9月1日(土)
 
 今年は梅雨明けが遅く、8月の下旬にはもう秋かよ……いや、秋なんですが……と言う感じにやたら夏が短かったように感じたのですが、西日本はそうでもないようで。
 
 さて、今日はボクシングの世界戦……高任お気に入りの新井田選手、通算6度目の防衛戦が……深夜に録画放送かよ。
 しかも、いつものダイナマイトグローブの……まあ、それはさておき。
 どこかの兄弟のくそつまらん試合をゴールデンで垂れ流すぐらいなら、よっぽどこっちの方を……と思うんですが、まあ大人の都合というか、新井田選手の試合は、いわゆるボクシング好きの人間をうならせるタイプの試合だからして。
 危なげなく勝利。
 
 
 9月2日(日)
 
 大阪は長居陸上競技場において開催されている世界陸上も今日が最終日。
 まあ、50キロ競歩で競技役員が周回数を間違えて、来年の北京オリンピック出場内定の目安である入賞を争っていた選手を結果として失格にしてしまったりする不手際が……えーと、1周2キロのコースをぐるぐる歩かせて、役員がそれをチェックして……と言う感じです……にしても、長居陸上競技場って事は、あのコースを使ってるわけか。
 周回じゃなくて、往復のコースに設定してあるらしく、道幅が通常の半分になって……3メートルぐらい?
 それは……狭いよなあ。
 
 ま、無事ではありませんがとにかく終わって……これと言ったニュースは、陸上競技に転向して1年半の選手が高跳びで金メダルをとったことぐらいですか。
 なんというか、優勝を決めたジャンプは特徴的というか……飛びながら足をばたばたさせて……アナウンサー曰く、これぞ空中3歩半。(笑)
 
 
 9月8日(土)
 
 さて、4年に1度のワールドカップがやってきました。
 もちろん、サッカーじゃなくてラグビーです……今回の開催地はフランス。
 第1回から今度で6回連続出場の日本の世界ランキングは18位……まあ、サッカーと違ってラグビーやってる国が少ないから。(笑)
 予選1次リーグB組は、オーストラリア、ウェールズ、フィジー、カナダ、日本の5チームで、上位2チームが決勝トーナメントに進出。
 ちなみに、予選リーグ上位3チームまでには、次回のワールドカップの出場権が与えられます。
 で、日本の初戦の相手は世界ランキング2位のオーストラリア。
 
 まあ、正直勝ち目がないというか、相手が控えでも勝てない……早い話、高校生のチームと社会人のチームぐらいの差があるわけですが、そこはそれ、今日の試合の後、4日後にフィジーとの試合を控える厳しい日程なので、勝ち目のないオーストラリアには控え主体の編成で臨み、万全の主力をフィジーにぶつけるとのこと。
 何やら、第3回大会においてニュージーランド相手に128点差をつけられた悪夢がよぎりますが、勝てないものは勝てない、だったら若手に世界のレベルを感じて貰おうと割り切るのもそれはそれで正しいはず。
 
 まあ……深夜でもテレビ放送があるだけマシですね。
 
 テレビ放送にて。
 
アナウンサー:「正直、強豪オーストラリアを相手に勝ち目というか…どのぐらいありますか」
ゲスト解説者:「無理です」
 
 さすが、名指導者と名高い(ぴー)氏。
 期待とか願望を一切考慮せず、冷静に現実を見据えたところから全てが始まるということをよくわかっていらっしゃる。
 誰とは言わないが某選手が、『日本では誰一人僕らが勝つとは思っていないでしょう。世界中を驚かせたい』などと、たわけた事言ってましたが、リップサービスにも程があるし、それを新聞に書く記者も記者というか。
 ここ数年というか、10年ちょっと……ラグビーに限らず、あらゆるスポーツにおいて、マスコミによる見通しの甘い予測が幅を利かせてる感がありますよね。
 そりゃ、客商売だし、興味を持って貰おうという狙いがあるんでしょうけど……終わってみれば惨敗とかいうケースが多すぎ……最近では世界陸上とかひどかったですよね。
 サッカーのワールカップもしかり……きちんと判断できない読者も読者ですが、恥ずかしげもなく、そういう記事を書く、コメントを出す人間は猛省すべきではないかと。
 まあ、根本的な問題として、政治家と同じく、マスコミ連中に一般読者が舐められてるという背景がありますが……それはまた別のお話。
 
 試合ですが……結論からいうと、まあ88点差をつけられて負けました。
 前半は20点差で折り返し……後半は体力の限界からミスが続出、相手は点差がついたから慎重なプレイから普通のプレイになって……で、後半だけで10トライ。
 高任としては、まあ頑張った方かな……と思ったんですが、せめて1トライは欲しかった。
 後半開始直後に、良いリズムを作りかけたところでミスが出てカウンター…で、全部が台無しになってしまった感じでした。
 でもまあ、ミスもなく完全に力を出し切ったとしても……91対3が、60対12になるぐらいでしょうね。
 とにかく、次のフィジー戦。
 
 余談ですが……イギリス大手ブックメーカの優勝予想オッズ。
 
 いわずと知れた世界ランキング1位ニュージーランド……1.57倍。
 日本と同じB組から。()内は世界ランキング
 オーストラリア(2)……  11倍。
 ウェールズ(8)  ……  41倍。
 フィジー(12)  ……1001倍。
 カナダ(13)   ……1501倍。
 日 本(18)   ……5001倍。
 
 最下位はポルトガルの7501倍で、日本はブービー人気の大穴。
 ただ、高任としては5億倍ぐらいじゃないとチーム力とつりあいがとれないのでは……と。
 
 
 9月9日(日)
 
 まあ、なんとなくスポーツ新聞各紙を購入してみると……ラグビーに関しては、どれもこれも惨敗と。
 イメージの問題ですが、惨敗ってのは実際の力の差以上の負けを喫した……ときに使われる言葉ではないのかなあなどと。
 つーか、ニュースの扱いが小さすぎる。(笑)
 サッカーの3大陸トーナメントに2ページを費やすより、ラグビーの半ページをどうにかしろよ……まあ、資本主義だから。
 
 さて、先週の金曜(8月31日)ことですが、高任が家に帰ってみると郵便受けになにやらものものしい用紙が。
 なになに、5月6月分の水道料金未納、催促にも関わらず未納の野間間なので止めさせていただきます……
 
 高任慌ててパソコンを立ち上げ、家計簿をチェック……ふむ、払ってるよな。
 水道の蛇口をひねってみる……水が出る。
 家の外に出て、水道の元栓をチェック……当然止められていない。
 もう一度用紙をチェック……なるほど、お隣さんか。
 安堵のため息をつき、用紙をお隣の郵便受けに差し込んで終了。
 
 なんというか、高任のアパートには104号室ってのが無いんですね。というか、昔のアパートってのは、4とか9の数字を飛ばすことが多かったのでその名残なんでしょうけど。
 
 で、何で1週間以上も前のことをここに書いてるかというと……未だに、お隣さんの水道の元栓が閉められたままなんですね。
 もちろん、お隣さんは今も生活してます……で、ここ数日隣からの物音に注意してたんですが、確かに水を使ってる気配がない。(笑)
 というか、例によって例の如く、引っ越しした気配もないままにいつの間にか住人も変わって……そういえば、7月だったが、目覚まし時計が20時間ぐらい鳴り続けていた事が……あの時は3日ぐらい、2人とも帰ってくる気配がなかったので首を傾げたんですけどね。
 
 ついでにいうと、用紙に書かれたお隣さんの名前は、明らかに韓国系で、今住んでいる人の前にいた人の時も同じ名前で……でも最近見かけるお隣さんは、いわゆる黒人(といっても混血っぽい)さんで、まあ、ワールドワイドのな世の中、韓国系の名前でも不思議はないですが……以前の住人と同じ名前ってのは…。(笑)
 
 まあ、そういう高任も、周囲から見ればかなり怪しい人だからして。
 
 
 9月12日(水)
 
 さて、運転免許の更新にいかなければいけないのですが……何となく面倒。(笑)
 多分、ギリギリになるまで行かないんだろうな……と思っていたら案の定と言うべきか、本当にギリギリに行く羽目になりました。
 まあそれはさておき、そもそも車に乗らないから当然のように優良ドライバーなので近くの警察署で更新手続きが出来るのですが、これだと手続きして、数日してから近くの公共施設で講習を受け、新しい免許証を渡してもらう……で、最高1週間程度のタイムラグが存在します。
 まあ、今日はすごい雨だから人も少ないだろう……じゃあ、せっかくだから免許センターで更新してみようか、普段行く事のない景色を見る事も出来るし……などと思い立って、免許センターに。
 電車を乗り継ぎ、駅から歩いて20分……案内書にはバスの時間しか書いてなかったですが、約2キロとのことなので、そのぐらいなら散策、と。
 と、この散策の途中珍しいモノを発見しました。
 最初は公演の便所か何かと思ったんですが、何やらちょっと雰囲気が違ったので近づいてみると、これがなんと地震観測所。
 いわゆる、無人の、機会だけ設置して延々と記録し続けるアレ……ですが、実は高任、初めて見ました。
 へえ、こんなちっちゃいんだ、ふうん…歩いて良かった、バスじゃ気づかなかったよ、などとその場をあとにして。
 なにはともあれ、到着。
 むう、天気が悪いのに人が多い。やはり、考えることは皆同じか。(笑)
 
 1、更新案内のハガキと免許証を受付に出す。
 2、受付で貰った申込書に記入して、それを持って次の窓口でお金を払う。
 3、申込書を持って、視力検査。
 4,申込書を提出。
 5,名前が呼ばれたら、写真撮影。
 6,講習を受け、新しい免許をもらう。
 
 というプロセスを踏むのですが……実は高任、免許センターでの更新は初めてというか、要するにこういう大規模というか、大人数のアレは初めてで……なんというか、ベルトコンベアーに乗せられているように、機械的に行列をさばかれていくのをみてると、なんだか自分がブロイラーになったみたいで。(笑)
 
 まあ、それはさておき無事故無違反(もしくは軽微な反則1回)の場合、講習は30分……毎日毎日、しかも1日何回も講習やってるからあれなんでしょうけど、あからさまにやっつけ仕事っぽい講習というか、現在の県の交通事故件数とかそういうの喋って終わり……ってのは、全然講習になってないのではなどと首を傾げたり。
 
 それにしても、交通の教則というテキストに何故かちび〇るこ…。
 
 
 9月15日(土)
 
 あ、ついにお隣の水道が復活。
 
 さて、ラグビーワールドカップ一次リーグ第二戦、対フィジー。
 2人のスクラムハーフが負傷で不在となるアクシデントはさておき、確かに見応えのある試合ではありましたが勝てた試合を落としたというか、これで次回ワールドカップのシード権を得るのが難しく(一次リーグ二位までが決勝トーナメント、三位までが次回ワールドカップのシード権)。
 
 どこかの首相に関してはもう……書く気もしねえ。(笑)
 
 
 9月19日(水)
 
 血液が不足してます……のハガキ。
 むう、まさかと思うが毎月毎月、献血してくれと言うハガキが送られてくるんじゃねえだろうな……などと、ちょいと引っかかるモノを感じたのが先週のこと。
 今日はちょっと時間があったので献血センターというか、これまではずっと移動献血車での献血だったんですが、今日は献血ルームとやらに足をのばしてみました。
 
 ……なんだろう、先週の免許センターで感じたブロイラー感覚を再び味わう羽目になるとは。(笑)
 まあね、人数こなそうとすればどうしてもシステマティックにならざるを得ないと言うか、わかってるんですけどね。
 
1、受付に献血カードを渡す。
2、血圧を測る(セルフ)
3、パソコン画面に向かって問診票チェック。その結果をプリンターで……手で書いた方が早いよ。
4、二度手間の気がしますが、二階に上がって今度は人を相手に問診票。
5、献血して大丈夫かな……の血液チェック。
6、献血。
7、休憩。(ジュースの自動販売機が無料ででてくるようになってて、勝手に飲みやがれ状態。ラスク?の菓子もあり)
 
 まあ……これからは移動献血車で献血するデス。
 それはそうと、数をこなしているはずなのに本日高任があたった看護士というか、すげえ針を刺すのが下手な人で。(笑)
 針を刺す前の台詞がこれ。 
 
看護士:「しばらくすれば、痛みもひいていきますから」
 
 は、別に献血の針なんぞ痛いとかそんなレベルじゃ……うごおっ!
 
 高任、読んでた文庫本を思わずとり落としてしまいました。
 いや、なんというか、この人……針を刺す前にこんな事を言わなきゃいけないぐらい下手なんだろうなあ、しかもずっと。(笑)
 それはさておき、成分献血とかの時間がかかる献血はやっぱり移動献血車より、こういうところがいいんでしょうね。
 あと、階段ではなくエレベーターを使ってください……ってのが徹底しててちょっと笑えました。
 
 ……と、日記を書き終えてから献血時に貰ったチラシに目を通してみると……
 
 以下の育毛医薬品(錠剤)を服用されている方は、一定期間献血をご遠慮ください
1アボダート……6ヶ月間
2プロペシア……1ヶ月間
3プロスカー……1ヶ月間
 
 などという、興味をひく項目が。
 育毛剤などと聞くと、ドーピング検査に引っかかる例のやつを想像してしまいましたが……はて、これはどういう理由でこうなってるのかしら?
 つーか、育毛剤に関して詳しくないと言うか、ほぼ知識がないのであれなんですが、ああいうのって、1回きりの使用じゃなくて、1日1回……という感じに服用するモノではないのかなあ?
 だとすれば、この育毛医薬品(錠剤)を服用してる人は献血しちゃ駄目ってことだよね……そのわりには、問診においてそんなことこれっぽっちも聞かれなかったような気がするけど。(笑)
 
 
 9月17日(月)
 
 世界柔道……は、まあなんというか、ここまで政治的な影響が強まるのか……という意味で、まさに瞠目に値する大会だったように思います。
 政治的?という方にちょっと説明すると、まあ、世界柔道連盟役員選挙というか、その役員において、アジアから選出されなかったのですな。
 で、欧州オンリーというか……まあ、そうなってから初めて世界レベルの大会だったわけで、結局そうなると、審判の判断基準ってのがアジアではなくて、欧州の価値基準に近寄るというか、既に侵略されちゃったな、と苦笑するしかなく。
 まあ、色々とニュースで言ってるのは、『1本』にこだわる日本柔道の……ってなアレばかりなのですが、いまでこそ割と有名な技のかけ逃げなんてのはそもそも欧州からやってきたもので、本当に昔の話で言うと、有効なんてポイントはなかったですからね。
 ロスアンゼルスオリンピックで有名になった(教育的)指導とか、そもそもありませんでしたし。(笑)
 まあ、そういう流れの大元に判定ってのが……長くなるからやめにして。
 
 結局、欧州というか……『死に体』という概念が日本独自(まあ、元々は中国思想ですが)なアレでして。
 数年前、現在モンゴルで療養中の某相撲取りが、相手の腕にぶら下がるような格好で耐えていたアレなんかが有名どころですが、笑い話じゃなくて柔道の判定基準がああなったんです。
 例えば、小内刈りで膝をついた選手がそのままの体勢で、しがみつくように相手に尻餅をつかせ……たらそれがポイントになるんです。(笑)
 あくまでも一般的に言うと、小内刈りで膝をつく……ってのは効果、もしくはそれに準ずる印象ポイントなんですが、膝をつかされた時点でその選手は死に体(寝技なら話は別)で、そこからどう技を仕掛けようとも認められません。
 剣道の残心と同じで、体勢を崩した状態での……って、これも長くなるな。(笑)
 
 かつて、野球とベースボールは別物だという名言がありましたが、柔道とジュードーはは別物なんですな。
 まあ、高任としてはそもそも柔道の判定なんて認めてないですし。
 スポーツとはいえ武術なわけですから。
 
 
 9月20日(木)
 
 なんというか、例年になくプロ野球が接戦模様というか、首位決戦の巨人阪神3連戦は、久しぶりに観戦に耐えうる良い試合でした。
 にも関わらず、スポーツニュースにおけるこのさめっぷりは一体。
 なんというか、マジで野球離れというか……いつの間にか、スポーツニュースそのもののレベルが極端に下がったなという感が。
 扱いが悪くなったとかじゃなくて、解説というか、コメントというか……なんか、違うような。
 くそつまらないモノに対して非難するのと同様に、価値あるモノに対してはそれなりの敬意を示さなきゃいかんのでは。
 まあ、それと対照的に……こう、メジャーリーグ神格化みたいな傾向がますます強まってますね。
 週に一度、深夜にメジャーリーグ特集……みたいな番組を眺めてた昔が懐かしいと言うか、あの頃に比べたらメジャーリーグも求心力を無くしてるよななどと高任は思っていたりもします。
 結局、身近じゃないから面白そうに見える…もしくは、日本人に根強いブランド信仰だろうなあと。
 
 
 9月21日(金)
 
 さあ、ワールドカップラグビー対ウエールズ戦。
 フィジー相手に良い試合をしたから、それなりの見せ場があるのでは……などと甘い事ぬかしてる人の脳味噌には蟻がたかってるよな。
 どうあがいても、善戦できるかどうかぐらいの差はあるんですが。
 なんというか、4年前のフランス戦を彷彿とさせる内容というか……フランスならフランス、ウエールズならウエールズの持ち味を研究して、それに対抗する手段を考えるのは良しとしよう。
 しかし、4年前もそうでしたが、『ああ、日本はそういう戦術か、だったら…』と向こうが攻め方を変化させてきたときに為すすべもないというのは、あまりにお粗末な気がします。
 無論、一か八かをやらなきゃいけないのはよくわかってるつもりです。
 でも……いやまあ、高任は素人ですから、多分やりたくても出来ない事情があったんでしょう。
 素早く前へ前へと押し上げるディフェンス……に対して、綻びを作るために広く展開して縦突破……なんてのは初歩的戦術のような気もしますが。
 その縦突破に対して対応策がないのであれば、相手が縦突破しないための作戦というか……このままの攻めで大丈夫と誤認させたりしなきゃいけないのでは。
 まあ……どっちみち、守備の時間が長くなりすぎて最後はへろへろってのは、結局、戦術を徹底させるための最低限の基礎体力を準備してこなかったというお粗末な…以下略。
 
 さて、福岡地裁でちょっと面白いというか興味深い裁判がありました。
 ゴルフのティーショットを打ち損じ、隣のホールでプレイ中の人にボールをぶつけてしまった……と、良くあるんじゃなくて、いかにもありそうな事に対しての判決。
 結論から言うと、ボールを打った男性の過失を認め、賠償金支払いを命じた……と。
 
『自分の経験や技量、選択したクラブの飛距離などを考慮し、打球が届く範囲内の安全を確認するまでは打撃を中止すべきだった。その点で男性には漫然とプレーした過失がある』
 
 ……なるほど、いかにももっともらしいお言葉です。
 今も昔も、初心者はコースに出るな……という意見があります。
 一応高任はその意見に賛成ではありますが、さてここでいう初心者というのはもちろん年数ではなく腕前の話です。
 日本におけるゴルフコースは、狭い場所でやりくりしているせいか、ボールを曲げたら隣のコースへ……なんてのは珍しくありません。
 安全確認はもちろんですが……林の向こうの隣のコースを歩いているプレイヤーの安全を確認してたらゴルフなんて出来ません。
 まあ、それはさておき……この判決からすると、OBを打つような人間はコースに出るなと宣言されてるような気がしてなりません。(笑)
 だって、安全確認できないんですもん。
 自分がいるコースの前方はそりゃできますし、やらなきゃいけません。そして次に、林の向こう側にある隣のホールを確認しに行き、今度は逆の方向のホールを確認して……また、極端なこといって判決の真意をねじ曲げてるとか言われそうですが、結局はそういうことですよね?
 後、ボールが曲がれば隣のホールに飛んでもおかしくないコースなのに、防護ネットなどの安全措置がとられていない…という理由で、ゴルフ場にも賠償金の支払いが命じられてます。
 むう、ゴルフで防護ネットですか……あるがままの精神はどこへ。
 
 
 9月24日(月)
 
 何やら、西日本ではずうっと真夏日が続いてこのままでは9月中ずっと……という勢いだとか。
 それを後目に、関東では涼しく秋を満喫していましたが……風邪を引きました。
 
 
 9月26日(水)
 
 ワールドカップ、日本対カナダ。
 手に汗を握る接戦、時は後半ロスタイム……プレイが途切れたらその瞬間にノーサイドの状況で、リードされている日本はカナダ陣地へと押し込んでいき、反則に注意しながら第3次第4次攻撃…と波状攻撃を仕掛け、ついにゴール右隅へとトライを決める。
 
 そして、運命のキック……これを決めれば。
 
 ホイッスル。
 カナダ選手のダッシュがいい。
 高くのばされた指先をかすめるようにボールが宙に舞う。
 観客、日本選手、カナダ選手に行方を追われたボールは、見事ポールの間を通過した。
 
 で、引き分けかい。(笑)
 
 まあ早い話、最下位決定戦で、フィジー相手に僅差負けで勝ち点1(7点差以内負けは勝ち点1)を獲得している日本が4位、カナダが勝ち点なしの最下位というのが試合前の状況で。
 上位3位までが次の大会のシードを得る事からわかるように、日本はともかくカナダのモチベーションが明らかに低い。(笑)
 そして日本と言えば……フィジー戦でスクラムハーフが2人とも負傷退場し、控えがいなくなったことを筆頭に、主力が怪我で次々とリタイア…ってのはまあ同情すべき点ではありますが、なんとか1勝をってな感じで。
 まあ、後半ロスタームの劇的な(?)トライで何とか追いついて12対12のドロー。
 
 そういえば、決勝リーグにウエールズじゃなくてフィジーが勝ち上がりました。
 対日本比較で言うと、こりゃウエールズだな…と思っていたのですが、日本が初戦だったフィジーにとってあの試合はかなり不本意な出来だったのか、それとも日本があの試合で燃え尽きてしまったのか。(笑)
 まあ、今回のワールドカップにてみてて面白いな……という試合はフィジー戦だけでした。
 見応えという意味では、前回には遠く及ばないと言うか……まあ、弱い方が怪我人続出だから仕方ないのか。
 
 
 9月29日(土)
 
 ミャンマー反政府デモにおいて、邦人カメラマンが射殺された件……まあ、射殺でいいんですよね?
 この手の事件は、情報が錯綜するというか……警告後の威嚇射撃を撮影するために部隊の正面に出たところ撃たれた……と、ニュースなり新聞ではいってますが。
 当初の流れ弾云々はあり得ない、何故なら……ってな理由は、なるほどなあと頷かざるを得ないんですがそれはおいといて。
 
 警告後の威嚇射撃を撮影しようと部隊の正面にでたところ近距離から……
 
 ちょっと想像してみましたが……それは、撃たれても仕方ないんじゃないかなあ、などと思ってしまう高任がいるわけで。
 軍隊と言ってもピンキリで……威嚇射撃云々の状況において、デモに参加している人間はもちろん軍人だって怖いだろうなと思うわけで。
 1メートルの至近距離から……ってことは、その状況でカメラを構えて1メートルの至近距離まで近づく……と、そりゃ、近づかれた軍人の方だって、ああ、カメラマンかと瞬時に理解できるのから、うわっ、こいつ攻撃しに来たのかt、勘違いするのまでいるんじゃないだろうか。
 まあ、報道カメラマンはそれが仕事なんだけど……軍隊といっても、どこぞの国の自衛隊とやらを基準にして考えたらいけないような。
 
 まあ、ニュースによって違うわけで、別のニュースでは邦人カメラマンの『背後に』治安部隊員が近づいた瞬間、カメラマンが吹っ飛ぶように前のめりに倒れた…と。
 これだと……まあ、ねらい打ちされた、のか。
 
 ただ、ミャンマーの日本大使館の医務官が遺体を確認したところ、銃弾は右胸下部から心臓を貫通し、左側背中の上部に抜けた……とのこと。
 だとすると、前から撃たれたわけで。
 まあ、デモ隊と共に逃げつつ右後方を振り返りながら撮影していた……まあ、続報を待つしかないですが、ミャンマー政府も故意に撃ったとは発表しないよなあ。
 
 
 9月30日(日)
 
 冷たい雨がざあざあと。
 日中の最高気温が20度を超えなかった関東地方でしたが、さて西日本は。(笑)
 実はまだ風邪が治りきっていないと言うか、そもそも治りきる以前の問題で少しずつ悪化しているような感じが。

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