1月1日(木)
 おっかしーな、期待値6億円の筈なのに……あ、年末ジャンボのお話しです、一応。(笑)
 
 1月2日(金)
 今日は某テレビ局で、故司馬遼太郎先生の小説『龍馬がゆく』を原作とした歴史ドラマ……一気に10時間放映。(笑)
 ま、内容については何も言いませんが(笑)、岡田以蔵の役者さんがなかなか高任的には好感度高かったです。
 
 1月3日(土)
 冬休みに入って、何故『エースを狙え』が再放送されてるんだろう……などと不思議に思っていたのですが、なんか今月15日木曜9時から実写版のドラマが始まるとか聞いてそのせいかと。
 しかし、『エースを狙え』の実写版ね……原作が大好きな高任にとっては、またアレな(笑)出来に仕上がっているんでしょうね。(笑)
 ……『ガラスの仮面』の某キャラクターのごとく威厳も何もかも失ったお蝶夫人を見るのが今から楽しみです。
 
 そういえば、『め組の大吾』もドラマ放映されるとか……これもネタがネタだけに、確実にテレビのスイッチを叩き切ってしまう出来であることは間違いないでしょう。(笑)
 
 さて、ボクシング世界タイトルマッチが今日は日本で3つも行われました。
 8度目の防衛戦に挑むWBCスーパーフライ級の徳山選手はキリロフ選手と、フライ級チャンピオンポンサレックに挑む中沼選手、WBAスーパーフライ級チャンピオンムニョスに挑む小島選手。
 徳山選手はランキング一位の挑戦者を大差の判定で下して8度目の防衛を飾ったのですが……中沼選手は判定負け。小島選手は、ムニョスの強打を浴びてKO負け。
 徳山選手とムニョスの統一王座戦の話も浮上してるらしいし、両者共に敵なし状態なので実現するかも知れません。
 
 1月4日(日)
 ライダー。
 今日の放送はツッコミ所満載。(笑)
 それは後に記すとして、今日はカイドウがキラキラと輝いていました……まるで主役のように。
 考えてみれば、自らのアーティスト生命を奪った人間を憎み、しかし人間と戦うのではなく人間から逃げ続けることでこれまでずっと道化の姿を演じてきたカイドウ。
 それが1人の子供と出会い、触れあうことで『人間を守りたい…』という気持ちに目覚め、今日はついに戦うことを決意したわけですから……大きな流れで言うと、カイドウはかなりヒーローポイント高いです。(笑)
 しかも、強いし。
 後、今日はクサカが灰になってお亡くなりになりました。
 裏表が激しいというか……結局、その屈折ぶりがどこから来るのかほとんど謎のままで、視聴者としてはまたしても大きな謎を抱えたまま登場人物がお亡くなりになってしまったなあと思うしかできないわけで。
 はっきり言って、ほぼ1年近くも出ずっぱりだった主要キャラなのに物語構成上無駄死にとしか思えません。
 考えてみれば、これまで非常に重要と思われるキーパーソンが、何も語らないままぽこぽこ死んでいきましたが、それで何かを表現しようと言うのではなく、脚本を書いている人間が何も考えていない、もしくはただの馬鹿なのではとても心配になってしまいます。
 そして最終回まで後2回。
 収拾がつくかかなり不安ですが、新番組『仮面ライダー剣(ブレイド)』の情報が……今度もかなりシリアスッぽい設定ですなあ。
 
 と言うところで、さていきますか。
『流星塾を作った本当の理由は何だっ!』というクサカの問いかけに対し、養父ハナガタは悲しみを滲ませた表情でこう答えます。
『私は……過酷な状況で育ってきた(流星塾とは、ハナガタがいわゆる身よりのない孤児を集め養ってきたもんと思ってください)お前達の強さと優しさを信じたかった……』
『元々あの3本のベルトはオルフェノクの王を守るために作られたものだった……結果的にお前達を過酷な運命に巻き込むことになってしまった……』
 
 待てや。
 
 流星塾が作られたのは10年以上前。
 ベルトが作られたのはつい最近。
 と言うことは、ハナガタが『オルフェノクは滅ぶべき存在…』という思想に至ったのはごくごく最近のこと(じゃないと、ベルトを製作した意図が意味不明になりますから)の筈。
 
 とすると……ハナガタは10年以上前『強さと優しさ』とやらを何のために信じたかったのか?
 
 ごくごく好意的に解釈するとオルフェノクという人間の進化系の種を排斥ではなく受け入れてくれる人間になることを期待していた……というあたりでしょうか。
 で、オルフェノクの王を探すのはともかく、守るというか……少なくとも、ベルトの力を使ってどうこうしようという事に疑問を感じて、3本のベルトを流星塾の子供達に送ったところが物語の発端なのですが。
 じゃあ、何故ハナガタは自ら失踪し、ベルトを流星塾の子供達に送ったのか?
 今日の放送でキバに対し、『心の深いところで人間に対する優しさを持っていて、人間のために自ら滅びの道を選ぶ勇気を持っていると思ったから…』ってな発言をしてますが……それならば声を大にして言いたいのです。
 どこの馬の骨とも知れぬ青年を会社の社長にすえ、しかも周囲にそれを納得させるだけの影響力をもっているあなたが何故失踪しなければいけなかったのですか?
 会社という組織の流れに逆らえなかった……ってな理由なら、ベルトの製作およびオルフェノク研究その他いろいろの活動を止めることができなかった理由はわかります。
 が、思いっきり会社組織を牛耳ってるワケだからそれは変。
 と言うか、未だにスマートブレインという会社の存在基盤が謎なのですが、失踪後いきなり帰ってきてキバを社長にできるのなら……会社の動き(オルフェノク研究や、下手をするとベルト製作など)を止められなかったってな理由は到底認めることができません。
 しかも、自身オルフェノクとしてかなりの強さを兼ね備えているのだから……
 第一、失踪した後もライダーのベルトなりブースト強化アイテムなり製作し続けてたはずですから(キバに渡したベルトや、物語の途中で都合良く出てきた強化アイテムとか)……やはり、物語を構成する核はおろか、物語の発端までもが曖昧で、ただなんとなくそれっぽいシーンを演出し、その場その場でそれなりにテーマっぽい台詞を吐かせ、泥縄に泥縄をついで1年間ダラダラと続けてきたとしか。(笑)
 そういう点では、去年放映された龍騎を下回るダメッぽさですな。
 
 ま、それはよいとして(全然良くないが)……流星塾の同窓会を襲った云々は、一部のオルフェノク(ムラカミあたり……もしくはキタザキの趣味で、ムラカミがそれを繕ったあたりでしょう)が勝手にやったことで、それを考えると(ムラカミが)流星塾の生徒にオルフェノクの力だかなんだかを埋め込んで生き返らせたりした意図は表面的にはともかく本質的に大きな謎。
 で、それが結果として(笑)流星塾の生徒がベルトを使うことができる理由となったわけですが……『お前は(クサカ)それに順応したおかげでベルトを使うことができたが、今はその力を失いかけている。それ以上変身することは自分の身を滅ぼすことになる…』という本日のハナガタ発言がまた謎。
 流星塾の生徒で、ベルトに拒否された(変身しようとしてできなかった生徒)人間がいた理由にはなってますが(実際は全然理由にはなってませんけど)、その論理展開からすると力を失ったら変身できなくなるのでは?
 いや、力を埋め込まれたせいで生き返ったんだからそれを使い果たしたら滅ぶだけでしょう……というツッコミに対しては、じゃあベルトを使えないやつは何故生きているなどというツッコミ返しを送ります。
 とにかく、設定がただの一方通行(笑)というか……割れたガラスにテープを貼っただけのような対処療法的な設定付加が見苦しいというか。
 もう、キリがないのでこのぐらいにしておきますが(これまでの日記でも散々書いてるし)……どういった類のお話を作るにしても、もう少し真摯な態度で臨んで欲しいなあと高任は思うのですよ。
 確かに、この一年を通じて高任は数回放送を見逃してます。
 その見逃した数回の放送の中で、とても重要なネタがあったという可能性を認めないわけではありませんが……この調子ならどうせ、ねえ。(笑)
 大体……人間の進化系としてのオルフェノクがある……強すぎる力は自らを滅ぼす……いわばオルフェノクとは死に至る病……とか言われてもさ。(笑)
 とすると、人は皆オルフェノクになる可能性を秘めているのか……それならば、オサダの消滅シーン(エビ姐さんのオルフェノクの力を失ったのね…可哀想にという発言)での発言は謎。
 人として満たされなかった想いがオルフェノクへの進化の扉で、人として満たされる事で人間に戻る……ってなテーマかなあ(笑)などと口元半笑いで見守っていたのですが、これはこれでツッコミ所満載で到底無理。
 大体……オルフェノクの王って具体的に何をする存在なのか?
 オルフェノクが人間の進化系……えーと、少なくとも今までのオルフェノクにはない能力を持っている必要があるよね?
 ただ強いだけ……ってのは全然意味ないし。
 そういや、ミスターJって一体何だったんだよ!?
 あの、『命が3つある』という所に、かなり伏線っぽい何かを感じていた高任はただの馬鹿って事ですか?(笑)
 
 さあ、ラスト2回。
 後どれだけ笑わせてくれるのか。
 
 ナージャさんに明日はない。(笑)
 うわ、新番組が告知されたって事は本格的に終わるんですね。(笑)
 やっぱり、この時間帯はグッズを売ってナンボですか……売れない踊り子はクビって事とは、切ないですねえ。
 
 君が望む永遠。
 うわあ、そのヒキで水月エンディングですか。(笑)
 なるほど、DVDやらビデオやらの初回特典についてくる『マヤウルのおくりもの』を番組内で説明する必要がありましたか。
 それにしても……ゲームをプレイしてない人間には内容わかりにく過ぎじゃないかと心配になったり。(笑)
 
 1月5日(月)
 ニュースを見ていると、何やら心の安らぐBGMが……って、これは『終末の過ごし方』のBGMじゃないですかあ。(笑)
 このBGMを持ってくるとは、貴様なかなかに見所がある……じゃなくて(笑)、前も書いたような気がしますが、この手の著作権はどうなってるんでしょう?
 音楽ショップで売ってる音楽CDをそのままBGMに使ってるケースはほとんどないと高任には思えるのですが、この手のゲーム音楽は結構無造作に使われてるケースはやたらと目に……いや、耳にします。
 で、世の中に出回ってる種類や枚数とか考えるとですね……ゲーム音楽をやたらと耳にするってのはおかしい。
 高任だって別にゲームばっかりやってるわけじゃない(汗)のだから、気がつかないだけでおそらくはもっと多くのゲーム音楽が転用というか、無断で使われているのではないかと。
 まあ、高任の聞き間違いという可能性もありますが……
 
 1月6日(火)
 おや、マガジンとサンデーが火曜日なのに発売されている。(笑)
 と言うわけではじめの一歩。
 ラオウさんとも話してたんですが、なんかこう策を練れば練るほど、スカッと爽やか清涼飲料水のような負け様が待っているような気がして仕方がないです。
 前の試合の唐沢選手みたいな感じというか、試合前に引っ張れば引っ張るほど……ねえ。(笑)
 
 『め組の大吾』……高任はこのドラマを見なかったことにします。(笑)
 
 1月7日(水)
 全国高校ラグビー。
 大阪第3地区代表の啓光学園が、大分舞鶴を完封で下して盤石の3連覇を達成。
 名将記虎(きとら)監督は、この大会を最後に龍谷大学のラグビー部監督に就任する予定だとか。
 大学ラグビー界は、最近関西勢が関東勢に押されっぱなしなので、高任としてはこれからに期待したいところであります。
 
 ああ、そういえば『マリア様がみてる』ってアニメになるとか言ってたな……というわけで、高任が住んでいる地域では本日放送開始。
 とりあえず、ネタにはなるかと一回だけは見ておくことに。
 何というか好きな人にはたまらないんでしょうけど、原作に溢れかえるモダンホラーというかサイコパス的な要素がそれなりに再現されていて、アニメとしてはなかなかによい出来じゃないかと思います。
 でも、昔知人が某お嬢様中学校の入試を受けた際、『こんな学校通えるかっ!』と試験が終わるやいなや鳥肌を立てながら急ぎ足で帰った(合格はしたらしい)という話を聞きましたので……これに近い人種ってのはひょっとすると実在するんですかね?
 どっちにしろ庶民の高任にはうかがい知ることのできない世界ですが。
 
 1月9日(金)
 一日遅れですが、チャンピオンのオレンジ終了しました。
 もっと続けたかったけど話の展開上終わるしかなかったのか、それとも最初からの構想通り描くことができたのかをうかがい知ることはできません。
 過去の日記を読み返してみると、どうやら2001年の9月6日に発売されたチャンピオンから連載が始まったようなので、連載期間は2年と4ヶ月。試合描写の全部が全部引っ張った内容ではないので、いわゆる週刊連載での1構想分量ってところでしょう。
 何はともあれ、お疲れさまでした。
 
 で、別の意味で疲れているラーメン漫画……どうするつもりですか?
 
 今日、15日から始まるテレビドラマ『エースを狙え』のコマーシャルが流れ……あんまり認めたくないけど、多分ちらっと映ったアレはお蝶夫人なんだろーな。
 
 1月11日(日)
 日曜だけど意表をついて、昨日行われた全国大学ラグビー選手権対価の準決勝。
 早稲田対同志社……今年こそ名門同志社大学が関西勢の底力を見せつけてくれると思ってたのですが、無念の逆転負け。
 でもまあ、手に汗握る見ていて楽しい試合でしたよ……。
 前半を終え17点差のビハインドを追う同志社は、後半怒濤の反撃を開始して3連続トライ(2ゴール)でついに早稲田を2点差で逆転。しかし、同志社のディフェンスに抑え込まれていた早稲田が逆転のトライ、ゴールも決めて反対に5点差をつけて逆転。
 だが、後半は39分から(40分ハーフ)同志社が波状攻撃を開始……反則を犯した瞬間試合終了(ラグビーの場合40分を過ぎても試合が途切れない限り終わらない)なので、ボールをつないで突進、ラックを連取、さらに突進……3分近くに渡って、実に17(?)次の突進を繰り返しそして早稲田ディフェンスが密集したのを見て取るや、同志社は一か八かのギャンブルを選択……空いたスペースへのロングパス。
 フリーでボールを受け取った選手がライン際をインゴールに向けて疾走……後5メートル。(トライゴールで同志社が逆転するのはもちろん、同点終了ならトライ数の差で同志社の勝利)
 一度は振り切られそうになった早稲田の選手が何とか後ろからなぎ倒し、内にパスを返そうとしたボールを早稲田の選手がタッチラインに叩き落としたところでノーサイドの笛が。
 いやあ、最後の攻防は見応えありましたよ。
 高任の文章力ではとても再現できそうにありませんが。
 
 いつもの日曜日記、アバレ。(笑)
 ……ああ、なんだかんだ言いながら最終回近くになるときちんと話を作って、きちんと押さえるべき所は押さえて、きちんと盛り上がりを作ってくれるから安心できますねえ。
 
 いや、途中がアレなのはおいといて。(笑)
 
 というわけで、新番組の予告が始まりました。
 その名も特捜戦隊デカレンジャー……って、どうやら時代の流れから二年半ほど遅れてるようですな。
 これが、二年半ほど前だったら『でかっ!』だけで、ギャグになったのに。
 デカといえば……なんとなくダイナマイト刑事のコマーシャルソングを懐かしく思い出してしまったり。(覚えている人はどのぐらいいるだろうか?)
 
 デカッ、デカッ、ダイナマイトデカッ!
 お〜れ〜の、武〜器を、知ってるか〜いっ!(笑)
 モップ!柱時計!コショウッ!
 今日も事件だ、ダイナマイト〜デーカーッ!
 
 ……などと歌いながら、漫研のみんなとプレイしていたのを懐かしく思い出したり。
 
 ライダー。
  うわあ、最終回に向けてオープニングが格好いい。
 ま、それはともかく……何というかですね、今週の放映を見て高任の胸にある言葉が去来したのですよ。(笑)
 
 世界設定の伝言ゲーム。
 
 今日の語り手はキバ先生……先週の放映でハナガタから初めていろんな事を教えてもらったのはいいのですが、把握しきれなかったのでしょう、彼の口から語られることは当然のごとく内容が変化してしまっています。
キ バ:「オルフェノクとは人間の進化系……(以下略)……つまり、僕達オルフェノクは『もうすぐ』死ぬ運命にある。」
 
 いや、オルフェノクだろうが人間だろうが単体として滅ぶ運命にあるのは間違いないのですが、誰がもうすぐなんて言った?少なくとも、ハナガタさんは10年以上に渡って生きていたような気がするにゃー。
 ひょっとすると、オルフェノクへの変身回数が身体にかかる負担を減らせるかも知れないから、土俵際いっぱいで身をかわせそうですが。
 ただ、今日の放映終了間際にイヌイの手が崩れかける映像が流れました。
 確かに、ここ一年ライダーとしての変身回数は多いでしょうけど……ここで、広い視野でモノを考えるなら、『イヌイタクミは、子供の頃オルフェノクとして覚醒したことがある』という事実に目を向けるべきでしょう。(脚本書いた人間がそれを覚えているかどうかは疑問ですが)
 というのも、イヌイがオルフェノクになってから(人間の進化系……などと口にするからには、人間はそれなりの素養ときっかけさえあればオルフェノクへと進化すると判断するのが妥当でしょう)10数年の時が流れています。
 つまり、キバやカイドウはもちろん、ムラカミやタクマなどよりオルフェノクとしての歴史は長い……よね。(推測)
 で、それがハナガタが流星塾を設立したのと同時期……という風に考えれば、『おお、オルフェノクの先駆者であるハナガタと同時期に覚醒するとは何があったんだ、主人公…』とか、『ああ、オルフェノクとして覚醒したハナガタは大事な何かを失ったんだな……だから流星塾を設立したに違いない…』などと、それらしいテーマというか、世界観がなんとなくまとまりそうな予感。(笑)
 
 来週が、最終回だけどな。
 
キ バ:「……でも、オルフェノクの王が覚醒したら、その力を使って僕達オルフェノクは生き延びることができる……」
 
 高任が見逃した放映であったのかも知れませんが、初耳ですせんせー。
 ……というか、オルフェノクの王云々に関しては、今までいなかった王が生まれるとわかっているだけでも不思議ですが、これから何が起こるかを知る者は1人もいないはず……っていうか、本来いちゃいけません。だから、オルフェノクの王云々の説明のほとんどがキバの期待を含んだ妄想というところが妥当な判断でしょう。
 そうじゃないと、『オルフェノクは人間の進化系』という言葉自体が揺らいじゃいますから。
 もしそれを『知っている』なら、人間とは異なる文化の持ち主……人間世界に潜む、異次元の住人ってな形にしないとそれは妄想で終わるしかありません。
 
キ バ:「オルフェノクが生き残り……人間が滅びる」
 
 オルフェノクが生き残ると何故人類が滅んでしまうのか……とすると、本来オルフェノクは人間を襲う事で生きる糧を得なければいけないはずで。
 オルフェノクは普通に生きていくことが可能。(イヌイを見れば一目瞭然)
 戦力さえ整えば、人間でもオルフェノクを倒すことは可能。
 
 僕にはさっぱりわかりません。
 高任の2003年8月の日記でもちょいと触れましたが、ライダーベルトを使用できる人間と使用できない人間がいるって疑問に関してのみ、なんとなーく説明が付いただけで、結局は語られないまま来週で最終回。
 ……やっぱし、ミスターJが何かの鍵を握っていたに違いない。
 
 と、とりあえず少しだけ(笑)設定をつっこんだところでお話に戻ります。
 身につけている衣服ごと灰になったクサカ……イヌイとミハラはその灰の中から幼き日のマリの写真を見つけて悟るのです……クサカに間違いない、と。
 
 服は灰になったのに何で写真は灰にならんのかなー?
 
 というツッコミは浅い。(笑)
 これは、ヒロインであるマリ(?)は最後まで仲間意識以上にクサカに思いを寄せることがなかった……という、ある種の皮肉を含んだ表現に違いないからです。
 そしておそらくは、最終話でさらに人が死ぬんでしょうけど、マリは死なない……サワダにとって、クサカにとって、そしておそらくはもっと多くの人にとって希望という存在であったマリが、人類最後の希望として覚醒する事の暗喩なんですよ多分。(笑)
 
 それはさておき、あれだけいろんな意地悪をされてきたクサカの死に対してイヌイはあらためてオルフェノクである自分を嫌悪すると共に、(自分も含めて)オルフェノクを滅ぼすと固く決意するのでした。
 それからいろいろあってオルフェノクの王(未だ覚醒せず)の正体とともに、このままだと自分がもうすぐ死ぬことを知らされたイヌイは……覚醒しつつあるオルフェノクの王が人を(平和に暮らしていたオルフェノクか?)襲うのを見て拳を振り上げた……が、不思議そうに振り返る少年の表情はただあどけなく、イヌイは振り上げた拳を下ろすしかできませんでした。
 そこに、『君に王は倒させない!』とばかりにクサカから奪ったベルトでライダーに変身したキバがイヌイに襲いかかります。
 激しい葛藤に襲われていた上に不意をつかれてはひとたまりもなく、イヌイはふっとばされ変身が解けます……そしてベルトに伸ばした自分の手が崩れかけていることに気付いたイヌイはその場から逃げ出すのでした……。
 
 はしょりましたが、おそらくは最強のオルフェノクだったキタザキは今日お亡くなりになられました。
 それにしても、エビオルフェノクことサエコ姐さんの明日はどっちだか。
 
 何はともあれ、『オルフェノクとは一体何なのか…?』ってとこから始めない限り、この物語はどこにも行けない迷子のようなモノだと高任は思います。
 龍騎において、ミラーワールドおよびモンスターは一体何だったのかというのと同様ですね。(笑)
 つまり、遠い昔の懐かしいあのフレーズ。
 
『ネオショッカーめ、何故子供達を狙うんだ!?』
 
 という、戦いの……と言うか、人類のために戦うライダーおよび相手の本質が説明されない限り話の枠組みが固まらないのではと思う朝っぱらなのです。
 ある日突然オルフェノクとして覚醒し、人間として、人間を守るために生きたいと思っていたが人間に絶望し、人間は滅ぶべきだという結論に達したキバ。
 早くからオルフェノクとして覚醒したもののその力に恐怖して記憶を封印……傷つき、戸惑い、それでも再び立ち上がったイヌイが見つめるのは人類の未来。
 
 もう、枠組みとしてはこれで充分やん!
 オルフェノクという力をどちらがわに使うか……って所に摩擦が生まれてストーリーが進んでいくんであって、いろいろ余計なモノをつっこんだりするから世界設定が未消化というか、世界設定の食い合わせが悪くて食あたりをおこすワケで。
 にしても、二週連続でこの長い日記は一体なんだ。
 
 ナージャさんの運命の扉は閉じっぱなし。(笑)
 と言うわけで、2月1日から新しい番組が始まるらしいですが、一瞥した感じ高任には関係なさそうな番組でしたので、これからはヒーロータイムの間だけテレビを見ることになりそうです。
 それにしても、やっぱり変身メインでグッズ売りまくり戦略ですか……個人的には、ナージャ路線で頑張ってほしいのだけれども。
 それはさておき、今週のナージャを見ていて、オールスターだよ、全員集合……なんて思ったり。
 打ち切りってつらいことですねえ。
 それにしても……ヘルマンって。(涙)
 しかし、この展開だとやっぱり母を尋ねて幾星霜(笑)のごとく、ナージャとコレットが抱き合ってお終いですか?
 
 ……ここまでを書き終えて一息ついたところ、約一時間ほどキーボードを叩いていたようです。
 お隣の家の子供が今日もピアニカで(懐かしいなあ)クリスマスソングの演奏の練習をしていたりするのが微笑ましいというか何というか。
 高任が最初にピアニカを使ったときは、息を大きく吹き込むと音が大きくなるのが楽しくて、まわりとの調和も考えずにただひたすら正確な演奏をでっかい音でかき鳴らしていたものです。(笑)
 後はアコーディオンが好きでした……多分、『母を訪ねて3000里』の影響だとは思いますが。(笑)
 
 さて、某養鶏生産組合が半年前に採取して冷蔵保存しておいた卵の日付を偽装して販売したニュースが昨日あたりからいろいろと。
 そうして出荷した約50000個の卵の内、10000個は組合が回収、2000個は各販売店などで廃棄処分、そして残りの38000個が販売されたとか。
 まあ、『卵の味がおかしい』……などの苦情が店舗に寄せられて発覚したというか。
 38000個の販売って事は、10個パックに全てそれが詰められたとしても3800セット。
 一口食べて吐き出したり、匂いだけで感づいた消費者もいるでしょうけど、この卵を食べた内の27人が腹痛や下痢を訴えてる(軽い症状など、発覚してない分はもっと多いかもしれんけど)とのこと。
 通常卵の賞味期限は10日から2週間ぐらいとなってはいますが、きちんと冷蔵保存すれば半年ぐらいはオッケーよ……という実験データが示すとおりなんですかね?
 
 それにしても、何で半年も冷蔵保存したまま忘れてたんだか。
 
 元々卵なんて組合が冷蔵保存する事は特殊なケースを除いてない(賞味期限が一般的に大体2週間となっていて販売期間が短いし、冷蔵保存なら最初から長期保存が目的としか思えない)ので、毎月毎月保管費用が発生してる(別業者の冷蔵庫を借りて保管した)時点で、どんなにお馬鹿さんでも普通は月の決算収支で気付くだろうと高任は思うのですが。
 
 まあ、半年間忘れてた卵を出荷する大馬鹿さんですけど。
 
 ちなみに、主な食品の中で20年以上に渡って価格がほとんど変動していない卵は価格の優等生と呼ばれており、利が薄いです。
 ついでにいうと、ニワトリさんの体調云々もあるのである意味生産量が安定にさせにくい事で有名。(笑)
 だもんで、予定出荷数をオーバーした卵は安価納入するか、廃棄処分するかの二択。
 で、今回……と言っても半年前の話ですが(笑)、10万個の内5万個があまり、引き取り手も現れなかった……普通(笑)の感覚なら、次の日、その次の日に紛れ込ませるところをいきなり冷蔵保存。
 それはつまり、この組合(もしくは担当責任者)では、今回のように半年とかはともかく短期間の偽装が日常茶飯事だったのでは……と、ニュースを読む限りでは高任は思わざるを得ないと言うか。
 で、そうやって保管してる卵のやりくりをしてるせいで、別業者の卵の存在を忘れてしまった……ってのが真相に近いような。
 単なる想像ですけど。
 
 1月14日(水)
 電話ボックスの中で携帯電話を使うすっとこどっこい……まあ、風が冷たいからとか、会話内容をまわりに聞かれたくないから(だったら携帯使うなとも言うが)とかの理由でわからんでもないんですが……いわゆるスタンドタイプの公衆電話に陣取って携帯電話使ってるのはどうしてなんでしょ?
 とりあえず、そういう人間を見かけて気になったと言うだけの話ですが。(笑)
 
 いろいろと経済指標が発表されたせいか、今週頭から為替が激しく動いてます。
 で、その激しく動いている為替の中で例外が1つ……ドル円相場。
 今日も一日、もみ合いながら動き幅は5銭、10銭。多分、1ドル105円をデッドラインと定めて介入に介入を重ねているみたいですがとりあえず一言。
 
 頑張りすぎ。(笑)
 
 それにしても、今年の冬は暖かいですな……とか思ってたんですが、夕方出かけてみると水たまりが凍ってたり。
 でも、体感的にはそんな寒く感じないのに。
 
 さて、一応はネタとして採り上げなきゃいけないなと思うニュースが1つ。
 昨日東京地裁において、公刊された漫画本を猥褻物と認定する初の司法判断を示しました。
 問題となった成人向けコミックは一昨年の四月に発売されたモノだそうで、同じく一昨年の10月に市民から通報を受けた警視庁は出版元の社長をわいせつ図画販売容疑で逮捕しました。
 被告側は公判において終始一貫して無罪を主張し続け、弁護側証人として刑法や専門家医が出廷し、『ヘアヌードなどが解禁されている中、漫画が性欲を刺激する程度は低い』などと陳述し、裁判所が漫画のわいせつ性をどう判断するか注目されてました。
 ……個人的に、それは弁護テクニックというかやり方を間違えているような気もしますが。
 ともかく、東京地裁の判決は被告に懲役1年、執行猶予3年を言い渡し、過激な性描写の多い漫画全般について『写真と同様に性行為の場面をありのままに表現でき、文字情報に比べて刺激を相当強くすることが可能』と言及。ビデオや写真集と同様、漫画も規制対象とすべきと判断を示したわけで。
 余談ですが、さらに判決は、婦女暴行や強制わいせつ事件の件数がここ数年で激増し、一昨年に1万件を越えたとする統計を引用しつつ性犯罪の増加を強調。
 性道徳の退廃がその原因だとし、裁判所が『健全な社会通念』を示すことで改めていくべきだと指摘したそうです。(笑)
 
 ……ごくまともな感性を持つ人なら、上の文章を読むだけで論点がずれてる事に気付かれると思います。
 さらに、時代と共に移り変わる『わいせつ』の概念を明確に定義してないあたり、健全な社会通念が聞いて呆れるような気もしますが、司法判断の限界というやつですかね。
 ここからはちょっとうろ覚えで内容的にちょっと怪しいから、かなり怪しいまでレベルダウンするんですが(笑)、かつて『チャタレイ夫人の恋人』という小説の翻訳本を巡って訳者が有罪となった最高判決(1960年よりちょっと昔だったと思います)で、いわゆる『チャタレイ三要件(わいせつ表現の3要件)』が示され、今回の判決もそれが根拠になってるわけですが。
 その3要件とは以下に示す内容。
 
 1、性欲を興奮、刺激する。  
 2、羞恥心を害する。
 3、善良な性的道義観念に反する。
 
 そんな判断は勘弁してください。(笑)
 
 と、まあ……おっそろしく曖昧な文言内容を根拠にして判決が下されるんだから、たまったもんではありません。
 わかりますよね、この判決の重要性。
 後、市民から通報を受けて……って、高任の頭に浮かんだのが、頭の悪そうなオバハンが子供の部屋でエロコミック見つけてヒステリックに騒ぎ立てる場面だったんですが、自分の子供がこんなものを読んでいた、子供がこんなもの手に入れられるなんてどうなってるんだ!……って話なら、成人向けコミックと明記してある時点でアレですので、この市民からの通報は『成人がこんなもの読んじゃいけません』という内容じゃなきゃおかしいはずですよね?
 と言うことは……道徳観念にまみれた大人が、何故コミックを手に取ったのか?
 
 謎。
 
 1月15日(木)
 夕方5時に寝て、夜の8時53分に目覚ましで起床。
 今日の夜バイトは遅番なので本当なら11時ぐらいまで寝倒すところなんですが……それはもちろん、某テレ朝開局45周年記念だかなんだか知らないが、あの歴史に残る名作『エースを狙え』をおそれ多くも実写ドラマ化するなどというふざけた輩を滅多切りにする覚悟完了、首を洗って待ってやがれという感じなのですよ、これが。
 これが多分、『アストロ球団』の実写ドラマ化だったらいろんな意味でワクワクしながら待ち望んでたと思いますが、『エースを狙え』です。
 どう考えてもギャグに出来ない上にドラマにしにくい類の内容ですから。
 漫画連載当時は女子テニス界がかつての優雅なビューティフルテニスからパワーテニスへの移行が始まった頃で、今は主流のライジングはおろかカウンターライジングなんぞアレです。
 つまり、そのあたりのテニス技術云々が進歩してる今現在にドラマ化するわけだから、そういう部分でのシナリオの書き直しは困難を極めるだろうし、漫画の中でいわゆるビューティフルテニスプレイヤーのお蝶夫人パワープレイヤーの蘭をどういうポジションにおくか……などと考えると、高任は脚本担当の人の苦労が目に浮かんで目に涙が浮かびます。
 どの部分までをドラマ化するのかは知りませんが、原作をちょいと説明すると主人公岡ひろみはテニスの名門校西高に進学し、お蝶夫人のプレイに憧れて高校からテニスを始めました。
 漫画そのものはひろみがテニス部に所属しており、そこに宗方コーチがやってくる時点から始まります。
 ここで原作として重要なのは『主人公はテニスが好きだからテニスを始めたのではなく、お蝶夫人のプレイに惹かれてテニス部に入った』という事。
 
 つまり、『お蝶夫人がしょぼかったら物語の始まりが消滅する』ワケ。
 
 ま、確かに縦ロールをなびかせて蝶が舞うようにプレイしろとか、単なるたたずまいだけでも他を圧倒する気品を醸し出せとか……って役者さんに要求するのはすっごい無理があるような気もしますが。(笑)
 いや、日本芸能界の英知を結集すればそれだけの人材が存在するかも知れませんが……お蝶夫人より『最初はごく普通の女の子』である主人公の方に華を感じさせたら……(以下略)。
 大体、お蝶夫人はビューティフルプレイヤーとしての象徴なわけだから、現在のテニス事情を反映させると、お蝶夫人がお蝶夫人たりえなくなったり、主人公が宗方コーチに全てを預ける決心をした名台詞『わたしの…私だけのテニスを教えてください…』という物語の大きな構成要素である主人公の精神的支えの移行に伴うプレイスタイルの移行……ま、ぶっちゃけた話、時代の移り変わりを加味すると登場人物の存在価値が非常に微妙になると。
 もちろんお蝶夫人がひ弱と言うわけではありませんが、彼女はどちらかというと技に偏ったプレイヤーであり、蘭は力に偏ったプレイヤーです。
 それは個々人の特徴を活かしたスタイルで、そこで主人公は誰かのスタイルの憧れではなく、自分の特長を生かしたスタイルを模索し始める……という流れがないと、後半話がつながりませんし。(笑)
 だったら、原作通りに……となると、『お蝶夫人』をどこまで再現できるかがまずは物語のキーポイント。
 いや、高任ももちろん漫画には漫画の、小説には小説の、演劇には演劇の表現方法があり、それぞれに長所短所があるってのは百も承知ですし、演劇でも舞台芝居、映画、テレビドラマ……ってな違いもあることは百も承知なのです。
 漫画という表現をドラマとしてどう表現するかという命題において、原作そのまんまってのは内容によりますけどそれはただの逃亡というか……漫画において長所だった部分をスポイルしてしまう可能性が高いわけで。
 この物語はどういう要素によって構成されているのか。そして、その要素を演劇という表現方法で活かすならどこをどう書き換えるべきか……という作業を経てから、本来作られるべきと高任は思うのですよ。
 その手間を省く、もしくは力量が伴わないなら……オリジナルで書いた方がよっぽど楽ですし。
 
 正直な話、これまで漫画原作のドラマ化には何度も煮え湯をのまされてきたわけですが……一部の例外を除いて、制作側が漫画原作を企画が無くて困ったときに使い回しのきく便利の道具と思っているのはほぼ間違いなく、実写化しづらい内容(超絶の演技力を要求される某ドラマとかね)ならともかく、わかりやすい例を挙げると(知らない人間にはさっぱりでしょうが)『八神君の家〇の事情』のドラマなんか確実に製作者側の悪意を感じましたし。
 あの漫画の構成要素を考えると、母親が主人公の欲目ではなく誰の目にも若くて美しく見えるってところがギャグになるというか、ああ、この母親なら無理もないよなと読者側に何となく納得させるところがあの漫画を成立させる最重要ポイント。
 だから本当なら母親の配役を同級生よりも若い役者にするのがごく普通の考えだと思われるのに……多分、当時のマザコンブームのアレで適当に企画が決まって、それ故にマザコンを強調したい……要するに、視聴者側に『これなら無理もないよね』と思わせるのではなく、『こいつら変だろ…』と思わせる方向で笑いを取るという感じであの悪夢のような配役になったんだと思います。
 第一、原作者はドラマ化に反対してたのに『どうしてもお願いします…』ってな感じでごり押しされて許可したら……アレだったとか。(涙)
 という風に、原作の構成要素そのものを否定するならば、あの原作を使う意味は全くない筈なんですよね。
 それと同じで、いくら書き換えが必要だからといって『エースを狙え』を原作に持ってきた意味がない脚本だったらもちろんダメ。
 原作そのまんまなら、わざわざ演劇という表現方法をとる意味がないのでダメ。
 演劇独自の表現方法を活かすために物語を変更しつつも、構成要素そのものはしっかりと原作を踏襲する出来じゃないのなら、高任は納得できません。
 ……という考えを土台にした上での高任の感想です。
 
 あんまりだ。
 
 とりあえずあと何回かは見るつもりですけど、何かを表現する立場に携わる人間がなんであんなおおざっぱな事をできるのか高任は不思議でなりません。
 
 ……そういや、この17日から始まるドラマの『彼女が死〇じゃった』ってのも、確か何年か前に漫画連載してた(つっても、すぐ終わりましたが)話が元ネタでわ?
 なんか、テレビ番組雑誌を読むとオリジナルみたいな書かれ方してるけど、設定が少し違うだけで、心だ女性の携帯電話のメモリーを頼りに妹が尋ねてきたり……とかの展開は漫画と全く同じだし。
 高任の記憶ではタイトルまで同じなので、ひょっとすると何かの関係があるのかも知れませんが。
 
 1月17日(土)
 今日は何もしない日。
 
 1月18日(日)
 ライダー。
 とりあえず、最終回を見終わった後に『うわあ…』なんて呟いてしまいました。
 まあ、最後の風景を書くとこんな感じ。
 テルオ(オルフェノクの王)のいない保育園を眺めながら遠い目をするカイドウ。
 『結局……オルフェノクの力を恐れる人間の心が問題なんだ…』などと、間違ってはいないけど番組構成上間違った台詞でそれらしい雰囲気を醸し出そうとするミハラとその連れ。
 オルフェノクの王の力を受け入れることができずに逃げ出したラッキークローバーの一員は残りの時間を人間として生きていくことを決意し工事現場で働いてたり。(笑)
 そして王によって『本当のオルフェノクの力』を与えられ死ななくなったらしいサエコ姐さんは、王の亡骸(?)の側に佇み、『まだ何か…方法が』などと呟いたり。
 オルフェノクによる一連の事件を追っていた刑事は無事定年退職し(意味ありげに登場してきた割には結局ほとんど物語には絡んできませんでしたが)、『これから私立探偵でもやるか…』などと一人娘とその恋人を前に呟いたり。
 スマートブレイン社から運び出されていく荷物を、寂しげに見守るスマートレディ(考えてみればこいつの存在も結構謎でしたが…)
 そしてイヌイ、マリ、けーたろーの3人は草原で寝っ転がって昼寝……『何か変な夢を見ていた気がする…』なんてマリが呟いたときは、まさか夢落ちですかセンセーなどと叫びそうになりましたが、『俺にも……夢が見つかったよ。全ての洗濯物が真っ白になるように……世界中の人間が平和に暮らせる夢だ……』などと呟くイヌイの視界は既に自分の手がはっきりと見えないほどにぼやけ……自分の両隣に2人が寝っ転がるのを感じながらイヌイは静かに目を閉じます。
 そんな3人の姿を、ネットの破れ目を通してロングで流し続ける映像……
 
 えーと、適当な風景や台詞を連発させる事で、『視聴者が勝手にテーマらしきモノを想像してくれる』事を期待した、素晴らしいエンディングでした。(笑)
 
 ただ、このエンディングのおかげで、その場その場の突貫工事的なシナリオを継ぎ足しに継ぎ足してでっち上げたストーリーであることがはっきりわかりましたのでそれはそれで一安心です。自分の感受性に問題があるわけではないのだな、と確信が持てましたし。
 まあ、龍騎と違って一貫性のなさは最初から見え見えでしたから最後でこういうの食らわされても怒りボルテージはアレです。
 ちなみに、前半において主人公イヌイとことごとく対照的なキャラとして描かれたキバですが、最後は『僕にはまだ答えがわからない……だから、君が教えてくれ!』などと呟きながら、イヌイ、ミハラと共にオルフェノクの王と戦い、最後は消滅しつつある自分の身体でオルフェノクの王を押さえつけて、そこにイヌイの必殺技が炸裂するという映像的には王道中の王道パターンだったのですが、シナリオ的にはかなり破綻していて笑いが止まりませんでした。
 この一年を振り返って、とりあえず一言。
 
 脚本をかくまえにもーちょっと考えて。
 
 ナージャ。
 『ナージャ……私達は、20世紀という新しい時代を生きているの。貴族とか何だとかそんなものに囚われて生きていくのは……(以下略)……だから、私は私だけのお城を探すわ
 
 大統領夫人ですか?
 
 などと心の中で呟いてしまった人は結構いると思いますがどうでしょう?(笑)
 ま、それはさておき来週はいよいよ最終回。
 
 1、ダンデライオン一座と共に旅をする。
 2、母と出会ったシーンでそのまま終了。
 3、フランシス、もしくはキースと共に……。
 4、大統領夫人となったローズマリー(笑)とどこかで再会する。
 
 と、細部はともかく大まかに分けて上の4つぐらいのパターンがあると思いますが、どれになるんでしょう。(笑)
 個人的には……というか、まず間違いなく1番のはず。
 
『ナージャ、せっかくお母さんに会えたのに……本当に良かったのか?』
 からくり自動車の屋根の上で空を見上げるナージャに向かって尋ねるけんのすけ。
『うん…』
 静かに、オープニングソングが流れ出す……
『私……ううん、本当は、お母さんと一緒にいたいとも思ってる』
『だったら……』
『でも私……アップルフィールド孤児院を出てから、いろんな国を旅して回った。いろんな国の、けんのすけや、いろんな人と出会って……』
『……』
『私、みんながいたから……みんなに助けてもらったからお母さんに会えた』
『ナージャ…』
『私ね……みんなに恩返しがしたい。ううん、そうじゃなくて……みんなが私を助けてくれたように、私も誰かを助けてあげたいの』
 上体を起こし、ナージャは空に向かって両手を広げた。
『私が明日を信じられなくなったときにそれを信じさせてくれたように、私も……誰かに明日を信じさせてあげる事ができたらいいなって』
 ナージャは少し恥ずかしそうに頬を染め、そして自分の頭をコツンと叩いた。
『……なんて偉そうなことを言っても、私、踊ることぐらいしかできないけど』
 ナージャの笑顔をじっと見つめたまま、けんのすけがぽつりと呟く。
『……そんなこと無いさ』
『え?』
『いいや、何でもない』
 けんのすけは、子供っぽい仕草でそっぽを向いた。
『お母さんは何も…?』
『私に……貴族の世界は狭すぎるって』
『あはは…そうかもな』
『それと…どんなに離れててあなたは私の娘だからって。どうしようもなく寂しくなったら空を見なさいとも』
『空?』
『うん……国境を越えると話す言葉が違ったり、服装や食べ物も変わる……でも、空に国境はないって。空は全ての人をつなぐ、一番自由な場所だからって』
『空は……一番自由な場所?』
『……良くわからないんだけど』
 ナージャは少し首をひねりながら呟く。
『お母さんがね……あなたは空にいるのが一番お似合いだって。どういう意味なのかしら……?』
『はは、空に……ね』
 けんのすけは手をかざし、真上に輝く太陽を見上げた。
『わかるの、けんのすけ?』
『え、あ、いや…別に…』
『おーい。そろそろ出発するぞ』
『あ、団長だ…』
 話を切りあげて慌てて屋根の上から降りていくナージャとけんのすけ。
『よっしっ、出発するぞ』
『……ゲオルグや、その右手に持った怪しげな地図は?』
『……さあ、俺達の輝ける明日に向かって出発だ!』
『だ、団ちょ〜うっ!』
 走り始めるからくり自動車の上を白い雲が横切っていく。
 
 ……という、世界名作劇場のノリを漂わせながらも、ラストでちょっと笑いを取るというバランスを考えたエンディングではないかと思うのですが。(笑)
 つーか、フランシスとキースはどうオチをつけるんだろう?
 
 さて、昨日今日と全国的にセンター試験なるものが実地されております。
 大学を卒業するぐらいまでは、毎年毎年自分が今どのぐらい点数を取れるのか新聞に掲載されている問題とにらめっこして時間も計ってチャレンジしてたわけですが、ここ数年は知らんぷりしてました。
 ……しかし、最近とみに自分の脳味噌の働きに疑問を持つことが多くなってきたので今年は久々にチャレンジしてみようかなと思ったのですが……思ったのですが、ここ数年で受験制度はとてつもない変遷を遂げたようなのですね。(笑)
 
 ち、地理Bってなんだ!?
 化学1B?……って、そもそも化学1って何だよ?(笑)
 
 深く考えてもアレなのでとりあえず学生時代一番得意だった地理(B)の問題に目を通してみる……と、高任の時代と違ってメリケン国が問題に絡んでこないところがアレですね。
 アジアや海洋関係はともかくとして……ごく一部地域に偏る事無く世界全体というか地球規模での視野を睨んだ設問が多すぎ。(笑)
 まあ、どの時代も今現在、もしくは将来的重要地域となるだろう地域設問が多かったわけだから、今の教科書もそんな感じなんでしょうね。
 で、問題を解く……世界各地の設問が多いせいか、包括的に地理を学んできた人間には専門的な知識が必要の無い分、高任が現役の時よりもかなり易しめに感じました。
 
 いや、さすがに昔のように満点は取れませんけども。(笑)
 
 で、鬼門の英語。(笑)
 思った以上に地理Bで点数が取れたため、現役当時の模試のように200点満点でありながら100点満点の地理の方が点数が上などというしょっぱい結果に終わりそうな可能性が大。(笑)
 ……現役の時は、数十行の英文ではっきりと日本語訳できるのがたったの3文とか、そもそも問題である英文の意味が分かりませんとか、長文を読まずに設問内容とグラフからこの文章は何について書かれたものかを推理し、そこから自分の知識で設問に答えていくしかできなかったんですが(笑)、何というか……構文とか、単語、熟語問題は忘れてる部分もあるのですが、なんか英文がそれなりに(笑)読めます。(……いや、浪人時は結構まともに読めるようにはなったんですよ、一時的に)
 ……考えてみれば、小学校2年や3年とかでどうしてもかけ算とかできなかった生徒が成長につれ自然にできるようになる事があるように、高任も歳を取って脳味噌の働きはともかく、英語の理解力が上がったってことでしょうか?
 
 ……絶対違う。(笑)
 
 余談ですが……物理がメタメタでした。
 公式とかが全く思い出せないのでどうにもならないというか、でも現役時の選択科目の化学はそれなりに。(笑)
 念のため生物とか地学とかも手を出してみましたが、やっぱりそれなりの点数。
 
 1月19日(月)
 センター試験2日目。(高任的に)
 数学と国語……数学がちと苦戦しましたが、現役当時とさほど点数は変わりません……ただ、20分くらいで終わらせてた数学に倍の40分かかるあたり、やっぱり脳味噌が老化してるんでしょうなあ。(笑)
 
 結果……それなり勉強した浪人時や、大学生当時の点数には及びませんが、現役時の総合点はなんとか越えました。さすがにそろそろやばいかなーと思ってたので一安心。
 まあ、センター試験なんてのは平均的にはともかく、個人においては年ごとに全然難易度が変化するからそのせいもあるでしょうけど。
 ふむ、この点数だと……今は偏差値がどのぐらいになるのやら。
 しかし……こういう事言うと受験生は怒るかも知れませんが、久しぶりにテストなんぞやってみると楽しいですな。問題作成者は何を考えてこういう問題を……なんて考えると、いろいろ想像できてアレですし。
 
 あ、聞いた話ですが……国立大学が5教科7科目制度になったとか。
 高任が現役だった頃は5教科6科目……とはいえ、高任は理系クラス在籍の文系志望だったので独学で社会をもう一科目勉強して模試では7科目受けてましたからアレなんですけど、制度の変化に対する学校側の対応って大変なんでしょうね。
 というか、理系文系でクラスを分けられないって事ですか?
 
 1月21日(水)
 ……今日で初場所も11日目を迎えているので今さらアレなんですが、今場所から公傷制度が廃止されてるとかされてないとか。
 怪我で休場者が続出してファンが興味を失うのを防ぐ……ってなもくろみはもちろん理解できますし、本来は何でもない怪我(実際はこういう怪我が一番恐いのですが)で休場を決めたりする事は少なくなるでしょう。
 力士を廃業せざるを得ない再起不能の怪我人が増えるでしょうが、ファンの興味を惹くためにはある意味仕方のないことです……と、割り切ることが出来たんですか、現理事長は。(笑)
 さすが無敵の大横綱、ご立派です。
 
 ……と、これがまあ誰でも考えるであろう短期的な影響ですが、長期的な影響となるとどうでしょうか?
 これまたごく当たり前に考えると、『怪我をしにくい』身体作り……という意識を持つ力士および親方が増えてくるだろうと思います。
 それは力士大型化傾向への歯止めとなる動きになるかもしれませんが、自らの力士生命を短くする結果になるとわかっていても刹那的な強さを求めての無理な増量が大型傾向を生んでいたわけで……。
 ……ひょっとすると、ボクシングと同じように刹那的な競技になっていくのかも。
 
 はじめの一歩。
 ……やっぱ、一歩強すぎ。(笑)
 というか……古狸だろうがなんだろうが、戦術とか作戦って自身の力量に見合って増えるから、この後よっぽど上手に展開させないと読者は納得できないような気がします。
 
 サンデーの某漫画。
 ダメコモンセンスと来ましたか。(笑)
 さて……高任の考える常識ってのはあんまり一般常識じゃないような気もしますが、多くの一般常識の方が間違っていると思っているだけに、この漫画で描かれているよりもタチが悪いんでしょうか?(笑)
 それにしても……この漫画って苦情が多いんでしょうなあ。担当編集者って大変。
 
 1月22日(木)
 『エースを狙え』第2回!!
 さて、今日はお蘭こと緑川蘭子のお目見えです。
 サーブが完全に野球打ち(笑)なのはともかく、弾丸サーブのお蘭なのにフラットサーブではなくスライスサーブ……しかも、ボールの映像のつなぎが無茶苦茶で最初は右側にスライドしていくのに、後半で左側に曲がっていくという何気ない魔球が最高です。
 ま、そういうツッコミは御法度のような気がするので内容に触れます。
 根本的に脚本担当の人の原作解釈が高任のそれと違うみたいなので意味のないことですが、それでも……主要な登場キャラの精神年齢が幼すぎるというかなんというか。
 それでいて、所々の場面で原作通りの大人びた台詞を持ってくるから……性格がかなり破綻気味に見受けられて仕方がないです。
 
 ……っていうか、竜崎理事(お蝶夫人の父親)は絶対にそんな台詞を口走るキャラじゃない。
 
 ただ、今回を見てはっきりわかったことが1つ。
 高任が考える原作はあくまで漫画なのですが、どうも脚本担当の人はアニメの方の影響を受けすぎているような感じがしてなりません。
 
 1月25日(日)
 新番組、仮面ライダー剣(ブレイド)。
 とりあえず、龍騎のオモチャの売り上げの方が良かったのか、再びカードデッキタイプのライダーに。
 放映一回目……と言うよりは、番組紹介のプロモーションビデオみたいな内容でした。
 多分、主人公はケンザキ。
 仕事としてライダーになり、モンスターを封印するナイスガイ……ですが、家賃滞納で下宿を追い出されたりするクールガイ。(笑)
 先輩ライダーのタチバナの裏切り?
 天涯孤独という主人公の見る夢で、火事の炎に巻かれる子供の主人公ともう1人は一体?
 
 ……いや、今回も風呂敷を広げるだけ広げ始めたっぽいですが、少なくとも第一回ぐらいはそれなりの状況描写を入れないと子供達おいてけぼりのような。
 
 ナージャ。
 新しい運命の扉……などと、最終回のタイトルにしては何やら無念の残留思念が漂っている感じ。(笑)
 ま、それはそれとして……綺麗にまとめたなあというのが感想。
 しかし……最終回にも出てこなかったあたり、闘牛士ホセはやっぱり死んじゃったのかなあ?
 先週の日記で書いたから、番組を見てなかった人のために一応記しておきます。
 答えは一番。
 フレミンジャー公爵の跡継ぎとなることを拒否し、『私は、ダンデラインオン一座の踊り子に戻ります!』とパーティ会場で宣言して、団長の胸に飛びついていっておしまい。
 
 ……って書くとアレなんですが、今日のナージャは男前でした。
『コレット(ナージャの母親)には会わせるわけにはいかん』と、部屋の中に閉じこめられたナージャでしたが、カーテンを引きちぎり、つなぎ合わせてロープに、そして窓から脱出の途中に、(ナージャがいると聞いて)やってきたコレットの姿を下の部屋で見つけるやいなや、窓ガラスを割って横まわり受け身を華麗に決めながら参上。
 そしてそのままコレットの胸に(窓ガラスの破片がめっちゃきけんと思う)飛び込んでいくんですわこれが。
 男前にも程があると思いますが、いやこれが。(笑)
 
 首位を走っていたサントリーが最終戦で東芝府中に完敗し、トップリーグ(ラグビー)の初代王者は逆転で神戸製鋼に。
 
 さて、アテネオリンピックの代表選考の件で何かと騒がしい女子マラソン。
 何でもめてるかというと、例の高橋選手が先の選考レースで後半失速、2時間27分台の2位(日本人選手としてはトップ)に終わったから。
 まあ、元々選考レースが3つもあるところにもめる要素があるんですが。(陸上王国アメリカでは全部一発レース)
 で、今日はその選考レースの1つ大阪国際マラソン……坂本選手が(……つっても、興味のない人にはわかりませんよね)2時間25分台の記録で優勝。
 さて、選考レースとは言いながら、東京国際(12月)、大阪国際(1月)、名古屋国際(3月)の3つのレースはコースも違えば、気象条件も違います。
 過去のデータで言うと、東京国際の優勝者タイムは同年度の大阪国際の優勝者タイムより2分から3分程度遅い事が多く……12月開催の東京国際マラソンの方が気温が6度からそれ以上高く、コース自体も大阪に比べてアップダウンが激しいためと言われてます……ま、高任が知ってるんですから実際の選手は当然それを知ってるし、指導者ももちろんそれを知っているでしょう。
 元々、大阪国際マラソンは日本におけるハイスピードマラソンとして有名。(シカゴマラソンみたいなモンです)
 だから優勝すると言うことはもちろん大事なのですが、アテネオリンピックを狙うのならば戦術としてまず2時間23分台の優勝、もしくは21分台の記録を狙いにいかなければいけないレースのはず。
 しかしこのレース……序盤に有力選手が牽制しあい、スローペースの展開。(笑)
 テレビを見ながら、この人たち一体何を考えてるんだろう……などと高任は首を傾げていたのですが、さすがにこれじゃダメだと気付いたのか千葉選手(もともとイーブンペースのレースが得意だからという理由もあるでしょうけど)が25キロを過ぎてやっと飛びだしたのですが、多分自分のペースより遅いペースで20キロ以上も走っていたためリズムが壊れていたのでしょう、30キロ過ぎに坂本選手のスパートを食らって撃沈。
 
 後半失速はしたものの、明らかに世界最高を狙いにいくレースをした高橋選手。
 記録の出にくい東京国際で何故わざわざ記録を狙いにいったのか……後半は完全に1人旅だったから勝負だけの問題ならペースを緩めればいいだけの話で。
 本人および指導者がどう考えていたかは謎ですが、実際の話実績はずば抜けていながら危険度の高いレースをした理由は代表選手選考で周囲に有無を言わせない為でしょう。
 自分が何をやるべきかを定め、リスク覚悟でいくってのは勝負として当然ですけど。
 で、23分台以上のタイムを出さねばいけない筈なのに、無駄に牽制しあって勝負に徹した今日のレース。
 多分選手選考でまたもめるんでしょうけど、レースに出場した選手の目線の位置が全然違うことだけは確かですね。
 高任が選手選考の立場にあるなら、今日優勝した坂本選手よりも高橋選手を上に評価します。
 ま、名古屋国際マラソンで23分台だか22分台の選手が二人出てきたら、そっちが上に評価されるでしょうけど……とにかく、今日の消極的なレースのせいで代表選考はますます混沌としてきたのでは。
 
 1月26日(月)
 ……昨日の日記でちょいと触れた女子マラソンの件。
 駅の売店をちらりとのぞきこんだら、今朝の新聞のほとんどに、『坂本(選手)アテネ確実』という見出しがあってどうしようかと思いました。(笑)
 あ、某スポーツ新聞は『高橋(選手)アテネ確実』という見出しでしたが。
 
 ……どう考えても、アテネが確実というレースでも、記録でもなかったように感じたのは高任だけなのですか?
 
 ちなみに、気象条件。
 スタート時点で約4度、風は2メートル弱だとか。
 
 ああっ、今まで気付かなかったけど某谷川文子先生がコーラス系統の漫画雑誌で漫画を。(笑)
 んー、この前クッキーで読者の体験談だかを漫画にしてて、最近見ないなと思っていたら……
 
 1月29日(木)
 エースを狙え、第3回……といきたかったのですが、寝不足だったので寝ました。
 べつにもう、気合いを入れて見る作品じゃないと思いますし。
 
 1月31日(土)
 なんか、今月も日記の量が多いような気がする。
 今月は高任にしては珍しくテレビのネタが多いですなあ……まあ、ライダーとかナージャが終わったり、某ドラマの関係でちょいとテレビを見る時間が増えたりしたせいもあるでしょう。
 文句ばっかり連ねるなら見なきゃいいのにとは思うし、実際にテレビを見る時間は世間一般の平均よりかなり短いはずですが、やっぱり見れば見るほど作りが杜撰な番組が多いというか。
 結局、昔と違って深夜枠が広がって放映されて番組数が多くなりすぎたとか、低予算で製作しなきゃいけない制約なんかの時代の移り変わりに原因の一端があったりするのかなと思ったり。
 別に頭の悪い保護者みたく、馬鹿番組を作るのやめろなんて馬鹿なことは言いませんが……どんな番組だろうと杜撰な作りってのはいただけません。
 
 さて、相変わらず高任の家の脇に放置されているベッドとディスプレイ……最近、そこに布団と良くわからない粗大ゴミが放置されました。
 わざわざこんな通りから見えない狭いとこに捨てに来るということは、まずこのアパートの住人か、アパートの前後の住宅の人間であることは間違いありません。
 いつか現場を押さえたいと思います。

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