3月6日(火)
……さて、風邪ひいてました。
いや、わざわざ日記に書くぐらいだからただの風邪というわけでは……いや、ただの風邪なんですけど、レベルが高い風邪でした。
木曜日(1日)の夜中ぐらいから、なんか微妙な自覚症状が出始め、まあ、紆余曲折を経て土曜日深夜にがつんと来て(ちなみにバイト中で、交代要員なし)、朝になってなんとか家まで辿り着き、これで一件落着と思ったらそこからが本番で。
普通……と言っても、高任にとっての普通ですが、こう、熱がガンガンあがる時って眠ってしまうじゃないですか。
だから、暖かくして寝る前にお茶などの水分をがぶがぶ飲んで、眠ってる間に大汗かいて、めがさめたら峠を越す……はずだったんですが。
今回は、水分とって布団にこもって……眠れない。
まあ、早い話…推定39度超の高熱(体温計を指先でつまんだら水銀目盛りが元気良くあがって37度を超えたので慌ててまともに計測するのをやめた)の状態のまま、それでいながら意識ははっきりとしつつ、太腿が痙攣を起こし、本も読めずゲームも出来ず……という状態が約16時間ほど継続したところで、やっと3時間ほど眠ることが出来ました。
で、目が覚めたら回復。(笑)
最初はインフルエンザかなあと思ったんですが、このいさぎの良さは間違いなく風邪です。
まあ、それはそれとして…風邪は治ったんですが、身体のダメージが。(笑)
3月13日(火)
さて、何やら某プロ野球球団の裏金がどうのこうので、色々と。
裏金?
いや、野球やってる人間の間では全然裏でも何でもないんですが……という状況を変化させるに至った(本当に変化させたかどうかは疑わしいですが)、2004年8月に発覚した、いわゆる某一場問題の発覚から2年半。
まあ、今回問題になってるケースってのは2004年8月だか9月だかのあれで、某一場事件が発覚してから、各球団が後処理に回っていた(はずの)時期のことで……高任なんかは、何故今さらこんな事がと首を傾げていたのですが。
この手の報道で、本当のことが記事になるなんてさらさら思ってはいませんが……某スポーツ新聞にて、某巨人がドラフト希望枠撤廃ってな発言をという記事を読み、やっと納得がいきました。
ごくごく普通に考えると、某巨人というチームが、ドラフト希望枠撤廃なんて事をいいだすことはまずあり得ません。
そりゃ、昔に比べたらかなり球団としての求心力を失ってはいますが……資金面および、己の能力に自信さえあれば(スポーツ選手はほぼ全員、己の能力に自信を持ってます)引退後の事まで計算すれば、某巨人という球団に所属することのメリットははかり知れません。
ピンと来ない人はテレビを見てください。
過去の実績云々の問題ではなく、元プロ野球選手として解説者なり、スポーツニュースで出てくる人なり……で、いかに某巨人軍出身者の割合が高いか。
まあ、それはそれとして。
高校進学の時点で既に打算と隣り合わせの高校球児が、しかもプロになろうかという人間がごく普通に計算すれば(最近は、困難ではありますがメジャーという進路もありますけど)、某巨人を希望する……全員とは言いませんが、そういう人間は多いです。
フリーエージェント制も、某巨人を中心とする有力球団の主張で導入されました……自分の球団としての金銭力や数々の魅力に自信があるからこその制度であり、ドラフト希望枠云々に関しても、わざわざそれを撤廃を主張したのは何故か。
プロ野球としての人気凋落をくい止めるため?
敢えて自分たちが損をする主張をすることでブランド力を高める狙い?
……ってな、甘い世界ではありません、野球ってのは。いや、野球に限らないけど。
金銭授受の継続がどうのこうのよりも、基本的には3年前の、本当なら某一場事件が発覚したときに、一緒に処理すべきはずの事を、何故今になって取り上げたか?
そして、それがニュースになってからの……こう、ちょっと上滑りしているのような熱の入れよう。
ファンなり、視聴者というか読者の熱気に後押しされて……ではなく、あくまでも独断と偏見ですが、まずニュースあり…で、騒ぐだけ騒いで、どこか飛び火してくれないかなあ…という、ワイドショー的手法がぷんぷんするというか。
そのあたりで首を傾げていたわけですが……基本的に高任は、あの事件が発覚した後、裏金がなくなったなんてこれぽっちも信じてません。
さて、ここで問題です。
あの事件発覚後、新たに裏金を渡していた……という球団が存在し、そのネタをがっしりとつかまれていたらどうなるでしょう?
今回問題となっている件は、結局はあの事件が発覚する前から金銭授受があり……その後、色々あったがうち切ったという、あの時表に出なかっただけの事件です。
裏金は禁止……と決まってから、あらためてどこかの選手に金を渡し始めた……というケースの方が、よっぽど問題視されるはず。
『いやあ、西武さんも大変ですなあ……それはそうと、おたくの球団が関わっているこの件ですが…』
などと、やんわりと脅迫されて、ドラフト希望枠撤廃発言につながった……と考えるのが、自然な流れですかねえ?(笑)
ま、それはそれとして……何度も繰り返しますが、新聞がどれだけ真実を伝えているかはなはだ疑問ですが、その新聞とやらによると、某大学選手のケースでは……大学進学時において進学費用がちょっと家計の関係で苦しく……球団関係者に相談したところ…。
それ、最初ッから金貰う気満々やンっ!(笑)
大学進学で、進学費用をどうしよう……で、何で球団関係者に相談するのよ?
どう考えても変だよそれ。
とか思わないのかなあ……ごく普通に、野球と関係なく人生を送ってきた人は裏金云々で新鮮な驚きがあるのかも知れませんが、ケースによっては選手本人とは関係なく、所属する野球部の監督だったり、学校関係者だったり、両親だったり、あるいは強い影響力を持つ親戚筋だったり……との間で大人のやりとりがあり、本人の希望とはまったく別の方向で話が進んだりすることは珍しくありません……一応、でしたというべきか。
それはそうと、この記事を読むだけで……有力選手の周囲の人間(スカウトなどの球団関係者と関わりを持つだけに至る選手)あたりでは、裏金云々はある意味周知の事実なんだなあってのはまるわかりですよね?
だって……そうじゃなきゃ、相談しませんよ普通。ドラフト指名の予定があるとかじゃなく、進学するわけですし。
まあ、違う新聞に掲載されていた選手の父親の発言だとこんな感じで、ちょっと印象が違いますが。
『某大学のセレクションに合格したが、学費が高く一度は断りました。そんな時、西武から助成の申し出があり、助け船に思えた……』
と、こちらの新聞記事だと、父親の方から近づいたのではなく、あくまでも球団の方から不意に助成を申し出てきたとのこと。球団に入団すれば、契約金の一部で返済する契約書を交わし……入団できないときは自宅を売ってでも返済するつもりだったとも。
まあこの選手の場合は、裏金全廃宣言から1年後の2005年10月に学費の残りとして500万円を受け取っています。
ただこの後、役員会で決まったことで、指名できなくなった(おそらく、裏金云々の関係があった選手を入団させない方向に球団方針が決まった結果と思われる)と2007年の1月に連絡があり、返済を申し出たところ『こちらの契約不履行なので返済は考えないでください』と言われたとのこと。
こう言われると、何でいきなり球団から助成を申し出てくるのよ……ってな疑問を持つでしょうが、そのあたりはまあ有名大学のセレクションレベルになると各球団もそれなりにチェックしており、合格しておりながら辞退……ってな情報はたやすく手に入るとだけ弁明しておきますね。(笑)
ただ、後者の記事の場合話ができすぎというか、父親も、球団もええ人というか……金がなくて選手生命がたたれかけた人間を援助した…といういい話になってしまいます。(笑)
まあ、どっちを信用するかじゃなく、どっちも信用しないと言うか……まあ、それ以前に高任は裏金云々に関してまったく反対してませんし。
普通にスポーツにするには金がかかる…ましてや、高いレベルでやろうとすればもっと金がかかる。
わあ、援助してくれるのありがとう……で終わり。
まあ、入団したときは契約金の一部で返済……とか言ってますが、怪我をして選手生命がたたれたときとか、球団が予想していたほどの実力ののびがなく、欲しい選手にはならなかったときとか……そこ意外の球団に入団したときは、契約書にはどうなってるのかなあという疑問が。
例えば、返済義務を負うならこれはただの借金で、裏金もへったくれもないですし……もちろん、そういう風に契約をみせかけるのはやってるかも知れませんけど、返済義務がないなら、スポーツに理解ある人間からの寄付…で終わり。
結局、何が問題かというと……金やるから、将来ウチの球団に入れ。他の球団には行くな……って事だけですよね?
つまり、金を貰ってもそこの球団に行かなければ問題なし。
それなら、どこの球団も金を出さなくなる……とも言い切れない。本当に才能があり、援助が必要な選手がいたら……自分の球団に入る入らないとは関係なく、金を出す球団はいると思う。
良い選手が自分たちの球団にはいるのは喜ばしいことだけど、それはよその球団に入って活躍するのもまた喜ばしいことだから。
一番まずいのは、援助がなされぬままその才能が消えてしまう……こと。
むう、ちょっと話が逸れました。
結局、某巨人はどんな弱みを握られたのかなあ……ってのがひとつと、高任個人としては、裏金が何故悪いのか理解できないという事で。(もちろん契約内容にもよりますが)
3月25日(日)
石川県で震度6強ですか…。
出来るだけ被害が少ないといいのですが。
3月30日(金)
サラリーマンは、気楽な稼業ときたもんだ〜♪
いや、とてもそうは思えませんが。
何はともあれ、ご冥福を祈ります。
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