雑談……というか、今回のは異常に偏った内容です。はっきり言って、雑談にも程があるというか何というか。(笑)
 
 
ラオウ:「で、これからどうすんの?」
吉 井:「そういえば、乙女ゲームの部屋作っちゃったすけど(笑)」
高 任:「マジッすか?」
吉 井:「書くって言ったじゃない(笑)」
高 任:「いや、せっかくだから『シエスタ』と『ファーストライブ』を合体させて……とか考えてたらやたら面倒な話になりそうなんですが(笑)」
ラオウ:「どんな話を考えてるのかよくわからんが、その『せっかくだから』という言葉が非常に気にかかる(笑)」
吉 井:「……って、この『せっかくだから』という言葉だけで笑える人間ってかなり限られてるんでしょうね(笑)」
高 任:「個人的には、『上から来るぞ、気をつけろっ!』の方が名台詞だと思うんですが(笑)」
吉 井:「敵が上から攻撃してくるのに、階段を駆け上がって逃げる3人組(爆笑)」
高 任:「つーか、銃で狙われてるのに道の真ん中をずかずかと歩いていく元傭兵の神経が素敵すぎ(大爆笑)」
ラオウ:「ま、まあそれはそれとして(笑)」
吉 井:「後はなんか書こうとしてるのってあります?」
高 任:「とりあえず『君の望む永遠』のタイトルをちょこっと変えてですね、『俺の望む永遠』というタイトルでマナマナをヒロインの1人に抜擢してみようかと(一同大爆笑)」
ラオウ:「それって、難しくない?」
高 任:「うん、主人公をヘタレにしたくないんだけどどうやったらあの状況に持っていけるかが皆目見当も付かなくて五里霧中ってところです(笑)」
吉 井:「マナマナがヒロインか…いつになるかは知りませんが楽しみにしてます(笑)」
高 任:「でもね、俺としてはあんまり長い文章にしたくないんですよ……多分、この手のHPのSSとしてはね、原稿用紙50枚ぐらいが読み手としては限界かなと思うわけで。それ以上長くすると、読み手に負担がかかるような気がするんですよね」
ラオウ:「人によるんじゃない?」
高 任:「いや、吉井さんの反応から鑑みてるんですが(笑)」
吉 井:「ファイルを開いてスクロールバーがしゅるしゅるっと小さくなった瞬間、『ああっ、読みたくねえっ』て思っちゃう(爆笑)」
高 任:「吉井さんの場合、原稿用紙20枚ぐらいがその分かれ目」
ラオウ:「吉井さんって、あんまり小説とか読まない人ですか?」
吉 井:「んー、どうですかねえ?少なくとも、高任君よりは確実に読まないと思いますが」
ラオウ:「じゃあ、あんまりよまないんですね」
吉 井:「え、ラオウさんって高任君より本読むんですか?」
高 任:「吉井さん、ラオウさんの家って本を詰め込んだ段ボールが壁のように四方を埋め尽くして、人が入れません(爆笑)」
ラオウ:「今現在、アメリカ海兵隊を思わせるベッドの上と、パソコンの前の座布団以外マジで足の踏み場がございません(一同大爆笑)」
高 任:「俺なんか手当たり次第に読みますけど、ラオウさんの場合厳選してそれですからね……」
ラオウ:「下手くそな文章読んだら目が腐る(笑)」
吉 井:「きつっ(笑)」
ラオウ:「と言うか、最初の2・3ページ読んだら構成力はともかく文章力はほぼ見当が付くじゃないですか。わざわざ下手くそなの読む時間があるなら、もっとましな本が世の中にはゴロゴロしてますって」
高 任:「その代わり、文章がそこそこで構成が下手な本読むとめちゃめちゃ怒るんですよね、この人(爆笑)」
吉 井:「イヤな人だ(笑)」
ラオウ:「だって、『この題材は…』とか興味のわいた話を台無しにされたらすっごく腹立ちませんか?」
高 任:「女将、女将を呼べえっ!(大爆笑)」
吉 井:「ああ、そんなこともありましたね…(笑)」
高 任:「だから妹の話はあんまり書きたくないんですよ(笑)」
ラオウ:「ああーん、あそこで中断したら全国1200万のお兄ちゃんがマイムマイム踊りながらお前を袋蹴りにするぞ(大爆笑)」
高 任:「やっぱり、殺伐とした話や恥ずかしい話を書いてバランスを取らないと(笑)」
ラオウ:「とれてない、それは多分バランスがとれてない(笑)」
吉 井:「じゃあ、仮面ライダー龍騎のSSでも書いてみませんか?
ラオウ:「今でも収拾ついてないのに、ますます収拾つかなくなりますよ(笑)」
高 任:「収拾つけないといけませんか(笑)」
吉 井:「つけてください(笑)」
ラオウ:「大体ね、高任さんは勘違いをしている。文章が長いとか短いとかを気にする前に、読み手を惹きつける事だけを考えるべきなんだよ」
高 任:「例えば妹を題材にすることで」
ラオウ:「そう、妹を……じゃなくて(笑)、面白ければ文章の長い短いは関係ない。ただ黙々と面白いと信じる文章を書く……その上でそれが駄目なら、書き手の感性が時代からずれているだけの話です」
吉 井:「切ない話ですね」
高 任:「ラオウさん、俺の感性って絶対に時代からずれてると思うんですけど(爆笑)」
ラオウ:「スポ根禁止(笑)」
高 任:「それ言われると、俺の人格ほとんど否定されちゃうんですけど(笑)」
ラオウ:「自己の確立は自己否定より始まる、基本だぞ(爆笑)」
吉 井:「ま、そんな話はともかく、瀕死連合のHPができてからそろそろ2年です」
高 任:「正確に言うと、今のアドレスに変わってからでしょう」
ラオウ:「……良くしらんがそうなの?」
吉 井:「と言っても、まともに動き始めたのは11月ぐらいからでしたけど(笑)」
高 任:「まあ、10月1日の『眼鏡の日』に合わせてアドレス変更したところが心憎いなあと……もしもし?」
吉 井:「いや、ただ単に僕の住居の回線工事があっただけなんだけど……そうか、そういえば10月1日は『眼鏡の日』だったね(笑)」
ラオウ:「……って、なんで10月1日が『眼鏡の日』なの?」
高 任:「……むかつくぐらい馬鹿馬鹿しい由来なので言いたくない(笑)」
吉 井:「ちなみに、『眼鏡の日』ができたのは1998年ですから結構最近です」
高 任:「日本眼鏡関連団体協議会(実在)というのがありましてね……いやあ、眼鏡の日の由来を聞いて泣けましたね(爆笑)」
ラオウ:「高任さんって、時々すごい行動力を示すよね(笑)」
高 任:「敵を知り己を知らば…の通り、コンタクトレンズの歴史なんかもちゃんと調べたんだぞ
ラオウ:「敵ですか?コンタクトは敵なんですか?(爆笑)」
高 任:「今現在認識されてるコンタクトレンズ(角膜レンズ)って、実は日本人の発明なんですよ……コンタクトのさきがけである強角膜レンズとかはまた話が別なんですけどね」
吉 井:「すいません、マニアックな話題を展開してどうします?」
ラオウ:「その偏った知識はなんと言えばいいのか…」
高 任:「これが、生きた学問という奴だな、うむ(一同大爆笑)」
ラオウ:「いや、絶対生きてないし」
吉 井:「詳しければ詳しいほど馬鹿にされる類の知識ですよね(笑)」
高 任:「別に誰かに誉めてもらいたいわけじゃないんですが……色々あるじゃないですか?何故なんだろ……とか思うと調べてみないと気が済まない事って。それは自分を納得させたいだけで、他人の存在は関係ないんですよ。知的好奇心と自分の利益をつなぎ合わせること自体が本来はナンセンスだと思うんですけど」
ラオウ:「ま、否定はしないけどね……」
吉 井:「しかし、『眼鏡の日』か……去年もそうだったけど、今年も完全に失念してました(笑)」
高 任:「いや、時間があったら『眼鏡の日』を内容に織り込んだラブコメSSとか書こうと思ってたんですが、生憎7月末からこの有様で……身体が2つ欲しいです(笑)」
吉 井:「でも、龍騎は見てるんだね(爆笑)」
高 任:「ニュースとののちゃんはは見てないですけど、龍騎だけは(笑)」
ラオウ:「何が君をそこまで惹きつける(笑)」
高 任:「グッと来ますよ(笑)」
吉 井:「それはともかく、いつまで忙しいの?」
高 任:「いや、10月になれば大分マシになる筈なんですが……」
ラオウ:「身体大丈夫か?」
高 任:「大丈夫、自分の限界は1日平均18時間労働の会社員の頃に充分把握したし(爆笑)」
吉 井:「労働基準局の人間が青筋立ててすっ飛んでくるような発言は控えた方が」
高 任:「潰れてしまえ、あんな会社(一同大爆笑)」
ラオウ:「それはさすがに日本経済的にまずかろう」
高 任:「ま、それは言えてる……でも、経理的にも人事的にも、充分末期症状を呈しているように思えたけどね……、仕事の均一化および簡便化が為されていないために、勤務時間終了後特に仕事もないのにダラダラと残業代目当てで会社に居残る人間が大勢いるかと思えば、特定の部署では結婚式の次の日(祝日)に朝から深夜まで働いて、『新婚旅行は?』とか聞いたら、『この会社を辞めない限り無理』と力無く微笑んだ先輩が居たりするわけで(大爆笑)」
吉 井:「ほろりとくるいい話です(笑)」
高 任:「早い話モラルの低い社員が多くて多くて、約束の期日は守らないわ、口だけの奴は多いわ、今日中にデータ送るとか言って、夜の10時にデータを送らずに一言の断りもなく帰ったりしやがるわ……今思い出しても、人間のくずともいうべき社員が年齢に関わらずゴロゴロしてましたからね(笑)」
ラオウ:「まあ、社外の契約ならともかく社内間のやりとりってのは人間の性質がもろに出るよね…って言うか、人間に夢を見すぎだね。考えても見ろよ、学生時代に信頼に足る人間がそんなにいたか?結局はそいつらが身体だけ成長して社会人になってるんだから、そんなの当たり前、期待する方が悪い」
吉 井:「お二人とも……すんごいイヤな方向に話が逸れてるんですけど。まさに誰も期待していない内容というか何というか(笑)」
高 任:「雑談に期待されても(笑)」
ラオウ:「……っていつも思うんですけど、対談のミーティングとか雑談とかって絶対意味無いでしょ」
高 任:「それ言ったらおしまいです(笑)」
吉 井:「それ言ったら、ホームページにおける日記の類ってほとんどが全滅でしょう(笑)」
ラオウ:「確かに、誰かに読ませるという前提の日記は難しいけどね、そういう意識すらもない日記ってのは何のためにあるのかなと思うことが(笑)」
高 任:「昔、馬〇道というファミレスの事をネットで検索しようとしてですね、間違えて馬車馬で検索したことがあったんですが、そうしたら『毎日毎日馬車馬のように働かされて……』とかいう、ものごっつい恨みのこもった内容の日記が延々と続く、ある種の怨念すら感じさせる素敵なサイトを発見したことが(大爆笑)」
吉 井:「読んでみたいような読んでみたくないような(笑)」
高 任:「あれなんか確かに読み手のことを考えてないけど、違う意味で見るべきサイトだとは思ったんですけどね。もう、延々と会社に対する恨みつらみが書き連ねられててすごかったですよ(笑)」
ラオウ:「ま、まあ、そういう無意識の傑作がないとは言わないが(笑)」
高 任:「……今になって思えば、同じ会社に勤めてた人じゃ無かろうな?(大爆笑)」
吉 井:「でも、そんな日記書いてる時間があるって事では?」
高 任:「それもそうか、なんせ夜中の3時過ぎに会社を出て朝の8時過ぎには会社に行ってると何もできませんからね」
ラオウ:「ほろりと来る話だな(笑)」
吉 井:「下手な映画より泣けますよね(笑)」
高 任:「せめて週に1日休みがあれば一日中寝たおして体力の回復もはかれたんですが……多分、真面目にサラリーマンやるって事は甲子園に行くより難しいですね(大爆笑)」
ラオウ:「体力あまってた高任さんが一年間で真っ白に燃え尽きる職場ってイヤですね」
高 任:「つーか、俺の身体も俺の身体で、律儀に会社やめてから寝たきりなるなってーの(笑)」
ラオウ:「働いてるときに倒れたらいろいろと補償が効いたのにねえ(笑)」
高 任:「いやあ、自立神経障害ってマジでやばいんですよね……寒いはずなのに汗が止まらないとか、ふと気が付くと2日ほど何も食べてないのにお腹が空かないとか。だから、いつ起きて何時に食事を取って……とかメモをとりながら規則正しい生活を送らないとどんどん身体が壊れていくんですよ」
吉 井:「え、そこまでやばかったの?」
高 任:「今だから言えますが、やばかったです。誰かと会うときは気力を振り絞って平気な顔をしてましたが、ちょっと歩いただけで吐き気を感じたりしてましたし……それが半年ぐらい」
ラオウ:「お前…そんな状態で1人暮らしを。チャレンジャーだな(笑)」
吉 井:「就職する会社はきちんと選ばないとひどい目に遭うという生きた証人ですね……これから就職するみなさんは気をつけないと」
高 任:「気をつけてもどうにならないと思うけど……交通事故と同じで、起こるときは起こるというか。もちろん会社は何もしてくれないので自分を守るのは自分だけで、必要なのは会社を辞める勇気だけ(笑)」
ラオウ:「それができないと毎日毎日馬車馬のように…(一同大爆笑)」
 
 
高 任:「うむ、ではみなさん、この漫画雑誌に注目(笑)」
吉 井:「……何をおもむろに(笑)」
ラオウ:「深夜番組で怪しげな商品を売りつける人間の顔つきと口調だな(爆笑)」
高 任:「いや、あまり深く詮索されても困るのだが……別に俺の知り合いが関係した雑誌ではないので気にしないように(笑)」
吉 井:「気になるって…」
ラオウ:「んー?まんがタイムきらら』……見たことも聞いたこともないですが?(笑)」
高 任:「まあ、正確に言うとちょっと違うんだけど、9月に3号目が出た月刊誌だから……んと、これとこれ」
吉 井:「表紙が『門〇亜矢』ってところがいろんな意味で微妙(笑)」
高 任:「それは8月号、9月号はこっち(笑)」
ラオウ:「……高任さん、表紙の『ドキドキビジュアル4コマ誌』ってところに駄目なオーラが実体化してる……とか言ったら駄目なんですか?(爆笑)」
高 任:「さっきも言ったが、別に俺の知り合いが関係してる雑誌ではないから気にしないでもいいです(笑)」
吉 井:「……話が見えないんだけど?」
高 任:「この雑誌はね……ある意味で日本一の漫画雑誌なんですよ」
ラオウ:「……日本一駄目って事は無かろう(一同大爆笑)」
高 任:「そんな雑誌、わざわざネタにしません(笑)」
吉 井:「日本最速で休刊になった漫画雑誌と言えば(ぴー)ですよね?(大爆笑)」
ラオウ:「ああ、創刊わずか13日でしたっけ?あの創刊号の読者プレゼントってどうなったんですかね?(笑)」
高 任:「個人的には、ガンダムのエースパイロット列伝が楽しみだったんですが(笑)」
ラオウ:「で、これは何が日本一なのよ?」
高 任:「うむ、早い話……俺の知る限りでこれって、眼鏡娘の登場率が日本一高い商業漫画雑誌なんだっ!』(一同大爆笑)」
吉 井:「た、高任君、君って奴は……(笑)」
高 任:「感動しましたか?
吉 井:「いや、さすがに半分ぐらいは呆れてます(笑)」
ラオウ:「そうですか、たったの半分ですか…
高 任:「すごいんですよ、眼鏡娘しか出てこない漫画はもちろんのこと、もうほとんどの漫画に出てくるわ出てくるわ(笑)」
ラオウ:「……(無視してページをめくる)」
高 任:「と、初めてこの雑誌をチェックしたときはその侠気に感動しまして、『ああ、これで21世紀は安泰だ』などと思ったんですが……」
吉 井:「へ?過去形?」
高 任:「あ、いや。(笑)で、これって発行部数が非常に少ない上に、4コマ誌と言うことで売り上げがあまりよろしくないようでですね……知らない人も多いんじゃないかと(笑)」
ラオウ:「(雑誌をぱらぱらとめくりつつ)……これ、面白いか?
高 任:「そんなことは問題じゃないんですよラオウさん!
吉 井:「高任君、それ全然フォローになってないというか、とどめ刺してる(笑)」
ラオウ:「……それにしても微妙な人選というか、……生きていたのか?って言うレベルから、こんなとこで何してやがるってな漫画家が(笑)」
吉 井:「どらどら……って、『湯〇かおる』が、『湯〇かおる』がこんなところにっ!」
ラオウ:「俺としては、『新条〇る』とか『佐〇木亮』とかの方がなんとも……って、よく見てみると、ものごっついマニアなフォーメーションやな(笑)」
高 任:「いや、内容もたいがいでね……眼鏡娘だけじゃなくてメイドさんとか巫女さんとか猫耳とか……(中略)……ドリルとか(笑)」
吉 井:「ドリルっ!?(笑)」
ラオウ:「何故ドリルに反応します?(笑)」
高 任:「……というわけで毎月9日。全国の書店コンビニで発売中です」
ラオウ:「おいおい(笑)」
高 任:「なんせ、流れ星を思わせるネーミングですからね……下手をすると、次の号が出ないことだって(一同大爆笑)」
吉 井:「そ、そこまで…」
ラオウ:「……いや、吉井さん。この雑誌、はっきり言って駄目っぽい(笑)」
高 任:「まあそれなりに面白いのも多少はあるんだけど、誰とはいわんが明らかにやる気のなさそうな漫画家もいるし、いろんな意味で貴重な雑誌です(爆笑)」
吉 井:「宣伝したいの?」
高 任:「いや、実を言いますと……」
吉 井:「何?」
高 任:「多分全然違う部分に大問題があると思うんですが、売り上げがよろしくないからって眼鏡娘の登場率が下がり、それに代わってメイドとか猫耳とかくの一とかの登場率が……まあ、それでも屈指の登場率であることに代わりはないんだけど、全国1200万の眼鏡属性人間の抗議の葉書をこの編集部に叩きつけるためにだな……」
吉 井:「眼鏡娘出せって?(笑)」
ラオウ:「この雑誌なら、何かと勘違いして買った人間が居てもせいぜい2万部程度だと思うが(笑)」
吉 井:「それ以前に、1200万部の漫画雑誌があったらすごいって(笑)」
高 任:「……で、正直どのぐらい保ちますかね、これ?」
ラオウ:「俺に聞くな(笑)」
吉 井:「……(これまでの予告と見比べつつ)なんか、掲載作家が予告とかなり違うのって、断末魔の叫びなのでは?(大爆笑)」
高 任:「うはははっ!このネタを対談で書いて、実際は10月に発売されませんでしたなんていうオチが一番受けがとれそうだ(爆笑)」
ラオウ:「高任さん、根性曲がってる(笑)」
高 任:「根性なんてのは曲がっててもいいんです、全体のベクトルとして直線ならば全然オッケー(笑)」
吉 井:「……しかし、コンビニには良く立ち寄る方ですけどマジで見たこと無かったんですが(笑)」
高 任:「うむ、ジャンルは違うが隠れためいさくを採り上げると言うことで(笑)」
ラオウ:「めいさくのめいの字はどの漢字?」
高 任:「ひらがな(大爆笑)」
 
 
ラオウ:「……ところで高任さん、最近全然連絡とれないんだけど?」
高 任:「マジで忙しいもん(笑)」
ラオウ:「お前の言う忙しいって、かなり重みがあるからなあ(笑)」
吉 井:「ラオウさん、高任君に連絡取ろうと思ったら日曜日の朝8時に電話かけたらかなり確実ですよ(笑)」
高 任:「そんな時間にかかってきても俺はテレビの前から動きません(笑)」
ラオウ:「……日曜朝8時って?」
吉 井:「龍騎ですよ、龍騎」
ラオウ:「リューキ……ああ、仮面ライダーの……見たこと無いけど、面白いの?」
高 任:「仮面ライダーシリーズとしては、久々のヒット。やっぱり、決まり手がキックじゃないと仮面ライダーじゃない(笑)」
ラオウ:「ライダーマンは?」
高 任:「いや、子供の頃からライダーマンは仮面ライダーと思ってなかったし。仮面ライダーの基本は非武装ですよ、何がマシンガンアームだ(笑)」
ラオウ:「いや、改造手術を受けた時点で全身が武器なんだから非武装もへったくれも…(笑)」
吉 井:「じゃあ、アマゾンのスーパー大切断は?」
高 任:「非武装という点ではアレですが、やっぱりキックじゃないと!力道山がチョップであるように、仮面ライダーはキックなんですよ。左を制するモノが世界を制するように、キックを制するのが仮面ライダーなんです(爆笑)」
ラオウ:「……いいんだけどさ、今度のはどういう話よ?」
高 任:「まあ、早い話シャ−マンファイトみたいな感じで(爆笑)」
吉 井:「高任君、早い話しすぎです!(笑)」
ラオウ:「……仮面ライダー同士のバトルロイヤルですか?」
高 任:「通じてるし(笑)」
吉 井:「……んー、そういえば最後に生き残ったライダーは望みを叶える力を得る……っていう初期動機はそうなんだけど、そうなんだけど、絶対にそういう展開じゃないじゃない!」
高 任:「絶対に、映画の『エピソードファイナル』から変えてくるよね……って言うか、あの映画の通りだと構成上の問題があるし」
吉 井:「ある程度のネタばらしはするつもりだとは思ってたけど……まあ、面白かったからどうでもいいや(笑)」
高 任:「俺なんか、わざわざ二回見にいっちゃいましたよ(大爆笑)」
吉 井:「うおおっ、男だあ、男だよ高任君」
ラオウ:「いいのかなあ、いい年した大人がそれで本当にいいのかなあ?(笑)」
高 任:「……って言うか、これは絶対に大人向け番組だって。はっきり言うと、小学校低学年ではあのストーリーを理解できないと思うし」
吉 井:「どう考えたって、ハリケンジャーの方が子供向けでしょ……って、映画で初めて見たんだけど(笑)」
高 任:「戦隊モノは最近俺的に駄目です……何というか、ギャグにしかはしってないから(笑)」
吉 井:「ガオレンジャーって、ギャグだったの?」
高 任:「俺的にはかなり不真面目な出来でしたよ?ツッコミ所満載という意味での笑いはとれるけど、いろんな意味で最近のは媚びる相手のベクトルを見失ってると思う(爆笑)」
吉 井:「ああ、おっきなお友達ならおっきなお友達だけしとけってやつですか?」
ラオウ:「そりゃ、おっきなお友達と小さなお友達に対して同時に媚びようとしたら無茶苦茶になるでしょう」
高 任:「ちなみに今作のハリケンジャー、悪の女幹部が二人体制です。セクシー系とロリ系でおっきなお友達の心を鷲掴み……って、なめとんのか?もっと大事な部分があるだろうに」
吉 井:「だったら、こっちは3人だっ!(一同大爆笑)」
ラオウ:「双子の女幹部ともう1人ですか(笑)」
高 任:「なんかね、笑い事じゃなくて内容から受けるイメージがそんな感じなんですよ……その場その場の事しか考えてない感じで。1話毎にキャラクターの価値観がバラバラというか、あるできごとを経て主人公が成長した筈なのに、次の週には元に戻ってるというかなんというか……」
ラオウ:「よくわからんが、高任さんの求めている戦隊モノと、世間が求めている戦隊モノの価値観がずれているだけの話じゃないのか?」
高 任:「まあそれはあるかもしれんが、作ってるのは大人ですよ?そんなフラフラした腰の据わってない主人公をして彼らは正義の戦士であると胸を張って子供達に言えるわけですか?(笑)」
吉 井:「で、最後の望みが仮面ライダーですか(笑)」
高 任:「いやもう、王蛇とゾルダが最高……あ、ゴローちゃんも(笑)」
吉 井:「ゴローちゃんはともかく、思いっきり悪役コンビですけど(笑)」
高 任:「いやあ、仮面ライダー王蛇に変身した後ゆっくりと首を回すじゃないですか、あれって絶対に、松田勇作が演じた伊達邦彦の仕草を意識してますよね?」
吉 井:「すいません、何のことかさっぱりなんですけど?」
ラオウ:「いや、それ以前に俺にとっては特撮番組の話自体がさっぱりなんでそろそろ勘弁して欲しいんですが(笑)」
高 任:「むう、これでラオウさんが龍騎を見てたら絶対に対談したのに」
ラオウ:「おいおい、ゲームと違うぞ」
吉 井:「と言うか、アツイですって……ラオウさんも是非」
高 任:「と言っても、もう30話越えちゃったからなあ……のこりの仮面ライダーの登場がところてん方式にならないことを祈るのみ(笑)」
 
 
吉 井:「……そういえば、冬コミはどのジャンルで申し込みを?
高 任:「秘密です(大爆笑)」
ラオウ:「ちょっと待てや(笑)」
高 任:「いや、正直に話すと怒られそうだし
ラオウ:「怒られそうなジャンルで申しこんだんかいっ!(爆笑)」
高 任:「いや、ちゃんとギャルゲーですって」
吉 井:「まあまあラオウさん、どうせ次は落ちる順番ですから(笑)」
ラオウ:「違う…それは何か違うぞ君達(笑)」
高 任:「何かをあきらめることで心の平穏を得る……それは人間として当たり前の心の動きだよラオウさん(笑)」
ラオウ:「生きるって辛いことだなあ(笑)」
高 任:「辛いと言えば、再来年に紙幣のデザインが一新されるらしいですね。野口英世と樋口一葉でしたっけ?」
ラオウ:「すまん、その話題の変換は一体?」
高 任:「生きることの辛さというか、市井の生活の辛さを文章で描きだしたと言えば樋口一葉でしょう……ほら、ちょうどそこに『栄光なき天才たち』があるから読むといい(笑)」
吉 井:「野口英世は、あの作品が一番ですよね……某マガジンで連載してた野口英世は人物像が大分ねじ曲がって聖人君子のように描かれてましたし(笑)」
高 任:「K先輩も言ってたけど、人物の足跡を追うと絶対にあんな人間じゃないよね(笑)」
ラオウ:「しかし、最近の若い子は、聖徳太子のお札なんて知らないんでしょうねえ(笑)」
高 任:「……というか、500円札っていつの間に消えたんでしたっけ?」
吉 井:「500円札って誰でしたっけ?」
ラオウ:「岩倉具視じゃなかった?」
高 任:「んー、多分実家の俺の机の引き出しに一枚だけ保存してあったはずですが…」
吉 井:「保存してどうします?」
高 任:「いや、個人的に500円札のデザインが好きだったので。あの、他のお札と違って1つだけ青っぽいのがなんとなく……(笑)」
ラオウ:「……えーと、お札のデザインが変わるのって20年ぶりぐらいなのかな?」
吉 井:「確かそんなもんでしょう」
高 任:「しかし、聖徳太子は別格として明治から大正時代の偉人へと移り変わってくるわけですか……」
ラオウ:「……野口英世が死んだのって、昭和のはじめじゃなかったか?」
高 任:「つまり、次のお札が代わるときは昭和の偉人がお札になるわけだな!」
ラオウ:「人の話聞けよ(笑)」
吉 井:「昭和の偉人と言えば……」
高 任:「やっぱり、力道山と大鵬だろう(一同大爆笑)」
ラオウ:「高任さん、それ異様にスポーツ分野に偏ってる(笑)」
高 任:「しかし、晩節を汚さずに生命を全うした政治家は……それぐらいなら、ボクシングのファイティング原田とかのほうがよっぽど偉人だと思う(笑)」
吉 井:「ガッツ石松とか(笑)」
高 任:「いや、ガッツ石松は確か暴力事件で拘留されたことがあったはず(笑)」
ラオウ:「単純に、科学者とか文学者とか……って、ノーベル平和賞を受賞した某政治家は駄目なのか?」
高 任:「政治家の能力としては、レーガンさんと仲良しだった某元総理の方が上だと思うな。政治家はあのぐらいしたたかでないと(笑)」
吉 井:「先生、何か話がきな臭くなってきたんですが(笑)」
高 任:「でも……そう考えると、長嶋茂雄さんとか黒柳徹子さんがお札になることも充分にあり得るっすね……もちろん、本人が亡くなってからですけど」
ラオウ:「まあ、自分が生きている間にそんなコトされたら並みの神経では耐えられんわな」
吉 井:「しかし、どうして平安時代とか鎌倉時代とかの偉人はお札にならないんですかね?」
ラオウ:「今の日本国の建前上、階級制度を強いた武家社会はやばいでしょ」
高 任:「子供の頃はひとかどの英雄と思ってた織田信長なんか、歴史を調べてみたら結果的にそうなっただけで実態としてはただの既知外ですからね。確かに機を見る能力はもちろんのこと戦闘および民政に関しても能力が高いことは確かなんですが、性質としては三国志で言うところの董卓とほとんど変わりないです。むしろ、あの時期に明智光秀に殺されたからこそ今の時代で英雄として語り継がれていると思います(大爆笑)」
吉 井:「んー、平安時代に目を転じてもパッと思い浮かぶ人は居ませんねえ……(笑)」
高 任:「平安時代も冷静に見れば結構無茶してますからね……中国から伝来した仏教を政治の道具にして、日本という国の機構その物を作り替えた時代というか」
ラオウ:「だとすると、やっぱり日本という立場を離れて偉業を成し遂げた日本人ってのが条件になってくるのか……しかし、野口英世はともかく樋口一葉はピンとこないのだが(笑)」
高 任:「んー、それ言い出すと樋口一葉が結核で死ぬまでの僅か14ヶ月という短い執筆期間に書き残した作品群の明治時代の文学史における影響力とかの話になるんですが聞きたくないよね?」
ラオウ:「まっぴらですな(爆笑)」
高 任:「うん、俺も説明できるほど詳しくないし」
吉 井:「……ふと思ったんですが、手塚治虫は歴史上の偉人ですよね」
高 任:「おお、盲点……ただ、漫画文化が軽視されてる現代では絶対にそう思われないと思う。あるジャンルを切り開いたという点は同じでも、多分黒沢監督の評価の方が桁外れに高いでしょう」
吉 井:「気のせいかも知れませんが、さっきからえらくマニアックな話題が続いてません?(笑)」
ラオウ:「ですね(笑)」
高 任:「雑談にも程がある(笑)」
ラオウ:「お前が言うな(笑)」
吉 井:「……」

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