日記４月

　国連の常任理事入りを巡って、世界のあちこちで駆け引きというか醜い争いが行われています……ブラジルとアルゼンチン、イタリアとドイツ、インドとその周辺諸国……みたいな。

　早い話、常任理事に入ることでパワーバランスがどうとか、自国のメンツがどうとか……いやいや、わからなくもないけど、醜い醜い。

　もちろん、日本も例外ではなくて……常任理事の定数が増えた場合、日本はまあその中にはいるだろうという感じですが……高任的には入ったら入ったで厄介なことになりそうな気がして……当然というかなんというか、韓国と中国は日本の常任理事入りに反対してます。

『周辺国の信頼も受けられず、歴史も反省しない国が、国際社会の指導的役割を果たすことは限界がある』

　ロシアも当然ダメだし、中国も赤点だし……イギリスとフランスもギリギリというか、怪しいですよね。

　韓国の言う、常任理事にふさわしい国なんて世界にいくつあることやら……あったらあったで、国力的に無理とかいう話だろうけど。それ以前に、国連という組織は１カ国の力の限界を前提にして作られたはずなんですが…限界があって当然、それ故に連帯するという理念の上で成り立った組織なのに、なに馬鹿なこと言ってるんだか。（笑）

　まあ……日本は色々と利用されるだけ利用されて、後はポイのタイプというか。

　理不尽と思っても決められたことは守る……それは人間として立派ではありますが、国連にしたら、日本はいいカモですわな。

　同じ東アジアに属していても、日本人のメンタリティーってのは韓国や中国に比べたらやはり異質であるし……５０年、１００年経過して、自分達がやってきた事に顔を赤らめる……なんてことも無いだろうなあ。

　改革者という印象を与えつつ、社会問題については思いっきり保守で……こう、高任もそれほどローマ法王がどういう事やってきたかについて詳しいわけではありませんが、非常に政治的バランス感覚に優れていた人だったんだろうなと。

　まあ……宗教者というか、政治家というか……それを分けて考えることは意味がないですけど……今から５０年、１００年と過ぎた後に、どういう評価を受けるかは高任としてもちょっと興味があります。

　ＷＢＣミニマム級の世界タイトルマッチ……挑戦者の高山は世界ランキング１３位だったりして、『ああ、チャンピオンのブストスは初防衛だから、いろんな思惑が一致したマッチメイクなんだな…』……と、期待していませんでしたが、判定で勝ちました。

　これがアウトボクシングだ……という感じの高山のボクシングはそれなりに見所がありましたが、高任のみるところ、チャンピオンのブストスは調子が悪かったというかなんというか。

　テレビ放送されなかったので、いろんなスポーツニュースの映像をつなぎ合わせての判断ですから何ともいえませんが。

　ちなみに、大阪市中央体育館が会場だったんですが……観客は２０００人だったとか。

　ＮＹの取引所において原油先物取引相場が１バレル５８ドル台にのったとか……いや、終値は５７ドル台でしたけど。

　しかし……相変わらず、キャッチャーが好投手に対するリードしかしてないわけだから、打たれて当然といえば当然なんですが。（笑）

　現地日付の７日、イギリス自動車大手メーカーのローバーが破産管財人の管理課に入ったとか……時間の問題とはいわれてましたが、こう、ある種の感慨がありますなあ。

　しかし……こうなると、政治の問題に発展してまた日本が叩かれるんだろうなあ。

　バチカンでローマ法王の葬儀が……行われたワケですが、次の法王は是非中南米出身者を……などと、かけひきというか圧力というか。

　まあ、単純に信者数でいえば中南米が圧倒的に多いうえ、欧州のでは信仰の形骸化が進んでいると言われてたりしますし。

　ちなみに、世界最大のカトリック教国はブラジルで信者数は１億５千万人……で、ブラジル出身のフンメス枢機卿という方がいるらしく、その人を法王に選出させる事は、国連安保常任理事入りと並ぶブラジル外交の最優先課題とかなんとか。

　一応、政教分離という建前の日本人としてはなんとも……と、個人で思うのは別にかまわないのですが。

　各国の首脳クラスが続々と弔問に現れた中で……日本からは某川口首相補佐。

　いや、そりゃ元外相ですけどね……こう、国内で郵政民有化云々の問題があるにしてもよ……中国や韓国、北朝鮮などの隣国でかしましいこの時期にちゃんと外交政策もとれないのかこの国は。（笑）

　アメリカなんか、これはチャンスとばかりに親子ブッシュ、クリントンの３代歴代大統領が参加してるのに。

　さて、最近中国の各地で散発的に起こっていた反日デモがついに首都である北京にまで波及したとか何とか。

　日本の大使館にも投石などがくわえられ、窓ガラスが割れるなどの被害があったとか。

　中国当局は大使館前に放水車や６００人ほどの武装警察官を投入、周辺にも１０００人規模の警察官を投入して厳戒警備をしいていたらしいですが、投石はもちろん、ゴミや、たたき崩したアスファルトを次々と投げ込む行為を黙認し続けたとか。（笑）

　まあ、中国当局にとって『適度な反日行動』は外交カードとして利用価値があるわけですし、そんなもんでしょう。

　それはさておき、実体がいまいちつかみづらいのですが……ネットの書き込みでデモに参加してるというか、デモ計画が成立してしまう……などと評価されてるみたいですね。

　高任の愚母はかつて『安保反対』などと、ノンポリのくせに知り合いに誘われてなんとなく参加……などという、恥知らずな事をやっちゃってるそうなので、あまり偉そうなこともいえませんが。（笑）

　このデモに参加している世代はほとんどが２０代から３０代前半らしいですが……多分、この世代に関しては間違いなく日本より中国の方が頭がいいでしょう。

　別に民族としてどうとかいう話ではなくて、留学生と話をしてみれば一発でわかるというか理解できると思いますが、勉学に集中的に費やされる時間と労力が圧倒的に違うんですな。

　自分の将来が今勉強するかしないかにかかっている……あたりの意識の違いというか、もちろんそれは日本でも同じ事なんだけど、今の中国における勉強への意欲は高度成長期の日本みたいなイメージを高任は持ってます。（笑）

　なんというか……高任は常々アメリカ人は馬鹿だとか言ってますが、あの国はあの国で、インテリの知的エネルギーそのものはものすごいです。

　つーか、アメリカのごく一握りのインテリはものごっついエリートで……はっきり言って洒落にならないというか。もちろん、長い目で見ればその手の知的エネルギーの集積が国の実力云々にはね返ってくるわけだから当たり前といえば当たり前なんですけどね。

　馬鹿がどんなに多くても、その分きっちりとやることをやる人材さえいれば社会というか組織は何とかなる……というのが高任の持論です。

　で、今中国は知的エネルギーの集積を始めているわけで……日本と違って資源はある、人口も多い……どう考えても、これから世界はアメリカ対中国の構図になるはずで。

　日本の子供はあまり勉強しない……どうすればいいんだ？、楽しい授業を、わかりやすい教育を……などと、いわゆる頭の良い人がいろいろ言ってますが、高任に言わせると、建前ではなく本気でそう言ってる人は馬鹿です。（笑）

　何故勉強しないか……誤解を承知で断言すると、勉強してもあまり優遇されないようなイメージを持たせてしまったから。

　高任が子供の頃は、すでにそういう構図が壊れつつありましたが……勉強ができると、まず先生にひいきされます。クラスの人間も一目置くというか、それなりに存在価値を認めてくれます、近所の大人は、影にまわったらあれですが、とりあえずは誉めてくれます……などと、学歴社会全盛期（今も全盛だけど、一般大衆的には馬鹿にされる）勉強したらなんか得というメリットが見えやすかったですね。

　それが今では……勉強だけが大事じゃない、もっと大事なモノがあるとか、良く言えば価値観の分散なんですけど……そんな事を言ってられるのは、基本的に日本という国が豊かな間だけのことなんですが。

　まあ、勉強するのが好きだとか、勉強そのものっておもしろいよ……なんて人間は基本的にごく少数です……いや、絶対に。

　ほとんどの人間は、勉強をしたことによって与えられた利益を喜ぶというか……困難を乗り越える充実感だとか、目標に向かって努力する喜びとか……それらはあくまで個人のモチベーションにはなりますが、全体のモチベーションにはなり得ない。

　そのあたりを勘違いしてるんだろうなあ……でも、頭いいのに何故このぐらいのことわからないんだろう……まあ、こういう事言うと反発食らうだろうしな……などと。（笑）

　まあ、勉強してもいいいことないじゃん……なんてのは、見方が浅いだけですが。

　力の強い人間が重い荷物を運ぶ時、それほど労力は使いませんが、力の弱い人間が運ぼうとすると……かなりの労力を使うわけで。

　高任は、頭悪いからいっぱい考えます……もちろん、考えてもわからないことだらけですが、考えます……自分が頭悪いとわかってるんで。

　勉強するのに忙しいでしょうけど、いくら人口が多くたって結局は『本当に頭のいい』人間はごく少数のはずで、中国の人間というか、デモに参加した人間は、もっと考えてほしいなあ。（笑）

　昨日の日記で書いたばかりだっつーのに……今度は３万人ばかりのデモが起こったとかなんとか。

　上海では日本からの留学生が、ビールジョッキや灰皿で殴られて怪我をしたとか……ちなみに、『中国人か、韓国人か？』と聞かれて『日本人だ』と答えたら殴られたらしいです。

　それはさておき……北京における反日デモについて『歴史問題などで日本に不満を抱く人々の自発的行動』と位置づけ、責任は日本にあるとしたそうです。

　中国側のデモ対応としては、投石などは黙認……しかしながら、警官隊を突破しての大使館敷地突入やフェンスの紀子絵などは断固阻止する姿勢らしいです。

　おい、確かウイーン条約では在外公館を守る各国の義務が定められていなかったか？

　つまり、投石による被害を中国側は阻止する義務があるワケで……３年後に北京オリンピックを控えているのに、国際的信用を失いかねない対応をするとは中国当局は何やってるんだか。

　まあ……実際は、警官隊を指揮する人間がそうやったんだろうけど、部下が馬鹿だと上司が苦労すると言うことですな。

　ちなみに、今をさかのぼること１０年ほど昔、中国が地下核実験を強行した際に中国大使館前に市民団体が次々と駆けつけたんですが、警視庁機動隊が強制的にそれを移動させました。

　つーか、普通は大使館の敷地のかなり手前に規制ラインを作って、投石が可能な範囲に近づけない措置をとるのが当たり前なんだが……いやいやいや。

　あ、そういえばデモに対して中国の外務次官が遺憾の意を表明しましたが、国内には公表しなかったとか……例の潜水艦騒ぎの時と同じで。

　結局、日本が悪い……という判断だけを国民に知らせるということは、『もっとやれ』とけしかけているのと同じじゃないのかなあ？

　５０年後、いや１００年後ぐらいかな……もし人類が絶滅せずに、中国という国が存続していたなら、自分たちがやった事を知って顔を赤らめる……ぐらいの事はして欲しいですね。

　相手の非を直接指摘するのではなく、自分自身で悟らせてあげる……確か、中国の思想では、それができて一人前でしたっけ？（笑）

　今朝、結構大きな地震があったそうです……その時間、高任はばっちり起きていましたけど、全然気がつきませんでした。（笑）

　モーニングで連載していたギャンブルレーサーはこちらに移っているワケで……世間的な人気は知りませんが、高任は結構この漫画好きです。

　素晴らしいです……高任もああいう皮肉をきちっと使えるようになりたいなあと。

　まあ、競輪の話なんですけどね……早い話、今採算がとれないからって全国各地で主催者側が逃げ出してるワケですよ。

　で、競輪選手というか、主催側との間で裁判沙汰がいろいろあって……裁判所の判決がですね、競輪は自治体の収入を増やすために行われている……と、言い切っちゃったというか。（笑）

　漫画でも書かれてましたが、ファンとかそういう話は一切無視、公営ギャンブルは収入のみ……それを言っちゃあおしめえよ、と寅さんが呟いてしまいそうな。

　ちょっぴり遅いニュースですが……と言っても、この日記そのものが月単位の更新だからまあ良しとして。

　グリーンツダジムに在籍するプロボクサー、某亀田選手（日本フライ級１０位）の移籍ジムを公募すると、ジム側が発表……いわゆるポスティングというか、最低落札価格は３０００万円との噂。

　まあ、金額からわかるとおり、某亀田選手は日本プロボクシング界に現れた久々のスター候補……というとちょっと語弊があるので言い直しますと、早い話、一般受けしやすいスタイルの選手。

　入札での移籍は初めての試みらしいですが……どうもジム側の説明とは裏腹に、某亀田選手本人はそんな話聞いてないよ、とか……まあ、いろいろとありそうで。

　高任もあまり詳しいワケじゃありませんが……通常、ボクサーの移籍金の相場は、８回戦クラスの選手で５０万程度だったはず。

　そこを３０００万ですからね……ボクシングを知らない人でも、某亀田選手の将来性というか人気の高さは伺いしれるというモノでしょう。

　確か、韓国に渡って海外遠征……ってな噂を耳にしたんですが、そのあたりでジムとぶつかったんですかね？

　そういえば、アマチュア１３冠をひっさげて、日本人選手がアメリカでデビュー……デビュー前にして、日本チャンピオンぐらいなら今でも倒せると言われるだけに、本場アメリカでも、１Ｒ３０秒ほど、カウンター一発でノックアウト勝利だったそうですが。

　高任的には原作の構図にとらわれすぎかなあと……もちろん、漫画と映像という表現方法の違いおよび、それぞれの長所短所はあるんですが、あの漫画の本質というかウリは戦闘シーンにおけるスピード感にあると高任は思っているのでちょっと首を傾げる出来でした。

　スピード感を表現できてない云々は高任の好みの問題ですが、攻撃、防御についてのギャラリーの感想が視聴者に実感を伴って伝わるレベルに達していないんじゃないかと。

　ジャブをさばくにしても、あれじゃあ主人公が相手の手のひらに向かって撃ってるのがばればれで、そのあたりはカメラワークというか、構図を変えて相手の細かな手の動きをスローなりなんなりで見せないと説得力のかけらもないですね。

　もちろん、そういうスローを映像として見せる事でストリートファイトとしての独特の緊張感そのものが希薄になってしまう可能性は高いんですが……その部分で足掻いた痕跡がないのが問題かなと。

　やりこんでやりこんでどこかで妥協点を見いだすんじゃなくて、ただ深く考えることなしにそうした……的なカメラワークというか演出というか、登場人物の台詞を増やす、独白を入れる……などでそれなりの可能性は見いだせると思うのですが。

　さあ、週末ですね……どうせまた中国でデモが起きるんだろうと思ったら案の定。

　ま、それはさておき……日本の中国大使館に白い粉を送りつけたり、赤いペンキで落書きしたりする輩が現れたとか何とか。

　言論弾圧されている中国ならまだしも、いまの日本においてそういう行動をとる人間は中国でデモやってる連中よりもハイパーな馬鹿と言わざるを得ないですな。

　しかし……ここまで来ると、中国政府のもくろみがどこにあるのか少々疑問というか不安にならざるを得ないと言うか。

　よりによって、上海でのデモで暴力を黙認すると言うことは非常に強い意味がある……事がわからないとも思えませんし。

　単なる国民のガス抜きとか、ナショナリズムの高揚における政権正当性の確立以前に、上海は海外資本がは集中する地域……期間が長いだけに、そういう認識が一番強い地域であることは間違いないわけで。

　対日関係の悪化……は、良好だった時期がないからともかくとして（笑）、国際的な信用を失い、自国経済の不安定さを招くリスクを負ってまで黙認したとなると……ふむ。

　と、いうか……この２ヶ月ほど世間を騒がせた（？）買収劇はひとまず和解と言うことで幕となり。

　まあ、和解内容についてここで色々書いても仕方ないですが……世間的には、フジ、ライブが『一両損』で、某村上ファンドと某リーマン・ブラザ－ズ証券だけが得をしたという見方ですか。

　スポーツ新聞とかは、某ライブドアぼろもうけ……などと書いてましたが、話にならないのでここでは考慮に入れません。

　多分……フジテレビ側は、ニッポン放送を完全子会社化というか、ライブドア側から奪い返す事を最優先事項においたんでしょう。まあ、元々はニッポン放送がフジテレビの親会社だったんですけど。

　で、和解というからにはライブドア側に損をさせないという事が必要で……結局、普通の手続きで子会社化するに似比べ費用が多くかかった上に、ライブドアに対して第三者割当増資を４４０億円引き受けなければいけなかったとか……まあ、高任も難しいことはわかりません。

　この手の和解は、発表された内容だけじゃなくて、発表されない内容の方がアレですので。

　しかし……長期化すればするほど、間違いなくフジテレビ側に有利になる構図だったんですけどね……もちろん、ニッポン放送そのものは一時的にアレなんですけど、ライブドア側は買収につぎ込んだ巨額資本が全く動かせなくなるわけで、株価低迷による含み損を与えられるし、企業としてのフットワークが悪くなって、時間がたてばたつほどフジテレビ側に有利やん。

　どのみち、今回の件について株主総会でつるし上げ食らうのは目に見えており……だったら、ケンカを売ってきた相手を完膚無きまで叩き伏せておく方が長期的に見れば間違いなく有益なんですが……。

　だいたい公開買い付けした金額より高い値段設定でライブドアが保持している株を買い戻す……その行為によって、いろんな企業に借りを作った格好になりますし。

　買収に対してどういう態度をとるか……で、今回の件を見れば、間違いなくなめられる対応ですわな。

　スカイダイビングを疑似体験できる遊具らしいですが、高任は乗ったことも見たこともないのでわかりません。

　まあ……シートベルトが届かないというか、ウエスト１３０センチ以上の人、足の曲げられない人、安全バーを握られない人……などは利用を断るというのがマニュアルだったのに、シートベルトなしで乗せちゃったようです。

　ニュースを見る限りでは……そりゃどう考えてもシートベルトなしじゃ危ないだろという構造ですね。

　安全バーつきのジェットコースターに座っているような状態から、６０度ほど前方に座席が傾き、上下に動く……そりゃ、安全バーは身体を支えるためのモノですが、シートベルトが締められないってことは安全バーが腹部で止まるだろうし、とすれば……すっぽ抜けて落下する可能性はあるような。

　まあ、現場の映像を見たら『ああ、あのあたりか』ぐらいに土地勘があるところだったり。

　救出作業は難航中みたいですね……被害者というか、亡くなられた方の氏名が判明した分から発表され、自分の知り合いが含まれていないことに無意識に安堵してしまう自分の心の動きは薄汚いなあなどと思ったり。

　薬害エイズ事件で業務上過失致死罪に問われ、１審で無罪判決を受けた某安部さんが昨日亡くなられたとか。１審無罪判決、検察側が控訴して裁判は続行中……といっても、心神喪失と言うことで公判は停止中でしたが。

　１審で無罪判決が出されたとき、それを報じるすべてのメディアが『なんで無罪やねんっ！？』というスタンスだったのに対して、『無罪判決は当然の結論である』とコメントした強靱な精神力でありながら、病には勝てませんでしたか。