8月1日(火)
甲子園ってのはなんだあっ!?
オッス、努力と根性ッス!
……というわけで、引き分け再試合となっていた宮城県の決勝が行われ、全ての代表が出そろったとか。
それにしても、二日間で374球ですか。
お疲れさまです。
8月2日(水)
まあ、いろんな意味で注目されているボクシングの某亀田選手。
本来の階級より軽いライトフライ級(WBA)にて世界初挑戦……といっても、ちょっとした事情で王者不在になったため、同級1位と2位による王者決定戦なのですが。
本来の階級ではないクラスで世界ランキング2位って、どうやってランキングされたんだろ…などと、ツッコミ入れたくなるのはいつものことですが、本来の階級でないのは亀田選手だけではなく、相手のランダエダ選手も同様で、ランダエダ選手の本来の階級はミニマム級で、今回は階級を一つあげて……本来の階級じゃないけど、世界ランキング1位なわけで。
つまり、本来の階級ではない2選手が、このクラス(WBA)のランキング1位と2位で王者決定戦を行うわけで。
じゃあ、元々のライトフライ級の選手のランキングはどうなってるんだか…などと、ツッコミ入れたいのはやまやまですが……まあ、最近のボクシングってのはこんなもんです。
ひょっとすると、この日記を読んでるあなたも明日になったらどこかの階級で世界ランカーになってるかもしれませんのでご注意を。
とりあえず、仕事もあるので試合は見ずに寝ます。
基本的に、亀田選手の試合は見ていて面白い試合でもありませんし…次男は違う意味で面白いような気がしますが。
8月3日(木)
前日の続きというか……いや、何というか、一体何があったんだって感じに、各スポーツ新聞で叩かれまくってますが。(笑)
試合をきっちり見てないので何とも言えませんが、とりあえず。
某亀田選手が、判定の採点を下したわけではありません。
いかさま云々で非難するなら、レフェリーであり、ジャッジであるべきでしょう。大体某亀田親子に、買収するだけの金なんかあるわけないでしょうし、それらの金を用意したとするなら某亀田選手を後押しするテレビ局でしょうから、攻撃するのはそっち。
選手は単に使い捨てで使われているだけに過ぎません。
ついでに言うと、金で相手選手なりジャッジを買収できないとは言いませんが……だったら、あのバブル華やかなりし時代、ジャパンマネーの底力もりもりだった頃、日本人はなんであんなに世界チャンピオンになれなかったのでしょうか?
ま、それはそれとして……仮にジャッジが買収されたとしましょう。
で、あなたが買収されたジャッジだとすれば、どういう風に点数をつけていくでしょうか。
もちろん、きわどい判定は全部買収された方に有利なポイントをつけるでしょう……が、採点表を見ると、3人のジャッジで某亀田選手の『10−9』で意見が一致したのは6回と10回だけ。後はバラバラです。
一回にダウンをとられてポイントで2点のマイナス……11Rと12Rでは3人のうち、2人のジャッジがランダエダ選手の『10−9』の採点。
それで終わってみれば、きっちり判定勝ち。
もしこれがインチキとか、ジャッジが買収されていたとするなら、この試合で本当にすごいのはジャッジです。まさにプロの仕事というか……3人の判断が偏らず、後半に得点調整をした形跡があるわけでもなく……採点表だけを見るなら、まさに判断の難しいシーソーゲーム。(笑)
まあなんにせよ…最後まで耐えたからの判定勝ちですよね。(笑)
最後に一言。
勝てば官軍。
8月5日(土)
開店してからというもの、ネットカフェとしては異例の昼間営業になったり、経営者が2回ほど変わったりしてた近所のネットカフェ。
どう考えても、利益あがってないよな……と思ってたんですが、とうとう正式にぶっつぶれました。
冥福を祈りたいと思います。
8月14日(月)
停電です。
いやあ、脆いなあ、この社会。
8月15日(火)
朝からどの局も、某小泉首相の靖国参拝ばっかりでもう。(笑)
で、それを見てラオウさんが機嫌を悪くするし……などと書くと、ラオウさんが右よりの人間と思われそうなのでちょっと補足。
簡潔にまとめると、靖国云々で中国人や韓国人が怒るのは何とも思わない……が、参拝するなと政府が言ってくるのは筋違い。
アメリカのコメント、『我々はそれに対してコメントできる立場にない』が正しい国としてのあり方…というか、内政不干渉というのはそういうこと。
という感じで。
まあ、戦争というのは基本的に外交の1手段に過ぎないわけで……それを考えると、戦争ってのはリスクが極めて高い外交だからこそ負けることは許されないので、東京裁判がどうこういう意味ではなく、太平洋戦争に突入させた人間は責められてしかるべき。
ついでにいうと、太平洋戦争直前当時、既に植民地政策というか、帝国主義というとちょっと言葉が上滑りするような気がしますが、国としての拡大路線というのはもう時代遅れであることに気づかなかった愚鈍さも責められてしかるべきでしょう。
たとえどのような想いがあったにせよ、国を滅ぼしかねない戦争に踏み切り、しかも負けた人間……を祀る靖国神社のコンセプトは、高任には到底理解できません。
まあ、おそらく他の国の人間には理解されないでしょうけど、あの当時の日本人の行動原理は一種のヒステリーというか、このままだとアメリカなりソ連が責めてきて征服される、やられる前にやれ、そのためには国力の充実だ……という、あたりが正解じゃないかと。
多分、これって日本人には理解できると思いますが、他の国の人間には理解できないと思います。(笑)
高任としては、あの戦争を肯定も否定もしません。
ただ、世界の時流と、自国の力を読み違えた馬鹿がやらかした…ぐらいですね。
もちろん、第二次世界大戦が終わってから、もう一度東南アジアを植民地にしようと動いた国なんかも、日本以上に歴史の流れに逆らった大馬鹿です……が、戦争をやらかすにあたって、日本の場合は手段までもが大馬鹿でしたが、そっちの国は多少技巧的だったと。
結局、世界標準となった西欧諸国のルールに対しての練度の違いが、大きな原因の一つなんですよねえ……。
8月17日(木)
ショーバン格好いい。
それはそれとして、9回表、8対4で4点差をつけられた状況で一挙8点を奪い、逆に4点差をつけて裏の守りに……しかし、そこで5点を奪われて逆転サヨナラ負け。
甲子園に生まれたドラマは、ちょっとばかり敗者に残酷すぎたと思う。
8月25日(金)
タイトルを付けるなら、『さよなら冥王星』というところか。
プラハにおいて開かれている国際天文学連合(IAU)の総会において、冥王星を惑星から格下げにし、太陽系の惑星を8個とする最終決議案を採択したそうです。
まあ、元々冥王星は昔…といっても、10年ほど前から惑星としては適当ではないのではないか…という意見が多数を占めていたので。
いや、一般人云々の意見じゃなくて、そういう専門家の間のお話でです。確か、1999年ぐらいにも、冥王星を惑星から外そうという盛り上がりがあったような記憶があります。
ただ、冥王星は1930年に米国人によって発見されていて……それが影響してのかどうかさておき、米国というのは、天文学に対して理解を示す方が多く、ぶっちゃけた話寄付金とかいっぱい出す、お客様なのです。
で、この冥王星の格下げ問題で何をもめたかというと、寄付金をいっぱい出してくれる米国の機嫌を損なうのではないかという流れがありまして。
もちろん、そんな事は一切無い……という姿勢で、今度の総会に参加した米国人学者の多くが、冥王星の降格に賛同はしてますけど……まあ、そういう事もあったんだよ、と頭の隅に留めておくぐらいはいいでしょう。
金がなきゃ研究もへったくれもないですし、どれが正しくどれが正しくないを決めるのは詰まるところ個人個人でしょう。
話が逸れましたが、冥王星を格下げするのではなく、惑星としての定義を格下げ(基準を甘く)すればどうだろう…という感じに。(笑)
ちなみに、『太陽を周回』『自分の重力で固まって球状をしている』『その天体が軌道周辺で圧倒的に大きい』ってのが主な定義です。
冥王星の場合、海王星と軌道が重なっていて、大きさが海王星より遙かに小さいあたりが格下げにされた原因点…まあ、火星程度の大きさはあるんですが。
ただ、冥王星を惑星とすると木星の火星の間に存在する小惑星セレス(ケレス?)、冥王星より大きな軌道を描く第10惑星なんかはどうなるんだ……とか。
ついでにいうと、技術の進歩により発覚した、海王星の外側にある小惑星群の天体の中で見つかった第10惑星の他にも、さらにおおきな天体が次々と見つかっており、冥王星の立場は弱くなるばかり…というか、冥王星が惑星なら、あっという間に惑星の数は数十個のレベルになってしまう…みたいな感じで。
8月30日(水)
別に今さら大学受験をするわけではないですが、ちょっと受験関係の資料を集めて自分たちが受験生だった頃とどういう風に変わっているのか……を。
まあ、どの大学も大変っぽいですね。
学校を資本主義の観点というか、経営という観点でごく単純に考えると、諸経費と学生の数から逆算して授業料なんかが決定されるわけで。
つまり、大学生になる人数が半分になったとき、それぞれの大学の学生数が半分になるのではなく、学校の数そのものが半分になるわけですな……もちろん、諸経費のカットや独自の採算や、別の収入の模索云々とかは無視してですけど。
だから、学生の数を集めなきゃいけない……受験生のニーズに応えるように……で、受験生のトレンドとしては受験科目を減らすのがトレンドらしいですよ。(笑)
教育の存在意義なんてのは、学校が利益追求の集団と化したときには綺麗さっぱり消え失せるわけで……まあ、学校にそれをさせる受験生の側にこそより多くの責任を求められるべきでしょう。
つーか、入りたい奴全部入学させて……でも、卒業するにはそれ相応の成果というか、努力と実力が必要で……卒業できなかったらずっと授業料払わせ続ける……で、いいんじゃないのかなあ。(笑)
自動車免許というか、教習所で講習受ける時にも感じたけど……こう、こいつに免許とらせちゃダメだって人いますよね。(笑)
教習所にいかないと免許取れない…ではありません。
教習所に行かず、まさに実力オンリーで受ける人間ってのは金銭面での問題だったりする人もいますが、基本的に運転には自信あり……の人で、合格率は10%以下だとか。
まあ、そもそも本当の意味で車を運転していい人なんて10%以下だと思います……高任は自分自身で車を運転しちゃいけない人だと思ってますし。
前も書いた気がしますが、普通に運転できるから良いじゃなくて、他人のミスを回避できる人間が運転をして良い人間だと思ってますし。
高任は絶対にそのレベルじゃないです……空間認識能力と、咄嗟の場面での判断力が高くない……ので、多分普通に運転して普通に事故を起こすか事故に巻き込まれる人間にすぎません。
でもまあ、そんなこと言ってると商売になりませんから……危険は承知で、車の免許はばんばんと発行され…事故は増えていく、と。
そういえば、最近反射神経が……特に、視神経の反応速度が衰えたなあと実感してます。 まあ、これは高任に限ったことではなく、普段から厳しいトレーニングを積み、節制している一流のアスリートでも、20代後半や30代にかけて、まず視神経の反応速度から衰えていくのが普通ですし。
死んでさえいなければ、老いは誰にでも現れます。
ちょいと話が逸れました。
商売だから、車の免許合格率が異様に高い……ってのは、ある意味これに限った事じゃありませんが、大学云々ってのと問題の根っこは同じ。
どこかの偉い人がいってましたが、会社は人に奉仕するモノ……それは確かに立派な言葉ですが、集団および組織もまた、生命を宿すモノという認識が抜けてます。
もちろん、集団なり組織に命を宿すのはにんげんですから、すべからく行動様式も人間のそれに似通います。
早い話、会社にとって、自分たちの生産する財とサービスを消費する人間ってのは、モノに過ぎないわけで。
人間が、モノよりも命有るモノを優先……もしくは自分にとって大事なモノを優先するかのごとく、集団や組織もまた、自分たちにとって大事なモノを優先する……結果、人名が軽視されたとしか思えない事故なり事件が起こるわけで。
まあ、自分の命と他人の命、どっちが大切ですか……羅生門じゃありませんが、近代的国家において、これは永遠の命題だと思います。
他人の命が必要以上に重くなれば人が生きにくくなり、自分の命が必要以上に重くなれば国家というか社会が破壊される……無論、国家なり社会はそれに属する人が効率よく生きるための契約というか道具なわけですから、その後、人が生きにくくなるんですけどね。
まあ、この程度のことは義務教育レベルで到達できる思考ですからアレですけど……根本的に話を戻しますが、大学受験で受験科目が少ない学校を選択するってどうかなあ?
教育云々の問題じゃなく、受験テクニックとしても問題ありのような。
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