お題……『TLS3』(PS2)
みなさんご存じの通り、大人気シリーズ『TLS』の第3作……いや、『R』とか『ファンディスク(別名妹天国)』を含めると第5作なのかな?
さあ、今度の舞台は中学校。
そしてこれまでのパターンであった『後一ヶ月で転校』という設定を改め、いわばニューバージョンのゲームです。
最近、これはというギャルゲーに巡り会ってないため、高任は発売前から『この二階堂が俺のハートを連打するんじゃよー』などと期待に期待を重ねていました。
おまえもかっ!おまえもなのか、エン〇ーブレイン!
コ〇ミをはじめとする、反眼鏡娘包囲網に貴社も名を連ねてしまったのかっ?
うおおおっ、(一部の)人類未来を照らす21世紀は暗黒の時代なんじゃよおおおっ!
ラオウ:「高任さん……BGMに『軍歌』はやめませんか、軍歌は。(笑)」
高 任:「『仕〇人』とか『西〇警察』の方が良かったですか?」
吉 井:「高任君が打撃系の対談を演出しようとしている。(笑)」
高 任:「じゃあ、太〇にほえろのCDで勘弁してあげましょう。(笑)」
ラオウ:「『なんじゃ、こりゃあっ!』ですか?」
高 任:「……というわけで、この対談では二階堂以外のネタは禁止します。(一同爆笑)」
ラオウ:「おいおいっ!」
吉 井:「そうだよ高任君、『かなめ』を入れないと駄目じゃないか。(笑)」
ラオウ:「それも何か違うぞ……」
注・二階堂時子……このゲームに登場する唯一の眼鏡娘。ただし、サブキャラ。
・かなめ……主人公の双子のお姉さん。
吉 井:「『TLS(初代)』が発売されたときは、『ああ、これでゲーム業界は10年は安泰だ』と思ったのだが……」
ラオウ:「どんな安泰ですか?(笑)」
吉 井:「『TLS2』で眼鏡娘が1人になった時点で気が付くべきだったなあ……そんなんやから社名が変わったりする羽目になったんだエンター〇レインっ!(笑)」
ラオウ:「多分違うと思います。(笑)」
高 任:「そうですよ、吉井さん。『TLS2』には眼鏡娘が2人いるじゃないですか。」
ラオウ:「こらこらこらあっ!あんた、また見えないものを見てるのかっ!(爆笑)」
高 任:「は?何を寝ぼけたことを……イベントで出てきた中里さんのお友達が眼鏡娘でしょうに。名前が出てくるからあれはれっきとしたキャラクター。(笑)」
吉 井:「チェックきつっ!(笑)」
高 任:「いやいや、僕の知人には『あのキャラクターを主役にした同人誌を出した漢がいます』からね。(爆笑)」
ラオウ:「君たち以外に理解できる人間がいない方に1ガンプラ。(笑)」
吉 井:「なんですかそれは?」
1ガンプラは300円。(笑)
吉 井:「しかし、高任君理論で人間を大別すると、眼鏡をかけているか、かけていないかだから『2人に1人は眼鏡さんのはず』なのにねえ……」
ラオウ:「違います。」
高 任:「『現実に視力矯正を必要とする人口割合は増えているのに、何故ゲームの中では減っていく』のだろう?」
ラオウ:「……。」
高 任:「これは誰かの陰謀じゃよー!」
ラオウ:「だから、違うって。今更繰り返すことでもないでしょうに。(笑)」
高 任:「時代の流れに逆らったりして、『エンターブレインの社名が、また変わったりしないといいのですが。』」
ラオウ:「2人の希望通りにゲームを作ったら、0.2秒で社名が変更されるだろうな。(笑)」
0.2秒とは、また電光石火。
高 任:「まあ、ウォーミングアップはこのぐらいにしときましょう。」
ラオウ:「その割には、2人とも随分と真剣な表情でしたが。(爆笑)」
吉 井:「ラオウさんの気のせいでしょう。『高任君はともかく』、僕ももう大人ですからね、そのぐらいでは心は揺れません。(笑)」
高 任:「ところでね、遊季ってコンタクトじゃないですか。だとすると当然眼鏡を持っていますよね。まあ、スポーツやってるからコンタクト着用なのは仕方がないとして。(笑)」
ラオウ:「……ほんっとうに、うたれ強いなこの男は。(爆笑)」
吉 井:「コンタクト…なんですか?」
高 任:「あれ?イベント見てないんですか?……ああ、スカートのイベントを見たからかな。」
吉 井:「と、言うと?」
高 任:「もう少しで三角形の頂点の高さで、たにん寄りの位置にチェックが来たらそのイベントが起こります。その反対に、ともだち寄りだとスカートのイベントが。」
ラオウ:「どのみち眼鏡はかけないはずですが。(爆笑)」
吉 井:「いや、ラオウさん。高任君のレベルになれば、『眼が悪いという事実だけで充分』なんですよ。(笑)」
ラオウ:「それもそうですね。なんせ、高任さんは聞こえないものを聞き取る能力がありますから。(爆笑)」
5月の対談、『ファースト・ライブ』を参照。
あれには深いわけがあるのだが……(笑)
吉 井:「最初は、高任君一流のジョークかと思ってたんだけど、本物でしたねあれは。電話をかけて確かめたら、『あれ?、ボイス入ってない?どうして?』とか叫んでましたから。(一同爆笑)」
ラオウ:「…あ、あれって、ジョークじゃなかったんですか?(笑)」
高 任:「いや、確かに冷静になって考えると、『平太君以外のボイスは聞いた覚えがない』し。」
吉 井:「平太君のボイスは聞き覚えがあるのか?(爆笑)」
高 任:「不思議なことにあったりする……夢でも見てたんでしょうか、私?(大爆笑)」
ラオウ:「やべえっ、やべえよ!(笑)」
高 任:「ちなみに聞き直したのは、『リフレイン・ブルー』の愛の告白だからね。誤解しないように。」
ラオウ:「いや、一度聞いたと思っているだけでも充分吉外です。(爆笑)」
吉 井:「で、高任君。病院に行った?(笑)」
高 任:「真実の目を開くのです!目に見えるもの、耳に聞こえるものが全てではありません!(大爆笑)」
ラオウ:「妙な宗教にでもはまっとんのか?(爆笑)」
高 任:「愛だよっ、君たちには愛が足りないんだ!(一同爆笑)」
ラオウ:「そんな愛いらんわ。」
吉 井:「スチュワーデス物語ですか、懐かしいネタですねえ。(笑)」
高任が小学生の時やってたドラマ。『どじでのろまな亀』がキーワード。
高任の周りで『黒手袋を口で噛んで取り去る』のを異様にはやらせました。(笑)
ラオウ:「20歳以下には分からないネタだよな……でも、今の20歳っていうと小学校低学年で『生活』という教科を受け始めた年代か?」
吉 井:「生活?」
高 任:「理科と社会を合わせたやつですけど……もっと下じゃなかったですか?」
ラオウ:「むう?…最近の教科変遷は、わけわからんからな。」
高 任:「確かに…文章とか書いてると、ぽろっと自分の時代の教科などを書いてしまって慌ててしまうからなあ。」
吉 井:「僕らの頃は週休二日のかけらもなかったですからね。」
高 任:「高校の時にちょうどその議題が取り上げられて、実行は数年先らしいと聞いた周りの友達が悔しがってましたよ。」
吉 井:「高任君は悔しがらなかったの?」
高 任:「はあ?だって僕、野球部だったんですよ。(笑)休みになったら、その分練習時間が増えるだけなので、全く関係がないですよそんなの。いや、むしろきつくなる。(爆笑)」
ラオウ:「高校野球のためだけに進学した野球馬鹿はほっときましょう。(笑)」
高 任:「学校を休んでも、練習だけは出たことがありましたからね。」
吉 井:「話を戻しますが、このゲームのテストでは相変わらずの5教科でしたね?」
ラオウ:「中学校の教科は……変わってなかったんじゃないかな。」
高 任:「もう、最近のセンター試験の科目とか増えまくってますからね。僕の頃とは違います。」
ちょっと脱線。
ラオウ:「しかし、舞台が中学校に変わってギャルゲーとしての色彩が薄れたような気がしますが?」
高 任:「高校の時点でやってることが中学生以下でしたからね。中学生になったことで、さらにレベルがダウンしたんでしょう。」
ラオウ:「前作ぐらいのレベルが、心地よかったのですが。」
吉 井:「確かに、ニワトリ係って小学生チックですよね。(笑)」
高 任:「なんとなく『初恋物語』の小学生シナリオで、女の子に消しゴムとかプレゼントしたのを思い出すなあ……(爆笑)」
吉 井:「ノートならこのゲームにもありますよ。」
高 任:「だが、二階堂には渡せない。(笑)」
ラオウ:「一緒に下校できるのが4人だけですから仕方がないでしょう。スペシャルディスクとかで、『二階堂時子てんこもり』とか『やっぱり姉が好き』とかが出るのを一生待ってなさい。」
二 人:「その手があったか!」
ラオウ:「ねえよ、そんなもん。(笑)」
高 任:「いや、『二階堂』はともかく、『かなめ』は可能性がありますよ。なんと言っても『ファンディスク』の前科がありますからね。(爆笑)」
吉 井:「第一、梢を見て『君子、君子じゃないか』と思った人は多いでしょうし。(爆笑)」
ちなみに、今のところファンディスク発売予定はないそうです。(笑)
吉 井:「ところで、本条さんのイベントで出てくる眼鏡娘がなかなか良さげと思いませんか?」
高 任:「………えーと、さらっとした黒髪でロングヘアーの女の子でしたっけ?」
ラオウ:「わかるのかっ?」
吉 井:「それ、それ。一瞬だけ二階堂?とか思ったけど髪の処理と眼鏡が違うからあれは別人に違いない。」
ラオウ:「ああ、どいつもこいつも眼鏡原理主義者って奴はっ!(爆笑)」
高 任:「それは違う!」
ラオウ:「何がよ?」
高 任:「これはつまり我々がそこまで追い込まれている証拠なんです。あの『ときメモ2』で眼鏡娘がいないから、ドラマシリーズに登場する風紀委員に無理矢理視点を向けざるを得なかった知人の心境が今なら分かります!(爆笑)」
吉 井:「色物キャラらしいですけどね。(笑)」
ラオウ:「つまり、何か。阪〇ファンみたいなものか?(一同大爆笑)」
高 任:「ラ、ラオウさん!なんちゅー危険な発言をっ!〇神ファンは、今の日本で最も力を持ったグループですぜ。あの集団に比べたらコミケの騒動なんか赤子の手をひねるよう。(ちょっと意味不明)」
ラオウ:「いや、昭和60年の熱狂から既に16年。20年に一度の優勝の刻が、近づいているはず。個人的には野球に興味はないが、あれだけ職場で巨〇ファンが幅をきかせてると、是非〇神に優勝して欲しい。(笑)」
吉 井:「……ちなみに高任君から見て、あの球団はどうですか?」
高 任:「素人判断だけど、他球団に比べて体の線が細すぎると思います。ついでに言えば、二軍に落ちた選手がまるまると太って帰ってくるのは問題外だと思いますが。(笑)」
ラオウ:「太ったらあかんの?」
高 任:「それが贅肉なら、二軍の練習が情けないってことだろ。それが筋肉なら、一軍の練習か自己管理能力がなってないってことだから。」
吉 井:「バース様がやってくるのを待つしかありませんか……。」
高 任:「(ぶつぶつと)……毎年毎年、『若手が育ってる』とか言ってるけど、次の年になったら枯れ(以下自主規制)やんけ。(笑)」
ラオウ:「……ところで、攻略可能キャラの中では誰が好きですか?」
高 任:「いやあ、そんなの二階堂に決まってるじゃないですか。(爆笑)」
吉 井:「高任君、それ攻略可能キャラと違う。」
高 任:「へ、だってお守りを交換して臨んだ高校受験が終わってから……」
ラオウ:「また、見えないシナリオをこの男は見ている。(笑)目を覚ませ、このキャラは攻略できないんだっ!夢を見ずに、現実を直視するんだ阪(ぴー)ファンと共に!(大爆笑)」
高 任:「んー、なんか空耳が聞こえるや。(笑)」
ラオウ:「公式ガイドを読んだんだろう?あきらめろ!」
高 任:「違うもーん、あれは偽物。(爆笑)」
吉 井:「……末期症状の阪〇ファンを見ているようだ……。」
真夜中に、『やったぜ、阪神が首位にたったぜ!』と開幕戦を勝利して電話をかけてくる友人がいる人手を挙げて。(笑)
阪神が勝利した次の日のスポーツ新聞を全種類買って、楽しそうにスクラップし、今年こそは優勝だ…などと虚ろな瞳で呟く友人は?
高任としても、あんな痛々しい知人の姿はもう見ていたくありません。
どうか頑張ってください、〇神タイガース。
吉 井:「……少なくともこのゲームはかなり出来はいいです、それは認めます。」
高 任:「くそうっ、中途半端に眼鏡娘を登場させやがって……」
ラオウ:「高任さん荒れてますね。(笑)」
吉 井:「眼鏡娘だったはずのキャラが、眼鏡無しになって発売でもされたんでしょうか?(一同大爆笑)」
高 任:「……話は戻るが、攻略可能キャラの中なら遊季か工藤さんのどちらか。ちょっと甲乙つけがたいね。ダークホースは千鶴。(笑)」
ラオウ:「何やら、さらりと立ち直ってきたな。」
吉 井:「千鶴…というと、あの手紙をくれるキャラですか?」
ラオウ:「……あの娘、怖くない?女の子とデートした翌日に手紙が来たりするし。(笑)」
高 任:「呪うわ…血を…吐きなさい…。(大爆笑)」
注・そんな手紙じゃないです。
ラオウ:「そういや、萌に似てるのか…俯いてて顔が見えないし。」
吉 井:「虫を見るような目で見つめるとか?(笑)」
高 任:「見つめるも何も、主人公の前に姿を現しませんから。」
ラオウ:「言うなれば、館林ブラック。(笑)」
高 任:「ときメモの主人公は、海馬が破壊されてますからね。」
以下脱線。
注・海馬とは記憶を司る脳の一部です。これが機能しなくなると記憶その物が出来なくなると言われてます。
吉 井:「結局このゲーム、あんまりやりこんでないんですよ。」
高 任:「吉井さんそんなこと言って、『2』も全員クリアしてないでしょ?(笑)」
ラオウ:「ま、気持ちは分かりますが。2作目3作目と続くにしたがって、キャラ全体の魅力が薄くなった様な気がしますし。」
吉 井:「『2』のキャラは個性的かどうかはともかく、なかなかいけてましたよ。ただ、あんまり続けてプレイする気になれんかっただけで。」
ラオウ:「…なるほど。今作もじっくり一年間楽しむと時間かかりますから。」
吉 井:「普通に進めてると、夏休み明けにエンディングに到達して、転校生の本条さんが出てきませんし。」
高 任:「たしか、吉井さんの1stプレイはたかねでしたっけ?」
吉 井:「そう。9月からいきなり卒業式まで飛ぶから何事かと。(笑)」
ラオウ:「……そりゃ、飛ぶでしょう。あんな衝撃の告白玉砕をさらしてしまったら、登校拒否にもなろうってもんです。(一同爆笑)」
高 任:「そうか、修学旅行も無視して自分の部屋に引きこもってたんだな主人公。(笑)」
吉 井:「それで、あのエンディングは納得いかんよ。」
ラオウ:「シリーズ中、最も腹黒いヒロイン。(爆笑)」
高 任:「それはちと、言い過ぎかと。まあ、これまでのヒロインがヒロインだけに目立ってしまったと言うところでは?」
ラオウ:「目立つというと、今回はおとなしめのキャラが多かったから、遊季と翼子の二人が目立ってしまったんだろうなあ。」
高 任:「おとなしいキャラって、特徴を付けにくいんですよ。どうしてもかぶり気味になってしまうところがあって。」
吉 井:「初代はおとなしめキャラ、二作目は元気キャラ、そして今作がおとなしめキャラ。」
ラオウ:「……傾向的にはそうかも。」
高 任:「初代の天野さんも人気高かったし。多分、これは遊季と工藤さんに割合人気が集まってるのでは?」
吉 井:「工藤さんは、ちょっと作為的過ぎるキャラメイクに思えたから、僕は遊季に軍配をあげる。」
ラオウ:「ところで、遊季には絶対ボールをぶつけられてしまうのでしょうか?(笑)」
吉 井:「多分。」
高 任:「いいじゃないソフトボールなんだから。これが、『初代』の後藤さんなら、『ボコンッ』じゃすまないよ、『ボコンッ』じゃ。(爆笑)」
吉 井:「そりゃ砲丸ですから。(笑)」
ラオウ:「死にますって……ところで、中学女子の砲丸の重さっていくら?」
高 任:「約2.7?。と言っても数年前改正された様な気がするからちょっと怪しいけどね。ちなみに高校女子は4?で一般女子と同じ。男子は中学で4?、高校で5.4?、一般で約7.26?です。」
吉 井:「おお、よどみなく数字が出てくる。さすが元陸上部、便利便利。(笑)」
高 任:「…人のことを道具みたいに……まあ、工藤さんだけど、最初の勢いのままなら間違いなくトップなんですが。」
ラオウ:「高任さん的には、尻すぼみですか?」
高 任:「すぼんじゃったねえ。(笑)それで言うと、梢なんかは一貫してて、なかなか良かったかも。」
吉 井:「でも、二階堂命なんでしょ。」
高 任:「ふー、前作の安藤桃子といい、今作の二階堂といい、報われんのお……」
ラオウ:「二階堂は首を傾げるけど、確かに安藤はキャラがたってたよね。(笑)」
高 任:「ひょっとすると、このゲームの制作者が、某週刊マガジン連載の推理漫画の作者ぐらいに勘違いしてるのでは?(爆笑)」
ラオウ:「唯一キャラがたっていて主役のはれそうなキャラクターを殺しましたからね。まあ、あの殺人自体がブラフと言う可能性が強いですが。」
〇郎丸は死んでいないに1ガンプラ。(笑)
この対談がアップされる頃には真相が……
吉 井:「ところでこのゲームのヒロインの名前って、ひらがな読み三文字で、最後が『ね』で終わるのが決まりなんでしょうか?」
ラオウ:「……綾音、茜、たかね…おお、そう言えば。(笑)」
高 任:「一応、そうらしいよ。じゃあ、次のヒロインは鈴音とか琴音とか…。」
吉 井:「それじゃあ、統一感ないでしょう。これまでのはあくまでア行音を重ねた名前ですから。」
ラオウ:「……もう、名前のストックなさそうですね。(笑)」
高 任:「変な名前にするぐらいなら、おそらく普通の名前にするでしょう。」
吉 井:「変な名前といえば、工藤さんの翼子(つばさこ)も大概かも。」
高 任:「翼子と書いて『つばさ』と読ませるのが一般的でしょうね。」
ラオウ:「……そう言えば、大分前にニュースで取り上げられた『悪魔』という名前の子供はどうなったんだろう。」
高 任:「結局認めてくれなかったんじゃなかったっけ?」
吉 井:「あそこまでこだわるなら、自分の名前を改名すればいいのにねえ。(笑)」
ちょっと脱線。(笑)
高 任:「しかし、このゲームってやたら意味ありげなのに実は関係ないキャラが多くなかったですか?」
吉 井:「主人公の先輩とか、雨の日だけ現れる娘とかでしょ。」
ラオウ:「どうなんだろうねえ…あの状況だと個人的に、無駄な彩りと感じましたが?」
高 任:「わたしゃ、たかねのファンクラブ会長が不要だと思いました。ただ単にプレイヤーに不快感を与える様なだけの気がして。」
ラオウ:「大パンチが出せないからなあ。(一同爆笑)」
高 任:「主人公って我慢強いよねえ。(笑)」
吉 井:「……この前の対談でも思ったんですが、お二人の出身地は、そんなに荒れてたんですか?」
ラオウ:「こづきあいぐらいならしょっちゅうでしたけど。(笑)」
高 任:「私も比較的真面目でしたけど、中学生の時背中をニードルで刺されたことがあります。幸い大した傷じゃなかったですが、ナイフだったら死んでたかも。(爆笑)」
吉 井:「原さんですか?刺殺シリーズで妙にリアリティがあると思ったら。(一同大爆笑)」
ラオウ:「時がたてば良い想い出。(爆笑)」
高 任:「別に女の子に刺されたわけでは……。話題にすらならなかったし。(笑)」
吉 井:「私から見ればバイオレンスな中学時代ですねえ。」
ラオウ:「うーん、あんまり実感がわかない。だってそれが普通だったから。刺されたことはないけど。(笑)」
高 任:「このゲームで唯一バイオレンスなのは柳瀬さんですか…」
吉 井:「ああ、叩かれますね。パシーンと。(笑)」
ラオウ:「ごめん、クリアしてないから分からない。」
高 任:「イベントが連続して忙しいキャラでしたね。でも微笑ましい誤解ですよね。私なんか小学生の頃から3倍返しを要求されてましたよ。」
吉 井:「男として言えば、それならいらない。(笑)」
高 任:「いや、まさにその通りなんですけどね。中学生頃かな、お返しを要求するのがなくなったのが……ああいう女性の心理って結構興味がありますね。(笑)」
ラオウ:「そうか?要求する奴はいくつになっても要求すると思うが。」
吉 井:「クラスの女子みんなで、男子一人一人に配ったりするのなかったですか?(笑)」
高 任:「僕のクラスはありました。でも、それって実はカムフラージュだったらしいです。(笑)」
吉 井:「カムフラージュ?」
高 任:「いかにも適当に配っているというフリをして、数人の女子が本命に手渡してました。みんなの前で手渡すという大義名分が欲しかったんでしょう。」
吉 井:「……ほのぼのするいい話ですねえ。」
ラオウ:「高任さんは何故それを?」
高 任:「つい、『あれ、さっき貰ったけど?』という大ボケをみんなの前でかましてしまったから。(一同爆笑)」
吉 井:「このゲームの主人公よりある意味最低ですね。(笑)」
ラオウ:「どうせ貰うと面倒なんだから、貰う前に逃げたらいいのになあと私なんかは思いますが。(笑)」
ラオウさん、アンタもある意味最低。(笑)
高 任:「まあギャルゲーというのはおいといて、なんか中学生の頃が懐かしくなりませんでしたか?」
ラオウ:「いや、別に。(笑)」
高 任:「これはまた、つれない返答を。(笑)」
吉 井:「恋愛シュミレーションと言うよりも、学園生活シュミレーション。(笑)」
高 任:「進路相談とかあるじゃないですか…なんか懐かしいなあって。僕の中学は三者面談だったんですけど。」
ラオウ:「……中学3年生の修学旅行という方が新鮮だったが。」
吉 井:「普通は中2か中1ですよね。行き先は京都ですか。」
高 任:「僕の中学は長崎の平和像みて熊本の阿蘇から、別府温泉でした。テレビで『がんばれタブチくん』をやっていたのを覚えてます。(爆笑)」
ラオウ:「広島の原爆ドームから秋芳洞、その後は高任さんと同じかな。」
吉 井:「T県の中学校は大体北九州ですか。」
ラオウ:「そんなとこです。高校は東京でしたけど。」
高 任:「小学校は京都でした。」
吉 井:「僕の中学は、長崎の平和像を……」
ラオウ:「吉井さん、あなた出身が〇分だったのでは?」
高 任:「〇分から長崎ですか?」
吉 井:「ふー、修学旅行ですからね。平和が一番ですよ。(笑)」
そりゃそうでしょうが……?
ラオウ:「このゲームでちょっと思ったことがあるんですが。」
高 任:「眼鏡娘が迫害されているとか?(爆笑)」
吉 井:「多分、ラオウさんが思っているのとは違うと思います。」
ラオウ:「この手のゲームには恒例の女の子の感情チェックがあるじゃない。あれで、『女の子の感情が最大まで高まったところで告白を決意する』って……なんか卑怯っぽく感じませんでした?(一同爆笑)」
高 任:「まあ、演出上のあれなんだろうけど……告白するなら、好きなタイミングで出来る方がいいな。(笑)」
吉 井:「……白黒の一枚CGが表示されると告白を決意しますよね。あれって、デートの時しかダメなんでしょうか?」
ラオウ:「……ダメなんじゃないかなあ。」
高 任:「かなめチェックは、『主人公がどの女の子を追いかけているか』の表かと勘違いしてしまいそうですよね。(笑)」
ラオウ:「間違ってないだろう、それは勘違いでもなんでもないぞ。(笑)」
吉 井:「確かに。(笑)」
ラオウ:「ところで、告白した女の子と『同じ高校に進学するかしないかでエンディングが変わってくる』というのは本当ですか?」
高 任:「……そういや、わざわざ試したことないなあ。(笑)」
吉 井:「テストの成績いかんで、進学できる高校が制限されるんですよ。」
高 任:「二階堂を登場させるため、『否応なしにトップを取ってしまうから』なあ。進学はいつでも自由自在だったりする。(一同爆笑)」
ラオウ:「……そういや、中学生になったのに、試験問題のレベルは以前と変わらない気がするなあ。(笑)」
吉 井:「いや、英語とか数学は微妙に易しいと思いますよ。ただ単に、暗記物のレベルが変わらないだけで。」
高 任:「『ちぇりお!』というゲームの試験問題が、洒落にならないぐらい難しいらしいです。なんか、聞いた話だと時間制限があって、その上に『ゾロアスター教の教典名は?』とかいう問題がごろごろあるらしくて……(苦笑)」
ラオウ:「ああ、大学入試のあれか。あれは、受験参考書のキーワードを適当に選んだだけという話だが。(笑)」
吉 井:「それじゃあ、まるっきり大学入試ですね。(爆笑)」
ゾロアスター教・俗称『拝火教』。この宗教は自然を崇拝し、特に自然の代表として火を崇拝します。偶像崇拝の風習がなく、屋内もしくは屋外に設けられた火の祭壇があるとのことです。形を変えて火を崇拝する宗教として伝来していった形跡は世界各地で見られます。
さすがに勉強不足なので解説も出来ませんが、たしか、善悪の二元論でこの世を考え、最終的には善神による人間の救済を信じるメシア的一神教的傾向を持つ宗教だったと思います。
多分高校で世界史を選択した人の方が詳しいのでは?
ラオウ:「ところで高任さん……」
高 任:「む?」
ラオウ:「最初に軍歌なんかBGMに選ぼうとしてたから、もっと無茶苦茶な対談になるかと思ったんですが?(笑)」
吉 井:「かなりおとなしいですねえ。我々としては楽ですが、対談としては面白くないのでは?(笑)」
高 任:「最近、打撃系の対談が多かったから、たまにはおとなしいのもよろしいかと。(笑)」
ラオウ:「いや、対談はいつでも打撃系の方が良いと思うぞ。」
高 任:「冷却期間があったし、ゲームとしてはやっぱり良くできてるから。…まあ、これが『ラブソングス』の対談なら、『誰彼』並に荒れまくるかも。(大爆笑)」
ラオウ:「あれも叩かれまくってますなあ。(笑)」
吉 井:「雑誌の宣伝を見た瞬間に駄目だと思いました。(爆笑)」
ラオウ:「『どのぐらい駄目なんだろう?』というトラップにやられた人も多いそうです。」
高 任:「まあ、典型的な見た目ゲームっぽいですからねえ。(笑)」
吉 井:「最近コンシューマーで活きのいいギャルゲーを見てないですよ。」
ラオウ:「お二人さん、『ファンタスティック・フォーチュン』というゲームを知ってますか?」
吉 井:「……?」
高 任:「ごふっ、ごふっ(意外だったのでせき込んでいる)……ラオウさん、どうしてそんなゲームを知ってるんですか?(笑)」
ラオウ:「つまり、高任さんは知ってるわけだ。(爆笑)」
高 任:「……もう2年も前のゲームだが、何で今更?」
ラオウ:「元はPCで出たんだけど、ユーザーの署名運動により、この春にPSに移植されたりして。(爆笑)」
高 任:「なんですと!あの女性向けエタメロと名高いアレが…」
吉 井:「うおーい、説明してください。」
ここから激しく脱線。(笑)
ちなみに初出はPC。でも、キャラクターの声優さんに、塩沢兼人さんがいたような気がしますが、どうなったのでしょう?
高 任:「はっはっはっ、脱線しちゃいましたねえ。」
ラオウ:「……やはり『ハッピー・レッスン』は買いだろうか?(大爆笑)」
吉 井:「そういうコンセプト好きですね、ラオウさん。(笑)」
高 任:「コンセプトは『シスプリ』と似たようなものでしょうけど、人数が五人だからなあ。(爆笑)」
ラオウ:「ふうー、期待値が5/12ってとこですか。(一同大爆笑)」
吉 井:「人数だけの問題ですか?(爆笑)」
ラオウ:「中途半端な設定はつまらんですよ。(笑)」
高 任:「……TLS3の対談に戻りましょう。(笑)」
吉 井:「それじゃあ……あ、今回のシステムってどう思いました?」
ラオウ:「んー、ちょっと間延びしたんと違うかな…そりゃ移動箇所は一日に一カ所で毎日指定するわけじゃないけど、それは同時に家に帰ってからとかのルーティンワークがプレイの割合を大きくしたわけでしょ?」
高 任:「確かに。あの、『やる気』とかもあんまり必要ないような気がする。」
吉 井:「『風で女の子のスカートがめくれそうになるとやる気が復活する』のは笑いましたが。(爆笑)」
高 任:「まあ、『男として』気持ちは分からないでもありません。(笑)」
吉 井:「実際に見えてしまうと、そうでもないんですけどね。(一同大爆笑)」
ラオウ:「……男って悲しい生き物ですねえ。」
高 任:「ルーティンワークが長い…それを売りにするには…」
吉 井:「何をぶつぶつと?」
高 任:「家に帰ると自動的にかなめとの会話が始まって、しかもそれが毎日違う内容というのはどうだろう?もちろん、大谷育江嬢のフルボイス!(一同大爆笑)」
吉 井:「高任君、それなら俺、定価が倍になっても買う。(爆笑)」
ラオウ:「一部の人間の心だけ鷲掴みにしてどうするんですか?」
吉 井:「いいです、俺かなめ萌えだから。(笑)」
ラオウ:「……ファンディスクの方向性はこれで決まったようですな。(笑)」
高 任:「……まあそれはともかく、これまでのシリーズって、大体ワンキャラで1日1つのイベントを起こせたでしょう?」
吉 井:「イベントの数そのものはひけをとってませんよ。」
ラオウ:「だとすると、それは前作で言うところの一ヶ月分のイベントになるわけだ。無駄に過ごす時間ってのは、あんまり作らない方がいいよね。(笑)」
高 任:「それは人それぞれだと思うけど……学生時代を体育会系で駆け抜けた僕としては、運動部関係のイベントがないのが悔しいな。吉井さんだって、かなめの試合の応援とか欲しくありません?」
吉 井:「練習風景はあったけどね。」
高 任:「膝のサポーターをつけてないから、『ああ、これは主人公がプレゼントするための伏線だな』と思っていたのに。(爆笑)」
ラオウ:「また、細かいことを。」
高 任:「細かい事ってのは、『ソフトボールのバットはあんな形じゃない。』という突っ込みのことだよ。(笑)」
ラオウ:「ちっ、頭まで筋肉で出来てやがる。(一同爆笑)」
高 任:「しかし、このシリーズは相変わらず『主人公が憧れているキャラ』というのが存在してますね。」
ラオウ:「まあ、いいんとちゃうの。某ゲームと違って性格は悪くないし。」
吉 井:「さっき、『シリーズ中最も腹黒いヒロイン』とか言ってませんでしたか?(爆笑)」
ラオウ:「あくまで、比較対照論ですって。」
高 任:「……某ゲームって?」
ラオウ:「多分、君の想像した通りだ。(爆笑)」
吉 井:「口に出さない方が幸せなんでしょうね。」
高 任:「僕の頭には2つのゲームが浮かびましたが?(一同爆笑)」
ラオウ:「どっちでもいいよ。それにしても黒いキャラ好きですねえ。」
高 任:「いや、好感が持てるだけですよ、筋さえ通ってたら。」
吉 井:「筋?ギャルゲーキャラの筋って?(爆笑)」
自分で言ってなんですが、なんでしょうね?(笑)言葉では上手く説明できませんが。
高 任:「そういえば、工藤さんに猫のぬいぐるみとかプレゼントすると、反応が楽しいです。みなさん是非おためしあれ。(爆笑)」
ラオウ:「……性格が一番悪いのは君だ。(一同爆笑)」
高 任:「その突っ込みを、すぐにいれてくれないと。(笑)」
吉 井:「ちなみにどのような反応を?」
高 任:「『ひいいいぃっ!』とか叫びます。(爆笑)」
ラオウ:「なにげにやな人だね、高任さんって。(笑)」
高 任:「むー、あまり弾まない対談でしたね。」
吉 井:「ま、仕方ないでしょう。」
ラオウ:「うーん、まあ良作の部類にはいると思いますが、やっぱり恋愛シュミレーションと言うよりは、懐古主義的な雰囲気のような気がするなあ。でも他のゲームに手を出すぐらいなら当然これを買うべきでは。」
高 任:「二階堂の扱い全てに目をつぶって、良いゲームだとは思います。もしもこの後、ファンディスクで『二階堂専用シナリオ』とか発売されたら五つ星を与えましょう。」
吉 井:「かなめ萌えー。(一同爆笑)」
高 任:「吉井さん、それだけっすかー!(笑)」
吉 井:「うん、それだけでいいや。良いゲームだよ、うん。(爆笑)」
ラオウ:「……」
お買い得度……9(ただし、二階堂に全てを賭けていた人は6)
操作性…………7
音楽……………8
再プレイ度……7
どきどき度……7
絶対値評価……4
印象的には、前作、前々作よりパワ−ダウン。
ゲームの作りそのものは、より細かく丁寧になっているのですが……ゲームって難しいですよね。(泣)
でも、ここまでかっちりと作られたゲームはそうありませんし、間違いなくギャルゲーとして最上位にやってくるゲームでしょう。
でも何か足りない……そう、眼鏡娘!…じゃなくて、(笑)何か物足りない。それはおそらくこの作品に対する高任の心のハードルが高くなっていたのも影響してるでしょう……っていうか、発売前から二階堂ただ1人に賭けていた情熱の行き所があてもなくさまよってしまっている状態です。(笑)
私、高任は『もっと二階堂ファンディスク』の発売を心待ちにしております。
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