日記１１月

　いやあ、なんか花束鉄パイプとか見るとほっとしてしまいますなあ（笑）……って、チャンピオンで先週から始まった漫画の話ですけど。

　全然関係ないですが、高任は初めて木刀（土産物屋とかでうってるアレじゃなくてモノホン）を手にした中学校の時、そのずしりとした重量感に……

　ちなみに、頑丈な作りのロッカーが一撃でぶっこわれましたから、剣道の有段者なんかが手にすればおそらく破壊力は１２倍。

　昔、家庭内暴力や校内暴力の主役と言えば金属バットだったのですが……今はナイフ何かの方が主流なんでしょうか？

　野球をやってた人間としては、バットは正しく使って欲しいと思ったりします。

　はい、今年ＦＡ取得選手の目玉、ジャイアンツの松井選手がメジャーを希望しました。

　もう、猫も杓子もメジャー希望、日本のプロ野球はメジャーリーグのにおける下請け球団ですかって感じになってますね、はい。

　まあ、実力さえあれば給料は間違いなくむこうの方が多くなりますけど……球団経営がどうのこうのなんていう問題が上がっているのを無視したかのような選手達、および代理人による年俸の高騰はとみに最近激化しているようで、なんとも。

　プロ野球選手ってのは、一応個人経営……という事になっているんだから、球団の経営状況から計算して自分の年俸を要求しなければいけないのじゃないかなあなんて思ったりするんですが、どうなんですかね？

　球団の収入ってのは、要するにグッズ販売および集客数なんかが主なわけで、ファンが集まらないと言うのはまがりなりも選手達に責任の一端があるわけで……つまり年俸が出せないという球団経営事情の責任の一端を担っているのは間違いない所なんですが……ということを真剣に考えていた頃……若かったですね。（笑）

　ああ……そういえば、今週は龍騎の放送がないとか言ってた様な気がするなあ。（笑）

　で、三重県は伊勢神宮をゴールにして行われる全国大学駅伝が放送されていたりするわけで。（笑）

　ちなみに駅伝と言えばあまりに有名なせいか、箱根駅伝は全国展開と勘違いしてる人間がちらほら……というか、高任の知る限りではごろごろしてますが、違います。

　大学の頃陸上をやっていると言うと、『箱根とか出るの？』などと聞かれること聞かれること。（笑）

『長距離のオリンピック代表選手が１００人いても出れねえよ…』

　まあ、そういう関係で高校時代の有名ランナーってのはその多くが箱根駅伝に憧れて関東の大学へと行ってしまうわけですが、なかには家の事情とかで有力なランナーが地方に在籍してる例もあるわけです。

　ただ、個人ならともかく駅伝となると……やっぱり関東が強いわけで。

　まあ、関東に有力選手が集まると言っても、そこはそれ箱根駅伝の常連校なんかに集まるわけで、同じ関東でも選手が集まらないところはさっぱりってな学校も当然あります。

　しかし、関西の出場校枠は２校ですか……と言うことは、シード枠を確保できていないわけか。

　某球団の日本一パレード……やるなとはいいませんが、連休中、しかもそんな大通りを貸し切って迷惑だっつーの。（笑）

　ま、それはともかく……スピリッツの『甲子園に行こう！』の漫画ですが、『本気で甲子園に行くつもりがあるなら２０００万用意してくれ…』の台詞に痺れましたね。

　まあ、地方と都会の差はあれども……正直、遠征云々はともかくとしてあんなもんです。

　他の部活のことは良く知りませんが……甲子園云々はともかく、普通に活動してても野球ってのは金がかかります。

　木製、竹製、金属製にかかわらず、バットってのは壊れます。

　ひょっとすると、ミートが上手ならば金属バットよりも木製バットの方が長持ちするかも知れないと高任は思ってるのですが……普段練習で使用する金属バットは半年と保たずに割れます。

　軟式ボールと違って硬式ボールってのは石みたいなもんですし。

　もちろん、割れたら割れたで素振り用にするんですけど……ただ、本音を言うと割れたバットってのはひずんでいるせいかスイングが狂います。だから、本当なら使わない方がいいですけどね。

　いや、硬式ボールってのは練習用だろうが公式用だろうが高いのなんのって。（笑）

　すり減る、破れる……破れたら縫ってなどとやってた時代はもちろんありましたし、モノを大事になんて言う心意気はわかるんですが、１ミリとかコンマ１ミリを競う世界で、そんな道具を使って練習している人間と、ふんだんにまともなボールを使っている人間との差は絶対でっかいです。

　ちなみに公式戦用ボールだと１ダース１万円……はっきり言って、ごくまっとうな野球部の部費のほとんどはボール代に消えていくと言っても間違いないです。

　まあ、真剣にやるなら金のかからないスポーツなんてのはないんですが……多分、野球ってのは本当に本当に金のかかるスポーツだとは思います。

　そろそろコミケの当落通知が来る頃だよな……と、何気なく郵便受けを覗くと印刷会社からの広告が来てましたわ。（笑）

　デジタル印刷というか、そっち系統の同人誌印刷ならともかく、ごくごく普通の原稿を製本するのはよそでやりたい。（笑）

　これだけで分かる人間はかなりまずいでしょう……と言っても、龍騎であることはすぐに想像つくでしょうけど。

　何やらいきなりミカン箱が届けられ、ちょっと首をひねったり。

　そういや、そんなのに応募したようなしてないような……ミカンはどうせ自分で買うんだからリンゴの方が良かったなどというと罰が当たりそうだし、ありがたくいただく事にします。（笑）

　それにしても、予定より一週間早く通知が来るのはともかくとして、当落通知の封筒がいつもの封筒と違う上に白ラベルも色ラベルもない……ちょっと不思議。

　事の推移を良く知らないのでなんとも言えないのですが、警察側が自殺したと主張する人間の両手の硝煙反応すら提出してないってのは？

　まあ、裁判で出たとおり拳銃の暴発ってのが無難な見解でしょうけど……事実を隠蔽するなら隠蔽するでもう少し頭が回転しないんですかね。

　例えば、死んでしまった被疑者の手に拳銃を持たせて自分の腕なり足なりに向けて発砲させるとか……いや、まったく。

　まあ、高任として一番気に入らないのは『人が１人死んでるんですよ！一体何様のつもりですか！？』と居丈高につめよるマスコミですかね。

　遺族の言葉なら許せますけど、その態度は単なるマスコミの過剰な自意識としてしか高任には見えませんですな。

　１１月最後の週末……というと少し語弊がありますが、連休と言うこともあって今日から明日にかけてスポーツ関係のイベントが目白押しです。

　まあ、個人的に一番楽しみなのはラグビーの関東学生リーグにおいて全勝同士の対決、法政と関東学園の試合ですか。

　やや、関東学園有利のような気もしますが、法政の縦突破攻撃が炸裂するとなかなか興味深い対戦になりそうです……って、ラグビー知らない人間にはさっぱりですね、こんな話題。（笑）

　うああっ！死ぬ死ぬとは思っていたけど、教授が、教授があっさりと！（笑）

　結果としては３５対３２で関東学院がリーグ４連覇を果たし、学生選手権３連覇に向けて王者の貫禄を見せたわけですが……いや、後半の法政の追い上げは見事でした。

　後半残り１５分の攻防は、ラグビーの素人の目から見ても実に見応えがあったというか……いや、眼福眼福。

　で、それとは好対照だったのが全日本テニス選手権の男子決勝。

　１９７０年代のテニスブームはどこに行ったのか……『最近もテニスは人気ありますよう』という声もありますが、それは外国人を招待したテニスの試合がほとんどで、しかも、その比重は女子テニスにかなり偏ってます。

　全日本選手権の決勝、しかも国内ランキング１位と２位の対決という国内最高のレベルの試合だというのに……あれあれ、閑古鳥が鳴いてますよ？（笑）

　と、観客の少なさに反してなかなかの好ゲームだったのですが、第二セットの途中で選手が負傷……テーピングと痛み止めを飲んで試合を続行したのですが、両者共に集中力を欠いてミスを連発する凡戦へ。

　結局は第三セットで棄権するという、後味が悪いというかなんというか……しまりのない決勝戦に。

　話の展開上、このまま試合が終わらなきゃいけないんでしょうけど……ちょっと、この挑戦者が可哀想だなあと思ったり。