例によって、対談途中のぐだぐだ話を抜粋。(笑)
 
 
高 任:「さて、世間はすっかりゴールデン…」
吉 井:「いや、とっくに終わってるよ高任君」
ラオウ:「吉井さん、おそらく高任さんはそういう食いつきを予想して話題をふってるわけですから、そこはスルーでしょう(笑)」
高 任:「や、時事ネタというか、季節を感じさせる流れというか、そういうモノを織り込んでおこうとするのが、正しい会話だろう」
吉 井:「でも、ゴールデンウイークって、元々映画というか、宣伝文句だったらしいよ」
ラオウ:「そうなんですか?」
吉 井:「映画評論で、話題作や力作の封切りにあわせて使われた言葉らしいです……だから、10月とかでも、話題作や力作が封切られていたら『ゴールデンウイーク』とか」
高 任:「それが……何故に、今のような使われ方に?」
ラオウ:「まあ、レジャーと言えば映画という時代があったから……そのあたりじゃないの?」
吉 井:「でしょうねえ…」
高 任:「……って事は、今で言うとゲームの話題作というか、タイトル目白押しの週は、ゴールデンウイークですか?(笑)」
吉 井:「……た、確かにそれは、ゴールデンウイークって感じだけど(笑)」
高 任:「ですよね(笑)」
ラオウ:「いや、娯楽と言えば映画ってのは、国全体がそうだったからであって…(苦笑)」
高 任:「それはわかってるけどさ……今、夢中になってるゲームがあるときに、『俺、今ゴールデンウィーク中なんよ』とかいう言葉の使われ方をする未来があったかも知れないやんけ(笑)」
ラオウ:「……これから先、そういう未来があるとは思ってないのか(笑)」
高 任:「とりあえずベクトルの向きは拡散だろ……可能性としては、まず思想から起こる結集だろうけど、思想発達段階において、ゲームの存在価値ってのはちょっと個人的に見出しにくい」
ラオウ:「つまり、現実に希望がないんだから、妄想ぐらいさせろと(笑)」
吉 井:「ラオウさんが言うと、なんか別の意味に聞こえます(笑)」
高 任:「というわけで、来月はゴールデンウイークの予定です。予定ですったら予定です(笑)」
ラオウ:「……はずしてないといいね」
 
 
高 任:「というか、ラオウさん、MMRみましたか」
ラオウ:「いや、正直読み流したというか(笑)」
吉 井:「それは意外ですね」
ラオウ:「なんというか……キバヤシさんじゃないとダメというか」
高 任:「もう、マガジンの編集部にはいないから」
ラオウ:「どうせ虚構なんだから、前のままのキャラで…」
吉 井:「ラオウさん、そのぐらいで」
 
 以下省略(笑)
 
ラオウ:「そういえば、なんか、あのチベット国旗が中国製品だったとかいう話がありましたが」
吉 井:「懐広いなあ、中国(笑)」
ラオウ:「いや、あの対応からして狭そうですよ(笑)」
高 任:「……つーか、思いっきり当事者の人間ならともかく、日本で、日本人が警備する聖火リレーを、日本人が妨害するって、ちょっとばかしピントがずれた行動だと思うんだが」
ラオウ:「警備費用って、税金から出てるのでは……というか、中国に対する嫌がらせのつもりだろうけど、警備としての落ち度があったとして、日本が責められるのは確かなんだけどな(笑)」
高 任:「最近の日本人って、喧嘩のやり方というか、相手を間違える人多いですよね……」
ラオウ:「お前の喧嘩のやり方は洒落にならんからな…」
吉 井:「……」
高 任:「つーか、日記でちょっと書いたけど、ランナーの左右に50人が二列縦隊組んでたでしょ。あれなんか、ランナーを守るために、すぐ円陣を組むための隊列ですやん?」
吉 井:「え?」
高 任:「いや、隊列の基本というか…(紙に書きながら)…異常を認めた瞬間、列がこう動くわけですよ。リレーを妨害すると言うからには、この隊列なり、円陣をどう崩すか……まで、きちんと考えて計画立てなきゃ意味ないんと違います?」
吉 井:「……」
高 任:「別に、乱を望むとかそういうわけじゃないですが、ただ飛び出して取り押さえられる、モノ投げつけて捕まる……その行動を通して何かビジョンがあるとは俺には思えなくて」
吉 井:「……」
ラオウ:「吉井さん、この男、俺のことを敵に回してはいけない人種とか言ってますが、こいつも人のこと言えませんからね」
吉 井:「それは、百も承知ですが(笑)」
高 任:「軽い気持ちでやるならやらない方がマシですし、本気でやるならもうちょっと頭つかえというか…」
ラオウ:「まあ……基本的に、アピールするだけのためにいる人がほとんどだから」
高 任:「いや、お隣の韓国では、全身にガソリンかぶってつっこんだ人間が2人いたそうですよ……作戦がどうこうじゃなくて、そこまで覚悟を決めてるなら俺もぐちゃぐちゃ言いませんけど、覚悟決めてない日本人が騒いでるのみると、どうも嫌悪感が先立つというか」
ラオウ:「ガソリンかぶって特攻か…それは、確かに覚悟決めてるなあ」
吉 井:「が、ガソリンと言えば…値下げしたり値上げされたり(どうやら、話題を変えたかった様子)」
高 任:「5月に入ってすぐ、120ドルを超えたとか言ってたのが、130ドルですからね」
ラオウ:「もう、数年モノの相場で100ドル超えてますから、少なくとも何年か先まで値段は下がりませんよ」
吉 井:「ええー」
ラオウ:「まあ、実質第三次石油ショックですから」
高 任:「大惨事石油ショック?」
ラオウ:「誰がうまいことを言えと(笑)」
高 任:「値上げはガソリンに限った事じゃないですが、吉井さん車のるから切実でしょ」
ラオウ:「え、吉井さんって、自転車があればどこまでもいけるさ、というライフスタイルじゃないんですか?(笑)」
吉 井:「いや、そこまでは……っていうか、雪道を自転車は、かなり危ないですよ(笑)」
ラオウ:「車だって、危なくないですか?(笑)」
吉 井:「まあ、それは…慣れと言いますか」
高 任:「俺は日記でも言ってますが、自分で車を運転する気にはなれませんね……道路交通法の理不尽さに耐えられないので」
ラオウ:「運転手が最善を尽くしたかどうかの証明が難しいからな」
吉 井:「本気でそれを言い出すと、飛行機のパイロットと同じレベルで、半年に一度反射神経の検査から始まって……になりますよ」
高 任:「本音を言うと、それぐらいやらなきゃいけないと思うんですけどね……反射神経から、集中力の持続時間とか。心の方の検査は難しいですが、今の道路交通法で通すなら、最低限必要とされる肉体水準ってもんを決められるべきであるはずだし」
ラオウ:「まあ、言いたいことはわからんでもないが」
高 任:「一流のアスリートでも、30代に入ると目の神経が衰えてパフォーマンスに影響してくるわけで……じゃあ、車を運転してる人間の目の神経が衰えてきたらどうなるかって話をしてるだけですが。俺に言わせれば、車の運転ってのは自分を含めた人の命のかかった一種のスポーツですよ」
ラオウ:「今、ちょっと論理のすり替えがあったな(笑)」
高 任:「それは認める(笑)……けど、間違ったことを言ってるつもりはないし、他人にそれを強制しようとも思わん。俺は免許持ってるけど、自分の考えに従って運転はしないというだけ」
ラオウ:「確かに、車を運転してるとたまに思うけどね……ここでいきなり人が飛び出してきたら、俺の人生終わりか、とか(笑)」
高 任:「……ラオウさん、車運転するの?」
ラオウ:「仕事がらみで、たまに」
吉 井:「でもまあ、相手が死んだりしたら実際終わりますよね……補償云々もそうですが、個人差はあるでしょうけど、人を殺したという負い目を想像するだけでもあれですから」
ラオウ:「負い目ですか……それ考えると裁判員制度大変でしょうね(笑)」
高 任:「大変でしょうねえ」
吉 井:「……言われてみれば、確かにそういう意味でも大変ですね」
高 任:「裁判のことを他人に話せば犯罪で、しかも基本的に扱うのは重犯罪でしょ……日本人の精神構造的に、この制度ってのは正直そぐわないと思うんだが」
ラオウ:「結局は、外国でやってるからやってみよう……ですし(笑)」
吉 井:「高任君、日記でやってみたいとか言ってなかった?」
高 任:「個人的にはやってみたいです。でも、制度としてはどうだろう、と(笑)」
ラオウ:「本当か嘘かともかく、死刑執行って誰が執行したかわからない仕組みになってるらしいですが……死刑にせざるを得ない事件を担当した人間って、その後どうなるんでしょうね」
吉 井:「……なんか、仕事云々とは別の意味でもやりたくなくなってきました」
ラオウ:「……大抵の制度はごく一部の人間に利益が与えられたりするけど、この制度はどうなんだろう?」
高 任:「まあ、別名『誰もが嫌がる制度』ですから(笑)」
ラオウ:「……まあ、制度についての本とか、セミナーあたりで落ちる金はあるだろ」
高 任:「それはまあ、資本主義ですから、新しく制度を作るにあたってはそれを運営する何かが生まれるわけで(笑)」
ラオウ:「何かが死んで、新しく生まれるならいいんだが、何も死なずに新しく生まれるのはちょっとな」
高 任:「何かが死にそうだから、何かを新しく生まれさせるってこともあるだろう」
吉 井:「弁護士みたいな会話はやめましょうよ(笑)」
高 任:「弁護士ならもうちょっと抽象的な会話をしますし、言葉回しにも気を遣いますって(笑)」
ラオウ:「俺らの会話、隙だらけです(笑)」
吉 井:「えーと、この話題もちょっと…」
高 任:「前の対談からわずか数ヶ月で、ネタだらけというか」
ラオウ:「まあ、楽しいネタでないことは確かだけど(笑)」
高 任:「ネタと言えば、メタボ検診がついに始まりましたが……どうなんだろね?」
ラオウ:「ネタ的に、前回の対談でやっとくべきだっただろ、それは(笑)」
吉 井:「俺らが検診するまでにはまだ期間があるけど…」
ラオウ:「……厚労省の基準に当てはめるとどうなるかの試算で、面白い結果というか、8割から9割の人間が異常と判断されるとかされないとか(笑)」
高 任:「メタボ国家(笑)」
吉 井:「いや、8割って…」
高 任:「まったく、資本主義ってやつは…」
吉 井:「いや、資本主義は…」
ラオウ:「……」
吉 井:「関係あるんですか?(笑)」
ラオウ:「メタボ関連の商品のためには、市場が広ければ広いほどいいですからね」
吉 井:「なるほど……そういや、基準に当てはめて、ちょっとメタボ気味の方が長生きするとかいう研究が話題になってますし」
高 任:「つーか、メタボ検診のガイドラインを作成した委員会メンバーに、国公立大の医師が多く含まれてるんですが……治療薬メーカーから、高額の寄付があったとかなかったとかいう情報が(爆笑)」
吉 井:「なるほど……需要と供給が一致したんだね」
高 任:「だと思いますよ、俺は……つーか、この前献血して気付いたんですけど、『血圧に注意』とされる基準がまーた下がってるんですよ」
ラオウ:「と、いうと?」
高 任:「いや、ここ最近は140(最高血圧数値)だったんですが、どうも今年ぐらいから130になってるような」
ラオウ:「ごめん、俺の認識では170ぐらいだったような…」
高 任:「それ、5年ぐらい前までの話ですわ……元々は180で、それが、170になり、140になり…」
吉 井:「また、なんかイヤな話になりそうな…」
高 任:「俺、高校の時から血圧がほとんど変わってないんですけど、ついに危険水域が近づいてまいりました、というか越えそう(笑)」
ラオウ:「で、オチは?(笑)」
高 任:「まあ、知人から聞いた話だと、『今日本で一番売れている薬は、血圧改善薬だよ』とのことで(笑)」
ラオウ:「わかりやすいなあ」
高 任:「そりゃ、基準をちょっとさげるだけで市場が夢のように広がりますし……健康のためなら死んでもいいというジョークが飛び交うぐらい、健康を盲信するような状況ですし」
吉 井:「まあ、それはね…」
ラオウ:「健康の基準は人任せですからね。ビタミン剤の市場とかもすごいことになってますし」
高 任:「きちんと、不足している分をそれで補うならいいんですが……『栄養計算?いや、てきとーにのんでるだけ』などと、絶望的な答えが返ってくる人がほとんどじゃないでしょうか」
ラオウ:「まあ、食い物を軽視している人間だけに、自分が食い物にされているのに気付かないと言うオチでしょうね」
吉 井:「いや、現実でオチを付けられても(笑)」
高 任:「で、例によって、高血圧治療ガイドラインを作成した委員には、治療薬メーカーから多額の寄付が…(爆笑)」
ラオウ:「資本主義はこうでなくっちゃな(笑)」
吉 井:「そうかなあ…」
高 任:「異常とされる人間が多くなればなるほど商売になりますからね……健康に注意することは悪い事じゃない、と、基準を厳しくするぐらいはやるでしょう」
ラオウ:「まあ、この国のみんしゅしゅぎの唱える自由なんて、所詮は太る自由さえ与えられない程度のもんだからな」
高 任:「ひらがなですから(笑)」
吉 井:「内臓脂肪型肥満の怖さが広く知られるようになるのは悪くないとは思うんですが……それに啓発されて、個人が『痩せたい』と思うことと、『痩せろ』って言われるのは違うような気が」
ラオウ:「タバコは、他人の健康まで侵害するからまだしも……『好きで太ってるんだ、ほっとけよっ!』などと、声を挙げる人はいないんですかね」
高 任:「税金を無駄に使わせるな、という一言で黙らされてるからな」
ラオウ:「………社会に貢献できなくなった(マイナスを与える)やつは死ねってのは、いわゆる民主主義から遠い所にあるような気もするが」
高 任:「みんしゅしゅぎですから」
ラオウ:「そっか、みんしゅしゅぎだったな(笑)」
高 任:「ええ、野球とベースボールより違います」
吉 井:「なんか、たまってますね2人とも…」
高 任:「色々あってものごっつい荒んでるので、HP用の文章は書けない話ばっかりです。俺の4月とか、5月の日記みたらひくよ、絶対(笑)」
ラオウ:「お前、その時その時の精神状態のっけすぎ(笑)」
高 任:「今、偽チョコとか書いたら絶対おかしくなる……だから書かないし、書いてない(笑)」
ラオウ:「なんか、高らかにボイコット宣言されてますが、管理者として言う言葉はないですか、吉井さん?(笑)」
吉 井:「日々を平穏に生きてね、としか(笑)」
 
 
高 任:「そういや、任〇堂の決算発表みましたけど頑張ってたなあ……売り上げが1.7倍で、利益が2倍ぐらいだっけ?」
ラオウ:「と言っても、ソフトじゃなくハード発売の年の決算は今ひとつ信用できませんけど(笑)」
高 任:「この前、国内で某うぃの販売台数が600万台越えたとか言ってたよ……某3が200万台ぐらいらしいから、今のところは好調とみていいのでは」
吉 井:「でも、これからどうするのかなと言う部分が(笑)」
高 任:「ゲーム市場の開拓がどうのこうの言ってたけど……結局それって、市場としては末期って事だよね?」
ラオウ:「一応、成熟と言ってあげよう」
高 任:「つーか、この前知り合いと話してたんだけど……最近妙に、10年前というか、昔のゲームの……とかいうソフトがめだたん?」
吉 井:「オーシャンとか?」
ラオウ:「販売対象の転換期だろ」
高 任:「やっぱ、そうなんだろうなあ」
吉 井:「というと……?」
ラオウ:「子供向け……だけじゃやっていけないから、昔子供だった世代を対象にした掘り起こしというか……市場のリサイクル期に入ると、もう安定的な拡大は望めないってのが定説です」
高 任:「まあ、この前から50周年とか言って、某マガジンがちょいと前の人気漫画を復活させてるのと一緒ですよ……かつての読者層を、もう一度って話ですな」
ラオウ:「それはわかりやすいけど、わかりやすすぎて危険だ(笑)」
吉 井:「なるほど、ものすごくわかるよ」
ラオウ:「というか……あれだろ?10年前というより、ジャンプの発行部数がへっこんで、マガジンがトップになった……とか、そういう頃の漫画を餌にしようとしてるんじゃないの?」
高 任:「でしょうね」
吉 井:「でも…あの頃、マガジンがトップと言われてもピンとこなかったけど(笑)」
高 任:「発行部数と、実売数は別物ですから(笑)」
吉 井:「いや、無理に発行部数増やしても」
ラオウ:「……」
高 任:「……」
吉 井:「え、なんですかその沈黙?」
ラオウ:「あの、吉井さん……実売数じゃなくて発行部数を増やす意味ってわかってます?」
吉 井:「え?」
高 任:「プロ野球のテレビ放送の視聴率が落ちて……ってのと同じですよ?」
吉 井:「……というと?」
高 任:「テレビのコマーシャルは視聴率、雑誌の広告料は発行部数……もちろん例外はありますけど、基本的にそれで決まりますから」
吉 井:「それはつまり、えーと…」
高 任:「なんで、毎週毎週こんなに売れ残っているのに、発行部数を減らさないんだろう……費用と収入のバランスというか(笑)」
ラオウ:「最近はともかく、昔なんかジャ〇プは割と大量に発行してたけど、サンデーはそうでもなかったですよね……根っこは同じですから、広告用と、実売に使い分けてたといいますか」
吉 井:「……いやな世界」
高 任:「まあ、新聞も同じですしね……発行部数1千万越えてる新聞が、いくつあるんだよ、この国というか(笑)」
ラオウ:「高任さん、さすがにそれには触れない方が(笑)」
高 任:「昔に比べて、やたら駅売りとか、特に最近はコンビニ売りが増えたよなあ……とだけは言っておこうか(笑)」
 
 脱線というか、例によって対談の内容はフィクションであり…と断っておきます。
 
高 任:「懐かしいと言えば、『Lの〇節2』が発売されるらしいですな」
吉 井:「らしいね」
ラオウ:「椅子の上で体育座りして、ひたすらチョコレートを食べ続ける某キャラを眺める環境ソフトですか(爆笑)」
高 任:「それはそれで面白そうな気もしますが(笑)」
ラオウ:「ごくたまに、妙な姿勢で走り出す(爆笑)」
吉 井:「そんなのずっと眺めてるのはイヤです」
ラオウ:「まあ、それは冗談にしても……名前は聞いたことあるけど、結構昔のゲームじゃなかったか、それ?」
高 任:「まあ、2000年問題云々の頃だった記憶があるから、例によって10年ぐらい前」
吉 井:「そんなに前だったっけ?」
ラオウ:「というか、2000年問題という言葉がすっごい懐かしい響きだな(笑)」
高 任:「『謎は全て解けません』を始めとして、ちょっと口にだして言えない評価の言葉の感覚からして、そのぐらい前のはずです」
吉 井:「感覚って…(笑)」
高 任:「いや、ゲームでもそうですけど、その時代というか、年ごとの表現って少なからずあるんですよ……ほら、さっきのゲームの『頭がウニになった』とか、今となっては時代を感じる表現というか」
吉 井:「た、確かにすごい懐かしい気がする(笑)」
ラオウ:「それはそうと……割と評価が高かったような気がするんだけど」
吉 井:「まあ、それは…」
高 任:「評価が高いというか、ユーザーの間で評価が極端に別れたゲームでしょうね……そういう意味では、絶対値の高い1本と言えましょう(笑)」
ラオウ:「わかった……ただでさえ少ない知人をなくしそうだから、それ以上お前は喋るな(笑)」
高 任:「というか……似たような時期に、パソゲーの方で似たようなタイトルのゲームが出てて、個人的には…」
ラオウ:「え……パソゲーじゃなかったっけ?(笑)」
吉 井:「PSです、ラオウさん」
ラオウ:「ごめん、混ざってるかも(笑)」
吉 井:「そのパソゲーの方を知りませんよ、反対に(笑)」
高 任:「いや、別にゲームの内容にどうこういうわけじゃなくて……さっきの、販売対象転換期とかもおいといて、こういうネタに触れると勇気が湧くよね、と」
ラオウ:「は?」
高 任:「『チョコキス2』の」
ラオウ:「無理」
高 任:「そ、即答しやがったな(笑)」
ラオウ:「こう言ったらなんだが、俺はプレイこそしてないけど名前は……多分(笑)聞いたことあるわけで……でも、『チョコキス』に関しては高任さんがいなければ確実に名前すら知らなかったと思う」
高 任:「いやいやいや、今年小学生に入学した子供達に聞いてみ?多分、どっちのゲームも誰も聞いたこと無いゲームだと思うよ」
吉 井:「高任君、フォローになってないというか、負けを認めてるよ(笑)」
ラオウ:「今更説明するのも何だけど、どういう形であれ知名度ってのは重要だからな」
吉 井:「と、いうか…」
ラオウ:「はい?」
吉 井:「……制作の主力スタッフは、ほとんどそのままらしいですよ」
ラオウ:「……メーカーはもちろん違うんですよね?」
高 任:「ライセンス云々は色々あったらしいけど、なんとかしたらしい」
ラオウ:「それはつまり……制作者の(以下絶対削除)」
吉 井:「ラ、ラオウさん……人間ってのは、思ってても言ってはいけないことが(笑)」
高 任:「まあ、プロデューサーの人が『自分のためという一面は確かにありますが、今でもあのゲームを好きでいてくださるファンのため』とか言ってたけど(笑)」
ラオウ:「……」
高 任:「沈黙は時として、雄弁ですラオウさん(笑)」
ラオウ:「まあ……『チョコキス』のスタッフが再結集して、そういう事が起こらないとも限らないけど、とは言ってあげよう(笑)」
吉 井:「次は台風ですか(笑)」
高 任:「それだとバレンタインまで、時間かかりすぎでしょ(笑)」
ラオウ:「じゃあ、地震で(笑)」
高 任:「女子校も無事にはすまんでしょう」
ラオウ:「いや、高任さんの大学の下宿みたいに、男子校の校舎だけぶっ壊れる……で、瓦礫と化した元校舎を眺めながら、男子生徒が『ぼれー』とか呟く」
高 任:「現実的な設定ですが、実際に震災にあった人からするとちょいと拒絶感あるでしょう、それは」
吉 井:「それを言うなら、大雪で……も、いると思うよ(笑)」
高 任:「まあ、それはそうですが…」
ラオウ:「とりあえず、夢物語はそのぐらいで(笑)」
高 任:「いーじゃない、夢(笑)」
ラオウ:「そのネタも…もう、わからんだろな」
吉 井:「というか、元ネタがわかりません」
高 任:「10年以上前ですからね……まあ、とにかく『チョコキス』制作スタッフの、情熱と意地に期待するという事で」
 
 
ラオウ:「高任さん、みつナイのファンから攻撃受けてない?」
高 任:「俺の知人関係では、ライズさえ格好良く書いておけば大丈夫(大爆笑)」
ラオウ:「その割には、3話と4話でいきなり女性キャラが大量に登場してきましたが(笑)」
高 任:「(棒読み)いや、別に誰にも攻撃は受けていないよ(笑)」
吉 井:「……いきなり、ソフィアとロリィが退場したし」
高 任:「みつナイのゲームを紹介するためには、登場キャラを絞り込む選択の存在は必須でしょう」
ラオウ:「完全にお前の好き嫌いだけやんけ(笑)」
高 任:「まあ、それは半分冗談だし、ソフィアは……まあいいや、今は何も言わんとこ」
吉 井:「ここで重要なのは、半分は本気ってことのはず…」
高 任:「つーか、きちっと書こうとすると……世界観は多少いじらざるを得なかったので」
ラオウ:「多少か?」
高 任:「ゴルフのパットでさ、3メートルの距離をボール1つ分……4センチ外したとするやん。それって、ちょっと外しただけやん」
ラオウ:「は?」
高 任:「その割合で、300メートル飛ばしたら4メートルずれるンよ」(笑)
吉 井:「着地地点を見ると、ものすごくいじったように見えるかも知れないけど、そうでもないと?」
高 任:「つーかゲームの最初で、船が到着した時、アナウンスが流れますよね?(笑)」
 
注……正確にはガイドの台詞ですが、音声は思いっきりアナウンス風。
 
ラオウ:「中世ヨーロッパどこいった(爆笑)」
高 任:「と言うわけでね……まあ、色々と見切らなきゃいけない部分が多かったというか」
吉 井:「な、なるほど…」
ラオウ:「……つーか、長編書く勇気がないもへったくれも、かなり長編っぽくないか?」
高 任:「いや、全部で15話ぐらいだからそれほどでも」
吉 井:「……15話」
ラオウ:「普通それは長編という(笑)」
高 任:「つーか、ゲーム内のイベント追いながらの3年間だから。大体、1年を5話で3年分の15話……長編も何も、書き手はバランスをとるだけで後はゲーム通りに書くだけですから」
吉 井:「……」
ラオウ:「……」
高 任:「何故黙る」
ラオウ:「いや、キミの『原作に忠実』は、3メートルのパットで300メートルぐらい外すようなイメージが(大爆笑)」
高 任:「まあ、見解の相違ってやつですな」
ラオウ:「最初の時点で、大嘘だらけの気もするが」
高 任:「まあ、トルキア帝国を拡大解釈はしたよ……つーか、オスマントルコあたりのイメージの方が、世界観にフィットしたから」
ラオウ:「あのゲームの世界地図って、あんまりピンとこないんだよな…」
高 任:「ピンとこないって事は……勝手にやっていいって事じゃないか(大爆笑)」
ラオウ:「おいおいおい(笑)」
吉 井:「というか、ヤング教官死んでないし(笑)」
高 任:「クレア的には、ああいうささやかな幸福の中での退場もありかなと……3年間通してシナリオに絡めるの面倒だなとか思ったわけではなくて、純粋にキャラの幸せを願った結果というか」
吉 井:「わざわざ自爆めいた言い訳をするあたりが…(笑)」
ラオウ:「好きにしろとしかいえんけど」
高 任:「まあ、ゲーム通りと言っても、最初は3メートルでボール一個分だったずれが、最終話で『大嘘だ、みんな騙されてるよ』と読み手に叫ばせるのが最終目標というか(大爆笑)」
ラオウ:「おいおい」
高 任:「まあ、それは半分冗談ですが」
吉 井:「やはり、半分は本気なんだ…」
高 任:「問題は…偽チョコ、キミキス、みつナイの3つの続きものに、どう時間を割り振るかなんですが(笑)」
ラオウ:「偽チョコだけでも、度々とまるのにな(笑)」
高 任:「つーか、みつナイは世界観そのものの設定が多少曖昧なまま書き始めましたから、どっかでミスをやらかしそうです」
吉 井:「というと?」
高 任:「悩んだというか……奴隷の存在をどうするかとか、ドルファンなり、トルキア地方の人口総数をどのぐらいに設定するかとか、戦闘そのものを中世ヨーロッパに準じるかどうかとか……正直、頭の痛い部分満載というか」
ラオウ:「ああ、奴隷か……まあ、ゲームの中ではかけらも出てこないな」
吉 井:「ゲームの世界観では、無いと考える方が無難では?」
高 任:「というか、ドルファンの人口をどうするか……を考えないと、人口を支えるだけのカロリー生産が必要になると同時に、日常で必要とする雑貨の生産、気候から考えた国の特産品なり、国では生産できない商品をどこから手に入れるか……から、導かれる国の外交があるでしょ、あとは騎士大隊の規模と、主人公と共にやってきた傭兵の存在がどういう力バランスを形成するかとか。本当なら、ここをきちっと詰めてから書き出さないと、必ずどっかで破綻しますからね」
吉 井:「……」
ラオウ:「気持ちは分かるが、やりすぎると、実際にゲームをやった人間がついてこられなくなるだろ(笑)」
高 任:「そりゃそうですけどね……まあ、原作通りに、原作通りの話を書くなら、ゲームやった方が早いって話で、原作とは違うこと書くから、パロディでしょう」
ラオウ:「まあ、そこに関してだけはお前ってまったく価値観がぶれないよな」
高 任:「ぶれなきゃいいという話でもないけど」
ラオウ:「お前が言うな(笑)」
高 任:「……そういや、何かの参考になるかなと思って、いくつかみつナイのHPを旅してみましたが、発売から10年経ったってのに、まだもりもり活動してるとこがあって、すげえなって思いましたな」
吉 井:「それは、確かに…」
ラオウ:「……チョコキスで5年やってるキミも大概だと思うけど」
高 任:「5年と10年は違いますよ、ラオウさん」
ラオウ:「同人の世界では、5年も10年も同じだと思う……つーか、チョコキスと、みつナイだと、スタート地点でハンデがありすぎる(爆笑)」
高 任:「読み手が原作を知らないのは確かにハンデかも知れないけど、別の意味で有利でもあるんだが」
ラオウ:「お前が言うな(笑)」
高 任:「ごもっともで…」
吉 井:「まあ、頑張ってとしか…」
高 任:「とりあえず、オーリマン卿を格好良く書きまくってみるよ(爆笑)」
ラオウ:「なんでやねん(笑)」
高 任:「いや、ザクロイドと癒着した……という感じにしか受け止めていないユーザーがほとんどだけどさ、複雑な世界状況を考えると…本当にそうか、本当にそれだけだったのか……とか思ったわけで」
吉 井:「というか、ごくふつーのユーザーだと、オーリマン卿って言葉に首を傾げる人も多いような…」
高 任:「まあ、やれるだけのことはやってみようかと」
ラオウ:「言葉を変えると、やれるだけやってしまうつもりなのか(笑)」
高 任:「まあ、かつて俺は『スポーツマンシップに溢れた男』と言われたことがあるわけだし」
吉 井:「それは多分、誉め言葉じゃないんじゃ…(笑)」
ラオウ:「……というか、最終話はいろんな意味でつらいことになるとしか思えないんだが」
高 任:「細かいことは気にするな……というか、そう言われるって事はちゃんと読んでくれてるんだな(笑)」
ラオウ:「一応(笑)」
高 任:「なんというか、ラオウさんに読んでもらえるといろんな意味でホッとするよ」
吉 井:「まあ、ハードル高そうですし」
ラオウ:「というか……いつも主人公が同じというか、たまには洒落で書かへん?」
高 任:「ギャグですか?」
ラオウ:「まあ、ギャグが向いてないと思ってるのは知ってるけど……そういうチャレンジが芸風じゃなくて、文章の幅を広げるかもしれんし」
高 任:「ゲームの世界観を大事にすると、どうしてもギャグにはならんな……みつナイのファンを激怒させるような話なら、ソフィアで考えた事はあるけど」
ラオウ:「と言うと?」
高 任:「いや、主人公がとことんへっぽこというか……ソフィアを助けようとして海に投げ込まれ、戦闘で負け、一騎うちで負け、熊に倒され、虎にやられ、ちんぴらに屈し、あんまり毎度毎度病院に担ぎ込まれるから、テディに『救急箱置いときますから、自分で治療してください』とかほっとかれるようになって(笑)」
吉 井:「それ、話になるの?(笑)」
高 任:「ソフィアの設定をちょっぴりいじったらなります……ただ、ソフィアファンは激怒必至というか」
ラオウ:「そこで諦めたらイカン。ゲームの世界観をこわさず、ファンを納得させるために知恵を絞って何とかやってみるというチャレンジが必要なんだよ」
 
 脱線。
 
吉 井:「そういえば、この前掲示板の書き込みで初恋ばれんたいんに対する書き込みがあったけど」
高 任:「むう、ついにあのゲームの時代が来ましたか」
ラオウ:「目覚ませ、お前(笑)」
高 任:「うん、ちょっと寝ぼけていたようやな……そうか、ついにあのゲームの時代が来たか」
ラオウ:「いや、そっちに目覚めるな(笑)」
高 任:「というか、今更あれに対する書き込みがあるのもすごいな……あれ書いたの3年ぐらい前ですよね。今になってあのゲームをやり始めたのか、それとも今になってうちのHPを見つけたのか…」
吉 井:「全キャラのSSの予定はないですか…とか」
高 任:「全キャラって……あのゲーム、マジでヒロイン以外の全キャラのエンディングありますからね」
ラオウ:「そうなん?」
高 任:「いや、全キャラってのは言い過ぎかもしれんが……やたらケアが細かいというか、攻略次第では親友と殴り合ったりしますからね、アツイですよ(笑)」
吉 井:「むう」
高 任:「基本的にはヒロイン10人ですけど、転校、失恋、病弱、幼なじみとの三角関係、アイドルとの恋愛、記憶喪失、政略結婚……」
ラオウ:「それ、ものごっつい濃いストーリー展開では?(笑)」
高 任:「こてこての王道大好き人間にはたまらないストーリーというか……システムには目をつむる必要がものすごくありますけど」
ラオウ:「お前、1年がかりでクリアしたとか言ってたよな?」
高 任:「挫折度高いから……あれでシステムがまともだったら、当時のギャルゲー勢力図は間違いなく変わってたな(笑)」
吉 井:「そ、そこまで…」
高 任:「前もちょっと言った気がするけど、30分で5割、2時間で9割のユーザーが挫折するんじゃないと思うほど、ゲームアビリティ悪いから。パソコン版は多少マシ……じゃなくて、攻略が楽になってるけど(笑)」
ラオウ:「難しいとは聞いてるが…」
高 任:「新キャラが2人ほどでてるスペシャル版も多少はマシらしいけど……挫折度は抜きにして、システムが理解できない限り難易度は卒〇写真レベルです」
吉 井:「……あれって、ユーザーの9割以上が投げ出したって言われてるよね」
ラオウ:「まあ、攻略スケジュールの通りプレイしても、高確率で失敗するって代物だったらしいからな(笑)」
高 任:「(遠い目をして)……一度挫折してから、レポート用紙片手に3ヶ月かかったよ、あれ(笑)」
ラオウ:「……あの頃は、自力攻略が基本だったからな」
高 任:「ゲームをプレイすると、忍耐力、考察力、計画力……その他諸々が身に付きますからね。ゲームやると、頭が悪くなるなんて意見は、暴論です(笑)」
ラオウ:「ちょいと話逸れたが……書くの?」
高 任:「……本気で書こうと思ったら、俺はまたアレをプレイしなおさなきゃいけないわけですか…」
吉 井:「覚えてる部分だけでさらっと…?」
高 任:「キャラの口調とかは、できるだけゲームに準じたいですし……つーか、このゲーム、きちんと攻略していかないと、まともに会話すら出来ないんですよ(爆笑)」
ラオウ:「なるほど、何が言いたいかはよくわかった(笑)」
吉 井:「少なくとも、書くなら真面目に取り組みたい題材ではあるんだね」
高 任:「まあ、それはそう……っていうか、俺は悪代官ですら真面目に取り組んでますよ?(笑)」
ラオウ:「うん、まあ、たまには不真面目に取り組んでもいいと思うが……ところでさっきから気になってたんだけど…」
高 任:「なに?」
ラオウ:「……火〇計画2(PC版)のゲームが転がっていたりするのは何故?」
吉 井:「また懐かしい…」
高 任:「掃除してたら出てきて…そういや、シナリオ編は途中で挫折したなあ、などと」
ラオウ:「やり直したわけか」
高 任:「いや、途中で挫折した(爆笑)」
ラオウ:「ダメじゃん」
吉 井:「高任君、それは成長してないよ」
高 任:「いや……この手のゲームって、こうして、ああしたらオッケーってのがわかると、後はただの作業になりがちですやん?」
ラオウ:「それは、まあ…な」
高 任:「そういうのはローマで、ひたすらやり込みましたし」
ラオウ:「あれは、俺もやりこんだなあ」
高 任:「水ひいてないと、本当に一日でナッシングになりますからね(笑)」
吉 井:「まさに、ローマは一日にしてナッシング(笑)」
ラオウ:「まあ、某シティ以降、あの手のゲームが出まくった時期があったからなあ……某列車はちょっと毛色が違うにしても」
高 任:「つーか、これならどうだ、これは…と、試行錯誤してる時期が一番面白く感じる人なんですよ、俺」
吉 井:「あー、そういう人にはつらいね、あの手のゲームは」
高 任:「結局、一番やり込んだのは某シティの地獄バージョンかも」
ラオウ:「あれは俺もはまった」
吉 井:「なんですか、それ?」
高 任:「いや、昔のゲームって、ゲームプロテクトにお茶目な部分があったでしょ」
ラオウ:「あったよなあ……今は、そういう無駄な部分に労力をつぎ込もうとはしませんけど」
吉 井:「…?」
高 任:「まあ、早い話……英語版(?)のゲームをコピーすると、事故率がやたら高くなって、まともにゲームが進められないバージョンになると言うか。速攻で発電所が爆発、ゴジラ襲来とか」
ラオウ:「つーか、コピーじゃなくて、パスワード入力を間違えたらだぞ、確か」
高 任:「そういえば…そうでしたか(笑)」
吉 井:「それはつまり…」
ラオウ:「まあ、どんなに頑張っても確実にゲームオーバーというか」
高 任:「でも、ずっと試行錯誤の楽しみが続くんですよ…まさに夢のようなシステムというか(笑)」
ラオウ:「夢と言うより悪夢のような……まあ、試行錯誤も何も、休み無くアクシデントが起こり続けますから。しかも致命的な(笑)」
吉 井:「それは…」
高 任:「こう、自分の街をゴジラが蹂躙していくのを眺めながら……『こいつが最後の一匹とは思えない』とか呟いてたら、もう一匹出てくるんだこれが(大爆笑)」
吉 井:「ごめん、ちょっと興味出てきた(笑)」
 
 大脱線。
 
高 任:「……なんだろう、懐ゲーの会話が延々続いているような(笑)」
ラオウ:「そう思うならちょっと控えろよ」
高 任:「ならついでに」
ラオウ:「ちょっと待て(笑)」
高 任:「いや、この前サーチアンドデストロイというか、見つけて即購入してしまったソフトが…」
吉 井:「何を?」
高 任:「いや、『ど〇どきシャッターチャンス』(爆笑)」
ラオウ:「……?」
吉 井:「それって、あれだよね?女の子キャラとジグソーパズルで対戦するシステムの?」
高 任:「うおっ、吉井さんが食いついてくるとは予想外だった?」
ラオウ:「ジグソーパズルで対戦?」
高 任:「まあ、なんと説明したらいいのか……『クッ〇ングファイター好』を作ったメーカが作ったギャルゲーだ」
ラオウ:「オーケー、何となく理解した(笑)」
吉 井:「……それで理解されたら、あのメーカーにはとても不本意だと思いますが」
高 任:「かといって、某魔界戦記とか作ったメーカー……とか言うと、それ以上に不本意なんじゃないでしょうか。抹殺したい過去というか(笑)」
吉 井:「それもそーだね(笑)」
高 任:「まあ、マウスなしでプレイするときついというか……『クッキング…』はネタがネタだけにああいう作り方をしたのかと思ってたんだけど、基本的に当時のあのメーカーは、ああいう人間がゲームを作っていたんだなあと(大爆笑)」
ラオウ:「え、あんなノリなん?」
高 任:「『うおおおおっ、現役女子高生の巫女さんっ!俺は今猛烈に感動しているうぅぅっ!』とか(笑)」
ラオウ:「それ、ゲームとしてはダメなのでは…(笑)」
高 任:「細かいことは気にするな……というか、今の状況だと、そういうバカゲーというか、アクの強いゲームが貴重だからなあ」
吉 井:「ま、まあ……少しは理解できるけど」
 
 また大脱線。
 
ラオウ:「そういえば、夏コミの通知って?」
高 任:「……六月の第二週ぐらいの予定だったような」
吉 井:「ああ、もうちょっと先なんだ…」
高 任:「まあ、その頃俺は某ゲームをひたすらやりこんで、心安らかになっている……ゴールデンウイークの予定なので(笑)」
ラオウ:「……滑ってないといいね、そのゲーム」
高 任:「不吉なことを言うな……これ以上荒んだら、ポヤッチオのSSでキャラが死ぬような話が書けるようになるぞ」
吉 井:「それはひどい…」
ラオウ:「……ポヤッチオ、書いてるの?」
高 任:「ここ何年か、書いては消し、消しては書き…の状態」
ラオウ:「あ、そう…」
高 任:「帝国と王国の間でついに戦争が始まり……とかいう話ならすらすらっと書ける自信があるんですが」
ラオウ:「それは許さん」
高 任:「うん、俺もあのゲーム好きだからそんな話は絶対書きたくない(笑)」
吉 井:「……ラオウさんは、最近やってるゲームって無いんですか?」
ラオウ:「俺ですか……対談ネタは抜きに、コンシューマーはもちろん、パソゲーもほとんどやってないですね」
高 任:「ネットばっかりか」
ラオウ:「いや、最近はそっちもお休みというか……いや、お休みでもないんだが、防衛ゲームってあるだろ……最近はあればっかりというか」
吉 井:「デスクトップとかですか?」
ラオウ:「まあ、それもですけど……ここ1ヶ月ほど難易度一番高いので詰まってまして、正直高任さんを、この道に引きずり込んでみようかなあなどと(笑)」
高 任:「頭使うゲームなら、俺はラオウさんに遠く及ばないんだが」
ラオウ:「いや、俺とは違う発想ができるから。なんか抜け道があるかもしれん」
 
 
 例によって、ぐだぐだというか……とりとめのない会話だらけで。

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