3月1日(火)
 近所のスーパーでひなまつりの歌が流れたり……しかし、どう考えても哀しい曲ですよね、これって。
 ……このネタ、昔の日記で書いたような気が。(笑)
 
 さて、アパートの管理会社が変わったのは随分前(1年半ほど前、と言うか元の管理会社破産したっぽい)……で、日記にも書いたような気がしますが、その影響なのか、ガス会社もその時変わったんですよ。
 ちなみに、このアパートを借りたときに預かり金という形で1万円お金を預けて……その残金を、どうお返しすればいいですか……などという通知が今頃来たというか何というか。(笑)
 さて……要するに、ガス会社切り替え時……最後のガス代金を預かり金1万円から差し引き、残りを返すという内容なのですが……高任の場合、ガス代金は銀行口座引き落としだったのですよ。
 で、銀行口座に御返金しますので口座を連絡願います(手数料はお客様負担……なめやがって)……というのはどういうことでしょうか?(笑)
 今回ガス料金(最後のガス代金)が2749円、消費税が137円、合計2886円を、銀行引き落としではなくわざわざ預かり金から支払うのは……こう、いわゆる公共料金の銀行引き落としに関わる条件とかがあるからだろうとは思うのでなんとか良しとしよう。
 で、わざわざ銀行口座自動引き落としの書類をそっちに提出(銀行依頼じゃなくて、ガス会社経由でやった)してあるのに、高任の口座がわからないってのはどういう了見なんでしょうか。
 まあ、そのあたりも会社の部署が違う云々の理由があるかも知れないからまあ良し……いや、良くはないが。
 で……ガス料金が2886円のはずなのに、足し算引き算が間違っていたり前月のガス料金は口座から引き落とされていたりするのに未収金として計上されていたり……ごめんなさい、ワケわかりません。
 うん、多分これは詐欺だ……書類に書かれた連絡先に電話をかけて口座番号を教えたりしたら、高任には思いも寄らぬ方法で金を巻き上げられたり、口座の金を無断で引き下ろされたりしてしまうに違いない。
 
 無視するのが一番ですよね……多分。
 
 3月2日(水)
 朝、バイトから帰ったらお隣の住人とばったり。
 『おはようございます』と、挨拶してくる好青年なのはさておき……やはり、高任が知っている住人の顔ではなかったり。(笑)
 やはり、去年のあの時期から生活習慣および声そのものが明らかに変わったなと思っていましたが……そういう事ですか。
 えっと……引っ越しじゃない引っ越し(荷物が入れ替わったりはするけど、家電とかはそのまま引き継ぐというか何というか……?)が、この3年ほどで、わかるだけでも3回目かな。
 やはり……借り主はそのままだけど、外国人の間でたらい回しにされている可能性が非常に高そう。(笑)
 ただし……今住んでるお隣さんは、非常に好感の持てる住み方をしてるのでできれば長続きしていただきたい。
 
 靴を買いにフラフラと。
 高任の足はサイズに比べてやたら幅広というか……はっきり言って、色がどうとか、デザインがどうとかいう好みを優先させられないのがなんとも。
 だから、今日行った靴の店で、処分品のプー〇……珍しくサイズは28で合い、値段は信じられないぐらい安い(定価の八割引き)は、デザインは渋いは……でも、〇ーマの靴は幅が狭くて入らない……ので、涙を呑んで諦める羽目に。
 気分はすっかり負け犬です。
 
 3月3日(木)
 そろそろ散髪でもしますかね……と、入った散髪屋さんのテレビで国会中継を流していまして。
 基本的に、国会議員ってのは何をしてるのだろう……というと語弊がありますが、全体としてこういうことをしてる的なイメージはありますが、個人個人で言うと、私はこういうことをしていますと有権者にアピールできる場は少ないワケで。
 もちろん、熱心な人はそういう情報を集めたりしてアレでしょうけど……普通の有権者はそういう事やりません。
 で、この手の国会答弁ってのは議員にとって、俺(私)はこういうことやって頑張ってますぜ……と、アピールする格好の場という意識がある(特に、メディアへの露出が少ない若手議員など)という話を聞いたことがあります。(笑)
 で、運悪く……そういう議員だかなんだか知りませんが、頭の悪さ全開の答弁というか質疑というか……散髪されてる途中ってのは耳ふさぐわけにもいきませんし。
 質問そのものが頭悪いは、相手をやりこめる手順なり話術も下手くそだわ、重箱の隅をつついて全体を見てないわ……そこまでして、自分の無能さをアピールする必要がどこにあるんだろう。
 個人的に、それに答える某竹中さんは大学教授のせいか……頭の悪い学生への対処は手慣れたモノという感じで……でも、さすがに頭の悪すぎる人間を相手するのはツライのと、言いたくても言えないことがあるからちょっと歯切れが悪く。
 
 まあ、議員ってのはいろんな意味で大変だなあと。
 
 さて、3月だけど夜から雪の予報……今日はバイトの時間に余裕があるからワクワクしながら雪が降り出すのを待ってました。
 子供かい……と、笑われてしまうかも知れませんが、この前フラフラと散歩したときになかなか良い場所を見つけたというか。
 まわりに民家はあるんだけど、こう、光源が特殊というか……夜になるとあたりはすごく暗いのに、そこだけ何故か街灯が2つあって……早い話、舞台というか、ステージみたいな感じになってまして。
 雨が降った夜にちょっと足を運んでみたらイメージ通りというか……ここは、雪が降ったらステキ空間に違いない(笑)と睨んで、バイトの時間に余裕がある日と雪が降る日が重なるのをずっと待ってたというか。
 で、夜中の1時半頃……イイカンジの雪の降り方になってきたので家を出発。
 到着してしばらくは雪の降り方がいまいちだったり、風が吹いたりしてアレでしたが……待ってるうちに、こう、イイカンジになりまして。
 そのシーンをしばらく堪能し……『変な人がいるんです』などと、警察に通報される前にさっさと退散しました。(笑)
 
 3月4日(金)
 ゆきゆき〜♪
 などと、マイナーなネタを飛ばしてしまうぐらい世界は真っ白で。
 大事には至りませんでしたが、高任のアパートの2階から階段を下りようとした住人が2人ほど滑り落ちました。(笑)
 朝っぱら何事かと思いましたが、ともかく無事で何より。
 
 3月6日(日)
 スーパーで、仮面ライダー響鬼の曲が流れてひっくり返りました。
 
 選挙看板というか公示を見て、ああ、来週は知事選挙か……などと、思っていたら。
『元気モリモリ、森田〇作』
 なんつーポスターを見てそのばにへたり込みそうになってしまいました。
 
 3月7日(月)
 何やら久しぶりにペン入れされたハンターを読んだような。(笑)
 
 む、ひょっとしてこれが花粉の呪いか?
 ついに、年貢の収め時が来ましたかね。
 
 3月8日(火)
 5日に行われたJリーグの試合において、『神の手ゴール』などと騒がれていたアレについての発表が。
 まあ、横浜M側から出されていた質問状への回答というか。
 『選手は相手DFに押される形で反転し、ボールが右手に当たった瞬間には、ボールから完全に目が離れており、意図的に手でボールを扱ってはいなかった
 ……と、上記のように判断され、アレは正当なゴールだった結論づけたとか。
 先月、サッカーのオフサイドのルールが一部改正された事からもわかるように、サッカーだけでなくいろんなスポーツが時の流れと共にルールが変更されていくわけですが。
 ちなみに高任の認識としては、『肘から先はいかなる場合においてもハンド、肘から体幹の腕の部分は自分の身体に密着していて、なおかつ審判が偶然であると判断したときのみセーフ』というルールだったんですが。
 
 しかし……意図的ではなかったら手で扱っても良いってのはやばいんじゃないでしょうか。(笑)
 絶対に偶然を装う選手がいるはず……相手に押されたり、ボールから目が離れたぐらいでそれが出来ないとも思えませんし。
 
 人権擁護法案のメディア規制条項はどうなるのやら。
 後、自民党の新憲法起草委員会での表現の自由……『他人の名誉を毀損する表現』と『青少年に有害な表現』のふたつ……『青少年…』に関してはフィンランドあたりを参考にとか言ってるみたいですが。
 有害な表現って一体なんだ?
 その定義すら出来てないのに……。
 
 3月9日(水)
 中央競馬の岡部騎手……56才にて、とうとう引退だとか。正式には明日、引退会見らしいですが。
 温かくなったら大丈夫かとも思ったが、このままでは馬に迷惑をかける……というコメントがなんとも岡部さんらしいと言うかなんというか。
 馬に迷惑をかける……良い言葉ですね。
 それと、騎手が調教師として転身するのは良くあることですが、『調教師は騎手とは違う才能が必要……出来ることなら騎手を育てるために何らかの形で尽力したい云々…』戸のことで。
 お疲れさまでした。
 
 3月10日(木)
 知人から聞いた話ですが、黄金のマスクで知られるツタンカーメン王(紀元前14世紀頃)のミイラに対して行われたCTスキャン調査結果がこの前発表されたとか。
 死因そのものが謎に包まれている……そんな昔のことについて謎に包まれているとわかっているだけで高任はすごいなあと思うのですが。
 何やら、死の直前に左脚を骨折していたらしいですが、他殺の証拠は認められなかったとか。
 そうか、『悪代官』のツタン仮面は他殺されたわけでは……(笑)。
 
 3月11日(金)
 昨年秋の台風23号で大きな被害を受けた岐阜県某高山市……全国から寄せられた義援金の約半分を、被災者に配らずに財政調整基金に繰り入れる方針だとか。
 高任は別に義援金を送ったわけではありませんが……詐欺以外の何ものでもないですな。(笑)
 
 さて、某ニッポン放送の某フジテレビに対する新株予約券……認められなかったようですね。
 これに対して色々言いたいことも、高任なりの見解もあるのですが……つまるところ、くたばれ某堀江。
 そういう意味では、ある種の膠着状態に陥った上でフジテレビが兵糧攻めを開始、株主上位10名の比率が上場制限にひっかかり上場廃止……某堀江さんが資金的にショート起こして……というシナリオが一番スッとしますが。
 
 某読売新聞で面白い記事を発見。
 英国出身の臨床心理学者で、アイルランドのコーク大学の教授の人らしいですが、児童ポルノに関するシンポジウムで来日したらしく。
 数年ぶりの日本……東京、秋葉原周辺を案内されて『幼児ポルノ漫画を扱う書店がこんなに多いなんて。内容はグロテスクで見るに耐えない。イギリスならすぐに逮捕です…』……ってなコメントを。
 高任が思うに、よりによって案内されたのが秋葉原ってところに問題はないんでしょうか。(笑)
 全国どの地域においてもあの密度……などと誤解されてはいないでしょうか。(笑)
 こういう風に書くと怒られそうな気もしますが、秋葉原の書店はかなり特殊な書店だと思います。(笑)
 それこそ、甲子園のアルプススタンドを見て『日本人のプロ野球ファンは阪神ファンばっかりだ』と感想を漏らすような。
 
 3月12日(土)
 さて、某猫型ロボットのアニメの新声優が決まったというか発表されたというか。
 新キャストの第一回放送は4月15日らしいので、とりあえず一回は見ようかなあ。
 しかし……声優さんは詳しくないので、スネ夫役ぐらいしか聞き覚えが……ん、なにやらしずか役の声優さんの名前に見覚えが。
 悩みに悩んで、TLS4の有森先輩の声やってた人であることを思い出すまで約30分……日本は平和だなあ。
 
 3月13日(日)
 さて、今日は某千葉県において知事選挙……後は地域によって県議補選があったとか。
 いや、もちろん投票にいきましたよ……ただ、候補者3人の演説なり主張なりもそれなりに聞きましたが、どいつもこいつもパッとしないというか。(笑)
 
 1日に10時間以上……って、どうやって勉強してるんだか。(笑)
 いや、テレビで某T大合格者に対するアンケート……どのぐらいの人間に聞いたか全く触れていない怪しげなアンケートではありましたが、1番多かったのは。5時間から6時間という答えで、次は1時間から2時間という答え、それで3番目に多かったのが10時間以上という答えだったわけで。
 1日は24時間で、学校で少なくとも8時間ほどは時間を潰されるワケで……通学、部活動、塾、睡眠、食事、入浴等にさける時間は6時間しか残ってない。
 それは、大学に合格する前に死んじゃうよ。(笑)
 
 3月14日(月)
 昨日の選挙……何やら6千票違いで現職が逃げ切ったとか。
 どうやら、かなりの接戦だったみたいです。
 投票率は約43%……はっきり言えば、全然選挙じゃないですね。(笑)
 
 藍染隊長ーっ、一体何があったんですか藍染隊長ーっっ!(笑)
 いや、某ジャンプの某ブリーチですけど。
 ラオウさん曰く、『うん、このままじゃオチがつけられないことに気付いて慌てて話をねじ曲げたんだねきっと』などと。
 高任も同感です。
 
 何やらマラッカ海峡で日本席のタグボートが海賊に襲われて、船長ら3人が拉致されたとか。詳しいことはまだ分かっていない様子。
 
 3月16日(水)
 はじめの一歩のコミックスを購入……むう、連載時は気付かなかったが、ラウンドが進むにつれて某キャラの髪の毛がきっちりと減っている。(笑)
 芸が細かいなあ。
 
 あれ……スーパージャンプで連載していたRINGって打ち切りですか?
 これから盛り上がってくると言うところなのに惜しい……まあ、雑誌のカラーに合わなかったという事ですかね。
 
 上とは別の雑誌の某漫画にて。
 細かな数字はうろ覚えですが……公務員の人口は3%に過ぎないのに、公務員への給料総額は税収とほぼ同額……早い話、公務員の給料は高い、不祥事の記事を見るたび腹がたつ……ってな意識を助長させるためだと思うのですが、全く筋道が通って無くて笑えました。
 とりあえず……公務員の給料が高いか安いかってのは個人の主観もあるだろうからおいといて(高任個人としては、一般公務員の給料は安いと思う)……公務員の人口が3%とか給料総額が約40兆円ってのは、それが正しい正しくないはわかりませんがおそらく地方公務員も含めた数だと思います。
 で、人口比率と国家予算における税収を比較することに何の意味があるのかなあとか。
 ついでに言えば、地方公務員も含めての話なら地方における税収も合わせないといけないんじゃないかなあとか。
 後、公務員の給料と言ってもピンからキリまであるというか……なんでもかんでも平均するんじゃなくて、地域の中で働いてる一般公務員の給料を示さなければ、それこそ不公平じゃないかと。
 ちなみに、国家公務員(一般行政職)の給与を100とした場合の地方公務員(一般行政職)の給与水準を示す指数を……えっと、多分ラスパイレス指数だったか……は、前年に初めて100を下回ったとか。
 この調査が適切で、しかも正しいか正しくないかは不明ですが……この調査だけを見るならば、国家公務員よりも地方公務員の方が給料が多かったという事ですね。
 ただし、これはあくまで国家公務員と地方公務員を比較する指数……しかも、一般行政職に限っての話だから、公務員の給料は高いという事に対して何の意味も持ちませんけどね。ついでにいうと、国家公務員の給与体系と地方公務員の給与体系には若干の違いがあって、給付金だったり特別手当だったり……が、調査に関して地方公務員の分にだけ加算されている場合があるかも知れないので、高任としてはこの指数は眉唾だと思います。
 まあ、長期に渡る不況のせいか……相対的に見て、公務員の給料は高いじゃないか(最近の傾向として、産業的に立ち後れている地域において、地方公民の給料はその地域企業と比較してかなり割高であるってな議論が主流)という意見があります。
 しかし、戦後日本の花形産業だった軽工業、それに取って代わった重化学工業……今で言うならIT産業ですか(笑)……時代の移り変わりによって、給料の高い低いも移り変わりますし、それでいうなら今はたまたま公務員の給料が高いだけではないかという見方もできると思うんですけどね。もちろん、公務員の給料の下方硬直性ってのは認めますが、それをいうなら普通の会社も、最近はアレですがよっぽどのことがない限り硬直性は存在してますし。
 何かその手の意見を聞いていると、『公務員は国民の血税から給料を貰って地域住民に奉仕するための存在であり、それに従事する人間が平均より高い給料をもらうとはけしからん』……と、主張しているのかしらなどと首を傾げたくなってしまうのです。
 高任が公務員だったとしたら、そんなこと言われたら相手の顔の形が変わるぐらい水を入れたペットボトルで殴り倒したくなると思います。
 公務員だろうと一般企業に勤めてようと、仕事は仕事で、給料ってのは労働の代価に過ぎないでしょうに……もちろん、これは高任の日記ですから多少ごまかしの理論が入ってます(笑)けどね……とりあえず、高任的には公務員の給料が高いと何故ダメなのか明確な理由を述べよという話で。
 公務員としての仕事……プラス、公平性とか従順さとか、地域住民に対するどうのこうの……とかいうオプションを求めるのならば、そういうオプションを求められない仕事に比べて給料が高くなって当然じゃないのかなあ。(笑)
 基本的に、社会が必要とする職業ってのは大抵自然発生するし、必要が無くなったものは大抵自然消滅します。
 経済学を学ぶ学ばないに関わらず自明の理だと思いますが、特定の職業に意義を感じて殉じてしまうごく少数の人間をのぞき、大抵の人間は選択できるなら給料が高い(割がよいと判断する)職業を選びますわ。(笑)
 自分にあった仕事とか、生き甲斐とか……確かに、そういう要素があるのは認めますが、自分の特性なり、能力なりを鑑みてあまり代わり映えしないのなら給料が高い方を選ぶのが普通……これを否定されたらソレまでですけど。
 そこらの人間に聞いてみたら一発でしょうが、仕事内容はほぼ同じ……で、時給1200円のアルバイトと800円のアルバイト、どちらを選びますか……これで800円を選ぶ人間はかなりの変わり者です。
 ちょっと話が逸れましたが、給料が高いという事は、基本的に高い給料を払えると言うことで、生産性が高いというか利益率が高い職種というか……それに人が集まる、人が集まれば割合に能力の高い人間を多く選別でき、結果として高い生産性を維持できる……その逆もまたしかり。
 で、給料が安いとか危険だとかで人が集まらない職種……それが社会として必要な職種であったなら、供給できるサービスが減少することによって社会全体がその職種へ支払う金額は自然と増え、同時に人を集めるために給料が上がる……結果、高い給料につられて人が集まり出す。
 まあ……ツッコミ所はありますが労働市場原理の初歩というか……よっぽどじゃないとこれに反論出来る人間は少ないかと。
 で……公務員の給料が高くて、何かまずいことが?(笑)
 その給料は国民の血税から支払われる大切な……という論理に、このケースでは意味があるとは思えません。税金を有効に使うという事と、公務員の給料が一般企業のそれに比べて高いという事は全く別の次元の話ですし。
 まあ、多少の例外は認めますが(笑)、普通、一般企業に委ねられない仕事だったり、採算的に成り立たない仕事だったり……でも、社会的に必要不可欠な仕事を国なり地方なりが運営して、そこで働いているのが公務員ですよね。
 仕事をきちっとこなし、不正などもってのほか……の職場だからして、高い能力を有した人材が必要とされますよね?
 さて、公務員の給料が安くなった……というか、地域企業の給料水準より高くなることはない……という暗黙の了解みたいなモノが出来たとして、能力のある人間って集まってきますかね?
 もちろん、公務員は安定しているとかの理由でソレを選ぶ人間もいるでしょうが……相対的な公務員の能力低下が何を招くかというと……えらいこっちゃ。(笑)
 公務員の仕事ってのもピンからキリまで……というとちょっと表現方法間違えてるような気がするから言い直しますが、いろんな職種があります。
 公務員の給料を安くしろ……それは、公務員の仕事は社会的意義が低く、誰にでも出来る仕事……という認識なワケでしょうか?
 与えられた仕事をきちんとしてないじゃないか、お役所市議とがどうのこうの……ってな反論は、無意味です。
 組織としての決まり事もあるでしょうし……仕事に対する取り組み方云々は、結局は人材の質の問題ですから。
 日記でちょくちょく書いてますけど……昔と違って、今の教師って世間から尊敬されてるわけでもないし、まともに仕事したらとんでもない重労働で、下手すりゃ危険手当が必要だわ……生徒達の将来を支える神聖な仕事……なんつー綺麗事は抜きにして、給料面というか労働条件的に魅力のある仕事と言い切れる人間はいますかね?
 情熱と使命感だけで生きていける人間はごく少数……頑張っている人が存在しているのは認めますが、教育の現場に世間の要求に応えることが出来る人材がちゃんと集まっているとは高任にはとても思えなくて。(笑)
 昔の教師は……とか言う人いるけど、本当に昔の教師ってすんごいインテリ揃いというか……大学入って、なんとなく教職授業受けて、なんとなく資格とって、ダメ元で受けた採用試験に受かっちゃった……みたいななんちゃって教師と一緒にしちゃいけない。
 ま、まあ教師に限らず……高任としては、国歌公務員だろうと地方公務員だろうと優遇されるのは当たり前で、もっと尊敬されてしかるべきだと思うんですが。
 公務員を選ぶという時点で、高任なんかすごいなあと思いますよ……国なり地域なりの行政に関わる以上、きちんと線引きされた規則に従う必要があるのに、ちょっとしたことでやれお役所仕事だと難癖つけられて、誰かが起こした不祥事で一蓮托生みたいに扱われて……ひどい話だなあと高任は思いますが。
 さあ、公務員の給料高いじゃねえかと主張するみなさん……それが正しいかどうかさておき……考えてみましょう。
 自分達の主張が全て受け入れられたとして……あなたは公務員として働きたいと思いますか?
 働きたくない……その意見が大半を占めるようになったとしたら、その職種に集まる人材は確実に劣化していき、自分達の要求するサービスを提供することなど出来なくなるでしょう。
 大体……公務員だって、税金払ってるってば。
 独断と偏見ですが、公務員の不正をとやかく言うような人間にしたって、自分は会社で備品を無駄に使ったり、出張費の一部をちょろまかしたり、大した仕事もないのに残業してみたり、会社の金だからと必要もなく接待費を使ったり……会社に損害を与えてる人間なんて掃いて捨てるほどいるのでは?
 それは、国民の税金とかそういう事に関係なく、個々人のモラルの問題というか……我々の税金を無駄遣いするな……というのを旗印に掲げれば、何を言ってもかまわないと勘違いしてる人間はいないでしょうか。
 まあ、清く正しく生きている人はもちろんいるでしょうけど……それを言うなら、公務員のみなさんも清く正しく生きているのですよ……そう主張する人と同じぐらい(ひょっとするとそれ以上)に。
 
 ……と、まあ高任はこんな事を思っているのですが、『公務員の給料は高い……一般企業の給与レベルに引き下げるべきだ』という論理展開に疑問を抱く人はいないのでしょうか?
 冷静に考えると……めちゃめちゃ変ですよ、それ。企業間の給料格差は受け入れているのに、公務員との給料格差を受け入れられないなんて。
 多分、公務員というか、それらの職種は非営利企業……という認識を持っているからでしょうか?
 儲かっている企業の給料は高い……公務員は儲けているわけではない……だから、公務員の給料が高いのは変だ……という、高任的には不可思議な三段論法が働いているのですかね?
 そういう次元の話なら……わざわざ国なり地方なりで運営する必要なく、さっさと民営化してますって。
 市場から要求されているけど採算がとれないとか、社会を円滑に運営するために必要な仕事だったりするから公務員だっつーのに……論理のすりかえですわな。
 公務員の給料が高いのを羨ましいと思うなら、自分が公務員になればいいと思うが……そして、自分が要求するレベルで地域社会の住民に奉仕して奉仕して奉仕して……間違いに気付きなさい。(笑)
 高くてもいいじゃん、公務員の給料。
 つーか、公務員にはそれなりの能力のある人間が集まってくれないと高任は嫌です。
 真面目に頑張っているけど出来ない……好感は持てるかも知れませんが、はっきりいってそれは最悪というか。
 
 むう、手動式の線路遮断機があるなんて、高任はちっとも知りませんでした。
 昨日、電車が来ているのに間違って遮断機をあげた……んでしょうけど、事故があったというニュースで聞いたんですが。
 しかし……事故に遭われた方には気の毒ですが、遮断機が上がろうと、信号が青になろうと、左右の確認ぐらいはした方がいいと高任は思いますが。
 実際、遮断機は上がったが電車のライトが見えたので自分は立ち止まった……という人もいたようですし。
 とは言っても……多分、わざわざ手動式なんつーモノを使ってるって事は、いわゆる開かずの踏切みたいな場所だったんでしょう。そりゃ、イライラしてたり焦っていたりすれば、確認する余裕もなくなりますわな。
 手動式を採用するより、自転車も押してわたれる歩道橋を造った方がよっぽど良いと思います……というか、問題の本質は結局そこであって、職員の操作ミスだとか、機器の故障だとかいうのはあくまで与えられた設定の中での問題であって、根本的な部分を是正する方向に動く方が大事ですな。
 まあ、無理でしょうけど。
 
 3月17日(木)
 そーか、『ショー☆バン』も連載200回か。
 しかし、最近のチャンピオンもなあ……イヤな意味で迷走しているというか。(笑)
 
 3月20日(日)
 ラオウ氏が来たので……というか、来てもらったので(笑)先月の日記に書いた『マグロのかぶと焼き』を。
 
高 任:「……ふむ、せっかくだからこれでも食べますか」
ラオウ:「……は?」
高 任:「いや、先月の日記で書いた……例のお土産なんですが」
ラオウ:「ああ、なんかあったな……ちょっと笑ったけど」
高 任:「どのみち1人で食えるモノでもないですからね……ふむふむ、熱湯につけて6分ほど加熱とな…」
 
 と、高任の家にある一番大きな鍋に湯を沸かしたは良いが……
 
高 任:「……むう、でかすぎて鍋に入らない(爆笑)」
ラオウ:「キミの知り合いには失礼だが、迷惑なお土産もあったモノだな(笑)」
高 任:「まあ……押してダメならもっと押せと言うことで」
 
 なんとか入れました。
 
ラオウ:「……そろそろえんとちゃうの?」
高 任:「いや、表面熱々で、中冷え冷えとか嫌だから、もうちょっとつけておいた方が無難かなと……一旦袋開けたら、もう後戻りきかないし
ラオウ:「そりゃそうだが…」
高 任:「……(鍋を空けて)うおっ、袋が膨らんでるっ、やばいっすっ」
ラオウ:「……」
高 任:「さて……この袋を開けるときに『あっ』とかやったら非難囂々だよね?(笑)」
 
 で、高任の家にある一番大きな皿にどりゃっと乗せて、いただきます。
 
高 任:「さて……こんなモノ食うの初めてだからして」
ラオウ:「とか言いつつ、この男いきなり目の回りの肉に箸を付けるか(笑)」
高 任:「食ったことはなくても、知識はある(頬の肉と目玉のまわりは美味しいよという噂です)…そういや、ラオウさんは?」
ラオウ:「マグロは初めてだが、鯛とか鰤とかの頭は何度も食ってるし……あ、目玉はあんまり好きじゃないからやる(笑)」
高 任:「うぬう、このプチグルメめ…」
ラオウ:「……というか、えらく単調というかくどい味付けというか」
高 任:「ゴメン、俺ってこのお土産の感想を日記で書かなきゃいけないんですが(笑)」
ラオウ:「まあ、料理じゃなくて商品だから仕方ないというレベルだな
高 任:「食べる相手を間違ったよう…(泣)」
ラオウ:「え、シビアな批評を求められてたんと違うの?
高 任:「いや、ここに吉井さんがいたら中和できるからそれでもいいんですが、ラオウさんと俺だと中和できないんですよ。読む人の心がギスギスするようなやりとりになると言うか(笑)」
ラオウ:「……こう、癒しが求められている時代に敢えてそういうやりとりを(笑)」
高 任:「……しかし、なかなか減らないですよかぶと焼き」
ラオウ:「なんか……脂ぎとぎとのラーメン食ってるみてえ(爆笑)」
 
 なんというか……甘いというか、濃厚すぎるな味付けが評価の分かれ目ではないでしょうか。
 イメージとしては、サバ味噌と鰈の煮付けを足しっぱなしにした感じで……丼飯を書き込みながら食うためのおかずですかね。
 最初予想してた、酒の肴みたいなモノではないです。
 
 などとやってる間に、九州は玄界灘を震源地とした地震があったとか。
 推定M7らしいですが、アメリカの地質研究所はM6.4と発表……またえらく誤差があるような。
 何やらM7前後で計算方法が変わったりする場合もあるとか聞いたことがありますが、Mが0.6も違ったら確か規模は8倍から10倍ぐらい変わるんだったような。
 まあ、実際に地震が起こったわけだから、Mがいくつだった……ってのは、今後の参考になるだけで、今回の地震の被害にあった人たちにとっては関係ないですけどね。
 うろ覚えですが、九州の北部というか福岡県の地域は硬い玄武岩に広く覆われていて、地盤的に安定してたはず……同じ規模の地震でも、関東よりも被害は少なくなるはず。
 まあ、詳しい事は新聞なりテレビなりで発表されるでしょうが。
 
 さて、今日は阪神競馬場において阪神大賞典(G2)が。
 直近9年を振り返ると、1番人気の馬は9年とも連対(1着か2着)し、2番人気は9回中7回連対……残りは3番人気と7番人気が1連対ずつ。
 馬連平均配当は661円……だが、7番人気の馬が2着に入った年の配当4020円を除けば、平均配当はなんと240円。
 早い話、オッズが2.4倍ってことね。
 へへっ、今日も鉄板だぜ……いや、本当にそうか?
 などと、ラオウさんと2人で首をひねり……何か嫌な予感がするからパスし、テレビで観戦。
 
 1着に6番人気の馬が逃げ込み、2着は1番人気、3着は3番人気、4着に2番人気……まあ、行かずに正解か。
 
 3月21日(月)
 んー、地震の被害は一応少なかった……というと、被害者の方に失礼ですか。
 
 3月22日(火)
 架空請求による、少額訴訟詐欺の裁判が東京地裁でありました。
 えっと……一応少額訴訟について説明しておきますが、60万円以下の債権を簡易に回収する目的から作られた制度で、原則1回の口頭弁論で判決が出るモノです。
 ちなみに、請求された側が答弁書を出さずにいると、相手の主張を認めたとみなされて支払いを命じる判決を受けてしまいます。
 つまり、通常の架空請求が世の中を賑やかして『無視するのが一番』的な対処の方法が一般化したのを利用し少額訴訟を起こして、相手がソレを無視しているとあら不思議、架空請求が正当請求にすり替わってしまう……と。
 で、それに対して『ふざけんなコンチキショー』と立ち上がった某男性が、約14万円の架空請求を行ったサイト運営業者に対して『精神的な苦痛を受けた』と、110万円の損害賠償を求めた裁判だったんですな。
 で、『裁判制度を悪用した極めて悪質な訴訟詐欺である』……と認定し、40万円の賠償を命じる判決が出たわけです。同時に、少額訴訟そのものも架空請求だったと判断され、請求は棄却されたとか。
 架空請求の被害者による慰謝料請求が認められたのは極めて異例なのですが……一応、訴訟詐欺に対する抑止力になるでしょう……グッジョブ、東京地裁。
 たまにはいい仕事するじゃないか……ちなみに裁判官は某清水さん。
 
 3月26日(土)
 中央アジアはキルギスにおいて、先の議会選挙を不正だと反発する野党支持者数千人が政府庁舎に突入、占拠したとか……続けて、国営テレビ本部なども……なるほど、政治の中心および情報の発信地を占拠するのはまさに教科書通り。
 グルジア、ウクライナに続いて強権体制を覆したわけですな。
 ちなみに、グルジアは一昨年……シュワルナゼ政権が崩壊して、親欧米のサアカシビリ政権が誕生したアレで、後に『バラ革命』と名付けられました。
 で、ウクライナは昨年末の、首相を後継大統領に据えて引退後も権勢保とうとした前大統領クチマ氏の野望がうち砕かれた件で……これは、『オレンジ革命』と名付けられました。
 で、今回のキルギスにおける騒乱は季節の花にちなんで『チューリップ革命』と命名され……後世の受験生を悩ませること間違い無しですな。(笑)
 それはさておき、今回のキルギスでの騒ぎと、グルジア、ウクライナとの類似点としては、最高権力者の一族が政治権力を利用して実業界を支配して富を独占していた事に対して民衆の怒りが鬱積していたところに、国政選挙における政権側の不正を野党側が糾弾し、群衆を大規模街頭行動へと動員して政治危機に発展させたところですか。
 まあ、本当に不正が行われていたかどうかは不明ですが……。(笑)
 キルギスの野党は、グルジアやウクライナの件を研究した上で行動に踏み切ったようですが……さて、この騒ぎはきちんと収束するかどうか。
 ほとんど無抵抗のまま崩壊したアカエフ政権というか、1990年に旧ソ連の最高会議で大統領に選出されたアカエフ氏……当初は複数政党制の確立を推進したりして、中央アジア唯一の民主指導者と目されていたような気がするんですが(笑)、いつの間にやら政敵を投獄したり、言論弾圧に踏み切ったり……それでいて、騒動に対して無抵抗で崩壊とは……良くわからない人物ですな。
 それはさておき、治安機能が停止した首都ビシケクで、24日夜から25日朝にかけて大規模な略奪が発生し、ほとんどの大型商店は商品を持ち去られたり焼き討ちにあったりするなど、死亡者や怪我人も出たとか。
 
 3月27日(日)
 おや、そういえばプロ野球のパリーグが開幕してたんですね。
 
 3月28日(月)
 さて、お隣の韓国が色々とやかましいですね。
 国民の支持率が低いから、手っ取り早く日本を叩いて支持率を上げよう……という狙いが見事的中したのか、30%代がやっとだったノムヒョン大統領の支持率が40%を突破したそうです。
 そんなもんで支持率があがるなんてお手軽だなあとは思いますが、考えてみれば日本も同じようなモノですし……現段階において、国民の人気取りをするだけ韓国の方がマシ……なんて考えると、生きていくのが嫌になってきますね。(笑)
 で……竹島問題ですが。
 日本の教科書は基本的に腰抜けなのに比べ、韓国の教科書は腰がありすぎるのが好対照で……その結果、竹島問題ってどういうこと……という方は多いと思います。
 つーか、恥ずかしながら高任は大学生になるまで名前だけしか知りませんでした。
 竹島……韓国名では独島(ドクト)というらしいですが、位置的には島根沖の隠岐諸島から北西150キロほどの距離にある島で、広さは約0.23平方キロメートル、水の自給すら出来ない絶海の岩島であり、これまで一般住民が定住した歴史もありません。
 まあ、そういう島なので……歴史的に明確な領土意識を持ち始めたのは17世紀頃に、漁業を巡る紛争が起きてから。
 この竹島から西北西の方角、距離約80キロの位置に韓国の領土である鬱陵(ウルルン)島がありますが、朝鮮王朝が15世紀以来この島の住人を本土に引きあげさせて、17世紀頃、この島は無人でした。
 で、1618年に江戸幕府は鳥取藩内の2家に鬱陵島への操業渡航を許可し、中継地として竹島にも渡航を認めました……が、もちろん朝鮮王朝の抗議を受けました。
 その結果、江戸幕府は鬱陵島が朝鮮領土であることを認め、1696年に日本人の渡航を禁止……しかしながら竹島への渡航は認められ、漁業基地としての竹島経営は明治時代まで続いたのです。
 で、この紛争に関して安龍福という人物が日本漁民とトラブルになり、二度日本に渡ったことが日本側資料でも確認できるわけですが、朝鮮王朝側の資料となる『粛宗実録』には『鳥取藩主が鬱陵島と竹島は朝鮮領であると認めたが、その証文は対馬藩に奪われた』という安証言が記載されているそうで。(笑)
 こう言ったら韓国の方は激怒するでしょうが、この証言を裏付ける資料は皆無です……つーか、鳥取藩主が認めた?しかも外国に対して証文?そして対馬藩がソレを奪う?
 
 ありえねえ。(笑)
 
 日本側の資料および、明治時代まで続いた竹島経営の件を考えると……この証言は虚偽だろうと判断するのが妥当でしょう。
 と、この件はさておき……日本側が『竹島を歴史的に実行支配してきた』と主張する根拠は1905年の島根県への編入。
 当時、竹島周辺でアシカ漁をする漁業者の要請を受けて、日本政府は『他国による占領の形跡がない』事を確認した(笑)うえで、領土編入を閣議し、島根県が告示した……という流れ。
 韓国(当時は大韓帝国)はこれに先立つ1900年、国王の勅令で鬱陵島を鬱島郡とし、その行政区域を『鬱陵島全島と竹島、石島』と定めています。
 さて、ここで問題をややこしくしているのが……今、領有権が争われている竹島は当時リャンコ島と呼ばれており、勅令に書かれているのは現在の竹島ではないという事。
 韓国もその事を認めていますが、『石島こそが、現在の独島(竹島)』だと主張していて、当然ですが一歩も引きません。
 まあ、『他国による占領の形跡がない』なんてのは疑わしい事この上ないですし、韓国の主張する『石島こそ…』の主張する根拠もあまり明確ではありません。
 この時点において、高任はどっちもどっちだな……とは思うのですが。
 この竹島の日本編入において、韓国の国定歴史教科書は『日本は露日戦争中に独島を強制的に彼らの領土に編入させてしまった』と書いており、これが元で『日露戦争の最中、大韓帝国の混乱に乗じた日本が竹島を略奪した』という認識を一般の韓国人は持っていて歴史そのものを知らないのがほとんどの日本人とは大きな違いです。
 ちなみに、編入に際して日本が武力を含む強制力を行使した事実はないし、韓国からの抗議もなかった……というのが日本側の言い分なんですけどね。
 と、これらの背景をふまえてやっと現在の問題に繋がっていくのですが……1948年8月に建国した韓国の李承晩(イ・スンマン)政権は、52年1月に漁業権確保を目指して突如日本海海上に李承晩ラインを設定し、竹島の領有権を主張。
 7月には武装警備隊を常駐させ、埠頭を整備、日本側の接近を阻止し続けています。
 国際法上、韓国の日本からの独立が認められたのはサンフランシスコ講和条約(52年4月末発効)により……同条約で日本から分離した朝鮮の領土は周辺の島として『済州島、巨文島、鬱陵島』を挙げてあるだけで、竹島の名前は明示されていません……条約の草案では分離される領土として竹島も挙げられていたのですが、『歴史的に日本の固有の領土』とする日本側の抗議で削除されました。
 この事によって、竹島の領有権は日本にあると国際的に認められた……と日本は主張してますが、まああの状況で歴史的に固有の領土かどうかをきっちり調査したかどうかは疑わしいですよね……逆もまたしかりですが。(笑)
 で、韓国側は…GHQが46年1月に出した『暫定的な日本領土』に関する訓令677号で、『鬱陵島、竹島、済州島を日本領土に含まない』と規定していることを根拠に挙げ、独島は韓国領土であると主張してます。
 この時はあくまで暫定であり、正式に分離したサンフランシスコ条約の方がより国際的に認知されたモノだ……というのがもちろん日本側の言い分なんですが、韓国側は……以下略。
 まあ……この手の問題は、双方が自分に有利な解釈をして泥仕合になるのが基本ですけど。
 高任としては……こう、韓国側があからさまに歴史をねじ曲げて国民に伝えているのが気にいらないと言うか。
 国際司法裁判所による決着を呼び掛けても、する必要がない……と完全無視。
 まあ、国際司法裁判所で争ったら確実に日本が勝つのは目に見えてますから当たり前と言えば当たり前ですが。(笑)
 あ、日本が勝つと言っても、日本が正しいという意味ではなく……裁判という形式上、資料および状況が日本に絶対有利と言うだけですが。
 と、まあ……このぐらいの事を頭に入れておけば、韓国からの留学生を相手にしても渡り合えるでしょう……ただし、日本人と比較すると大抵の韓国人はかなりの関心を持っているものの、結局は学校の教科書レベルの知識というか新聞やテレビが嘘を言うはずがないという純粋な方が多いようでして、自国の歴史的資料のどの記述が主張の根拠なのか……という、大人の話し合いが出来る可能性は低いというか、『日本人は嘘つきだ』などと言われる可能性高いです。
 でもまあ、お互いがお互いの言い分をそのままぶつけ合ったら双方が不愉快になるだけですし、微妙な問題に関しては相手側の明らかな過ちだけを指摘するにとどめておくのが一般レベルにおける大人の対応というやつでしょう。
 政治的問題に、一般国民を必要以上に巻き込んで……という手法は韓国が好むところですが、高任としてはちょっと……まあ、日本みたいにあまりに無関心なのも問題あるかも知れませんけど。
 でもまあ……高任としては、竹島の日条例を可決した島根県議会はちょっと軽率なんじゃないかとは思います。
 
 3月30日(水)
 絶対に負けられないだの、勝つしかないだの……ろくなスポーツ実況も出来ないくせに、扇動するだけ煽動して、1億総痴呆化でも狙ってるのかとしか思えない……以下略。
 高任はまあサッカーに関しては素人なんですが……昔に比べたら世界ランキングも上昇して強くなったんでしょうけど、強くなったんでしょうけど……試合を見てると、相変わらず強いとは思えないのは何故でしょうか。
 確かに、上手いなと感じることはあります……が、強いとは感じないんですよね。
 こう……パスを回してパスを回して、リスクを排除して排除して……終わってみれば勝っていたとか、負けても接戦とか……良く言えば試合巧者、悪く言えば足を使って逃げ回った挙げ句に判定負けするボクサーというか。
 一応1次予選とかも見てましたけど……何点差を付けて勝ってもやっぱり強く見えないというか……素人の言うことですし、言葉が悪いので熱烈なファンの人は腹をたてるかも知れませんが……日本のチームって、どんな状況でも相手をねじ伏せにいきませんね。
 相手の隙をつく、パスを回して陣形が崩れるのを待つ……それはもちろんわかりますが、サッカーに限らず、どんなスポーツもどこかでガチンコ勝負を要求されるはずなんですが……日本のチームの場合、そのガチンコ勝負に応じない、もしくは極端に数が少ないせいで、そう感じてしまうんでしょうか。
 まあ、これもサッカースタイルの1つだ……と言われたらソレまでですが。
 
 3月31日(木)
 今日、初めて知ったんですが……民放というか、テレビの放映権ってのは色々と面倒な制約がついてるそうで。
 何やら放映時間の10%以上が教育というかニュース(?)の類じゃないといけないとか、20%以上が情報というかドキュメントというか、そういう類のモノじゃないとダメだとか。
 それを知って、最近のテレビが何でやたら深夜遅くまで放送しているのか、高任にはわかりました。
 早い話、大勢の人間がテレビを見る時間帯には視聴率がとれそうな番組をつっこむため、その制約の部分にあたるモノを、元々視聴率がろくに獲れないような時間帯にぶち込むのだなと。
 ……とは言っても、番組をどう解釈するかってのはかなり適当らしいです。
 クイズ番組も、考え方によってはそういう内容にあたるだろうし……なるほどなあ、そういう制約があるからこそ、ああなってしまうのか。

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