは強くなっていくという二律背反の時代です。
平和はみんなが我慢している間だけ訪れる……は、なかなかに名言ですが、それを是とするなら、今の日本は……さて、どうなのか。
4月15日(火)
某神奈川県において、不特定多数の人が利用する全ての施設を対象に、室内全面禁煙とする条例案を提案するとかしないとか。
まあ……飲食店等の反対が強いだろうなとは推測しますが、国がやらないなら俺がやってやるという気概は見上げたモノだと思います。
基本的に、タバコは100%ダメなもんだと高任は思ってますが、今の肩身の狭い喫煙者には同情を覚えます。
それちょっと矛盾してませんか……と思うかも知れませんが、少し冷静になっていただきたい。
日本は一応法治国家です……国が販売を認めているモノを吸う人間を、どうこう言うのは筋違いというか。
嫌煙権だ、よそで吸え、受動喫煙による健康リスクが……などと、タバコを吸ってる人間を目の敵にするのは、戦争の当事者である国民同士がいがみ合うのと同じです。
ヨーロッパではナポレオンによって市民兵が結成された事で、戦争のコストが極端に低くなって戦争の回数は急増したと言われますが……それまでは、傭兵を雇って戦いを起こしていたわけですから、これはとてつもなくお金がかかります。
それに比べて、国家だ、人種だ、民族だ……で、ナショナリズムとやらを煽り立てることで、コストゼロの兵隊を確保、加えてそれほど専門的な訓練を必要としない(他に比べての話)銃兵隊の充実……もちろん、軍費はただではないですが。(笑)
かつて少年兵だった著者の本が一部で有名になってますが、互いに殺し合った相手同士が憎みあう……その根本的原因は、人々を戦争へと駆り立てた指導者にあります。
それと同じで、タバコを吸う人吸わない人の間の摩擦……タバコを吸わない人が目を向けるべきなのは国でしょう。
タバコはこうだ、将来の医療費云々のコストを考えたら、多少の税収なんぞ雀の涙に過ぎない、禁止薬物にしてしまえ……と、タバコを吸う人に対しての攻撃力を国に向ければいいのです。(笑)
同じ攻撃するなら、こっちの方がよっぽど建設的だと思うんですが……もちろん、タバコを吸う人からの反撃も考えられますけどね。
時折見かける、タバコを吸う人に対してやたら攻撃的な人……喧嘩の相手を間違ってるよなあ、と高任は常々思います。
高任の日記を読んでるような人なら、もちろんツッコミどころ満載の内容になってますが、一応高任本人からもツッコミを。
タバコは100%ダメ云々は、あくまでも健康という価値観による尺度です。
無論、本人だけが健康を害するならまだしも、他人の健康も巻き込むあたりが攻撃対象にされる主な理由でしょう。
健康のためなら死んでもいい……という笑い話がありますが、増加する医療費を抑え込むために、ここ十数年は特に、健康、健康、健康、健康をあらゆる分野で連呼して、国民を洗脳しているイメージがありますけどね。
ちょいとブラックな話になりますが、経済学というのはある意味で非常に人間的なのですが、とてつもなく非人間的な学問でもあります。
つまり、健康な生活を送る事で確かにある年代における医療費は抑制されるでしょうが、下手に長生きされたときどれだけの費用が発生するか……最も理想的なのは、医者いらずでバリバリ働き、働けなくなったらすぐにこの世を去るという状況……なんて、世間から非難囂々間違いナシの事を考えちゃったりするんですな。
子育ての経済学とか……ここでいう経済学という言葉の意味をわかりやすく言い換えると、『どっちが得か?』です。(笑)
ちょいと話が逸れましたが……失って始めて健康の大事さを知る、健康に日々を過ごせる幸福、健康な暮らしこそが…以下略。
なるほど、確かにそれは1つの真実でしょうが……『健康ってなんだ?』という議論がまともに為されているように思えないと言うか。
多分、『医者にかからない』とか、『日常生活に不自由を感じない』とかいうレベルの認識に過ぎないように高任は思います。
しかし、その認識だと……命を長らえさえすれば誰にでも訪れる『老い』こそが、健康を害する存在って事になりはしないか。
健康政策を推し進めようとしている立場の人間がそんなことを口にすれば、これはもう口が滑ったなんて話ですむはずもなく……結局の所、『健康って大切だよね』というレベルの綺麗事で話を進めるしかありません。
この前の日記でちょろっと書いた、『他人の権利を不当に害しない範囲での権利』に照らし合わせると、『俺は別に欲望を押し殺してまで無駄に健康的な生活を送りたくない』という希望を抱くのはともかく、『とにかく健康に暮らしたい』という他人の希望を害するタバコ……の生産・販売を認めている国の矛盾について、ツッコム方が先だろうと。
一応、世界保健機関(WHO)が発表した詳細な報告書によって、既に受動喫煙の危険性は証明されたと言っていいでしょう……つーか、本当ならタバコ規制枠組み条約とガイドラインを批准した日本は、2010年の何月かまでに、屋内禁煙のための法整備をしなければいけなかったような気もしますけど。(笑)
まあ、高任の考えとしては、喫煙者にあれこれ言う人は、国を相手に喧嘩して、さっさとタバコを禁止薬物指定にしてしまえばいいと思うんですよ……少なくとも、やり方によっては裁判でも勝てるだけの材料がそろってますからね。
もし法整備がされてしまえば、高任はタバコ吸ってる人をどうにかしようとするでしょう……高任のスタンスはそういう感じです。
国が販売を認めている限り、高任は喫煙権が存在すると考えます……タバコを吸えば健康を害する、周囲の人にも影響を及ぼす、それを承知で吸い始める人には、その人なりの理由があるでしょうから。
それは、健康に生きたいからタバコを吸ってるやつを閉め出そうと考える人の意見と同格と見るべきと思うんですけど……世間には通用しない考えでしょうね、どうせ。
一人一人が別の考えを持っているように、子供の頃には子供の考えが、青年になれば青年の考えが、壮年には壮年の、老人には老人の……本人が歳を取れば、価値観も変化するんでしょうけどね。
人間は、現在、過去、未来の中で生きていく生き物ですが、その3つにかけるウエイトを決めるのはあくまでも本人で……そのウエイトを、他人に、ましてや強制されたくはないと思うのが人間じゃないでしょうか。
独断と偏見ですが、『健康に生きたい』というのは未来へのウエイトを重んじる事であり、そのために、『美味しいモノを腹一杯食べたい』とか『浴びるほど酒飲みたい』とかの欲望、今に対するウエイトをちょっと軽んじるというイメージですかね。
まあ、今の世の中体の健康を求めすぎることで、心の健康が害される人が多いような気もしますが。
何だろう、今月の日記は妙に重い内容が……高任の精神サイクルが、そういう時期に入った事もあるんでしょうが。(笑)
さて、千葉県浦安にある某ネズミーランド……1983年4月15日に開園してから今日で25周年だとか。
記念式典やらパレードやら……平日だけど、ファンが押し掛けたようです。
もちろん、高任は興味ありませんけど。
高校の修学旅行で1回行っただけの高任ですから、語るべき事も無いというか……しかし、なんで修学旅行のでネズミーランドだったのかという疑問は今もあります。
人数規模とか考えると、あそこぐらいしかなかったのか……とも思えますが、他に寄った場所を思うと、はて、ネズミーランドから一体何を学べと…。
4月16日(水)
あれ、左門豊作の顔がちょっと変わったような……。(笑)
某マガジン、主役は花形のアレです。
つーか……T県だと、練習試合で球場を借りるなんて事は希なんですが、ちゃんとした広さのないグランドしか持たない学校同士だと、そういうもんなんですかね。
ま、それはそれとして、場外ホームランが病院までって……それ、300メートル以上飛んでませんかとかいうツッコミより、左門が飛んできたボールを受け止めなければとんでもないことになってたんじゃないかという方が心配で心配で。(笑)
窓ガラスがくだけて、妹が大ケガするとか……もう、大惨事間違いナシというか。
さて、関西出身の人なら関関同立という呪文のような言葉を耳にしたことがあると思いますが、わからない人にはさっぱりわからないでしょうね。
まあ、最近はどうか知りませんが、いわゆる関西で有名な……というか、高任の親の世代あたりで評価の高い大学の頭文字というか。
で、その内の1つ某立命館大学のお話です。
今年というか今年度から新設された生命科学部で、ちょっとした騒動があったらしく……まあ私立の大学の場合、入学試験に合格した受験生が、別の大学に入学してしまうというケースが珍しくなく、実際の定員から水増しした合格者を発表するのが常です。(ところによっては、定員の10倍以上とか聞きますけど、詳しくは知りません)
で、この生命科学部……定員が280名のところ、試験に合格し、なおかつ入学手続きをした生徒が415人になったとか。
で、これはまずいと、大学側が他学部への転籍希望者を25名募った(8人が応じたとのこと)……まあ、そういう感じです。
と、いろんな事情を知らない人がこれを読むと、いくつか疑問が浮かんでくると思います……が、『何故25名なのか?』ってな疑問が一番強いんじゃないでしょうか。
定員を大きく越えた……415名から25名を差し引くと、390名。
いや、定員280名だろ……そりゃ教室のかねあいとか、授業の問題とかで多すぎる生徒数がまずいのは理解できるが、390名も、415名も似たようなモノではないのか。
これは、いわゆる私学助成の中心となる、私立大学等経常費補助金(だったかな?)のルールを鑑みての大学側の対応だと思います。
早い話この補助金、定員の1.4倍以上の入学者のあった学部には支給されないのです……280を1.4倍すると392。キリのいいところで、390と。(笑)
まあ、これで間違いないでしょう。
……間違ってたらごめんなさい。
と、それはさておき……転籍に応じたやつがいるのかよ、と高任が最初に思ったのはそれでした。
でもまあ、冷静になってみればそれは別に驚くことでもないのか、と。
高任は某大学の経済学部経済学科に在籍してましたが……もちろん、同じ学年で200名以上の生徒がいるわけですから、高任の知り合いにそういうのが偏ったという可能性はあります。
まあ、経済の何らかの分野を学ぼう……と思って、入学してきた人間はごく少数というか。
大学としての知名度の割には、入学しやすい学部……そういう認識で入学した連中に言わせれば、学部はどこでもいいというのが本音でしょう。
そういう感じなら、そりゃ転籍しませんか……と言う誘いに、おっけーの生徒だって出るでしょう。
その学部が第一志望ではないという可能性だってあることを考えたら、8人しか応じなかったという事こそ驚くべき事なのかも知れません。
4月18日(金)
日本学生支援機構の調査によると、2006年度の大学生の生活費は年間72万円だったとか……ごめん、それだと大学や学部によってはそもそも授業料が払えません。(笑)
例によってどういう調査をしているのか、実家から学校に通っている大学生も含めての平均値じゃないのか、そもそも生活費というカテゴリーが間違っているんじゃないのか……などと色々色言いたいことはありますが。
高任の認識で言うと、生活費ってのは家計としての支出全体を指すんですが……まあ、百歩譲って、家賃、光熱費、食費に限定したとしましょう。
年間72万円って事は、月6万円……確かに、それ以下で生活していた人間は割といたから、そんなところでしょうか。
ただ、場所によっては……家賃だけでアウトになりますけど、そこは平均って事ですかね。
何やら、先月の誰でもいいから殺してみたかった……がインパクト強かったのか、それとか、アレとか、これとか、無理矢理事件をつなぎ合わせて考えようとしてる人が多いような今日この頃。
ま、そんな中、胸のすくようなニュースが舞い込んできました。
本屋と言えば万引き、コンビニと言えば万引き、とにかく万引き……という世の中ですが、先日コンビニで乾電池を万引きした客(防犯カメラで確認)が再び来店した際、店員の怒りの拳が炸裂。(笑)
そこでやめとけば。(いや、アウトだけど)
万引き犯に対する正義の怒りが、爆発というか暴発し、二度と万引きをしたりしないようにひどい目に遭わせてやろうと思ったのか……以下略。
暴行、恐喝の罪で、逮捕されたとか。
ちなみに、その被害者というか……加害者というか、万引きの罪を認めていたため、書類送検されるそうです。
こういうことを書いていいのかどうかちょいと悩みますが、コンビニなり、本屋なり、万引き犯についてどう対処すべきかというマニュアルがあるところがほとんどです。
まあ、色々あるんですが……『客の身体に触ってはいけない』『荷物は必ず、客の手であけさせること』の2つに、店側の苦悩が込められていると言えましょう。
ついでに言うと、万引き犯人を捕まえる事で店側が被害を受けるケース……という、いかにも資本主義的な対応もありまして、『楽勝、楽勝、全然ばれてねえ』とか思ってる人たちの9割程度は、店側に映像つきで把握されてます。
控え室にはいると、防犯カメラの映像を印刷したモノをデカデカと壁に貼り、警察所前の指名手配犯みたいになってるところもありますし……つーか、バイトの人間が全員口が堅いとは思えませんので、本人の知らぬ間に店の近所で有名になってたりするケースもあるかもしれません。
つーか、法律さえ許せば、万引き行為の連続写真を店の近所に貼り付けてやってもいいと高任は思うんですが……それをやると犯罪ですから出来ません。(笑)
精々、近所のコンビニでネットワークを作り、この顔みたら要チェックですぜなどと……いや、厳密に言えばそれも犯罪です。(やってないよ)
タバコの自動販売機で、『商品でてこねえぞ』とごねるお客様に対して、『申し訳ありません、ただいま担当のモノが不在でして、調べて後で連絡差し上げますので、連絡先を教えてください』と、頭を下げて……教えて貰った連絡先の9割9分は、嘘っぱちです。『もういいっ』とか怒ったように、連絡先や名前を口にすることなく立ち去っていくお客様も多いですけど。
昔と違って、今の自動販売機は、全てのデータを調べることが出来ますし、金と商品の突き合わせをすれば……もちろん、機械ですから故障の可能性はありますが。
パチンコの景品でタバコを貰い、そのタバコを持って、『これ、間違えて買ったんだけど、返金して』などと、手間のかかる等価交換を目論むお客様も結構いらっしゃいます。
それと同じで、高価な品物……香水というか、化粧品は小さくて単価が高いため、万引き犯の狙い目です。それらを万引きした後で、何食わぬ顔で同系統の別の店(そのまま盗んだ店にやってくる剛の者もいますが)を訪れ、『これ間違えて買ったの、返金して』などと、やってくるお客様……だからね、レシート持ってこい。せめて、いつ買ったか思い出せ。
ああ、年末になると、年賀ハガキを大量に盗んでいって、郵便局で返金してもらうお客様もいらっしゃいます。
まさに、ちりも積もれば山となるといいますか……
店員の怒りが。(笑)
あ、コンビニだけではございません、本屋もそうでして……あれですね、いわゆる古書店の登場と共に、万引き犯は爆発的に増加したと言いますか。
もちろん、コンビニでも漫画なり雑誌は盗まれます……お客様が入店した瞬間、店員がそちらに視線を向け挨拶するのは、お客様がどういう荷物を持っているかチェックするためです。
どこかよそで買ったサンデーを脇を挟んだサラリーマン……店から出ていこうとしたときには、サンデーとマガジンを脇に挟んで……お客様、ちょっとこちらへ。(笑)
あと、うっかり忘れていた(本気で忘れている人もいますが)フリを装って、レジで買い物をすませ、脇に挟んだ雑誌を指摘されると、『あ、すいません、これも…』などというお客様を追跡調査すると面白いことがわかります。
バイトといってもピンキリですから、それに気付く人間と気付かない人間がいます……お客様、何故雑誌を脇に挟んでいるときに限って、わざわざ列の長いレジの方に回るんですか?こちらの方が待ってる人数少ないですよ?
慌てていて、いかにも新人っぽいバイトがレジをうってるからですか?
にこにこにこ。
『お弁当温めてよろしいですか?』……で、店員がくるりと後ろを向いた瞬間、カウンターに並んだ商品やタバコをポケットに押し込もうとするお客様。
にこにこにこ。
最初は気付かなかったのですが、精算時に良く財布から小銭をこぼすお客様……もちろん、店員はお金を拾うために下向いたりかがんだりしますが、その隙をついて万引きするためだったんですね。
にこにこにこ。
店で買い物してるときに、良く携帯を取り出すお客様……携帯をバッグにしまうときに、商品も一緒にしまうのはやめてください。
いえ、もちろんお客様が万引きしようと考えていたなんて思っていませんよ、つい一緒にしまっただけで、買い物するときにそのまま忘れてしまうだけですよね、もちろんわかってますとも……だったら、後で気付いたときに返しにこいよ。
にこにこにこ。
にこにこにこ。
にこにこにこ。
にこにこにこ。
もうね、お客様の心が世間の荒波に揉まれて疲れてささくれ立ってるのはわかってますが、店員の心も疲れてささくれ立ちまくりですの。
と、こういう観点でもういちど事件を見直すと……涙が止まりません。敢えて言おう…アンタは悪くない。
4月19日(土)
裁判員制度……に関して、某漫画で笑い転げ回りました。
うん、まあ、そうだよな……ゲラゲラゲラ。(笑)
裁判員制度……確かに、ある意味で誰もが(大多数の意味合いで)喜ばない制度に間違いはないでしょう。
裁判員に選ばれた人たちのため、スピーディにすませるために何かがおざなりになる危険性も高いでしょうね。
ま、それはそれとして……誰もが喜ばない制度だからこそ、民主主義ですわな。(笑)
などと書きっぱなしにすると、非民主的な政治思想の持ち主なのか……などと思われるかも知れませんから、一応説明を。
民主主義は、『他人任せにせず、みんなでやっていこう』……という理念です。
それは、苦労をみんなで分かちあうと言うことで……基本的に、人間は苦労を厭う生き物ですから、みんなが喜ばないイコールみんなが苦労する、という意味合いでの、先の表現です。
まあ、資本主義ってのは、基本的に効率主義というか、作業の分担化、専門家のベクトルに向かっているわけで、それに対しての民主主義ってのは、みんなでやっていこうという基本理念ですので……ある時点から効率化とは相容れなくなります。
社会全体を支えるための総仕事量の増加を、専門化、効率化によって支えてきた……などというと、また暴論だとか言われそうですが。(笑)
資本主義と民主主義……資本主義のベースは膨張拡大であり、その路線を貫く限り、機械化等の補助手段はともかくとして、一人一人の仕事量は増えていく。
すると、効率化が行き着く先は……一人一人の能力を最大限に活かすことが出来る職業に就くことを宿命づけられるわけで。
プロスポーツ等と同じように、本人の意思とは無関係に……まあ、そこに辿り着くまでに、理論上は破綻しますけどね。ほら、人間って快適な環境に置かれないと作業能率落ちますから。(笑)
まあ、高任個人としては一応楽しみではあるんですが……漫画でも言ってましたが、もちろん一般人の感覚で言うと、おかしな判決が出たりすることはありますが、一般人の中にもおかしなやつはいるんです。(笑)
一般感覚とずれた裁判を……とかいう綺麗事はともかくとして、一般人にもっと法的知識を持ってもらいたいってのが、本音じゃないでしょうか。
でもまあ……裁判員に選ばれて、会社を休んで……制度として身分は保障されるかも知れませんが、別の理由を付けて首になったりする人もでるでしょうね。
後、自分が担当した裁判について喋って捕まる人とか……裁判のほとんどは、3日から5日の範囲で終了するらしいですが、それ以外に当たった人とか……集中審理の名の下に、裁判全体がおかしな方向に向かい始めたりとか……でも、これが本当の民主主義。
政治も、経済も、何もかも、みんなで力を合わせてやっていこう……の、はずなんだけど、この国の場合、妙なキメラになり果ててしまうような気がして仕方がないのは何故だろう。(笑)
4月21日(月)
さて、久しぶりにカレーでも作りますか……タマネギ、にんじん、ジャガイモを切って、軽く炒めて、水入れて、アク取って……昔、陸上部の連中の間で、カレーを作るときにアクを取るか取らないかで議論になったことがありますが、世間的にはどうなんでしょう。
アクも味の内というか、カレーの場合あんまり意味無いだろうという意見と、アクを取らないと一晩寝かせた後の味が全然違うんだという意見と……うん、基本的に、男って料理に凝る人間はやたら凝るやつと、とんでもなく無頓着になるかの2択になることが多いなあなどと、当時は思いましたが。
ま、それはそれとして……そろそろの所で、ルーが無いことに気付いたときって、ものすごいしんみりした気分になりますね。(笑)
買ってくれば……と思うかも知れませんが、そもそも買い物に行くのが面倒だったからカレーを作ろうとしていたわけで。
仕方ないので、こんにゃく投入して肉じゃがにしましたけど。(笑)
4月22日(火)
しかし、PSP用とかそういうアレはあるんでしょうけど……最近妙に、昔のゲームの、それも10年ほど前の…ってなソフトが目に付くような。
かつてのゲームを、今のハード性能ならどこまで出来るか……という、作り手側の意欲というより、ゲーム市場の特殊性というか、ターゲット層の転換期(作り手側が考えるという意味で)ととらえているのかも知れないなあ、などと。
まあ、高任はプログラム云々は全然わからないのでアレですが、グラフィックとサウンドの充実には個人的にほとんど興味ないですし、シナリオはハード性能とか、容量に比例させられるはずもなく……とすると、後は、昔は出来なかったシステム面というベクトルで見るしかないわけで。
ただ、そっちはプログラムと密接に関係しているから、よくわからないと言うか……とすると、消費者にとってわかりやすいグレードアップの方法は、グラフィックとサウンドなのか。
容量を安易に食いつぶすだけ……ではなく、作り手側はわかりやすく示す方法を採っただけってのもあるんだろうなあ……などと、久しぶりにあった知人と語る話題なんでしょうか、これ。(笑)
と、その知人から教えてもらったネタですが……某城崎温泉の観光協会が全国PRするために考案したオリジナルキャラクター『城崎泉隊オ〇センジャー』が、明日から始まる温泉まつり(地元の祭りかどうか、そこまではよくわかりません)とやらデビューするとか。
温泉旅館の若旦那ら有志が発案したらしいですが、ソトユレッド(外湯が七カ所あるとかそういう事にちなんだ名前らしいです)、ユカタブルー、ムギワライエロー(地域の伝統工芸品だとか)……。
まあ、本家の戦隊モノもアレなんですけど、一言だけいいですか。
どの層を対象にしたPRですか?
つーか……城崎温泉って、兵庫でしたっけ?
4月23日(水)
少年マ〇ジン50周年記念とやらで、10年くらい前の人気連載漫画の読み切りをいろいろやってましたが、ついにアレが。(笑)
何年か前の大失敗で、やはりこの企画は石垣先生をおいて他になしと理解したのか、本当の本当に、MMRの復活というか、集中連載というか、前後編だから単行本にはならないな……よし、マガジン買って、切り抜いてファイルするしか。(笑)
これからは、子供達に夢を与えるような漫画を……と、石垣先生が実際に口にしたかどうか不明ですが、もしそうなら本人にとってはかなり不本意な巡り合わせかも知れません。(笑)
もちろん、当時のメンバーは違う部署に行ったり、会社を辞めたりしてるので(推測)、ずらっと新メンバー。
と言っても、役割は……まあ、それはさておき。(笑)
ここぞとばかりに人気投票というか、大好評となれば……50周年記念がどうのこうのではなく、このシリーズが本気で復活するはずだよな……などと、とりあえず地道にできることから。(笑)
あ、巻末の石垣先生のコメントを抜粋。
『久々にマガジン編集部を訪れてみたら、すっかり顔ぶれも変わり、知ってる人はみんな出世しててびっくりです』
出世……?(笑)
ま、それはともかく、今回の前編で個人的にツボに来た台詞。
『あいつこそ、キバヤシさんの魂を受け継いだ存在と言っていいかも知れない…』
キバヤシさーん、なんか亡き者にされてますよーっ!(笑)
まあ、編集部からいなくなったのはともかくとして。
4月24日(木)
さて、ひさしぶりにチャンピオンというか……この漫画って、まだ15年しか経ってなかったのかなどと、違う意味で驚いたり。(笑)
それはそれとして、久しぶりに某先生が(15周年の漫画のかつてのチーフアシスタントだった)……結局、あの後何も書いてなかったような気もしますが。
テレビでちょろっと見ただけのなので何とも言えませんが、まあネタにはなるか……当事者にとっては、そんな生やさしい状況でもなさそうですが。
事の発端はフィリピンのマニラ空港。
ターンテーブルというか、荷物を受け取る場所でカートをひいていた(止めていた?)女性に向かって、『邪魔になるから、ここにカートを置いてはいけない』と男性が注意し……。
まあ、どこからどこまでが本当なのかさっぱりというか……。
女性の言い分としては、背中を叩かれたと、傷害罪で告訴。
男性の言い分としては、注意し、わかったか?という意味合いで背中を叩いた、と。
運が悪いというか何というか、この女性、弁護士というだけではなく知事の娘さん……日本人にはあまりピンとこないでしょうが、権力者の子供というのは……以下略。
まあ、ニュースで両者の言い分を日本語訳してましたが、ほんとうにこれは正しく訳しているのか……とちょっと疑問が残る感じです。
『ここにカートを止めてはいけない』と言われ、背中を強く叩かれた……叩かれたことなんて初めてで、世の中にこんな人がいたなんて……あたりのコメントは、多分テレビ局が意図的に日本訳をそういうニュアンスにしてしまっているような気が。
つーか、この男性は日本人らしいですが……おそらく、現地のニュース映像を使用しているのか、男性の言葉をまずは現地訳に、その現地訳を日本語訳に。
こっちのコメントは……まあ、何というか。『わかったかと、確認のために背中を叩いたレベルだ、日本では当たり前の…』
やはり、どこかで訳がねじ曲がっているに違いない。
まあ、この男性……拘留されて、いつ帰国できるかわからない状況だとか。
多分というか、とりあえず『ここにカートを置くな』という感じの注意を与え、男性が女性の背中を叩いた(もしくは、押した)あたりは間違いないんでしょうけど。
ついでに言うと、基本的にフィリピンはキリスト教ですし……女性の身体を叩く(触れる、押すでも)、日本人にとっては過剰とも思える反応が返ってきてもおかしくないですからね。
多分、女性としては心の底から暴行を受けたと信じているでしょうし、男性としては『暴行、ふざけるな?そもそも注意したのに、そっちが…』と思っているでしょう。
つーか、『なんでやねん』のツッコミは、確実に向こうでは暴行のレベル(相手にもよるが)だそうです。
4月27日(日)
さあ、聖火ランナー……というか、長野で色々あったんですが。
つーか、世界各地でこれまで報道された騒ぎがああいう感じだとすれば、報道されたイメージほど深刻ではなさそうですな。(笑)
オリンピック開催国である中国に対しての抗議でああいう行為に及ぶ人間にとっては、オリンピックが政治と密接に絡みついた国威行事であるという認識である事が明らかで……無論、それを高任も否定するつもりはありません。
まあ、実際その通りと言うか……事あるごとに平和の祭典とか称され、こういった行為に対する非難として使われますが、政治的なボイコットをはじめとして、心の底から平和の祭典などと思っている人はごくわずかでしょう。
しいて言うなら、スポーツを通じた国際交流の1つで……そこに、開催国に対しての抗議行動を持ち込む人間を、野暮としか言いようがなく。
そういう行動以外に、非難を主張できないなどの事情は察しますが。
と、建前はこのぐらいにして。(笑)
一般新聞から、スポーツ新聞、テレビのニュース……など、色々読んだり見たりしましたが、高任としては『え、この程度の騒ぎで、その扱い?』と思いました。
威力業務妨害で逮捕された6人の内、コースに飛び出そうとした人間は3人、紙、卵、トマトをそれぞれ投げ入れた人間3人……もちろん、そのほかにもコース付近で小競り合いとか乱闘とかあったようですが、何らかのイベントに置き換えれば、あの程度の騒ぎは起きる、と高任は思います。
まあ、何が気に入らないかというと……中国支持とチベット支持というか、前者は主に留学生などがバスに乗って現地にやってきたらしいですが、後者の多数が日本人の若者だった(このあたり、ニュースによって不明瞭)とのこと。
例えば……後者の中に含まれているだろう、チベット出身の方とか、同じ中国を相手に独立云々で色々あるだろう地域の人間がそういう行動に及ぶのはまだわからなくもないです。
今回の騒ぎ以前に、中国によるチベット侵略の経緯はもちろん……歴史的に、両者がどういう関わりだったかを知ることもなく、ただ集まって、現地の空気に毒された連中が多いんでしょうね、きっと。
昔、大学の争闘で揺れていた60年代とか、70年代初期とか……あれほど騒いでいた当事者で、マルクスなんか読んだこと無いとか、そういう連中が多かったのと同じ事でしょう。
つーか、コースに飛び出す、モノを投げ入れる、対立団体と小競り合いを起こす……その後のビジョンがまったく見えないところに、本気度というか、真剣味がうかがえません。
例えばこの日、聖火ランナーの両隣には青いジャージを着た2人(トランシーバーを持っている事からすると、本部なりからの指示を受けて行動すると思われる)、その周囲にスポーツウエアを身にまとい、透明な盾を手にした機動隊員5名、その外側に約50人ずつが2列縦隊……で、聖火(ランナー)を守っていました。
もし仮に、聖火を消す……等の妨害行為に成功すると、これは開催国の中国ではなく、警備側の日本に手落ちがあったとして責められる材料になります。
日本人がこれをやろうと考えることが間抜けで、むしろ日本人は一致団結して聖火を守らなければいけません。
ちょっと話が逸れました……聖火を消す。
一人でコースに飛び出して……それが陽動作戦だったとしても、5人、多くて10人の人間がそこに集まるだけで、他の人間は決して持ち場を離れることはありません。
つまり、一人で10人を相手に対等に戦える人材でない限り、相手の陣形は崩れることはありません……一人でやるならば、聖火に対する狙撃しかないでしょう。
ただ、偶然消えたと判断されたらダメなので、あくまでも何らかの妨害で聖火が消されたと周囲に認識させる必要があります。
物陰から、聖火に向けて水風船(多分消えない……そういうのにやたら詳しい知人に教えてもらったところ、防水対策されているやつとされてないやつでえらい差はあるとのこと)を投げつける等の、ある意味気軽で、人を傷つけない手段から、大型車両を暴走させて列にツッコムなどの、明日なき手段まで……苦労の割に、目的と意義が見いだせないのがネックですが。
俺達は抗議している……それを報道してもらうためだけに、騒ぎを起こすことが目的の場合。
多分、聖火以外の手段をとった方がいいと思いますが……オリンピック開催に中国が全身全霊を傾けているなどと誤解している人間にとっては、オリンピックに関係する何らかのイベントをスムーズに運営させないことが有効だろう、なんて思うのかも知れません。
ただ、チベットに対する抗議云々なら……それは、自分たちの行為自体が、中国に免罪符を与えているような気がするのは高任だけでしょうか。
ま、それはさておき……コースに飛び出してすぐ取り押さえられる。
基本的に騒ぎを起こすケースでは、インパクトが強く、かつ長期的にそれを継続する事が肝要であり……モノを投げ入れるのもそうですが、よほど大人数で同時多発に行わない限り、まったく意味はないでしょう。
例えば、道の両側からいきなり300名が聖火ランナーに向けて走り出す……。
大学の争闘が激しかった頃は、集団に対する対処の訓練はもちろん、経験も豊富だったようです……盾を掲げて壁を作り、投石等で一部が引き、それにつられて突出した人間を手元に引き込んだ後で、素早く左右から壁を修復して突出した連中を包囲する。
昔の資料とかチェックすると、この単純な釣りだし作戦に面白いほどにひっかかり、たくさんの逮捕者が出たようです……まあ、機動隊の連中を叩き伏せようという目的じゃなかったようだから、仕方ないのかも知れませんが。
ちょっと話が逸れました……ランナー周囲の警備の人数、道路脇の警備にもよりますが、まず、単発的な飛び出しの後、何食わぬ顔をで聖火を見つめていた数百名が一斉に突っ込んでいく。
もちろん、そういう場合、機動隊員は聖火を守るようにして壁を作る動きに徹するでしょう……いわゆる円陣というか、2列縦隊で50名ずつという配置が、それを想定している事は間違いありません。
ごく普通に考えて、機動隊員と1対1で対等にやり合える人材はほとんどいません……そもそもプロテクターなどの装備からして見劣るというか、同じ程度の装備をすれば外見的に発覚してしまいますから。
100名の人間にきっちり円陣を組まれてしまったら、これは充分な火力なり、爆発物を使用することでしか、短期間の制圧はほぼ不可能で……つまり、機動隊員にきっちりと円陣を組まれてしまった時点で負けです。
そこから先の方法論はさすがにアレですが……多分、こちらが素手であれば、機動隊員も『殺してはいけない』という認識が働くでしょうから、そこが隙と言えば隙でしょうね。
武器を使うなら、全員がタイミングをそろえて一斉に……かつ、それが決定的な効果を及ぼすモノでなければ意味がないと思いますが。
まあ、なんとかして生き残った人間がランナーから聖火を奪う、用意しておいた抗議のプラカードを掲げる……報道さえされればインパクトはありますが、報道されなければほぼ意味がないという弱点を抱えると同時に、これをやると警備の人間以外の妨害にあう可能性が高くなります。
秘密厳守と、事を起こすに至って周囲に異常を気取られないだけの精神力を備えた人材を多く集める……そこが一番のネックかも知れません。
少なくとも、ネットで語らって、長野に集まろう……程度の集団には、絶対に出来ません。
まあ、他にも色々ありますが……こういう風に考えてみると、チベットの国旗を持って集まった日本人の若者連中は、『お前ら、ただ騒ぎたいだけだろ?』としか思えなくなると言うか。
つまり、この騒ぎその物が手段ではなく、目的でしかない……もしくは、中国なり、日本に対しての嫌がらせレベルの本気度。
また、物騒なこと言ってるなとか、冗談にしても程がある……ってな事を言われるかも知れませんが、現にチベットでは死傷者がでたり、僧侶が拘束を受けたりしているようですし……現地の人はもちろん、対応にあたる中国にとっても、人の生き死にの問題であるわけで。
その、人の生き死にの問題に対して、生ぬるい覚悟で嫌がらせ……程度の抗議をやらかす人たちは、いろんな意味で礼を失していると高任は思うのです。
そういう考えの上で、最初の言葉……『え、この程度の騒ぎで、その扱い?』につながるわけなんですけどね。
多分……非人間的な意見とか言われるでしょう。(笑)
4月28日(月)
ワイドショー的犯罪……いわゆる、こんな事件がありましたという情報に触れる事で、各地で似たような事件が続発することを指すわけですが、最近で言うと、チューリップの花を切ったりするのがそれに当たります。
多分、長野にチベットの旗を持って集まった日本人なんかもそれと同様の意識連中の割合が高いと思いますし、給食費未納の件が取り上げられてから、支払い能力があるにもかかわらず未納する人が年々増え続けているのも、『払わなくても何とかなるのか』という知恵を付けた、ワイドショー的犯罪と言えましょう。
あ、硫化水素による自殺もそうですね……これから死のうって人間が、世間の流行を追ってどうするのかと思いますが。ガスだから、巻き添え出るし。
ま、殺花犯人に関しては、防犯ビデオなどで、ぼちぼち犯人が逮捕され始めているようですが……給食費。
こっちに関しても、全国で強攻策を採る動きが相次ぎ始めたとか。
法的措置に至らずとも、ある意味脅しの効果だけで滞納額は半減したらしいので、目に見えて効果があったと言っていいでしょう。
まあ、学校への申し込み制とか、給料差し押さえなどの法的措置に踏み切るとか……もちろん、保護者からの反発もあるようです。
どういった類の反発かはわかりませんが、『きちんと払ってきたのに、申し込みさせるのは失礼だ』とか、『子供に罪はないのだから、不足分を補填できないのか』とか、そんな感じなんじゃないでしょうか。
まあ、それはさておき……高任が気になったのは、経済的な理由で給食費が払えないケースはどうなるんだろう、と。
……どうなるんだろう。
さて、今は亡き(一応は休刊扱いでしたっけ?)某月刊ジャンプで20年ばかり連載していた、『わた〇がぴゅん』という漫画の、いわゆるコンビニ販売が主の、例の粗悪な紙質のコミックスが出ているわけですが。
この前から全国大会編となって、初戦の相手チームの投手が投げる魔球ブーメランというか、チェンジアップというか……まあ、とにかくタイミングを取るために選手一人一人が、歌を歌うという話の流れだと思ってください。
で、選手の一人が歌う歌……の一部が、何故か台詞の吹き替えというか、変更されてたわけで。
はて、某猫型ロボットのオープニング曲なんかはそのままだから……歌詞変更というか、台詞の吹き替えは、いわゆる『好ましくない表現』だと判断された上での変更だと思うんですけどね。
一体どこが好ましくないのか……というか、高任自身がその歌を良く知らないと言うか、歌その物は知ってるんだけど、何の歌なのかはよくわからないという感じで。
早い話……もり、とんかーつ〜♪の歌です。
この森の部分が『ララ』に変わってて……とすると、推測するに、この『森』というのは人名を指していたんでしょうか?
いや、人名を指していたからと言って、どのあたりが好ましくない表現なのかさっぱりというか……何らかの企業のコマーシャルソングで、それが不適当だと今頃になって判断するなら雑誌掲載時に吹き替えされるはずですし。
と言っても、単行本を持ってるわけじゃないので、コミックス収録時に吹き替えが為されていたという可能性はありますが。
まあ、何がどうと言うわけでもなく、それだけの話というか。(笑)
あ、なんか記憶の片隅から思い出してきたというか……何年か前に、イジメにつながる可能性があるとか言うわけの分からない理由でさっきの歌が取り上げられてた新聞記事を読んだような気が。
多分、そのあたりでしょう。
しかし、月刊ジャンプですか……『わたぴゅん』はちょいと唐突な終わり方をしましたが、一応は終了できただけ良かったですが、ほぼ同時期に(1年か2年遅れて)連載を開始、うち切られてしまった某一斗の連載がどこかの雑誌で再開しないかなあ……などと思ったり。
4月29日(火)
さて、今月の日記を読み返して……ちょっとまずいというか(笑)、自分の精神状態がかなりささくれているのがもろわかりです。
案外、何も書かずにさらっと流せている方が、精神的には健康な状態というか。
さて、値上げ、値上げで色々かしましい事ですが、値上げすることが出来ない場合は量を減らすわけで。
100円ショップでちらっと見てみたら、素麺とかうどんとか、乾麺450グラムだったのが、400グラムになってたり……ま、それは表記を見ればわかるのでいいんですが。
近所の……と言っても、それほど近所ではありませんが、そこで売られているホットフーズ(アメリカンドッグとか、コロッケとか、そういうやつです)の1つが、顕著な例かなと思ったので、取り上げてみましょう。
別に店を非難するとかそういう目的ではないので、商品名は伏せますが……まあ、従来の商品は、丸い団子みたいなものが串に2つ刺さってたような形状でした。
『新しくなって登場っ!』……と、今度は丸い団子が3つになって……一見、増えたように感じますが、串の長さその物は変わっていない。
と、すると……団子の刺さっている串の部分の長さを3Xとすると計算しやすいのでそうしますが、従来の団子の直径は1.5X、新しい団子の直径はX。
と、真面目に計算するまでもありませんが、数が増えてはいますが、これは大幅な量の削減以外の何物でもありません……つーか、わざわざ3つの団子にするあたりに、あざとい計算が見え隠れしてますなあ。(笑)
まあ、確かに、『原価高騰のため、減量して再登場!!』などと、馬鹿正直に宣伝するわけにもいかないでしょうけど、それでごまかされるのは、せいぜい小学生まで……とか思ってたら。
『うわ、これって、前は2つだったのに増えてる』
などと、わざわざ高任の日記に良いオチを付けてくれるためなのか、高校生らしき少年が3人ほど喜んで買っていきました。(笑)
そういえば義務教育で理数系の授業数が増えるとか……こういう光景を見てしまうと、それはとてもいいことだと思いますね。
ま、それはさておき、新しくなって再登場……量が増えたとは一言も書かれていませんので、広告に偽りナシではあるのですが、何故3つの団子にしたのかを考えると……それを見た人間に量が増えたと錯覚させるためでしかないんですよね。
もちろん、製造工程上必要だったとか、新しい機械を導入したことによる仕様の問題とかいう言い訳は用意されてるんでしょうけど。
つっこんで考えると、消費者に誤解されるのを承知で、もしくは積極的に誤解させるための行為の司法判断は、素人ですので出来かねますが、広告の精神(建前)は、正しい情報を、誤解させることなく与えて、消費者に選択させる目安とする……ですから、広告違反と考えても良いケースなんでしょう。
4月30日(水)
さて、ガソリンの値段が戻る……と言うより、それを機会にして卸値の上昇を反映させて、3月末より高くなるのでは。
セルフスタンドで買いだめしようとしていたのか、容器から出荷して逃走(車のタンク以外にガソリンを入れようとするのは消防法に反する)した人とか……まあ、高任は地方出身で、今はそれなりに公共交通機関というか、そういうのが整備されたところに住んでいるので、その落差がよくわかるというか。
採算の問題で、バス、鉄道の路線が凍結というか……基本的に、田舎では公共交通機関は無いモノとして考えねばなりません。
とすると、まあ……車を使うしかなく。
高任の出身は、一応は市でしたから……まだ、都市部の端くれと言うか、県庁所在地までそれほど遠くなく、車でそっちに通勤する場合も、往復でまあ30キロ見ておけば何とか。
買い物は……そもそも近所に買い物をできる店が存在しないので、車に乗って街まで出かけることになります。
週に一度、買い出しに出れば……なんて、小賢しい買い物し方は出来ません。当然これも、毎日の設定で。
まあ、細かい計算は面倒なので……1日に50キロとしましょう。
で、車のタンクというか……基本的に設計上は、500キロ走れることを目安に、タンクの容量を決定するそうです。(最近は、もうちょっと上らしいですが)
つまり、リッター10キロ走る車のタンクは50リットル……要するに、燃費の悪い車ほど、タンクはでかい、と。
それを基準に考えると、一ヶ月1500キロで、タンク3回分のガソリンが必要……あくまでも、通勤と買い物で、ですけど。
給油は月に3回……まあ、2万円ってとこの、価格上昇分というか、特別財源分は3000円ってとこですか。
あ、思ったほどガソリン代かからないんだね……と思った、あなた。
高任の実家の位置は、まだ恵まれていると前置きしたはずです。
例えば、中学の時のある先生は……朝は、1時間以上かけて車で通勤。
……1時間に1本の汽車で、乗り継いで通勤できるなどと考えないように。
朝はまだしも、帰りはまず無理というか……県庁所在地の駅の最終が、10時半というところから察していただきたい。(笑)
ちなみに、N市の駅は9時で真っ暗……つーか、閉鎖されるし。(笑)
この教師の場合、一ヶ月のガソリン代は……あれ、あの先生の給料というか手取りって当時(ぴー)ぐらいのはずだったから、給料の半分がガソリン代?(笑)
というわけで……地方にとって、車と道路は、生活から切り離すことの出来ないモノなのです。
いまちょっと、話が飛躍したような……と気付いてくださいね。(笑)
地方の国会議員が、似たようなこと言ってますから。
まあ高任の場合は3キロも走れば駅でしたから、恵まれてたんですけどね……と言っても、駅から歩いて家まで帰ると『連絡くれたら迎えに行くのに』と呆れたように言われるのが常でしたから、ちょっとしたことでも車を使うという、必要でもない部分で車への依存度が高いというのは間違いなく事実でしょう。
やはり、車は車でも、自転車の時代がやってきたんでしょうか。
交通の基本は、自分の身体を運ぶというで……自分の身体とは比べモノにならないぐらい重い車を一緒に運ぶのは…。
やはりここは、『どこ〇もドア』の開発を…。
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