7月2日(土)
なんとなく梅雨らしい……などと書くと、先月末から水道の使用制限が行われ始めた地域が存在する某香川県住民に怒られそうですが。
大雨の被害がでたりしないようにほどほどに雨を降らし、ほどほどに梅雨が明け、ほどほどの日照ならいいんですが、大自然の辞書にほどほどという言葉は。(笑)
7月5日(火)
さて……高任の日記には珍しく、映画のネタを。
夏休みを前にして色々と封切りされてる中、はたしてどのネタを……なんて、もちろん『逆境ナイン』です。(笑)
いや、個人的に『フライ・ダディ・フライ』はちょっと見てみたいなとは思ってますが、ここはやはり金と時間を敢えて消費して『逆境ナイン』を見……『やっぱり島本先生漫画を映画にするのは無理なんじゃよ〜』などとテンションをあげるのが得策ではないかと。
と言うわけで、逆境ナインを。
とりあえず、『新・吼えろペン』の話を読んだ限りではアレなんだろうな……と、敢えて悪い結果を予測することで、後に訪れるであろうショックを和らげつつ。
ま、平日とはいえ……観客は7人。
まあ……2時間で、甲子園出場を決めるまで(日の出商業を倒すまで)話を詰め込むのは相当大変なんでしょうけど。
それでも敢えて言うと……話のつなぎが変。
そのあたりが影響してるのか、話のテンポもメリハリが弱いというか、文章で言うと常に体言止めみたいな、ぶつ切りイメージでした。
とにかく、場面場面で流れを切ってるというか……タメがあった方がいいのにという場面でも、同じテンポで流す……メリハリがきいてないというか。
それと、映画を見てて……『え、この人はそこに面白みを感じているのか』と新鮮な驚きを覚えたというか。
ほぼ原作通りのイベントで、『え、そこで次の場面に移っちゃうの?』と首を傾げることもしばしば。
それはつまり、この映画の作り手が原作で面白みを感じている部分と、高任が感じている部分がまったく違うって事で。
それはそれで別に構わないというか……へえ、そういう読み方もあるんだと、ちょっと新鮮な気分になったりもしましたので。
ただ例を挙げると、日の出商業との練習試合に向けて主人公が猛練習を開始……補習や怪我で部員が脱落、残った部員で雨中の猛特訓……の次の日の場面。
残り4人のウチの1人が風邪をひいて学校を欠席……そして、マネージャーが机の上に置かれていた手紙を発見、『キャプテンへ、おれはもうキャプテンにはついていけ…』で、読むのをストップ。
原作だと、『つ、続きは…?』首を振り、それを拒否するマネージャーに向かって『そ、そこまで読んで止めるのは思いやりでも何でもないぞ!』とか、『もう大体内容はわかってるんだよ…生殺しの状態はやめてくれないかっ!』とか、こう…逆境に向かって引っ張るというか、ちゃんとヒキを作ってるわけで。
で、映画の場合……続きを促す主人公の前で、マネージャーが手紙を握りつぶす……で、違う場面に。
高任は、『思いやりでも何でもない…』の台詞が好きなんですけど、この映画の作り手の方はそこをばっさりと切り捨て……切り捨てるって事は、必要ないと思っている事ですわな。
台詞の面白み云々ってのは、個人の好みだからどうでもいいとして……主人公に与えられる逆境に対するヒキというか、チェンジオブペースというかそのものの必要性を感じてないって事で。
まあ、そういうのが積み重なって……ぽんぽんぽんと、同じテンポで場面を描き、もちろん、場面の中でのテンポってのはありましたが、全体の中でのテンポの概念が失念されているとしか高任には思えなくって。
そういう細かいことは抜きにして……何が許せないかって、主人公がいまいち格好良くない。というか、むしろ格好悪い。
こう、逆境に立ち向かう……というより、単に流されてるだけのような。
一度倒れて、そこから立ち上がる……その瞬間、背中に何も背負ってないというか、一言で言うと、台詞および行動が軽い。
まあ、このあたりは感性の問題だから、結局高任が気にくわなかった……というだけの話で、他の人にはどうかというと、これはわからない……かも。
とりあえず、島本先生の漫画が好きな人は……この映画はダメと感じるんじゃないでしょうか。
案外、原作とか知らない人はそれなりに面白いと感じるかもしれません……ただ、話の運び方が稚拙なのは間違いないので、高い評価を受けると言うことはまず無いと思います。
……とまあ、そんな感じで映画を見てから速攻で家に帰って、『逆境ナイン』の単行本を一気に読み返して、やっぱり原作は面白いとか、『新・吼えろペン』の単行本を読み……ああ、やっぱり島本先生はこの映画に対してアレだったんだな……とか。
7月10日(日)
2012年のロンドンオリンピックにて、野球とソフトが外されるとか何とか。
まあ……野球に関しては、どうでもいいというと乱暴かも知れませんが、ソフトは……特に日本のソフトには大ダメージでしょうね。
肥大化したオリンピックでは、開催都市が限られる云々……の建前はさておき、テレビ映りや放映の便宜がどうのこうのが削減の一理由とすれば、肥大化そのものの本質を見失ってますな。(笑)
結局は、政治的なボールの投げ合いに過ぎないと言うか。
7月17日(日)
水曜日あたりから、こりゃ風邪だな……と、仕事以外は寝て過ごすという生活で養生を続け、やっとどうにかなったのだが……今になって思うと、はて、あれは本当に風邪だったのかと首を傾げたり。
熱はほとんど出なかったのに、寄せては返す波のように襲ってくる悪寒が身体を震わせ、吐き気、背中から首にかけての痛み……その他諸々。
と、書き出しながら……ふと連想された病名。
食中毒。(笑)
今となってはあれですが、風邪よりよっぽど納得がいくというか。
それにしても、なかなか辛かった……。
知人から教えてもらって、久々に競馬関連の雑誌を購入。
つっても、レース情報がどうとかいうのが目的じゃなくて……何やら、今年の阪神大賞典で総額6500万円(家が買える…)の馬券を購入した天晴れな人物がいたとかいないとか。
で、そのはずれ馬券がネットオークションにかけられ……出品者は、代理出品だとか。
むう、1枚50万円の馬券が全部で130枚……ウインズ道〇堀の、どうやら同じ券売機で購入したらしく、一度に20万円までしか入金できないのに、せこせこと金を入れ、130枚の馬券を購入した……おい?(笑)
雑誌でも指摘してましたが、1枚に約1分の時間がかかったとして2時間あまり……6500万円の金を20万円ずつせこせこと入れて、50万円ずつ馬券を買って買って…。
なんだろう……これを買った人間は、馬券を買いたくて買ったンじゃないような気がする。
7月18日(月)
……海の日って、確か20日じゃなかったか?
まあ、所詮高任とは縁の無かった祝日だからどうでも良いですが。
7月22日(金)
献血車を見かけたので、久しぶりに偽善行動にいそしむことに。
夏は、長期休暇による学校や企業、団体の協力を得られにくいことと、暑い日が続くため輸血用血液を確保するのが難しい季節だとか。
ちなみに、冬は冬で献血者が減って、必要量を確保するのが難しく、春は春で花粉が飛ぶせいで……秋は秋で……すなおに、一年中足りないと言えよ。(笑)
しかし、大学生の頃は良かったですね……一月か二月に一度、献血車が大学の構内にやってきて、献血者を探しに行く必要がなかったわけですから。
まあもちろん、クラブ活動の関係で断念することもあったわけですが、ぼけーっとしてても年に二回ぐらいはちゃんと献血できたわけで。
逆〇ナインの映画が……既に、放映ローテーションから。(笑)
やはり、ダメなんだろうな……今月の『新・吼〇ろペン』を読んで、ああ、大人だねえなどと思ってしまうのは、やはり高任がひねくれているせいか。
7月23日(土)
ガタガタガタッと前揺れの段階で震度4程度のイメージだったので、おー、これはでかいな、一応儚い抵抗を試みておこう……と、毛布をかぶりつつ。
こう言ったら何ですが、本震の方はさっぱりでした。
阪神大震災はマジで立ちあがれませんでしたが、今回はこれということもなく。
まあ、電車が止まったりして色々あったみたいですが。
望んでも無駄でしょうが、死ぬときはさっくりと死にたいです……それも、周囲の人間が仕方ないな、と諦めてくれるような原因で。
7月24日(日)
ほう、200メートル平泳ぎを2分10秒か……やるな、ヒビキ。
7月25日(月)
健康保険税を一括納付……何やら、去年よりえらく高くなったようだが。(笑)
ツール・ド・フランス……ランス・アームストロングの7連覇達成。
えっと、ちなみに……『ツール・ド・フランス』ってのは世界三大自転車ロードレースの一つで、毎年7月にフランス全土を舞台に、全長3千キロから4千キロ……アルプスもこえちまうぜの過酷なレース。
知ってる人は、今さら何を……と思うでしょうが、この前、このレースのことを知らない人と出会ってちょっとショックでしたわ。(笑)
世界三大って事は、後の二つは何かね……と、興味を持つ人もいるかなと思うので記しておくと、『ジロ・デ・イタリア』と『ヴェルタ・エスパーニャ』です。
ただ、日本での知名度に関してはやはり『ツール・ド・フランス』がぶっちぎりのようで。
多分、『シャ〇リキ』のせいだな。(笑)
話は逸れましたが、七連覇達成のアームストロング選手……これで引退だそうで。
まあ、勝っても負けても引退と宣言してたワケですが。
7月26日(火)
台風じゃ、ぷー。
さて、去年は10個上陸でしたっけ……今年はどうなる事やら。
7月29日(金)
久しぶりの秋葉原は別世界でした……。
今日もそれほど時間をかけたわけではありませんが、考えてみればきちんとぶらついた(妙な表現だ)のは一年以上ぶりかも。
何やら規模の大きそうな古本屋に入ってみると……エレベーターでしか移動できないようなので、ちょっと拒絶反応が。
こう、多少……閉所と高所が嫌いというか、エレベーターと階段があったら、高任は階段を使いたい人間なので……まあ、地上10階とかなったらちょっと考えますが。
というか、最低でも非常事態において脱出通路を把握しておきたい人間なので、秋葉原では出入りしたくないお店が一杯。(笑)
というか、そういう店がやたら増えてませんか?
何やら、例の火事騒ぎでそういう規制が強まったんじゃなかったのかなあ……などと首を傾げつつ、ふと、先日の地震の事を思い出し。
あの日、ここはどういう状況だったのだろうか……。
7月31日(日)
何やら最近アストロ球団の単行本というか、その手の本を見かけるなと思ったら……まさか、実写ドラマが始まるとは。
もう、ワイヤーアクションで人が飛ぶ飛ぶ。(らしい)
でも、放送が深夜だから見られないか……。
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