最近、対談そのものが雑談化しているような気がしてなりませんが、みなさまはどうお思いですか?(笑)
 と言うわけで、対談から大きく脱線した雑談をネタに。
 
 
ラオウ:「…何というか、3人揃うのがすごく久しぶりに感じるのは気のせいですか?」
高 任:「いや、気のせいじゃないぞ多分(笑)」
吉 井:「……まあ、5ヶ月ぶりですからね」
ラオウ:「5ヶ月ぶりって事は、対談を5ヶ月ほどやってなかったってことデスか?」
高 任:「5ヶ月も休んでたら連載終わっちゃうよ!(爆笑)」
ラオウ:「なんだよ、連載って(笑)」
高 任:「いや、何となく(笑)」
吉 井:「……ラオウさん」
ラオウ:「はい?」
吉 井:「久しぶりに会ってこんな事いうのなんですが、デブってません?」
高 任:「吉井さん、直球過ぎ(笑)」
ラオウ:「……や、吉井さんのそういう真っ直ぐなところ好きですよ、俺は」
吉 井:「他にどんな言い方があるんですか?(笑)」
高 任:「『寒さに備えて脂肪増量中ですか?』とか(一同大爆笑)」
ラオウ:「言葉遣いは丁寧だが、これ以上は無いと思われるぐらい失礼な言いぐさのような気がするぞ(笑)」
高 任:「んー……前に集まった時ってラオウさんの仕事きつかったときでしたっけ?昔からの知り合いとしては、増えても精々2、3キロってとこかなとしか…」
吉 井:「というか、去年……じゃなくて、一昨年か。その後半から、ラオウさんと会うときはいつもいつも仕事が忙しそうな印象が強いから(笑)」
高 任:「許容誤差を含めて元に戻っただけとか(笑)」
ラオウ:「いや…まあ、今運動量が極端に減って3キロほどデブってるのは確かですよ……また仕事がきつくなれば自然に落ちると思いますけど」
高 任:「身体だけは大事にして下さい、ホント(笑)」
ラオウ:「高任さんに言われると、ぐっと重みが増すなあ(笑)」
吉 井:「……今さらですが、冬コミはどうでしたか?」
ラオウ:「新年あけて1ヶ月も経過したというのに、ほんと今さらですね(笑)」
高 任:「おおむねレポートに書いたとおりですよ……多分(爆笑)」
吉 井:「段ボール一箱ですか、ラオウさん?」
ラオウ:「いや、ごく一般的な買い物量じゃないですか(笑)」
高 任:「ダメコモンセンス(笑)」
吉 井:「は?」
ラオウ:「高任さん、そういう限定的かつ時事的ネタはどうかと思うぞ」
高 任:「ああ、さすがラオウさん。ピンときてくれましたか(笑)」
 
 某サンデーの某改蔵。
 よーするに、『お前の考えている常識は一般常識ではない』ってなネタがあったのです。
 
吉 井:「……ところで、今年は某ライダーの最終回を見て熱い思いを文章に叩きつけたりはしなかったんですか?」
高 任:「日記で書いた(大爆笑)」
ラオウ:「せ、先生……君ら、一応ギャルゲーサークルなんだろ?そういうネタは控えめにした方が良いと思うぞ」
高 任:「だから日記で書いたんだ、コンチキショー(爆笑)」
ラオウ:「そ、そうか…」
高 任:「と言うかですね、今の俺は『エースを狙え』のドラマについて原稿用紙50枚ほど熱い思いを叩きつけたい衝動にかられているのですが」
二 人:「お願いですから勘弁して(笑)」
高 任:「うむ、そうだろうと思ってちょっとだけ日記で書いた(大爆笑)」
吉 井:「前も言いましたが、高任君はドラマというか俳優さんの演技力とかシナリオ構成とかに過大な期待を寄せすぎ」
高 任:「いやいや、別に生身の人間に空を飛べとか無茶を言ってるわけではなくて、わざわざあんなドラマ化しにくい企画を通すのであれば、それだけのことをやってくれという至極まっとうな主張をしているだけのことですよ」
ラオウ:「……まともに読んだこと無いんだけど、ドラマ化しにくい内容だっけ?」
高 任:「あの漫画って登場キャラの感情表現が非常に微妙だから俳優さんの演技力云々もそうだけど、カメラワーク次第で解釈ががらりと変わる可能性が高いし、テニスに限ったことではないが、スポーツの世界ってホント紙一重で見える世界が変わるだろ?そういうのをドラマでやろうとすると絶対に無理が出る。むしろ、『アストロ球団』とかの方がドラマ化しやすいと思うぞ(大爆笑)」
吉 井:「小林サッカーがあるんだから可能でしょう(笑)」
高 任:「実写の『人間ナイアガラ』ってすごいだろうな」
吉 井:「ワイヤーかゴムロープで吊り上げた人間がスパイクの刃をきらめかせながらランナーに襲いかかるシーンを考えるだけで笑いが止まりません」
ラオウ:「俺としては、人間を空高く放り投げてホームランボールをキャッチする映像をどうやって撮るかに興味がありますな(笑)」
吉 井:「それ以前に野球じゃないんだけどね」
高 任:「仕方ないですよ。作者はおろか、担当編集者も野球のルールをこれっぽっちも知らなかったらしいし(笑)」
吉 井:「それはそれですごいかも」
高 任:「……多分勘違いしてると思うんですが、いわゆる野球が国民的スポーツになったのって結構最近ですよ。1970年代前半だと、子供はともかく大人の間では野球のルールはそれほど一般常識では無かったと思います」
ラオウ:「……感覚的には、サッカーのルールが今現在若年層を中心にしわじわと浸透しているようなモノかね?」
吉 井:「そう言われるとなんとなく納得できるような…(笑)」
ラオウ:「ちょっと話が逸れたけど、『エース…』のドラマって……あまり大きな声では聞きたくないし、答えて欲しくもないですが、高任さん的にはダメなんですか?」
高 任:「……内容については敢えて触れんけど、とりあえずお蝶夫人のファンが見たら自殺モノですな(爆笑)」
吉 井:「……お蝶夫人を実在の役者が演じるのはちと無理が(笑)」
高 任:「どう考えても企画自体に無理があるんだから、そのぐらいの無理は実現してもらわないと物語が始まんないでしょ」
ラオウ:「高任さん、言ってることが意味不明です(笑)」
高 任:「原作を読んで、内容を分析すればわかりますって」
ラオウ:「(ぼそっと)……ダメコモンセンス?」
高 任:「はっはっはっ、何を馬鹿なことを。ごく当たり前に読んで、ごく当たり前に物語を構成する要素を分析すれば、お蝶夫人というキャラがいかにシナリオ構成上重要なのかごく当たり前に気付くはずだ」
ラオウ:「(首を振りながら)……いや、ダメコモンセンスに脳がやられてる人間にそう言われても」
吉 井:「……(何か言いたそうだけど我慢している雰囲気がありあり)」
 
 以下、内容がやばすぎるので略。
 
高 任:「……唐突に話は変わりますが吉井さん」
吉 井:「はい?」
高 任:「『赤とんぼ』を4番まで歌えますか?」
吉 井:「……はい?」
高 任:「……」
ラオウ:「……」
吉 井:「……ああ、何か日記で書いてましたねそういや(笑)」
高 任:「実はデスネ、ラオウさんが『荒城の月』をこれぽっちも歌えないことが冬コミの時判明したんですよ(笑)」
ラオウ:「や、教科書にはあったけどこれぽっちも習ってないもん。聞いたこと無い曲……いや、ひょっとしたら切れ端ぐらいは耳にしたことがあるのかも知れないが、そんなの歌えるはずも無かろう」
高 任:「うむ、その言い分を認めないわけではないのだが、はたして歌えないと言う事実だけを見るなら世間のみんなは『うわ、こいつ一般常識無いやン』などと思うのでないのかな、ぐふふふ…(爆笑)」
ラオウ:「不気味悪い笑い方をするな」
吉 井:「なんですか、『不気味悪い』って(笑)」
ラオウ:「不気味で気味が悪いの複合語、もしくは短縮形です(笑)」
高 任:「……ただ単に言い間違えただけのような気がするのは気のせいですか?」
ラオウ:「うむ、君の気のせいだ」
高 任:「そうでしたか?」
ラオウ:「そうですとも」
吉 井:「……ところで、『赤とんぼ』って4番まであったんでしたっけ?」
ラオウ:「よしっ!」
 
 ちなみに赤とんぼ云々のネタは、高任の2003年12月4日の日記を参照してください。
 
吉 井:「……うわー、何かラオウさんの嬉しそうな表情って初めて見るかも(笑)」
高 任:「一応長いつきあいなので何度か見てますよ、俺は」
吉 井:「長いつきあいなのに、何度レベルの珍しい表情ですか?」
高 任:「俺が大学受験失敗したと聞いたとき、さっきとは比べモノにならないぐらい輝くような笑みを浮かべてました(大爆笑)」
吉 井:「ひ、ひどい…」
ラオウ:「吉井さん、勘違いしないで欲しいんですが、友人知人が大学受験を失敗したからといって、俺は喜んだりする人間では決してありません。大学受験失敗したのが高任さんだったからこそ心の底から喜んだわけで(爆笑)」
高 任:「喜ぶだけならいいんだが、人を指さしながら腹を抱えて笑い転げ、『うわはははは、(受験シーズンのため自粛)』とか叫ぶのはちと人として問題があると思うが」
吉 井:「……そんなひでえ事やったんですか?」
ラオウ:「はっはっはっ、高任さんお得意の嘘八百ですよ(笑)」
高 任:「うわー、皮下脂肪増量中だけに面の皮まで厚くしてやがるよこの男」
ラオウ:「いやいや、私など高任さんの足下にもおよびませんよ」
吉 井:「なんか、そういう会話になると二人ともすごく舌がなめらかに回転しだしますよね(笑)」
高 任:「はっはっはっ。そこらの青二才の政治家にまだまだ負けません(爆笑)」
ラオウ:「そこでブラックに落とすか、この男は…」
吉 井:「……話を戻しますけど、『赤とんぼ』の歌詞って?」
高 任:「2番が、山の畑の桑の実を小篭に摘んだはまぼろしか〜でしょ。3番が、十五でねえやは嫁に行き、お里の便りも絶え果てた〜で、4番は、ゆうやけこやけの赤とんぼ、とまっているよ棹の先……という感じ」
吉 井:「……ああ、言われてみれば」
高 任:「俺思ったんですけどね、1番はほとんどの人が知ってるだろうけど『ドナドナ』の2番なんて結構盲点じゃないかと」
ラオウ:「『ドナドナ』の2番か…むう?」
高 任:「ぐふふふ…、『ドナドナ』を聞いたことがないとは言わせんぞ(笑)」
ラオウ:「なんか、論点がズレまくっているような気もするが(笑)」
吉 井:「……んー高任君はやっぱり詳しい方だと思うけど」
高 任:「ほら、俺の小学校ってすっげえ小規模だったでしょ?だから、学校の先生が事ある毎にそのての催しをやったせいもあると思いますわ。何せ、俺の小学校って『雪が積もったから今日は全校生徒で雪合戦をしましょう……』ってとこでしたから。夏になったら、全校生徒そろって校庭でキャンプファイヤーやったり」
吉 井:「へえ……なんか羨ましいですね、そういう学校」
ラオウ:「ま、単純に考えると、教師一人あたりの受け持ち生徒数が減少すれば、教育の濃度は濃くなりますわな」
高 任:「あ、それはそうと、なんか6学年で10人ぐらい生徒が集まりそうだから存続するとかしないとか風の噂で聞きました(笑)」
吉 井:「ろ、6学年で10人ですか……(笑)」
高 任:「話が逸れましたが、個人的には唱歌とか童謡って好きなんですよね……みんなの歌とか、某ポンキッキの歌とか(笑)」
ラオウ:「好きこそもののなんとやらですか……じゃあ、英語は?」
高 任:「ふ、嫌いというわけではないがさっぱりわからないよ(大爆笑)」
吉 井:「あれ?英語が嫌いじゃないんですか?」
高 任:「いや、成績は悪いですが嫌いなんて思ったことはないですよ。英語の本とか辞書片手に読むのは結構好きですし」
吉 井:「……何故それで成績が悪いのか理解に苦しみますが」
高 任:「多分向いてないからでは?」
ラオウ:「そういや洋楽とかも昔結構聞いてたな……歌えたりする?」
高 任:「♪〜ケセラ〜セラ〜(爆笑)」
吉 井:「それ、英語違う(笑)」
ラオウ:「?」
高 任:「言っておくが、『明日のナージャ』のエンディング曲じゃないからな?」
ラオウ:「や、それはわかるが」
高 任:「ナージャと言えば、『お気に入りの〜歌は〜』の瞬間、画面が切り替わってマンチェスターユナイテッドのファンが旗を振りながら『ケセラ〜セラ〜♪』とか歌うのを想像して笑い転げたのは俺だけですか」
吉 井:「や、それ全然ワケわからないし(笑)」
高 任:「うむ、下手をすると日本全国で1000人ぐらいしかわからないネタかも知れない(笑)」
ラオウ:「なんか話がどんどん逸れてるのだが…」
吉 井:「英語の歌でしたね…」
ラオウ:「それはそれで、根本的に対談からそれまくってはいるけど(笑)」
高 任:「小学校の時、『かえるのうた』をドイツ語で歌わされましたが……」
ラオウ:「お前、さては意識的に英語の話題を避けようとしているな(笑)」
高 任:「ぐふふ……んー、マイウェイとかイエスタデイぐらいならかなり発音が怪しいがなんとかうろ覚えで」
ラオウ:「知らんわ」
吉 井:「……ラオウさん、俺らの年代ではそれ珍しいかも」
高 任:「つーか、下手すると音楽の教科書に載ってたしな。ヘイ、ジュードーとか…」
ラオウ:「……これってダメコモンセンスですか?(笑)」
高 任:「まあ、俺も歌詞の意味はさっぱりわからんが(爆笑)」
吉 井:「……あれって、中学レベルの英語だったと思うんですが」
ラオウ:「前から思ってたんだけど、高任さんは英語ができないんじゃなくてアメリカが嫌いだから無意識のうちに英語を理解する事を拒否してるのではないかと(笑)」
高 任:「ラオウさん、その言い訳いただき(爆笑)」
吉 井:「…うわ」
高 任:「そうか…俺の英語の点数が悪いのはすべてアメリカのせいだったのか!(大爆笑)」
吉 井:「なんかあんな事言ってますけど、いいんですかラオウさん?」
ラオウ:「……ま、俺もアメリカは嫌いなので(笑)」
高 任:「小学校の時の修学旅行先で、海外からの旅行者が日本人の子供を指さして『ハハッ、モンキー!』とか言ってるのを聞いて殺意を覚えましたわ(笑)」
吉 井:「まあ、日本人観光客は海外各地でそれに負けないぐらいの失礼かましてるらしいですから……」
高 任:「……冷静に考えるとさすがにこのネタを続けるのはやばそうなので話題を変えましょう……何か無いすか?」
ラオウ:「無理矢理雑談を続けることもないと思うが(笑)」
 
 
吉 井:「あ、そういえばホームページの来訪者の方から俺と高任君あてにメールで年賀状いただきましたよ。CGがついてたりしたので、えーと……あ、このディスクに(笑)」
高 任:「……あ、そういや吉井さんに言うの随分忘れてました」
吉 井:「はい?」
高 任:「俺、えーと、ふりーめーるあどれすとかいうの取りました」
ラオウ:「……(笑ってる)」
吉 井:「……(笑ってる)」
高 任:「何がおかしいっ!(半ギレ)」
ラオウ:「いや、だからな…発音がひらがななんだよ貴様(笑)」
吉 井:「いや、発音がひらがなというか、アクセントの位置が関西弁というか(笑)」
高 任:「ならこれでどうかな……(気合いを入れて)ふりいめえるあどれすっ!」
吉 井:「気合い入れても発音は変わってないし(笑)」
ラオウ:「例えるなら、声の大きい音痴(爆笑)」
高 任:「くっ、これもか、これもアメリカのせいなのか?あんちくしょう、許すまじ(爆笑)」
ラオウ:「完全な逆恨みなんだけど……まあ、それはそれで良し!」
吉 井:「つーか、アメリカが嫌いだからダメという理論展開なのに、さらに嫌悪感をかき立ててどうしますか?」
高 任:「……今ふと思ったんですが、高校の時とか大学の時、授業とかで俺が英語の音読したらみんなが教科書に顔つっこんでくすくす笑ってたのはそのせいですか?」
吉 井:「誰も指摘してくれなかったのデスか?(笑)」
ラオウ:「クラスメイトに恵まれてますな(笑)」
高 任:「おのれアメリカ」
吉 井:「(諦めたようにため息をつきつつ)……で、高任君。アドレスは?」
ラオウ:「……どうせこいつ、一ヶ月に1回か2回ぐらいしか見ないから、緊急の連絡には絶対に使えませんよ」
高 任:「……えーと、takaninjp……あれ?」
吉 井:「……?」
高 任:「ラオウさん。俺のアドレスわかる?(爆笑)」
ラオウ:「takaninjp@yahoo.co.jp……じゃなかったか?」
高 任:「……だそうです(爆笑)」
 
 ……多分アドレスは間違ってないです。(笑)
 建設的な苦情ならともかく、悪戯メールは勘弁してくださいね……というか、マジで月に一回見られるかどうかなので。
 
吉 井:「めっちゃ不安なんだけど……せっかくだから、文書ファイルはこれからメールで送って下さい。俺のアドレスは知ってるよね?」
高 任:「え、えーと…」
吉 井:「……瀕死連合のHPに載ってます」
高 任:「了解であります」
吉 井:「それにしても、たかとうじゃなくて、たかにんなの?」
高 任:「良くわからないけど、たかとうだと既に取得されまくってるらしくてダメだとか」
ラオウ:「つーか、お前のここでのペンネーム読みが特殊すぎ。アレを一発で読める人間はまずおらんだろ」
高 任:「……」
吉 井:「どうかしたの?」
高 任:「いや、読みが特殊と言えば……昔、『祈る子と書いてれいこ…』が決めぜりふで、プロゴ〇ファー猿も真っ青の超絶テクニックでゴルフボールを飛ばして敵を倒すという素敵ドラマがなかったか?タイトルは確か『プロ〇ルファー祈子』…って、そのまんまやん!(笑)」
ラオウ:「……ゴルフボールを飛ばして…って?」
高 任:「うむ、良く覚えてないが……黒ずくめの敵が現れた瞬間、ドライバーだかなんだか、とにかくゴルフクラブをすらりと抜きはなってショット、ショット、ショット!(一同大爆笑)」
吉 井:「ゴ、ゴルフボールは人に向けて打ってはいけません…」
高 任:「で、物陰に隠れようが追尾弾のように曲がって直撃、挙げ句の果てには稲妻スパイクのようなショットまであったような気がするぞ…」
ラオウ:「そ、それはさすがに高任さんの記憶違いじゃないか?そんな馬鹿ドラマ、今なら間違いなく大ウケだぞ(笑)」
高 任:「いやいや、『アリ〇スの乙女達』とか、『ヤ〇スの鏡』とかのドラマシリーズだったら、そのぐらいはやるだろう。毎回毎回うんざりするほど暗かったり、腹筋がねじ切れるほど荒唐無稽なドラマばっかりだったから」
吉 井:「……昔から、そういう馬鹿テイストが大好きだったのデスね」
高 任:「馬鹿テイストというか、脂っこい話が好きというか……あ、そういえば知人が教えてくれたんですが、1月から始まった昼ドラの『牡丹と〇薇』というドラマ」
ラオウ:「『〇丹と薔薇』?何やら画数が多そうなタイトルだが(笑)」
吉 井:「薔薇は多いですけど、牡丹はそれほどでも」
高 任:「……とにかくこれがすごいんです」
ラオウ:「馬鹿なのですか?」
高 任:「いや、俺も途中から見始めた上にとびとびなのでアレなんですが……自分を裏切って社長令嬢と結婚した男を許せなかった女は二人の間にできた子供を病院から誘拐して自分の子供としてどうも育てたらしいんですわ」
ラオウ:「ふむふむ…」
吉 井:「いや、犯罪でしょそれ」
高 任:「で、子供を攫われた二人の間にはまた1人の子供ができ、月日は流れ、二人の少女は自分達が姉妹と言うことを知らずに出会うんです」
吉 井:「ベッタベタですな(笑)」
ラオウ:「なんか、その設定を聞いただけでお腹いっぱいです(笑)」
高 任:「赤ちゃんを攫う部分が第一部、で二週目にして第二部に突入…ようするに、二人の姉妹が出会うアレで、この間からさらに7年後の第3部に突入するという怒濤の展開ですからね。途中から見て内容がわからなくても面白いというか(笑)」
ラオウ:「ドロドロですか」
高 任:「うん、もう血管詰まりそうなぐらいドロドロ。ダイヤのネクタイピンをのみ込んだりとか、二部も大概家庭内ぐちゃぐちゃでしたが、三部は家計を支えるために攫われた方の女の子が体を売る決意を示し、最初に現れたお客が実の父親という、一体どこまでいくつもりなんだろうこのドラマなどと心配になってくるぐらい走ってます(笑)」
吉 井:「設定だけじゃなく、展開もベタベタなのデスね(笑)」
高 任:「いやもう……二部は偶然であった二人の少女はまたたくまに親友になったりするんだけど、それからが……二人が姉妹だということに気付いた誘拐犯の母親はアレですし、あっちはあっちでダンナが自分と結婚する前に恋人がいて今も会ってたりすることを知って半狂乱になってダンナの手をネクタイピンで刺したり……すげえですよ(笑)」
ラオウ:「修羅場がですか?(大爆笑)」
高 任:「ま、興味があったら是非ビデオにでも撮って見てくれたまえ」
吉 井:「見てみたいような、見たくないような…(笑)」
ラオウ:「高任さんの場合、ダメコモンセンス以前にセンスそのものがダメなのでは(大爆笑)」
 
 ……最近はダメダメな方向に向かいつつあるのでいまいちかと。
 
ラオウ:「……ところで高任さん。例の…デ〇キューブ倒産のネタはやらんのかね?
高 任:「うむ、表向きの理由は『チョコキス♪』の販売不振ということですが(大爆笑)」
ラオウ:「チガウチガウ、絶対チガウ(笑)」
吉 井:「あの規模のゲームの販売不振でこけるような会社は、株式上場できないでしょう(笑)」
ラオウ:「ヘラクレス市場において初めての倒産だから歴史に名を残したな(笑)」
高 任:「まあ、ネタにしようと思って株式出来高チャートとか調べてですね、昔のつてを頼って当時市場に流れた株価を影響するような情報とか教えてもらって……俺なりにいろいろと分析してみたんですが(笑)」
吉 井:「勘弁してください(笑)」
高 任:「えーとですね、吉井さんに頼まれるまでもなくいろんな意味でやばいネタっぽいので採り上げない方がいいかと(爆笑)」
ラオウ:「……じゃあ、貴様がそのつもりならと、俺は俺でいろいろと調べた資料は紙くずって事ですか(笑)」
吉 井:「ラオウさん、その鞄から取りだしたコピーの束は何ですか?」
ラオウ:「紙くずです(大爆笑)」
高 任:「いやあ、俺らおもしろおかしくゲームの対談するのが目的ですからね」
ラオウ:「まあ、某作品の発売日情報直前直後の株価変動および株取引高とか、発売日延期情報のタイミング直前のアレとか、半期決算時期と倒産発表時期のタイミングとか……なんかファンタジーというか、芸術的ですよね(爆笑)」
吉 井:「すいません、勘弁してください(笑)」
高 任:「この対談は全てフィクションであり、実在の人物、企業とは全く関係ありません(一同大爆笑)」
ラオウ:「まあ、俺らがやらんでもどこぞで叩かれてるだろこれは」
吉 井:「そ、そういうことにしといてください」
高 任:「大体、こういうことは俺らみたいな人間が推測でモノ言っちゃあダメですよね(笑)」
ラオウ:「うんうん、推測でモノ言っちゃあ、迷惑だからね(笑)」
吉 井:「……」
高 任:「……そう言えばラオウさん。この前某裁判でラオウさんの嫌いな人が某ニチアから200億ほどせしめてましたが……まあ、即日上告してましたけど」
吉 井:「200億……って事は、某ナカムラさんですか?」
ラオウ:「ええ、まあ(笑)」
高 任:「そういや何で嫌いなんよ?」
ラオウ:「……実はデスね、大学の研究室の先輩と部活の先輩が、1990年代前半の青色LEDを開発してた時期の某ニチアにおりまして。某ナカムラ氏が某ニチアを辞めてからグチャグチャになる前の当時の現場の様子をですね、いろいろと生の耳で聞いていて開発サンプル品も見せてもらっていたりしたわけなんですよ(笑)」
吉 井:「すいませんラオウさん。それって、さっきのデ〇キューブ以上にやばい話になりませんか?何やらイヤな予感をひしひしと覚えるのですが(笑)」
ラオウ:「結論から言うと、あのおっさん『明日のナージャ』に出てきたローズマリー並に大嘘つきなんです(一同大爆笑)」
吉 井:「よりによってローズマリーときましたか(笑)」
高 任:「裁判沙汰になる前から嫌いだったんですね(笑)」
ラオウ:「メディアから流れてくる某ナカムラ寄りの記事を目にすると、あれれれれ?聞いていた話とずいぶん違うぞぉ???と首をぐるぐる捻ってばかりで(笑)」
高 任:「……まあ、基本的にマスコミってやつは……ねえ(笑)」
ラオウ:「研究者の立場向上ってのは、今は非常に受けが良いですからね。記事を書く立場としてもそれが簡単なんだけど、読み手としてはマスコミの基本原則を踏まえた上でそれに騙されないようにしないとね……特に裁判官、お前らだお前ら(一同大爆笑)」
吉 井:「勘弁してください……っていうか、何の話ですか(笑)」
ラオウ:「だから、某ナカムラの(爆笑)」
高 任:「……なるほど、胸にたまった思いを吐き出してくれたまえ(笑)」
ラオウ:「んー企業の研究者に対する報酬については俺も前から首を傾げてたので裁判そのものを否定するわけでは……いや、あの判決は成果を出した研究者にはアレなんですけど、成果を出せなかった研究者を地獄にたたき落とすだけの酷い判決とも言えるんだけど……」
高 任:「何やら、ラオウさんにしては歯切れが悪い(笑)」
ラオウ:「要求額がせいぜい1億ぐらいなら、俺も某ナカムラがどうこう言いませんよ(笑)」
吉 井:「最初の要求額って20億ぐらいでしたよね……それが100億になって200億になって」
ラオウ:「『将来研究者を目指す子供達に夢を与えるため…』などと、どこかのプロスポーツ選手のような綺麗事を述べて要求額をつり上げていく姿に、子供達がどんな夢と希望を持つのか考えると非常にイヤな気分になりますが(大爆笑)」
高 任:「ええかげんにしとけよ…みたいな(笑)」
ラオウ:「あの裁判の判決骨子としては、某ナカムラの発明をノーベル賞クラスと設定した上で、夢の光源とされた青色LEDが生み出す利益と、個人の貢献度を同種の訴訟より遙かに高く見たようだね。その関連事業による某ニチアの売り上げを特許の効力が切れる2010年までに1兆円以上に昇ると推定し、その10%を発明による利益と位置づけたんですな、で、某ナカムラの発明に対する貢献度を最低でも50%だとして、200億の支払いを命じたわけですが(笑)」
高 任:「すいません、経済学部卒として……じゃなくて、ごく一般的常識から一言いわせてもらいたいのですが、『売り上げと利益って全然別物』じゃないでしょうか?それ以前に、某ナカムラの開発貢献度が100%と仮定しても、某ニチアが売り上げを上げ、利益を得るためには営業努力というか、経営努力というか……それに関して、何も貢献してないでしょう(一同大爆笑)」
ラオウ:「ふっ、こんな常識も持ち合わせていない裁判官が何を判断したんだか。みそ汁で顔洗って出直してきやがれというか(爆笑)」
吉 井:「そ、それはともかく、その手の訴訟のケースで個人の開発への貢献度が2割を越えるのは珍しいですよね」
ラオウ:「会社の購入した高額の設備を使用したり、チームで研究に取り組むケースが多いですからね……ま、某ニチアは小企業ですので、設備が不十分だったとか、某ナカムラが独力で改造したとかいう某ナカムラ側の主張を裁判所が全面的に認めたんでしょう……さっき述べた、メディアに煽られてるのは確実ですが」
高 任:「ラオウさん……言葉の端々に皮肉が滲み出てます(笑)」
ラオウ:「某ナカムラに関しては後回しにして、あの判決はさっき高任さんが言ったように発明の価値と会社への利益貢献ってのは基本的に別物ってとこがすぽーんと抜けてるんですよね。で、実際に裁判でもめているのは製造に関する特許で競合他社も必死に回避しようとして訴訟合戦繰り返してグチャグチャになってるんですけど某ニチアって最近になるまでライセンス供与しなかったからライセンス収入なんて無いし、裁判で某ナカムラが求めている某ナカムラの退社して10年後の利益まで含めろとは暴論もいいところ」
吉 井:「去年で……確か青色LEDの市場規模が2000億程度でしたか?別に夢の光源といっても、一部の関係者にとってそうという話で、白色LEDなり他の色なり……」
ラオウ:「まあ、市場規模自体は拡大していくんだろうけど、技術は革新されていくからライセンス料が入るかどうか疑問だし、それ以前に上場すらしていない某ニチアが、市場規模のうちどのぐらいの割合を占めているのやら……まあ、裁判官の懐が痛むワケじゃないから、いくらでも太っ腹になれますよね(一同大爆笑)」
吉 井:「と、言うか……某ニチアって、200億も払えるんですか?」
ラオウ:「さあ、でもとにかく200億払えって……会社、消滅するかもね(笑)」
高 任:「なんか、この話題個人的にすごく勉強になるんだが(笑)……ところで、訴訟合戦と言いますと?」
ラオウ:「あれ、聞いたことない?」
高 任:「ワターシ、理系サッパリデース(笑)」
吉 井:「英語もダメじゃないですか……つーか、内容はともかくは裁判は文系だと思う。それに、俺は個人的に高任君は理系思考だと思ってるけど(爆笑)」
高 任:「うむ、理系とか文系とかいう言葉で人間を括るのはどうだろうと以前から常々思っていたのですか(笑)」
ラオウ:「……話、進めるぞ」
高 任:「は、どうぞ」
ラオウ:「まあ、初めて青色LEDを開発したのは某トヨタゴウセイにいる某アカサキという人でして……まあ、耐久力が短いとかで当時は商用レベルに満たなかった云々はさておき、その某ゴウセイと某ニチア、後はアメリカの某C社の三つ巴になってドロドロの訴訟合戦が繰り広げられたのが90年代半ばの話」
高 任:「はあ…」
吉 井:「えっとね、高任君。その手の特許訴訟って非常に微妙で」
ラオウ:「その状況で特許の中身なんか公開できるわけないだろ……で、接点の位置がこっちは対角線で、こっちは真横についてるから別物だ……なんつージャンケンの後出しというか、子供の喧嘩のような争いになりがちなんだな(笑)」
高 任:「……いや、いろんな国の最高責任者でさえ子供の喧嘩のような真似をしてるし。人間って奴は、いくつになっても子供の心を忘れないピュアな存在だということですね(一同大爆笑)」
吉 井:「いや、ピュアにはほど遠いでしょ、それ(笑)」
ラオウ:「まあ、その話から推測できるだろうが、ライセンス回避ってのはそんなに難しい事じゃない……というと語弊があるが、0から開発するよりかは簡単なわけよ(笑)」
高 任:「……なるほど、泥沼なんですな」
ラオウ:「まあ……元々某ナカムラをアメリカの某大学が引き抜く時も、アメリカの某C社との裏取引があったという噂が飛び交ったんですが、その特許をナカムラ個人よりにできたら自分達の利益になるからって、ナカムラを煽って今度は某ニチアと某ナカムラ個人の間でライセンス裁判を起こさせた……ごめん、このネタは表に出てないからフィクションと言うことで(大爆笑)」
吉 井:「すいません。おもしろおかしくゲームをネタに対談するのが目的じゃなかったんですか?
ラオウ:「何言ってるんですか。俺らの対談は社会の闇を切り裂く一筋の光です(一同大爆笑)」
高 任:「大丈夫です。さっき『この対談は全てフィクション』って言ったし(笑)」
吉 井:「まあ…フィクションも何も、海外の大学なり企業が他国の研究者を引き抜くときの常套手段ですけどね…(笑)」
ラオウ:「で、いろいろあってだ……やっと某ナカムラの話になるんですが。『アレはろくな設備も資金もない状況下でワシ1人の努力で研究開発したもんじゃあっ!企業にライセンスが帰属するんなら報酬払えやっ!』という流れになってあの裁判につながっているワケなのです(笑)」
高 任:「ほうほう」
ラオウ:「で、劣悪な環境において1人で研究開発って……会社における自分の権限を利用して会社の設備を(ぴー)とか、上司命令という事で死ぬほどこき使った部下が人間じゃなくて道具なら言ってることはおおむね間違ってないが、いろいろ意見を交換してくれる道具ってすごく便利だよね(大爆笑)」
吉 井:「……現実的にはチームを組んで研究開発した形なんですか?」
ラオウ:「…………研究から開発まで俺は1人でやった。だから俺に200億よこせ……と言うのが、裁判におけるナカムラの主張で(爆笑)」
高 任:「なるほど、さすがにそれ以上は口をつぐんだ方がいいのですね(笑)」
ラオウ:「だから……結局はメディアが散々科学者の立場向上という視点で作り上げた某ナカムラの虚像が一人歩きして、また某ナカムラは某ナカムラで、自分の虚像を利用して裁判を戦っているのです。そして、裁判官の現場に多する無知と認識不足がそれに輪をかけてあんな判決に(笑)」
吉 井:「……まあ、某ナカムラさんというか、代理人である弁護士がやたら張り切っているという話は聞いたことがありますが(笑)」
ラオウ:「どっちにしろ、今世界中で東京地裁の判決が笑い者にされております……一部の科学者をのぞいて(笑)」
高 任:「……ゲーム製作において、コストの概念をこれっぽっちももっていない現場と経営する上との軋轢を想像すると話が早いですか?」
吉 井:「高任君、そういう危険な例えはやめて(笑)」
ラオウ:「でも、企業と科学者の関係はそれに近いかも(爆笑)」
高 任:「例えばプロスポーツ選手の1人が所属するチームの売り上げの半分を年俸として要求したら、多分非難を浴びまくりますよね?何やら話を聞いていると、某ナカムラはそれと似たようなレベルの要求をしてるような気がして仕方ないんですが?」
ラオウ:「ま、きちんと調査したワケじゃないし、高任さんが理解できるように乱暴な言い方した部分もあるが……でも、これだけは言える。あのおっさんは嘘つきだ(爆笑)」
吉 井:「……そういや、今月末に人工甘味料の製法を発明した某『味の〇』の元社員が20億の報酬を求めた判決が、これまた例の某東京地裁でありますよ(笑)」
ラオウ:「いろんな意味で注目の判決ですな……司法判断と企業の常識の落差というか、この判決が影響してくることは間違いないし」
吉 井:「念のためにもう一度。この対談はフィクションであり、実在の人物、企業、団体とは一切関係ありません……(笑)」
 
 
ラオウ:「……(何かを見ている)」
高 任:「どうしました?」
ラオウ:「いや、発売直後に中古価格が急降下して、二ヶ月やそこらで初回特典付きでありながら700円ぐらいで売られてたパソゲーを何故高任さんが持ってるのかなと(爆笑)」
吉 井:「や、やけに詳しいですね…(笑)」
高 任:「いやあ、いろんな意味で期待して購入したんですが、普通のゲームでした……どう考えても、ここまで値下がりしなきゃいけないゲームじゃないと思いますけどね」
ラオウ:「ふーん…」
高 任:「世界設定は結構興味深い部分もあるんですが活かしきってない感じで。でも、無難にまとめてシナリオが大きく破綻してるというわけでも無し、エロもそこそこで……初回特典付きで780円(笑)」
ラオウ:「高任さんの評価で普通というなら、それは安いな(笑)」
吉 井:「いわゆる、絶対値0ゲームですか?」
高 任:「ネタにはならんですね……たださっきも言いましたが世界設定の所々に興味深いものがあるんで、二次創作のネタとしては楽しいですが(笑)」
ラオウ:「……お前の二次創作は、大抵オリジナルと呼んでも差し支えないものが多いからな(笑)」
高 任:「は?俺が書いてHPに載っけてるのは誰が読んだって二次創作でしょうに?」
ラオウ:「お前のパロディの定義は多分特殊すぎ(笑)」
高 任:「……話は変わりますが、夏コミの申し込みですが、ときメモということでいいですか?」
吉 井:「あ、いいっすよ。前から決めてましたし」
ラオウ:「どうせ、次も落ちる番だろ?(笑)」
高 任:「この前の冬コミで、『お前のサークル、ブラックリストにでも載ってるんじゃないか?』などと知人に言われました(笑)」
ラオウ:「ブラックリスト?」
高 任:「あくまで噂ですが……過去に問題を起こしたサークル、またはトラブルを起こしかけたサークルはですね、抽選において不利益を被る……というまことしやかな話があるのですよ」
ラオウ:「……このサークルって、昔なんかやったっけ?」
高 任:「……数年前、全編MMRの芸術的コラージュでディアブロ2のコピー同人誌を出したラオウさんには何も思い当たるふしはないですか?」
ラオウ:「……おお(笑)」
吉 井:「ちょうどあの頃著作権云々で、コラージュへの締め付けが厳しくなってきたとこでしたからね……」
高 任:「後、仕事の都合で行けなかったときにスペースを友人に譲ったケースとか、本当はやっちゃいけなかったらしいのに机の前に紙切れ貼り付けちゃったとか……いろいろと思い当たるものはあったりするんですよ(笑)」
ラオウ:「高任さん、多分考えすぎ」
吉 井:「まあ、落ちまくりと言っても3回落ちたらちゃんと受かってますからね……ただ単に運が悪いだけかと」
高 任:「運が悪いと来たら……まあ、俺のせいでしょうね(爆笑)」
ラオウ:「高任さん、本当に運悪いしなあ」
吉 井:「そうですかあ?」
高 任:「いや、全体的なバランスで言うと運はいい方だと思うんですよ。ただ、俺の価値観の中で大事な事に限って言うと最悪の運というか(笑)」
ラオウ:「みんなは羨ましいと思うかも知れないけどこいつにとってはどうでも良いことばっかり運がいい(笑)」
高 任:「ま、ラオウさんの運の悪さには負けますが」
吉 井:「……運に恵まれて人生すいすいと泳いでるような印象を受けているのですが?(笑)」
高 任:「吉井さん、この人運の悪さを自分の能力でカバーしてるだけです……って事は、俺の運の悪さは能力不足って事か。うむ、だったら仕方ないな」
吉 井:「見事な自己完結っぷりですね(笑)」
ラオウ:「しかしときメモですか……10周年で、少しはアレですかね?」
高 任:「いや、ユーザーの大半はPSからはいったでしょうから、10周年って気付いてない人間が多いはず(笑)」
ラオウ:「んー」
高 任:「ときメモと言えば、この前パチンコ店の前を通りかかったら『ときめきメモリアル祭』なんてのぼりがあって、うお、ついにときメモがパチンコ台になどと勘違いしてしまいました(爆笑)」
吉 井:「ときメモでどうやったらパチンコに…」
高 任:「え、そんなの簡単ですよ。通常画面で伝説の樹のシルエットの前に主人公が立っていて、チャッカー通過で三つのルーレットが回転を始めるんです。そして左端から、詩織、美樹原、如月さんとか言う風に同じキャラが揃わなかったら修羅場に突入して恋が実らないというアクションが(一同大爆笑)」
ラオウ:「そ、それはちょっと面白そうかも…(笑)」
高 任:「ときメモプレイヤーには面白いかも知れませんが、パチンコ打つ人間にとって面白いかどうかは別問題です(笑)」
ラオウ:「そりゃそうでしょ……まあ、俺はパチンコなぞやる気がしないが」
吉 井:「その発言は、パチンコ大好き人間を敵にまわすような(笑)」
ラオウ:「だって、財布の中に1万円持ってようが、100万円持ってようがレートが変わらないじゃないですか」
高 任:「ぐふふ…ラオウさんは、競馬とかでも100円、200円で万馬券をとるよりも、2倍の単勝に30万賭けた方が良いという現実的な感覚の持ち主ですから(笑)」
ラオウ:「10万円勝つと仮定して、500倍の馬券に200円賭けるのと2倍の馬券に10万円賭けるのとどっち選びます?」
高 任:「ま、俺は2倍ですね」
吉 井:「……200円賭ける方がリスクが少ないような」
ラオウ:「そういう人は、いろんな意味でギャンブルやっちゃダメです」
高 任:「吉井さん、500倍の馬券に200円賭けて勝ったとしても10万円勝てないんですよ。10万円には200円足りないんです(笑)」
吉 井:「……ああ、そうか(笑)」
ラオウ:「ついでに、リスクを回避する人間はギャンブルに近づいちゃダメ」
吉 井:「いや、やりませんけど」
 
 
ラオウ:「……ところで、お二人は『週刊わたしのおにいちゃん』という素晴らしい本が発売されたのを知ってますか?(一同大爆笑)」
高 任:「ラ、ラオウさん……そりゃ、知ってはいますけど(笑)」
吉 井:「完全に汚れ役と化してしまいますが、いいんですか?」
ラオウ:「いや、誤解しないで欲しいんですけど、俺は『対談に参加する者として対談を面白くするネタとして』購入したワケなんですが(爆笑)」
高 任:「買ってしもたんかい…(笑)」
ラオウ:「つーか、フィギュアにはまったく興味ないんで箱を開けてもいない状態なのが3冊転がっている状態で…」
吉 井:「そ、そーですか……わざわざ対談ネタのために来週再来週の2冊も含めて全5冊買ってしまわれるんですね、それそれはありがとうございます」
ラオウ:「……高任さん、なんか吉井さんの口調にそこはかとない皮肉の響きを感じるんですが(笑)」
高 任:「いや、多分感動してるだけです。全然ノープロブレムですよ、ラオウさん。ラオウさんの死にっぷりはあますところなく、この不肖高任が魂を込めて文章にさせていただきますデス、はい」
ラオウ:「某アマゾンの上位を占めていたりしたからな……さすがおとぎの国ジパング(大爆笑)」
吉 井:「最後の一冊って2月14日でしたっけ?なんか、その頃にはベスト5を独占しそうですよね、あの勢い(笑)」
高 任:「……えっと、俺は某知人に教えて貰っただけなんですが、その雑誌ってそんなに話題沸騰なんですか?」
吉 井:「まあ、ある意味では……」
ラオウ:「と言うかですね、この雑誌で一番笑えるのは内容じゃなくて、雑誌についていたアンケート葉書なんですよ……(鞄の中を掻き回しながら)……コレ」
吉 井:「はあ、何がそんなに……ぶっ(唐突に悶絶)」
 
  @この本の発売を最初に何で知りましたか
 □ワンダーフェスティバル
 □雑誌記事
 □雑誌広告
 □インターネット
 □チラシ
 □書店
 □人の紹介
 □妹にすすめられて   (←コレを見たらしい)
 □その他
 
高 任:「んなわけあるかあっ!(一同大爆笑)」
吉 井:「な、何故アンケート葉書にこんなきらめくようなギャグセンスを炸裂させる…(笑)」
ラオウ:「……ごめん、まだ続きがある」
 
  A付属のフィギュアを最初に見たのはどこですか?
 □ワンダーフェスティバル
 □雑誌記事
 □雑誌広告
 □インターネット
 □チラシ
 □書店
 □人の紹介
 □夢の中         ←コレ
 □その他
 
高 任:「……さ、酸素が、足りねえ…」
吉 井:「ふ、腹筋が…ねじきれそう…」
ラオウ:「……と言うわけで、まあこのアンケート葉書だけで元は充分に取ったかなと(笑)」
高 任:「ラオウさん、アンタ最高だよ」
吉 井:「……中身もろくに読んでない、フィギュアにも興味がないというなら、残りの2冊は買う必要ないのでは?」
ラオウ:「……」
高 任:「……」
吉 井:「……」
ラオウ:「いや、ここできちんと全5冊購入して初めてネタになるワケですよ。最初の3冊で買うのをやめちゃったら、ネタにはならないんですよ(笑)」
高 任:「くうぅっ、アンタプロだよ、プロの中のプロだよ」
吉 井:「……」
高 任:「ちなみに中身って、ビジュアルブックみたいなもんなんだろ?後4コマとか…」
吉 井:「……高任君、ちょっと部屋の中調べてもいい?(笑)」
高 任:「買ってません(笑)」
ラオウ:「今度持ってきてあげよか?(笑)」
高 任:「いや、どうせこんなネタ1回しか使えないだろうし(笑)」
ラオウ:「んー(なんか残念そう)」
高 任:「つーか……『週刊ぼくらの眼鏡娘』とかいう本は出ないんですか?(大爆笑)」
吉 井:「あなたはこの本の発売を最初に何で知りましたか?」
高 任:「眼鏡娘に勧められて……じゃ、インパクトに欠けるな」
ラオウ:「何を求めてるんだ、貴様は(笑)」
高 任:「いや……そろそろ強烈な求心力を秘めた眼鏡娘が降臨する時期だと思うんですが(笑)」
ラオウ:「おーい」
吉 井:「その発言は、いろんな意味で危険な発言かと(笑)」
高 任:「キャラが記号化された現代においてですね、いわば工場生産される眼鏡娘キャラが1000人集まると、そのうち1人はすっごいのがでてくるんですよ!ワンオブサウザント概念の存在を知らないのですかっ!?(一同大爆笑)」
ラオウ:「高任さん、そのネタ若い人にはわからねえって(笑)」
吉 井:「若い人で括るのもどうかと思いますが……しかしシティーハ〇ターですか、懐かしい(笑)」
高 任:「一年で100人の眼鏡娘として、10年で1000人なんですっ!そりゃもう、ワンオブサウザントの眼鏡娘の登場は、おそらく今年か来年っ!」
ラオウ:「……吉井さん、こんな事言ってますけど」
吉 井:「止めたいのは山々ですが、眼鏡属性の僕としては高任君の言葉に揺り動かされる何かがあるのも事実でして(笑)」
ラオウ:「……考えようによっては、高任さんは1000人に1人の(笑)」
吉 井:「ラオウさんがそれを言いますか(笑)」
ラオウ:「いや、1000人に1人こんな奴がいる社会はイヤだ(笑)」
吉 井:「だから、ラオウさんがそれをいいますか(笑)」
 
 
 ……ネタになりそうな雑談はこのぐらいかと。(笑)

前のページに戻る