1月1日(土)
あけましておめでとうございます……などと、本当の日記に書くのはアレですが、他人に読まれるという前提での日記(この表現が正しいかどうかはさておき)の場合、一応は必要かなと。(笑)
冬コミ終わって……そのままなだれ込むように新年。
今年はラオウさんと2人……と言っても、高任は夜バイトなので、すれ違い宇宙と言う感じですね。
さて、長い前置きでしたが……今日は、某ローカルテレビ局でガンダムの哀戦士が放映される……つながりが苦しいなっと。(笑)
番組編成部に多分ガンダム好きがいるのだろうと思いますが、12月31日はガンダム1、そして今日はガンダム2、そして2日はめぐりあい宇宙の3と、正月番組の編成は難しいと聞きますが、まさに恐いモノ無しで夜の7時半から10時までまるまる2時間半を無理矢理つっこんだ男らしい番組編成。
前も何か触れたような気がしますが、高任が一番好きなのは哀戦士編……ラスト、井上大輔さんの名曲『哀戦士』が鳴り響く中、水陸からモビルスーツのオンパレードだわ、激しい対空射撃の中、『お、降りられるのかよぉっ』の名台詞、そして紙くずのように散っていく戦士達……このシーンが大好きなのは高任だけじゃないと思います。
で……ラオウさん曰く。
『いやあ、7時半に目覚まし止めて起きたのかな……と思ったら、オープニングが終わった瞬間いびきかき始めて、ラストシーンの直前のミハルのシーンでまた起きて、さあ、いよいよあのシーンだと思ったら、また眠りに沈んでいって……起こそうかなと思ったんだけど、疲れてるんだろうなと思って寝かせておいたよ』
やはり、その細やかな心遣いにありがとうと言うべきか。(笑)
1月3日(月)
今日で正月も終わりですか……ずっとバイトしてると何の感慨もないと言うか、やはり冬コミが1年のお終いという風に、高任の体内カレンダーは出来上がっているような気がします。
箱根駅伝……駒沢大学が4連覇。
関西の大学に通っていた高任としては、箱根駅伝というブランド名が持つ、スポーツ界での政治力というモノに多少の皮肉めいた思いがあったりします。
日本ほど駅伝が愛されている国はない……ってな評があり、確かにそれはある意味真実ではあると思います。
が、マラソンもそうですが……駅伝ほど、周囲に迷惑のかかる競技もないというか。(笑)
道路封鎖、交通整理、ボランティアの補助員……これが、国際マラソンとか海外の大学を招いての駅伝大会とかだと、補助員一人一人にお金がもらえたりしますが、スポンサーなり、いわゆる金にも宣伝にもならない大会だと……これがひどいモンでしてね。(笑)
それだけに、箱根駅伝を見るたび思うのですよ……各大学のOBなり関係者なり、さらにはスポンサーとしてついている企業がとんでもない政治力を発揮して、開催されてるんだろうなと。(笑)
1月4日(火)
何やら偽1万円札が色々と出回っているようですなあ……と言っても、旧一万円札をカラーコピーしただけのお手軽偽札らしいですが。
まあ、偽札には基本的にベクトルが2つあるというか……人を騙すベクトルと、機械を騙すベクトル。
カラーコピー云々は、機械では確実にはじかれるから、人を騙すというベクトルのみに重点を置いた偽札と言うことですね……まあ、多少出来が悪くても機会さえ選べば、偽札と気付いた時は既に手遅れという事は可能ですし。
で、機械を騙すベクトル……となると、これはすごく専門的な知識が必要とされるのかというと、難しいことは難しいですが、そんなに妙な知識はいらないそうです。
早い話、機械が紙幣と認識さえすれば白紙でもオッケー……と割り切った偽札が日本で初めて登場したのは10年ほど前でしたか。人が見れば一発で偽札とわかる……が、機械が紙幣と認識する条件を満たしていたので問題なしという、いわば逆転の発想の偽札。
結局一番面倒なのは、紙幣をチェックするための複数の条件……を、どうやって手に入れるかだけだと。もちろん、トップシークレット……だけど、漏れるところからは漏れるというか、乱暴な話、両替機やら自動販売機をぶっ壊して、チェック部分を取り出せばテストには使えるとか。
まあ、ネットで調べれば鉄パイプ爆弾から偽札の作り方までなんでも調べられるとの噂ですし、詳しく書こうとも思いませんけど。
ただ、お手軽だろうが、ゴート札(笑)だろうが、偽札がらみの犯罪はめちゃくちゃ罪が重いです……とは言われますが、高任的には軽いなと思ってます。
こう書くと、多分問題あるんでしょうけど……偽札って、殺人より重い犯罪ですよね。
思想や人の命……は、人によって価値が変わりますけど、お金はというか、1万円は誰にとっても1万円なところに価値があるわけで、そこにこそ我々が属している資本主義社会の生命線があるというか。(笑)
その生命線を犯そうというなら……殺人より罪が重いのが当然ではないかと。
もちろん個人の生命を犯される状況ってのも社会秩序の崩壊を意味するわけですが、基本的に殺人は個に対するモノであって、偽札による社会秩序なり生命線への影響野は集団に対するモノですからね。
どう考えたって、集団殺人なみの罪が適当ではないかと高任は思うのですよ。
ま、金の価値は平等ですけど、1万円の価値は人によって違いますのであしからず。
1月5日(水)
来年2月のトリノ冬季オリンピックに向けて、各競技は選手強化に余念がない……というワケにはいかないそうで。
1998年の長野オリンピックの時は、地元開催と言うことで選手強化費がすごかったらしいですが……今は。(笑)
遠征が本当に選手強化につながるかどうかはさておき、競技によっては遠征が出来ないレベルらしいですな……滞在費も足りないので、選手以外の人間の食事はカップ麺……それでも足りなくてスタッフが立て替え。
切ないですなあ。
1月6日(木)
さて、新聞を読んで知ったのですが……何やら靖国神社のHPに対し、断続的な攻撃が仕掛けられているとか。
これまで公表は控えてきたらしいですが、2001年の某小泉首相が参拝後に始まって……まあ、案の定IPアドレスは中国のモノがほとんどらしいですが。
さて、インド洋の津波被害に対して色々な所から寄付が送られているようです……某ビルゲイツが300万ドルと聞いてちょっとのけ反りそうになりました。
未確認ですが、どこかのスポーツ新聞でF1ドライバーのシューマッハが10億寄付などと見出しをうってました……ただ、スポーツ新聞だけに、小さく『リラ』とうってあったりするかも知れませんのでアレですが。(笑)
ただ、本当に10億円だったとしたらすごいですな……アレだけの金持ちのゲイツが約3億なのに、シューマッハが10億ですよ。寄付金の多い少ないで語るのは人間が下品というか下世話ですが、高任的には某ゲイツが嫌いなのでなんというか。
あ、ちなみにヤンキースの松井選手が5千万出したとか。
もちろん、全ての寄付が善意で寄せられた……などと思ったりはしませんが、どんな気持ちで寄せられようが金は金です。
1万円は誰にとっても1万円ですし、売名行為だろうが宣伝行為だろうが、その金が被害にあった人間の手助けとなることは否定したりはしません。
まあ、どんなに寄付金が集まっても、それがちゃんと使われるという保証がこれっぽっちもないのがなんとも。
1月9日(日)
デカ。
ピンクが宇宙をまたにかける結婚詐欺師にひっかかりそうになるというお話だったのですが……なんというか、そのデリートに至るまでの経緯は良いのかなあ?
デカとしてではなく、グリーンもピンクも思いっきり私情をはさんだうえでデリートしてるというか、戦闘力のほとんどない相手に向かっていきなりスワットモードで問答無用ですし。
ライダー。
さて、1月30日から新しく始まる仮面ライダー響鬼(ヒビキ)……名前から察するに、やはり美しいサウンドで相手を倒し、出てくる敵はデスハーモニーですかね。(笑)
いや、そんことあるはずないんですけどね。
というワケで、哀しみが終わるラストまで今日を含めてあと3話。
どう収拾をつけるのか、いろんな意味で目が離せません。
ケルベロスのカードを奪って逃走したキング。
テンノウジの研究所(?)で封印の石を見て首をひねるタチバナ、そして驚きの表情を浮かべるアイカワ。
そして、2人の目の前から封印の石はかき消え……『勝利者が決定したとき、再び現れるだろう』…などとアイカワが呟いたり。
そんな状況においてのこのことアマネの元に戻ったアイカワの前に、キングが現れる。
で、どうやらこの2人は今回のバトルファイトにおいて戦ったことがあって、その時はもし勝ったとしてもジョーカーを封印することが出来なかったキングが逃げるしかなかった……ってな話を。
ちなみに、この2人の戦いに巻き込まれてアマネの父親は死んでしまったそうです。
……どうしても腑に落ちないと言うか納得できないことちうか、封印の石がテンノウジによって隔離されてたせいでアンデッドがいくら勝利しても相手を封印できないってのはまだ理解できるんですけどね。
なのに、アンデッドの中では異色の存在とはいえ、同じバトルファイトの理に支配されているジョーカーは何故相手を封印することが出来たのか。
しかも、カテゴリーエースであるカリスの姿で、ケンザキやタチバナのライダーシステムよろしくカードを投げて。
で、かつてジョーカーの姿で戦っていたとき、倒した相手を問答無用でカードに封印していた事を考えると、やっぱりカリスの姿で戦っていたのは変だとか、封印の仕方が全然違うじゃんとか……少なくとも、世界設定が途中から大幅にねじ曲げられたというか、ほとんど考えてなかったのをなんとなく付け足していって、ワケわかんなくなっていった……とかんがえるのが妥当か。
ま、それはさておき……キングとアイカワの戦いにおいて、キングは自分が圧倒的優位な立場に立っている事を告げます。
何故かというと、アイカワが勝った瞬間に勝利者がジョーカーに確定してしまうから……人間に愛情を持ち始めたアイカワにとって、それは避けたい事であるだろうから。
や、勝つだけ勝って封印しなかったらいいのでは……とか思いましたが、封印の石が姿を消しちゃってるので、勝った瞬間アイカワの意志に関係なく封印しちゃう可能性があるとか考えたのかも。
そんなこんなで、キングに反撃できないアイカワはぼこぼこに…そして、キングはケルベロスのカードを取り出してアイカワに向かって投げつけた……瞬間、ケンザキが身を挺してそこに飛び込み、アイカワの身代わりとなって自らのカードを全て吸収された……
じゃあ、戦う必要ないじゃん。
問答無用で、アイカワに向かってケルベロスのカードを投げつけたらお終いというか。だって、その状況でケンザキはノーダメージだったんだから、戦って勝つというか、ダメージを与える必要ねえじゃんよ。
それはさておき、『今のうちに逃げろ』などとケンザキ(生身)やコタローがキングの身体にしがみついて足止めしてる間に、アイカワはフラフラと逃亡……が、ダメージは深く、少し離れた場所で倒れてしまう。
そこにやってきたのがムツキで、アイカワを抱えてタチバナに連絡しつつキングの目から逃れられるような人気のない場所で介抱を。
そこにやってきたタチバナはムツキに言います。
『リモート(封印したアンデッドを解呪する)を渡せ、ムツキ』
『……何のためにですか?』
『ヒューマンアンデッドを解放した上で、ジョーカーとキングを封印する……そうすれば、バトルファイトの勝利者はヒューマンアンデッドだ……全て丸く収まる』
『……でも、アイカワハジメはどうなるんですか?それに、ケンザキさんは信じているんですよ…』
アンデッドと人間が共存して生きていく……それを夢見ていたというか、そういう事を考えるようになったムツキにとってタチバナの案は到底認めがたく……。
ムツキを倒し、銃を手に近寄るタチバナを、アイカワはただ黙って見つめている……そこに、携帯の着信音が。
お約束ですが、アマネからの電話で……アマネを相手に穏やかに会話を続けるアイカワを見ているうちに、タチバナは銃を下げ……キングの元へと1人赴くのだった。
『いいのか?俺を封印するとバトルファイトの勝利者がジョーカーに決定し、全てはリセットされる……』
無言で近寄るタチバナを見て、キングは冷笑します。
『ふん、ジョーカーを信じているのか』
『ああ、俺の友がな…』
などと、おいしい台詞を吐いた瞬間、ああ、タチバナさんって今週死ぬんだ……などと高任は思ったり。
『俺はたくさんのモノを失った……だから、最後に残ったモノを失いたくはない』
などと、格好良い台詞を連発するタチバナ……ますます、赤丸急上昇。(笑)
色々と攻撃しますが、キングのバリアかなんかに阻まれてダメージを与えることが出来ません……そうこうしているうちに、キングの攻撃を受けタチバナのヘルメットが砕け……おいおい、変身が解けるんとちがうんかいなどとつっこみたいのは山々ですが、多分ライダーマンを意識したんでしょう。
絶体絶命のピンチ……ですが、タチバナの最後の見せ場ですから。
キングに首をつかまれたまま、タチバナは銃撃をキングの腹部にぶち込みます。
『この距離ならバリアもはれないだろう』
肉を切らせて骨を立つ……もう死にます、間違いないですタチバナさん。
そして、ついに封印できるよのサインというか、キングのベルトみたいな部分が開きます……そこに、封印のカードを持った手をゆっくりと近づけていくタチバナですが、キングがその手を振り払った衝撃で、カードは断崖絶壁から海へと…
そして、タチバナはキングもろとも海に向かって身を投げるのでした……。
近づけるぐらいなら、普通に投げろよ。
抵抗できるなら、キング封印できないんじゃないの?
確か、封印カードはスペアがあっただろ。
そして、封印の石がアイカワの前に現れ……『よせ、俺はそんな事を望んではいない』などと首を振るアイカワの前で、石から不気味なアンデッドが次々と現れる…続く。
それにしても、シーンのための設定が最後まででたらめですな。(笑)
話は変わりますが、どこかの大学の研究で……残酷なシーンがどかどかでてくる攻撃的なゲームよりも、いわゆる正義の味方が悪を倒す的なゲームをプレイした子供の方が攻撃性の上昇が見られる……などと発表したそうな。
実際にその研究発表を見たわけではありませんので、あくまでも新聞記事に書いてあることを頼りに記しますので真偽はなんとも言えませんけど。
小学5年生を対象に、よく遊ぶテレビゲームと攻撃性に関するアンケート実施……1年後に同じ児童に追跡調査を行い、周囲の人への敵対心を現す敵意など、攻撃性に関する5つの指標についてその変化を調べたとのこと。
で、知的だったり、見た目が格好良かったり、魅力的な特徴を持つ主人公が攻撃するゲーム、また『ひどいことをした悪者に報復する』という暴力を正当化するゲームでよく遊んでいた児童は敵意が高くなっていて、反対に攻撃回数が多い、たくさんの人を攻撃するなど暴力描写の程度の高いゲームで遊んでいる児童の場合は研究チームの予想とは逆に、むしろ攻撃性が低下していた……。
で、この結果から某教授は『格好いい正義の味方だと、プレイヤーが自己同一視しやすいため』と分析しているとか。(笑)
……いやあ、新聞記事なので要約されたり発表の真意がねじ曲げられたりしている可能性はあるでしょうけど……ツッコミ所満載というか。
敵対心云々はさておき……1年間も同じゲームを遊び続けるかどうか疑問(よく遊ぶゲームと聞かれたら、普通は今やってるゲームを書きますよね)、アンケートに真面目に答えるかが疑問、格好悪い主人公が攻撃するゲームをプレイした場合との比較対照がなされていない疑問、暴力描写の高いゲームの主人公について触れていない疑問……と、書き上げたらキリ無いですけどね。
いかにもゲームについてわかってなさそうな連中が、ゲームの分類についてどういうアンケートとして作ったのかちょっと興味がわきますね。
車の免許を取得した人なら知ってるでしょうが、適正テストというものを大抵は受けさせられます。
その中の精神的安定だかなんだかの項目に、『ふいに死にたくなるときがある』ってな質問がありまして、これ以外は全く同じ解答、で、この質問だけ『たまにある』って答えると評価が5から2(適正すれれ)にさがります。(笑)
アンケートの評価なんて、このぐらい適当というか……大体、『死にたいと思う』という感情のレベルを評価するのはアンケートに答えている人間であって、この手のアンケート云々は、まず自分の判断ありきな部分がネックというか、いくら評価基準を求めても、まず最初にアンケートに答える人間の判断基準が入るって部分がスポーンと抜けてることが多いですね。
小学5年生ともなれば、アイデンティティがそれなりに確立される時期ですし、自分のことを隠す……という心理状況にあるのも当然で。
だったら、質問から出題者の意図をくんで違う結果になるようにアンケートに答える……なんてのも当然ありますわな。それとは逆に、単純に真面目に答えないってのも小学生なら十分にあり得ることで。
第一、アンケートに答えた時点での児童の精神状況は全く加味されてないようですし、その後の1年間について児童がどういう経験を積んできたのかも追跡してない……というか出来ないですわな。
新聞では詳しく書かれてませんが、1年後のアンケートで『今よく遊んでいるゲーム』について質問がなかったような感じですし、仮に1年前と違うゲームで遊んでいたりすると評価はどうなるのかなどと心配になってしまいます。
こういう事考えると、まず結果ありきで……どこからか頼まれてこういう発表をしたとしか高任には思えません。
こういう奴らがかつて仮面ライダーや戦隊モノを……え、高任もまず結果ありきから始まってますか。(笑)
なにやら、『好きしょ(好きなモノは好きだからしょうがない)』がアニメになったんですな。
作り手の意図がここまで露骨な作りだと、いっそ清々しいというか。(笑)
1月10日(月)
今日は、成人の日じゃありません。
1月11日(火)
さて、某ナカムラさんが6億円に利子つけて8億円ですか……で和解がどうのこうの。
で、記者会見か何かの席で……日本の司法制度の不備のせいだとかなんとか、醜い面を晒しつつ叫んでましたね。
日本の司法制度の不備も何も、そういう制度の不備を突いて裁判起こしたくせになに恥知らずな事言ってるんだか。
1月13日(木)
へえ、『ああ女神様』ってアニメになったんですなあ。
自動車部の先輩が懐かしいというか……主人公が大学卒業してから高任的にはいまいちなのでほとんど読んでないし。(笑)
1月14日(金)
アパートの更新。
管理会社が前回とは変わっているので、何がどこでどうつながっているのかワケの分からない地下鉄に乗って……管理会社が教えてくれた通りに乗り換えたら電車賃が倍ほどかかったり。
一体、どこの回し者なんだか。
そして、例によって更新後の会話。
『建物について何か気にかかったことなどは…』
「いや、あのアパートって気にかかるとかのレベルの問題ですか?(笑)」
『んー、持ち主もわかってるみたいなんですけどね……手を入れようとすると、建て替えるしか手段がなくなるようなので』
「ですよねえ……新しいアパート探すのめんどくさいので、何も言いません(笑)」
『そうですか…(笑)』
1月16日(日)
特定外来生物被害防止法に基づき、今環境省が指定リストを選定しているのですが……最初に挙げられた指定リストから、北米産のオオクチバスが外される方針だとか。(笑)
オオクチバス……と言われてもアレでしょうから、わかりやすい名称を使うといわゆるブラックバスのこと。
ちなみに、日本でブラックバスと呼ばれているモノには他にコクチバスという魚がいて……こちらは、特定外来生物に指定される方針だとか。
名前こそ違いますが……周囲の環境に与える被害というとある種の人間を刺激しそうなので言い換えますが、周囲の環境に与える影響はオオクチバスもコクチバスも同様と言われてます。
じゃあ、何故オオクチバスは指定リストから外され、コクチバスが指定されるのかと言いますと……早い話、日本魚類学会調査によるとオオクチバスは43都道府県の701湖沼やため池に生息していて、ぶっちゃけた話、密放流する馬鹿のせいで全国各地に分布しているのですが、今のところコクチバスの分布は限られているというところがポイント。
ここまで書いたら勘のいい人はわかるでしょうが、バス釣り人口は今や200万人、市場は1000億円の規模に達しており、日本釣り振興会などが『バス釣りのイメージが悪化し、経済的にも悪影響が出る』などと猛反対し、政党を越えた国会議員が作る釣魚議員連盟もこれに同調して、結局は指定リストから外させた……ってのが今のところ目に見える真相かと。(笑)
これと同様に、温室トマト栽培の受粉に使われるセイヨウオオマルハナバチ(逃げ出して生態系を破壊しているという発表があるが、一般的に認められていない)に関しても、トマト生産への貢献から指定が見送られるようですし……まあ、一事が万事というか、そんな感じ。
まあ、日本らしさと言ってしまえばそれまでなんですけどね……。
デカ。
新番組はマジレンジャーだとか。
ライダー。
次々と現れる謎のモンスター……ブラックローズ(というか、ブラックロッチ(笑)……まあ、外見がゴキブリに似てるんですよ)が人を襲う。
ケンザキとムツキはそいつらの出現する所に駆けつけ、倒す倒す倒す……明らかにアンデッドより激弱なのですが、いかんせん倒しても倒しても無限にわき出てくるので、1週間も経てば、ケンザキもムツキも疲労困憊というか。
さて、このブラックローズですが……人が集まるところに現れるはずなのに、何故かアイカワを探すアマネの元に現れ……そこに、アイカワというかジョーカーが現れ、ブラックローズに『ここに近づくな』などと警告します。
ブラックローズはジョーカーには逆らえないような感じ。
ジョーカーはカリスに変身してブラックロッチを攻撃しますが、すぐに元の姿というかジョーカーの姿に戻ってしまいます……どうやら、自分の意志ではどうにもならないようなのですが。
その割には、追いかけてきたムツキと相対したときには、何故かアイカワというかヒューマンアンデッドの姿を維持できてたのが不思議。
まあ、今週の話の流れとしては……結局、現れるブラックロッチはジョーカーが勝ち残ったせいなのだろうと判断したムツキはジョーカーを封印しようと。
そして、ジョーカーの姿に戻ってしまったアイカワを見て、そしてジョーカーを守るように出現したブラックロッチを見て、ケンザキはついにジョーカーに剣を向けるのですが……ここでもやはり、無抵抗のジョーカーに対して剣を振るうことを躊躇ってしまいます。
変身をといて、『俺はどうすればいい?』と聞くケンザキを、ジョーカーは黙って殴りつけ、そのまま姿を消してしまうのでした。
一方、それを追ったムツキの前に、何故かジョーカーではなくヒューマンアンデッドの姿で現れるアイカワ。
変身しようとするムツキに対して、『よせ、お前には俺を倒せない。一度戦いが始まれば俺はお前を倒すしかなくなる……俺の意志に関係なく、身体が反応する』などとアイカワが警告するのですが、ムツキは戦いを挑み……敗れ、『ジョーカーを封印できるのは、ケンザキさん…あなただけです』などと言い残しつつ命を落とします。
ブラックロッチを吐き出し続ける封印の石の前に辿りつき、アイカワはケンザキが現れるのを待っている……という感じ。
で、来週はいよいよ最終回となるわけですが……まあ、ここ一ヶ月の放送内容の狙いはわかるんですよ。
結局は、ケンザキとアイカワを親友、かつライバル……一方は戦いを望まず、もう一方は哀しいまでに戦いによる決着を望むという、黄金パターンな。
もちろん世界設定の矛盾なんかスポーンと忘れ去って、ただそれだけの話にしても……アイカワあたりに、封印の石というか、アンデッドの摂理には逆らえない悲哀なんかを漂わせなきゃいけないと思うのですが。
人間を滅ぼす何かは考えてなくても、ケンザキとは戦いたいのだ……そんな二律背反な部分に追い込まれていく過程が、先週から今週放送分の間にいれなきゃなあ。
多分来週は……結局、ケンザキがアンデッドになってしまうんじゃないかなあ。(笑)
もちろんね、アイカワが戦いの最中で手を抜いてケンザキにわざと封印され……『ハジメ…』などと呟くケンザキの頬を涙が伝っていく……ってな終わり方がごくまともな流れとは思いますけど。
ただね、終始一貫してアイカワを信じ続けてきたケンザキの姿勢にそれなりのこだわりを感じますので……こう、ケンザキがキングフォームを多用してジョーカーとなってしまい、世界にアンデッドが2体……これで世界は滅ばない……なあんて甘ちゃんの結末が待っているような気配がプンプンするのですよ。
ほら、トランプって、大体ジョーカーが2枚入ってるじゃないですか。
もちろん、ジョーカーになってしまいそうな自分を意志の力で抑え込むことに成功したんじゃないかなあ……などの疑問はありますが、あれから二ヶ月以上経ってますので、全然問題なし。
破壊衝動に全てを支配されるのがジョーカーの筈なのに、多分闘争本能に支配されることもなくアンデッドになったという事実のみで物語を終わらせてしまう……というぐらいツッコミ所満載の最終回に、この恥知らずのシナリオ担当ならしてしまいそう。
1月17日(月)
今日は何もしない日。
1月21日(金)
16日の日記でちょっと触れましたが、外来生物被害防止法に基づく規制対象の一次リストにオオクチバスを加える方針となったそうです。
某小池環境相が会見で『法の主旨からまずは指定すべきだ』と、再検討を指示したことによって方針を一転させたとか。
いやあ……政治の物理学はステキですね。(笑)
1月23日(日)
デカ。
エージェント、アブレラ(?)は、アリエナイザーを暴れさせ、地球署が空になった隙を狙って攻撃を開始……果たしてどうなる?
という内容だったんですが、次回予告ではボスが真っ白に燃え尽きておりました……見たいような見たくないような。
ライダー。
さあ、最終回です。
最終回放映後すぐに、『高任さん、気持ちは分かるがまあ落ち着け』などと知人が電話をかけてきてくれました。
読まれてる、俺の行動が読まれてるよっ!(笑)
群がるブラックローズをキングフォームで一層するケンザキ……もちろん疲労は激しく、心配して駆け寄ったコタローが言います。
『ダメだよ、ケンザキくん…キングフォームを多用してたら、また前みたいにおかしくなっちゃう……それに、ブラックローズを倒すよりもジョーカーを探して封印する方が……それとも、まだジョーカーを封印する決心がつかないの?』
『コタロー…俺を殴ってくれ…眠くて仕方ないんだ』
ケンザキはふらつきながら立ち上がり、心配そうに自分を見つめるコタローに向かって言います。
『俺は……必ずジョーカーと決着をつける』
そして、謎の怪物騒ぎで大混乱の街をバイクで走り回り、戦いに戦いを重ねるケンザキ……そして、最終回にしてやっと現れました、カラスマ所長が。(笑)
テンノウジに命を狙われていたとか何とか……あの状況で、テンノウジがカラスマ所長の命を狙う理由なんぞこれぽっちも思い当たりませんが、まあ、シナリオ書いてる人間が馬鹿だからそのぐらいはあるでしょう。
で、タチバナさんが生きてました。(笑)
もう少しで死んでいたところをカラスマ所長が救ったそうです……えっと、その時既にテンノウジは死んでいたわけだから、カラスマ所長はケンザキ達の前に現れることもなく、いったい何をしてたのやら……高任的には、このカラスマ所長が悪の黒幕のようなきがして仕方ないんですけどね。
疲労なのか、それともタチバナが生きていたことを知って気が緩んだのか…ケンザキは気を失ってしまいます。
『いかん、キングフォームの影響がすすんでいる…』
などと、カラスマ所長とタチバナはケンザキの身体を抱えて……いや、すすむすすまないの問題じゃなかったよね、たしか。
なんか、先週の日記で書いた結末に向かってまっしぐらの予感がひしひしと。
話は前後しますが、先週、間違いなく死んだと思われたムツキも、重傷ではあるモノの命には別状がない状態で入院してました……もういいや、どうでも。(笑)
封印の石の刺さった海岸沿いの砂浜で、ひたすらケンザキを待つアイカワ……自分の意志ではもうどうにもとめられないのか、苦しげに呻きながら時折ジョーカーの姿に変貌してしまったり。
そんな中、カラスマ所長やタチバナを囲んでと言うか、テレビのニュースを見ながら『やはりジョーカーを封印するしか…』などの意見に対し、『俺がやります…これ以上ケンザキに戦わせるわけには…』……と、ケンザキのベルトを持ってタチバナが立ち上がった所に、目を覚ましたケンザキがやってきてそのベルトを自分の手に。
『俺は……考え無しにキングフォームで戦っていたワケじゃありません』
はい、ケンザキ君アンデッド化決定。
『おい、まさかケンザキ…』
『……ダメだったときは、後をお願いします…』
『ケンザキ?』『ケンザキくん?』
『カラスマ所長?ケンザキは一体…?』
『私の考えているとおりなら、確かに人類は救われるかもしれない……だが、ケンザキは…』
沈痛な表情を浮かべ、静かに首を振るカラスマ所長。
テンノウジに命を狙われ始めてからは多分連絡なんか取れなかったはずだけど、いきなりやってきてやけに事情に詳しいです、カラスマ所長ってば……まあ、タチバナの命を救ってからいろいろと話を聞いたのかもしれんけど。
ただ、普通に考えるとカラスマ所長はヒロセ父レベルの知識を有してなきゃイカンわけで、それを知っていながらああいう行動しか取らなかったって事はやっぱりこいつが悪の黒幕でなきゃシナリオが変。
結局、ボードの研究所が壊滅したくだりとか……ヒロセ父がアンデッドの封印を解いた、ライダーシステムの研究なんかの時間ベクトルは無茶苦茶のまま。
ま、それはさておき、ケンザキはバイクに乗ってある場所へと向かう……その場所は、かつてイサカに操られていたタチバナによって負傷したアイカワをケンザキが治療した山小屋。
『懐かしいな、ケンザキ…』
『結局……俺とお前はここから始まったような気がする』
『ああ、だからここを選んだ…』
いや、アンタずっと砂浜でケンザキを待ってました。(笑)
まあ、世界を滅ぼすつもりはないけど自分の中のジョーカーの本能だか、一度攻撃を受けると石とは関係なく戦い始めるとかなんとか……そして、戦いは始まる。
『ケンザキィッ、俺とお前は戦うことでしかわかりあえないっ!』
ケンザキはブレイド、アイカワはカリスに変身……戦いの途中で、ケンザキはアイカワが本気で戦おうとしていないことに気付きます。
わざと自分に封印されるつもり……って、一度攻撃を受けたら自分の意志とは関係なく戦ってしまうのと違うんかい。
で、仕切直しというかアイカワはジョーカーの姿に、ケンザキはキングフォームを発動……そして、日本中に溢れかえるブラックローズの群。
一進一退の攻防の中、ほんの微かにブレイドの力が勝ったのか、ジョーカーというかアイカワにかなりの傷を負わせます…
『……そうだ、そのまま俺を封印しろ』
そう呟くアイカワの前で、剣崎は変身を解き……そして、ケンザキの身体から流れる血液が緑色をしていることに気付くのでした。
『ケンザキ……お前は?』
ケンザキの腰のベルトが地面に落ち、そしてアイカワと同じベルトが現れたその瞬間、溢れかえっていたブラックローズが次々と消滅……そして、封印の石が2人の間に出現します。
『統制者が言っている……アンデッドを2体確認した、バトルファイトは再開される…』
『俺は……戦わない』
ケンザキの拳が封印の石を粉砕……しかし、封印の石はすぐに復活します。
『ケンザキ……』
『俺は戦わない……俺達は戦ってはいけない……』
『しかし……アレは俺達の中の本能を…』
『ハジメ……お前は人の中で生きろ……俺は…もう、二度と顔を合わすこともない…』
そう言って、ケンザキは姿を消すのでした。
平和な日々が戻ってくる。
しかし、その平和な日々を守った人……いや、ケンザキはいない。
全ての人間を守るため、自らをアンデッドとなって……そして、戦いが起こらぬよう、人との触れあいを完全に絶ってどこかに消えた……
……と、まあ、そういうエンディングだったんですが。(笑)
1年間、ほぼずっと日記で文句垂れ流し続けたんですけど……って、冷静に文章にしてみると壮大な時間の無駄なような気がしないでもないですが。
確かに、そこまで文句言うぐらいなら見なきゃいいのにとかも言われましたけど。(笑)
こう、何というか……玩具販売の絡みがあるとか、シナリオ担当がころころ変わるとかの事情を差し引いても……このシナリオは恥ずかしいでしょ。
誰か、止めるヤツというか止められるヤツはいなかったのか……。
ふと思ったのですが……何故ジョーカーが勝ち残ると世界を滅ぼすという設定だったのかなあ。
元々ジョーカーは戦闘本能に支配されていて、それ故に全ての生物を滅ぼす……ってな連想は出来るんですけど、今回のようにジョーカーがそれを望まないのに世界を滅ぼす方向に向かう……そのあたりの世界観をもうちょっと深く掘り下げて、きちんと矛盾のないように仕上げたらなかなか面白い話になると思うのですけど。
1月25日(火)
正確にはもう26日なんですが……みぞれ混じりの雪なんかは良くありますが、雨粒とぼたん雪の組み合わせは珍しいような。
1月27日(木)
アニメを見て、やはり女神様の初期はいいなあ……と思ったり。(笑)
ただ、漫画とアニメは違うからシナリオ変更は仕方ないにしても、あの独特の味を消さずにすむ方法はなかったもんかと思ったり。
1月30日(日)
デカ。
ボスが…ボスが……。
それはさておき……魔法戦隊って。(笑)
1月31日(月)
むう……スケジュールというのは上手くいかないことを実感するために存在するのだな。
前のページに戻る