12月1日(土)
 狂牛病についていろいろ掲載されているという話をラオウさんより聞き、本屋に行って日経サイ〇ンスを立ち読み……む、相変わらず内容といい、値段といい洒落になってない本ですなあ。(笑)
 文系の高任には全体的にちょっと敷居が高いんじゃよ……って、実際はわかりやすく書いてあるからそうでもないんですけどね。
 しかし、本当なら知的情報源としてこの手の本を真面目に購読しておかないといけないんでしょうなあ……ちょっと反省。
 
 それはさておき、
みかんを箱買いできないようでは人間としてまだまだ甘いな……』
 と、わけの分からない持論を持つラオウさんに対抗すべく、高任はミカンを箱で購入しました。ただし、5キロの小箱なのでラオウさんに馬鹿にされることは必定です。(笑)
 まあ、5キロ(サイズL)なんて精々40個ほどですから一週間位の寿命ですかねえ……でも、この季節ってミカン食べてると幸せな気分に。
 ……幸せな気分になれる筈なのだが、やはり秘密の通路が現れないぞ『アイスウインド・デール』!一体どうなっているんだ?
 しかも、洞窟の中に出入りするたびにモンスターが復活しやがるし、たまったもんじゃないな。
 
 さて……皇太子夫妻に女児が誕生したことに一応触れておくのが日本国民の端くれとしての義務であろうか。(笑)
 つーか、どのチャンネル回してもそればっかりでしたけど。
 でも、ここ最近皇室のお子さまって女の子ばっかりのような気がするんですが、気のせいかなあ?
 
 12月2日(日)
 そう言えば最近『サザエさん』を見てないけど何故かなあ……って、よく考えたら某サイボーグ戦士アニメのせいに決まってるじゃないですか。(笑)
 サイボーグ戦士アニメは今見ないとあれですが、『サザエさん』の場合は後何十年も続きそうな気がしますし。(笑)
 と言うわけで、あの小太りアンド前髪で目が隠れていかにもって感じのサイボーグ13が格好良すぎます……いつもいつも009が美味しいとこ取りなので、こうなるのは当たり前っていえば当たり前ですけどね。
 
 さて、一昨日の狂牛病一次検査ででた擬陽性の牛ですが、正式に日本における3頭目の狂牛病認定の判断がくだりました。
 今回の牛も、先月見つかった2頭目の牛も目に見える狂牛病の症状は現れておらず……などとアナウンサーが告げてましたが、目に見える症状が出たら末期だって。(笑)
 そして、T大臣が拳を握りしめて『非常に感度の高い検査方法』と力説していた現検査方法ですが……日経サイエンスに記述されている文章によれば、精々が狂牛病発症半年前をのレベルを感知するのがやっとだとか。
 
 12月3日(月)
 ジャンプのサムライ漫画(?)がラオウさんの予想通り終了しました。(高任の9月22日の日記より)まあ、確かに高任も何とか救いを見いだせていたのが第3話までだったので順当な所だと思います。
 しかし、ジャンプの伝統……いや、あれこそがジャンプの神髄とも言える『打ち切り漫画における最終回美学』はどこに行ってしまったのでしょうか?
 それまでがどんなヘタレ漫画であろうとも、読者のフラストレーションを一気に昇華させて『一体この後はどうなるんだ!』と読者の想像の翼をはためかせ、胸をわくわくさせる見事な最終回……それに関して、ジャンプは他の追随を許さなかった時代が確かにありました。
 そのかわり、人気のある漫画はダラダラと続いて挙げ句の果てに情けない最終回を迎える例も少なくなかったのですが、それはそれで良しっ!
 それでこそ週刊少年ジャンプ!
 と、高任は思ってますので最終回と聞くと胸がときめいてしまうのです。(笑)
 確かに、(無理矢理)熱い最終回にするためにはそれなりのジャンルに制限されますが、この漫画に関してはその諸条件を満たしていたにもかかわらず……駄目じゃん。
 
 大学生卒業間際にジャンプの斜陽を知人と憂いていたときのことでしたが、『編集方針が変わった』とか『ジャンプの主読者層は小学生だから』という理由を知人が述べました。
 ……別に幼稚園だろうが小学生だろうが、『ブラックエンジェルス』とか『愛と誠』とか『熱笑!花沢高校』とか読んで楽しんでましたけどね……『愛と誠』と『熱笑!花沢高校』はジャンプじゃないですけど。(笑)
 まあ、終わる連載があれば始まる連載もあると言うことで……今週から『サイコ(プラス)』(笑)の藤崎先生の連載が……そういえば、『封神演技』っていつ終わったのか記憶にない。(笑)
 ……先週のやる気のないバスケ漫画、今週はサムライ……さて、次はどれかな?
 
 カンバック、最終回の美学!
 カンバック、少年ジャンプ!
 高任は10週打ち切り漫画が大好きです。(笑)
 
 蛇足ですが、『遊技王』の漫画って楽ですよね。
 どんな事態に陥っても、新しいカードを出せばそれで解決しますし。(笑)既に、漫画が作者の手を離れて、資本主義のパンフレットと化している気もしますが。
 
 12月5日(水)
 テレビを見ていると、何やら阪神の野村監督が辞任したという速報が流れてきました。
 ……やっぱり、辞任の理由は成績不振じゃなくて、奥さんの脱税の件でなんでしょうなあ。
 本人が脱税したとかならともかく、(特にあの)奥さんは監督業務に関係ないと思うんですが。しかも、3年かかってやっと野村監督のカラーがじわっと浸透し始めたところなのについてないというか、何というか。
 なんつーか、学校で不祥事があったからそのとばっちりを受けて野球部が甲子園出場を辞退させられるみたいな感じで、高任としては気にくわないことこの上ないですなあ。
 野村監督の野球方針はアマチュアならともかくプロ野球としてはあんまり好きじゃないですが、3年前のあの時点で阪神の監督を引き受けたという侠気は素晴らしいですし……って次の監督は誰がなるんですかね?
 阪神生え抜きの人でない限り、今の阪神の監督を引き受けるのは結構度胸がいると思います。
 
 12月6日(木)
 むう、月曜日の日記でジャンプについて熱く語ってしまっているからには、『チャンピオンについて語らなければいけないのかっ!』(笑)
 ……と言うわけでチャンピオンです。
 今週の目玉は、なんと言っても『虹色ラーメン』です。
 チャンピオンで、しかもラーメン漫画のくせにノリがジャンプテイスト全開で最高!……と思った人は多いでしょう。
 しかし、それは間違いです。
 かつて、全ての道はローマに通ずると言われたように、漫画の道はすべてチャンピオンに通じているのです。(笑)
 熱血も権力に対する抵抗およびそれに巻き込まれていく中で主人公が成長していく……それらの起源は全てチャンピオンより発しているのです!
 ……ごめんなさい、ちょっと嘘です。(笑)
 
 まあ、萌え路線展開などと噂されるチャンピオンですが、昔っから少年漫画雑誌の中で女性の裸等の出てくる頻度でいえばチャンピオンがナンバーワンでした。(と、高任は思ってます)
 でも、基本的に熱血および漢(をとこ)路線全開で、読者に媚びた部分が全くないので誰もそういう目で見てこなかっただけです。
 ……何の話をしているか自分でわからなくなってきました。(笑)
 とにかく、『虹色ラーメン』は面白いですが……おそらく、読者受けという点では厳しい展開を選択したように高任は思います。
 
 次の目玉は『スクライド』(笑)
 アニメも漫画も(最終回に向けて)加速中のこの作品ですが、今週のお話は物語展開上全く意味のない話を持ってきており、作者の計算なのか、それとも最終回に向けての調整に入っているのか判断に苦しみます。
 しかし、主人公の『反逆者カズマ』よろしく作画の先生がとうとう原作者に反逆を開始したのか、ここ数週はまさに鎖から解き放たれたかのようにキャラクターが(無駄に)生き生きとしてきました。
 それが面白ければ面白いほど最終回が近いような気がして、高任としては思わず落涙モノです。このノリが続くのなら是非とも連載を続けて欲しいのですが、はてさてどうなることでしょう?
 
 後は、これまた最終回に向けて秒読み体制に入ったけど、これからの人気次第ではどう転ぶかわからないよ、みたいなサッカー漫画とか、はたまた相変わらず物語の本筋に戻らずに捨て話を延々繰り返して無駄に延命措置をとっているピュア・ハートフルストーリー漫画など、これからのチャンピオンの行く先を、編集部そのものが決めかねている様な危うさが満載のチャンピオン。
 今がある意味で見物です。(笑)
 
 カンバァーック、チャンピオーンッ!(涙)
 
 12月7日(金)
 穏やかな眠りについていたせいで寝ぼけており、ロフトからの階段を転げ落ちながら電話をとると、相手は吉井さん。
「……(痛みで満足に声が出ない)」
『ごめん、寝てた?』
「……いや、寝てたというか何というか、ばっちり目が覚めました(笑)
『実は送ってもらったディスクのデータが一部壊れてる』
「……何やら、既視感というか既聴感というか」
『いや、この前もそうだったし…』
「むう…最近のフロッピーは耐久力無いな(笑)」
 
 などという無難な会話から一転して
 
『虹色ラーメン最高!(笑)』
「ここ1ヶ月で始まった新連載は、ほとんどがクソですが……面白いなと思ってたのは来週で終わるし」
 
 と、チャンピオンについて熱く語り合う高任と吉井さん。
 『スクライド』と『樹海少年……』の評価で多少食い違いを見せたものの、チャンピオンという雑誌に関してはお互いの価値観が一致していることを確認。
 
『……で、パソコンから移植される『おかえりっ』なんですけど、どうですか?』
「間違いなく秀作。それが1500円ならまず損はしないと思います……っていうか、何故1500円シリーズで発売を?」
『さあ…?』
「……まあ、ああいう良いゲームが世間に認知されるのは喜ばしいことです(笑)」
今年最後の打ち上げ花火と予想される『ときメモ3』の発売まで2週間を切ったね?(笑)』
「……打ち上げ花火というより、どちらかといえば地雷だと思いますが(爆笑)」
『まあ、どっちでも…パッと散って跡形もなくなるところは同じですし(爆笑)』
 
 吉井さん、既に覚悟完了!(笑)
 漢(をとこ)の決意に乾杯!
 
 ……さて、寝ますか。
 
 12月8日(土)
 本日午後、みかん5キロを1週間かけて完食。
 やはり、予想通りに一週間の寿命……というか、今日一日でそのうち3割ぐらい食べたような気もしますが。
 ただ、えらく糖度にばらつきがあったようなところがちょっと気になったので、今度買うときはやっぱりSサイズのミカンにしよう。(笑)
 
 で、ミカンを大量に食べずにはいられなかったのが、午前中にテレビでやっていた『戦争はなくせるのか?』という重たいテーマ(今回のテーマ)に対して10代の少年少女十数名が語り合うという番組。
 まあ、最近のテロなどを受けたテーマなのでしょうが、よりによって放送日がかつて日本軍が真珠湾攻撃をかましたこの日に持ってきますか。(笑)
 まあそれはともかく、こんな重たいテーマに対して熱く語り合わせようと思うこと自体が何というかそ限りなくやらせっぽい(笑)ですが、どうもこの番組の出演者は自ら出演を志願して申し込みを出したとのことで……まず嘘だな。
 もちろん、番組でも似たようなキャラクターが揃わないように選別しているとは思いますが、わざわざ志願してきた出演者にしては熱意がなさ過ぎる。(笑)
 ついでに自分の考えをまとめるために何かを調べてきたという姿勢もなさ過ぎるし、それ以前に考えが少しもまとまってない人間ばかりだし、せっかくのディスカッションの場がディスカッション以前の問題になってて、喋るのは一部の人間ばかり。
 で、その喋ってる人間の内容がツッコミ所満載なのですが、満足にツッコミを入れることが出来ない。
 街中で適当に歩いていた人間を適当に捕まえてきただけじゃないのかなあ?
 ひょっとすると当日直前までテーマを知らされないのかとも思ったのですが、番組の最後に次のテーマ『人間は本当に平等なのか?』とのお知らせと出演者募集のお知らせが。
 
 どうして、またドツボにはまるようなテーマにするのかなあ?
 小学校の道徳教育の時のように、誰かがわざわざ問題発言をしたあげくみんなに叩かれるだけ叩かれる情けない内容になるような気がしますが。
 でも、誰かがそういうこと言わないと話が進まないんですよね。
 話し合いが全く進まなくて困り果てた先生を可哀想に思った1人の少年が、仕方なく授業の本筋に逆らうような問題発言をすると、みんながみんな鬼の首をとったような勢いで批判の集中砲火を始め……まあこれも授業を円滑に進めるためだから仕方ないよね等と思いながら、その問題発言を擁護するように理論立てた反論を開始。
 いきなりみんながその理論に対して言い返せなくなり、『なんだこいつら?考え無しに批判してただけかよ』とむかついた少年が助けを求めるように先生に視線を向けると…
「屁理屈を言ってはいけません!」
 と、教師も反論ができなかったのかいきなり少年を殴るという暴挙に出ました。
 話し合いの結論を、教育委員会の意向に添うような結末へとねじ曲げるためには権力と暴力が一番ですよと社会の不条理を体感させる見事な教育方針と自分自身の未熟さを教師が披露したところで話し合いが終了するというとんでもない結末に。(笑)
 しかも事態はそれで収まりがつかず、その件がきっかけで少年は『屁理屈野郎!』等と罵られるようになり、馬鹿を相手にするのも疲れるので無視したところ、『無視するな!』等といきなり蹴られる始末。
 で、相手から先に手を出したし向こうが3人だからまあ良いかと思って殴りつけてみたところ、悪いのはこの少年と決めつけられて少年は欺瞞に満ちた民主主義の悪辣さを身をもって実感したりしてしまうのが関の山だと思うのですが。(笑)
 もっと、茶目っ気のある出演者が出てくると面白いのだが、所詮N〇Kだしなあ。
 いきなり、政治批判とか宗教論とか共産主義バンザイ的な意見を滔々と語りだしたらその内容は削除されるのかという楽しみを見いだすことは……全国放送だからリスクでかすぎるよな。(笑)
 結局、ある程度計算のできる人間はこんな番組に出演を志願したりしないと思う。
 
 ……出演者にサムライの魂を持った人間がいると面白いのですが。(笑)
 
 12月9日(日)
 さて、今日は典型的な冬晴れで強い風が吹き荒れる寒い一日だったのですが、そんな中で実に心温まる(失礼)興味深い事件が1つ。
 T葉県の眼鏡店において、眼鏡のフレーム約900本が盗まれるという盗難事件。
 
 眼鏡のフレーム900本!
 
 それを聞いた瞬間、高任の脳裏には幸せな想像が。(笑)
 被害者の立場からすれば、こんな事言ってると殺されそうなので詳しくは書きません。
 まあ、現実としてはそういう出所のあやふやな品を買い取る闇業者が存在するんでしょうけど、やはり犯罪としては許せませんな。
 眼鏡のフレームが900本という事は、最大で900人の眼鏡娘誕生の可能性をつみ取る……いや、そんなこたあないか。(笑)
 
 さて、50回目の日本相撲選手権。
 また、恐ろしくマイナーと思われるネタを取り上げてあれなんですが、ここ6年間の日大相撲部関係者(学生及びOBによる優勝独占)によって築き上げられた牙城が遂にたたき壊されました。
 近畿大学4年U田選手……スポーツに詳しい人ならピンとくるかも知れませんが、かつて全国小学生相撲大会(通称わんぱく相撲)において、小学校4年にして上級生を次々と薙ぎ倒して優勝をかっさらい、しかもそれから小学校を卒業するまで無傷の3連覇をはたしてちょっと話題になったあの相撲少年の成長した姿です。
 ……その割には、体付きも含めてちょっと伸び悩んでいたようですけど。
 つーか、小学生でその身体は反則だろ?という体付きでしたから、あんまり変わってないような気がします。(笑)それでもまあ、現在の体重は約180キロらしいです。
 そして、学生最後の年にアマチュア横綱の栄冠を獲得。おそらくはプロの道に進むでありましょう……これからの活躍が期待されます。
 ちなみに近畿大学学生としてのアマチュア横綱は、あの元大関の朝潮(現若松親方)以来だとか。
 
 普段あまりテレビを見ない高任ですが、本日は午後8時を前にしてテレビにかぶりつき状態。何故かっつーと、『特命リサーチ』なる番組で狂牛病について詳しく放送すると聞いたから。
 見終わって感じたこと……まあ、当たり前の内容っつーか、『正しい知識を身につけて、必要以上に不安をあおり立てる情報に振り回されないこと』などと番組の中で言明するあたりが資本主義というか、やっぱりいろいろな思惑が絡んだんだろうなあ。
 高任としては、『必要以上に社会不安を鎮めるための内容構成に終始していた』様な気がしましたけどね。
 例えば、『変異プリオンの少量摂取は問題ない』と述べ、その理由の1つとして、少量の変異プリオンを排出する仕組みが人間にはあるとか言うだけで、それが経口摂取したモノをそのまま排出するのか、それとも一旦吸収したモノを排出するのかまったく説明がありません。
 挙げ句の果てに、どのぐらいの量が排出されるかは良くわかっていないなどと、とんでもない逃げ口上を番組の中でうったりします。(笑)
 まあ、番組の中で『体内に蓄積された変異プリオン』が云々……と述べていたりするので、ただのロジックとして使用してるとしか思えないから反対に視聴者の不安を煽ってるような気がします。
 ……この点だけでも、この番組は視聴者のための情報提供番組と言うより、当たり障りのない内容を述べて、そんなに怖がる必要はないんだよと世論操作するための番組としか高任には思えなかったのですが?(笑)
 でも、1つだけいろんな意味で興味深いネタがありました。
 変異型ヤコブ病に関して、現在では患者が死亡してからでないと変異型ヤコブ病とは判断できない云々……と。
 死なないと判断できないってことは、10月に発表があった変異型ヤコブ病じゃないという患者ってどうやって判断したんでしょう?
 とか、疑問を持つ人間っていないのかな?
 視聴者をなめてたら、後でえらい目に遭うよ。(笑)
 
 さて来週のこの番組、何やら食事制限無し、運動無しのスーパーダイエットについての特集だとか。(笑)
 それは、高任として要チェックですなあ。
 忘年会とかで食べても太りにくいモノとかデザートで太りにくいモノなどをお知らせします……などと次回予告がありましたが、
 
 ……普通、それは食事制限といいます。(笑)
 
 ……むう、ここ数日の高任の日記って性格悪いな。元々性格悪いから仕方ないと言えば仕方ないのだが。(笑)
 心を落ち着けるために……ミカンは昨日食べ終わったんだった。
 また、買ってきますか。
 
 12月10日(月)
 ミカン箱(10キロ)購入。(笑)
 片手でぶら下げたまま保持する角度を変えながら歩いていると、何故か不思議そうな目で見られたので仕方なく肩に担いで歩くことに。
 肩に担いで歩くとトレーニングにならないので、人通りの少ない路地までくると再び片手で支えて歩き出す。しかし、どうやらこれが怪しさ満載だった様で高任のまわりから人が離れていく。しかし、その結果人の目がなくなったので思う存分……(以下略)
 しかし、今更ですが極端に乳酸が溜まりやすい身体ってのはスポーツ選手として致命的ですな。(笑)
 
 12月12日(水)
 コミケ落選により申し込み代金の返却が……これを2月まで保管して延々とリサイクル運動を繰り返してしまうような気分に襲われてちょっと嫌な感じ。(笑)
 
 冬コミカタログを購入……同じ値段ならおまけのあるところで買っちゃえと思う自分がなんとなく情けない。(笑)
 で、自宅に帰って鼻歌交じりにカタログのページをめくりながらラオウさんに連絡。
「ラオウさん、カタログ買いましたよー」
『それどころじゃないんだ!』
「……何事ですか?」
『……例のゲーム、発売延期ッス』
「例のゲームってーと……何よ?(笑)」
『いや、今月対談予定のアレ……』
 
 あんですと?(驚)
 
「え、延期っていつに?」
『一応来月らしいですが?』
「むう、微妙にずらしやがって…予定が狂うっちゅーねん」
『というわけで……どうしましょう?(笑)』
「どうしましょうって言われても……(笑)」
 
 ああ、こんな日はミカンがまずい。(泣)
 
 12月13日(木)
 壊れていたはずの時計が動きだし、新たな時を刻み出す瞬間……人は歓喜に包まれるという。
 でも、高任を包んだのはいいようもない疲労と脱力感でしたが。(苦笑)
 
 お待たせしました!(誰も待ってないって)
 『アイスウインド・デール』の秘密の通路を発見しました。
 何というか、自分の迂闊さとゲーム開発者の悪辣さのどちらを責めればいいのか判断に迷うところですが、ここは素直に高任がお馬鹿さんだったということにしときましょう。
 さすがに今日はこれ以上プレイする気力が湧かなかったので、取りあえずセーブして終了。明日から怒濤の戦闘が始まるので、気力体力を充実させておかなければ。(笑)
 
12月14日(金)
 ……おかしい、敵の手応えがなさ過ぎる。このゲームのことだからもっと頑強な抵抗を予想していたのだが……つまり、これはまだ第4章の前半というわけか?(笑)
 ユーザーとしてかなりすれてしまった4章ともなれば、グールとワイトが20匹ぐらい現れても蚊に刺されたほどにも思わないのだが。
 とか思ってたら、どうやらこの章は謎解きがメインなのかいろいろとパズル的要素をクリアするまでは延々敵との戦闘を繰り返すみたいである。
 さすがアンデット、不死身の集団という奴だな。(笑)
 何はともあれこのまま徹夜で『アイスウインド・デール』を心ゆくまで楽しむのが人の道というモノであろう。
 
 ……何故か心の底から『そんなことないぞう、今君にはやらなければいけないことがあるんじゃないのか?』等という囁きが聞こえてくるが、冬の木枯らしが聞かせた幻聴であろう。
 
 12月15日(土)
 すいません、あれって4章のラストだったみたいです。(笑)
 ただし、5章へと進む扉の前に陣取った二匹のモンスターが強いの何のって……鬼のパーティ6人が全滅させられるまで1分とかかりませんでしたよ。(笑)
 何回かやり直してみたんですが、どうやらガチンコでやり合うのは自殺行為(アーマークラスがマイナス13の戦士に対して攻撃がほぼノーミスおよび、所持武器がただの斧のくせに破壊力が半端じゃない。ついでに、魔力付与された武器しか受け付けない上に、与えることのできるダメージは通常の2割ほど)だとわかったので、第2章の教訓を生かして非探知の魔法とアイテムを活用して無抵抗のモンスターを見えない位置からタコ殴りしてクリアしました。
 そして、第5章へ……
 
 うわーん、またトロールの大集団なんじゃよー!(涙)
 大体、4章が終わったばかりで攻撃魔法なんか残っていないうえに、装備してる強力武器は追加ダメージいかないタイプ。
 だもので、運任せのクリティカル待ち……しかし、こいつらトロールはトロールでも、強化型スノートロールだったりするので、ヒットポイントそのものが多く、朝方まで延々戦闘を続けていたんですが、一匹たりとも殺すことができないんじゃよー。(号泣)
 トロールにとどめを刺すためのオイルはばか高い上に荷物としてかさばるため、あまり持ち運びしないのですが、4章に突入する前にそれを全員が背中に担いで乗り込まなければいけないのか?(笑)
 あうあうあう……もうトロールは嫌だ。
 つーか、どうやって殺せばいいんですか?
 
 寝ぼけていたせいか、足首を激しくひねってこの寒空の下、地面にむかって豪快なヘッドスライディングをかましてしまいました。
 手のひらの擦過傷は大したことなさそうですが、右足首の捻挫がかなり重傷です。膝を叩いてもさほど痛みはないので骨折はしてないと思いますが……明日はおとなしく家の中でいるしかなさそう。(笑)
 
 12月16日(日)
 先週予告した『スーパーダイエット!年末の忘年会等を乗り切る方法』の内容を確認するためにテレビをつける高任。しかし、『低インシュリンダイエット』の字幕が現れた瞬間は何とか我慢したんですが、5分ほど見て内容が変わらないのを確認できた瞬間、高任は速やかにテレビの電源を切りました。
 先週の予告で『運動制限無し、食事制限無し』とか思いっきり視聴者を煽っといて、ばりばりの食事制限ダイエット方法を恥ずかしげもなく放送するかな普通。
 しかも、『…だからといって、それを貫き通すのは至難の業』などと、楽な方に楽な方に逃げる人間には無理にダイエットさせない方がいいです。(笑)
 第一、人間ってのはアルコールを飲んだら空腹感を感じるようになってる(アルコールを分解するため、血管内の糖が使われるため)から、最初で踏みとどまれない人間はどこまで行っても踏みとどまれませんって。
 つーか、最後まで見てないのでなんとも言えませんが、これに感化される人間って……やっぱりいるんだろうなあ。結構視聴率高いらしいし。(笑)
 ちなみに、インシュリンという言葉に聞き覚えがない人間はあまりいないと思いますが、膵臓から分泌される物質で、血糖値を下げる働きと言うか、血液中に含まれる糖分を身体の中に取り込む働きを持っています。
 そして、血糖値が必要以上に下がると人間は空腹を感じるわけですが、この2つのバランスによって、人間は血糖値をちょうど良い具合にコントロールしているわけです。
 で、これがうまくいかなくなったのが成人病の1つといわれる糖尿病。
 糖尿病とかを患っている人間が身近にいるなら詳しく説明して貰うと良いでしょうが、糖尿病を患ってインシュリンを手放せない人の過半数は、まあ簡単に言うと糖分(炭水化物)過多の食事を続けていたせいで膵臓に負担がかかってインシュリンの分泌に支障が出てしまったという……もちろん、それ以外の理由ってのは数多く存在しますけど。
 で、それがダイエットと何の関係がというと、『血糖値が高くなりすぎると人間の身体はインシュリンを分泌して血液中の糖分をより速やかに身体の中に取り込もうとする』んですな、これが。で、急速に取り込まれた糖分ってのをエネルギーとして使い切れない場合、その糖分は脂肪に変換されて蓄積されるというお話でして。
 つまり、よく言われる『どか食いは肥満の元』ってのは、次から次へと血液に送り込まれる糖分がまとめて脂肪に変換されるからです。
 同じカロリー摂取なら、何回かに分けて食べる方が太りにくいという事実。さらに、食物の中に含まれる炭水化物が消化されて糖に変化する速度には違いがあるということがこのダイエット法の重要な部分です。
 食物の中に含まれる炭水化物が糖となって血液中に吸収される速度をGI値といいますが、その値の低いモノを選んで食事をすることで血糖値を低く押さえ、身体に余分な脂肪が蓄積されるのを防ぐというのがコンセプト。
 で、数年前ぐらいにこの食事療法が一時はやりました……ええ、流行りましたとも。(笑)
 その時のキャッチフレーズはこんな感じ。
 
 もう、面倒なカロリー計算とはおさらば。運動制限なしに好きなモノを食べて魅惑のボディを手に入れよう!
 
 どっかの詐欺商品と似たようなフレーズですが、毎年のように現れるダイエット法の売り文句ってのはここ十数年こんなもんです。(笑)ダイエットを始める人間には、そんなにも苦労を厭う人が多いんでしょうか?……多いんだろうなあ。(笑)
 そりゃまあ、このダイエット方法は効果がないなんて事は口が裂けても言えないぐらい立派なやり方ですが、高任の知る限り『挫折度ナンバー1』のダイエット方法です。
 それは何故かというと、単純なカロリー計算よりもよっぽどやり方が難しく、この方法を一般個人がきちんとこなすのはちょっと厳しいからです。
 つーか、これができるぐらい計算能力および分析力と計画力に優れ、最後までやりぬく意志の強さがあるのならばただのカロリー計算で充分痩せます。
 第一、『好きなモノを食べて』等というお題目はイスカンダルの彼方までぶっ飛んでるわけですし、元々糖尿病患者に対しての食事療法研究から生まれた考えですので、痩せるならこの方法プラスカロリー制限プラス適度な運動が最も効果的と医者のお墨付き。(笑)
 それができる人は、こんな厄介な方法に流れつくまでに痩せてます。
 それと、GI値ってのはあくまで炭水化物の分解吸収に対しての数値ですから蛋白質や脂肪分には関係ありません。つまり、GI値だけ見てたら良いなんて事は全くなく、根底にはカロリー計算や栄養バランスをきちんと考えた食事を取るという前提が……クリアできる人間はカロリーダイエットで……(笑)
 このダイエットで失敗する人間のほとんどは、GI値とカロリーを混同してしまうことが多いようです。
 例えば、にんじんのGI値(80ちょっと?)ってのは非常に高いです。
 
『よし、じゃあにんじんなんか食べたら駄目なんだ。にんじんサラダでも作ろうかと思ってたけど、ピーナッツ(GI値15ぐらい?)でも食べてよっと!』
 
 などと大幅に勘違いして、その後部屋の中にお徳用ピーナッツをばらまいたお馬鹿女性は実在します。(しかも、真実を教えてくれた恩人に八つ当たり)
 ちなみにカロリー比較すると、油脂成分が約4分の1を占めるピーナッツのカロリーはにんじんのカロリーの15倍から20倍ぐらいあったりします。(笑)
 速度と糖分総量、またGI値とカロリーってのは別なので……極端な話、消化の良い食べものってのはほとんどみんなGI値高いです。
 高任の場合、学生時代に『エ〇ルゲン』というスポーツ飲料の試供品というかメーカー側の宣伝活動の際に陸上部全体で製品説明を聞く機会がありまして……その際、商品説明をする人間がちゃんと説明できないのに腹を立てたのと同時に興味が湧きまして、実際の試合前日や当日朝の食事にはどんな食物が適しているのかを調べているときに初めてGI値なる言葉を知ったわけです。
 しかし、薬学部等に在籍してた人間なら基礎知識に近い内容みたいです。当時、薬学部在籍の2年生に『そんなことも知らないのか?』と馬鹿にされましたから。
 そういう意味では個人でやってるスポーツ選手や指導者にとって基礎知識に組み込まれるべきジャンルかも知れません。試合途中でハンガーノックなんか起こしたら全てがパアになりますし。
 ちなみにこの『エ〇ルゲン』の場合、当時のスポーツ飲料がブドウ糖中心だったのに比べて果糖を使用しており…(果糖のGI値はブドウ糖の半分以下)…その分、長期にわたってエネルギー補給ができるというコンセプトの商品なんですな。コマーシャルでは何で長持ちするのか全く説明がありませんが。
 それさえきちんと説明できない人間が、商品の宣伝にのこのこやってくるんじゃねえ。
 と、話が少し(笑)逸れましたが、そんなことを踏まえた上で実践しなきゃいけないこのダイエット方法は、栄養学の基礎知識や人間の消化吸収の仕組みをそれなりに知ってないとまず自滅します。良きアドバイザーがいるなら話は変わってきますけど。
 
 ……ちなみに、医療や栄養学の研究でまだまだ実験は進められており、繊維質が分解吸収の速度を抑えるとか、酢などに含まれる成分がアミラーゼの活性化を抑え、結果として分解速度を抑えるなどが次々と判明してる(…と言っても、この知識自体が随分昔の話ですが)ので、半端なダイエット情報雑誌よりそっち方面の関係者(特にスポーツ栄養学)に話を聞いた方が賢明だと思います。
 ……って、最近テレビを見るたびこんな事を長々と日記に書いてしまってる。しかも、機嫌が悪くなるし。(笑)
 やはりテレビはニュースとアニメを見ているのが無難なような気がしますなあ。
 アニメはアニメで笑える番組もありますし。
 
 12月17日(月)
 足首の腫れがひきました。(笑)
 思ってたより軽傷だったみたいなので、後1週間もすればテーピングの必要もなくなるでしょう。何にせよ、冬コミには間に合う様で良かった良かった。
 
 12月18日(火)
 元中日ドラゴンズの監督である星野氏が、阪神タイガースの監督に就任する運びに……あくまで個人的な意見ですが、阪神のフロントってのは本当に節操がありませんな。
 数年前、野村氏に監督を要請したときもそう思いましたが、まだそういうことをやるのか?
 野村監督の指導方針を継ぐ後がまを据えるべきなのに……結局この3年間はリセットですか?で、今度は星野監督が数年かけて種を蒔いた頃にまたリセットするんでしょうな。
 
 トロールは嫌なんじゃよー!(涙)
 ……等と知人と話していたのですが、『じゃあ、逃げれば?』と言われてはっと我に返る高任。
 そういえば、そんな選択肢があったなあ。(笑)
 いつの間にか、退かぬ、媚びぬ、顧みぬ!の三拍子揃った、お馬鹿プレイヤーになってたみたい……って、どこまでもどこまでもトロールが追いかけてくる上に、思ってたよりも大集団なんですけど。(笑)
 挙げ句の果てに、フロストリザードマンがいるってことは……ああっ、やっぱりっ!ぼんやりしてるだけで冷気ダメージがばしばしくるよおぉっ!
 しかも、トロール、トロールに囲まれたよぉっ!
 ああっ、ただでさえ逃げ道がない上に脱出路を塞ぐように敵が押し寄せて、気絶させたら動けなくなるし……ああっ、ああっ、あああああああっっ!
 
 全員凍死しました。(笑)
 同じとうしなら闘死したかったなあ……
 
 という悲惨な戦いが日曜日にあったと思いねえ。(笑)あの状況を乗り越えるために何が必要なのだろうかと悩む毎日である。
 一番手っ取り早いのは、一旦街に帰って追加ダメージタイプの武器とオイルをあるだけ購入することであるが、街への往復に一週間かかるため多分この選択はよろしくない。
 次の考えは、第4章の始めからやり直すことであるが、秘密の通路に到達するまでの戦いをやり直すのは凄く嫌。嫌ったら嫌。(笑)
 さて、困りましたな……
 
 12月19日(水)
 しばらくトロールなんて見たくないです……というわけで、今夜は日本統一を目指して天下統一?などを……
 
 古っ!(笑)
 
 いや、古くても高任の中では歴史SLGの中でこのゲームはナンバーワンです。勝てないところはどうあがいても勝てないというゲームバランスがイカシてます。
 まあ、飛騨が独立勢力分立になってて某豪族からプレイできないのが残念と言えば残念なのですが。
 
 12月20日(木)
 ラオウさんより電話……沈着冷静なラオウさんにしては珍しく慌ててます。
「どうしました?」
『システムが死にました……』
「そうか、僕にできることは何もなさそうだね…」
 プツッ。(笑)
『待てや、こら…』
「そんなこと言われてもさあ…」
 などと、途方に暮れるラオウさんと長電話。
 そう言えば、高任のシステムは去年のこの時期に……
 
 ちょっと文章ファイルを待避しときますかね。(汗)
 
 12月22日(土)
 ラオウさんが遊びに来ました。何故か表情が晴れやかです。(笑)
「ラオウさん、パソコンは?」
『……まあ、システムが寿命だったという事かな?まあ、いい区切りがついたというか何というか…しかし、整理してなかった設定やらプログラムが……ははははは…』
 何やら笑いが虚ろです。
 とりあえず頑張れと心の中で応援。(笑)
 
 12月28日(金)
 コミケ前日……なんですが、どうも気分がのらない。
 これはどうしたことだろう……などと悩みつつ夕飯の買い出しに出かけようと思っていたら、先輩より電話。小一時間ほど会話を楽しんでいるうちに、スーパーが閉まってしまう。(笑)
 まあ、何はともあれサークルチェックでもしてから寝ますかね。

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